カテゴリー: 超私的な提案
2019年11月21日超私的な提案 寒くて風が強い時、どんなスペックのドライバーを使えばティショットが安定するのか!?
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昨日の神田エリアは朝から肌寒く、そして北風がずっと吹いてました。寒くなるとゴルフよりもスノボに行きたくてウズウズしています。毎年お世話になっているガーラ湯沢にもまとまった雪が降り、着々とスノーシーズンの幕開けが近づいています。
その一方で今年は12月もゴルフの予定がそこそこ入っており、寒い中でも快適にプレーできるインナーウエア、アウターウエアを買いたくてウズウズしています。マーク金井がゴルフを始めた頃(45年前)だと「冬と言えばカシミア」というのが定番ですが、今は、カシミアのセーターは1枚も持ってません。保温効果、発熱効果があるインナーを上下に着用すれば、風を遮ってくれるアウターを着れば、冬でも快適にプレーできます。
さて、この冬場のゴルフ。
冬は気温が低く、風が強い日が多くなります。夏場に比べると冬場はボールは飛びません。なので、飛ばないことを考慮してクラブ選択しますし、飛ばないことを考慮してプレーします。ドライバーならば夏よりも10~20ヤード飛ばない、アイアンは5~10ヤードキャリーが落ちて当たり前なので、それを計算に入れてます。ただし、冬場は地面が固いのでランが増えるので、条件によっては夏よりも冬の方がトータルの飛距離が出ることも少なからずあります。
クラブに関しては、ドライバー以外は年中同じモノを使いますが、ドライバーに関しては寒くなると、冬と相性がいいドライバーを多用します。
では、どんなドライバーが寒い冬と相性が良いのか?
冬と言えば、、、
厚着するのでトップが浅くなりやすい
冬場は飛ばないから飛ばそうとして力みやすい
風が強い日が多いので高弾道だと飛距離を大幅にロスするし方向性も乱れる
これらのミスを減らすのに役立つのは、、
重くて短いドライバーです!!!!!!
具体的に言うと、スチールシャフトを装着したドライバーです。マーク金井は夏場でも島田の軽量スチールシャフトを装着したドライバーを使ってますが、このクラブの総重量は約350g。一般的なカーボンシャフトが装着されたドライバーの総重量は285~315gですから、50g前後重いです。加えてこのドライバーの長さは43.5インチと、通常のドライバーよりも2インチ短いです。2インチ短くなると、それだけで弾道はオートマチックに低くなるのです。
ゴルフは物理です。
短くて重いドライバーというのは、軽くて長いドライバーよりも物理的にヘッドスピードが上がりづらく、1発の飛びという点では非常に不利です。ただし、重い方がトップが深くなりますし、短い方が打出し角が低くなって低弾道を打ちやすくなるのです。
冬場にゴルフをする機会が多く、冬場になるとドライバーショットが乱れてしまうのならば、重くて短いドライバーを使うことをお勧めします。ゴルフは道具でスイングが変わり、道具で弾道も変わるのです~。
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今何かと話題の、カウンターバランスの元祖
シャフトスタビライザー
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2019年10月17日超私的な提案 自分の飛距離を3つ把握するとスコアメイクがやさしくなる!?
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【おしえてマークさん】最新作は”ディープバック・シャローバック”です。
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昨日は10月に入って2度目の上越新幹線日帰りゴルフに行ってきました。場所は越後湯沢駅からクルマで約30分のところに位置する十日町カントリークラブ。コース向かう途中にはガーラ湯沢、上越国際、湯沢高原、石打丸山、舞子スノーリゾートと、これでもかってぐらいスキー場があります。コースに向かう数キロ手前からは曲がりくねった山道をグイグイ上り、登り切った所にクラブハウスがあります。
これはきっとスキー場みたいなコースなんだろうなと思ったのですが、いざプレーしてみると、いい意味で見事に期待を裏切られました!!!!!!!!
