カテゴリー: ゴルフの竪琴
2015年03月11日ツアープロがゴルフの竪琴を積極的に使う理由とは!?
毎週火曜日は午前中がガーラ湯沢でスノボ。午後は日刊ゲンダイの連載執筆。そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の公開生放送オンエア。12月下旬から昨日(3月10日)に至るまで、判で押したような生活が続いています。規則的な生活とは縁遠い生活を日々送っていますが、ラジオがあるおかげで火曜日だけはA型人間らしいタイムスケジュールをこなしています(笑)
ちなみに昨日は全国的に寒波。日本海側は大雪の予想通り、ガーラも朝から吹雪。3月の中旬に入ろうかというのにパウダースノーを存分に楽しむことができ、ゲレンデコンディションにも助けられて、いろんな練習ができました。マーク金井は何事も習うのが大好き人間で、今回も最初の1時間は初心者ゲレンデ(緩斜面)でじっくり基礎トレ。正しい動きがある程度できてから、中級者ゲレンデでマンツーマンのレッスンを受けながら滑り込んできました。本格的にスノボを始めて2年弱で、2級の検定が受かったのは、ひとえにガーラの石川コーチのおかげです。我流だったら、こんな短期間で2級なんて受からないと思います。これだけの回数滑れば、転ばないで滑ることは覚えても、我流で癖のある滑りしかできないでしょう。
ゴルフもしかりです。アナライズの女子スタッフ、カッキーは昨年のGWぐらいからゴルフを始めました。最初に手にしたのは練習器具「ゴルフの竪琴」です。ゴルフクラブを持ってボールを打つようになったのは、竪琴で正しいスイングが身についてからです。そのおかげで、ゴルフクラブを手にしてボールを打っても、いきなりドローボールが打てました。我流でゴルフを始めていたら、恐らく、今のような理に適ったスイングは身に付いてないと思います。
さて、このゴルフの竪琴。
本来は初心者、そして正しいゴルフスイングを会得するアマチュア向けの練習器具として4年ほど前からアナライズが独占販売しています。ところが、昨年秋ぐらいからツアープロも使い始めました。片山晋呉プロを筆頭に、石川遼プロ、細川和彦プロ、北田瑠衣プロ、成田美寿々プロ。他にも数多くのプロがゴルフの竪琴を使っています。正直、ツアープロがここまで竪琴を使って練習するなんて予想がつきませんでした。
では、なぜツアープロはゴルフの竪琴を使うのか?
昨年12月、ゴルフ日本シリーズの練習日、石川遼プロと少しだけ話しをすることができましたが、プロでも調子が悪くなるとイメージ通りのスイングが出来なくなるそうです。石川プロは「ダウンでシャフトが寝ちゃうんです」と自分の欠点を話して下さいました。毎日、毎日ボールを打っているプロですら、クラブを手にしてボールを打つ練習だけではスイング修正が難しいそうです。どんなに技術レベルが上がったとしても、ゴルフスイングというのは日々変化し、それを修正する練習が必要なのです。
加えて、プロ、アマチュアを問わず、ゴルフスイングで陥りやすいエラーは、
ダウンスイングで左手浮いてしまい、クラブがプレーンから外れること。
マーク金井のゴルフの師匠、山本信弘プロは、「プロでも調子が悪くなると、ダウンで左手が浮いてシャフト寝る」と教えて下さいました。「右手を上に、左手を下に使う」ことを重要性を説いてますが、ゴルフの竪琴のメリットは両手が縦に離れていること。これにより、両手の位置関係をダイレクトにチェックできます。加えて、石井忍プロによると、
「ゴルフの竪琴だと左右の手の関係性を、面でイメージできます」
ゴルフクラブだと左右の手の関係性を面でイメージすることができませんが、ゴルフの竪琴は面でイメージできるので、正しい動き(型)を短時間で会得できるのです。
ゴルフはゴルフクラブをいかに正しくコントロールできるかが大事ですが、クラブを正しくコントロールするためには、左右の手の関係性を理解し、左右の手の関係性を正しくキープしながらスイングすることです。アマチュアと比べるとプロは体をしっかり使ってスイングしますが、体を使ってスイングしても左右の手の関係性が悪くなる場合がある。プロはそれが嫌というほど分かっているから、ゴルフの竪琴で左右の手の関係性をチェックしているのです。
