マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な考察

2017年08月06日超私的な考察 ゴルフスイングをするために本当に必要な動作とは!?

8月7日月曜日21時から 生配信します!


昨日は神田のスタジオアナライズセミナーを実施しました。前半は1秒間に1000コマ撮影できる高速度カメラを使った「インパクトセミナー」。30分の休憩を挟んで後半は、クラブを正しい軌道で振るコツを知る「オンプレーンセミナー」でした。毎回応募多数ですが、定員は6名厳守。6名に絞っているのは、受講生とのやりとに時間を多く使いたいからです。

アナライズのセミナーはこの2つ以外にもありますが、すべてに共通していることがあります。それは、、、

 

ゴルフスイングはクラブが主役であるということ!!!!

 

クラブデザイナーの竹林隆光さんもこうおっしゃってます。

 

「スイング理論はクラブによって作られ、クラブが換ればスイング理論もまた変わる」というのがスイングの本質であり、スイング理論の本質なのです。
(パーゴルフ新書 ゴルフクラブの真実 竹林隆光著より引用)

 

 

マーク金井もこの考え方を踏襲させていただいており、アナライズのセミナーではクラブをいかに動かすについてレクチャーしています。オンプレーンにセミナーでは、クラブの動かし方をかなり細かく説明しますが、この時でも、主役はゴルファーではなくて、ゴルフクラブです。

ただし、クラブが主役でありますが、ひとつだけクラブが出来ないことがあります。

 

 それは、クラブは自分では勝手に動けないということです。クルマならばエンジンがついてますがゴルフクラブにはエンジン(動力)がついてません。なので、人間(ゴルファー)が動力になります。人間(ゴルファー)がクラブを動かすことで、初めてクラブにはエネルギーが生まれ、ボールを飛ばすことができます。

 

では、スイングをする時に、必要不可欠な動きとは何でしょうか?

 

ゴルフスイングは円運動と言われてます。ヘッドの軌道を確認すると円軌道になっているから「スイング(動作)も円運動」だと思っている人が非常に多いと思います。

 

しかしながら、ゴルファーが自分の身体をコマのように回す必要はありません。というよりも、もしも身体をコマのように回そうとすると、かえって正しいゴルフスイングからかけ離れた動きになります。

 

なぜかと言うと、パットや非常に短い距離のアプローチショットを除き、スイング中に身体を回そうとするほど、クラブヘッドは正しい円運動からかけ離れやすくなるからです。

 

プロや上級者のスイングを見ていると、回転運動をしているように見えます。しかしながら、ゴルフスイングを正しく理解していないアマチュアが「回転運動」を意識するればするほど、プロのスイングから遠ざかってしまうのです。「ゴルフ4スタンス理論 タイプ別セオリー 廣戸聡一著 実業之日本社」でも、著者の廣戸さんは、

 

 

「身体を回してスイングする」は大きな間違い!!!!

 

と書かれています。

 

では、ゴルフスイングを成立させるのに必要不可欠な動きは何なのか?

 

ヒントはスイングロボットにあります。スイングロボットを見るとやっていることは3つ。

 

クラブを振り上げるという動作(テークバック)
 テコの原理を使う(手首のコック)
 ヘッドは円運動

 

この3つの要素が正しく満たせばゴルフスイングになります。もちろん、スイングを成立させるにはこれ以外にも動作は必要ですが、スイング中に身体を回すという動作をイメージ(意識)する必要はありません。誤解を恐れずに言えば、身体を回す動作(イメージ)を意識しなくても、クラブを正しい位置(トップ)に振り上げることができてしまうからです。

 

では、どんなイメージを持てばクラブをトップの位置まで振り上げられるのか?

 

この続きは次回、じっくり説明しましょう~。

 

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2017年08月03日超私的な考察 クラブヘッドを正しく円運動させるコツとは!?

8月7日月曜日21時から 生配信決定

マーク金井”ここだけの話” 見逃しても録画はありません リアルタイムでぜひご覧ください


 

月曜日に続いて、昨日(水曜日)も赤羽ゴルフ倶楽部の薄暮に行ってきました。関東エリアは8月に入ってすこし暑さが和らいでます。昨日は曇り空ということもあって、サクッと9ホールプレーできました。赤羽ではクラブは7本、担ぎセルフです。手引きカートよりもキャディバッグを担いだ方が余計な動作が減る分だけプレー時間を短縮できます。

 

 

昨日はアナライズのスタッフ2名とプレーしましたが、練習テーマは左右対称の円運動。アウトサイド・イン軌道でもなく、インサイド・アウト軌道でもなく、ボールを境にインサイド・イン軌道でヘッドが動くスイングをコースでちゃんとできるかどうか試してきました。プロのスイングを見てもそうですが、オンプレーン(正しい円運動)が出来ていれば、ヘッドが抜ける方向に対して、ほんの少しボールが右に飛び出します。これがちゃんとできているかどうか、iPhoneで動画を撮って確認します。

 

 

では、どこをどう意識すれば、オンプレーン(正しい円運動)にヘッドを振り抜くことができるのか?

 

神田のスタジオでは、椅子打ちや、壁打ち(ボールのすぐ前に板を立てる)をすることで、ヘッドの軌道をチェックしています。壁を置くのは、壁に当たらないようにヘッドを振るためではありません。なぜならそれでは根本的な解決に至らないからです。壁に当たらないように振るための方法をしならないまま「壁に当てないで振ろう」とすると、ますます変なスイングになってしまいます。

 

 

この壁打ちドリルで大事なことは、壁があっても壁がまったく気にならないでスイングできるかどうかをチェックすることです。壁が気にならないでヘッドをビュンと振れるということは、ヘッドの動きを正しくコントロールできていることになる、即ち、オンプレーン(正しい円運動)が頭で理解し、実践できていることになるからです。

 

では、どんなことを意識すれば壁が気にならないでスイングできるのか!?

 

いくつかポイントがありますが、今週発売のゴルフダイジェストにも、正しくヘッドを丸く振るためのヒントが紹介されてました。巻末カラーの連載で、

 

世界の飛ばしの本流セオリー
Dr.クォンの反力打法
第10講”チキンウイング”も反力で防げる!
週刊ゴルフダイジェスト8月15日号

 

記事ではフォローで左ひじが引ける、いわゆるチキンウイングの矯正法について書かれてますが、マーク金井が注目したのが記事の中の図解。ゴルフスイングを俯瞰で図解し、手元に働く力の大きさと向き(方向)が示されています。トップからダウンの中盤くらいまでは、手元には外向きの力が働いてますが、インパクトでは手元に働く力は大きく内向きになっています。

 

ダウンスイングからインパクトにかけて、
手元に働く力の向きが「外向きから内向きに変わる」!!!!!

 

これが正しいタイミングでできれば、クラブヘッドというのはオンプレーンに沿って動きやすく、かつ正しい円運動になります。ダウンスイングからインパクトにかけて、手元に働く力の向き(方向)をタイミング良く変えることができれば、壁打ちはまったくもって簡単にできてしまうのです。

 

 インパクトゾーンで手元の力を内向きに使うと、体の前にヘッドが振り出され、かつヘッドは丸く動くのです!!!!

 

 

手元に働く力の向きを変えるのは簡単な動作ではありませんが、近い動きとしてはボート漕ぎです。ボートを漕ぐ時は進行後方に背中を向けて座り、そしてオールを漕ぐ時は、手元を外に振り出し、外に振り出した手元を内側に引きつけることで、オールが水をかいてボートが前に進みます。ダウンスイング以降も、手元の動かし方というのはこれに似ているのです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

ヘッドを正しく丸く振る(オンプレーンに振る)ためには、手元に働く力の向き(方向)を出しく理解し、正しく実践すること。ここを理解していれば、ヘッドを正しく丸く振るのは難しくありません。逆に言うと、手元に働く力の向き(方向)を間違っていると、いくら練習を重ねても、ヘッドを正しく円運動させることは困難を極めるのです~。

 

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2017年08月01日超私的な考察 クラブが正しく円運動しているかどうかを判別する方法とは!?

