カテゴリー: 超私的な考察
2022年06月20日超私的な考察 次につながるベスト更新と次につながりづらいベスト更新の違いとは!?
素振りは大切ですが、諦めたほうがよさそうな素振りもあります
土曜日、日曜日と千葉市民ゴルフ場にて18ホールプレーしてきました。両日とも天気に恵まれた中で、担ぎセルフで7本縛り。両日ともゴルフ場だけで1万6000歩ほど歩いてきましたが、36ホール目のセカンドショットは、池越えでピンまで185ヤードの距離を5Wできっちりグリーンを捕らえることができました。
スコアは土曜日が37、33の70ストローク。日曜日が33、36の69ストローク。千葉市民は癒やし系のレイアウトで、加えて白ティ使用。いいスコアが出て当たり前の状況でのプレーで、当たり前のスコアを出せました。
両日ともマーク塾の塾生とのラウンドでしたが、土曜日はベストスコア更新が2名。100が切れなかったメンバーが89のスコア、もうひとりは75のスコアでベスト更新。日曜日はハーフベスト36のメンバーが34を出して、トータル72のパープレーでベスト更新しています。
わざとベストを更新しやすいセッティングでプレーしているわけですから、ベスト更新は想定内と言えば想定内です。ただし、想定内のことをちゃんとやる通すというのは言葉でいうほど簡単ではありません。やさしいショットをちゃんと打てれば、易しいコースだけでなく、難しいコースでもスコアメイクできます。
2日間で10名のプレーヤーと同伴し、3名がベスト更新。なんとも嬉しい限りですが、
もうひとつ嬉しいことがあります。それは、3名とも上がり2ホールで大崩れしていないことです。千葉市民の9番ホールはセカンドが池越えのパー5。右サイドはずっと池、グリーン奥と左サイドはOBと油断ができないレイアウトになっており、少しでも弱気になると、簡単にダボ以上のスコアが出たりするのです。
さて、今回のテーマである次につながるベスト更新と、次につながりづらいベスト更新についてですが、結論から先に言うと、、、
最終ホールをパーやバーディーで上がってベスト更新すれば次につながります
最終ホールをボギーやダボを叩いてベスト更新した時は次につながりづらいです
例えば、ハーフ39がベストの場合、4オーバーから最終ホールをバーディーで3オーバー(39)を出せた時は次につながります。逆に2オーバーから最終ホールをボギーにして3オーバー(39)というのは、同じ39でも価値がグッと下がり、次につながりづらくなります。最後に崩れるというのは「いいスコアを出したい」という気持ちに対して守りに入っている場合が多いですし、なによりも攻める気持ちでプレーしていないかの可能性が高いからです。
もちろん、やみくもにバーディーを取れと言っているわけではありません。最後のホールでパーやバーディーで上がる事を高く評価するのは、ゲームの流れを悪くしていないから。次につながるのです。対して、最後のホールでボギーやダボ以上というのは、ゲームの流れが良くありません。次につながらないからです。
同じスコアでも、上がりホール(上がり3ホール)をどうスコアメイクするかでゲームの流れはガラッと変わりません。野球と同じで、終盤の3回、そして最終回(最終ホール)をぴしっとプレーするほどにゴルフは締まってきますし、プレーの流れを良くすることにもつながります。
超私的には、4オーバーで最終ホールをバーディーの39と、2オーバーで最終のホールのボギーの39とでは、同じスコアでもゴルフの腕前は大きく異なります。前者と後者とでは、天と地ほどの開きがあると思っています。圧倒的に前者の方がゴルフ巧者です。
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2022年06月15日超私的な考察 スコアメイクに本当に必要なのは○○○を主役にすることです!!
