カテゴリー: ゴルフの竪琴
2015年01月15日プロとアマチュアのスイング、どこがどう違うのか!?
昨日は弊社の女子スタッフ、カッキーが初練習。FBでもアップしてますが、ゴルフクラブでボールを打つことはやりません。ゴルフの竪琴でインパクトの形をチェックし、ハンドファーストな状態が正しく作れるようになったら、次にスーパーシャットくんでスポンジボールを打ちます。アナライズのスタジオは天井が非常に高いですが、練習で主に使うのはゴルフの竪琴とスーパーシャットくんです。
彼女が練習に費やす時間は週に1〜2回。1回の練習時間は30分ほど。ボールは30球ほどしか打ちません。練習はアナライズのスタジオだけで、打ちっ放しの練習場に行くこともほとんどありません。恐らく、アマチュアゴルファーの中でも練習に費やす時間は短い方だと思いますが、フォーム(スイング)はかなりしっかりしています。ビデオで観ても、とても初心者のスイングには見えないです。FBのコメントに、「マーク金井のスイングにそっくり」というのがありましたが、本当によく似ています(笑)
ではなぜ、カッキーは少ない経験で正しいフォーム(正しいスイング)を身に付けることができたのか?
理由は2つあります。
ひとつはいきなりボールを打つことをしなかったので、我流の悪い癖が付かなかったことです。正しいフォームを身に付ける前にボールをたくさん打ってしまうと、空振りの恐怖から逃れるために、フォローで左ヒジが引けてしまうなどの悪い癖が付きやすくなります。
もうひとつは、最初からプロと同じスイングになるように練習したからです。実はここが非常に大事なポイントで、プロとアマチュアゴルファーでは決定的な違いがあります。アマチュアの多くはダウンスイングの早い段階で手首のコックがほどけてしまっています。
いわゆるアーリーリリースになっています。
アナライズではすでに2000人以上のアマチュアのスイングデータがありますが、
90%以上のアマチュアはアーリーリリースになっています。それが原因で飛距離不足に陥ってますし、方向性も安定していません。対してプロゴルファーは例外なく、
アーリーリリースになっていません。
ダウンスイングでは手首のコックがキープされており、
ハンドファーストな状態でインパクトを迎えています。
カッキーには、ゴルフを始めた時から徹底的にハンドファーストな状態でインパクトを迎える練習をしてもらいました。具体的に言うと、ゴルフの竪琴を使い、インパクトで止める練習。テニスのボレーと同じ感じで、インパクトで止めてスポンジボールを打ってもらいました。ゴルフの竪琴を使うことで、
右手が上、左手が下
な状態をキープし、それでハンドファーストの形でボールをヒットすることをやり続けたのです。インパクトは通過点という考え方もありますが、初心者がインパクトを通過点にすると、ハンドファーストの形でボールを捕らえることはまずありません。ボールを打ちたくなると、大抵の人は無意識の内に右手を使い過ぎてしまい、ダウンスイングで手首のコックがほどけ、インパクトでは逆ハンドファースト(ヘッドファースト)の形になってしまいます。また、アーリーリリースになると、ダウンスイングでは「左手が上、右手が下」な状態になってしまいやすくもなるのです。
プロとアマチュアのスイングの違いはいくつもありますが、一番の違いはインパクトの形です。アマチュアの多くはハンドファーストではなくヘッドファーストになっています。対して、プロは例外なくハンドファーストの状態でインパクトを迎えています。この違いが生じるのはダウンスイングで、アマチュアの多くはダウンでアーリーリリースになっており、プロは例外なく手首のコックがキープされているのです。
ゴルフの竪琴は両手を離してグリップしているので、ダウンスイングでアーリーリリースになっているのかどうかをチェックしやすい練習器具です。そして、ハンドファーストにボールを捕らえる感覚も養えます。しかし、練習の仕方を間違えてしまうと、ハンドファーストにボールを捕らえることはできません。なので、マーク金井は竪琴検定を始めることにしたのです。
練習器具は正しいスイングを導くのに効果的な器具ですが、どんなに素晴らしい練習器具でも扱い方を間違えてしまうと、正しいフォーム(スイング)を身に付けることはできません。ゴルフに特別な才能は必要ありませんが、正しい方法で練習をすることは必要不可欠です。
竪琴検定は単なる資格検定ではありません。多くのアマチュアゴルファーにいいフォーム、いいスイングを身に付けてもらいたいという願いから始めることにしました。誰でも正しく練習すれば、プロのスイングに近づけます。竪琴検定はアナライズだけでなく、全国各地で実施致します。ゴルフの竪琴を使用しているゴルファーが5人以上集まっていただければ、マーク金井のスケジュールが許す限り、自腹でどこでも馳せ参じます〜。
アナライズで開催する竪琴検定のお知らせ
ゴルフの竪琴検定 3級
1月25日 13時から(1時間ぐらい)
事前講習からの検定試験
受験料(事前講習代含む) 1000円
受験資格
- 受験資格は竪琴をお持ちで、練習している方。
- そしてご自身の竪琴を持ってこられる方
定員6名(先着順)(残り僅かですお急ぎ下さい)
yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
ではまた明日
1月25日(日)
中越豪 パッティングセミナー
ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい
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2015年01月02日一体どんな練習をすればゴルフは上手くなるのか!?