昨日は夏場のルーティーンとなりつつある赤羽ゴルフ倶楽部の薄暮プレー。まだまだ暑さは厳しいですが、日の入りが少し早くなってきたこともあって、午後4時を回ると涼しい風を感じながらプレーできました。ひとりで回るつもりだったのですが、偶然にもMMT9のスタッフである小木さんが赤羽でプレーというのはFBで知り、急遽ツーサムで回ってきました。

 

赤羽で薄暮プレーする時、心がけていることが2つあります。ひとつはクラブやシャフト、ボールのテスト。これらは練習場でも試打できますが、性能をチェックするにはコースで実際に打った方が適しているからです。

 

もうひとつ心がけていることは、コースで練習することです。ゴルフの練習は練習場でするというのが相場ですが、練習場とコースでは景色も違いますし気分も違います。コースに出た時、ホールのレイアウトや景色に対して、自分が試したいことをどれだけ試せるかをチェックしています。なので、ナイスショットを打つこはほとんど考えてません。わざとミスショットを打つことも平気でやりますし、わざとボールを曲げたりもしています。コース出た時は、コースに出た時でしか練習できないことを存分にやっています。

 

昨日に関しては、同伴の小木さんがインサイド・アウトに振る癖が強いで、インサイド・インに振ることを徹底してコースで試してきました。ボールを打つ前の素振りで、インサイド・インに振る動作をチェックし、ボールを打つ時はそれだけを心がける。この時の評価は、ボールにフック回転が強くかかるのはダメで、スライス回転がかかるのはOK。

 

インパクト後、ヘッドがインサイドに振り抜ければスピン軸が左に傾く(フック回転)することはないからです。ヘッドをインサイドに振り抜くことばかりに気を取られると、アウトサイド・イン軌道になってスピン軸が右に傾く(スライス回転)ことはありますが、これは想定内のミスなのでOKなのです。

 

小木さんには、脱アンダー星人セミナーでやっている「インサイドに振り抜く」ためのタネと仕掛けを説明し、そして「インサイドに振り抜けてしまう練習法」を身振り手振りで伝えました。最初本人は「そんなにヘッドをインに入れるの?」と疑心暗鬼でしたが、実際にやってもらい、それをiPhoneで動画撮影したら「ええ~、これでちょうどいいんだ」と納得。シングルプレーヤーでもイメージと現実のギャップの大きさに驚いてました。

 

薄暮プレーでは、「ヘッドを丸く振る(インサイド・イン)」ことをイメージしているにも関わらず、何発かはインサイド・アウト気味になってました。それがなんとも悔しかったので、神田に戻ってコソ連。まず思いついたのが、このドリルです。

 

 ボールのすぐ向こう側にフェンス(壁)を作っての、椅子打ち!!!!!

これだとインサイド・アウト軌道だとインパクト後にヘッドが壁に当たり、
これだとアウトサイド・イン軌道だとインパクト手前でヘッドが壁に当たります。

 

 ボールを頂点にして、ヘッドをインサイド・インに振ることができれば、ヘッドを丸く振ることができれば、ヘッドは壁に当たることなくスイングできます。

 

かなりというかそうとう乱暴な方法ですが、これならばイメージと現実にギャップがあれば、その瞬間にヘッドが壁に当たります。ヘッドの軌道を正しくジャッジできるのです。

そして大事なことは、壁が気になってスイングに躊躇する人は、ゴルフクラブの振り方をどこかで間違っていると思って下さい。壁に当てないようにスイングするのではなくて、壁があっても、壁がまったく気にならない状態でスイングできるようになることが、このドリルの真の目的です。

 

 では、どうすればヘッドをインサイド・イン軌道で丸く振ることができるのか?

 

他の動きに例えるならば、、、、、

 

 車の運転に例えるならば、
 コーナーリングでアンダーステアな状態からオーバーステアな状態に変えること。
 タックインを使ってコーナーを急激にクルッと回ること。

 

 スノボに例えるならば、
 エッジを山側から谷側に切り替え、谷回りで鋭いターンをすること。

 

余計に分かりづらくなったかも知れませんが、どちらにも共通しているのは外力を上手く使って、円運動をしていることです。ゴルフスイングもしかりで、ヘッドに働いている外力(遠心力)を上手くコントロールすることができると、ヘッドをインサイド・インに丸く振ることができます。

 

ヘッドに発生している外力(遠心力)を上手くコントロールするコツは、ヘッドの軌道と手の軌道は違うということを理解すること、そして左右の手が違う動きをすること。特に左手の軌道を正しくコントロールすることがポイントになります。

 

壁に当たらないようにヘッドをインサイド・インに丸く振れると、ヘッドの軌道は3次元的にも良くなります。ダウンスイングでヘッドはプレーンに沿って動くよりになり、アンダー星人から卒業できます。もちろん、アウトサイド・イン軌道のカット打ちにもなりません。

ヘッドを丸く振るというのは、手の正しい軌道が分ればそれほど難しくはありませんが、手の軌道が間違っていると、インサイド・アウトになったり、アウトサイド・インになってしまいやすいです。手品と同じで、ゴルフクラブのヘッドを正しく丸く振るには、タネと仕掛けがあるのです~。

 

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2017年07月31日超私的な考察 ダウンスイングのヘッド軌道に影響を与える動作とは!?

