カテゴリー: 超私的な提案
2021年02月17日超私的な提案 パー3でドライバーを使えば飛距離性能を実感できる!!
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2月も半分が過ぎ日照時間が長くなってきており、関東エリアでは6時には空が明るく、夕方5時でも薄暮プレーを楽しめるようになってきました。まだまだ朝晩は冷え込んでいますが、早朝、薄暮ゴルフを楽しめる時間が日ごとに長くなってくるのは嬉しい限りです。
早朝、薄暮プレーに限らずマーク金井は基本、担ぎセルフでプレーしています。担いだ方がサクサク歩けますし、軽量バッグに7本プレーだと担いでも重さをそれほど感じません。慣れもありますが、今は担いでプレーするのが「ゴルフ」という感じになっています。
クラブの本数が7本だと、当然のことながらフルショットよりもコントロールショットを打つことの方が多くなります。例えば、7番アイアンの守備範囲は
100~160ヤード。
ちなみにピッチングの守備範囲は10~110ヤードで、5Wの守備範囲は160~210ヤード。ドライバーの守備範囲は200~260ヤードほどです。
1本のクラブでこれだけの距離を打ち分けていると、同伴プレーヤーから「距離の打ち分けって難しくないですか?」と聞かれることもありますが、そんな時はこんな風に返事しています。
「100ヤード以内になったらウエッジで距離を打ち分けていますよね。それと同じことを他のクラブやっているだけですから、慣れてしまえば難しくないですよ」と。
7本でプレーするのが当たり前になるといろんな気づきがありますが、それぞれのクラブの守備範囲を広げると分ることがあります。それは、それぞれのクラブを打つのに適した距離があることです。
例えば、7番アイアン。
7番で160ヤード打つにはそれなりに頑張って振らなくてはなりませんが、100ヤード打つとなるとどうでしょう。コントロールショットになれない内は、100ヤードを打つつもりでスイングしても120ヤードぐらい飛んでしまうことがしょっちゅうです。言い換えると、100ヤード打つには7番は必要以上に飛ぶクラブであることが分ります。
ドライバーも同じです。ドライバーを手にすると多くの人は「1ヤードでも遠くに飛ばそう」としていますが、例えば、ドライバーで150ヤード打ってみると分ります。150ヤードを打つには、ドライバーは他のどのクラブよりもボールが飛んでしまうクラブであることが簡単に分ります。ドライバーはすべてのクラブの中で最も飛距離が出る(出てしまう)クラブであるのです。
言われてみれば当たり前と思うかも知れませんが、多くのアマチュアゴルファーのスイングを観察すると、ドライバーを手にした時、ウエッジで100ヤードを打つ時のようなスイングになっていません。普通にスイングしたら最も飛ぶクラブを手にしているにもかかわらず、必要以上に力んでスイングしていたり、必要以上に飛ばそうとして余計な動きをしている人が目立ちます。
ゴルフクラブにはそれぞれの役割があります。
ドライバーを遠くに飛ばそうとしたくなる気持ちは分りますが、その前に、ドライバーは飛ばすことよりも飛ばさないことの方が難しいクラブであることをちゃんと理解しておく必要があります。そのために、ぜひとも試していただきたいのがパー3のホールでドライバーでティショットを打ってみること。
150ヤードのパー3でドライバーを手にしたら、それでグリーンを狙って下さい。ドライバーは7番アイアンよりもはるかにボールが飛んでしまうクラブであること、すべてのクラブの中でもっとも飛距離性能が高いことを実感できるはずです。
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2021年02月08日超私的な提案 1ホールで大叩きするアマチュアに共通している過ちとは!?
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じっくり考えて購入する、それとも見た瞬間に一目惚れして衝動買いする。
マーク金井は圧倒的に後者で、購入するアイテムのほとんどは衝動買いです。じっくり考えないのは、考えたからと言っていい選択ができるとは思ってないからなのと、どうせ買うんだったら早い方がいいとおもっているからです。自分に都合よく解釈させてもらうなら、
考える前に行動する!!
