カテゴリー: ゴルフの竪琴
2014年11月12日片山晋呉プロから学ぶ、スコアアップに役立つ練習方法とは!?
毎週火曜日はインターネットラジオ、ソラトニワ銀座「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。昨日はジュピターゴルフネットワークの奥澤尚さんにゲスト出演いただきました。奥澤さんの部署はデジタル事業部。ご存じのようゴルフネットワークは日本で唯一のゴルフ専門チャンネル、海外ツアー、日本ツアーのトーナメント中継はじめ、ゴルフレッスン番組、ギア番組を放映しています。人気企画のトーナメント中継「とことん1番ホール」は、奥澤さんが番組名の名付け親です。
マーク金井も先週の平和PGMチャレンジin霞ヶ浦では、とことん練習場でツアープロ達の練習風景をウオッチングしてきました。日本オープン、ブリヂストンオープン、そして平和PGMチャンピオンシップと立て続けにトーナメント観戦しましたが、コースを歩き回るよりも練習場いる方がワクワクドキドキします。理由は単純。練習場の方がプロのショットを間近で見られますし、プレー中では見ることができないプロならではのユニークな練習法もじっくりウオッチングできるからです。
そこで今回のエントリーはツアープロの練習法について。
前回のブログでも書きましたが、ツアー選手の中でも格別ユニークな練習するのは片山晋呉選手。練習場にはただ1人、キャディバッグを2つ持ち込みます。ひとつは試合で使用するクラブが入ったキャディバッグ、もうひとつは練習器具がギッシリ入ったキャディバッグです。ざっと見ただけで10種類以上の練習器具が入っています。片山選手に関しては、スタート前、いきなりドライバーの連続打ちを始めます。それで体をほぐした後は、ゴルフの竪琴を使って入念に体幹のウオームアップ。竪琴はハンガーみたいな形状ですが、重さが1キロ以上あります。この重さを利用して効率良く体をほぐしています。
そして、実際にボールを打つ時にはこれでもかってぐらいガイドラインを用います。足元、そしてボールを打ち出すライン上に棒状のスティックを地面に置き、そしてインパクトで手元が浮いているかどうかをチェックするガイドポール、シャフトプレーンを確認するガイドボールもセットしています。自分の感覚ではなく、視覚化できるものはすべて視覚化しているわけです。ツアー選手の中でもひときわショットメーカーである片山選手は、他のどの選手よりもシビアにボールを打ち出す方向、手の軌道、そしてクラブの軌道を客観的にチェックしているのです。
これは我々アマチュアにも大いに参考になります。片山選手のすべてを真似する必要はありませんが、練習場でボールを打つ時、ナイスショットしたかどうかだけが判断基準では、スイングのレベルアップに時間がかかりますし、回り道する恐れもあります。客観的な視野を持って練習した方が効率良くレベルアップできます。
具体的にお勧めしたいのは、ボールを打ち出す前方(飛球線上)に棒状のスティックを置いてみること。そして、それをガイドラインにしてボールを打ち出す方向にこだわってボールを打って下さい。例えば、ドローを打つのであれば、棒状のスティックよりもわずかに右にボールを打ち出す。ストレートを打つのであれば、棒状のスティックの真上にボールを打ち出す。フェードを打つのであれば、棒状のスティックよりもわずかに左にボールを打ち出す。
たかがボールの打ち出し方向と侮ってはいけません。コースに出た時、ティショットでOBが出やすい人、突然ショットがブレで左右に曲がる人がいますが、こういう人の多くは、普段の練習でもボールが打ち出される方向がかなりバラついています。それがコースでも再現されるために、ナイスショットした次のホールでOBを打ったり、池ポチャしたり、林に打ち込んでしまうのです。片山選手ではありませんが、アマチュアゴルファーもボールが打ち出される方向が一定になれば、狙った方向に確実にボールを打ち出せるようになれば、コースに出た時も、ここ一番で大きく曲がるミスはかなりの確率で減らせるのです。
ゴルフは芯を喰った当たりがナイスショットだと思っている人が多いですし、芯を喰ったショットが打てたらいいスコアが出ると思っている人がいます。しかし、コースに出た時に、本当に求められるのはボールの打ち出し方向の精度です。芯を喰わなくても、トップ気味の薄い当たりでも、狙った方向にボールを打ち出すことができる技術が身に付いていれば、セカンドショットが打ちやすい場所にボールが止まる確率が上がるのです。そして、なによりコース戦略を立てやすくなり、スコアメイクがやさしくなるのです。
コースに出た時に、本当に必要なショットはボールを狙った方向に打ち出すことです。練習でボールを打ち出す方向の精度を上げていければ、練習した分だけ確実にスコアアップできるようになるでしょう~。
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11月29日(土)
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2014年10月23日ゴルフスクール、ゴルフレッスンは将来どうなるか!?