「一年の計は元旦にあり」ではありませんが、昨日の元旦、今年の目標を立てた人も多いでしょう。もちろんマーク金井も目標を立てました。ひとつは世界最小プロトーナメント、MMT9を関東エリアだけでなく全国展開していきたいこと。ゴルフにおいてはハーフ29を目指すことと、ドライバーで300y飛ばすこと。どちらもかなり高いハードルですが、目標を高く掲げることで自分を鼓舞したいと思っています。
そして、この冬の目標はスノボで2級のバッジテストに合格すること。スキーは18歳の時に2級合格しました。スノボは56歳で2級合格、合格したら1級にもチャレンジしたく思っています。50を過ぎてスノボにのめり込む人間はそう多くないことを考えると、バッジテストを受ける時、間違いなく最年長でしょう。最年長で最高得点を狙うつもりです(笑)。スノボはゴルフに比べるとハードですが、筋力、体力だけでなくバランス力も求められます。飛距離アップに不可欠な下半身のパワーはスノボで蓄積するつもりです。
さて、新年2回目となる今回のエントリーは「ゴルフ上達法について」です。上達法というと皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか?
基本を練習する
コツをつかむ
一生懸命練習(努力)する
できないことができるようになること。理に叶ったフォームを身につけること。これが上達ですが、もし皆さんが普通の大人であるのならば、実は一番やってはいけないことがあります。
それは自分ひとりで一生懸命練習(努力)すること。
独学で練習することは、努力が一番報われにくい方法だからです。マーク金井は昨シーズンからスノボを本格的に始めましたが、毎回かならずマンツーマンでレッスンを受けてます。スキーの時に味わった嫌な経験を二度と繰り返したくなかったからです。スキーでは2級を取りましたが、1級はまったくダメでした。滑りに悪い癖が染みついていて、それを取り除けなかったからです。その過ちを2度と繰り返したくないから、スノボでは最初からコーチについて教わりました。そのおかげで50を過ぎても悪い癖が付くことなく、スムーズに滑ることができています。
スノボのコーチからも教わらないで滑っていると、曲がることはできても、
「我流を極める」
だけとのこと。我流だとフォームが美しくならないだけでなく、斜面に対応するのが難しくなります。加えて、間違ったフォームで滑っていると身体に余計な負担もかかり、怪我をするリスクも高くなるそうです。そして我流を極めてしまうと、一生懸命練習しても本当の上達にはつながりません。
ゴルフもしかり。
練習場で一生懸命ボールを打ってもゴルフが上手くなる保証はありません。先日、ゴルフ練習場のオーナー(支配人)向けのセミナーで、参加者に「一番練習している人が、一番上手いですか?」と質問したら、全員が「いいえ」と応えました。たくさん練習すれば、そこそこ打てるようにはなりますが、本当に上手くなるとは限らないのです。ゴルフが上手い人は練習もしっかりやっていますが、練習を一生懸命やっても上手くなる保証がないのです。本当にゴルフの上達を目指しているのであれば、まずは自分ひとりで一生懸命ボールを打つこと、たくさんボールを打つことを止めることです。誤解を恐れずに言うと、ただ一生懸命ボールを打つだけでは、「我流を極める」「悪い癖を上塗り」することになってしまいます。
本当にゴルフの上達を望んでいるのであれば、
ボールを打つ数を減らすことと
指導者からレッスンを受けて下さい
レッスンを受けるとそれなりのコストがかかりますが、レッスンを受けるとコストに見合ったリターン(上達)が手に入ります。そして、教わり上手な人ほど、ゴルフが短時間で上手くなります。「教え上手なプロ」を探すことも大事ですが、実は、教わり上手になることの方がもっと大事なんです。
教わるのがどうも苦手というのであれば、やみくもにボールを打つことよりも、練習器具を使って練習することを強くお勧めします。アナライズの女子スタッフ、カッキーが最初に手にしたのは「ゴルフの竪琴」のみ。竪琴を振ることで正しい動きを身に付け、それからゴルフクラブを振るようになりました。もちろん、ゴルフの竪琴もただ振り回せばいいわけではありません。練習器具も正しく使ってこそ、正しい動きが身に付きます。石川遼プロはゴルフの竪琴を使って練習していますが、遼プロもマーク金井に竪琴の使い方を直接教わっています。