手を使ってスイングするのが手打ちで、体を使ってスイングするのがボディターンと言われてますが、ボディターンでも左右の手の位置関係が間違っていると、正しくクラブをコントロールできなくなるのです。ゴルフの竪琴に限りませんが、ゴルファーは左右の手の関係性を面でイメージできるようになると、クラブの軌道は確実に良くなり、ショットの安定は格段に増してきます~。
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昨日発売分は完売しました
来週また入荷します!発売日が決まりましたらブログで告知します
(すいません予約は受け付けていません)
- 数量限定です(入荷数が限定ですが継続して入荷してきます)
- 売り切れとなっても定期的に入荷しますのでご心配なく
- ご注文からお届けまで1週間前後かかります
- 転売防止の為お一人様2つまでに限らせていただきます
お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします
3月15日(日)
姿勢美人マイスター「背すじピン助」によるストレッチパッド講習会を開催いたします。
ストレッチパッドを使用して、体幹のほぐし方、肩甲骨、股関節の基本ストレッチを学びます。(90分間)
ゴルフに役立つストレッチパッドの使い方を徹底指導!
3月15日(日)
時間:90分 11時〜12時半
人数:6名
料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号と書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
マジックマリガンUT
売り切れ中だったカーボンシャフトも販売再開!!
2015年03月02日4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性は良いのか!?
北海道帯広出張に続き、先週末は山口県にてゴルフの竪琴セミナー&竪琴検定を開催しました。山口県と言えば今年のNHK大河ドラマのご当地。マーク金井はテレビをほとんど観ませんが、山口のイメージは萩、津和野、秋芳洞、吉田松陰、そして中原中也です。
土曜日の午後3時から2時間、ナイスゴルフ262さんで竪琴講習会を実施しましたが、質問コーナーで出たのが、
4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性はどうなんですか?
4スタンス理論とは、レッシュ・プロジェクトを主宰している廣戸聡一さんが提唱している理論で、人は「4つのタイプ」に分かれ、各タイプには特有の動き(癖)あるという考え方です。例えば、人間には効き目がありますが、これと同じく、人間には普段は意識していなくても、個体定理があると廣戸さんは提唱されています。その個体定理は4つに分かれ、それが4スタンス理論です。具体的に言うと軸のありかによって4つに分けられ、、
A1タイプ(つま先内側)
A2タイプ(つま先外側)
B1タイプ(かかと内側)
B2タイプ(かかと外側)
とがあります。マーク金井はB2タイプですので、軸がかかとの外側。そしてB2とA1はクロスタイプとなり、体幹を斜めにねじると力を出せるタイプです。4スタンス理論はゴルフ専用の理論ではありませんが、「個体定理」があるので、ゴルフスイングもそれぞれのタイプによって理想的なスイングが異なると提唱しています。
他方、ゴルフの竪琴ですが、これはスイング習得の練習器具です。4スタンス理論を意識した練習器具ではありませんし、ゴルフスイングを4つに分けて使い方もレクチャーしてません。ゴルフスイングで必要不可欠な動きを習得してもらうための練習器具です。なので、冒頭のような質問が出たのでしょう。大事なことなので繰り返しますが、
4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性はどうなんですか?