毎日のようにブログを書いてますが、ここにきて書きたくて書きたくてウズウズしているエントリーがあります。それはゴルフスクール、ゴルフレッスンの将来についてです。
ゴルフは道具(クラブ)は劇的な進化を遂げています。プロゴルファーはその恩恵を受けて、劇的に飛距離が伸び、それに対応すべく米ツアーのトーナメントコースの距離は年々伸びています。20年前だと7200ヤード、パー72ぐらいのセッティングが多かったですが、最近は7600ヤード、パー72なんていうセッティングがあります。500ヤードを越えるパー4も珍しくなくりました。国内ツアーは米ツアーほどではありませんが、それでも昔に比べると距離は確実に伸びています。
その一方で、アマチュアとなるとプロほど道具(クラブ)の恩恵を受けている人はそう多くありません。昔も今も、アマチュアの悩みと言えば‥‥
・ヘッドスピードが上がらない
・スライスが治らない
・アウトサイド・イン軌道が治らない
・アーリーリリースが治らない
・フォローで左ひじが引けるのが治らない
・振り遅れてしまう
・アイアンをすくい打ってしまう
・トップでシャフトクロスが治らない
などなど、多くの悩みを抱えています。そして、そんな悩みを抱えたまま進化した道具(クラブ)を使っいるため、プロに比べると道具(クラブ)の恩恵を受け取る度合が少なくなっています。言い換えると、アマチュアゴルファーが進化した道具(クラブ)の恩恵を最大限に受け取るためには、プロに近いスイング、理に適ったスイングを身に付けることが必要不可欠になるとマーク金井は思っています。そこで今回は、ゴルフスクール、ゴルフレッスンの理想的なあり方、将来について超私的に述べたいと思います。
いきなりですが、ゴルフスクール、ゴルフレッスンのお手本になるのは‥‥
ズバリ、ライザップです。
ご存じの人も多いと思いますが、ライザップはダイエットやシェイプアップを目的としたパーソナルトレーニング。うたい文句は「たった2ヶ月で人生が変わる。2ヶ月で貴方に理想のカラダを手に入れてもらいます」。そうです、ライザップは2ヶ月で結果が出ることを強くアピールしているのです。そして、その結果が出ることを広告として強くアピールしています。
では、ゴルフスクール、ゴルフレッスンの場合はどうでしょう。ほとんどの所は、具体的な結果をアピールしていません。ゴルフが上手くなること、スイングが良くなることをアピールしていても、具体的な結果をアピールしているスクールなり、レッスンというのはほとんど見たことがありません。もちろん、ゴルフの場合はスイングが良くなったからと言ってスコアが良くなるとは限りません。運不運や天候によって、いいショットを打ってもそれが結果につながらないことが多々あるからです。
しかしながら、スコア以外の要素であればライザップのように結果をアピールすることは可能だと思います。例えば‥‥
・今よりもヘッドスピードを3m/sアップさせる
・アウトサイド・インの軌道を修正する
・スライスを矯正する
・アーリーリリースを矯正する
・フォローで左ひじが引けるのを矯正する
・振り遅れを矯正する
・アイアンをすくい打ちからダウンブローに矯正する
ゴルファーによって矯正期間というのは前後するかと思いますが、ちゃんとしたメニューを組み、マンツーマンでレッスンすれば3ヶ月~6ヶ月ぐらいでスイングを変えることは可能だと思います。ライザップは99%の人が成功しているアピールしていますが、ゴルフにおいても90%以上の人は、つきっきりで教わればスイングが良くなる結果を出せるのではないでしょう?
