2月22日に 北海道帯広アップアイランドゴルフクラブで ゴルフの竪琴講習会やります!
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申し訳ありませんがご予約は受け付けておりませんので、この機会にお求めください
毎週継続して販売します、お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします
昨日は今年初めての千葉市民ゴルフ場で早朝ハーフプレー。5回目を迎える東日本大震災チャリティコンペに参加してきました。参加は28名(プロ1名、アマチュア27名)。クラブメーカーさんから賞品をご提供いただき、賞品を受け取ったプレーヤーがおのおのチャリティ基金をするコンペです。お陰様で今回は総額20万円ものチャリティを募ることができました。賞品をご協賛いただいたメーカー様、参加者の皆さん、馬場由美子プロ、そして千葉市民ゴルフ場さん、本当にありがとうございました。
協賛各社(順不同、敬称略)
・アクシネットジャパン
・ピンゴルフジャパン
・阪神交易(ブッシュネル)
・ブリヂストンゴルフ
・テーラーメイドゴルフ
・マグレガ-ゴルフ
・PRGR
・ヨネックス
・ZOY
・ナイキゴルフ
・ゴルフパートナー
・リンクス
・アナライズ
・ペガサス
天気にもめぐまれたこともあって、ハイレベルな戦いになりました。優勝は3アンダーでぶっちぎりのスコアを叩きだした馬場由美子プロ。上位5位までの順位は
-3 馬場由美子P
-1 児山和弘
±0 マーク金井
松下健
+1 小林雅一
なんと30台でプレーした選手が12名もいました。45(ボギーペース)以内となると、28名中20名。50以上叩いたのは2名だけ。アマチュアのコンペとして考えるとかなりレベルは高い方だとおもいますが、やはり、データを見ると成績上位者と上位に入れなかったプレーヤーの間には明確なスタッツの差がありました。そこで今回はスモールデータから分析した超私的なスコアメイクのコツについて書きたいと思います。
まずデータとして目に付いたのが、スタートホールと3番ホール。
スタートホールは355y パー4。
ティからグリーンまで真っ直ぐなホールで、左サイドがOB、右サイドにバンカー。グリーン回りは左サイドにバンカー。ピン位置は左手前でした。
上位5名の平均スコアは4.2
なんと3アンダーを出した馬場プロがボギーで、他の4名はパー。バーディーを奪った選手は1人もいませんでした。
6~10位の平均スコアは4.6
11~15位の平均スコアは4.4
16~20位の平均スコアは5.6
16位以降になると平均スコアがグッと上がってますが、これはトリプルを叩いた選手が2名いたからです。出だしホールは左のOBさえ避ければ大叩きするようなトラップがないことを考えると、スタートホールのプレッシャーがスコアに影響しているのかも知れません。
18ホールに比べると9ホールはスタートダッシュが大事だと思われがちですが、上位選手もスタートダッシュしてません。パープレー以内でプレーした選手は4名いましたが、1名はボギーで3名がパー。スタートダッシュしなくてもいいスコアが出ますし、出だしでボギーを打っても焦る必要がないことがデータで証明されています。対して、スコアメイクに苦労している選手は、出だしで大叩きしています。メンタル面を鍛えることも大事ですが、最初からボギー狙いでプレーするように心がければ、プレッシャーがかかっても大叩きするのを防げるような気がします。
続いて3番ホールですが、ここは千葉市民で一番短いホール。今日はピン位置、ティ位置も手前だということもあって実質100y弱。打ち下ろしで左サイドがOB、右手前にバンカーがありますが、グリーンは大きめです。
上位5名の平均スコアは2.4
なんと3人がバーディーで、2人がパー。サービスホールできっちりスコアを稼いでいます。ボギーはひとりもいませんでした。
6~10位の平均スコアは2.8
11~15位の平均スコアは3.2
16~20位の平均スコアは3.6
順位が下がるほどに平均スコアが悪くなっています。ゴルフは100y以内が大事だと言われてますが、スモールデータからもそれがハッキリと数字になっています。上位5位までの平均と、16~20位の平均スコアの差は1.2もありました。
千葉市民は初心者でも手軽にプレーしやすくレイアウトされています。なので、スコアが良くなったり悪くなったりするのは、スコアに影響するミスショットを打ったかどうかで決まります。3番ホールでボギー以上を打っている人は、ワンオンできなかったか、3パットしているからだと思います。
ちなみに、アマチュアゴルファーにとっての関門は朝イチと最終ホールだと言われてますが、今回のスモールデータでは、圧倒的に最終9番ホールの方が平均スコアが悪かったです。ただし、上位5名に限って言えば、9番ホールの平均スコアは5.0(パー5)。全員パーでホールアウトしています。パーでホールアウトしているから、上位入賞できたことが証明されていました。
ゴルフのデータというと、パーオン率、フェアウェイキープ率、平均パットを集計している人が多いと思います。確かにこれらのデータも役に立ちますが、もしもデータ分析にこだわるならば、「自分は何番ホールで叩いているのか」と、「易しいホールでどんなスコア」なのかを調べてみて下さい。この2つのスコアアップを狙って練習すれば、確実に平均スコアを上げていけるでしょう~。
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売り切れ中だったカーボンシャフトも販売再開!!
アナライズよりお知らせ
先週どーんと販売したのですが完売しました。また来週どーんと販売します!!(昨日ご注文いただいた商品は来週に水曜から随時発送します)
お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします
只今、北海道帯広に滞在してます。このブログがアップされる頃はトマムリゾートでスノボをしてますが、ただスノボを滑るために北の大地に来たわけではありません。昨日は、アナライズ取り扱い商品の販売協力をいただいてますアップアイランドにてゴルフの竪琴講習会と、竪琴検定(3級)を実施。竪琴も正しい使い方についてじっくり説明してきました。練習器具は使い方を誤ってしまうと、練習しても効果が薄れます。ゴルフの竪琴もしかり。正しい使い方を理解していただくために、2時間以上の時間をかけてじっくりと使用方法をレクチャーしてきました。
講習会&検定の後は受講者のクラブセッティングチェック。ドライバーからSWまでのクラブの流れがどうなっているかを診断させていただきました。ゴルフクラブはスイングとの相性もさることながら、クラブのセッティングも大事です。クラブで一番長いドライバーはクラブが一番軽いこと、それから、FW、UT、アイアン、ウエッジになるほど、クラブ(シャフト)が少しづつ重くなっているのが、正しいフロー(セッティング)となります。そして、ヘッドにおいては重心距離のマッチング、シャフトにおいてはしなり特性のマッチングを見させていただきました。
そして、練習場の打席ではスイングとクラブの相性、スイングとシャフトの相性についてもレクチャーさせていただきました。ゴルファーから質問が多かったのは、
今使っているシャフトは本当に自分にあっているのか?
というもの。そこで今回のエントリーは、ゴルファーとシャフトの相性、自分に合ったシャフトの選び方について書きたいと思います。
まずシャフトが合う合わないについてですが、チェックするポイントは5つあります。
・重さ
・硬さ(トルク)
・しなり戻るタイミング(しなり戻るスピード)
・調子(キックポイント)
・捕まり
重さと硬さについてですが、一般的にはパワーやヘッドスピードと相関関係があります。ただし、それ以上に影響が大きいのが「慣れ」。非力な人でも重くて硬いシャフトに慣れていると、それが「振りやすく」感じます。このため、軽くて軟らかいシャフトを手にすると、上手く打てません。タイミングも合ないので、「これは自分に合わない」「タイミングが取りづらい」ということになります。
なので、重さと硬さについては、普段使っているシャフトよりも大幅に変えない方が違和感がありませんし、タイミングが取りやすくなります。例えば、ドライバーに70gのシャフトを装着してて、少し重く感じるならば60gという風にワンランク下げるのがいいでしょう。硬さについても、硬くしたい場合も、軟らかくしたい場合も変更するのは0.5~1ラングがいいでしょう。硬さの目安となる振動数で言えば、±5~15cpmぐらいがいいでしょう。
次にしなり戻るタイミングですが、これはミート率、方向性に影響が出ます。インパクトでイメージ通りにヘッドが戻ってくるのが、「自分に合ったシャフト」「タイミングが取りやすいシャフト」になります。自分がイメージしているよりもヘッドが遅れたり、ヘッドが先に動いてしまうと、ミート率が悪くなりますし、方向性にも悪影響が出ます。一般的には硬い(トルクが少ない)シャフトの方がしなり戻るタイミングが早くなり、軟らかい(トルクが多い)シャフトの方がしなり戻るタイミングが遅くなります。ただし、今どきのシャフトは同じ硬さ(同じトルク)でも、しなり戻るタイミングが早いシャフトもあれば、しなり戻るタイミングが遅いシャフトもあります。このしなり戻るタイミング(しなり戻るスピード)が自分のダウンスイングのスピードとマッチしているかどうかをチェックできるようになると、1発打っただけでもシャフトと自分の相性を伺い知ることができます。
調子については、一般には先調子、中調子、元調子(手元調子)の3つのタイプがあります。メーカー側も表記していることが多いですが、市販シャフトの中にはメーカー表記と実際にスイングした時に感じる調子が異なるシャフトも少なくありません。なので、この調子についてはメーカー表記を鵜呑みにするのは禁物。実際にスイングしてみて「シャフトのどの部分がしなりやすいか」を感じ取る能力を磨いて下さい。これが分かってくると、自分に合ったシャフト、自分と相性がいいシャフトを瞬時に見分けることができます。
ちなみに、このしなり戻るタイミングも「慣れ」が影響します。普段、しなり戻るタイミングが早いシャフトに慣れている人の場合、しなり戻るタイミングが早いシャフトを「自分に合っている」「振りやすい」と感じます。逆もしかりで、しなり戻るタイミングが遅いシャフトに慣れている人の場合、しなり戻るタイミングが遅いシャフトの方が、「自分に合っている」「振りやすい」と感じるでしょう。
捕まりに関しては、スイングだけでなくヘッドとの相性もあります。自分がイメージ通りにスイングした時、自分のイメージ通りの弾道が打てるシャフトが「捕まりが自分に合っている」「タイミングが取りやすい」シャフトになります。自分で捕まった球を打てたつもりなのに、実際は捕まらない(実際は捕まり過ぎる)シャフトというのは、「自分に合っていない」「タイミングがとりづらい」シャフトになります。
以上が、自分に合ったシャフトを見つけるためのポイントですが、目立つフレーズは「慣れ」です。そうです、プロ、アマチュアを問わず、あるシャフトに慣れると、それが自分にとってのスタンダードになるのです。言い換えると、自分に合ったシャフトを見つけるコツは、普段使っているシャフトから大きく外れないシャフトを選ぶこと。今よりも変化を求めるならば、普段使っているシャフトよりも少しだけスペック(設計)が異なるシャフトを選ぶと、短時間で自分に合ったシャフトを見つけ出すことができます。
ちなみに、今回紹介した方法はオモテのシャフト選びです。オモテがあればウラもあります。次回はウラのシャフト選びについてじっくり書きましょう~。
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10時開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
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正式販売開始です!
スーパーシャット君 在庫あります
こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい
毎週火曜日はガーラ湯沢で早朝スノボ。昨日ももちろん始発の新幹線に飛び乗り、今シーズン11回目のスノボを楽しんできました。関東地方はみぞれや雨が降ってましたが、越後湯沢エリアは薄曇りから晴天。関越トンネル(谷川岳)を境に、天気ががらっと変わります。トンネルの手前(関東側)とトンネルの向こう側(新潟側)とでは、天気が正反対なこともザラです。
そして正反対と言えば、昨日、初めて観てきた「ジャパン スノーエキスポ2015」(横浜パシフィコ)は「CP+ショー」(カメラショー、こちらも横浜パシフィコ)と正反対。CP+はコンシューマー向けで、実際、多くのカメラマニアが来場してました。入場料は有料で、中に入るのには1500円必要です。他方、スノーエキスポは一般の人は入場できません。業界関係者、そしてスノーショップの店員さん、オーナーさんのみが入れるクローズドなフェアです。マーク金井はガーラ湯沢さんの枠で入場しましたが、会場は落ち着いた雰囲気で、どちらかと言うとひっそりした感じです。ど派手な演出はなくて、どのブースも受注会の展示会場という雰囲気でした。とにかく来場者数を増やそういうイベントではなく、ショップさん向けの巨大な展示会場という感じがしました。