4スタンス理論で自分の身体のタイプを知っている人ならば、至極当たり前な質問です。また、ゴルフの竪琴は4スタンス理論のどのタイプと相性が良いのかを知りたいと思うゴルファーも数多くいるでしょう。
そこで今回のテーマは4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性についてです。いきなりですが、結論を先に言うと、
ゴルフの竪琴は4スタンス理論のどのタイプの人にも相性がいいです。
何故かと言うと、ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言うところの、「個体定理」ではなく、「全体定理」に基づいた練習器具だからです。「全体定理」とは、万人共通の身体の使い方のことで、5ポイント(関節)部位を駆使して軸を形成し、動作することです。
(4スタンス理論バイブル、廣戸聡一著、実業之日本社)
実は、竪琴セミナーを開催した土曜日の夜、4スタンス理論の廣戸さんのセミナーが山口県であり、マーク金井もそのセミナーに参加しました。2時間ほどのセミナーでしたが、1時間40分ぐらいは「個体定理」(4スタンス)の話しではなく、「全体定理」の話しでした。ざっと紹介すると、正しく立つこと、正しく座ることについてじっくり説明して下さり、どちらも土踏まずの使い方、仙骨と肩胛骨のポジションが大事、この3つのポジションが揃うと、バランス良く立てるし、バランス良く座れるそうです。そして、「全体定理」については、誰とも共通しているので例外はないそうです。
ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言うところの「全体定理」を学べる練習器具です。具体的に言うと、ゴルフスイングで必要不可欠な動きは
・スイング中に両手の位置関係を正しく保つ(右手を上、左手を下)
・ひじと手首の関節を正しいタイミングで曲げ伸ばしする
・ダウンスイングで手元を減速させる
・ハンドファーストな状態でインパクトを迎える
・ダウンスイングで手首のコックをキープする
4スタンスのタイプが異なっていても、これらは正しいスイング作りに必要不可欠な動作(形)です。これがちゃんとできていないとボールを力強くヒットすることはできませんし、身体を使ってスイングすることもしづらくなります。また、方向安定性を高めることも難しくなるのです。
プロゴルファーのスイングはいろんなタイプがありますが、上記条件から外れたプロゴルファーはまずいません。見た目は異なっていても、上記条件を満たしたスイングをしています。ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言う「全体定理」を会得できる練習器具なので、4スタンス理論とも相性が良いのです~。
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前回の販売は完売しました ありがとうございます!
次回水曜日ぐらい?!に 販売します!
(すいません予約は受け付けていません)
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- 売り切れとなっても定期的に入荷しますのでご心配なく
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マジックマリガンUT 正式発売開始!
2015年03月01日練習場に熱心に通っているのにスコアアップできない人の共通点とは!?
あっという間に2月も終わり、今日から3月です。3月ともなれば雪山も気温が上がり、春スキーの時期になってきました。マーク金井は春スキーも大好きなのでスノボライフはまだまだ続きます。もちろん、今週もガーラでガッツリ滑ります。
そしてガッツリと言えば、昨日は山口県で初めてのゴルフの竪琴講習会をガッツリやってきました。定員8名の予定がなんと17名も集まっていただき、竪琴の正しい使い方をじっくりと説明&デモンストレーションしてきました。今回は練習場のロビーをお借りしての講習会で、お世話になったのがナイスゴルフ262さん。打ちっ放しで二階建て。広々としてて開放感にあふれる施設でした。
ゴルフの竪琴はスイング作りに役立つ練習器具ですが、使い方を誤解していると(自分勝手な使い方をしていると)練習効果が薄れます。実はセミナーの目的は2つあって、ひとつは竪琴の正しい使い方を指導したいこと。もうひとつは、どんな勘違い(どんな誤用)をしているのかを生で観たいからです。間違った使い方をしている具体例を見ることができると、今後、取説を作る時に大いに役立つからです。
ちなみに、今回の竪琴セミナーではいい意味で期待を裏切られました。山口講習会を主催されたゴルフ工房カッパーワークスの松崎さんがゴルフの竪琴の正しい使い方を指導されたので、間違った使い方をしていた人がほとんどいませんでした。