ウエッジの距離感はスコア作りの生命線
プロ野球は交流戦を終え、今週金曜日からペナントレースが再開します。我が阪神タイガースは交流戦で一気に勝ち星を増やして最下位を脱出。借金はまだ6つありますが、4位まで浮上しました。
4月、5月と阪神は連敗を重ねましたが、6月に入って勝利を重ねています。同じチープとは思えない戦いぶりですが、選手は同じです。変わったのは得点チャンスで、チャンスをちゃんとモノにしていること。加えて、ゲームの流れを相手チーム渡すようなミスをすることが減り、相手のミスに乗じて得点できるようになったことです。ゲームの流れを支配できるようになったことで勝ち試合が増えているのです。
さて、このゲームの流れ。
野球だけでなくゴルフでもまったく同じことが言えます。ゴルフにおいても流れを悪くなるようなミスをしないことと、流れが良くなるようなショットを続けることがスコアメイクに直結します。ナイスショットを打つことでもスコアを作れますが、流れが悪くならないショットをつなげることでもスコアを作れるのがゴルフです。
ゲームの流れを作るという意味では一番大事なのはパッティング。グリーンに上がるまでいかにショットをつなげていくのか、いかに打たなくていいミスを打たないでグリーンにボールを運ぶのか、、、、この2つで卒がないショットをつなげていけば、パーやバーディーで上がれる確率がグンと上がるのです。
例えば、マーク金井の場合ならば
2メートル以内のパーパットを打つ回数を増やす。
9ホールプレーしているならば、9ホールとも2メートル以内のパーパットが打てるようにプレーしていますし、それがクリアできているならば、スコアが悪くなることはまったくありません。パットの調子が悪くても3オーバーぐらいですし、パットの調子がよければ楽にパープレーで上がってこれます。
ドライバーからセカンド、そしてアプローチに至るまで、すべてのショットを打つ時に考えていることは、、、「パッティングのためにショットを組み立てる」ということ。ティショットもセカンドも、そしてアプローチも主役ではありません。主役はパッティングであると考えながらプレーし、ティグラウンドに上がってドライバーを手にしてた時も、パットをいかに打つかを考えてティショットに臨んでいます。
ティショットで超私的に意識しているのはナイスショットを打つことよりも致命的なミスをしでかさないこと。白ティからプレーする場合ならば、飛ばすことよりもフェアウェイキープ。飛距離は180~230ヤードの間なら、何ヤードでも構わないという心づもりでショットをしています。
だからでしょう。マーク金井と一緒にプレーしているゴルファーは口をそろえて「肩の力が抜けている」とか、「気合いが入っていない」とか、「軽くスイングしている」とおっしゃいます。本人は意識して肩の力を抜いたことは一度もなく、肩の力が入らない所を狙っているから、自然に肩の力が抜けているだけなのです。
ゴルフは確率のゲームです。
そしてゴルフゲームの主役はパットです。
この2つのことが分ってくれば、おのずとどんな風にティショットやセカンドショットを打てばいいのか、どんなクラブを使えばいいのかについても自分なりの答えを引き出すことができると思います。
ちなみにマーク金井がドライバーに短尺スチールシャフトを装着するのも、すべてはパッティングのためにです。
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2022年06月13日超私的な考察 なぜアマチュアゴルファーはドライバーの飛距離を求めるのか!?
ウエッジの距離感はスコア作りの生命線
火曜日、水曜日、木曜日、金曜日は赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホール、土曜日は朝4時20分に起床して早朝9ホール。5日連続で担ぎセルフプレーをしたのは恐らく初めてだと思いますが、特に疲れは残ってません。この2年間、毎日2万歩を日課にしたおかげで体力(特に持久力)がかなりついたのでしょう。
5連続でプレーした中の2日間は、このドライバーを試打しました。
キャロウェイ C4ドライバー(ロフト9度)
2002年に発売されたモデルですので、ちょうど20年前のドライバー。ヘッドはフルカーボン。テーラーメイドのステルスよりも20年前に出てますが、フェースはステルスと同じくカーボンフェースです。
20年前と言えばチタンヘッドが全盛。キャロウェイは大胆にもチタンではなくカーボンドライバーを出したわけですが、インパクト音が金属的でないことで(音が静すぎて)、人気はまったく出ませんでした。そんなこともあって、今では中古ショップにもほとんど出回ってません。
