マーク金井blog

2014年08月24日プレッシャーがかかるとゴルファーはどんなミスをしでかすのか!?

9ホールプレーで戦うプロトーナメントがあってもいいじゃないか。
リーズナブルな料金で出場できるプロトーナメントがあってもいいじゃないか。ギャラリーが気軽に観戦できるプロトーナメントがあってもいいじゃないか。

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と思い立って、世界最小トーナメント「MMTトーナメント」を一昨日、8月22日に開催しました。場所は都内荒川河川敷の赤羽ゴルフ倶楽部。午後から薄暮にかけて9ホールのトーナメントならば手軽にプレーできましたし、気軽に観戦できました。ギャラリーの数はざっと100人ほどでしたが、ギャラリーの声援が大きくて大いに盛り上がりました。参加いただいた選手からも嬉しいコメントをたくさんいただきました。

塚田好宣プロ(1アンダー 5位タイ)
-出場しての感想は?
「とにかく面白かったです。ギャラリーとの距離も近く、沢山の声援を貰いました。チャレンジツアーよりもお客さんが多く感じました(笑)」

-アマチュアとのプレーはどうでした
「アマチュアの選手の緊張が、僕らにも伝わってきて、僕らもツアーより緊張したりして、レギュラーツアーとは違った体験が出来ました」
こんな大会がまたあったら出てみたいですか?
「また出たいですね。9ホールでもプロの技や試合の楽しさを充分伝えられると思います。僕は普段から9ホールのプレーが多いんです。時間的にお客さんも観戦しやすいと思いますし、全国にこんな大会が何回かあったらいいですね」

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写真はGDO golfstyleより転載 撮影は中野義昌

■中井学プロ(1アンダー 5位タイ)
-出場しての感想は?
「ギャラリーやスタッフの方々ととても距離が近い、アットホームな大会で参加している僕達もとても楽しめました。」
-クラブのチョイスは悩みましたか?
「実は今朝練習ラウンドをして、ドライバー無しでラウンドしたんです。本番もそれで行こうと思っていたんですが、塚田プロが『(プロとして)ドライバーは入れておけよ!』と無理やりに・・・。でもお陰で12番のパー5でイーグルが取れて最高に気持よかったです」

■堀江貴文(ホリエモン)
-出場しての感想は?
「マークさんから、『出てよ!』と言われて、『いいよ!』と言ったものの、こんなちゃんとした競技と思っていなくて・・・試合というか競技に出るのって初めてだし、自分で担いでのラウンドも初めてだし、昨夜飲み過ぎたことを後悔しました(笑)。でも9ホールプレーっていいですね。気軽にラウンドできるし、赤羽ゴルフ倶楽部も河川敷だと思って舐めていましたが、しっかりとしたいいコースでした」

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■アマチュアの部優勝 村上豊駿 選手(※ 2011年世界ジュニア7歳~8歳の部優勝(主催者推薦枠)
-出場しての感想は?
「今野プロも合田プロも、すごい技でとても勉強になりました。マークさんと同じ組で、いっぱい喋ってくれて特に緊張はしませんでした。普段出ている試合よりも、ギャラリーが多くて、応援もしてもらって、とても楽しくいいプレーができたと思います」

(ゴルフダイジェストオンライン GDO golfstyleから引用)

わずか9ホールの短期決戦!世界最小のプロトーナメント「MMT」ってどんな大会?

