カテゴリー: 超私的な提案
2019年09月24日超私的な提案 自分が作ったディボット跡を埋めるのはバンカーならしと同じです!!
10月のセミナー募集開始しています。
- 10/14(月祝) 11時00分〜フットワークセミナー
- 10/14(月祝) 13時30分〜振り遅れセミナー
- 10/26(土) 11時00分〜遠心力セミナー
- 10/26(土) 13時30分〜切り返しセミナー
まだ空席がありますので ぜひ↑ご参加下さい
3連休の中日、日曜日に赤羽ゴルフ倶楽部早朝で9ホールプレーしてきました。朝5時前に起きるのはちょっとしんどいですが、6時過ぎにティオフして8時ぐらいにホールアウトできるので、ゴルフをしても時間を有効に使えます。プレー後は神田に戻り、10時にやよい軒で昼ご飯。軽く昼寝をしてから日本シニアオープンをテレビ観戦しました。
赤羽ゴルフ倶楽部はアナライズセミナーの常連メンバーと4サム。全員担ぎセルフで目土袋を携行しながらのプレーです。赤羽のスタートエリアには目土袋が沢山ならぶステーションがあって、手軽に携行できるようになっています。日曜日のセッティング、スタッツはこんな感じでした。
セッティング
ドライバー(キャロウェイエピックフォージド 島田軽量スチール)
UT(タイトリスト 713 19度 アナライズオリジナルUT70)
7番、9番、PW、SW(mmアイアン アナライズオリジナルmm77)
パター(ピン テイン)
△ー○ー△△ー○△ 37(パー35)
211233212 17
赤羽は河川敷で癒やし系のレイアウト。プレーする時に心がけているのはティショットやセカンドでワンペナエリアに打ち込まない、バンカーに入れないこと。そしてグリーンオーバーのミスをしないことですが、10番のセカンドを引っかけてグリーン左のバンカーに。バンカーショットは4mほどに着けましたがパーパットはわずかにショートでボギー発進でした。
バンカーショットを打ち終わったら、当たり前なことですが自分でバンカーをならします。セルフプレーの時だけでなく、キャディさんがバッグを運んでくれる時も自分でならします。マナーでも何でもありません。バンカー跡をならすというのは、トイレに入ったら自分の○○を自分で拭くのと同じだからです。ただし例外もあって初心者はその限りではありません。初心者というのは例えるならば未就学児のようなポジション。自分でバンカーをならすことができる余裕がある時はならしてもらいますが、そうではない時は助け合って、同組のプレーヤーがならします。これは甘やかしではなく、その方がプレーの進行が遅くならないからです。
超私的なことを言わせてもらえば、ゴルフで一番大事なことはプレーの進行が遅くならないこと。初心者は1ホールで打つ回数が多いわけですから、そこは同組の人がサポートした方が合理的です。
ディボット跡に目土するのも、バンカーならしと同じです。
自分が打って掘った穴を埋めるという行為はマナーでもなんでもありません。トイレに入って手を洗ったらタオルで拭くのと同じ。自分で掘った穴は自分で埋めればいいのです。余裕があるならば他の人が掘ったディボット跡を埋めてもらうのは嬉しい行為ですが、これは道路に落ちているゴミを拾うのと同じなので、マナーの範疇に入ると思います。そして、ここでも初心者は余裕があるならば、自分でディボット跡を埋め、ミスが 続いて余裕がない時は同組の人が埋めて上げればいいんです。
ゴルフ場はスキー場と同じで、同じ場所を多くの人が共有します。
共有してプレーするわけですから、後ろでプレーする人に迷惑を掛けない。迷惑とは時間を掛けすぎないことと、場所(プレーエリア)を荒らさないこと。これをマナーというのかも知れませんが、マナーというと堅苦しいです。上から目線で強制するのではなく、超私的には行儀とか作法という感じにでゴルファーに身に着けてもらえると嬉しいです。
プロトーナメントでは目土がなされるシーンがテレビで映し出されることが滅多にありません。このため初心者にとっては「目土をする」というのがピンとこないと思います。しかしながら、赤羽ではスタートエリアには目立つ場所にに目土袋ステーションがあり、多くのプレーヤーが当たり前のように目土袋を手にしてスタートホールに向かいます。その光景が目に入るので、ゴルフの腕前に関係なく「目土袋」を携行する人が増えています。
ゴルファーはお金を払ってゴルフ場をプレーしてますが、そのお金はプレーする権利を確保するものであって、お客だから何をしてもいいというわけではないと超私的に思っています。手前味噌ですが、一度赤羽でプレーしてみて下さい。プレーヤーが当たり前のように目土してくれているので、フェアウェイは日本シニアオープンに負けないぐらい最高のコンディションに仕上がっています~。
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2019年09月12日超私的な提案 どんなクラブを使って練習すれば効率良く上達できるのか!?
Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、慣性モーメントについて語っています。動画の続きは こちらでhttps://filmuy.com/analyze/video/3590
姫路オープンゴルフフェスティバルの開催まで残すところ4日。今週の日曜日、姫路シーサイドで男子、女子、シニア、そしてアマチュアが一同に戦いゴルフトーナメントが開催されます。元阪神タイカーズの監督の岡田彰布さん、真弓明信さんとともにマーク金井も出場します。コース内で観戦できますので、お時間ございましたらぜひとも現地に足を運んでいただけますと嬉しいです。
競技に備えるべく深夜練習の頻度も上がってますが、練習時間、ボールを打つ数自体はいつもと変わりません。人間が集中できる時間は決まってますし、たくさんボールを打つことが必ずしも良いとは思っていないからです。コソ連で心がけていることは、自分のイメージと実際のスイングとのすり合わせ。1発打ってはスマホで自撮りした動画をチェックするというのを地味に繰り返し、感覚と実際の動きのズレをできるだけ減らすようにしています。
コソ連で主に使うのはフレループ。クラブはPWとドライバーです。
ドライバーを持った時もPWを手にした時も意識しているのは、、、
張力(遠心力)が発生するようにスイングすること
骨盤の先行動作
足と脚を軽く使うこと
ヘッドはグリップエンドを追い越さない
ジャイアントスイングのイメージでクラブを丸く振る
ドライバーとPWとではクラブの長さが10インチ前後違います。長さが極端に異なると発生する遠心力が異なります。加えて、クラブは長くなるほどヘッドの軌道がフラットになり、クラブが短くなるほどヘッドの軌道がアップライトになります。長さが極端に異なるクラブを練習することで、クラブを持ちかえてもクラブの長さに応じたヘッドを軌道を作る感覚を養えるのです。
練習場と違ってコースに出ると、同じクラブを2度続けて打つことはありません。ドライバーを手にした次のショットで10インチ前後短いPWでグリーンを狙うことも少なからずありますが、これにちゃんと対応するには、日頃の練習で極端に長さが異なるクラブを交互に打つ経験を積んでおく必要があるのです。
クラブの長さが10インチも変わると、アドレスの取り方が変わるだけでなく、同じ力加減で振ってもヘッドスピードは10m/s以上変わり、クラブに発生する外力(遠心力)がガラッと変わります。ドライバーが調子良いのにショートアイアンで凡ミスをしてしまうのはなんとも馬鹿らしいし、スコアを浪費することにもなりますが、実は、ドライバーの直後にショートアイアンを振るというのは、外力がガラッと異なります。外力がガラッと変われば、同じイメージでスイングしようと思っていても、実は同じイメージでスイングしたら(外力が異なるために)、切り返しのタイミングが狂ったり、ヘッドの軌道が変わってしまい場合も多々あるのです。
ドライバーに比べるとPWはクラブが短く、として飛ばさなくていいクラブなこともあって「やさしいクラブ」「打ちやすいクラブ」だと思っているアマチュアゴルファーが少なからずいます。しかしながら、ドライバーを振った直後に、PWを振るというのは簡単なことではありません。PWはドライバーに比べると外力(遠心力)が弱いので、切り返しで力んだり、ダウンスイングで上体が突っ込んだり、インパクトで骨盤が開きづらくなってしまいやすいクラブでもあるんです。
ゴルフスイングが回転運動であること、そして外力(遠心力)を使ってスイングすることを考えると、実はドライバーが一番やさしいクラブで、PWが一番難しいクラブではないかと超私的に思っています~。
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Youtubeマーク金井チャンネルの人気シリーズ
【おしえてマークさん】最新作は”長尺ドライバー”です。
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2019年09月08日超私的な提案 手打ちを矯正するのに役立つとっておきの練習法とは!?
