カテゴリー: ゴルフの竪琴
2016年10月20日超私的な練習法、なぜ、ゴルフの竪琴を使うとスイングが良くなるのか!?
いよいよ今日が最終日、今日中(20日)なら間に合います アナライズからお知らせ! 10月4日に、今年2冊 目の著書「一生役立つ ゴルフ超思考法」(マイナビ出版1380円+税)が発売され ました。スコアアップに必要な練習の仕方に始まり、コースに出た時のスコアの まとめ方について、具体的な方法を紹介してます。レッスン書ではなく、ゴルフ 上達の指南書です。 マーク金井は前々から「スコアメイクにはナイスショットは必要ない」と言って ますが、その理由もかなり詳しく書いてますので、ご一読いただけますと嬉しい です。 さて、今回は単行本の出版を記念したキャンペーンを実施致します。期間は10月 10~20日迄。アナライズの商品を1万5000円(税込)以上お買い上げのお客様、先 着50名様に著者サイン入り「一生役立つゴルフ超思考法」を1冊プレゼントさせて いただきます。ぜひともこの機会にスコアアップに役立つ練習器具、クラブのご 購入をお待ち申し上げます。
昨日は、国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」を取材してきました。通常、水曜日はプロアマがありますが、今週のBSオープンにはそれがありません。30年ぐらい前から取材に伺ってますが、火曜日と水曜日は練習ラウンドになっています。
開場となる袖ケ浦CCは林間コースですが、コース内には起伏が適度にあります。ラフは日本オープンほどは深くありませんが、それでも通常よりは深めで、通常営業に比べると厳しいセッティングになっています。
今回もまず向かったのはドライビングレンジ。ここにくれば数多くの選手のスイングを間近で観ることができますし、どんな練習をしているか、どんなクラブを使っているのか、そしてどんな練習器具を使っているのかをチェックできる楽しみがあります。昨日は、池田勇太選手、正岡竜二選手、そして片山晋呉選手の練習を観察させていただきました。手前味噌ですが、ツアー会場のドライビングレンジに行くと、必ずと言っていいほど、、、
「ゴルフの竪琴」を使っているシーンを観ることができます。
さて、このゴルフの竪琴。発売して5年以上経過してますが、使用者は増えることはあっても減ることはありません。では、いったいどんなメリットがあるのか?
ゴルフの竪琴が通常のゴルフクラブと決定的に違うのは両手のポジションです。具体的に言うと、
両手が離れている
左手が下、右手が上になっている
ゴルフの竪琴を持ってスイングすると、通常のゴルフクラブでは意識しづらい両手の他正しい位置関係を知ることができ、なおかつスイング中に両手の位置関係が正しくなると、プレーンに沿ってクラブヘッドを下ろせるようになるのです。
スライス、フック、引っかけ、チーピン等々、ゴルフには様々な悩みがありますが、上手くボールをコントロールできない人、ミスヒットが多い人、自分のイメージと違った方向にボールが飛んでしまう人のスイングを観察すると、共通した形(動き)があります。
それは、、、、
ダウンスイングで左手が浮いて、右手が下がる。
ダウンスイングでヘッドがプレーンの下に位置してしまう。
かつてこのようなダウンスイングのことを「自転車に乗れてないスイング」と評しました。ダウンで右手が下がってヘッドがプレーンの下に位置してしまうと、クラブは自分のイメージした所を通ってくれません。結果、練習場ではナイスショットが打てても、コースに出ると、途端にミスショットを連発することになるからです。
対して、ダウンスイングで右手が上の状態をキープできていると、左手が浮き上がりませんし、ヘッドがプレーンの下に位置しづらくなります。クラブは自分のイメージ通りの所を通過しますし、ヘッドの軌道が良くなるのでインパクトの再現性が上がり、かつ振り抜きも良くなるのです。
ゴルフの竪琴を使うと、この「左手が下、右手が上」の状態をすぐに体感でき、この状態でスイングすると、ヘッドの軌道が良くなることを体感できるのです。誤解を恐れずに言えば、両手の位置関係が正しくなれば「自転車に乗れたスイング」になり、アイアンならばダウンブロー軌道でボールを捕らえることが出来ますし、ドライバーならば、チーピン、引っかけ、右プッシュアウトのミスを劇的に減らせるのです。
ゴルフは手打ちは良くないとされています。確かにその通りで手先だけでスイングすると、ヘッドの軌道は不安定になりますし、ボールを遠くに飛ばすこともできません。その一方で、手打ちを嫌がって身体の動きだけ意識してスイングすると、ダウンスイングでは両手の位置関係が悪くなる可能性が非常に高くなるのです。そして、身体の動きだけを意識しただけでは、両手の位置関係は良くなることはめったにありません。ダウンスイングで両手の位置関係が悪くなっている人の場合(自転車に乗れていない人の場合)、両手の位置関係を正しくする練習が必要なのです。
手打ちと、両手の位置関係を意識してスイングすることはまったく違います。そして、付け加えるならば両手の位置関係が正しくなれば、身体をしっかり使ってスイングできるようにもなってくるのです。
練習してもボールが上手く打てない。ここ一番で引っかけたり、チーピンが出てしまう。アイアンがすくい打ちになるのが治らない。インサイドからあおって打つ癖が治らない、、、。これらの症状があるゴルファーは、ダウンスイングでの両手の位置関係が悪いと思って間違いないでしょう~。
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2016年05月30日超私的な練習法、インパクト時のフェース向きを正しくコントロールする方法とは!?
