先週の男子ツアー、「アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント 2014」は藤田寛之プロが最終日に7アンダーのスコアを叩き出し、通算12アンダーでホールアウト。リャン・ウェンチョン(中国)プロも、通算12アンダーでホールアウトしたのでプレーオフに突入。プレーオフは5ホールにも及び、藤田プロが今季2勝目を地元福岡で達成しました。女子ツアー、「ニトリレディスゴルフトーナメント」は、2日目を終えてトップだった申智愛(韓国)プロが最終日も「70」とスコアを伸ばし、通算8アンダーで逃げ切り優勝。これで今シーズン3勝目を挙げ、賞金女王争いに絡んできました。
男女ツアーが盛り上がっている最中、マーク金井はゴルフパートーナーが主催する競技会「第1回ゴルフパートナーカップ全国アマチュアNO.1決定戦」の予選会に出場してました。場所はMMTツアーで開催された都内、赤羽ゴルフ倶楽部。MMTと違ってこの大会は18ホール競技。特にクラブ制限はありませんが(14本以内)、昨日は10本でプレーしました。手引きカートではなく担いでプレーするので、クラブを減らした方が体の負担が減るからです(笑)。
結果はというと1打差で予選落ち(21人中、4位)です。予選通過は3位まででしたが、最終ホールでダボを叩いたのが敗因です。セカンドでグリーン左手前まで運びましたが、下り傾斜のグリーンに対してピンを狙い、アプローチがグリーンオーバー。4オン2パットをしでかし、予選通過に1打及びませんでした。
ゴルフの内容は出入りが激しくて、前半のアウトは池ポチャ2発。池に2発入れ、そこではパー(チップイン)とボギー(1パット)。他ではグリーン手前からザックリしてボギーを打ち、ロングで2メートルを沈めてバーディ-。前半は2オーバーとまずまずでした。
後半のインは素ダボ2発、1ボギー、1バーディーで4オーバー。ひとつめのダボは12番ロングの3打目(残り125y)をPWで打ってシャンク。これは完全な打ち損じ。4打目は手前にショートし、5打目を7mオーバーからの2パット。シャンクから負の連鎖が続きました。ボギーを打ったホールは、手前からのアプローチを3メートルショートして2パットです。インはペナルティを喰らう大きなミスはありませんでしたが、ウエッジでシャンクという交通事故、そして最終ホールでは下り斜面のアプローチの判断ミスでダボを叩きました。セルフの担ぎで18ホールをプレーするのは30年ぶり(笑)。体力不足も大いに痛感しました。
アウト
ー△ー○△ー△ーー39(パー37)
イン
ーー□ー○△ーー□39(パー35)
さて、今日のエントリーは河川敷コースでのプレーについて。赤羽は距離が総じて短めですが、フェアウェイの両サイドは池かOB。そして隣ホールに打ち込むとワンペナです。グリーンは高麗芝で砲台形状。ドッグレッグもほとんどありませんし、当たり前ですが、打ち上げ、打ち下ろしもありません。フェアウェイは多少起伏していますが、ほとんどは平坦なライから打てます。ティグラウンドは人工マットが敷いてあるので、練習場に近い感じです。
そんな河川敷でスコアメイクするのに不可欠なセオリーは‥‥
・ティショットは飛距離よりも方向重視
MMTでローアマになった村上君(小学6年生)がまさにそうで、ティショットで必要なのは距離よりも方向。白ティからだと200~220yぐらいがベストポジション。逆に言うと、それ以上飛ぶと落とし所が狭くなり、ティショットで交通事故(トラブル)に巻き込まれる確率が高くなります。昨日、マーク金井はドライバーを振ったのは2ホールだけ。
残りはミニドライバーと19度のUTでティショットを打ちました。
・セカンドショットはオーバー厳禁
グリーンオーバーすると砲台グリーンで下り傾斜のアプローチが残ります。こうなると、かなり難易度の高いショットになり、上手く打ってもピンになかなか寄りません。ロブショットとか打とうとして失敗すると大叩きの原因にもなります。ピン位置によっても狙い所が変わりますが、ピン位置が奥でも、グリーンセンターまでの距離を打った方がスコアメイクしやすいです。昨日、マーク金井はセカンドでグリーンオーバーは1発もありませんでしたが、18番のアプローチを強気に打ってグリーンオーバ-。これで3オンが出来ずに4オン。3mのボギーパットはカップをかすめてダボを叩きました。
・アプローチはできるだけ転がす
ベントグリーンと違って、高麗グリーンはスピンが効きません。また、高く上げるとファースバウンドでボールが止まったり、転がったりと落下後のランが不安定です。対して、ロフトの少ないクラブで転がすと、ファーストバウンドで変な跳ね方がしづらく、距離感が一定になってきます。出だしの1番でティショットを池に打ち込みましたが、グリーン右手前の4打目のアプローチがチップしてパー。この時はPWで転がしました。
・ショートパットは奥の土手に当てて入れる
高麗グリーンは芝目の影響が強く、ベントに比べると転がりはスムーズでありません。
グリーンが重い分だけしっかり打つ距離感が求められます。そして、特に神経を使うのが
1m以内のショートパット。ベントグリーンならばラインに乗せてやればスルッと入ってくれますが、高麗の場合はインパクトが緩むとカップ際でボールが左右に切れたり、カップの縁にボールが止まってしまうことが多々あります。芝目の影響を受けないためには、
カップの奥の土手に当てるぐらいしっかり打つこと。しっかり打つのは勇気が求められますが、それを怖がるとショートパットをことごとく外すことになります。マーク金井は普段から高麗でプレーする機会が多いので、昨日は1m以内はすべて1パットでした。
当たり前過ぎて拍子抜けしたかも知れませんが、「河川敷のセオリー」は分かっている人は多いですが、分かっていても実践となるとなかなか簡単ではありません。例えば、2オンしそうなロングだと、ティショットで飛ばしたくなります。100y以内のセカンドだとピンを狙いたくなるからです。奥に外すせばフワッと上げるロブショットを打ちたくなるのがゴルファーの性(さが)です。昨日は最終ホールの3打目で「河川敷のセオリー」を無視したショットを選択し、それがダボにつながりました。アウトの池2発も距離を欲張って打ち込んでます。池に届かないクラブを選択してませんでした。
いいスコアが出た時には「なんでいいスコアが出たのか分からない」時が多々ありますが、
スコアが悪い時には「スコアを崩した理由」がちゃんとあります。今日のゴルフではそれが骨身に浸みて感じました~。
(▼▼)b
アナライズからのお知らせ
9月7日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始 14時30分開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
開催場所
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階
アナライズ 神田スタジオ
- アナライズはお待ちいただけるスペースがございません。開催時間の5分前ぐらいにお越しください。
- 日曜祝日ですが、ビル入口のドアが防犯上の都合オートロックで閉まってしまいます。
/恐れ入りますがお越しの際はお電話いただけると、ビルの入口の鍵を開けさせていただきます
昨年の11月にWEBサイトリニューアル記念で発売した限定ウエッジ。おかげ様で即完売!
装いも新たに「マジックマリガンウエッジ」として、正式発売開始します↓詳しくは↓クリック
ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね