カテゴリー: GDOブログ アーカイブ
2005年09月07日GDOチャレンジ練習日
ツアー選手権でもお馴染みの宍戸ヒルズ西コース(茨城県)。
試打で一緒に仕事することが多い、横田英二プロから「マークさん、ここは長いよ~」とスタート前に教えてもらったのですが‥‥
練習ラウンドを終えての感想は「おっさんアマチュアがやるセッティングではない!!」。先週、GDダブルス決勝で回った片山津白山Cほどラフは深くなかったのですが、距離が長いのに加え、ティショットが超タイト!!! 池あり、林あり、そしてOBあり。フェアウェイはそれなりに広いのですが、フェアウェイの両サイドがすごくタイトなので1ホールも気を抜けません。ちょっと曲げたらOBというホールが結構あり、それでいて7000ヤード超で、パー70。
一緒にプレーしたロングヒッターの甲斐慎太郎プロは
300ヤードドライバーで飄々とプレーしていましたが、ボクのように歯を食いしばってもドライバーのキャリーが255ヤードぐらいの人間には、パー4が長いこと長いこと。ドライバーが芯を食っても、200ヤー前後残るのがザラ。打ち上げの12番に至っては、2発続けていい球を打っても50ヤードショート。台風で風が強かったとはいえ、こんなセッティングでは絶好調でも80を切れるか切れないかという感じで、打ちのめされてきました。
まあ、救いはグリーン周りがそれほど厳しくないことと、雨の影響でグリーンが柔らかて速くないことぐらい。
それと困ったのがドレスコード。
JGTOの主催競技なのでアマチュア選手も半ズボンが禁止!!! この10年ぐらい夏場のゴルフ場では半ズボンオンリーの人間には、長ズボンは苦痛でたまりません。明日も、長ズボンなのはちょっと憂鬱ですが‥‥
目標スコアはズバリ82!!
「ちょっと低すぎるんじゃないの~」と突っ込まれるかも知れませんが、今日みたいに強い風が吹けば、このスコアでもアマチュア11人の中で6~7位ぐらいに入れると思ってます。
ちなみに、今日のセッティングはこれっ。
ドライバー・BS Xドライブ405(9.5度)ディアマナ73
FW・テーラーVスチール13度&16.5度 ディアマナ73&83
ユーティリティ・テーラー レスキューミッドTP 16度&19度 NS950
アイアン・キャロウェイ Xツアー M10DB
ウエッジ・ピンMBウエッジ 51度&57度 CSライト
明日のスタートは午前8時30分。
今日はこのブログで仕事終了。今、ラジオから「明日の最高気温は36度」
うへぇ~、40過ぎた中年オヤジには大変な一日になりそうです。
んじゃ、また明日。
2005年09月06日コースで試打するはずが‥‥
一晩明けた今日、早速自前の試打スタジオでNS1150装着の735・CMを打ってみました。
リシャフト前(DG300)に比べると総重量が軽くなった分だけ、ダフりの心配がなくなりました。ヘッドとの相性も◎。マットの上とはいえソールがスパーンと抜けてくれます。
で、ベクターで計測してみると5番でキャリーが172ヤードほど。
735・CMのメーカー公称ロフトは28度で、リシャフト後の実測ロフトが28.5度。
そうですっ、
タイトのアイアンはウイークロフト(ロフトが寝ている)ので飛びません。28.5度というとピンとこないかも知れませんが、例えばゼクシオとかマックテックの5番の公称ロフトは24度。
4.5度もロフトが寝ているわけですから‥‥この飛距離で十分満足
で、来週コースでテストしてみようと思っていたら、、、、
想定外の出来事が発生!!!!スタジオに偶然やってきた永井延宏プロから
「いいですねぇ~、これっ!!」「来週の全日空のマンデーに使ってみたいので譲って下さい」
「どうぞ使って下さい」と即答しちゃいました。
今まで、いろんなアイアンをリシャフトしましたが、コースで使う前に手放したのはこれが初めてです。
ボクも明日はGDOチャレンジの公式練習日。
週刊GD「買わずにいられない」の原稿を夜12時までに仕上げてぐっすり眠りたいですが、どうなることやら‥‥
2005年09月05日タイトのアイアンはややこしい!?
昨日、タイトの735・CMに
NS1150を装着しました。
これにより総重量は
435.2グラムから418.6グラムにダウ~ン!!シャフトは10グラムしか軽くなっていないのに、総重量が16.6グラムも落ちたのは‥‥
46グラムと少し軽めのグリップを装着したからです。
NS1150の場合、ダイナミックゴールドなどと比べると手元側の重量が重いため(いわゆるカウンターバランス)、。普通のグリップ(50グラム)だとバランスダウンが避けられません。他方、軽めのグリップならば、リシャフト前と同じバランスになりやすい。実際、バランスはリシャフト前と、まったく同じD3!!
