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2005年09月21日重心距離ゼロのドライバーを打ってみたら‥
8月末のGDOダブルス全国大会に出場した際、帰りに高岡市(冨山)にある地クラブメーカー、カムイプロの本社を訪ねました。で、その時に見つけたのがこれっ。
中条社長自ら設計された「重心距離ゼロ」のドライバー!!!何でも「重心距離が飛距離に及ぼす影響を知りたくて」作ったとのこと。
「ボール打てるんですか?」と聞いてみたら、
「もちろん、ロボットテストもやりました」(ニコニコしながら答える中条社長)
重心距離が普通のドライバーと比較すると、重心距離ゼロのドライバーは飛距離が少し落ちてしまうそうです。
今まで数え切れないドライバーを試打してきましたが、重心距離がゼロに近いドライバーを打った経験はゼロっす。「打たずにいられなく」なってちゃっかり借りてきちゃいました。
スペックは長さが45インチで、総重量は285.3グラム。
ヘッド、シャフトともかなり軽めで、素振りしてみるとヘッドがついていない感じ‥‥
シャフトだけ振っているような錯覚に陥り、テークバックやトップでフェースの向きはまったく感じる取ることはできません。
で、アキュベクターを使って弾道計測してみると‥‥
クラブが軽いこともあってヘッドスピードはいつも同じか、若干早めになりましたが(大体47~48m/s)、飛距離はいつもより10ヤード弱ダウ~ン!! 人間試打マシーンもロボット並の精度があるのにホッとしましたが、それよりも気になったのがスイングのしづらさ。
一般には、重心距離が短いほどヘッドを返しやすい。返しやすいからスライサーでも捕まった球が打ちやすいと言われてます。でも、重心距離がゼロに近いと、フェースの向きをまったく感じ取れません。結果、フェースは返りやすいし、開きやすくなる。ハンドリングがシャープ過ぎるクルマと同じで、ちょっとした動きでフェースは閉じたり、開いたりするからです。
で、この試打でボクが分かったのは、ゴルファーにはスライサー、フッカーを問わず「適正重心距離」があるっていうこと。
おーっと、時計を見たら午後11時50分。うわーっ、まだ写真を貼り付けていない‥‥ふぅー何とか間に合った。
この続きは明日。
2005年09月20日シャフトは赤マナ83っす!!
現在、ボクのストロング3に装着したシャフトはこれっ!!!
最初はドライバー同様、赤マナの73を装着したのですが、0.5インチカットして装着したにもかかわらず、切り返した時に「手元側しなり過ぎる」ために断念。5W用にエストリックスさんからお借りしていた赤マナ83を0.5インチカットして使っています。73に比べると83は約10グラム重い。重いシャフトを装着すれば「手元側もしっかりするのでは」ともくろんだわけです。
最初はいつも通り43インチで組み上げましたが、いい感じで打っても手前をダフり気味。振り切れる範囲よりも重い感じがしたので、手元側を0.25インチカットし、現在は42.75インチにして使っています。たかが0.25インチですが結構フィーリングが変わってダフりづらくなりました。
その結果、
ドライバーが324.3グラム
他方、3Wは337.3グラム
どちらもバランスがD2なり。
3Wの方が13グラム重いので、重量マッチングはかなりグッドです(おいおい、自画自賛するなよ~)シャフト重量差ほど重量差が出なかったのは、ドライバーに鉛を貼っているのが影響しているのでしょう。
で、気になる使い心地ですが、予想通り重いシャフトを装着したことで手元側の頼りなさが見事に解消されました。しなり戻りのフィーリングも83の方がややスロー。先端側のしなり量も控えめなので、いい意味でシャフトが動きすぎません。ティアップして打っても、地面から打ってもタイミング良く振り切れるようになりました。青マナの時もそうでしたが、赤マナもドライバーとFWを組み合わせる時は、73&83という風にFWの方はワンランク上げた方が相性が良さそうです。
明日は陸の孤島、茨城のスプリングフィールズでラウンド。最寄りインターから40キロ以上!! 朝5時起き(トホホ)
今日はこれぐらいにてご勘弁!!
