マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な試打インプレッション

2016年03月10日超私的に検証!! 世界で一番難しいスプーンとは、どんなスプーンなのか?

屋内型 世界連盟公認のミニゴルフ(バーンゴルフ)、越谷パットサル36がいよいよオープンしました。昨日(3月9日)にオープニングセレモニーがあり、越谷市長もテープカットに出席。マーク金井もプレス席に座らせていただき、セレモニーに参加してきました。

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ミニゴルフ(バーンゴルフ)はパターゴルフと似ているようで、かなり違います。ホールは変化に富んでおり、通常のゴルフでは考えられないような障害物が数多く配されています。

 

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ミニゴルフはバーンゴルフとも呼ばれ、ゴルフのパターでカップインを狙うスポーツです。パターゴルフと異なるのは、コース上にさまざまな障害物が設置してあるため、ビリヤードのように障害物をクッションにして、カップを狙うことが出来ます。競技人口は世界で2000万人を超え、ヨーロッパを中心に20,000コースが設置されており、世界的人気が高まっています。「パットサル36」は、世界認定チャンピオンコース※1 を18ホール2コース(フェルトコース、エタニートコース)常設した、国内最大規模のミニゴルフ施設です。屋内型のため、天候や季節に左右されることなく、快適にミニゴルフを楽しんで頂けます。今後、日本選手権やアジア選手権大会日本代表選考会も、「パットサル36」での開催が予定されています。
(以上、越谷コミュニティプラザ株式会社からのリリースを引用)

 

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ミニゴルフは米国でプレーしたことが何度かありました。これが日本にあればいいなぁと思ってたのですが、ついに屋内でプレーできるようになりました。越谷ゴルフサル36はその名前の通り、36ホールのコース。どちらも本格的な世界連盟公認チャンピオンコースです。ちなみに国内でのミニゴルフ(バーンゴルフ)場はこれが2番目だそうで、最初にできたのが横浜バーンゴルフ場。こちらは屋外施設になっています。

 

ミニゴルフ(バーンゴルフ)場はまさに回転寿司のような感じです。道具はすべてレンタルできますし、普段着でプレーできます。越谷フットサル36での18ホールのプレー料金は大人800円、中学、高校、大学生600円、小学生が400円(レンタル料含む)。未就学児は保護者(大人)同伴ですと、無料でプレーできます。今回はお試し用の練習ホールと、1番ホールをプレーしてきました。

 

さて、今回のエントリーは世界一やさしいドライバーの第二弾で、世界一難しいスプーンについてです。先日、赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレーしてきましたが、その時、ドライバー3本に加え、スプーンを1本テストしてきました。それがこれっ、

 

マジックマリガン、3+プロトタイプ

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マジックマリガン3+は今年の2月からアナライズで市販していますが、この3+は似ているようで少し違います。見た目はソールのロゴが赤になっているぐらいですが、違いは他にもあって、世界で一番難しいスプーンです。

 

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マジックマリガン3+好評発売中

 

では、世界で一番難しいスプーンとはどんなクラブなのか?

 

スプーンはドライバーの次に飛距離が出る(出せる)クラブであり、地面から打つ時には一番飛ぶクラブです。言い替えると、スプーンに求められる性能は2つ

 

 

 飛距離性とボールの上がりやすさ

 

です。この2つの性能が高いほど、スプーンとしての戦闘能力が高くなります。しかしながら、ティアップしないで地面から打つスプーンの場合、飛距離性能とボールの上がりやすさというのは背反する要素で、飛び指数を上げるほどにボールが上がりづらく、そして上がりやすく設計するほどに飛距離が出づらくなるというジレンマを抱えています。飛びに特化すればボールは上がりづらく、それは「難しさ」につながります。逆に、やさしく上がることに特化すれば飛距離が出づらくなるのです。クラブメーカーも、この相反するジレンマを抱えながらクラブを設計、開発しています。

 

なので、世界で一番難しいスプーンというのは、、、、、

 

 ロフトがドライバー並みに少ないスプーン!!!!!