もうひとつ大事なポイントは練習している自分の姿を客観視すること。iPhoneやスマホで動画を撮り、自分がどんなスイングになっているのかを絶えずチェックして下さい。これも重要なポイントです。
最後にいい指導者に巡り会うコツは、自分と波長が合うかどうかをチェックすることです。教え方も大事ですが、相性も大事です。最近は体験レッスンをやっている所も多いですから、そういうサービスを利用するのは大いにアリでしょう。
iPhone、スマホは便利なツールですが、ゴルフ上達にも役立つツールです。まずは自分のスイングがどんな風になっているのかをチェックしてみて下さい〜。
PS.2日からの初売りでは、先着10名様にお年玉代わりに「マーク金井似顔絵ヘッドカバー」をプレゼント致します〜(お買い上げ1万円以上の方、対象です)。
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アナライズよりお知らせ
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2014年12月07日ツアープロが「ゴルフの竪琴」使って練習する本当の理由とは!?
国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」もいよいよ今日が最終日。3日目を終えて7アンダーで首位に立ったのは、李尚熹 (イ サンヒ)選手。1打差の2位タイには武藤俊憲選手と宮里優作選手つけています。賞金王争いの選手の中では、9位タイに小田孔明選手(2アンダー)、19位タイに藤田寛之選手と岩田寛選手(3オーバー)が並んでいます。注目の石川遼選手は3日目にスコアを3つ落として、トータルイーブンパーで14位タイです。
ゴルフ日本シリーズは出場選手が30名と限られていることもあって、予選落ちがありません。出場選手が少ないこともあってドライビングレンジはこぢんまりとしていますが、打席のすぐ後ろにギャラリースタンドが設置されています。選手達の練習風景をじっくり見ることができます。マーク金井も練習日の火曜日、そして昨日の土曜日は、ツアープロの練習を間近で見てきました。東京よみうりのレンジは打ち下ろし。ボールの落ち際まで弾道をチェックしやすいのも魅力です。
ツアープロのショットを間近で見ると勉強になることがたくさんありますが、日本オープンの週から片山晋呉選手、平和PGMの週からH・リー選手、そして、今週から石川遼選手が「ゴルフの竪琴」を使うことが練習メニューに加わっています。すでにGDOニュースなど報道されていますが、きっかけは片山晋呉選手。片山選手が練習場で欠かさず使いはじめたことで、3人のツアープロが「ゴルフの竪琴」を使っています。
そこで、今回のエントリーはツアープロが「ゴルフの竪琴」使って練習する理由について検証してみたいと思います。ゴルフの竪琴は目新しい練習器具ではありません。3年以上前からアナライズで継続的に販売しており、アマチュア向けのゴルフ上達の練習器具です。両手を離して持つことから、ハンガーを使った練習と類似していますが、ハンガーと違うのは重量が1キロ近くあって重たいこと。クラブヘッドが付いているので重心距離を感じてスイングできることです。スポンジボールも打てるので、正しいインパクトの感覚を養うこともできます。
さて、このゴルフの竪琴。
マーク金井がその使用法を考え出しましたが、そのヒントを下さったのは山本信弘プロです。「マンネリゴルフじゃ上手くなれん」(山本信弘著、ゴルフダイジェスト社)でも書かれてますが、ゴルフで大事なことは、
ダウンからインパクトにかけて
右手は上、左手は下
この感覚を養うことが大事です。理由は単純、ダウンスイングで左手が浮くと(右手が下に回り込む)と
・振り遅れ
・右肩が下がり過ぎてダフりやすくなる
・シャフトが寝る
・インパクトでフェースが開く