先週の国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」は、単独首位から出た成田美寿々が6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算21アンダーで逃げ切り優勝。2015年「サントリーレディス」以来となる2年ぶりのツアー通算8勝目を挙げました。

 

 

国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープン」は、3日目を終えて1打差の3位だった宮本勝昌が9バーディ「63」の大会コースレコードタイを叩き出し、通算22アンダーとで逆転優勝。2014年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」以来となる3年ぶるのツアー通算11勝目を上げています。

 

 どちらも4日間トーナメントでしたが、男子の優勝賞金が1000万円だったのに対し、女子の優勝賞金はなんと、なんと、なんと2160万円。女子の方が男子よりも2倍以上の優勝賞金を手に入れています。これまでは「女子は男子よりも賞金が低い」というのが常識でしたが、今回のこの常識が完全に覆されてしまいました。

 

さて、優勝した成田選手と宮本選手ですが、成田選手は典型的なドローヒッター、宮本選手は典型的なフェードヒッターです。成田選手はインサイドからヘッドを入れるのが上手く、宮本選手はアップライトな軌道からインサイドに鋭く振り抜いています。

ドローを打ちたいと思っているならば成田選手、フェードを打ちたいと思っているならば宮本選手が格好のお手本になりますが、2人のスイングを観察すると、体軸(背骨)の傾き具合でインパクトゾーンのヘッド軌道が決まることが手に取るように分ります。

 

成田選手はダウンスイングの後半からフォローにかけて、体軸(背骨)が大きく右に傾きます(左肩が上がって、右肩が下がる)。頭も後ろに残る度合いが強いですが、こういう風に体軸(背骨)が右に傾くほどに、ヘッドはインサイドから下り(シャローな軌道になり)、インサイド・アウト軌道でドローを打ちやすくなるのです。逆に言うと、体軸(背骨)を大きく右に傾けて、アウトサイド・イン軌道でヘッドを振り抜くことは、よほど器用な人を除けば、ほぼ不可能です。

対して、宮本選手は成田選手に比べると体軸(背骨)の傾きはごくわずか。ダウンスイング後半からフォローにかけて、体軸(背骨)は少しし右に傾きません(左肩の上がりが少なく、右肩の下がりも少ない)。頭も後ろに残る度合いが少ないですが、こういう風に体軸(背骨)の傾きを少なくするほどに、ヘッドはインサイドから下りづらくなり(スティープな軌道になり)、軽いアウトサイド・イン軌道でフェードを打ちやすくなるのです。

逆に言うと、体軸(背骨)が地面と垂直に近い状態で、インサイドからヘッドを入れてくることは、よほど器用な人を除けば、ほぼ不可能なんです。

ちなみに、アマチュアゴルファーも大別すると、この2人のどちらかのパターンに当てはまります。インサイドからあおって打つ、いわゆるアンダー星人になっている人の場合は、成田選手と同じようにダウンスイングで体軸(背骨)が右に傾いています。成田プロと違うのは、体軸(背骨)が右に傾く度合いが強すぎることと、成田選手に比べると振り遅れる度合いが強すぎるために、ショットが不安定になったり、フェアウェイウッドが上手く打てなかったり、ひざ立ち打ちをすると、ボールのはるか手前をダフってしまいます。

 

逆もしかりで、アウトサイド・インの度合いが強いカット軌道でスライスを打っている人の場合は、ダウンスイングで体軸(背骨)が地面と垂直になっており、右肩が必要以上に高いポジションでインパクトを迎えています。そして、宮本プロに比べると、インパクトゾーンで手元が動き過ぎるために(右手を使いすぎるために)、インパクトでフェースが大きく開き、フェードではなく、右曲がりの大きなスライスが出てしまうのです。

 

ゴルフは物理です。

 

どんな球を打つのかで、どんな球を打ちたいのかで、ゴルフスイングのタネと仕掛けは変わってきます。そして、スイングタイプによって飲むべき薬(悪癖矯正法)も変わってくるのです~。

 

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2017年07月25日超私的な考察 なぜ松山英樹はスタートホールで右にOBを打ってしまったのか!?