 

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のことです。ロフトをドライバー並みに少なくすれば、低スピン弾道がオーチマチックに打てます。加えて、ドライバーと同じく、スプーンも低重心に設計するほど、有効打点距離が長くなって、低スピン弾道で飛距離を伸ばせます。ただし、どちらも地面から打った時には、ボールが上がりづらくなってしまいます。

 

今回、試作したスプーン(マジックマリガン3+ プロトタイプ)は、極限までロフトを減らし、極限まで低重心に設計しました。ソールには3の数字が刻まれていますが、

 

 リアルロフトは11度!!!!!!

 

通常のスプーンのロフトは15度です。飛び系のスプーンで13度です。このマジックマリガン3+ プロトタイプはそれよりもさらにロフトが2度少なくて11度。これはアベレージ向けドライバーのリアルロフトと同じか、さらに少ないです。なので、ティアップして打ったら、ドライバーのような弾道でぶっ飛びます。アイアンもそうですが、スプーンもティアップして打つ場合は、ロフトが少ない方が飛び指数が上がります。

 

そして、マジックマリガン3+ プロトタイプは超低重心。ティアップして打つと、スイートスポットよりも上に当たりやすく、上に当たるとスピン量は2000~2300回転。ドライバーと比較してもスピンが少ないので、ティアップして打つとドライバー並みに飛びます。

 

反面、地面から打つとなると、ボールを上げるのが難しくなります。ロフト11度というのは、スプーンを打つというよりは直ドラとほぼ同じ。直ドラでボール上げられるぐらいのヘッドスピードがあるか、女子プロのように浅い入射角でヘッドを正確に入れる技術がないと、ボールは浮き上ってくれません。ヘッドの入れ方が悪いと、ボールは全然上がってくれませんし、飛距離も出ません。

 

今回、世界一難しいスプーンを作ったのは、実は、偶然の産物です。ロフト13度の飛び系スプーンを試作している時、偶然、そのひとつの金型から出来上がった試作クラブのロフトが11度だったのです。本来ならば製品化する予定ではありませんでしたが、ヘッド形状の出来映えがすばらしかったので、製品化に踏み切りました。それに、これで地面から打つ練習をすれば、普通のスプーンが5Wよりもやさしく感じるようになり、FWが上手くなると思ったからです。

 

世界で一番難しいスプーンは難しい反面、飛距離性能は特化しています。ティショットを3Wで打つ人や、3Wでティショットを打つのが好きな人にとっては、世界で一番飛ぶスプーンになってくれるのです~。

 

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マーク金井ブログ更新しています今度は世界で一番難しいスプーンって??http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=15448

マーク金井のアナライズさんの投稿 2016年3月9日


2016年03月09日世界で一番やさしいドライバーは飛ぶのか? それとも飛ばないのか?

昨日は恒例の早朝スノボ。いつものように朝イチの新幹線に飛び乗り、ガーラ湯沢に行ってきました。今シーズン19回目のスノボでしたが、昨年とかなり様子が異なります。シーズン当初から降雪が少なかったのですが、3月に入って急激に気温が上がっています。昨日も気温は10度近くあって、4月中旬並みの暖かさ。スノボウエアを着ているだけで汗をかくような陽気でした(笑)

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そんなわけですから、雪はザラメ。かき氷を溶かしたような上で滑るのですが、これが案外楽しめます。表面に水気がある方が板が気持ちよく滑ってくれるからです。転ぶと水浸しになるのが厄介ですが(笑)、転ばなければ春のザラメ雪はサーフィン気分で気持ち良くターンできます。

 

そして火曜日と言えば、インターネットラジオ、ソラトニワのレギュラー番組、「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア。昨日のゲストはブリヂストンゴルフ。新しいウレタンボール、ツアーB330xとB330sについてじっくりと話を伺いました。マーク金井はブリヂストンゴルフだJOKERを愛用してますが、JOKERは飛距離最重視のウレタンボール。対して、B330シリーズ飛びだけでなくスピン性能にもこだわったボール。前作に比べると、今回のB330シリーズは少しコアが硬くなり、打感がしっかりしています。330xと330sの違いは硬さの違いで、JOKERに近いのはB330xだそうです。今シーズンのボールはまだ決まっていませんが、打感がしっかりしているB330xはエース候補になりそうです。

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さて、今日も昨日の続きです。日曜日の赤羽薄暮ハーフで「重心距離がほぼゼロ」の試作ドライバーをコースでテストしてきました。打ったボールの数はたった2発でしたが、どちらも芯を喰い、絵に描いたようなドロー弾道。今までのクラブの常識から大きく外れた設計なので見た目は独特ですが、打つと、ビックリするくらい簡単に芯に当たり、簡単にドローが打てました。