等々、クラブの軌道が不安定になり、インパクト時のフェースの向きもスクエアに保ちづらくなります。ダウンで左手が浮いてしまうと(右手が下がる)と、あらゆるミスが出やすくなりますし、コースに出た時、ここ一番でボールが曲がるリスクが高まります。「練習場で真っ直ぐ打てるのにコースにでると曲がる」という人が少なくありませんが、この手の悩みを抱える人の大半は、ダウンで左手浮いて右手が下がっています。ここ一番で球が左右に曲がる場合、メンタル面も影響しますが、実は、スキル(技術)に問題がある場合が非常に多いのです。
実際、石川選手もダウンでシャフトが寝る自覚があり、その悪弊を解消するために「ゴルフの竪琴」を使いたくなったとコメントしています。アマチュアのみならず、ツアープロでもダウンでシャフトが寝るというのは起こりやすい動作で、それを修正するのは容易ではないのです。
ダウンでシャフト寝る=ダウンで左手が浮く(右手が下がる)
ツアープロはこの因果関係が嫌というほど分かっています。そして、困ったことにダウンスイングはコンマ5秒以下。一瞬の出来事なので、プロでも修正が容易ではありません。ダウンでシャフトが寝るのを嫌がって、縦に振り下ろす意識が強くなり過ぎると今度はアウトサイド・インのカット打ちになるリスクも高まるからです。ダウンで右手を上にキープしてスイングするというのは、言葉にすると簡単ですが、実は、プロでも普通にクラブを握った状態では、両手の位置関係を細かくチェックするのが難しいのです。
でも、ゴルフの竪琴のような「右手が上」な状態をキープしやすい練習器具を使えば、右手を上にキープする感覚、両手の位置関係をかなり正確にチェックできます。構造上、普通のクラブを振った時よりもシャフトが寝たかどうかをダイレクトにフィードバックできるからです。
ツアープロといえども人間です。調子が悪くなればダウンでシャフトが寝てしまうことは珍しくありませんし、困ったことにそれでもナイスショットが打ててしまいます。しかし、ダウンでシャフトが寝たスイングをしていると、ここ一番でナイスショットが出る確率が下がります。修正動作が入るこあらです。プレッシャーがかかった場面では左右どちらにも曲がるリスクが高まります。それが嫌と言うほど分かっているから、片山選手も石川選手も両手の位置関係をチェックする地味な練習を積極的に取り入れているのです。
昨日、石川遼選手はラウンド後も、ただひとり練習場に残って黙々と練習をしていました。小雨が降り、体感気温は0度前後の中、スイングチェックしながら1時間近くボールを打っていました。今日の練習が明日のゴルフにつながる保証はありませんが、スイングに迷いがなくなれば、プレッシャーがかかった場面でもボールは曲がりません。東京よみうりの超高速グリーンを読み切ることができれば、最終日、7打差を大逆転する可能性も大いにありうるでしょう~。
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2014年12月04日少ない練習量でゴルフが上達する極意とは その2
昨日は定例の薄暮ハーフプレーに行ってきました。場所は定例となっている都内、荒川河川敷の赤羽ゴルフクラブ。河川敷コースで手軽にサクッとキャディバッグを担いでプレーできるのに加え、アプローチとバンカーの練習場が充実しています。プレー前にじっくり天然芝でアプ連、砂連できます。T島ウエッジを持ち込んで打ってみると、シャープな顔つきのわりには難しくありません。ヒール側のバンスが利いているので手前から滑らせてもOKです。加えてバンス効果でスピンがガッツリかかります。値段は安くありませんが、メイドインジャパンのウエッジならではの仕上の良さが際立っています。キャディバッグに入れると、かなり存在感があります。顔にこだわりつつも、適度なやさしさを求める人には、かなり期待に応えてくれるでしょう。限定50セットしか作ってませんので、早い者勝ちです。
さて、今日のエントリーは前回の続き。少ない練習量で上達するための具体的な方法について説明していきたいと思います。大事なことなので繰り返しますが、
・一度に練習でたくさんのボールを打たないこと、一度の練習時間を短くすること
・打ち放題の練習場に行った時は連続してボールを打たないこと