2005年09月20日ファイアーソールは6年経っても現役バリバリ!!
昨日の全日空オープン、プレーオフを制して優勝した深堀圭一郎プロはナイキ契約プロ。にもかかわらず、長年愛用している3Wはこれっ!!
テーラーメイドのファイアーソール・ストロング3(ロフト13度)!!!自分が使っているFWがテレビで大写しされた時は、「ボクも使ってまっせ~」とテレビに向かって1人突っ込みしちゃいました。
さて、このファイアーソール。6年前の発売当初からツアープロの間では「飛ぶFW」として人気がありましたが、実際、今どきのFWと比較しても飛び性能はピ・カ・イ・チ。深堀プロも今野プロのドライバーとほぼ互角の飛距離を稼いでましたが、その理由は重心位置にあります。
スイートスポット位置の高さは何と21ミリ!!
いきなり21ミリと言われてもピンとこないかも知れませんが、これはボールの直径と同じ高さ。このため、ティアップして打つとトップしない限りスイートスポットよりも上で球を捕らえることができ、ドライバーで打ったみたいな低スピン弾道がオートマチックに打てます。
低めのティアップでもスピン量は2500回転前後。無風で飛ばせるだけでなく、アゲンスト風でも飛距離ロスが少ない。なので、ボクはアゲンストで飛距離を確実に稼ぎたい時はドライバーではなくファイアーソールを手にします。ドライバーよりも絶対的な重心位置が低いため、確実にフェース上側で球を捕らえることができるからです。
ちなみに、Vスチールをはじめ今どきのFWはここまで低重心に設計されてません。低重心すぎると、ヘッドスピードが遅い人が使った場合、ボールを上げるのに必要なスピンがかからないからです。メーカー側もそれを心得ており、テーラメイドに限らず、モデルチェンジごとにスイートスポットの高さは上がっています。例えば、今、中古市場で人気があるVスチールにしても重心はやや高めで、スイートスポット高は25.5ミリ。たかが数ミリの違いと思うかも知れませんが、同じロフトで打ち比べるとスピン量は500~1000回転ぐらい変わります。
もうひとつの特徴はフェースプログレッションが小さいこと。
一般的なFWと比べるとフェース面が出っ張ってないので、インパクトでフェースが上向きになりにくく(打ち出しが高くなりすぎず)、ティショットで使っても吹き上がる心配がないのです。
それでいて、シャローフェースなので上がりづらい不安もありません(実測、30ミリ強)
重心距離も32ミリとFWの中ではやや長めで、フェースの向きは約1度オープン。キャロウェイのスチールヘッドなどに比べると、引っかかりづらく大型ドライバーも相性が◎。
インパクト音が「カポーン」と貧弱な点、ネックが太くて特殊なセルが必要な点はちょっと不満ですが、6年前でもまったく賞味期限が切れてません。と言うよりは、ティショット用の3Wを探している人にとっては理想のFW。音が今イチなので売っぱらおうとしたこともありましたが、ホント手放さなくて良かった、良かった。
おーっと、11時30分になってしまった~。
シャフトについては明日カキコしまっす。
んじゃ。
2005年09月18日マンガ連載デビュー!!
サッカーのラモス瑠偉さんは48歳にしてJリーグ「柏レイソル」のコーチに初就任されたそうですが、ボクは47歳にして連載マンガデビュー~~!!
