カテゴリー: チッパー(アプローチ専用ウエッジ)
2023年01月30日超私的な提案 ランニングアプローチの距離感を良くするコツとは!?
意外と好評?ウェア編
土曜日は赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝プレー。4サムで日の出とともにスタートし2時間弱で9ホール回ってきました。
スタート直後はかなり気温が低くかったですがグリーンは凍ってません。芝の長さは長いのですが、冬の高麗は止まりそうで止まりません。見た目は遅く見えますがベントと違ってスピンが利いたショットを打ってもコロコロ転がります。砲台グリーンなのでいいショットを打ってもグリーンからこぼれ落ちることがしょっちゅうあります。
ですので、冬の赤羽で確実にプレーするにはグリーンにキャリーさせるショットをできるだけ打たないこと。セカンドは手前の花道。花道からのアプローチではパターが使えればパター、パターが使いづらい時はR25ランニングウエッジ(チッパー)や、7番アイアンを使って転がしのアプローチを打ちます。実際、土曜日のラウンドではアプローチはすべて7番で打ちました。
上げるよりも転がした方が簡単と言われてますが、実際はどうでしょう。打つこと自体は難しくありませんが、距離感を正確に出すのは簡単なようで簡単ではありません。ピンに寄せたくなるとオーバーしやすく、オーバーを嫌がると今度は大ショートしたりしがちです。身も蓋もないことを申し上げると、転がしの距離感を身に付けるためには豊富な経験値が必要不可欠です。
何故かと言うと、転がる距離というのは芝の長さ、芝目の向き、傾斜の度合い、そして地面の固さによって変ってくるからです。
そして、もう一つ付け加えるならば、ヘッドの入れ方が不安定だとボールの飛び方、そしてスピンのかかり方が不安定になってしまい、同じ力感で打っていても落下後のランの出方(距離)が変ってくるからです。
では、どんな風に打てば落下後のランの出方(距離)が一定になりやすいのか?
感覚的な表現になりますばボールを上からつぶすように打つのではなく、パッティングのようにヘッドをできるだけ低い位置から(地面と平行近く)入れ、運ぶように打つことが大事です。さらに感覚的な表現をすれば、フェースでボールを弾くのではなく、フェースにボールが乗った感じが手に伝わる打ち方が好ましいです。
弾く打ち方をするとボールは短い距離でもボール初速は速くなります。対して、インパクトでフェースのボールが乗った感触(包み込む感触)があって、運べるようになるとボールは初速は速くなりません。アンダーハンドでトスした時のようにボールがゆっくり飛びだし、落下後のランも穏やかにになってきます。穏やかですが、ちゃんとコロコロ転がってくれます。
クラブで打った時も手で投げて転がした時のような弾道が打てるようになってくると、落下後のランの出方(距離)は安定してきます。ランニングアプローチの距離感を良くするには、このランの出方(距離)をいかに安定させるかが鍵を握っているのです。
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2022年08月19日超私的な考察 チッパーを使うと「ゴルフが下手になる」というのは本当なのか!?
諦めてみませんか?
今週は火曜日と木曜日に赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮ゴルフ。相変わらず暑さは厳しかったですが、午後4時くらいから吹く風が少しひんやりしてきました。日中の暑さはまだまだ続きそうですが、早朝、薄暮に関しては秋がかなり近づいています。
薄暮プレーの時は神田から電車でゴルフ場に向かいますが、車内ではTwitterをちょくちょく見ていますが、その中で気になったつぶやきが、、、
チッパー使うと下手になるからやめた方がいいよ。って…どーゆー意味??
— よっしー(`・ω・´) (@maar1007maar) August 17, 2022
チッパー使うとゴルフが下手になるからやめた方がいいよ? って、、、どういう意味?
チッパーに対して否定的なコメントは他にもありますが、総じて言えることはチッパーを邪道扱いしていることです。そして、この手のコメントを見る度に思い出されるのが、、、、、、
2番アイアン(ロングアイアン)が打てなかったらシングルにはなれないよ!!
という謎の教えです。
今から30年以上前にまことしやかに言われてましたが、当時のツアープロは確かに2番アイアンを上手く使いこなしていました。それが高じて、アマチュアも2番アイアンがちゃんと打てないと上手くならないと言いたかったのでしょう。別言すれば、難易度の高いショットを打てるようになることが、ゴルフ上達につながると言いたいのでしょう。
でも、現在はどうでしょう。プロですら2番アイアンを使っている人は非常に少ないです。女子プロに至っては一人もいないと思いますし、若手のプロならば2番アイアンの存在すら知らないはずです。
チッパーに対する否定的なコメントを抽象化するならば、、、、
難易度が低いクラブを頻繁に使うと、難易度の高いスキル(技術)が身に付かないといいたいのでしょう。
確かに、これには一理あります。チッパーばかり使っていると、SWでのロブショットやスピンを利かせたショットを打つスキル(技術)は身に付かないです。
ただし、スコアメイクの観点から考えれば、難易度の高いショットが上手くなるよりも難易度の低いショットでのミスの回数を減らすことの方がメリットがあります。例えば、グリーンエッジからパターを使うのと、SWを使ってスピンをかけたショットを比較すれば、、、、、、パターの方がミスが出づらいのは火を見るより明らかです。
ゴルフは確率のゲームです。
難易度の高いショットは打てないよりも打てた方が良いですが、それよりも優先すべきことは難易度の低いショットを確実に決めること。そして難易度の低いショットでいい結果を出し続けることがスコアメイクにつながるのです。
チッパーはパターと同じ感覚で打つクラブ。特に、R25のようなパター型のランニングウエッジ(チッパー)はパターと同じヘッド形状です。なので、チッパー使うことを否定するということは、パターを使うことも否定することにもなるのです。
Cameron Smith magic.