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設計段階から「世界一やさしいドライバー」になると思ってましたが、実際に打ってみても、「世界一やさしいドライバー」でした。試作のファーストサンプルですが、修正点はほとんどありません。このままでも完成品になる仕上がりです。

 

 この世界で一番やさしいドライバー。

 

重心距離を極端に短いことで(10mm以下)、野球のバットやテニスのラケットのような状態に近づきます。その結果、芯で当てるのが簡単になるだけでなく、振り遅れづらくなります。構造的にインパクトでフェースが開きづらいので、簡単にドローが打てるのです。

 

ただし、ルールでセンターシャフトみたいなドライバーは「違反クラブ」とみなされます。パターはセンターシャフトでも適合クラブですが、ドライバーの場合、センターシャフトみたいな位置にネックを着けると非適合。R&AUSGAも「重心距離がほぼゼロのクラブはやさし過ぎる」から、ルール違反にしてしまっているのです。

 

 では、この「重心距離がほぼゼロのドライバー」にはデメリットはないのか?

 

やさしさという意味ではデメリットはありませんが、実は、飛びの性能に関してはデメリットがあります。ドライバーを含め、ゴルフクラブは、

 

重心距離は短いよりも、長い方が飛びに有利です!!!!!!!!!

 

例えば、同じヘッド体積、同じヘッド重量でも、重心距離が10mmのドライバーと、重心距離が40mmのドライバーを打ち比べると、どちらも芯を喰っても、重心距離が10mmの方が飛びません。マーク金井が打ち比べると(ヘッドスピード45m/s)と

 

 飛距離差は約5~10y!!!!!!

 

同じルール違反のクラブでも高反発は誰が打っても飛距離アップを望めますが、重心距離がほぼゼロのドライバーは決して飛ぶドライバーではありません。言い替えると、重心距離が長いドライバーを上手く使いこなせるゴルファーには、重心距離がほぼゼロのドライバーというのは「やさしいけれど飛ばないドライバー」なんです。

 

しかしながら、ミート率が悪い初中級者、スライスで飛距離を大きくロスしているゴルファーの場合、重心距離がほぼゼロのドライバーは飛ぶドライバーになる可能性を大いに秘めています。芯で当たらない人が芯に当たればボール初速が上がりますし、スライスの度合いが大きい人の場合、真っ直ぐ飛ぶ分だけエネルギーロスを軽減できます。なので、重心距離がほぼゼロのドライバーはやさしく飛ばせるドライバーになってくれます。

 

重心距離がほぼゼロのドライバーは高反発ドライバーと違って、誰が打っても飛ぶドライバーにはなりません。また、重心距離が長いドライバーを上手く扱える人には、メリットが少ないドライバーです。これらを考えると、近い将来、重心距離がほぼゼロのドライバーはルール違反から、ルール適合になる可能性も秘めていると思います。

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なぜなら、R&AUSGAもゴルフ人口の減少に歯止めをかけたい、ゴルファー人口を増やしたいと真剣に考えているからです。R&AUSGAも重心距離がほぼゼロのドライバーが飛ばないことを証明できれば(従来のドライバーに比べて)、クラブもボールと同じく初速制限でルールを定めるようになれば、重心距離がほぼゼロのドライバーがルール適合になってもおかしくないからです。

 

ゴルフはルールで使用クラブは14本以内と定められていますが、これとて昔からずっと同じだったわけではありません。もっとクラブの本数が多くてもよかった時代もありました。クラブに関するルールは時代によってけっこう柔軟に変わっていることを考えると、規制だけでなく規制緩和も大いにありえると、勝手に思っています。

 

重心距離がほぼゼロのドライバーは世界一やさしいですが、世界一飛ぶわけではありません。ゴルフの敷居を下げるのに飛び抜けた飛距離性能は必要ありません。ゴルフの敷居を下げるのに本当に必要なのは、初心者でも空振りしたり、チョロしないドライバー。初心者でもスライスに悩まないで打てるドライバーです。ボウリングのガーターを塞いだレーンのことをバンパーレーンといいます。それにちなんで、今回試作した重心距離がほぼゼロのドライバーをバンパーと名付けました~。

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ROUND1 webサイトより転載

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2016年03月06日超私的なインプレッション、テーラーメイド M1とM2、どっちの方が飛ぶのか!?