今回の山口出張は飛行機ではなく新幹線で移動しました。飛行機が大の苦手なこともありますが、新幹線の方が体感的に感じる時間が非常に短いからです。マーク金井は新幹線に乗ったらすぐに眠れる体質なので、今回も一眠りしたら京都、起きて再び一眠りしたら広島。目を覚ましている時間は1時間ちょっとでしたので、長旅をしている感覚がほとんどないのです。起きている時間はスマホでSNSを観ると、あっという間に時間が経過します。FBとTwitter、ブログを読むのが好きですが、今回、すごく勉強になったのが、塚田好宣プロのブログです。ちょっと長いですが、引用させていただきます。
目的を成し遂げる為の手段が、いつのまにか目的に成り代わっていることがある。目的を高いレベルで成し遂げる為に、その手段を磨き極めようとする。そして、手段を極めることが目的になってしまうんだ。
こういうことはゴルフのプロの世界でも見かけることがある。さらに上のレベルのゴルフを目指すが故に、スイングを直し、それを極めようとする。高いレベルを目指す程にスイングの完成は遠く、いつしかスイングの完成を目指して努力をしていくことになる。
ゴルフというゲームは、人とスコアを競うゲームである。1打でも人より良ければいいのであって、その手段(ルールに則していれば)問われない。
練習場でボールを打っている人を見ると、塚田プロが行っているように、「目的に成し遂げる為の手段が、いつのまにか目的に成り代わっている人」がかなり多く見受けられます。改めて説明するまでもありませんが、練習場は練習するための場所です。コースいいスコアを出すための練習の場です。しかし、多くのゴルファーは練習場が発表会の場になっています。ナイスショットを打つことにこだわる人が圧倒的に多く、わざとミスショットを打つ人はほとんど観たことがありません。真っ直ぐボールを打つことにこだわる人は多いですが、わざと曲がるボールを打つ人はほとんどいません。
そして一番気になるのが、何発も続けてボールを打っているゴルファー。構えたらすぐに打つことはいいのですが、アドレスをきちんと取らなかったり、目標をきちんと定めないままにボールを打っている人が目立ちます。ボールを芯で捕らえることにはこだわりを感じますが、それ以外では、何のためにボールを打っているのか分からないゴルファーが少なからずいらっしゃいます。
では、どんな練習をすればスコアアップできるのか?
塚田プロがブログで書いているように目的と手段を明確にすることです。
ゴルフの目的は1打でもスコアを減らすこと。その手段としての役割となるのが練習場だと考えればやるべきことは決まってきます。ちょっと抽象的ですが、スコアアップの手段として必要なのは、
ナイスショットを増やすことよりも致命的なミスショットを減らすこと
例えば、ナイスショットしてドライバーが260y飛ぶとしましょう。このゴルファーがミスした時にチョロして100yしか飛ばないならば、260yを連発させることではなくて、ミスしても200y飛ばせるようになることです。ミスのレベルを引き上げることです。そのためには練習場で打ったナイスショットを覚えるのではなく、一番ひどいミスショットを記憶しておくことです。コースに出たら様々なミスショットが出ますが、そのほとんどは練習場でも打っています。多くのゴルファーはそれを忘れているから、「信じられないようなミスショットが出てしまった」なんて言葉を口にするのです。
そして、本気でスコアアップしたいと思うならば、1球1球、コースで打つ時と同じ気分、同じインターバルでボールを打つことも大事です。コースに出た時に練習場の時のようにリラックスして打つことはできません。ならば練習場で打つ時、コースに出た時と同じぐらい緊張してボールを打って下さい。練習場で気楽にリラックスしてボールを打てば打つほど、コースに出た時、プレッシャーが強くかかって思うようなスイングができなくなります。それを解消するには、練習場でプレッシャーをかけて打つことです。
練習場でナイスショットを打つと、気持ちがいいです。練習場で芯を喰ったら、気持ちがいいです。しかし、気持ち良いことばかりやっていると、練習が手段ではなく目的になります。いわゆる練習場シングルにはなれても、本当のシングルになるのはかなり困難になるでしょう〜。
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2015年01月22日ツアー28勝の片山晋呉プロが練習器具を積極的に使う理由とは!?
毎月21日は月刊のゴルフ雑誌の発売日。書店に行くと、月刊ゴルフダイジェスト、ワッグル、ゴルフクラシックがゴルフコーナーにズラリと並びます。そして今日は隔週発売のアルバの発売日。どの雑誌も毎号、読み応えのある記事がギッシリと盛り込まれ、とても1~2時間ぐらいでは読み切れません。コンビニでの立ち読みを意識しているのかどうか分かりませんが、最初から最後まで読み切るためにはかなりの時間が必要です。
毎回、内容てんこ盛りなゴルフ雑誌ですが、月刊ゴルフダイジェストと月刊ゴルフクラシックの最新号に「ゴルフの竪琴」が掲載されました。月刊GDでは片山晋呉プロの連載ページに、クラシックでは練習器具特集に写真と使い方が紹介されています。昨年はアルバでも片山晋呉プロが「ゴルフの竪琴」を使って入る写真が掲載されました。
片山プロはインターネットで「ゴルフの竪琴」を購入いただき、その購入がご縁で3度ほどミーティングすることができました。その時に、最初に伺ったのが、
練習器具を積極的に使う理由は何ですか?