コースは緩い起伏が少しあるぐらいで、アメリカンスタイルのレイアウト。ベントのワングリーンは凸凹が適度にあり転がりもスムーズ。小高い山の上なのにフラットな地形が広がっており、「なんだこりゃ~」っていうような打ち下ろしや打ち上げのホールは皆無です。このレイアウトでは地形で言い訳できません。必死のパッチでプレーし、なんとかかんとか2ボギー、1バーディーの73ストロークでホールアウトできました。
苗場コース
ーー△ーーーーーー 36
223222222 19
つつじコース
△ーーーーーーー○ 36
121222222 16
先週からゴルフが続いていたこともあり、「今日は普段よりも飛ばない」の覚悟してプレーしたのですが、実際、飛びませんでした。スタートホールのセカンドの残りは130ヤードで、グリーンまではまったく平坦です。普段なら9番アイアンで打つところ、8番アイアンで打ったらピンの右8メートルに2オン。これで今日は、「飛ばない日」であることを考慮し、自分の中で飛ばない日の距離感でクラブ選択したのです。マーク金井の飛距離をざっと上げると、、、
ドライバー 通常250ヤード 最大265ヤード 最小235ヤード
17度UT 通常205ヤード 最大220ヤード 最小190ヤード
21度UT 通常190ヤード 最大205ヤード 最小175ヤード
7I 通常155ヤード 最大165ヤード 最小145ヤード
8I 通常140ヤード 最大150ヤード 最小130ヤード
9I 通常125ヤード 最大135ヤード 最小115ヤード
PW 通常110ヤード 最大120ヤード 最小100ヤード
54度 通常80ヤード 最大85ヤード 最小75ヤード
無風だとこんな感じです。そしてコースに出た時、最大飛距離で打つことはめったにやりません。ラウンド中は通常の距離でクラブを選択するか、もしくは今日のように疲れていて飛ばないと感じた日は最小の飛距離でクラブを選んでスイングしてます。
この通常、最大、最小の飛距離を意識するようになったのは、ベン・ホーガンのパワーゴルフを読んでからです。ベン・ホーガンの著作物というとモダンゴルフが有名ですが、超私的にはパワー・ゴルフの方がホーガンのメソッドが網羅されていると思い、ことあるごとに目を通しています。この番手別飛距離についてもパワーゴルフを読むまでは、まったくもって意識してなかったです。
さて、この番手別飛距離。クルマに例えるならば、エンジンの回転数と似ています。
通常飛距離はエンジン回転数が3000~3500回転
最大飛距離はエンジン回転数が5500回転以上(レッドゾーン直前)
最小飛距離はエンジン回転数が2000~2500回転
最大飛距離というのはクルマならばアクセルべた踏み。最小飛距離はスイングが緩まない程度に軽く打つ、平均飛距離は力まない程度でスイングするという感じです。
昨日のラウンドの同伴者の一人は、野球経験者ということもありドライバーで軽く300ヤード飛ばします。しかしながらボールはどこにいくか分らない。普段のスコアはハーフ50前後とのことでしたが、毎度毎度、どのクラブを手にしても最大飛距離を打とうとスイングしてました。それを、すべてのクラブで20ヤード飛ばさないつもりでスイングしてもらったら、、、、前半のスコアが51に対して、後半のスコアは41。やってもらったのは、ドライバーは20ヤード飛ばさない。アイアンは普段よりも1番手大きいクラブを持つこと。これだけで力みが抜け、クラブの軌道が安定し、そしてショットが安定。ハーフでスコアを10打縮めたのです。
ひとつのクラブで3つの飛距離を持つ。
目一杯振ったときの飛距離(最大飛距離)
目一杯でもなく、軽く打つでもないときの飛距離(通常飛距離)
緩まない程度に軽く打ったときの飛距離(最小飛距離)
「7番は何が何でも150ヤード」と決めつけると、スイングに余計な力みが発生しやすくなりますし、距離が出ないとフラストレーションが溜まります。しかしながら、7番の飛距離は135~155ヤードぐらいと幅を持っていれば、その日の調子、コンディションで自分の番手別飛距離を正しく作れ、それは力まないスイング、正確な距離感につながり、ひいてはスコアメイクがやさしくなってくるのです~。
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2019年10月15日超私的な提案 クロスハンドグリップでドライバーを打つことのメリットとは!?
Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、可変ロフトの真理 に、ついて語っています。動画の続きは こちらで
https://filmuy.com/analyze/video/
ラグビーワールドカップで日本が4戦全勝で予選リーグをトップで勝ち抜けました。開催前から「今回はやってくれる」という気運がありましたが、対戦国だって死に物狂いで挑んで来ます。特に第四戦目の対戦相手、スコットランドはラグビー発祥の地。日本に勝てば予選通過の可能性があっただけに、ハードな試合になることは間違いありません。
スコットランドが開始早々に鮮やかに先制トライを奪った時には、正直なところ「かなりビビりって」しまいましたが、スコットランドの堅守をものともせず松島選手、福岡選手がトライを次々と上げて前半終了。後半、再びスコットランドの猛攻がありましたが、最後は相手のペナルティを誘ってゲームの流れが変わり、堅守の日本が7点差のリードを守り切ってノーサイドの笛がスタジアムに響き渡りました。この勝利により、A組1位で通過した日本は、10月20日に東京スタジアムで南アフリカと対戦します。
すっかりラグビーにはまってしまっていますが、今、マーク金井がゴルフの練習ではまっているのがクロスハンドグリップです。
クロスハンドグリップとは右打ちの人が左打ちの人のグリップをすることで、右打ちの場合、左手がグリップエンド側(体に近い方)、右手がヘッド側(体から遠い方)に位置する握り方です。パッティングではこのクロスハンドはポピュラーで、ツアー選手だと石川遼選手をはじめ、それなりの割合で採用されています。
さて、このクロスハンドグリップ
アプローチやフルショットでクロスハンドに握っているプロはまずいません。石川遼選手もクロスハンドにしているのはパットの時だけですが、実は、アプローチやフルスイングにおいてもそれなりのメリットがあります。
今年に入ってから
・骨盤を開いたインパクト
・振り遅れた状態をキープしたままクラブを振る
・インパクトゾーンでリストターンを自発的にしない
・ハンドファーストでインパクトを迎える(インパクトゾーンでヘッドはグリップエンド を追い越さない)
・シャローな軌道のダウンスイング&フォロー
これらを意識しながらスイング作りしています。これらの課題をクリアするためには右手、右腕が余計な動きをしないことが求められます。なぜなら、右手で右腕が余計な動きをするほど、
・下半身の動きが止る(骨盤が開かない)
・振り遅れなくなる
・アーリーリリースが発生する
・ヘッドファースト(逆ハンドファースト)になる
・リストターンを自発的に発生させてしまう
・スティープ(鋭角)な軌道のダウンスイングになる
のです。右手、右腕が余計な動きをしないために何をすればいいのか考えていたときに、何となく閃いたのが「クロスハンドグリップ」でスイングしてみることです。パットの時もそうですがクロスハンドに握りると、通常のグリップよりも右手、右腕の自由が制限されます。また、クロスハンドに握った方が左手のリードでスイングしやすく、そして右手首を甲側に折り曲げたままスイングしやすいのです。
たかがグリップを変えたぐらいでスイングが変わるのかと思うかも知れませんが、今のところクロスハンドグリップは効果てきめんです。もちろん、最初からボールを上手く打てるわけではなく、何度となく空振りやチョロが出ました。しかしながら、スマホで動画を撮ってみると、明らかに通常のグリップをした時よりも、自分が掲げている課題をクリアでき、なおかつスイングプレーンが良くなり、かつ骨盤もしっかり開けているのです。
クロスハンドで握るとテークバックの軌道も劇的に改善され、トップの位置がピタッと決まります。動画で自分のテークバックを確認した時は、普通にグリップするよりもクロスハンドに握った方が、いいショットが打てるかもと思ったぐらいスムーズにスイングしているのです。
今のところクロスハンドグリップは練習のためのグリップで、実際に打つ時は普通のグリップに戻しています。しかしながら、スイングの出来栄えで言えば圧倒的にクロスハンドグリップの方が自分の求める振り方になっています。
パッティングにおいてはクロスハンドは完全に市民権を得ていますが、ドライバーショットにおいはクロスハンドは超特殊な握り方で、まったく市民権を得ていません。しかしながら、巨大な慣性モーメントのドライバーが当たり前になっていることを考えると、ひょっとしたらすべてのショットをクロスハンドグリップで打つ、プロゴルファー、上級者が出てくるかも知れないと超私的に思っています~。
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プロも使っている 練習器具 フレループ
日曜午前9時からのBSテレ東 ゴルフ天下たい平
でなんと林家たい平さんのレッスンでも使っていただいてました
マジコレ効きます! イマドキの大型ヘッドを使いこなすにはコレで練習しましょう!!!
2019年10月03日超私的な提案 ゴルフボールの値段が1個1万円になれば、誰しもスコアが良くなる!?
Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、つかまり に、ついて語っています。動画の続きは こちらで
https://filmuy.com/analyze/video/363576244
昨日は国内女子ツアー、「サマンサタバサガールズコレクション」の会場となっているイーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)でプレーしてきました。イーグルポイントでのプレーは3年ぶりぐらいです。お世話になっている方とのラウンドということもあり、コースにはスタート2時間前に到着。こんなに早くクラブハウスに着くと普段なら駐車場で一眠りするところですが、イーグルポイントではそんなもったいないことはしません。
イーグルポイントは練習場環境が非常に充実しており、特にアプローチとバンカーショットのエリアは広々としており、天然芝からボールが打てます。加えて、グリーンは本コースと同じ芝の長さ、コンパクション(硬さ)があるので、スピンのかかり具合をかなりシビアにチェックできます。高麗芝だとスピン系ボールで打ってもディスタンス系ボールで打ってもそれほど大きな差は出ませんが、ここではボールの違い、ヘッドの入れ方の違いでこれでもかってぐらい落下後のランの量が変わるのです。
プレーはアウトからで、もちろん白ティをチョイス。グリーンはエアレーションの穴があり、砂も撒かれていましたが、転がりはこれでもかってぐらいスムーズ。スティンプメーターでしっかり10フィート出てました。おかげで、このグリーンの速さに最初から最後まで戸惑い、、、、ロングパットはもとより2~3mの距離でもジャストタッチ、もしくは弱気の距離感。おかげでワンピン以内の距離のパットを9回打って、入ったのは2回だけ。それも入った1回は20センチの距離です。パットをビビりまくったおかげで、スタットはこんな感じです。
アウト
△□ー△ーー○ーー 39
232322122 19
イン
ーーー○□△ー△ー 39
222132222 18
ストローク数は41なので普段通りでしたが、パット数は37。アウトとインでそれぞれ素ダボを叩いてますが、どちらも1mちょっとのボギーを外してのダボでした。バーディーは2.5mと20センチなので、数値的にもパットが良かったとは言えないラウンドです。
イーグルポイントはOBが少ないコースですが、左右は林、そして池やクリークも要所要所に配されています。フェアウェイが広いと油断しているとボールを無くしてしまうホールも少なからずあります。なので、プレー中にもっとも意識したことは、ナイスショットを打つことよりも、
ボール1個だけでプレー!!!!!
ボールを1個でも無くしたら途中でプレーを止めてしまう覚悟でラウンドしました。特に終盤の15番と16番、18番は池(クリーク)が巧みに絡んでいるので、これでもかってぐらいセーフティ(安全)に打ちました。18番のティショットが右のラフに着弾した時、「ボール1個でのプレー」できたことを確信し、なんとか2オン、2パットでホールアウトできました。プレーの途中では高速グリーンにビビり、グリーン周りのアプローチで目を覆いたくなるようなザックリも2度しでかしましたが、ザックリではボールが無くなりません。ボールが無くならないミスはまあ想定内です(笑)。
ボール1個だけのプレーは、コースで練習している時以外、いつも強く心がけています。
ボールがもったいないからではありません。練習と違って実際のラウンドでは、
自分が打ったショットを打ち直せない
ミスショットは無かったことにはできない
ボールを無くせば、即、大叩きにつながる
からです。今どきは新品のゴルフボールは、プロが使うボールなら1個数百円。格安ボールならば1個200円ぐらい。プレー料金に比べると、ボールの値段は非常にリーズナブルですが、ボールの値段がいくら安くても「1打の重み」を軽くすることはできません。1個200円でも、例えば、極端な話で1個1万円であってもスコアメイクにおける「1打の重み」はまったく同じです。
超私的なことを言わせていただけると、スコアメイクに苦労している人ほど、長年ベストスコアを更新できないでいる人ほど、ボール1個だけでプレーするという覚悟がないような気がします。ボールを無くしたら、ポケットやキャディバッグから「次のボールを出せばいいや」と考えているように感じることが少なからずあります。そんなゴルファーももしもボール1個の値段が1万円ならば、どうでしょう? ボールを1個だけでプレーするということにこだわり、プレーの仕方がセーフティになるはず。プレーの仕方がセーフティになってくれば、それだけで1ホールでの大叩きが減りますし、ティショットでドライバーを振り回し過ぎることも無くなると思います。
プレー代よりもゴルフボール代の方が高い。
もしもゴルフ場のオーナーになれるならば、こんな料金設定をしてみたいと超私的に思っています~。
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マーク金井チャンネル、新しいセミナー動画配信開始
遠心力セミナー 是非ご覧下さい
しばらく売り切れておりました UT用シャフト UT70が再入荷しました。UT70装着のマジックマリガンUTも販売再開しております。よろしくおねがいします。
2019年09月29日超私的な提案 ゴルフ場でわざとミスショットを打ったことがありますか!?
Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、高反発に、ついて語っています。動画の続きは こちらで https://filmuy.com/analyze/video/361979085
あっという間に9月も終わりが近づいてます。今日を含めて3日後には10月に入りますが、今年の10月はいつもの10月と違います。そうです、消費税が8%から10%に上がり、これに伴いあらゆるモノの値段が変わり、値札を付け替えなくてはなりません。もちろんアナライズもそうで、10月からは消費税増税、そして為替レート、諸般の事情により販売価格を改正させていただきます。なにとぞご理解いただけますと幸いです。
販売価格を変えるというのはかなり手間がかかる作業ですが、それに負けず劣らず変えるのが大変なのがゴルフスイングを変えることでしょう。マーク金井もダウンスイングから骨盤を大きく開くスイング、振り遅れたままのインパクトに取り組んでいますが、やっていることが今までと正反対。いままでならやらない方がいい動作を、今は積極的にやっています。超私的なことを言わせていただくと、今取り組んでいるのは、、、
チーピンを打つつもりでシャフトを寝かせ、チーピンを打つつもりで極端なぐらいインサイドからクラブを下ろすことです!!!!
チーピンとは真っ直ぐ出て極端に左に曲がるミスで、これを打つとディショットはまずOB、もしくは池ポチャ、林の中に突入。加えて、チーピンは出だすと何発も出てしまうのでかなりたちが悪いミスです。にも関わらず、スタジオで練習している時、そしてコースに出た時も、「チーピンを打つ」ということを強く意識してスイングしているのです。
練習の時だけでなくコースも(スコアを付けない時)チーピンを打とうとしています。言葉にするのは簡単ですが、実際にやるとなるとかなり手間取ります。なぜなら今までとまったく違う感覚をやるわけですし、なによりも良い結果(ナイスショット)はまず出ません。ミスショットをわざと打つということをやらなければならないからです。
コースに出てミスショットをわざと打つ
言葉を換えるとコースに出てわざと悪いスコアになることをやるわけです。コースを練習場として使うわけですが、実は、これがもっとも上達につながる練習になるんです。コースに出れば、誰しも言い球を打ちたい、いいスコアで上がりたい。もちろんこう考えるのが当たり前ですが、当たり前なことをしている限り、現状維持はできても現状打破はできません。なぜなら今までと同じスイングをした方がナイスショットが出る確率が高いからです。ちなみに、マーク金井の場合は「チーピンを打つ」と念じてスイングした時ほど、右に大きくプッシュアウトします。そして、「どチーピンを打つ」ぐらい強く念じてスイングすると、ストレートから軽いフェード弾道になります。
ちなみに「どチーピンを打つ」と強く念じてスイングすると、チョロも出ます!!
もちろん、念じるだけでは動きが変わったどうかは確認できません。そこでスイングもスマホで自撮りして確認します。客観的に確認することで、意識と実際の動きとの間にどれぐらいギャップがあるのかを認識し、やろうとしていることが足りていないなら、さらに極端なぐらい動きを変える。これをコースで何度も繰り返すことで、ようやく動きがちょびっとずつ変わってくるからです。
アマチュアゴルファーの中には「練習場で出来たスイングがコースでできない」という悩む人が少なからずいますが、そんなのは当たり前です。超私的なことを言わせていただくと、マーク金井の場合、コースでボールを打ったときのスイングは練習場でできていることの10%ぐらい。どんなに良くても20%ぐらいが関の山。これぐらいしかできないと思っているから、コースに出た時にわざとチーピンを打つ(わざとミスショットを打つ)練習をしているのです。
わざとミスショットを打つというのは、実は、ナイスショットを打つことよりもプレッシャーがかかります。誰だってカッコ悪い所を人に見られたくないですからね。しかしながら、超私的なことを言わせてもらうと、ナイスショットを打とうとしてミスショットを打つゴルファーよりも、わざとミスショットを打つことをコースでできる人の方が、未来が開けます。わざと失敗するぐらいの気持ちでスイングするというのは、「失敗は成功の元」につながるからです。
月に一度しかプレーできないゴルファーにとって、せっかくのコースでわざとミスショットを打つというのはメンタル的にかなり厳しいと思います。もちろんコンペとかで「わざとミスショットを打つなんて」ことはやらない方がいいです。しかしながら、いつまでたっても同じミスの繰り返しでスコアがままらない。スイングを変えようと思っているのに変えられない(変わらない)。自分のスイングを本気で変えたいと思うならば、コースでわざとミスショットを打つことをやった方が、練習場に10回、いや100回通うよりも効果があるのです。
自分のスイングを変えるというのは、パソコンのOSを変えること、ハードディスクを初期化するのと同じか、それ以上大変なことなんです。ゴルフの上手下手に関係なく、ナイスショットを打ちながらスイングをガラッと変えることはできないのです~。
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