 昨日土曜日はアナライズのセミナーデー。午前中は秒間1000コマの高速度カメラを使ったインパクトセミナー」午後からはシャフトのしならせ方をレクチャーするシャフトセミナー」を実施しました。どちらも少人数制で一講座の定員は6名。講師はもちろんマーク金井本人が務め、口八丁手八丁、身振り手振りで90分間、フルに喋りまくり、フルに動きまくります。セミナーは基本、神田のスタジオで実施しますが、ご要望があれば全国各地、どこにでも出向きます。
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 さて、今日のエントリーは前回の続き。カーボン素材を大胆に使ったドライバー、テーラーメイドのM1とM2の比較インプレッションです。前回は、ヘッド性能について書きましたが、今回のエントリーは超私的な試打インプレッションです。
 少し離れた場所で見ると、違いはほとんどありません。しかし、アドレスしてじっくり見比べると感じが異なります。ワッグルしてみると、違いがさらに明らかになります。具体的に言うと、
 M1はディープフェースで、M2はややシャローフェース。フェース厚の差は4mmあって、この差はかなり違います。アドレスすると、M2の方があきらかにやさしく感じ、かつ球が上がりそうなイメージが出ます。
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右がM2、左がM1

 ワッグルして違いを感じるのは、ヘッドの重量感。M1よりもM2の方があきらかにヘッドが軽く感じます。M1M2のヘッド重量の差は約4g。たかが4gと思うかも知れませんが、4g違うと手に伝わる重さはずいぶん異なります。
 実際に打ってみて一番違いを感じるのは、捕まりです。どちらも重心距離は同じぐらいですが、M1よりもM2の方が捕まりが良いです。スライサーがドローを打てるほど捕まるわけではありませんが、M1に比べるとM2は右へのすっぽ抜けが出づらく、ドローが打ちやすく仕上がっています。重心距離はどちらも38mm前後ですが、M2の方が重心アングルが大きめで、その差が捕まりに影響出ているのでしょう。
 では、飛距離はどうなのか?
 マーク金井の場合、M2の方が初速が少し上がって飛びました。M2のヘッド重量は約200g。自分にとってこの重さのヘッドが最も振り切りやすいからです。M1はヘッド重量が約204g。重い分だけ反発エネルギーは高いですが、重い分だけ振り切りづらくなります。重いヘッドでヘッドスピードを上げられる人ならばM1の方が飛びに有利だと思いますが、204gというのは市販ドライバーの中でも最重量級です。ちなみにM2の200gというのも決して軽い部類ではありません。ドライバーのヘッド重量としてはちょい重めです。
 もっともM1とM2の飛距離は微細です。平均すると、M1よりもM2の方が2~3ヤード飛びました。しかしながら、振りやすさが全然違うので、今シーズンはM2がエースドライバーになりそうです。
 スピン量に関しては、どちらも低スピン弾道がオートマチックに打てます。どっちがスピン量を減らせるかと聞かれれば、M1と即答します。しかしながら、スピン量の差は微細です。M2はややフェースがシャローですが、それでもM1とそれほど変わらないぐらい低スピン弾道で飛距離を稼げます。
 重心位置を変えられるM1と、重心位置が固定されているM2どちらも魅力的なドライバーですが、どちらが飛ぶかは、ヘッド重量の対応力で決まるでしょう。重いヘッドの方が飛ばせる人ならばM1の方が飛距離性能が高くなりますが、そうでない人は、M2の振りやすく感じますし、ヘッドスピードも上げていきやすい。M2の方が、やさしく飛距離を稼げるドライバーです。
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 ちなみに、M1、M2ともリアルロフトはかなり少なめです。どちらもボールが上がりやすいドライバーではありません。キャリーが出づらい人は、ロフトを1度増やした方がイメージ通りのキャリーを出しやすくなるでしょう。
 かつてテーラーメイドは「ロフトアップ」を強くアピールしていましたが、最近は、あまりこのキャッチコピーを目にしません。しかしながら、M1、M2に関しては、普段よりもロフトを1度ぐらいアップした方が、キャリーを出しやすくなって飛ばせるドライバーだと思います~。
 それにしても外ブラはセカンドドライバーを作るのが上手いです。今回のテーラーメイドにしても値段の安い方のM2の飛距離性能は、値段が高い方のM1と同等以上。キャロウェイもしかり、セカンドブランドXR-16も飛びに特化しています。マーク金井は外ブラのドライバーの使用率が高いのは、こんなところも少なからず影響しているのかも知れません。昨シーズンのエースドライバーはテーラーメイドのエアロバーナーで、今シーズンはM2になりそうです~。
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冬から春にかけての薄い芝対策は
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2016年03月04日超私的なインプレッション、テーラーメイド M1とM2は一体どこがどう違うのか!?