また、ライザップはビフォー&アフターを画像で紹介していますが、ゴルフにおいてもこれは真似できると思います。アナライズの女性スタッフ、カッキーはまったくの初心者ですが、ゴルフの竪琴で練習することで、スイングがシェイプアップされています。ゴルフスクールも、生徒さんのスイングが変わることを画像でアピールすると、多くのゴルファーがレッスンに興味を持ち、そして「ゴルフは自己流よりも、レッスンを受けた方が上手くなれる」と思えるようになると思います。
ゴルフはスイングが良くなったからと言っていいスコアが出る保証はありません。しかし、スイングが良くなれば、スコアが良くなる確率がグンと上がるのは間違いないです。これからのゴルフスクール、レッスンは結果を強くアピールしてくるところが、きっと増えてくるでしょう。
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10月26日
吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ 個人レッスン
飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を個人レッスンします。料金は15000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
11月2日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
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ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね
2014年10月13日ゴルフスイングは形にこだわって練習した方が短時間で上手くなれる!?
3連休もいよいよ今日が最終日です。せっかくの祝日ですが、日本列島は台風直撃。今日は九州南部に接近し、その後日本列島を縦断するおそれがあります。西日本はすでに大雨、暴風雨。関東エリアも明日14日(火)には大荒れの天気になりそうです。マーク金井は大雨を見越して、今日は読書三昧を決め込んでいます。11時からのゴルフの竪琴&超軟らかシャフトセミナーが終わったら、立川談春師匠から話術について、高城剛さんからは世界情勢について学びたいと思っています。
さて、談春師匠を知るきっかけになったのは「赤めだか」(講談社刊)という書籍です。この本を読んで落語に興味を持ち、そしていろんな勉強できました。この本の中に、
型(基本)がある人間が型を崩すのは「型破り」
型(基本)がない人間が型を崩すのは「形無し」
歌舞伎の中村勘三郎さんも、
「型があるから型破りが出来る」「型が無ければ単なる形無し」と名言を残されています。
落語や歌舞伎などの芸事の世界では、新人は有無を言わさず型を徹底的に叩き込まれます。わずかなアレンジも許されません。そんなことをしたら師匠から怒られるだけでなく、下手をすれば破門になります。自分に合っているかどうかなんて考える余地はまったくありません。とにかく決められた型にすっぽり入ることを余儀なくされます。
こんな風に書いてしまうと、「型に嵌めるのは非合理的」「個性を無視した指導」と思う人もいるでしょう。しかし、型というのは実は非常に合理的で、無駄がありません。型というのは即興でできたモノではなくて、何十年、いや百年以上かけて築き上げられているからです。芸事、稽古事の世界では、「型に嵌る」ことを積極的に練習した方が、回り道しないでいい分だけ、早く上達できるのです。
例えば、型に嵌めるメリットで分かりやすいのが漢字を覚えるドリル。幼稚園児や小学1年性の頃、誰しも文字を覚える時、マス目に文字が点線で描かれた漢字帳を使っていたはず。鉛筆で点線をなぞって書くことで漢字の書き方を覚えますが、これぞまさに型に嵌めるドリルです。この練習をしないで、いきなりフリーハンドで思いのまま真っ白なノートに漢字を書いたらどうでしょう。よほど器用な子供をのぞけば、文字の大きさ、文字のバランスがかなりデタラメになるはずです。気持ち良く文字を書けば、お手本通りの文字がかける子供というのはほとんどいないでしょう。
ゴルフも同じです。ビギナー(初心者)の時に、自分を基本という型にはめ込む練習をすると、スイングの形が良くなるだけでなく、ミート率も上がってボールを上手く打てます。アナライズの女子スタッフ、カッキ-はクラブを握って5ヶ月ほどで、ほぼ理想的なスイングを身に付けましたが、これも最初頃、型にはめこむ練習をだけをしたからです。最初の3ヶ月は一度も気持ち良くボールを打たせませんでした。ただひたすら「型に嵌める」練習だけです。その成果が3ヶ月後には出はじめ、トップの形はピシッと決まっていますし、ダウンスイングでタメが作れています。ハンドファーストな状態でインパクトも迎えています。球筋もストレートからドローです。誤解を恐れずに言えば、ゴルフを始めたての時、自分がやりたいようにやらなかったから、ボールをたくさん打たなかったから、正しいスイングが短時間で身に付いたのです。
個性的なスイングをしてもゴルフは上達できますが、型を無視したスイングで上手くなるのには時間とお金がかかります。また、型(基本)を無視した打ち方が身に付くと、調子を維持するのにも時間とお金がかかります。もちろん、誤解無きように言うと、正しい型が身についたら、そこからは型を破って「型破り」なスイングをするのは大いにアリだと思います。
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カッキ-が型を覚えるためにやったことは、ゴルフの竪琴とスーパーシャットくんでスイングの基本型を徹底的に反復練習したこと。そして、実際のゴルフボールでは、テニスボールとほぼ同じサイズのスポンジボールを使って練習したことです。型を覚えるにはいくつか方法がありますが、ゴルフの竪琴もスーパーシャットくんも、実際のゴルフクラブよりもクラブの長さが短く、そして重くなっています。これにはちゃんとした理由があって、短い重たいクラブの方が身体の動きをチェックしやすく、そして型作りに役立つからです。
ゴルフは練習したから上手くなる保証はありませんし、たくさん練習してもスコアが良くなると限りません。しかし、同じ練習をするならば上手くなる確率が高い方、即ち、型を覚える練習を選択した方が、努力が実を結ぶ確率がグンと高くなるのです~。
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マーク金井セレクトクラブにアナライズのシャフトを装着して販売!