一昨日に続き昨日もアナライズのセミナーデー。午前の部で「ゴルフの竪琴セミナー」を実施しました。ゴルフの竪琴は5年以上販売している練習器具です。ビルマの竪琴のような形状をしていることから、ゴルフ用の練習器具にもかかわらず、竪琴という名前になっています。ちなみに、命名したのはマーク金井ではありません。弊社のお客様が、この練習器具を見るやいなや「これって竪琴みたいですよね」と。この瞬間、両手を離してスイングする練習器具は「ゴルフの竪琴」になりました。
さて、今日のエントリーは前回の続きです。インパクト時のフェース向きをコントロールする方法について超私的に説明したいと思います。
大事なことなので繰り返しますが、スライサーの場合、インパクトでフェースが開き過ぎるとスライスの度合いが大きくなり、インパクトでフェースが閉じ過ぎてしまうと逆球である、引っかけが出ます。
当たり前ですが、スライサーは自分で「インパクトでフェースを開こう」と思ってスイングしてはいません。ほとんどのスライサーはフェースを開かないようにスイングしているつもりなのに、実際のスイングではフェースが開いてしまっている場合がほとんどです。言い方を変えれば、「フェースを開きたくないのに、開いて当たってしまう」という状態に陥っています。そして、無理にフェースを変えそうとすると、フェースが返り過ぎてしまい逆球である引っかけのミスが出ています。
では、なぜスライサーはインパクトでフェースが開いてしまうのか?
理由はいくつかありますが、スライサーの場合は、、、、
振り遅れてしまうためにインパクトでフェースが開く
トップでフェースが開いてしまうために、インパクトでフェースが開く
ダウンスイングで両手の位置関係が悪いためにインパクトでフェースが開く
ひとつだけあてはまる人もいれば、すべてあてはまる人もいます。いずれにせよ、スライサーの場合、インパクトだけフェースが開いているのではなく、その前段階であるトップやダウンでフェースが開いています。そして、ダウンスイングからインパクトにかけて、両手の位置関係が悪いためにフェースが開いた状態になっています。
ゴルフの竪琴セミナーでは、この両手の位置関係について時間をかなり割いています。両手の位置関係、そしてダウンスイングにおける左手と右手の正しい使い方を説明してます。この2つが分るとダウンスイングでフェースが開き過ぎるのを軽減出来き、インパクトでもフェースが開きづらくなるからです。
具体的に言うと、
ダウンスイングからインパクトにかけて右手は左手の上に位置する
ダウンスイングからインパクトにかけては左手を追い越すように右手が動く
これができると振り遅れづらくなりますし、インパクトでフェースが開き過ぎるミスも出づらくなります。また、これらができるとインパクト時のフェース向きをコントロールしやすくもなるのです。
ダウンスイングでフェースが大きく開いていても、ダウンスイングで右手が左手の下に回り込んでいても(シャフトが寝過ぎても)、インパクトでフェースをタイミング良く戻すことができればボールを真っ直ぐ飛ばせます。しかしながら、ダウンスイングでフェースが開き過ぎてしまうと、インパクトでフェースを戻すのは非常に難しい作業です。インパクト直前でフェースの開閉角度が大きくなってしまうからです。
対して、ダウンスイングで「右手が上、左手が下」をキープしていると、フェースが開き過ぎません。フェースの開閉操作を強く入れなくてもインパクトでフェースがスクエアに戻りやすくなります。また、インパクトゾーンで左手を追い越すように右手が動けば、ことさらフェースを返そうとしなくても、インパクトでフェースがスクエアに戻りやすくなるのです。
ゴルフの竪琴はその構造上「右手が上、左手が下」の状態をキープしたままダウンスイングしやすく作られています。ゴルフクラブで分かりづらい動きも、ゴルフの竪琴を使うと、短時間で「右手が上、左手が下」「左手を追い越すように右手を動かす」感覚もつかめます。
インパクトの再現性を高めるためには、再現性が高まりやすい方法を選択した方が合理的ですし、逆球のミスも減らせます。ゴルフで一番大事なのはインパクトですが、インパクトの再現性を高めるには、スイング中の両手の位置関係が極めて大事なんです~。
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2016年05月13日超私的な考察、2016年タイのゴルファーはどんなスイングをしているのか!?