それがこれっ
白抜き文字で新連載「の最強のクラブ」。レッスンものの原作はやったことがありましたが、自分が主人公になったのは初めて。セブンイレブンの雑誌コーナーで見つけるや、(献本されるのが分かっているのに)ゴルフトゥデイと一緒に買っちゃいました。
ユーザー視点でクラブを選ぶポイントについて毎回話を進めていきますが、作画の田村さんはどう勘違いしたのか? すご~く二枚目に書いて下さってます。実物はこれほどハンサムじゃないので、ゴルフショップを徘徊していても誰にも気づかれないでしょう‥‥
で、話は変わりますが今回も超短尺アイアン「レッスンワン」について。
(長い方が普通の7鉄、短い方がレッスンワン)
ターフジャンキーさんから「古いスチールシャフトのアイアンが家に眠っているので、これを使って代用品をつくることは出来ませんでしょうか?」とのコメントをいただきました。
私も、購入時は同じことを考えました。1万円以上の練習クラブでハズレだったら、かなり凹みます。平日だったら1万円でコースでラウンドできますもんね。
じゃ、何んで買ったのか?
それはヘッドの重さが気に入ったことと、打感がスゴク良かったからです。超短尺アイアンには7鉄のヘッドが装着されてますが、そのヘッド重量は何んと350グラム。他方、普通の7鉄のヘッド重量は266グラムほど。単純に比較すると84グラムも重いっ!!
ちなみに、総重量は
514グラム!!!
クラブがかなり短いとはいえ、これってタイガーが使っているアイアンよりも重いですよ。短いから振り切れますが、重さがあるのでテークバックで体をしっかり使う感じを養えます。
打感については、ヘッドはステン鋳造ではなく軟鉄鍛造のマッスルバ~ック!!
ボクは素材にはあまりこだわらない方なんですが、これはインパクトでボールが吸い付くような打感が味わえる。理由は重く作っているからフェースが肉厚なんです。キャビティや中空とは違い、打球面後方がぶ厚いことが感触の良さにつながっているのでしょう。逆に言うと、ボクはフェースの反発をうたい文句にしているアイアンは苦手です。肉薄フェースに設計しているためインパクトでボールがつぶれる感触がなく、手に伝わる感触も心地よくないからです。今だから言えますが、実はこの超短尺アイアン。ボクはピジョンゴルフさんで30分以上試打してから購入を決めました。
ターフジャンキーさんと同じで、自分でも作れそうな感じがしたもので‥‥
2005年09月14日赤マナはトリミングが‥‥難しい!
正式名称は三菱レーヨン「ディアマナM」で11月から市販され、「青マナ」同様、市販品は3つの重量帯がラインアップ
M63が60グラム台前半
M73が70グラム台前半
M83が80グラム台前半
さて、この「赤マナ」。切り返しで手元がクイッとしなる点が気に入って、M73をドライバーに装着してますが、
FWに装着してみると、
挙動が結構変わるのでかなり戸惑っております。
同じシャフトなのにどうしてかって? 理由はこれっ!!
ドライバーは接着しろが40ミリに対して、FWは接着しろが27ミリ。ノーカットで装着するとFWの方が先端側のしなりが大きくなってヘッドが暴れた感じになるので、それを避けるために0.5インチ(約13ミリ)先詰めしたのですが‥‥
コースで使ってみると、先端側の挙動はドライバーと同じ感じなのですが、何故か手元側のしなりが大きく感じてしまい、インパクトでヘッドが入るタイミングが遅れます。ドライバーと同じタイミングで振ると「フォアー」と叫びたくなるプッシュアウト、もしくは振り遅れが原因でダフってしまうのです。
振動数を比較すると、
ドライバーは264cpmでFW(3番)は269cpm
この数値から分析すればドライバーよりもFWの方が手元側が硬いはず。なのに、ボクはFWの方が軟らかく感じてしまう‥‥これは一体ナゼなんだ~
クラブを試打すると、数値とフィーリングが逆になることは時々ありますが、シャフトでこんな経験を味わったのは「赤マナ」が初めて。FWはクラブが短い分だけバット側をカットします。ひょっとしたらそれが影響しているのか? それともまったく別の理由なのか? それともボクのスイングが不安定なのが原因なのか?
そうこう悩んでいたら午前0時の時報。
ヤバイっ、明日は5時起きで1泊2日の宮崎出張!!
すんまんそん、続きは出張から戻ってきてからレポートします。
んじゃ。