マーク金井のYoutube生配信 ここだけの話 次回は9月9日21時から配信します
録画はYoutubeではありません。ぜひ生でご覧いただければと思います
YouTubeセミナー 魔法のホースセミナー配信開始。 果たしてスイングが魔法にかかったようによくなるのか?
昨日は早朝に赤羽ゴルフ倶楽部で担ぎセルフの9ホールプレー。その後に、神田のスタジオで「遠心力セミナー」と「NEOフレループセミナー」を実施しました。最近は極力クラブの本数を減らしてプレーすることが多く、昨日は5本で担ぎセルフです。
クラブの本数を減らしてプレーする目的は大きく3つあります。
ひとつは体の負担の軽減
ひとつはセーフティーなコースマネジメントの徹底
そしてもうひとつは今取り組んでいる「手先を振らないスイング」「骨盤を開いたインパクト」「シャローなダウンスイング」に役立つからです。
説明するまでもありませんがクラブの本数を減らすと1本あたりの守備範囲が広がります。昨日のセッティングはドライバー、UT、7番アイアン、ウエッジ(48度)、パター。それぞれのクラブは1本あたり50ヤードの幅で距離の打ち分けをします。例えば、125ヤードのパー3ではUTでティショットを打ちました。
クラブの本数を減らすと、ドライバーで180ヤード打ったり、UTで160ヤード打ったり、7番アイアンで120ヤード打つことが多くなりますが、実は、これをやると「手打ちの矯正」にも非常に役立つのです。
飛ばさない方が(軽く振った方が)手先だけでスイングしそうと思うかも知れませんが、でんでん太鼓のイメージを強く持っていると飛ばさない方が、手打ちになりません。飛ばさないでいいとなれば手先に余計な力が入らないからです。加えて、飛ばさない時の方が「ヘッドを走らせる」という動作が入りません。
ハンドファーストの状態(振り遅れた状態)のままダウンスイング、インパクト、フォローと振り抜くことがしやすくなるのです。例えば、ドライバーで150ヤード打つとしましょう。この場合、ヘッドを少しでも走らせてしまうと軽く振っても150ヤード以上飛んでしまいます。飛ばさないためにはグリップエンドを先行させた状態をキープし、振り遅れた状態のまま、体の回転(骨盤の先行動作)だけでスイングした方が、でんでん太鼓のイメージでクラブを操作できます。結果、体の回転速度を遅くすればヘッドスピードが落ちてきて、ボールを飛ばさないことができるのです。
言葉にすると複雑に感じるかも知れませんが、ドライバーやUTでアプローチショットを打つような感覚です。
ただし、ウエッジでアプローチショットを打つよりもドライバーでアプローチショットを打つような感覚でスイングした方が手先が余計な動きをしづらくなります。ドライバーの方がシャフトが長いので、手先で余計な操作をするとミート率が格段に悪くなり、チョロやトップ、ダフりのミスが出やすくなるのです。
ドライバーやUTで飛ばさないショットを打つと、ミスした時にはとんでもなく飛ばなかったり、予想に反して飛び過ぎることがあります。これは慣れの問題もあるので、ひとまずは距離感のことを気にせず、とにかく心がけてほしいのは
フォローの位置でもヘッドが手元を追い越さない!!!!!
手元(グリップエンド)がヘッドよりも先行している状態をキープしようとすれば手先が余計な動きをしません。手先で合わせるようにスイングすると、必ずと言っていいほどインパクト前にヘッドは手先を追い越すように動くからです。
手打ちを本気で矯正したいのであれば、まずはドライバーやUTでボールを飛ばさないスイングをしてみて下さい。ヘッドが手元を追い越さないのをキープすることが出来てくれば、手打ちから卒業できますし、それは再現性の高いスイング、遠心力を正しく発生させられるスイングへとつながってくるのです~。
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Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、ゴルフスイング物理学の小沢康介さんと、生配信後のアフタートークをお送りします。ヤバいです!