マーク金井も20年ぶりぐらいにコースで試して見ましたが、今どきのドライバーと比べると、飛距離が出るわけではありません。インパクト音もかなり控えめですが、使い勝手はまったく過不足ありませんでした。ロフト9度ということもあって、低スピン弾道が打ちやすく。2度のプレートもフェアウェイキープ率は100%で、そのおかげもあってスコアはいつも通りでした。
気になる飛距離性能は、普段使っている短尺スチールドライバーとほぼ同じ。今どきのドライバーよりも飛ぶわけではありませんが、飛距離性能が劣っていると感じたことは一回もなかったです。超私的には、インパクトでボールがフェースに乗る感覚が強く、弾道をコントロールしやすいドライバー。恐らく、ステルスよりもフェースが分厚い分だけ、乗り感が良いのでしょう。
20年前のドライバーを今どき使うゴルファーはそういないと思いますが、C4を使ってみて改めて感じたことがあります。
それは、ドライバーの飛距離というのはスコアにほとんど影響を及ぼさないということ。
ドライバーに求められるのは飛距離よりも方向性。そして、安定した飛距離を確実に打てること。250ヤード飛ぶかと思ったら200ヤードしか飛ばないドライバーよりも、確実に230ヤード打てるドライバーの方がスコアメイクしやすいことが確認できました。
「ドライバーが飛ばないからスコアが良くならない」「ドライバーが飛べばもっとスコアが良くなる」と思っているアマチュアゴルファーが少なからずいらっしゃいます。これがドライバーに飛距離を求める理由になっているのでしょう。
確かに、飛距離が出た方が有利な部分もありますが、飛距離とスコアは必ずしも直結しないのではないかと超私的に思っています。いろんなところで書かれていますが、スコアに直結するのは100ヤード以内のショットと、そしてパッティングです。
・ドライバー・イズ・ショー
・パット・イズ・マネー
マーク金井がゴルフを始めた頃(50年前)、ゴルフ雑誌でこの格言を見ましたが、正直、ゴルフを始めた頃はこの意味を本当に分っていなかったような気がします。ゴルフを始めて50年経った今、そして赤羽ゴルフ倶楽部で頻繁にプレーするようになり、全英オープンが開催されるようなタフなリンクスで何度もプレーするようになってからは、この格言が以下にゴルフの本質ではないかと思うようになったのです。
超私的には、飛距離不足をスコアにならない言い訳するのはなんとももったいないような気がしてなりません。ゴルフ歴が50年に達したから言わせていただくならば、まずはドライバーは確実に前に運ぶこと。テニスのセカンドサーブのように、確実に相手のコート(フェアウェイもしくは浅いラフ)に運ぶことができれば、スコアメイクに何が必要かが見えてくるのではないかと思っています。
ゴルフは確率のゲームです。
特にティショットにおいては飛距離よりも確率です。確率を制する者こそが、確実にスコアアップの階段を上れるのです。
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2022年06月06日超私的な考察 パー3でフルショットできるクラブを選択しない本当の理由とは!?
これは効果抜群!
昨日は朝4時30分に起床からの、赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレー。数年前、、ANAの機内番組を作ったスタッフ3名と4サムのラウンドで、6時過ぎにティオフ。進行はわりとスムーズで8時前には最終ホールのパットを打ち終わりました。
4サムなので打順固定で、マーク金井は4番バッター。パー3は先に打つ方が不利で、後から打つ方が有利なんて言われてますが、そんなことはお構いなしです。ちなみに、マーク金井は先に打つ、同伴者の番手(クラブ)にはまったく興味ありません。なぜなら、パー3では距離に関係なく、ティショットで選択するのはドライバーだからです。
スタッツはこんな感じでした。
ー△ーーーーー○ー 35(パー35)
222111202 13
ボギーを打った11番、バーディーが取れた17番はどちらもパー3。11番は距離が145ヤードぐらいで手前にバンカーが待ち構えています。17番は手前が池で奥がバンカー。
ドライバーだと池越えギリギリにキャリーしないと、奥のOBゾーンまでボールが転がります。超私的にはドライバーで打つ場合、赤羽のインコースの中で17番はもっとも難易度が高いです。
11番は7番アイアン、17番は9番かPWで打てばフルショット、もしくはフルショットに近い距離を打てます。それにも関わらず、わざわざピンやグリーンを狙えない(狙ったらグリーンオーバーするので)ドライバーを手にするのにはどんな理由があるのか?