というスタンスを貫いてます。ちなみに、衝動買いで一番多いのは書籍や雑誌で、毎週5~10冊ぐらい買っています。仕事場には買って読んでない本が10冊以上あるにもかかわらず、本屋さんにいくと気がついたら5冊ぐらいまとめ買いしちゃいます。
そんな衝動買いした本の中で今読んでいるのが、
あやうく一生懸命生きるところだった(ハ・ワン著 岡崎暢子訳 ダイヤモンド社)
池袋ジュンク堂本店で本を物色している時に目に入り、表紙のデザインとイラストとタイトルに一目惚れ。翻訳物ですがタイトルの付け方に恐れ入って衝動買いしました。
人生についてのエッセイ本ですが、読み進めるほどに内容がゴルフにも相通じるとことが多々あり、気がついたら1日で半分近く読み進んでいます。
著者は志望する美大に入るために3浪しているそうですが、いざ入ってみたらそこは夢を実現する世界ではないことを思い知らされます。また、株式投資に熱狂し、高い授業料を払った所で我に返り、投資から完全に手を引いたそうです。
そして、著者のいきついた答えが、、、
ストップロス!!
ストップロスとは株式投資の世界でよく使われる用語で、要するに「損切り」です。この損切りができないと損失を拡大させることになるのですが、これができない人が多いとのこと。損切りできない理由は、元手を考えてあきらめられなくなる思考からきています。
ゴルフもしかり。
1ホールで大叩きするのが原因でスコアを浪費しているアマチュアゴルファーが少なからずいますが、そういう人たちに共通しているのは、
損切りができてません。
ミスショットした直後に、そのミスを取り返そうとしてリスクの高いショットを選択し、ミスを上塗りしてしまっています。ミスが更なるミスにつながるために、気がついたらトリプルボギーやダブルパーを叩いてしまうのです。
ゴルフは確率のゲームです。
成功する確率の低いギャンブルショットを選択し、それが成功するとカタルシスを得られますが、失敗すると大叩きは避けられません。対して、ストップロス(損切り)をするように、ミスの確率が低いショットを選択するとパーは取れませんが、ダボ以内で上がられる確率が高まり、大叩きを確実に減らせるのです。
ミスした後に安全策を選択すると、、、それはあきらめと思ってしまう人もいますが、そんなことはありません。賢明なゴルフをする上では、あきらめる技術も必要なのです。
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2021年01月15日超私的な提案 冬場のゴルフでドライバーに求められる最適弾道とは!?
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昨日はゴルフ仲間に誘われてGMG八王子ゴルフ場で18ホールプレーしてきました。天気予報がズバリ当たって、朝の冷え込みもほどほど。8時10分にスタートしましたが冬らしい寒さを感じたのは出だしの2ホールだけ。残りの16ホールは体感気温は15度ぐらいの感じで、冬とは思えないほど暖かい中でプレーを終えることができました。
最初の9ホールはベントグリーンの下りの速さに対応できず、2番と4番ホールでファーストパットを4mオーバーして3パットボギー。5番、6番でバーディーを取れたので、なんとかパープレー。後半はバーディーが先行したのですが、バーティー直後のホールでティショットを左の気に当ててボギー。17番でバーディーが取れたものの、18番でティショットを右にプッシュアウトしてワンペナからのボギー。
普段、フェアウェイがタイトな赤羽ゴルフ倶楽部のインコースをプレーしていることも影響しているのでしょう。GMGでのプレーは10年ぶりぐらいですが、以前プレーした時と比べるとコースが広々と感じました。そして、改めて感じたのが下り傾斜でのアプローチとパットは難易度が高いです。
説明するまでもありませんが、この冬場のグリーンは表面が硬く、かつ転がりが速いので下り傾斜に向かって打つとボールを止めることはできません。スピンがかかるウエッジで打ってもファーストバウンドがスピンがほどけます。ボールが止りそうになってから数メートル転がることも珍しくありません。
下り傾斜に向かって打つアプローチとパットは、平坦や上り傾斜に向かって時に比べると、難易度は3倍ぐらい上がってきます。昨日のラウンドでは下り傾斜でのアプローチとパットでミスをしなくて済んだことが、安定したスコアにつながりました。
そして、安定したスコアにつながったのがドライバー。この2年間、不動のエースドライバーである島田の軽量スチールが装着されたエピックフォージドが活躍してくれたおかげで、ボギー列車に乗らずに済みました。
軽量スチールのメリットはなんと言っても重量。約100gあるのでヘッドスピードを上げるのには適しませんが、それ以外はメリットだらけです。
・クラブ重量が重いので手打ちになるのを防げる
・43.5インチと短いのでミートしやすい。
・43.5インチと短く、かつ重いので抑えた弾道、低スピン弾道を打ちやすい。
・カーボンに比べるとスチールはしなり量が少ないので抑えた弾道が打ちやすい。
スチールシャフトで43.5インチですから飛距離を求めるのには適しませんが、冬場のゴルフはランが出ます。フェアウェイキープができればランが30ヤード以上出てくれることもあるので、トータル飛距離はそれほど落ちません。
そして何より低い弾道を打とうとしなくてもオートマチックに低い弾道になり、かつ、低スピン弾道が打てます。クラブの重さと弾道の重さというのは比例関係にあるのではないかと超私的に思っていますが、実際、昨日のラウンドでも軽量スチールのおかげで球が吹き上がるミスはゼロでした。
ドライバーに何を求めるのかはゴルファーによって違うと思いますが、冬の寒さ、冬の風を考えると、冬場のドライバーの最適弾道とは、
低めの打ち出し角で低スピン。方向性が安定し、キャリーよりもランが出る弾道です!!
