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カテゴリー: 超私的な考察
2020年01月24日超私的な考察 日本で飛躍的にシェアを伸したピンとボルボの共通点とは!?
マーク金井チャンネル生配信 マーク金井ここだけの話 1月2回めは
1月27日21時からです
渋野フィーバーで賑わったG710アイアン記者発表の翌日、コースでG710を試打する機会をいただきました。ドライバーも用意されてましたが、プレーの目的はG710の試打と、新しくラインアップに加わったパター、ヘプラーの試打です。ヘプラーについては練習グリーンでこれでもかってぐらいボールを転がしたので、コースではとにかく至る所からG710を試打しました。
出だしの1番では9番アイアンでティショットを打ち、セカンド、サードショットも同じく9番。グリーン周りでSWを試打し、バンカーショット、逆目のラフからのアプローチを打ちました。2番では7番アイアンでティショットを打ち、セカンドも7番。3打目が70ヤードぐらいだったのでここでUW(AW)を試打。グリーン周りでは再び、SWでバンカーを何発か打ち、アプローチもいろんなシチュエーションから打ち、ソールの感触をじっくりテストしました。
G710はG700の後継機種ですが、マイナーチェンジというよりはフルモデルチェンジと言いたくなるくらい雰囲気、性能面も変わっています。つや消しブラック仕上げのヘッドはより洗練された感じで高級感があります。中空構造は前作を継承してますが、前作よりも打感がソフトになり、フェースが弾き過ぎる感触が減っています。
ロフトの設定はG700同様、ストロングロフト設計で、
7番のロフトが28度!!!!!!!!!!!
ピンの中ではもっとも飛び系のロフト設定ですが、ロフトのわりにボールが上がってくれます。そして、デザインは昔のピンと打って変わって洗練されてますが、、、
これまで同様、ライ角を選ぶことができますし、バンス角も7番で6度、PWで11度としっかりついているのです。洗練されたデザインを採用しつつ、ピンらしい部分もしっかりと継承されています。超私的には、アイアンの性能もさることながら、SWがピン史上最高の出来上がりではないかと思いました。見た目は特に目立った所がないのに、バンカーショット、アプローチとも「何だこりゃ~」ってぐらいイメージ通りの弾道が打て、かつダフりのミスにも強くなっているのです。超私的にはSWをまっさきに手に入れたくてウズウズしています。
さて、今回G710を試打してみて感じたのが、ピンというクラブメーカーは自動車メーカーのボルボと非常に似ていることです。
ピンは昨年創業60年を迎えましたが、ここ数年でモノ作りがガラッと変わりました。かつてのピンは性能重視でデザインは二の次。アイアンヘッドはバレル仕上げでメッキされてませんでしたし、ソケットも付いてません。ピンのクラブは性能はピカイチですが、無骨で少し野暮ったいという所がありました。超私的には、ピンの野暮ったいところが好きで、今でもG25、G30アイアンを手元に置いています。
ボルボもしかりです。レンガのようなボディと称された240とか850ぐらいまでは性能重視で、ボディの形状は無骨で野暮ったい所がありました。ボルボが好きな人はシュッとした流線型のデザインよりも、この無骨さに惚れ込んでたのではないかと思います。
ピンもボルボも万人受けするデザインではなく、無骨なモノ作りにこだわっていたメーカーでしたが、ある時からどちらも、、、、デザイン(仕上げ)が洗練されてきたのです。
ピンの場合は、アイアンヘッドはメッキ処理がなされ、ソケットも装着。ヘッド形状やロゴも洗練されてきました。ボルボもVシリーズになってからはボディ形状は箱形から少し流線型になり、フロントグリルもお洒落になっています。
どちらのメーカーともデザインが洗練されるとともに大幅に売れ行きを伸し、今も好調なセールスを続けています。そして、両メーカーにも共通しているのが
デザインはカッコ良くなっても、モノ作りの哲学は踏襲されている!!!!