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10月18日(土)
中越豪 パッティングセミナー
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開催場所
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階
アナライズ 神田スタジオ
ゴルフの竪琴 好評再発中。
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2014年08月21日初心者はどんな練習をすればスイングが美しくなるのか?
アナライズからお知らせ
8月23日(土)
中越豪 パッティングセミナー
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8月24日(日曜日)
吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー
10時、13時 どちらもまだ大丈夫
飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
お盆休み明けと言うこともあって、昨日のかかりつけの病院(整形外科)は座る場所もないくらい混んでました。2時間弱待ってMRI検査の結果をいただいた所‥‥あっさりと、
「典型的な50肩ですね~」
とのこと。腱版断裂とかがなくてホッとしましたが、50肩は特に治療法がありません。痛みのない範囲で肩を動かすことぐらい。一年ぐらい経てば、痛みが治まってくると言われました。3ヶ月前から突然、右肩痛に悩まされてますが、痛みの原因がハッキリ分かって良かったです。主治医からも痛くならない程度に肩を動かした方がいいと言われたので、今は、ストレッチパッドを使って肩周りをストレッチしています。
そんな50肩に悩まされるマーク金井ですが、幸いなことに(ストレッチパッドのおかげもあって)、ゴルフスイングでは肩の痛みはほとんど出ません。一番痛みを感じるのは寝ている時と、ズボンのベルトを通す時なので、薄暮9ホール、そしてスタジオでの練習はいつも通りやっています。昨日も、リハビリがてら、スローモーションスイングで20球ほどボールを打ちました。スローモーションだと肩に負担はかからないだけでなく、体の動きを意識しながらスイングでるので、フォームチェックには非常に効果的です。そして、インパクトではフェースにボールを乗せる感覚が養えます。手打ちになっていると、ちゃんとボールを打てません。
さて、今日のエントリーは初心者が美しいスイングを身に付ける方法についてです。アナライズの女子スタッフ、カッキーはゴルフ歴3ヶ月。バリバリの初心者ですが、スイングは、マーク金井よりも美しいです。テークバックの軌道、トップの位置、ダウンでのタメ、フォローの形。どれをとっても基本に忠実なスイングになっています。
では、カッキーはどんな練習をして美しいスイングの持ち主になったのか?