いきなりど直球で質問しましたが、臆することなく片山プロは‥‥
「ただやみくもにボールを打っても癖を上塗りするだけ。練習器具を積極的に使った方が上手くなれるし、スイングを正しい方向に導けるからです」(片山プロ)
続いて、練習器具のセレクションについて聞いてみたら‥‥
「ゴルフ雑誌、インターネットを見るのが好きで、面白そうだと感じたら注文しちゃいます。もちろん自作の練習器具もあります。そして実際に何度か使ってみて、効果を実感できる練習器具に関しては、継続的に使い続けます」(片山プロ)
プロだから吟味していると思いきや、とりあえず色々試して見るのが好きな片山プロ。そして、実際に使ってみて「モノの善し悪し」をジャッジしているそうです。ゴルフ雑誌ではかなりの数の練習器具が掲載されていますが、実は、使ってすぐに止めた練習器具も少なくないとのこと。ちなみに、古賀GCで開催された日本オープン優勝時に使っていた巨大ヘッドの練習器具、「XLアイアン」は練習中にフェースが割れてしまい、再入手できないことから使用を諦めたそうです。マーク金井は片山プロが使って入るのを雑誌で見て「XLアイアン」を手に入れましたが、残念なことに、この練習器具は廃盤になっています。
片山プロとは数時間に及んでゴルフクラブ談義、練習器具談義をさせていただきましたが、強く印象に残ったことがあります。それは‥‥
並外れた好奇心&創意工夫
どん欲な情報収集
既成概念にとらわれない柔軟な感性
常識にとらわれないユニークな発想
マーク金井も既成概念にとらわれない自信がありますが、片山プロはそれをはるかに上回ってました。クラブにおいても色んなアイデアを持っておられ、ゴルフ以外のスポーツから発想したクラブのアイデアもちゃっかりいただきました。
月刊ゴルフダイジェストではゴルフの竪琴の効果について、
この五角形グリップだと、左手が下で右手が上という位置関係で離れているから、手元に立体的な空間が出来て、フェース面がすごく意識できるんです‥‥中略、普通のクラブでは分かりにくい、ひじや手首の正しい使い方が身につくんです」
(月刊ゴルフダイジェスト3月号より引用)
他のスポーツに比べると、ゴルフは道具(クラブ)の依存度が高いスポーツです。体を正しく動かせてもクラブを正しくコントロールできていないとナイスショットは出ませんし、ナイスショットを続けることはできません。片山プロはツアープロの中でもショットメーカーとして定評がありますが、それを支えているのがボールを打つことではなくて、練習器具を使っての練習です。片山プロによると、トーナメント中、プレー後の練習ではボールを1発も打たないことがしょっちゅうあるそうですが、練習器具だけは欠かさず使っているそうです。
もちろん練習器具は所有しているだけでは意味がありません。使ってこそ初めて意味があります。マーク金井はスノボにはまってますが、滑らない時は自宅でブーツを履いて板に乗ったりしてます。スノボのコーチから道具に慣れるだけでも上達につながると言われ、それを実践しています。ゴルフの練習器具もしかり、1日に長時間使うことよりも、毎日10分でもいいから続けて練習すること。継続することが正しいスイングを身に付ける近道です。それを誰よりも実践しているのが片山晋呉プロです~。
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アナライズからのお知らせ
1月25日(日)
中越豪 パッティングセミナー
ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい
お値段は8000円です
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
ナチュラルパターに新しいラインナップが加わりました!!
スーパーシャット君 在庫あります
こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい
2015年01月16日暖房が効いた部屋の中でスキル(技術)アップできる練習法とは!?