低く打ち出し、低スピン弾道を打つのには軽量スチールシャフトで43.5インチぐらいが最適です!!
もちろん、この考え方はフェアウェイウッドにも相通じ、5Wにも島田の軽量スチールを装着しています。ちなみに、マーク金井の場合、アイアンはスチールではなくカーボンシャフト。80g台後半のアナライズオリジナルカーボンシャフトを装着したアイアンを使っています。ウッドとアイアンとでシャフト重量が逆転していますが、振った感じが軽くならないようにセッティングしています。
冬場にドライバーが不安定ならば、クラブを取り替えるよりも、一度、軽量スチールシャフトを試されてみてはいかがでしょうか? ちなみに、ウッド用の軽量スチールシャフトを打つのにパワーは必要ありません。ドライバーのヘッドスピードが36m/s以上あれば、全然違和感なく使えます。
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2021年01月04日超私的な提案 スコアではなく1打1打を記録することがゴルフ上達の近道です!!
アナライズWEBショップからのお知らせ
新年明けましておめでとうございます。
2021年になって4日目を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか? このブログがアップされる頃、マーク金井はガーラ湯沢でスノボの初滑りの真っ最中で、ゴルフの初打ちは5日を予定しております。もちろん初打ちは赤羽GCの薄暮9ホール、担ぎセルフの7本縛りです。
昨年7月から歩数を記録することで毎日約3時間ほど歩いてますが、歩くことによって体調が劇的に改善され、疲れづらくなりました。3時間は決して短い時間ではありませんが、歩くようになってから原稿やブログの執筆が捗るので、生活リズムはほとんど変わっていません。
そして、記録と言えば昨年からゴルフでも1打1打を記録しています。このブログでも何度か書いてますが、スコアカードに1打1打の出来映え(内容)を
○(ナイスショット)
△(ナイスショットではないが致命的なミスでもない)
×(致命的なミス、アンフォースドエラー)
1打1打を記録すると、自分のゴルフの内容を記憶ではなく記録で残す習慣ができます。自分は何打目に失敗が多いのか、どこでゲームの流れを悪くしているのか、どんなクラブでミスを多発しているのかをリアルに知ることができます。
そしてそこから導き出されたのは、、、、
100ヤード以内を3打目以内で上がることができるとスコアは確実に良くなる!!
と言うことです。コースの難易度によっても、コースのヤーデージによっても異なりますが、癒やし系で白ティでプレーする場合ならば、100ヤード以内が3打以内で上がることができれば、ハーフ30台のスコアは楽に出ます。ティショットで大きなミスをしなければパープレーも可能になるのです。
そして、1打1打を記録して変わったのがティショット。
ティショットがどんなに良くてもセカンドでミスをしでかすとスコアは絶対に良くなりません。対して、ティショットはナイスショットでなくても、セカンドが上手く打てれば、パーが簡単に取れることが分ってきます。結果、ティショットでナイスショットを打とうする(打ちたい)欲がこれでもかってぐらいなくなったのです。
とりあえず、セカンドが打てればいいやと思うようになるとティショットで頑張らなくなり、頑張らなくなるとリラックス打てるので大きなミスが減るだけでなく、ナイスショットの確率も上がってきたのです。
2020年はスコアカードに○△×を書き込んでましたが、2020年からは1打1打をスマホに入力します。スマホでショットを管理できるアプリ(正確にはウェブ)が完成したからです。
自分が打った1打1打を管理するアプリの名前は、、、
SMG
このアプリは無料でゴルファーに配布致します。アプリ課金がないだけでなく、ダウンロードしたユーザーのデータを吸い取ることも一切やりません。ゴルファーのスコアアップに役立てもらえればという想いだけで超私的に作りました。
今、アプリの最終的なチェックをやっております。遅くとも1月中には皆さんに配布できるかと想いますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。
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2020年12月21日超私的な提案 寒さが厳しい冬場のゴルフ場でいいスコアを出す確実な方法とは!?