↑クリック

バレーボールも試合時間を短くするためにルール変更してます。水泳だって短水路の試合があります。ゴルフだって短縮競技があってもいいと思って開催しました。9ホールのプレーでも試合は試合。プロ、アマチュアとも白熱したプレーが繰り広げられ、真剣勝負です。マーク金井は最終組でのプレーでしたが、最終ホールで4メートル強のパーパットが入った瞬間、ギャラリーから大声援を受けてました。芝居の演劇空間は観客がいてこそ成り立ちますが、ゴルフの試合も観客(ギャラリー)がいてこそ試合が成り立つことが実感できました。レイアウトが素晴らしいゴルフ場で試合するのもいいと思いますが、ギャラリー視点で考えると、交通アクセスが良いゴルフ場でやった方が手軽に気軽に観戦できると思います。

そんなMMTトーナメントの余韻が残っている中、今日のエントリーはプレッシャー下を感じる中でのゴルフについてです。

マーク金井はMMTのアマチュア予選会をトップタイで通過したこともあり、本戦では最終組でした、同伴競技者は、

今野康晴プロ(ツアー7勝、JTカップ優勝、シード選手)
合田洋プロ(日本プロ優勝)
村上豊駿選手(世界ジュニア優勝)
マーク金井(ゴルフ芸人)

これはもう日本アマよりもプレッシャーがかかる組合わせです。プレッシャーを感じない方が無理な組み合わな中、1番ホールの打順は4番。「こりゃ、最終ホールまでオナーは一度もないな」と思っていたら、予想通り、オナーは一度もありません。9ホール中、2ホールだけ3番バッターになれました(笑)。そして何より、予選同様、本戦でもスタートホールのティショット、そして4メートルに2オンしたバーディパットを打つ時は手がブルブル震えました。震えは2番ホールから止まりましたが、最後までプレッシャーがかかりっぱなしです。

で、結果はというと2ボギー、7パーの37(パー35)でホールアウト。ベストアマチュアには1打及びませんでしたがアマチュアの部で3位。全体成績でも11位タイとまずまずのスコアが出ました。プレッシャーがいい方向に働いて、ショットにおいてはミスらしいミスは1打だけ。ミスショットは1発だけなのに、グリーンを外したのは3回もありました。そして、パット数は17。3メートル以上のパットはことごとくショートしました。

ナイスショットしてグリーンを2度も外した原因、それはグリーンオーバーです。赤羽は河川敷なので手前からが鉄則です。ブッシュネルで距離を測っているから、距離を間違うこともありません。にも関わらず、2度もグリーン奥に外しました。ちなみにパーオンしたホールも7ホール中、4ホールはピンハイ。ピンをショートしたホールはアゲンスト風が強かった11番だけでした。

察しのいい人は、もうお分かりでしょう。そうです、プレッシャーがかかると‥‥

ショットはオーバーしやすい!!
パットはショートしやすい!!

プレッシャーがかかると「ショットはいい感じで打つとオーバーしやすく」「パットはイメージ通りの距離感で打つとショートしやすい」のです。これはマーク金井だけに限りません。ツアープロ、アマチュアの上級者に共通しています。マーク金井はゴルフライターの頃、世界的に有名なメンタルコーチ、ボブ・ロッテラ氏とロングインタビューしましたが、その時、真っ先に彼が言ったのは「ゴルフはプレッシャーがかかるとショットはオーバーしやすく、パットはショートしやすい」です。

なぜそうなるのかは教えてくれませんでしたが、プレッシャーがかかるとこのパターンにはまります。高麗グリーンはしっかり打った方がいいのが分かっているのに、ショートを連発したのを振り返ると、マーク金井も相当プレッシャーがかかっていたのでしょう。ショットにしても、オーバーをかなり警戒してたのに、ブッシュルネルできっちり距離を測っていたのにオーバーしたのも、プレッシャーによるものでしょう。

たかがプレッシャー、されどプレッシャー。

プロと一緒にプレーする試合に出るのはこれで3度目ですが、3度目にして初めてスコアらしいスコアが出ました。図々しくなったので緊張してもボールが大きく曲がることは無かったですが、プレッシャーでボールが飛びすぎること、プレッシャーでパットがショートすることに対応できませんでした。それが、ベストアマチュアに1打足りなかった敗因だと思います。

ちなみに、ベストアマチュアになったスーパー小学6年生の村上少年は、パットでショートのミスは一度もありません。さすがのトップレベルの競技アマでした~。

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