昨日はタイのゴルフExpo会場にほぼ1日いました。今回初の試みとなる、「ジャパンパビリオン(日本企業が出展して、日本ブランドをPRする専門ブース)」アナライズが出展しているからです。アナライズのオリジナルクラブ、練習器具、そしてコラボしているゴールドファクトリーのパターを出品していますが、来場者がもっとも興味を持ってくれたのが、、、、
ゴルフの竪琴
です。タイ語でゴルフの竪琴は「ピンタンコ」。なんのことやらさっぱり分かりませんが、タイのゴルファーからは「これは何?」「どうやって使うの?」という次々と質問を受けました。もちろん質問だけではありません。実際に手にとって、ところ構わず素振りを始めて下さいました。それを間近で見たマーク金井も、竪琴を振るタイのアマチュアゴルファーをところ構わずiPhoneで写真を撮りまくりました。
さて、このタイのゴルファー。
今回は日本語が通じないこともあって、使用法のDVDは持ってきてません。なので、
タイのゴルファーは持ち方も分からなければ、振り方もまったく分からない状態で、ゴルフの竪琴を振り回します。にも関わらず、あるゴルファーは竪琴を正しく持って、正しく素振りをします。その一方で正しくない持ち方をしたり、正しくない振り方をするゴルファーもいました。
では、どんなゴルファーがゴルフの竪琴を正しく持って、正しく振るのか?
当たり前と言えば当たり前ですが、ゴルフが上手い人ほど、何も教えなくてもゴルフの竪琴を正しく持ち、正しくスイングしています。ゴルフクラブとはかなり形が違うにもかかわらず、道具(ゴルフの竪琴)を実に上手く使いこなします。ちなみに、片山晋呉プロもまったくそうで、何ら説明をしなくても、ゴルフの竪琴を完璧に正しく使いこなされています。
そして、そして、タイのゴルファーのスイングを20人以上見たのですが、ゴルフが上手くない人ほど共通点がありました。ゴルフが上手くない人ほど、インパクトからフォローにかけて竪琴をインサイドに引き込み過ぎ、そして右手が左手を追い越しません。インパクトからフォローにかけて左手がずっと先行して動き続けてしまうために、インパクトではフェースがかなり開き、なおかつ振り遅れたスイングになっています。そして、ボールが右に飛ぶのを嫌がって、インパクト直後には手元をインサイドに強く引き込んでしまっています。いわゆるアウトサイド・イン軌道のカット打ちになっています。
日本のゴルファーもそうですが、スライスに悩んでいる人の多くは、インパクトゾーンで左手の動きが加速し、右手が左手を追い越しません。いわゆる空手チョップをしているような感じで、両手が平行移動しています。このため、振り遅れてインパクトではかなりフェースが開いてしまっています。
なので、ゴルフの竪琴を振ってもらったタイのゴルファーには、インパクトゾーンでは右手は左手を追い越すこと、そしてインパクトゾーンでは左手の動きにブレーキ(減速)がかかり、左手が減速することで右手が追い越す動きになることを、身振り手振りでデモンストレーションし、そして手取り足取りでレクチャーしました。すると、多くのゴルファーはゴルフの竪琴を数回振っただけで、振り遅れて、インパクトでフェースが開かなくなります。右手が左手を追い越すこと、そしてスイング中、右手が左手の上に位置しているとボールが捕まること、プレーンに沿って振り抜いていけることを体感してもらいました。
タイと日本では話す言葉、書く文字はまったくもって違いますが、ことゴルファーのスイングにおいては非常に似通っています。これを実際に体感できただけでも、タイに来た甲斐がありました。ゴルフは万国共通なことをリアルに知ることは大収穫ですし、ゴルフの竪琴は全世界に通用するゴルフ練習器具であるのは間違いなさそうです〜。
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2016年05月01日 超私的な考察、美しいスイングと美しくないスイングの違いとは!?