彼女の場合、普通の初心者とまったく違う方法で練習を始めました。具体的に言うと、
・ゴルフボールを打たなかったこと
・ゴルフクラブを振らなかったこと
この2つのことを徹底的に守って練習したことが、美しいフォームにつながっていると思われます。初心者の場合、いきなりボールを打とうとすると空振りやミスショットが怖くて、フォーム作りよりも、ボールに当てることに意識が向かいます。そうなるとフォームどころではありません。初心者はタメがほどけやすく、フォローで左ひじが引けやすくなりますが、これらはすべて「ボールをちゃんと打ちたい」という意識によるものです。フォームが固まる前にボールを打つと、ほとんど人は理想的なフォームからかけ離れてしまいます。
ちなみに、カッキーの場合、素振りだけで練習したわけではありません。テニスボールぐらいのスポンジボールを打って練習しました。ボールが大きいことで、当たらない不安を減らしたのです。
そして、カッキーは最初はゴルフクラブを振っていません。ゴルフを始める時、最初に手にしたのはゴルフの竪琴です。竪琴は両手を3次元的に離して持ちます。
左手が下、右手が上
この状態でグリップし、この状態をキープしたままスイングします。竪琴だけを振ったことで、
・テークバックでタイミング良くコックすること
・左腕が伸びたトップ
・ダウンでタメを作ること
・ハンドファーストなインパクト
・リストターン
・左ワキが締まったフォロー
・右手が上の大きなフォロー
これらを短時間で習得しました。ゴルフクラブでも両手を離してグリップすれば、右手を上にキープする感覚を養えますが、3次元的に右手を上にした状態にはなりません。ゴルフの竪琴だと、3次元的に右手が上になるので、手首とひじをタイミング良く曲げ伸ばしすることを覚えられます。そして、初心者が習得に苦労するリストターンを簡単にマスターできるのです。彼女の場合、ゴルフの竪琴で正しいフォームを身に付け、フォームが身についてからスーパーシャットくんでスポンジボールを打ち、それが上手くできるようになってから、普通のクラブでスポンジボールを打ってもらいました。この手順を踏んだことで、彼女の場合、非常に短い時間で正しいフォームを身に付けたわけです。
ゴルフの竪琴さえ振れば、オートマチックに正しいフォームが身に付くわけではありません。ゴルフの竪琴を手にしても間違った使い方をしてしまえば、正しいフォームから遠ざかります。どんなにいい練習器具でも正しい使い方をする必要がありますが、ゴルフの竪琴を使うと、ゴルフクラブでは習得しづらい動きを短時間で身に付けられるのです。そして、初心者の場合も、ビデオで動きをチェックすることが必要不可欠。自分のイメージと実際の動きにどんなズレがあるのか? たくさんボールを打つことよりも、動きのズレを確認した方が、短時間で正しいフォームを身に付けられるのです~。
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ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね
2014年07月28日アマチュアが練習してもスイングが良くならない本当の理由とは!?
一昨日に続き、昨日も記録的な猛暑でした。ゴルフ場ではプレーヤーはもとより、キャディさんが熱中症で倒れてしまう所も数多くあったみたいです。日本列島は亜熱帯かという感じになっていて、神田エリアも午後3時くらいからスコールのような豪雨。バケツをひっくり返したような雨が降りました。1時間ほどで雨は上がり、上がってからも気温がまたもや上がり、日が落ちても蒸し暑さが残りました。まさに常識外れな暑さが続いています。
暑い暑い週末でしたが、アナライズでは暑さとは無縁の地下スタジオでセミナーを開催しました。土曜日はマーク金井が講師を務める「ゴルフの竪琴セミナー」、日曜日はジオギャラクシーの中越豪さんが講師を務める「パッティングセミナー」。どちらもあっという間に満員御礼。スキルアップ、スコアアップを目指すアマチュア方々が熱心にセミナーを受講されていました。どちらも2時間ほどの講習ですが、講師が喋りっぱなしというわけではありません。実際にスイングしてもらったり、ボールを打ってもらい、1人1人に具体的なアドバイスをしています。
「ゴルフの竪琴セミナー」に関しては、マーク金井がセミナーでこだわっているのは、なぜスイングに問題があるのかということ。正しい打ち方を教えるよりも、正しく打てない理由についてかなり時間を割きます。スイングを改善させるための処方箋(ドリル)も紹介しますが、その前に、悪い動きがなぜ発生するのか、なぜゴルファーは悪い動きをしでかしてしまうのかについて、身振り手振りで説明します。そして、セミナー参加者のスイングを観る前に致命的なエラー(問題点)がどこかを言い当てます。占い師のようなことをやっているようですが、ほぼ100%の的中率があります。
今回は8名の参加でしたが、8名と同じ致命的なエラー(問題点)がありました。
それはどこか?