ピンを狙えないクラブ、極端に距離をコントロールしなければならないクラブを手にしているのは、、、、、
・ピンを狙わないショットに徹することができる
・ワンオンを狙わないショットに徹することができる
そしてボギーオン、2パットのボギーを積極的に狙える
スコアメイク(コースマネジメント)のセオリーとして、、、、
ピンではなくグリーン中央を狙う
花道を狙う
というのがあります。確かに、この2つを選択した方がスコアが安定するのは間違いありませんが、実は、これをやるのは簡単ではないのです。何故かと言うと、フルショットでちょうど打てるクラブ(ピンを狙えるクラブ)を手にしたら、たとえグリーン中央を狙おうとしても、心のどこかで(ここの片隅で)、ピンを狙いたくなる気持ちが残っているからです。
実は、このピンを狙いたい気持ちというのが厄介で、これが1%でもあるとショットに迷いが出ます。そして、ショットに迷いが出たらミスショットの確率は上がることはあってもナイスショットの確率は上がりません。
対して、ピンを絶対に狙えないクラブ、ワンオンを狙ったらグリーンオーバーしそうなクラブを選んだ場合はどうでしょう。ピンを狙ったり、ワンオンを狙う気持ちはこれっぽっちも生まれません。100%ピンを狙わない、100%ワンオンを狙わない気持ちでショットに臨めます。結果、自分のやるべきことと、やりたいことが一致するのにスイングに迷いが生じなくなるメリットがあるのです。
ピンを狙えないクラブ、ワンオンを狙えないクラブを選択すれば、パーを諦め、積極的にボギーを狙う(確実にボギーで上がる)ことを考えます。結果、寄せワンでパーを取れなくも、ボギーで上がったとしてもイライラしません。損して得取れという感じになってくれるのです。
対して、ピンを狙うのにちょうどいいクラブ、ワンオンを狙うのにちょうどいいクラブの場合はどうでしょう。これでグリーンを外すようなショットをしたり、ワンオンできなくてボギーを叩いたりしたら、かなりフラストレーションが溜まります。そして、フラストレーションが溜まったまま次のホールに向かうと、ティショットで余計なことを考えてしまったりして、打たなくていいミスをしでかすことにもつながるのです。
ゴルフはクラブを自在に選択できます。
わざとフルショットだと距離が合わないクラブを選択するというのは、一見、不利なことをやっているように思えるかもしれませんが、実は、必ずしもそうとも限らないのです、、、、。
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2022年06月03日超私的な考察 パター選びで最重要なのは○○○が合わせやすいことです!?
ボール1個でプレーすることを想像して下さい
先週ぐらいから半ズボンを履く日が増えてきました。赤羽ゴルフ倶楽部での早朝薄暮でも半ズボンでプレーする人が増え、もちろんマーク金井も半ズボンで担ぎセルフをやってます。腕には日焼け対策でアームカーバーをしてますが、なぜか足は日焼けしても疲れないんです。
赤羽は高麗グリーンということもあり、これからの時期は転がりが遅くなります。オーバーを恐れてインパクトが緩んでしまうと、1mのパットでもカップに届かないなんてことが少なからずあります。超私的には、高麗のショートパットというのはベントのショートパットよりも油断できないと思っています。
さて、このパッティング。
パットを打つ時はパターを使いますが、他のクラブとパターの決定的な違いがあります。それは、、、
パターは距離の守備範囲がとてつもなく広いということです。
パッティングにおいてはショートパット専用のパター、ロングパット専用のパターを使うゴルファーはまずいません。1mのショートパットも、20mのロングパットも同じパターで打ちます。20倍の距離の違いを1本のパターで器用に打ち分けることが求められるのがパッティングであり、別言すれば、任意の距離を自在にコントロールしやすいパターこそが、高性能なパターということになるのです。
では、どんなパターが距離の打ち分けが自在にしやすいのか?
距離感が良くなるパターとはどんなパターなのか?
ゴルファーによってその求める性能は異なりますが、共通していることがいくつかあります。それは、、、
・距離調節がしやすいヘッド重量を選ぶこと
・距離調節がしやすいロフトを選ぶこと
・距離調節がしやすい打感(打音)を選ぶこと
今どきのパターはヘッドが重かったり、ロフトが少なめ(3度前後)というのが少なからずあります。これらは転がりが良くなるメリットがある反面、転がり過ぎるためにインパクトが緩んでしまうミスも出やすくなる場合があります。
対して、ヘッドが重くないパターや、ロフトが多め(5度以上)というのは、転がりづらくなる反面、しっかり打ちたくなる分だけインパクトが緩みづらいメリットがあるのです。
パターほどいろんな距離を打つクラブはありません。20mの距離を打った直後に、1mを打つなんてアクロバティックなことをやるのはパターだけです。マーク金井がロフト7度やロフト9度のパターを使っているのは、ロフトが多い方がインパクトでフェースにボールが乗り、フェースにボールが乗ってくれた方が任意の距離が打ち分けやすく、距離感を出しやすいからです。
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