A defining clutch moment at the Road Hole @TheOpen. pic.twitter.com/sYtp1TJ9ok
— PGA TOUR (@PGATOUR) July 18, 2022
全英オープンを引き合いに出すまでもなく、世界の一流所でも状況に応じてグリーン周りのアプローチでパターを積極的に使っています。このことについてチッパー否定派の人は、どんなコメントをされるのか聞いてみたいです。
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2022年08月01日超私的な試打インプレッション ピンのChipRをコースで試してきました、、、
話題のクラブを丸裸!
昨日は2週間ぶりに赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールに行ってきました。この時期に2週間もコースに出なかったのは久しぶりでしたが、久しぶりのわりにはショットも大きく乱れることなくホールアウトできました
インコース
ーーーー△ーー△ー 37
211121122 13
寄せワンが多かったですが、これには理由があります。先日衝動買いしたピンのアプローチ専用ウエッジ、ChipRをとことん試したくて、グリーンを狙うショットではわざと手前の花道に運ぶようにしたのです。
ChipRは5ホールで使いましたがいずれもノーミス。すべて1m以内に寄せることができて寄せワン率は100%でした。
さて、このChipR。
メーカー側はチッパーと名付けてますが、超私的には転がすためのというよりはキャリーとランで寄せるクラブではないかと思っています。
ロフトが38.5度あるのでボールは適度に上がりますし、スピンも適度に入るからです。マーク金井が設計したR25は完全に転がし専用ですが、こちらは8番や9番でアプローチするのと同じような弾道になります。
ただし8番や9番アイアンと決定的に違うのが、ヘッド重量とライ角度です。
35インチでオーダーしたこともありますが、ヘッドがかなり重く、バランスはなんとE6。通常のアイアンがD0ぐらいだと考えると、20グラム前後ヘッドが重いのです。
このため、アイアンとはヘッドの利き具合が全然違うので、フルショットには適さないです。このヘッドの重さを考えると、30ヤード以内のアプローチに特化させたい意図を感じます。
ライ角度は標準で70度とかなりアップライト。一般的な8番、9番アイアンよりも7~8度アップライトです。このライ角のおかげでパターのように構えやすくなっています。これもChipRの大きな特徴です。
では、ライ角がパターのようになっているからパターのように打てるかと言うと、これは個人差があると思います。何故かと言うと、クラブの形状はパターに近いのではなく、アイアンの顔つきをしているからです。ライ角度こそアップライトですが、アドレスする時は、アイアンでアプローチするような構えをしたくなりました。
打ち方に関しても、パターのようにも打てますが、超私的には8番や9番を短く持ってアプローチした時と同じ感覚で打った方が違和感がありません。ヘッドの重さに慣れが必要ですが、重さに慣れてくれば、8番や9番でアプローチを打つのと同じように打っていけます。
マーク金井の場合、ピンのChipRはパター感覚で構えつつ、スイングはアイアンでアプローチをするような感じで打つと上手く行きました。手前味噌ではありますが、パター感覚でアプローチをするには、ヘッド形状はR25のようにパターと同じ顔つきをしている方が違和感がないです。
そして、改めて感じたのがグリップの太さです。マーク金井はオーダー時に一番太いオレンジのグリップを選択しましたが、これは大正解。標準のグリップよりも太いグリップにした方が、ヘッドが重く感じる度合いを軽減できますし、なによりも手首が余計な動きをしづらくなるからです。
お節介なことを申し上げるならば、ChipRの購入を考えているならばグリップはオレンジを選択することを強くお勧めいたします。
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2022年07月29日超私的な考察 アプローチのお助けクラブ「チッパー」はブーム到来になるのか!?