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2019年09月05日超私的な提案 コースマネジメント能力を向上させるのに必要なショットデータとは!?
マーク金井のYoutube生配信 ここだけの話 次回は9月9日21時から配信します
録画はYoutubeではありません。生配信後 こちら⇩でご覧いただけます。
毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト、週刊パーゴルフの発売日です。昔に比べると通勤電車で読んでいる人は減ってますが、新幹線や飛行機に乗ると読んでいる人をけっこう見かけます。昨日姫路から新幹線で帰京しましたが、マーク金井もこの2誌を新幹線車内に持ち込んでガッツリ読ませていただきました。
週刊ゴルフダイジェストで真っ先に目を通すのは、連載漫画の「オーイ! とんぼ」です。原作がかわさき健さんということもあって、漫画としての面白さだけでなく、競技ゴルフについての描写がリアリティに溢れています。今週発売号(9月17日号)では、アマチュアのナショナルチームの取り組みについて詳しく描かれてました。
そんな中で目にとまったのがこのフレーズ。
プラン通りにボールを運んでいけるエリアを「インポジション」と呼びます。
そうじゃないエリアを「アウトポジション」と呼んで区別します。
(週刊ゴルフダイジェスト9月17日号より引用)。
インポジションとは安全なルートでピンを狙っていけるエリアのことです。対して、アウトポジションとはピンを狙う時にリスクが高いエリアのことです。例えば、バンカー越えとか池越え。エッジからピンまでの距離が短かったり、木がスタイミーになっているようなエリアです。ピンを狙う時にリスクが高いショットになる時のことをアウトポジションと言ってもいいでしょう。
さて、このセカンド地点のポジション分け。
説明するまでもありませんが、ティショットはインポジションにボールを運ぶこと、セカンドはインポジションからピンを狙うことがコースマネジメントの基本であり極意となります。漫画の中でも触れられていますが、アウトポジションにボールを運んでしまったら、レイアップしてインポジションにボールを運ぶことを教えています。アウトポジションからピンを狙うのは「ヒーローショット」といい、言葉はカッコいいですが、ミスした時のリスクが高くなるのでスコアを1打以上落とすと戒めてます。
漫画ではトップアマチュア向けに描かれてますが、この考え方は普通のアマチュアゴルファーにも大いに当てはまります。コースマネジメントを意識してプレーするのであれば、可能な限りアウトポジションにボールを運ばないことと、ヒーローショットをできるだけ打たないようにすること。
そのために必要なのは、スコアカードに自分が打ったショットを記録することです。ティショットならばフェアウェイキープしかたどうかよりも、インポジションなのかアウトポジションなのかを記録する。
セカンドショット(グリーンを狙うショット)に関しては、インポジション(安全策)を取って打ったのか、ヒーローショット(リスクが高いショット)を打ったのかどうかを記録するのです。
ゴルフは確率のゲームです。
自分がどんなエリアにボールを運んだのか、リスクが低いショットを何回打ち、リスクが高いショットを何回打ったのかを記録することは、自分のスキル(技術)を正しく判断するのに必要不可欠なデータです。ヒーローショットをたくさん打っていいスコアを出している時というのは、実は、一歩間違えば大叩きしている可能性もあることを示唆できます。対して、インポジションからのショットが多いのにスコアが悪いというのは、基本的な技術が未熟であることを否応なしに認識できます。
リスクの少ないショットを可能な限り増やす。
ヒーローショットを1発も打たないというのは面白みに欠けると感じる人も多いかと思いますが、ゴルフは面白みに欠けるショットを打つ回数を増やすほどに打たなくてもいいミスを減らすことができ、それがスコアメイクにつながるのです~。
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YouTubeセミナー 振り遅れセミナー配信開始。 正しい振り遅れ覚えましょう!
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2019年08月27日超私的な提案 渋野日向子が使うピンG410+を上手く使いこなすコツとは!?