昨日土曜日は、アナライズのセミナーデー。前半は「ゴルフの竪琴セミナー」、30分の休憩を挟んだ後半は「クラブセッティングセミナー」を実施しました。GWということもあって、受講者は関東エリアだけでなく全国各地からいらっしゃって下さいました。どの受講者もモチベーションが非常に高いので、つられてマーク金井も負けじと90分間テンション上がりまくり、関西弁丸出しになって喋ってしまっています。
「ゴルフの竪琴セミナー」では、竪琴の正しい使い方についてじっくり説明しますが、説明だけでなく、受講者に正しい動きを体感してもらっています。そして、正しい動きと正しくない動きを受講者が自分でジャッジ(判断)できるようになってもらいます。感じることがスキルアップに必要不可欠だからです。ゴルフに限りませんが、何か新しい動作を会得するのには、
実際に経験してからでなければ理解できないことが多いからです!!
ゴルフ雑誌のレッスン記事やレッスン書は素晴らしいアドバイスが多いですが、そのアドバイスも実際に会得している人にとっては「なるほど」となりますが、会得してない人にとっては、「雲をつかむような」感じになります。例えば、動物の象。
象を観たことがある人ならば、「耳が大きくて」「鼻が長い」動物と言われれば、象を思い浮かべますし、象の絵も簡単に描けるでしょう(上手いか下手は別にして)。しかしながら、象を一度も観たことがない人院、「耳が大きくて」「鼻が長い」動物を描いて下さいと言われて、本物の象そっくりの絵を描ける人はまずいません。見聞きしたり、経験したことが無いことに対して、言葉によるアドバイスというのは「雲をつかむ」ような感じにしかならないです。
さて、今回もセミナーの最中、受講生に色々な質問をしました。スイングに関しての悩みについても質問したところ、受講者のひとりからこんな回答をいただきました。
あるスクールに通ったら、「貴方は美しいスイングが身につかない」と言われました。それで、今回この竪琴セミナーを受講することにしました。
もしも、マーク金井がそんなことを言われたら、、、、
では伺いますが、美しいスイングとは何ですか? 美しいスイングと美しくないスイングの違いを具体的に教えて下さい?
と聞きます。理由は単純、美しいというのはかなり抽象的で曖昧な表現だからです。なんとなくではなく、明確な判断基準を知りたいです。
では、マーク金井がこのような質問を受けたら、どんな風に答えるのか?
美しいスイングと美しくないスイングの違いはいくつもありますが、違いがハッキリでるのが、関節の使い方です。
美しいスイングをしている人は、スイング中に伸びている関節がちゃんと伸び、曲がっている関節が正しい角度が曲がっていることです。対して、美しくないスイングをしている人に共通しているのは、スイング中に伸びているべき関節が曲がっていたり、曲がっている関節が必要以上に曲がっていたりしています。
分りやすく言うと、美しくないスイングというのは「グニャグニャして見えます」。対して、美しいスイングというのは、身体や腕に剛性感や張りがあります。例えば、トップの形を思い浮かべてみて下さい。右打ちの場合、、、、
美しいスイングは左腕がしなやかに伸び、右腕はひじが90度前後曲がっている
美しくないスイングは左腕がだらしなく曲がり、右ひじはひじが90度以上曲がっている
トップの形に関しては、腕の状態を観察すると美しさの度合いを明確に見極めることができます。ちなみに、トップの形については頭のポジションでも見極められます。頭が極端に動いていると美しく見えません。美しくスイングしている人の場合、頭の動きが微少です。下半身に関しても、股関節やひざ関節の使い方で、美しいスイングと美しくないスイングの違いをジャッジすることができます。
筋肉の使い方もさることながら、骨(関節)の使い方が上手い人はスイングが美しく見えます。対して、骨(関節)の使い方が下手な人、間違っている人は、スイングが美しく見えづらくなってきます。
力強いスイングをするには筋力が必要ですが、美しいスイングをするのには筋力は必要ありません。普通に歩けて階段上り下りでき、ゴルフクラブを振り回せるだけの筋力さえあえれば、老若男女、美しいスイングを作ることができます。ゴルフの竪琴はクラブを出しくコントロールするのに役立ち、手の余計な動きを矯正するのにも役立ちますが、美しいスイング作り(正しい関節の曲げ伸ばし)にも役立ちます~。
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2016年03月03日ゴルフの竪琴を使うとスイングが良くなる本当の理由とは!?