ゴルフフェアも再来年からパシフィコ横浜での開催です。ゴルフフェアの出展者でCP+とスノーエキスポを観た人は何人いるかわかりませんが、東京ビックサイトとパシフィコ横浜は立地が異なるだけでなく、会場の雰囲気も異なります。今から再来年のゴルフフェアがどんな風になるのか、大いに楽しみです。
さて、今夜のエントリーは「ゴルフ業界活性化」について。業界活性化については色んなところで議論、提案がなされていますが、マーク金井はガーラ湯沢に業界活性化のヒントがあるとにらんでいます。なぜなら、ガーラ湯沢は数あるスキー場の中でも、新規参入者(初心者)にすこぶる快適な空間だし、新規参入者を受け入れる体制がしっかりしているからです。具体的に言うと、
・アクセスがすこぶる良い(電車で行け、駅の上にスキーセンターがある)
・レンタルが充実している(スキーセンターの入り口に巨大なレンタルエリアを完備)
・料金が安い(JRがリフト券付き、格安パックを発売している)
・スキー、スノボ未経験者に格安スクールを毎日数回提供している(1回1500円)
かつて船橋には巨大な室内スキー場「ザウス」がありましたが、このザウス同様、手ぶらでスキー、スノボが楽しめます。加えて、駅からほとんど歩かないし、屋外をまったく歩かないでゲレンデに出ることができます。加えて、スキー場の方針として、
初めて来た人でもスキー、スノボを楽しめるようにさせてあげたい
というホスピタリティがあるのです。では、ゴルフは動なのかというと、上記条件を満たすゴルフ場は今のところ無いのが現状です。交通アクセスが良いところはいくつかありますが、アクセスが良い所は総じて値段が安くありません。加えて、レンタルの充実や、ゴルフ未経験者向けのレッスンを大々的に行っているゴルフ場、ゴルフ練習場となると、ほとんど無いのが現状でしょう。これで、ゴルフ業界活性化を目論むのはかなり難しいと思います。
なので、ここからは超私的な具体策です。
スノボもゴルフも上手くなるのにハードルが高いスポーツです。そして、どちらも道具にお金がかかります。この2つをクリアするのに、とっかかりとして頑張って欲しいのがゴルフ練習場です。ガーラ湯沢みたいな練習場が増えてくれば、新規参入者が増える可能性が増しますし、ひいてはゴルフ業界活性化します。具体的に言うと、
・駅から専用バスの運行
・レンタルの充実
・新規参入者向けのレッスン
・ショートコースの併設(3ホールぐらいがベスト)
マーク金井が知っている限りでは、現状、ガーラ湯沢みたいなことが出来るのは、関東エリアならば東宝調布練習場、戸田橋ゴルフ練習場、青梅リバーサイドパーク、ジャパンゴルフスクール。これらの施設はショートコース(ゴルフコース)が併設されてますし、交通アクセスも良いです。結構混雑していますが、あえて新規参入者を意識した試みをやってもらえるとすごく嬉しいです。もちろん、国内にはショートコースが併設された練習場もあるかと思いますので、そういう所も、ガーラ湯沢のような新規参入者に対するホスピタリティを実施してもらえると嬉しいです。
ゴルフ業界を活性化させるための討論やフォーラム、会議を行うことは大事ですが、即効性がある活性化を実施したいと思うならば、まずはゴルフ業界の人達がガーラ湯沢に足を運んでみることです。スキー業界はゴルフ業界よりも先にプレー人口が減少しています。言い換えれば、ゴルフ業界よりも先に活性化を実施しています。そういう意味でも、ガーラ湯沢はゴルフ業界活性化の格好のお手本なんです~。
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2月22日に 北海道帯広アップアイランドゴルフクラブで ゴルフの竪琴講習会やります!