アナライズ神田スタジオには毎日のように荷物が届きますが、昨日は待ち遠しい荷物がアメリカから届きました。米国のゴルフショップ、フェアウェイゴルフさんで発注したテーラーメイドのM2ドライバーです。M1に続き、M2もネット通販を利用しましたが、どちらも発注して約1週間で手元に届いています。現在は円安なので日本仕様とほぼ同じぐらいの値段ですが、フェアウェイゴルフさんの場合、送料無料。M1は499ドルぽっきり、今回のM2は399ドルぽっきりで買えました。

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 米国でのM1M2との価格差は100ドル(約11500円)ほどです。

 

M2はエアロバーナーのリプレイスモデルとして登場してます。テーラーメイドの中ではトップブランドがM1M2はその次のセカンドブランド的な位置付けです。しかしながら、米ツアーではM2を使っている先週が結構多いです。

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そこで今回は超私的にM1M2の違いについて書いてみたいと思います。M1はヘッドが2種類ラインアップされていますが、今回はヘッドが大きい方のM1 460で比較します。前述したように、M1M2はセグメントが異なるので、値段が100ドル違います。そして、テーラーメイドの場合、セカンドブランドはトップブランドに比べると付加機能が省かれています。M2に関して言えば、重心距離、重心深度を調整する機能が省かれています。

 

これにより、M1M2の決定的な違いはヘッド重量です!!!!!

 

M1は調整機能を付けるために重量ネジが2本配されていることもあって、ヘッド重量は約204g。対して、シンプルな構造のM2は約200g(どちらもスリーブ込み)。たかが4gと思うかも知れませんが、振り心地は結構変わってきます。加えて、M1はヘッド重量が204gあるために、45.5インチ以上の長さに仕上げると重くて振りづらくなります。対して、M2はヘッドが重すぎないので、45.5~46インチの長さに組上げても、振りづらくなりません。ドライバーの長さが少し長めなのが好きな人にはM2の方が相性いいでしょう。

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ちなみに、日本仕様のM2も、米国仕様のM2もどちらもヘッド重量は同じでした。

続いてヘッドのスペックを計測してみると・・・

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重心距離  M1 38mm
      M2 38mm

重心深度  M1 37mm
      M2 38.5mm

フェース厚 M1 59mm
      M2 55mm

 

M1M2もどちらも体積は460ccですが、見た目は(投影面積)、M2の方が少し大きく感じます。しかしながら、重心距離はどちらも同じ。重心の深さに関しては、M2の方が少し深くなっています。これにより、ヘッドの数値で差が出ているのが、捕まりに影響を及ぼす重心アングルです。

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重心アングル M1 19度
       M2 22度

 

M1よりもM2の方が重心アングルが3度大きく、その分だけM2の方が捕まりやすくなっています。実際に打ち比べても、M1は左に行きにくい感じが手に伝わりますが、M2はヘッド挙動がニュートラルに近く感じます。M1M2を比較すれば、M2の方が捕まった球が打ちやすくなっています。

 

M1M2ともに共通してますが、今どきのテーラーメイドのドライバーは昔よりも重心距離が短くなり、その分だけヘッドの挙動がコントロールしやすくなっています。また、少し前のモデルに比べると、重心深度も浅くなりすぎてません。M1M2とも重心距離と重心深度の数値が同じぐらいになっているので、スイング中にヘッドの挙動が安定しやすくなっています。

 

重心位置を変えられるM1と、重心位置が固定されているM2。どちらも魅力的なドライバーですが、対象ユーザーのストライクゾーンはM2の方が広いでしょう。ちなみに、マーク金井は重心距離を調整する機能を必要としないので、目下のところ、M2がエースドライバーの最有力候補です~。

 

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3月6日(日)

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2016年01月14日PINGの新作、Gシリーズ試打インプレッション後編~!!