すべての参加者とも、インパクトを迎える手前で手首のコックがほどけ、インパクトではハンドファーストな状態になっていません。振り遅れてスライスしている人も、フックに悩んでいる人も、インパクト前にコックがほどけ切り、それが原因でミート率が悪くなり、方向性が悪くなり、飛距離もロスしています。真っ直ぐ飛ばないスイング、飛距離が出ないスイングをしています。
セミナーではスーパーシャット君という短いクラブを用い、パイロンの上に乗せたボールを打ってもらいます。それを動画で取ると、8人全員がインパクト前に手首が伸びきっていました。結果、ボールではなくパイロンを飛ばしてしまう人も結構いました。パイロンを飛ばさないで打っている人も、動画を見ると打つ前に手首のコックがほどけすくい打ちになっています。
セミナー受講者は自分のスイングを観て大なり小なりショックを受けますが、ショックを受けている時に、マーク金井はさらに追い打ちをかけます。
自分のスイングを観てガッカリしたかと思いますが、もっとガッカリすることを今からいいます。インパクト前に手首のコックがほどけてしまう人の場合、いくら真面目に練習してもスイングは良くなることはないでしょう。ダウンスイングで手首のコックがほどけることでタイミングを取っているので、ボールを打てば打つほど、手首のコックがほどけるスイングが身体の中にしみ込む(定着化する)からです。練習場では、ほとんどの人がまじめにボールを打っていますが、まじめに打ってもスイングの形は変わりません。ボールを打つことでゴルファーが養われるのは、間違ったスイングでボールを上手く捕らえる技術が養われるだけです。
誤解を恐れずに言うと、ほとんどのゴルファーはボールを打ってもスイングは変わりません。スライスする人はアウトサイド・インの軌道が定着化し、すくい打ちになる人はすくい打ちが定着化するだけです。理由は単純、ボールが目の前にあると、ボールを上手く打ちたくなって、スイングの形を変えることが二の次になるからです。
竪琴セミナーでは、竪琴を使ってスイングの形をレクチャーしますが、まず素振りで正しい感覚を理解してもらい、次に実際にスポンジボールを打ってもらいます。ゴルフボールではなくスポンジボールなのは、ボールが大きい方が、心理的なプレッシャーがかからず、身体の動きを変えやすいからです。そして、素振りでもスポンジボールを打つ時も、絶えず動画でスイングチェックを行います。実はここも大事なポイントで、ほとんどのゴルファーは
イメージと実際の動きが一致しないからです!!
練習しても上手くならないという人が少なくありませんが、上手くならないのは才能が欠如しているからではありません。自分がどんな風にスイングしているのか分からないままボールを打っているからです。加えて、スイング中のエラー(問題点)を変えようとする時、「どうすれば正しい動きになるかを理解していないし」「今、自分がどんな動きをしているのか」確認していないからです。野球に例えるならば、ピッチャーがキャッチャーにボールを投げなくてはいけないのに、実際はセンターにボールを投げるようなことをしているのに気づいてません。うーん、ちょっと違いますね(笑)
竪琴セミナーではハンドファーストに打てない理由、そしてハンドファーストに打つためのコツを具体的に説明しています。ハンドファーストに打ためには、ハンドファーストに打つことを意識しただけでは会得するのが困難です。ハンドファーストに打つためのコツを理解し、そのコツを実践することをやれば大抵の人はスイングが変わり、ハンドファーストに打てます。実際、ゴルフの経験がまったくない人の場合、竪琴を使ってスイングを構築していくと、ダウンスイングで手首のコックはほどけませんし、ハンドファーストな状態でインパクトを迎えることができます。実際、アナライズの女性スタッフ、カッキ-は数回の練習で手首のコックをキープすること、そしてハンドファーストな状態でボールを捕らえることができています。
ゴルフに限りませんが、何かを正しく会得するためには努力のベクトルが非常に大事です。努力しても努力のベクトル(方向)が間違っていると、努力すればするほど、本質から遠ざかってしまうのです~。
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アナライズからのお知らせ!
マーク金井がブログで紹介してきた、アナライズの練習器具を使ったドリル集のDVDが完成しました
必殺練習法が収められたDVDが完成!!!!!! マーク金井が竪琴セミナーでやっているドリル+いろいろ入ってます!!!
お値段は2000円です。(スイマセン発送はメール便(送料160円)をつかうので 代引きでは販売できません(ショッピングカートでは選択できるようになっていますが、メール便は代引き対応してくれないのです)クレジット決済or銀行振込みのみとなります。
8月3日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始 14時30分開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
開催場所
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階
アナライズ 神田スタジオ
- アナライズはお待ちいただけるスペースがございません。開催時間の5分前ぐらいにお越しください。
- 日曜祝日ですが、ビル入口のドアが防犯上の都合オートロックで閉まってしまいます。
/恐れ入りますがお越しの際はお電話いただけると、ビルの入口の鍵を開けさせていただきます
ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
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