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ゴルフ業界の最大のイベント「ジャパンゴルフフェア2015」が昨日閉幕しました。金曜日から3日間の開催でしたが、マーク金井は今年も皆勤賞。最終日の昨日はサプライズで、エリートグリップさんと、ピンゴルフさんのお手伝いをさせていただきました。画像では、フジクラシャフトさん、EPSONさん、そしてブッシュネルの阪神交易さんで出演させていただきました。
会場である東京ビックサイトは巨大な展示場で、その西側エリアがゴルフェアの会場です。出展社数は183社。これは昨年よりも数社多いそうですが、実際、会場に足を運んでみると、「うわ~っ、多いな~」というよりも、「ちょっと少ないなぁ~」って感じがしました。と言うのも、テーラーメイドやナイキ、ホンマゴルフやヤマハ、PRGRなどの大手メーカーが出展していなかったからです。出展者の数というのは、数そのものも大事ですが、影響力のあるメーカーが数社出ていないと、どうやら実数よりも少ないと認識してしまうようです。ブース全体を見た極めて個人的な印象ですが、
エンドユーザーに目立つブースを作っていたのは、
・ピンゴルフ
・キャロウェイ
・ブリヂストンゴルフ
・ミズノ
・タイトリスト
・エリートグリップ
・阪神交易(ブッシュネル)
・ヨネックス
・ユピテル
オシャレ雰囲気のブースを作っていたのは、
・フジクラ
・セブンドリーマーズ
・トライファス
・オノフ
・グローブライド
・USTマミヤ
実直な感じのブースを作っていたのは、
・グラファイトデザイン
・日本シャフト
・三菱レイヨン
・タバタ
・ヤマト徽章
イベント性の高いブースを作っていたのは、
・EPSON
・ゴルフネットワーク
全部を網羅していません。極めて私的な印象です。他にもユニークなブースがいつくもありましたが、総じて感じたのはゴルフ業界は真面目で、見本市の要素が強く、イベントの要素が控えめな感じがしました。同じ週に開かれたCP+(カメラショー)に比べると、自社商品をアピールするプロのMCを雇っているメーカーが少なく感じました。そして、トークショーのたぐいもCP+に比べると少ないです。イベント性を高めるならば、もっともっと自社商品をアピールしてもいいような気がします。
プロダクト(製品)に関して言うと、新製品の展示があるだけというのも少々物足りません。できうるならば新旧比較してほしいです。
旧製品に比べて新製品はどうなのか?どこがどう違うのか? どこがどう進化したのか?
というのをカタログベースで比較するのではなく、実際のプロダクトで比較していただきたいです。そして、その差を体感できるようなスペースも欲しいです。例えば、スノボのビンディングを作っているバートンは、足に乗せただけで新旧製品の違いを体感できる販促グッズを作っています。ジャンルは違いますが、ゴルフフェアに行けば、「いろんな体験ができる」ならば、もっとワクワクドキドキできると思います。
もうひとつ思ったのが他業種とのコラボ。何年前か忘れましたが、ゴルフフェアの会場の一部が外国車の中古車販売スペースになってました。ゴルフと車は親和性が高いので、どちらにもメリットがあると思います。車以外だと、デジカメ、パソコン、アパレル、腕時計、健康器具などともコラボするのも大いにアリでしょう。
アジア最大級のゴルフショーであるジャパンゴルフフェア。いろんなプロダクトを観ることができるのが魅力ですが、実は、マーク金井が毎日通うのはもうひとつの理由があります。ここに足を運ぶと、ゴルフ業界のいろんな人とランダムに会えます。これは何よりもの魅力。国内だけにとどまらず、海外のゴルフ関係者もやって来るので、ランダムな意見交換の場でもあるのです。プロゴルファーの来場も多く、イベントに出演するプロだけでなく、プライベートでやってくるプロも結構います。金曜日と土曜日は片山晋呉プロも来られてて、意見交換ができました。
来年のゴルフフェアにはアナライズも「ゴルフの竪琴」でブースを出展できるように頑張りたいと思ってます~。
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2月22日に 北海道帯広アップアイランドゴルフクラブで ゴルフの竪琴講習会やります!
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ゴルフ業界の最大のイベント「ジャパンゴルフフェア2015」もいよいよ今日が最終日。
最終日は17時で終了と相成りますが、マーク金井は今年も皆勤賞で東京ビックサイトに行っています。ゴルフフェアはゴルフクラブもさることながら、ゴルフ関連用品をじっくりと見ることができるのが魅力です。今年もシャフト、弾道測定器、ゴルフ用高速度カメラ、練習器具で欲しくなるアイテムがいくつかありました。恐らく、何点かは衝動買いしそうです。
そして、ゴルフフェアでは様々なセミナーも開催されています。昨年はゴルフ用品セミナーの講師を務めさせていただき、それがきっかけとなって世界最小プロトーナメント、「MMT9」のスタッフを集うことができ、夏と冬に大会を実施できました。今年は講師を務めてませんが、受講者としてセミナー(意見交換会)に参加しました。参加したのは、