一石二鳥といいますか、一挙両得といいますか、軽めグリップならば重量調整、バランス調整が同時にできるメリットがあるんです。
ちなみに、装着したのは
ゴルフプライドのディケードマルチコンパウンドコード
あのS・ガルシアも使っていたグリップですが、重量が軽い割にゴムがしっかりしている点が気に入ってます。
それと、リシャフトしてみてちょっとビックリしたのがシャフトの接着しろ。
キャビティの3~7番に較べると、
マッスルバックの8番以下は5ミリほど接着しろ長い!!
どうして?
とクラフトマンのA氏に尋ねてみると
8番以下はネックが長く、その分だけ接着しろが長くなっているとの返事。
シャフト接着しろが長くなれば、同じシャフトでも先端が少し硬くなります。そして、弾道も少し低くなる傾向があります。
と言うことは‥‥タイトは
「ショートアイアンで強い弾道を打たせてやろうと」考えているのかも知れません。でも、公式ホームページを見たら、そんな記述はどこを探しても見当たらない。
ひょっとしたら、単純にネック長に合わせてシャフトに穴を開けているのかも知れません。ちなみに、日本メーカーの場合、ネック長がフローしている場合でも(硬さを変えないため)、シャフト接着しろが同じになっている場合が多いそうです。
うーん、一体どっちなんだぁ~!!
悩むこと15分、僕が出した結論は純正同様、8番以下は接着しろを多めにしました。深めに入れて気にいらなかったら、もう一度抜いて接着しろを減らせることができるからです。
おーっと、時間が夜の11時40分!!
んじゃ、また明日。
2005年09月04日GDOチャレンジ急遽出場!?
GDOの公式ブログでは「やる気満々」と書いてありますが、本人は25年ぶりのプロツアー出場に控え、内心ドキドキ。しております。ちなみに、25年前はマンデー通過で兵庫県オープンに出場。
練習ラウンドでは、前組でJGTO会長島田幸作プロがプレーされてました。
すんまんそん、735・CMのリシャフトレポートは明日カキコします。
そういえば、加納典明さんがブログ上でボクにコメントをくれました!
2005年09月03日735・CMを丸裸にしてみると?
重すぎる735・CMを予定通り、本日分解してみました。
グリップ重量は予想どおり重めで、
50グラムオーバー!!!
(普通のグリップは大体50グラムぐらい)
続いてヘッド重量を測ってみると
255.5グラムなり。
これはまあ、5番アイアンとしては平均的な重量です。
3つめのパーツ、シャフト(DG・S300)は
125.1グラム
ネックセルと両面テープが残ってますので、
純粋にシャフトだけの重量となると122グラムぐらいでしょうか。これまた、メーカー公称値とほぼ同じ。
で、3つのパーツ重量を足してみると、
434.6グラム
分解前が435.2グラムでしたから、
接着剤の重量が0.8グラムになるんでしょう。
で、分解してみて大いに気になることを発見。
大抵のアイアンはバランスを同じに統一するために、
シャフトの中に重量調整の鉛や接着剤が入っていますが、
これには、それに当てはまるものが一切入っていません。
「タイトやるなぁ!!」
と感心してたら、分解してくれたクラフトマンA氏から
「タイトのアイアンは、シャフトではなくヘッドのネック内部に」
重量調整用の金属が入っているとの指摘。
「ほんまかいなぁ~」
目をしっかり見開いて覗いてみると‥‥
ネックの素材とは明らかに違う金属が入ってました。
文学部出身なもんで金属には疎いですが、
見た感じはアルミのような感じですなぁ。
量的にはわずかなので、重心位置にはそれほど影響なさそうですが、ここでまた新たな疑問が??
この735・CMはネック側重量を軽くするために、
ネック部分に小さな穴が空いているんです。
そうです、設計段階ではネックを軽くしようとしているのに、いざ製造段階になるとネックを重くしている‥‥
これじゃ、ネックの穴は意味が無いっ!!!
と思うのは私だけじゃないですよね。
ヘッド重量は個体差があるので重量調整が必要なのは重々承知してますが、マッチポンプみたいなことをやっていて、大々的にネックの穴を開けたことをセールスポイントにするのは、ちょっといかがなものという感じがしました。
でも、まあ惚れた弱みなので、予定通り1150にリシャフトしますっ。