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昨日は千葉市民ゴルフ場で18ホールプレー。ここは9ホールのコースなので2周で18ホールとなり、いつものようにクラブは7本縛りで担ぎセルフ。キャディバッグを担ぐと大変だと思われがちですが、7本しかクラブが入っていないキャディバッグは重くありません。加えて、ピンの担ぎ用セルフバックは超軽量なので、手引きカートを引っ張るよりも快適です。
18ホールを歩いてプレーすると約1万6000歩。プレー後、神田に戻って1万3000歩ほど散歩したので、トータルで3万歩弱。22キロを越える距離を歩くことができました。
8時にスタートしましたが、典型的な西高東低の気圧配置で北風が5~8m。スタート時の気温は2度ぐらいで、日中は9度あるかないか。寒さ対策をバッチリ決めてのプレーですから、夏場のようなスイングはできません。スタート直後はグリーンも凍っていましたから、どう考えてもいいスコアは出ません。
しかしマーク金井は目標にしているパープレーでサクッとホールアウト。3ボギー、3バーディーでした。
○△ー○△ーーーー 36
ー△ーーーーーー○ 36
同伴の3名の内、ふたりはハーフのベストスコア更新、残るひとりは18ホールのベストタイでホールアウトしています。冬場の厳しいコンディションにも関わらず、我々の組は夏場と遜色のない内容でプレーを終えました。ちなみに、我々の前の組のプレーヤーを観察すると、強い北風に翻弄され、グリーンにたどり着くまでに相当のストロークを費やしているのが垣間見えました。
では、なぜマーク金井の組は全員、冬場の厳しいコンディションに翻弄されずにいいプレーができたのか?
簡単なことです。コースの難易度を意図的に下げてプレーしたのです。
千葉市民は癒やし系コースですが、北風が強く吹いてグリーンが凍ると難易度が上がります。この上がった難易度を下げるためにマーク金井がやったことは、、、
ホールによって赤ティ(レディスティ)からプレーしたのです。9ホール中、1番、2番、4番、8番、9番では赤ティ、3番、5番、6番、7番では白ティからティショットを打ちました。要所要所で赤ティを使うことでアゲンスト風が吹いてても楽にパーオンできる距離設定にしたのです。対して、前の組はどこからどうみてもハーフ30台のスコアが出る感じがしないのに、すべてのホールを青ティからプレーしていました。
赤ティからプレーすれば、簡単だからいいスコアが出て当たり前。そんなことをしたらゴルフの腕前が鈍る、、、、、と考えている人も少なからずいるかと思います。
しかしながら、先日読んだ「上達論」(甲野善紀 方条遼雨著 PHP)にも、難易度が高いことによるデメリットが記されてました。
難易度の高い課題を与え、それを繰り返し練習させれば、いつかは上達すると思い込んでしますのです。
するとどうなるのか?
「壊れない壁」にひたすら体当たりを続けるような行為となります。結果、「やる気」か「体」か「心」のどれかが壊れます。
中略
人は困難な状況に追い込まれると、第一に「その場をしのぐ」事を肉体が優先するのです。(以上、上達論から引用)
この本は武術に関して書かれてますが、ゴルフもしかりです。ゴルフの腕前が未熟な人が、難易度が上がり過ぎた状態でプレーして得られるものはまずありません。ネガティブな情報がインプットされるだけです。
もちろん難易度を下げすぎるのも良くありませんが、冬場のゴルフの場合、初中級者に関してはボギーで上がれるような設定、上級者ならばパープレーが出来る設定でプレーするのがちょうどいいのではないかと超私的に思っています。
当たり前ですが、赤ティだからすべてバーディーが取れるわけではありません。赤ティでもアンフォースドエラーをしてしまえば、ボギーやダボが出ます。加えて、グリーンが凍っていれば、100ヤードからナイスショットしてもコーンと跳ねて奥のOBソーン入ってしまうこともあるのです。
冬はスコアが悪くなるからとあきらめている人が少なくありませんが、そんなことはありません。難易度設定を変えてやれば夏場と同じようにベストスコアを狙えます。
ゴルフは数字との戦いです。
パープレーで回ったことが一度もないなら、30台のスコアを一度も出したことがないなら赤ティからプレーしてみて下さい。距離が短くなれば難易度が下がると同時に、言い訳ができません。難易度を下げることで実は、自分のゴルフの腕前が丸裸にもなるのです。
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