用具(ゴルフクラブ)計測法の意見交換会
ご存じの人も多いと思いますが、ゴルフクラブは計測数値がいくつかあります。ざっと上げると、
・クラブ長さ
・ライ角
・ロフト角
・フェース角(フェース向き)
・フェースプログレッション
・重さ
・バランス(スイングウエート)
・ヘッド体積
・シャフトの硬さ
すべての計測数値がクラブに表記されているわけではありませんが、ゴルフクラブの性能を伺い知るのには、上記数値が必要です。ところが、現状では計測法に統一基準が定められてません。このため、クラブを選ぶのが複雑になっています。例えば、クラブの長さだと、
A社の45インチとB社の45インチでは、同じ長さではない
例えば、ゼクシオの45インチはSLDRの45インチよりも0.5インチぐらい長い
というのがまかり通っています。重さは量り(計測器)が決まっているのでこのような曖昧さはありませんが、クラブの長さについては、かなり曖昧なのが現状です。これではユーザーが混乱するのは避けられないということで、現在、ゴルフ用品協会では長さについて、測定基準案を模索しています。今回の意見交換会では、
クラブ長さ測定基準案
・「シャフト軸線(中心線)とソールの交点」から「グリップキャップライン」までの距 離をクラブ長さとする。
・ウッド、アイアン、パター全て共通の測定方法とする。
・長さの表示の単位は、「インチ」表示とする。
写真をご覧いだけると分かりますが、ゴルフクラブは端から端を測っているわけではありません。パソコンやカメラのように角張っているモノならば、端から端を測れば長さが正確に測れます。なのでわざわざ測定基準案なんてものは必要ありません。しかし、ゴルフクラブは端を決めるのが非常に難しい道具(モノ)です。このため、どこを端にするのかを決めづらい。結果、メーカーによって端の決め方が異なり、それが現在に至っています。結果、前述したように、同じ46インチでもメーカーによって実際の長さが異なってしまうのです。
クラブの長さというのはルールで明確に定められており、パターを除くクラブでは48インチ以内と決まっています。そして、このルールで定めている48インチというのは、「60度法計測」でなされています。これは、簡単に言うとライ角60度という風に設定し、これでヘッド側の端を決め、グリップエンド側は一番外が端。この2つの端の長さが48インチ以内がルール適合となっています。ちなみに、ゴルフルールではクラブの長さを「60度法計測」しなさいとは定めてません。あくまで、ルール適合品かどうかをチェックするための手段として「60度法計測」が採用されています。
ちなみに、今回、ゴルフ用品協会が提案している長さの計測法は「60度法計測」ではありません。どちらかというと、「ヒールエンド法」に近い計測法です。そしてヒールエンド法計測に近いため60度法計測と比べると、同じ数値だと、実際のクラブ長は少し長くなります。
では、なぜ日本のゴルフ用品協会は「60度法計測」ではない方法を採用しなかったのか?
米国メーカーはすでに「60度法計測」を採用しています。なので国内メーカーも追従すればいいかと思うのですが(一部国内メーカーは60度法計測)、追従できない理由がどこかにあるのでしょう。
では、もしマーク金井が長さを決める決定権があるならばどうするのか?
答えのヒントはルールの遵守と靴のサイズ表記にあります。ひとつはルール適合かどうかの計測器を作ること。60度法計測で48インチのクラブがギリギリ入る箱を作る。この箱が計測器です。この箱の中に入るドライバーはルール適合、入らないドライバーはルール不適合。という風にすれば、まずは適合品か不適合品かが簡単にチェックできます。次に、ゴルフクラブも靴と同じように国別基準で長さを表記するのがいいでしょう。
ゴルフパートナーさんのWEBページで、世界ドラコン大会に挑戦したレポートで、箱に入れてクラブの長さを計測する動画が掲載されています
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例えば、マーク金井の足のサイズは
JPN 29センチ
US 11インチ
UK 10インチ
EU 44
です。実際、ゴルフシューズやスニーカーには、4つもの数値が表記されています。それに比べれば、ゴルフクラブの場合、長さの測り方は4つもありません。現状では
60度法計測とヒールエンド法計測
の2つが主流。今回、ゴルフ用品協会が推奨しようとしているのはヒールエンド法計測に近いですが、もしもこれを採用するならば日本式計測と命名すればいいでしょう。そうすれば、
例えば、ゼクシオのドライバーならば、
US 46.5インチ
JPN 46インチ
と2つの長さを表記すればいい。今までに比べると複雑になりますが、靴のサイズ表記に比べればまだ全然分かりやすいです。そしてなりより、2つの表記があれば、統一基準がなくても、メーカーによってクラブの長さが変わってしまうという混乱をかなり避けられると思います。
ゴルフクラブの形状を考えると、きちっと長さを測ることはほぼ不可能です。なぜならヘッド形状が異なれば、シャフトの長さ(ネックを含む)が同じでも、クラブの端の位置が異なるからです~。
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