今週はPGAツアー、ソニーオープンが開催されます。場所はハワイの超名門コース、ワイアラエCC。1983年、青木功プロが日本人として初めて米ツアーに勝った米PGAトーナメントで、今年も石川遼プロ、松山英樹プロを筆頭に7名の日本勢が出場します。

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昨年優勝のジミー・ウォーカー 写真はGDOより転載

そして、今週はアジアでも大きな大会が開催されます。男子ゴルフの欧州とアジアの対抗戦「ユーラシアカップ」が15日(金)から3日間の日程で、マレーシアのグレンマリーGCで行われる。2014年大会以来の2回目の開催。両チーム12人ずつが出場し、大陸内の火花を散らします。日本からは片山晋呉プロが参戦し。欧州勢ではイアン・ポールター、リー・ウエストウッドらが参戦します。ソニーオープンに比べると注目度は高くありませんが、豪華な出場選手、そしてアジアのゴルフ事情を生で見たくなったので、急遽、現地観戦をすることにしました。今日の夜からクアラルンプールに行ってきます。昨年の一言は「動」でしたが、今年の一言は「飛」になるかもです(笑)。

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写真はGDOより転載、記事は写真をクリック

 

さて、今回のエントリーは前回の続き。ピンの新製品、Gシリーズの超私的なインプレッションです。昨日はドライバーとFWについて書きましたが、今回はUT、アイアン、そして新たなプロダクトであるクロスオーバーについて超私的にインプレッションしていきましょう。

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まずはUT。ヘッドの種類はひとつですが、ロフトバリエーションが豊富です。17度、19度、22度、26度、そして30度がラインアップ。マーク金井は近い将来、アイアンは7番からになると言ってますが、7番のロフトは30度前後。ピンも30度のUTをラインアップしているということは、、、、アイアンは7番からという人が増えてくることを見込んでいるのでしょう。ちなみに、ピンのいい所は、アイアンは1本から買えること。7番からでも買えますし、5番、7番、9番、PWなんていう風にも購入できます。これだけでもピンを勧めたくなります。

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アイアンは7番を中心に打ちましたが、まず感じたのは、ウッド同様、、、、

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 低重心!!!!!!

 

重心が低いので、地面から打っても芯を喰います。ここでいう芯とはスイートスポットのことで、スイートスポットに当たりやすいために手応えが弱いです(芯に当たるとヘッドがブレないから手に伝わる衝撃が弱くなります)。加えて、フェースが薄いので球離れが速い。目を閉じて打つと、アイアンを手にしているにも関わらず、ウッドクラブを打ったような感触が手に残ります。好みは分かれそうですが、これからのアイアンはこのGシリーズのようなタイプが増えてくるかも。これからはウッドもアイアンも手応えが同じになる可能性が高いかも知れません。

 

重心が低くて芯で捕らえるとボール初速がアップしますが、メリットばかりではありません。芯で打ち過ぎてしまうとスピンが増えません。Gシリーズの7番のロフトは30.5度ですが、いい感じで捕らえた時のスピン量は5200~5500回転。マッスルバックやアスリート向けアイアンと比べると、500~800回転ほどスピンが少ないです。グリーンにキュキュッと球を打つことよりも飛距離を優先して設計しているように感じます。

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ヘッド形状については、ピンらしさが薄まりました。ネックにはプラスティックのセルが装着されていますし、グースの度合いも減っています。仕上げはこれまでのバレルではなくメッキ仕上げです。コスメに関しては、これまでのピンのユーザーよりも、これまでピンを使っていなかったゴルファーを強く意識しているのでしょう。

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もちろんピンのことですから、ピンらしさは残っています。ライ角は豊富に選べますし、バンス角も強めです。7番でバンス角が8度、8番でバンス角が9度、9番でバンス角が11度。これまで同様、ダフりのミスに強く、かつハンドファーストでインパクトを迎えやすく設計されています。