ことです。ピンの場合ならばライ角のバリエーションがあり、なおかつソールにはしっかりバンス角が付いてます。ボルボの場合は安全性、走行性に一切の妥協がありません。どちらも、見た目は変わっても創業時の哲学が脈々と継承されているのです。
ピンにしてもボルボにしても、かつての無骨なデザインが好きだった人にとっては、今どきのプロダクトは物足りなさを感じるかも知れません。しかしながら、両メーカーとも無骨なイメージを払拭し、格好良さを追求したデザインを採用することでシェアを一気に拡大したのではないかと超私的に思っています~。
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マーク金井チャンネルの新企画?
メーカーさんいらっしゃ〜い 今回はコブラプーマゴルフさんがいらっしゃいました。ぶっちゃけトーク満載すぎて、編集のお願いが沢山・・・(いきなり動画撮影しました)ということで是非ご覧ください
2020年01月20日超私的な考察 ショートパットでミスが多い人の共通点とは!?
マーク金井チャンネルに新しいセミナー動画が公開されました
NEOアプローチセミナー
昨日日曜日(1月19日)は川崎国際生田緑地ゴルフ場で18ホールプレーしてきました。土曜日はみぞれ交じりの雨でしたが、日曜日は朝から雲一つない快晴。風もまったくと言っていいほど吹いておらず、冬場のこの時期としては最高のコンディション。この1ヵ月で川崎国際は3度目のラウンドで、グリーンはメイングリーンの高麗です。
1番ホールはティショット、7番アイアン、AWとつないで5mにパーオン。バーディパットこそ決まりませんでしたが、難なくパー発進。過去2ラウンドは69(高麗)、74(ベント)と相性が良かったので「今日もパープレー」と思ったら、距離感のミスを繰り返してボギーを連発。加えて、アウトもインも上がりホールでダボを叩くという、一番悪いパターンでホールアウト。上がってみれば、、、なんとかかんとかの79ストローク。3度目なのでコースをある程度知っているにも関わらず、イージーミスと距離感のミスでスコアをまとめることができませんでした。
アウト
ー△ー△ー△△ー□ 42
222222323 20
イン
ー○△△ーー○ー□ 37(パー35)
212222122 16
パット数は普段と同じぐらいですが、超私的にはパットが昨年よりもかなり良くなっています。3パットも2度ほどやってますが、いずれもビビってショートしての3パットではなくしっかり打っての3パット。1.5m以内のパットはいずれもカップのど真ん中から入ってますし、ロングパットも転がりが劇的に良くなっています。特に、ショートパットは危なっかしい入り方がほぼ無くなり、狙った通りにボールが転がります。
FBにもパット練習の動画を上げてますが、練習中に心がけていることは2つ。
フェース面(サイトライン)を目標に向ける
一定のテンポ(スピード)でストロークする
グリップの動きでヘッドの動きを支配する(ヘッドを振ろうとしない)
当たり前過ぎて拍子抜けしたかも知れませんが、心がけているのはこの3つだけ。そして、特に意識しているのがアドレス時のフェース向きです。何故かと言うと、慢性的にアドレスではフェース面を目標よりも左に向ける癖があったからです。
フェースを真っ直ぐ向けるなんて簡単だと思われるかも知れませんが、実は、これが一番厄介です。日頃、フェースを左に向ける癖がついているので、目標に対して真っ直ぐフェース向ける(サイトラインと、パターマットの線を重ねる)と、
フェース面がものすごく右を向いた感じになり、ボールがカップの右を通過しそうで非常に気気持ち悪いのです。超私的なことを言わせていただくと、この違和感はとてつもなく大きいのです!!!!