3月3日と言えば桃の節句。桃の節句と言えば、ひな祭り。昔に比べれば減ったとはいえ、ひな祭りと言えばひな人形。一昨日、ラジオ終演後に入ったお寿司屋さんには、立派な5段飾りのひな人形が玄関に飾られていました。そして立派と言えば、昨日から日本橋三越で開催されている「宮本卓 マスターズ写真展」。昨日、サクッと顔を出してご挨拶してきましたが、すばらしい写真展です。宮本さんとはマスターズでもご縁がある間柄で、宮本さんのおかげで一度、マスターズの取材に行くことができました。
さて、今週からいよいよ国内女子ツアーが沖縄で開幕します。マーク金井も丸々2ヶ月コースに出てませんが、今月は早朝スノボに加え、薄暮ゴルフも再開します。新幹線を使ってガーラ湯沢に行けば、赤羽ゴルフ倶楽部には午後2時には着けます。1日でスノボとゴルフの両方を楽しむなんてことをやってみたいです(笑)
さて、今日のテーマも昨日の続きです。
前回のブログにテークバック画像をアップしました。棒の先端を胸にくっつけ、左手はグリップエンド部分を持つ。右手は腕を伸ばせるだけ伸ばして棒を持つ。こうすると両手の間隔は30センチ以上なり、必然的に腕の長さが変わります。
アドレスでは左腕が極端に短く、右腕が極端に長くなります。
この状態から、もしも両手の長さを変えなければヘッドを正しい軌道に導くことが非常に難しくなりますし、正しいトップも作りづらくなります。グリップエンドを胸にくっつけたままではトップまでクラブを振り上げることはできません。
対して、テークバックとともに左手を下げて行きながら左腕を伸ばし(グリップエンドを体から離す)、右手は持ち上げいきながら右腕を曲げる(右ひじをたたむ)。これをやるとコックが決まります。ここからは腕を少し振り上げて体が右に回ると正しいトップが簡単に作れます。そして左右の手(腕)が違う動きをすることでヘッド(棒の先端)は、プレーンに沿ってシンプルに動いてくれます。ゴルフクラブを持った時とアドレスの形はかなり異なっているように見えますが、実は、同じ形です。程度の差はありますが、ゴルフクラブをグリップした時も、両手の位置関係は同じく、握りこぶし1個分、右腕が伸びた状態、左腕が縮んだ状態になっています。この握りこぶし1個分というのがミソで、この握り方をしているから、ゴルフスイング(ショット)では両手の役割分担が変わってくるのです。
アナライズのセミナーではこのドリルを実際に体験してもらってますが、受講者のほとんどは、何も言わないとパットを打つ時のように両手を同じ方向に使います。このため、クラブを振り上げてトップの形を作った時、左腕がぐにゃりと曲がったままですし、ヘッドの軌道もプレーンから大きく外れてしまいます。でも、両手の役割分担を理解し実践すると、すぐに正しいトップを作ることができ、そしてヘッドもプレーンに沿って動くようになります。両手の役割分担というのは、ゴルフスイングの「タネと仕掛け」のひとつなんです。
このドリルを思いついたきっかけ、それはゴルフの竪琴にあります。ゴルフの竪琴を使うと、構造上、アドレスでは右腕が短く、左腕が長くなります。このため、多くの人は何も言われなくても、テークバックでは左腕を長く使い、右腕を短く使います。ゴルフの竪琴という道具が、正しい動作を導いてくれるのです。
その一方で、普通のクラブに戻すと、ゴルフの竪琴でできた両手の役割分担がちゃんとできない人が少なからずいます。普通のクラブに戻すと、握りこぶし1個分しか手の長さが変わらないため、テークバックで両手(両腕)を同じように使ってしまうからです。
握りこぶし1個分というのは、実は、かなり微妙というか絶妙です。両手を同じ方向に使ってもスイングできてしまうからです。しかしながら、パットと違って、ショットにおいては両手(両腕)が同じ方向に動いてしまうと、ヘッドを正しい軌道に導くことが難しくなりますし、身体の使い方も非効率になる恐れがあるのです。
ゴルフの竪琴は、強制的に右手が上の状態を作ってくれますが、これによりスイング中の両手の役割分担が違うことがすぐに分ります。アナライズには現在、女性スタッフが2名いますが、どちらもゴルフ初心者で入社しました。ひとりめのスタッフはゴルフの竪琴を振り始めて数回で、トップの形が劇的に綺麗になってますし、ドローボールをいきなり打っています。これは、「ゴルフというのは両手の役割分担が違う」ということを最初から練習したおかげです。今年1月から入社したふたりめのスタッフも、1ヶ月ほど前からゴルフの竪琴を使って練習してます。練習時間は1回15分ほど。3回目の練習で、劇的に腕の使い方が良くなっています。
ゴルフは道具(クラブ)によってスイングが導かれます。練習器具しかり。ゴルフクラブしかり。スイングを本気で変えたいならば、道具を変えることが必要不可欠なんです~。
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