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Gシリーズのハイブリッド(ユーティリティ)もウッド、アイアン同様、低重心が際立っています。ビジュアル的には、クラウン部分のタービュレーターが目立ちますが、ヘッドのシェイプはトウ側のボリュームが増し、前作よりもスッキリした顔立ちです。こちらも低重心効果のおかでで地面上でも芯を喰いやすく、スピンが少ない飛ぶ弾道が打ちやすく仕上がってます。ちょっと残念なのは、このUTだけライ角を選べないこと。UTは地面から打つことを考えると、ライ角が選べないのはピンらしくありません。ヘッドが進化しているだけに、ちょっともったいない気がします。

 

そして、今回新たに登場したのがクロスオーバー。ヘッド形状はアイアン型ユーティリティで、ヘッドは中空構造。ロフトは18度、21度、24度の3種類がラインアップ。プロモーションビデオでは、バッバ・ワトソンが18度で280y飛ばしてました。その時のスイングを見ると、インパクトでターフが1mmも飛んでません。ボールだけをクリーンに打ってて最高飛距離を得てますが、実際に打ってみて納得。このクロスオーバーも重心が非常に低く、ダウンブローに打たなくても芯で捕らえることができました。アイアン型UTで中空構造ですが、特徴的なのがフェースの厚み。非常に薄く、そしてインパクトでたわみやすくなっているので、打つと、ウッドクラブと同じような手応え。アイアンに近い形状ですが、ウッドを打っているかのような錯覚に陥る不思議なクラブです。

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このGシリーズは、これからのピンの主力モデルになると思われます。ドライバーに関しては、すでに多くの契約選手が使っているそうです。クラブの種類はバリエーションに飛んでますが、どのプロダクトも低重心、そしてフェースを薄くすることでボールの反発を高めようとする意図が伝わってきました~。

 

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こちらですが・・・

売り切れてしまいました

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ありがとうございます!

想像を遥かに超える注文をいただきました。シャフトが無くなってしまって・・

しかし2月中旬にシャフトがW60、W65各20本ぐらい入ってきます(3月にはドーンと入ってきます)

なので御予約を受け付けます。(こちらも早い者勝ち)

  • お名前
  • 連絡先の電話番号
  • メールアドレス(PCの)
  • ご住所(郵便番号からご記入ください)
  • お支払い方法(銀行振込、代引き、クレジット)を

もれなくご記入して yoyaku@analyze2005.com 柿木までメール下さい


1月23日(土曜日)ストレッチパッド講習会

姿勢美人マイスター「背すじピン助」によるストレッチパッド講習会を開催いたします。
ストレッチパッドを使用して、体幹のほぐし方、肩甲骨、股関節の基本ストレッチを学びます。(90分間)
ゴルフに役立つストレッチパッドの使い方を徹底指導!

1月23日(土曜日)
時間:90分 12時〜13時半
人数:6名
料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)

参加資格は、確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)

お申し込みはyoyaku@analyze2005.comに名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!


2016年新春クラブメンテ企画

ドーンと行きますよ

新年です! 新しいグリップ!に変えませんか?

アナライズオリジナルグリップに交換 13本まで(このグリップのみで、グリップの指定はできません)

アナライズオリジナルグリップ アナライズオリジナルグリップ
マーク金井のアナライズショップでのみ購入可能なオリジナルグリップです。適度な質感で多くのゴルファーにマッチするオーソドックスなつくりです。

2016円!

(もちろんグリップ代、交換代込です。下巻き◯重巻きとか、下巻き指定などややっこしいのはご勘弁下さい)

アイアン計測!!8本まで

P1080093

2016円!

ウッド計測!!3本まで

2015-07-25 13.01.04

2016円!

(基本的に、アナライズに持ち込める場合のみです。持ち込めない遠方の方、往復の送料はお客様のご負担となります。その場合お支払い方法は、銀行振込か代引きとなります。銀行振込の場合、2016円振り込みいただき、返送は送料着払いにて返送します。代引きの場合は、2016円+送料+代引き手数料を、ヤマト運輸の配達員の方にお支払いください。

アナライズは誰も居ない時がありますので、yoyaku@analyze2005.com 宛てに にまず予約メール下さい。

セミナーにご参加の方は、その時間に合わせて予約するといいですね!!

(1月いっぱいやります。予告なく終了することもあります)