コチラも人気の動画です
ピンから40年ぶりに登場したアプローチのお助けクラブCHIPR。発売して1週間たらずで品切れになるほど売れているみたいです。手前味噌ですが、マーク金井が設計したR25も多くのゴルファーから支持していただいてます。
加えて、ヤフーニュースでは「チッパーブーム」が到来している記事がアップされたこともあって、にわかにチッパーに興味を持つアマチュアゴルファーが増えています。
さて、このチッパー。
クラブ自体は決して目新しくはありません。いつから登場したのかは定かではありませんが、少なくともマーク金井がゴルフを始めた頃、今から50年ぐらい前にはすでにチッパーやジガーと呼ばれる転がし専用のウエッジは世の中に出回ってました。
また、PRGRのR35が登場したのは2005年。
目立った宣伝はなされていませんが、17年前から現在に至るまで継続販売がなされています。もちろん、他のメーカーにおいてもチッパーをラインアップしているメーカーはいくつかあり、例えばクリーブランドのスマートソールもチッパー形状のウエッジをラインアップしていますし、リンクスはアイアン感覚で打てるチッパー(YS-ONEタイプR)とパター感覚で打てるチッパー(YS-ONEタイプS)の2モデルラインアップしています。
日本チッパー協会の会長であるマーク金井としては、チッパーというクラブに注目が集まるのは嬉しい限りで、まずは先入観を持たないで使ってもらいたいと思っています。
逆に言うと、「チッパーは初心者用クラブ」「チッパーを使うのはかっこ悪い」と思っているゴルファーが手にするかどうかで、チッパーに対する偏見をどれだけ払拭できるかで、チッパーの普及の度合いが変わってくるのではないかと思っています。
そいう意味ではピンのCHIPRは画期的なクラブです。
マーク金井も衝動買いしましたが、とにかくデザインがgood。機能性ややさしさだけでなく、キャディバッグの中での収りがとにかく良いです。このクラブが売れるほどにチッパーは市民権を得ますし、他のメーカーも追従してくるでしょう。
そして、もうひとつのポイントとなるのはアプローチに対する考え方。アマチュアゴルファーは「アプローチは上げて止める」打ち方を良しとする人が多いです。それが、
「手前から転がして寄せる」という打ち方を好むというマインドチェンジが求められます。転がして寄せるゴルフを心底楽しめるようになることも、チッパーが普及するかどうかの鍵を握っています。
ゴルフはゴロふ。
全英オープンでトッププレーヤーたちがグリーン周りでパター多用していたのは記憶に新しいと思いますが、パターの次に転がして寄せやすいのがチッパーです。アマチュアゴルファーも上げるよりも転がして寄せることを選択するようになってくれば、チッパーが活躍する場面が増えてきます。そうなってくれば、チッパーをキャディバッグに入れる人が増えてくると思っています。
チッパーはランニング(転がし)に特化したウエッジ。
バンカーに特化したのがサンドウエッジならば、転がしに特化したのがランニングウエッジ。超私的には、チッパーはランニングウエッジという名前に改名した方が、さらなるブームになるような気がしています。
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2022年07月25日超私的な考察 ピンのCHIPRは「チッパー」と名付られてはいるけれど、、、
こちらの動画最近何故か人気です
ゴルフはボールを空中に飛ばすものだと思っている人が非常に多いですが、そうとは限りません。池越えや谷越えを除けば、野球のゴロヒットのように転がして飛ばしてもいいのです。
そして、グリーン上でボールを転がすため設計されたクラブと言えば、説明するまでもありませんがパターです。逆に言えば、ドライバーもアイアンもウエッジよりも、パターよりもボールを転がしやすいクラブにはなってくれません。
では、パターの次に転がしやすいクラブはどんなクラブなのか?
ロフト角だけを考えればドライバーということになりますが、ドライバーはクラブが45インチ。パターよりも10インチ以上長いのでパターのように打つのは至難です。短く持つと言っても10インチ短く持つことはできませんし、ライ角もドライバーはパターよりも10度以上フラットだからです。
パターのように打つにはロフト角だけでなく、長さとライ角がパターに近い方がいいです。
そいう意味で転がし用に作られたクラブはチッパーです。実際、ピンから新しく登場したCHIPR(チッパー)も長さは34インチで、ライ角は70度。長さはパターとまったく同じですし、ライ角もパターとほぼ同じに設計されてます。
ただし、ロフト角は38.5度と多め。
これは8番もしくは9番とほぼ同じで、チッパーとしてはロフト角が寝ています。このロフト角を考えると完全に転がして寄せる「チッピング」というよりは、キャリーも適度に出てから転がす感じのクラブ。
感覚的には、ランニングアプローチとピッチ・エンドランの中間的な位置付けのクラブに感じました。
そして普段使っているロフト25度のR25に比べると、ピンのCHIPRはロフトが多い分だけバックスピンも少し入ります。このスピンの入り方は好みが分かれそう。パターのように転がしたい人よりも、ファーストバウンド後にスピンが入った方が距離感のイメージが出しやすいのではないかと超私的に思っています。
そして、超私的に気になったのがグリップの太さ。
標準装着されるグリップは細め。超私的にはもう少し太いグリップの方がパター感覚で打てると思います。ピンの場合、オーダーでグリップの太さを選べます。マーク金井は迷わず一番太いサイズであるオレンジを選択してオーダーしました。
ピンのCHIPRはロフトが多めですが、これは花道からだけではなくラフからでの使い勝手も考慮したのでしょう。ラフからだとロフトが多めの方が打ち出し角が安定し、縦距離を合わせやすくなるからです。
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