アナライズ9月のセミナー募集開始しました
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Youtubeセミナー 今回は超マニアック?!ジャイアントスイングセミナーです 今回が2回目(全2回)
(間延び感を無くすために大胆に編集しております)
ゴルフスイングに大切な先行の動作の極意を教えます
先週の国内男子ツアー「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」は初日にトップに立った石川遼選手が4日間首位をキープし、通算20アンダーで今季2勝目を挙げました。これで国内賞金ランクもトップに立ち、世界ランクも178位から122位と大幅にジャンプアップ。テレビで石川選手のプレーぶりを観戦しましたが、この感じでショットとパットが噛み合っていれば、これからの秋のシーズンであと2つか3つは勝利を重ねてくれそうです。
セガサミーの初日、石川選手は全身黒の出で立ち。パンツとウエア、そしてキャップも黒。キャップとウェアは、米カリフォルニア州で生まれた『TravisMathew(トラビスマシュー)』というブランドですが、もちろん契約するキャロウェイゴルフの傘下のブランド。今回の優勝でトラビスマシューの人気も一気に上がりそうですが、ゴルフクラブで一気に人気が上がっているのは
発売当初から売れ行きは好調でしたが、全英女子で優勝した渋野日向子選手が使っていることもあって、人気に拍車がかかりさらに売れています。新品ゴルフクラブでの売り上げももちろんナンバーワンです。
さて、このピンG410+。飛距離性能、そしてやさしさについてはフィルミー、「マーク金井のゴルフの真理」でじっくりと解説してますのでご覧になっていただけると嬉しいです。最近のピンはヘッドの慣性モーメントの大きさに並々ならぬこだわりを持っていますが、それをものの見事に具現化しているのがG410+。G410シリーズは3つの異なるヘッドがラインアップしていますが、その中でももっともヘッドの慣性モーメント値が大きいのがG410+です。
では、誰が打ってもG410+は飛んで曲がらないドライバーになのか?
G410+は物理的に優位性が非常に高いドライバーです。ただしい、物理的に優位性が高いドライバーにも短所があります。ヘッドの慣性モーメントの数値を大きくするほど、重心距離(シャフトの軸線からスイートスポットまでの距離)が長くなります。結果、テークバックでフェースを開いていたり、トップでフェースを開くスイングをしてしまうと、インパクトでフェースをスクエアに戻しづらくなるのです。
渋野日向子選手のスイングを観ていただくと分りますが、トップでフェースは完全に空を向いています。これはフェースを開いた状態とは逆の状態、いわゆるシャットフェースです。そして、インパクトではハンドファーストの状態になっています。インパクトゾーンでまったくリストターンをしてません!!!!
要するに、ピンのG410+(ヘッドの慣性モーメントが大きいドライバー)を上手く使いこなすためには、フェースをシャットに使うこと、そしてインパクトゾーンではリストターンをしないことが求められます。逆に言うと、テークバックでフェースを開いてしまう人。スイングに中にフェースの開閉が大きい人、リストターンで球を捕まえるのが上手い人というのは、G410+の良さを引き出すのが難しいですし、打球の方向も安定しづらくなるのです。
テークバックでフェースを開かず、シャットフェースのトップを作って、ハンドファースの状態でインパクトを迎える!!!!!!
渋野選手のようにフェースをシャットに使え、インパクトでリストターンしない人にとっては、ピンG410+は飛んで曲がらないドライバーになります。しかしながら、そうではない人にとっては、ゴルフの腕前に関係なく、G410+は飛ぶドライバーではあるけれども弾道が不安定になるリスクが伴うのです。
クラブが進化すれば求められるスイングも変わるのです。
かつてはシャットフェースは「左のミスが出やすい」とか「チーピンが出る」といういう風に言われてました。しかしながら、ヘッドの慣性モーメントが巨大になっているドライバーには、この常識は当てはまりません。ピンのG410+を上手く使いこなせるかどうかは、フェースをシャットに使えるかどうかで決まるのです~。
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Youtubeマーク金井チャンネルの人気シリーズ
【おしえてマークさん】最新作は”フェイスプログレッション”です。
ぜひご視聴ください、チャンネル登録も是非お願いします
ツアープロも使っている⇩こちら 渋野日向子プロも使っているとか・・