そして、フェースが右を向いた感じになると、当然のことながら右に外すのを嫌がって左にひっかけるような打ち方をしたくなるんです。これもまたNGです。フェースが右を向いた感じでも、ストロークはよどみなく(フェースの向きを気にしないで)、アドレスの向きに対して軽いインサイド・インで行ないます。これが本当に気持ち悪いのですが、iPhoneで撮影すると、不思議なことにボールはこれでもかってぐらい真っ直ぐ転がり、カップに入れるつもりがまったくないのに、ど真ん中から入るのです。
ストロークについては、ゴールドファクトリーの佐々家さんがYouTubeにアップしていたパット練習をお手本にしてます。佐々家さんのアドバイスとは、、、
パターマットで打つ時はカップインにこだわらない。入るかどうかよりも、とにかく手元がスムーズに動くストロークを行なう。手元がスムーズに動けば、結果的にストロークの軌道が安定(打点も安定)し、転がりが良くなる。転がりが良くなれば、結果的にカップインする確率も上がる、というものです。
パットは打点位置、そして正確かストロークが求められますが、この佐々家さんのアドバイスはまさに目からウロコでした。手元がスムーズに動いてさえいれば、ヘッド軌道が安定し、かつ打点位置も狂いが出にくいのです。iPhoneで自撮りしていると、手元がスムーズに動けば、ボールの転がりが良くなっているのが如実に分ります。
パット、特にショートパットを苦手にしている人を見ていると、アドレス時のフェース向きが狂っている場合が少なくありません。ストロークに関しては、外したくないという気持ちが高じて、インパクトで余計なアクションをしている人が多く、余計なアクションが打点位置を狂わせたり、インパクト時のフェース向きを狂わせてしまっています。
パターマットでの練習と言うと「連続○○回入るまで続ける」というのがありますが、超私的は入れることよりも、とにかくスムーズなストロークを身体に刻み込ませる練習の方が努力が報われるのではないかと思います~。
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2020年01月17日超私的な考察 テーラーメイドのSIMとキャロウェイのMAVRIKの意外な共通点とは!?
先週木曜日(1月9日)はテーラーメイドのSIMの記者発表があり、今週水曜日(1月15日)にはキャロウェイのMAVRIKの記者発表がありました。どちらも今月下旬に開催されるPGAショーの目玉商品、そして2020年の主力商品なわけですから、日本での記者発表もたいそう派手に行なわれました。
ちなみにマーク金井はキャロウェイの記者発表には行けてません。ちょうど同じ時間に、ゴルフ雑誌EVENの取材(YouTube動画)の試打の撮影があり、必死のパッチで試打をしまくってました。もちろんその中には、SIM、SIM・MAX、MAVRIK、MAVRIK SUBZEROも含まれており、トラックマンを使ってデータ計測しながら試打しています。
ゴルフパートーナーの試打職人というYouTubeで、すでにSIMとMAVRIKの試打動画をアップしていますので、ここではこの2モデルの意外な共通点について超私的に書いて見たいと思います。
カラーリングはSIMがブルー(シルバー)がイメージカラーで、MAVRIKはオレンジがイメージカラー。色使いに共通点はまったくありません。ヘッド形状もSIMはこれまでのテーラーの流れを汲んでますし、MAVRIKもこれまでのキャロウェイの流れを汲んだデザインです。
ソール形状についても共通点はなく、SIMはツノのような突起物がソールに配されており、これはかなり目立ちますし。対してMAVRIKはシンプルはデザイン。重量ネジが配されていますが稼働式ではなく、埋め込みタイプになっています。
共通点などまったくなさそうですが、実は、どちらもアピールしているポイントがあるのです。それはバックフェース側の形状で、どちらもシャローバックではなく、ハイバック形状をアピールしています。
ここ数年のドライバー、特に外ブラのドライバーはヘッド後方が低く下がったシャローバックが当たりでした。シャローバックにすることで「重心を深く」かつ「重心を低く」することが物理的に可能になるからです。
ところが、これから発売されるSIM、MAVRIKともシャローバックを意図的に止め、ハイバック形状になっています。これまでの常識を否定するともいえるデザインを採用していているわけです。
テーラーメイドはシャローバックを止めた理由として、、、
空気力学的、そして慣性モーメントを上げるにはハイバックが有利
ただしハイバックにすると重心が上がるのでスピン量が増える(不利)
SIMにおいては空力力学、そして慣性モーメントを上げるためにあえてハイバックを採用しているとアピールしています。そして、形状的にはハイバックだと重心が上がるので、それを下げるために、ソールに廃した突起物の最後方にウエートを廃することで重心を下げスピン量が減る設計がなされているそうです。
MAVRIKもSIMほどではありませんが、空気力学的にはシャローバックよりもハイバックにした方が有利との理由から、ハイバック形状が採用されています。
ゴルフクラブはインパクトゾーンでは時速200キロ近く出ることを考えると、空気力学をアピールすることは至極当然だと思います。しかしながら、ゴルフクラブで空気抵抗を一番受けるのはヘッド後方よりもフェース面ではないかと超私的に思っていますし、フェースの厚みが5ミリ変われば、空気抵抗の数値もかなり変わのではないかと思います。
テーラーメイドが何度も何度も、クラブ作りは「トレードオフ」だと言ってましたが、まさにその通りだと思います。「トレードオフ」は非常に厄介ではありますが、うがった見方をすれば、、、「トレードオフ」があるからこそ、モデルチェンジしたときに新たなセールスポイントを生み出せるのではないでしょうか。
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2020年01月15日超私的な考察 ゴルフスイングにおける「遠心力」とはどんな力なのか!?