まず、これが基本です。打ち放題の練習場に行ったら、1時間で50球以上に打たないで下さい。その基本を踏まえた上で試してほしい練習法をいくつか紹介しましょう。まずお勧めしたいのが、ティアップしたボールをショートアイアンで打つドリル。使用クラブはPW。これを手にしたら、ドライバーの高さにティアップしたボールを打って下さい。アイアン用ではなくてドライバー用というのがミソです。飛ばす必要はありません。力まない程度でフルショットして下さい。90y~100yぐらいでOKです。
地面のボールを打つよりも簡単そうに感じるかも知れませんが、実は地面のボールを打つよりもかなり難易度が高いです。これでティを打たないで(ダフらないで)ボールだけをクリーンに打ち、なおかつ狙った方向にボールに打ち出すこと、そしてボールの高さを揃えるようにすることにこだわって練習して下さい。練習する数は50球から100球くらいで十分です。
ドライバーの高さにティアップしていると、ヘッドの入射角が不安定だとティを叩いたり、ハーフトップが出ます。また、振り遅れてフェースが開くとボールは右に弱々しく飛びます。右に飛ぶのを嫌がって手を返しすぎると、今度は左に引っかかります。ドライバーの高さにティアップするだけで、やさしいはずのPWのショットが途端に難しくなります。これでミート率、ボールを打ち出す方向、ボールの高をそろえる。この3つをとことん極めて練習して下さい。言い換えると、これがちゃんとできない内は7番アイアンを練習したり、UTやFWを練習する必要はありません。ドライバーも打たなくてもいいです。
何故かというと、PWでドライバーの高さにティアップしたボールをちゃんと打てるようになれば、他のクラブも勝手に上手く打てるようになるからです。
この練習だけだと物足りない人は、もうひとつお勧めしたい練習法があります。それは、超スローモーションなスピードでのボール打ち。マーク金井がフェースブックでしょっちゅうアップしてますが、普段よりもかなりスピードを落とし、それでボールを打つのです。これもクラブはPWです。ボールはティアップしてもいいですし、地面の上でもいいです。
超スローモーションなスピードでスイングすると、身体の動きをチェックしながらスイングできます。加えて、身体を動かす順番、特に下半身からダウンを切り返す感覚をやしなえます。ちなみにスローモーションで打つ時も手打ちは厳禁。普通のスピード打つ時同様、身体をしっかり使ってスイングしますし、ドライバーで300y飛ばすぐらい大きなフィニッシュを取って下さい。試していただくと分かりますが、超スローモーションなスピードでスイングすると、普通のスイングをした時よりもエネルギーを使います。10球も打てば汗だくになります。
超スローモーションなスピードでボールを打った時、正しいインパクトを迎えることができるとフェースにボールが乗った感じになりますし、ドロー弾道になります。ちなみに超スローモーションなスピードで打つ時は、遠くに飛ばす必要はありません。キャリーで5~10yも飛べば十分です。
そして、そして手前味噌ですが、スイング作りに役立つのがゴルフの竪琴。片山晋呉プロ、石川遼プロも使って練習してますが、これは初心者からプロまで役立つ練習器具。両手が離れ、そして右手が上な状態でグリップするので、テークバックで正しくコックする感覚、ダウンで手首のコックをキープする感覚、ダウンでオンプレーンに振る感覚を短時間で養えます。ゴルフスイングの完成度を高めるためには、ショットを安定させるためには、スイング中の両手の位置関係を正しく理解することが必要不可欠。これがちゃんとできるとクラブの軌道、そしてフェースの向きをコントロールしやすくなり、ショットの安定感が格段に増してくるのです~。
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片山晋呉プロが使用しているのが、随所で目撃されております。
ゴルフの竪琴
よろしくお願いします。
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12月7日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
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2014年12月01日少ない練習で上手くなる人、たくさん練習しても上手くなれない人の違いはどこにあるのか!?