日曜日から月曜日にかけて青森に行ってきました。北海道には何度も行ってますが、青森に行くのは生まれて初めて。北海道は飛行機を利用しますが、青森へはもちろん新幹線で向かいました。新幹線だと東京から3時間ほど。座って寝たら、あっという間に七戸十和田駅に到着。電車に乗るとすぐに寝られるので、体感移動時間は30分ほどです(笑)。

 

 

青森出張の目的はもちろんゴルフ。八甲田ビューCCでサクッと18ホールプレーしてきました。アナライズセミナーを実施するための下見を兼ねてのラウンドです。今年の東北アマを実施したコースは、18ホールが林間、9ホールは景観が素晴らしい丘陵コース。アナライズセミナーをここで実施するための下見でラウンドでしたが、久しぶりの洋芝フェアウェイは心地良い緊張感を味わうことができました。

 

 

そんな青森出張の最中、ゴルフの前夜にも関わらず、深夜2時過ぎまでホテルの部屋で男子メジャー第3戦「全英オープン」をテレビ観戦してました。結果はご存じの通り、3日目に首位に立ったJ・スピースが1イーグル4バーディ、5ボギーの「69」で通算12アンダーで、2015年の「マスターズ」「全米オープン」に続くメジャー3勝目を挙げました。フロントナインを終わった時点では、スピースが崩れたこともあって優勝争いが混沌としましたが、終わってみれば、2位に3打差をつけて初日からの首位を守りきる完全優勝です。

 

今回の全英オープンでも様々なドラマがありましたが、やはり一番印象に残ったのは松山英樹選手の最終日、スタートホールのティショットです。3Wを手にして放たれたティショットは最初から右に飛び出し、右サイドのOBに。左からのアゲンスト風の中、3Wで放ったショットは右サイドの柵を越えてOBゾーンへと消えていった。テレビカメラが打球を追えなかったこともあり、「一体何があったんだ???」という感じの中、松山選手はティショットを打ち直しています。

 

 

出だしのティショットでOB。テレビを観ていた誰もが目を疑った思いますが、では、なぜ松山選手は左からの右に吹く風の中、右に飛んでしまうミスショットを打ってしまったのか?

 

本当の理由は本人しか分りませんが、テレビを観ていて頭をよぎったことがあります。それは、スタート前の練習が調子が悪かったこと。そして、もうひとつは全米オープン最終日の15番のティショット。全米最終日、15番も左から右へのアゲンスト風が吹いてました。ここで松山選手はアイアンを手にしたにも関わらず、ティショットを引っかけてしまい左の深いラフ。ここでボギーを打って優勝争いから脱落しました。

 

全英最終日のスタートホールもレイアウトは違えど、左からのアゲンスト風が強く吹いています。スタート前の練習では左にひっかけるミスが出ていたと考えると、無意識に左に曲げるを嫌がった結果、右にプッシュアウト気味のショットを打ってしまい、それが風に乗ってOBを打ったように思えてなりません。

 

全米でのミスが脳裏をかすめたらからなのか、それともスタート前の練習で引っかかるミスが矯正できないままスタートホールのティグラウンドに立ったのか? もちろんこれは超私的な分析なので、まったくの的外れなのかも知れません。もしも、松山選手にインタビューができるならば、全英最終日のスタートホールのOBを打った理由について聞いてみたいと思います。

 

「きょうは練習場もすごく悪かったし、とりあえずフェアウェイ方向に打っておこうみたいな感じだった。気を遣う風だったけど、やっぱりうまくいかなかった」
(GDOから引用)。

 

ロイヤルバークデールのスタートホールは非常に難易度が高く、最終日は多くの選手がボギー以上のスコア叩いていました。とりあえずフェアウェイに打っておこうとということが通用しないのが、メジャーの難しさだということを、恐らく本人が一番痛感していると思います~。

 

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打点コントロールセミナーの動画配信、その2、その3配信しました

ぜひご覧ください。ちなみに8月の打点コントロールセミナーは満席となりました

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