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3連休の最終日、月曜日は神田のスタジオでセミナーを開催しました。前半はゴルフスイングに求められる「遠心力」がテーマで、後半は正しいスイング軌道に求められる「オンプレーン」をテーマにしたNEOオンプレーンセミナーを実施しました。後半のセミナーはカメラが入っていますので、近々、YouTubeで公開致します。
どちらのセミナーともゴルフスイングを構築する上で必要不可欠な動作についてレクチャーしていますが、遠心力セミナーで一番時間を割いて説明したのが、、、、
遠心力とはいったいどんな力なのか?
遠心力が働いた状態とはどんな状態なのか?
実際に遠心力を感じた経験があるならば、その時に経験した感覚はどんなものか?
「遠心力」についてスマホでググってみると、
Wikipediaの冒頭はこんな感じです、、、、
遠心力は、慣性系に対して回転している回転座標軸径において作用する慣性力の一つである。慣性系において回転運動をしている物体には、何らかの力が向心力として働いている
(以上、Wikipediaから引用)
うーん、まったくもってイメージが分りません。遠心力というのは言葉で説明するとかなり難解ですが、感じることはできます。
昭和の時代の公園とかに置かれていた遊具のひとつに地球儀みたいな形でクルクル回るのがありました。これに乗ってグルグル回してもらうと自分は外に外に放り出されそうな力が働くことを感じ取れます。他では、ある程度スピードを出してクルマに乗っているとクルマも身体も外に外に放り出されそうな力が働きます。遊園地にある空中ブランコにのった時もしかりで、グルグル回りだすと乗っている人は外に外に放り出される力が働いているのを感じ取れます。
回転運動をしている外側に自分がいて、そして外に外に働いく力を感じた時、この感じた力が遠心力ではないかと思っていますが、超私的なことを付け加えると、遠心力とは、
円の外に外に放り出されそうな力が働いているが、実際は外に放り出されない。外に放り出されそうな力を感じながらも、実際は外に放り出されないで回転して元の位置に戻っている。これが遠心力(向心力)正しく働いている状態ではないかと思っています。
ゴルフスイングで遠心力というと、円運動の外に放り出される力だと思っている人が少なからずいますが、外に放り出される力だけを意識すると、クラブヘッドは正しい円運動になりません。インサイド・アウトの軌道になってしまいます。加えて、外に放り出される(外に放り出す)のが円運動だと思ってしまうと、インパクトゾーンで体の回転が止りやすくなります。体の回転が止ると、チーピンや引っかけのミス、そしてアマチュアゴルファーが一番忌み嫌うシャンクも出やすくなるのです。
月曜日(1月13日)に開催した遠心力セミナーでは、遠心力を出すためにゴルファーがやるべき動作について詳しくレクチャーしています。遠心力を出すために必要なこと、それはヘッドを支配するのではなくグリップの動きを支配することです。
インパクトゾーンでグリップの動きを止めないで、グリップを丸く動かすことがヘッドを丸く動かすことにつながり、遠心力を正しく発生させることにつながるのです。そして、正しく遠心力が働くと、インパクトゾーンでヘッドが手元を追い越さないイメージでスイングしても、実際はインパクト直後にタイミング良くヘッドは手元を追い越すようになり、ヘッドスピードを効率良く上げていけます。
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2020年01月08日超私的な考察 なぜゴルフはすぐに上手くならないのか!?