先週の「カシオワールドオープン」は最終組のひとつ前からスタートした片山晋呉プロが、8バーディ、1ボギー「65」をマークして通算17アンダーとし、逆転で今季初勝利を飾りました。圧巻だったのは12番からの4連続バーディーと、18番のサードショット。2打目をレイアップして望んだ3打目。ウエッジで放たれたショットはピンの真上にキャリーし、バックスピンでカップ方向にスルスル戻りカップのフチに止まりました。テレビで観ていても、背筋がゾクゾクするようなショットにシビレました。2位には同郷で片山プロを師と仰ぐ冨山聡プロが入り、賞金ランクを一気に36位まで上げて賞金シード権を手に入れました。この大会は賞金王争いもさることながら、シード権のボーダー線上の選手にとっては事実上の最終戦。来年の運命を決める残酷な大会でもあります。
次戦の国内メジャー最終戦は年間の優勝者など出場資格が限られています。矢野東プロ、横尾要プロ、上平栄道プロらが賞金シードを喪失しました。
片山プロと言えば数少ない永久シード選手であると同時に、練習器具マニアとしても有名な選手です。トーナメント会場には数多くの練習器具を持ち込み、それを駆使して練習しています。手前味噌ですが今年の日本オープンの週からは「ゴルフの竪琴」も練習器具として加わりました。もちろん今週のカシオでもスタート前後のドライビングレンジでは「ゴルフの竪琴」を欠かさず振ってもらってます。
もちろん練習器具を使って練習すればゴルフが上手くなるとは限りません。「ゴルフの竪琴」にしても所有しているだけでは上達できません。正しい使い方をしてこそ、正しい練習をしてこそスイングが良くなり、スコアも良くなります。そこで今回のエントリーは
少ない練習で上手くなる人、たくさん練習しても上手くなれない人の違いはどこにあるのか!?
ゴルフに限らず何事もたくさん練習(努力)しても結果が出ない人、あまり練習(努力)しなくても結果が出る人がいます。まずはその差はどこにあるのかを考える必要があるのですが、ゴルフの場合、多いのが‥‥
少ない練習で上手くなれる人=運動神経が高い
たくさん練習しても上手くなれない=運動神経が低い
とか
少ない練習で上手くなれる人=ゴルフの才能がある
たくさん練習しても上手くなれない=ゴルフの才能がない
と考えている人が少なくありません。そして中には練習しても結果が出ない状態が続くと、ゴルフ(スキルアップ)に対するモチベーションが低くなったり、ゴルフの上達をあきらめてしまう人もいます。対して少ない練習で上手くなっている人の場合は、スキルアップにつながる練習をしている人が多く、自分を客観的に見ることができる人も多いです。
では、本当にゴルフは運動神経とか才能に左右されるのか?
もちろん運動神経とか才能は無いよりもあった方が有利なのは事実です。しかし、練習しても上手くなれない人には、共通した勘違いがあります。それは‥‥
たくさん練習(努力)すれば上手くなれる。
たくさんボールを打てば(努力)上手くなれる。
このパターンに入ってしまうと、実は、練習(努力)しても上手くならない可能性が高くなるのです。最近読んだ本、「林修の仕事原論 壁を破る37の方法」(林修著、青春出版社刊)にこんなことが書かれています。
結果が出なければ「努力した」なんて言えません。
主観的に判断するのはやめましょう。
そして、
朝から晩まで働いているのに成果が上がらないなら、努力する場所を見直す必要があります。それには、努力を主観的に測るのをやめることが重要です。そうではなく、その努力からどういった結果が出たか。さらには、他者はどう評価したか。そういうふうに、自分の努力を「外から」見るようにすべきなのです。
(以上、「林修の仕事原論 壁を破る37の方法」から引用)
抽象的な表現ですが、これはゴルフ上達にも当てはまります。片山プロは練習器具をふんだんに使っていますが、それは練習のクオリティを高められるからです。ただがむしゃらにボールを打つことは絶対にやりません。やるべきテーマを決めて、それをクリアするために必要な練習器具を用いて練習。そして、結果を逐一フィードバックし、どうすればイメージ通りのスイング、イメージどおりのショットを打てるかを常日頃考えながら練習してます。現在、片山プロは「ゴルフの竪琴」を使って練習していますが、竪琴を使った方が効果的に自分のスキルアップにつながると思っているから、積極的に竪琴を使って入るのだと思います。
では、アマチュアゴルファーはどんな練習をすれば上達できるのか?
大事なことなので繰り返します。努力(練習)を主観的に判断しないことです。自分がやりたい練習(努力)をするのではなく、スキルアップ、スコアアップに役立つ練習(努力)をした方が、練習(努力)が報われるのです。次回は具体的な練習法について説明したいと思います~。
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片山晋呉プロが使用しているのが、随所で目撃されております。
ゴルフの竪琴
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ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね
12月7日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
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