昨日は久しぶりに関東エリアは雨が降りました。日中も気温がまったく上がらず、ブルブル震える1日でした。マーク金井はスノボに行くようになってから、「寒さにめっきり強く」なりましたが、さすがに昨日は出歩くのを控え、暖房がガンガン効いた室内で原稿を書いたり、神田のスタジオで撮影や試打をこなしました。もちろん、ゴルフ雑誌のチェックも欠かしません。週刊ゴルフダイジェストとアルバ、そして本日発売のバズゴルフをガッツリと読みました。
スノボやスキーのようにウインタースポーツは寒い中でやるのが当たり前ですが、ゴルフはオールシーズンスポーツ。寒くても暑くてもプレーできるのが魅力ですし、冬場でも練習場は営業しています。冬にラウンドに行く回数が多い人は、寒さに慣れるという意味でも屋外練習場でボールを打つのは大いにアリでしょう。
しかしスキル(技術)向上を第一に考えるならば、寒さに震えながらボールを打つのはあまりお勧めしません。寒いと厚着になって身体が動きづらくなりますし、筋肉や関節もスムーズに動かせないからです。スノボやスキーにおいてもゲレンデが吹雪いて、あまりにも寒いと身体が思うように動きません。こんな時はスキルアップの練習はしづらいです。
スキル(技術)向上を第一に考えるならば、どんなスポーツもできるだけ筋肉や関節がスムーズに動かせる環境がベターです。ゴルフの場合、冬場ならばインドアの練習場、もしくは部屋の中で練習することをお勧めします。気温は15度以上の方がいいでしょう。石川遼プロも渡米前に江連プロが主催するキャンプに参加してましたが、場所は暖かい沖縄でした。ちなみに、アナライズの神田スタジオは地下なこともあって冬場も夏場もオールシーズンで気温は18~25度ぐらいに保たれてます。
そこで今日のエントリーは暖かい部屋の中でスキル(技術)アップできる練習法についてです。部屋の中で練習するとなるとできることは制限されます。よほど特殊な部屋を除けば、クラブを振り回すほど天井は高くありませんし、ゴルフボールを打てるだけのスペースもありません。インドアの練習場に比べると、部屋の中でできることはかなり限られます。なので、部屋の中では逆手を取って、制限された状況をわざと作って練習するのがお勧めです。実は、動きを制限したり、狭いスペースで練習することはスキル(技術)アップに効果的なのです。
では、部屋の中ではどんな練習をすればいいのか?
まずお勧めしたいのが、椅子に座っての素振り
今週発売の週刊ゴルフダイジェストにも掲載されてますが、横峯さくらプロは椅子に座ってボールを打ちます。椅子に座ると下半身の動きが制限されますが、下半身が動かない状況を作ると、正しいフォーム(スイング)に必要不可欠な‥‥
ヒジのたたみ方
両手の正しい位置関係
身体の正面でクラブを捌く(さばく)感覚
を養えます。クラブは何でも構いませんが、部屋の中で素振りするならばゴルフの竪琴やスーパーシャットくんをお勧めします。どちらも長さが短いので天井が気になりませんし、狭いスペースで練習できます。普通のクラブで練習するならばPWぐらいがいいでしょう。
椅子に座って素振りする時のポイントは‥‥
・ゆっくり振ること
・テークバックでは右ひじをたたみ、フォローでは左ひじのたたみを意識すること
・振り幅はハーフスイングでOK
・トップとフォローで「右手が上、左が下」を意識すること
・身体の正面でインパクトを迎えること
椅子に座って素振りすると、インパクトゾーンでのクラブの捌き方が分かってきます。もしも可能ならば、スポンジボールを軽くポーンと打つのもいいでしょう(器物破損がない場所でやって下さい)。椅子に座ってボールを打つと、ごまかしが利きません。振り遅れたり、ダウンスイングで左手が浮いてしまうと、クラブはプレーンから外れてまともにボールを飛ばせません。右にスッポ抜けます。無理に手を返せば、今度は左に引っかかった球が出ます。普通にスイングするよりも、椅子に座った時の方がスイングの善し悪しがハッキリと分かるのです。
横峯さくらプロは足をケガした時に椅子打ちをしたそうですが、椅子打ちは下半身に負担がかからないだけでなく、スキル(技術)アップにかなり効果的な練習法です~。
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1月25日(日)
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