Youtubeマーク金井チャンネルの人気シリーズ
【おしえてマークさん】最新作は”アイアンの番手ずらし”です。
ぜひご視聴ください、チャンネル登録も是非お願いします
1月6日にガーラ湯沢で初滑りをし、そして今日(1月8日)もガーラで2回目の早朝スノボに勤しんでます。ガーラ湯沢の魅力はなんと言っても地の利で、東京駅から上越新幹線を利用すると最短75分。ガーラ湯沢駅の改札口を出ると、そこはスキーセンターがあり、ロッカールームがあり、そしてゴンドラ乗り場があります。このおかげで、朝イチの新幹線に乗って、2時間ガッツリ滑って、帰りの新幹線に乗れば、午後1時には東京駅に戻れます。アナライズがある神田駅は東京駅のお隣りなので、午後1時15分には何食わぬ顔で仕事ができちゃいます。
スノボも今年で7年目となりましたが、滑りを覚えてからはシーズンインの直後でもブランクをほとんど感じなくて滑ることができます。自転車に乗るのと同じで、いったん乗り方を覚えてしまうと、かなり時間が空いても違和感がないのです。
スノボの行き帰りは新幹線ですから、いつでも寝ることもできますし、本や雑誌も存分に読めます。今日、新幹線のお供として鞄に入れたのはこの本。
絵はすぐに上手くならない
デッサン・トレーニングの思考法
成富ミヲリ著(採流社 1600円+税)
タイトルに一目惚れして衝動買いしました。世の中、なんでもすぐに上手くなるというようなキャッチコピーが多い中、まったくの逆張りのタイトルが付けられています。そしてなにより、マーク金井はまったくもって絵の素養がなく、中学、高校の美術の成績は5段階評価で「2」が最高でした。加えて、本の帯に書かれている、「絵を学ぶための思考法を教えます」というコピーが気に入って買っちゃいました。
まだ前半部分しか読んでませんが、ゴルフに通じると感じたのが、、
絵を上手く描けない人とゴルフスイングが上手くできない人にはかなりの共通点があるということがです。
ざっくり紹介すると、絵を上手く描けない人(上手く描けない時)というのは、、、
目→脳→手 これらをつないでいる部分に問題がある。
描こうとしているモノを見ているようで見てない
↓
よく見ているけど整頓されていない
↓
何を描けば「らしく」なるか分っている
というプロセスを踏むことで絵が徐々に上手くなり、そして個性が出てくるそうです。そして、「うまい人は元からうまいという考え方は、思考停止でしかありません」と筆者の成富さんはおっしゃってます。
この考え方はゴルフにも通じます。ゴルフスイングがうまく出来ない人ほど、正しいスイングを見ているようで見ていません。対して、上級者やプロになってくるほど、スイングをじっくりと見る能力に長けています。
プロのスイングをじっくりと見て研究しているのに、自分のスイングはプロと似てもにつかない、、、、
こういうアマチュアゴルファーが少なからずいますが、超私的なことを言わせてもらうとこの悩みを抱えている人の多くは、見てるようで見ていない。見えていないから、体で表現できていない場合が多いです。もしくは、見てはいるけれど、見ているのは細部で、本当に大事な部分を見落としている可能性が高いと思います。
真似るは学ぶに通じるという格言がありますが、ゴルフスイングに限らず動作を真似るためには、「見る」という能力が求められ、そして「見た」ものを脳が正しく整頓することが求められるのです。
「見た」ものを脳が正しく整頓するためには、細部よりも、根幹的な動きや形を見定める能力が求められます。例えば、ゴルフスイングにおいては、ハンドファーストのインパクトや、ダウンでタメを作るというのを見た時、それはどんな要素によって出来上がった形なのかを「観る」能力が求められるのです。
マーク金井は絵を描くこと、楽器を演奏することがこれでもかって苦手で、苦手な故にこれまでずっと避けてきました。この「絵はすぐに上手くならない」という本に出会ったのも何かの縁なので、今年は絵を描くことにも挑戦したくてウズウズしています~。
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