2月22日に 北海道帯広アップアイランドゴルフクラブで ゴルフの竪琴講習会やります!
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3月に入ってもスノボ熱がまったく醒めやりません。スノボの滑り方が分かってきたこともありますが、道具が滑りに影響を与える影響も分かってきたからです。今シーズンは板を1本、ブーツを3足、ビンディングを3つ購入。それぞれスペックが異なりますが、その違いを肌で感じ取ることができます。加えて、道具が滑りに影響を与えることも分かってきましたし、自分の好み、自分の滑りにマッチした道具は何かも分かるようになってきました。
スノボは道具の影響が大きいスポーツですが、ゴルフも道具の影響が大きいスポーツです。このブログでも何度も書いていますが、道具が変わればスイングが変わります。スイングを変えたかったら、道具を変えることが先決です。
そして、スノボもゴルフも道具のスペック(性能、数値)を知っておくことが、道具選びに欠かせない要素です。マーク金井は2005年3月にアナライズを設立しましたが、まずやりたかったことは‥‥
・クラブを同一条件でできるだけ客観的にテストする
・クラブを同一条件でできるだけ客観的に計測する
どちらも10年間、ほぼ毎日休まずにやりました。試打したクラブ&シャフトは軽く8000本を超え、計測したクラブは軽く1万本を超えています。たかが10年、されど10年。今から振り返ってみれば、どちらもかなりの本数です。クラブ(ヘッド)計測の歴史ではゴルフクラシックには到底適いませんが、アナライズではお客様が使っているクラブも計測しています。同一モデルを何度も計測しているという点では、スペックの蓄積には自信があります。シャフトについても同じシャフトを何本も計測しているので、シャフトの精度がどれぐらいなのかも分かってきました。
そして毎年毎年、スペックを計測しているとゴルフクラブがどんな風に作られているのか、ゴルフクラブのトレンド(流行)、ゴルフクラブの商品精度というものも分かってきます。クラブメーカーがどこにお金を掛けているのか(どこをコストダウンしたいるのか)もいやおうなしに見えてきます。
さて10年間、ゴルフクラブ、特にドライバーのスペックを重点的に計測してきましたが、計測を続けることで分かったことがあります。それは、数字で読み取れる性能と、数字で読み取れない性能があるということです。例えば、ゴルファーにとってもっとも魅力的なのが
飛ぶドライバー
です。飛距離性能を数字で表せば
・重ヘッド(200g以上)
・長い重心距離(40mm以上)
・大きい慣性モーメント(4500gcm2)
・低重心&浅重心
これらの条件を満たせば、数値的には飛び指数がアップします。実際、試打してみて「飛ぶ」と感じるドライバーは、これらの要素が数多く入っています。しかしながら、スペック的には100点満点だからと言って、期待を下回るドライバーも少なからずあるのです。言い換えると、スペックだけでクラブを作っても、飛ぶドライバーが出来上がらないことが分かってきました。
逆もしかりで、スペック的には飛び抜けて「飛び指数」が高いわけではないのに、ぶっ飛ぶドライバーもあったりします(その数は多くはないですが)。なので、スペックというのは、
飛び指数を占う指針(目安)にはなっても、飛び指数の決定要素とは限らない
のです。ゴルフクラブはスペックだけでは本当の性能は分かりません。飛距離性能だけでなく、捕まり、上がりやすさ、ミスに対する強さについても、実際に打ってみないと最終的な性能は分からないというのが分かりました。
加えて、10年間、クラブを試打し、クラブを計測して分かったことがあります。それは、打たなくても、そのクラブをパッとみただけで(ワッグル、素振りしただけで)、おおよそのスペック(重心位置)というのが分かるようになってきます。これは重心が低そうだなとか、重心距離が長そうとか、ボールが上がりやすい(上がりづらい)とかというのは、クラブの顔(ヘッド形状)でほぼほぼ分かります。試打と計測を同時進行したお陰で、こんな特技も身に付きました~(笑)
マーク金井も今年で57歳。いつまで試打できるか分かりませんが、これからもスペック(数字)とリアルの狭間を模索していきます~。
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今週分は完売しました
来週また入荷します!発売日が決まりましたらブログで告知します
(すいません予約は受け付けていません)
お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします
姿勢美人マイスター「背すじピン助」によるストレッチパッド講習会を開催いたします。
ストレッチパッドを使用して、体幹のほぐし方、肩甲骨、股関節の基本ストレッチを学びます。(90分間)
ゴルフに役立つストレッチパッドの使い方を徹底指導!
3月15日(日)
時間:90分 11時〜12時半
人数:6名
料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
マジックマリガンUT 正式発売開始!
明日10時から販売します(数に限りがありますが、継続して入荷します)
(すいません予約は受け付けていません)
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毎年3月に年度末を迎える会社が多いと思いますが、アナライズにとっても3月は特別な月です。アナライズは2005年3月に産声を上げたからです。早いもので今月で会社設立10年。それまではゴルフ雑誌編集者からフリーのゴルフライターを18年ほどやってました。いわゆる個人事業主でしたが、ひょんなことから10年前に「ゴルフクラブを客観的に計測する所」「ゴルフクラブを試打できる所」を作りたくて、神田にスタジオを構えました。
今だから言えますが、作った当初は売り上げなんてほんとありません。正直、10年持つかどうかなんてまったく見当がつきませんでした(笑)。インターネットで調べてみても‥‥会社の寿命については、起業から1年で4割、5年で6割、10年で8割が倒産するといわれています。
46歳で起業しましたが、実は、最初から「会社を作ってやるぞ~」なんて高い志はありませんでした。今だから言えますが、本当にひょんなことがきっかけでゴルフ関連の会社を立ち上げたのです。マーク金井は40歳前後ぐらいから(1999年頃)、ゴルフ雑誌で試打する仕事が増えてきました。当時、試打する場所と言えばゴルフ練習場か、クラブメーカーの試打ルームです。ある時はブリヂストン、ある時はキャロウェイ、ある時はプロギア、ある時はダンロップ、ある時はテーラーメイド、ある時は試打ルームがある大型ゴルフショップ‥‥
試打する度にボールが異なり、試打する度に弾道計測器が異なりました。結果、試打するシチュエーションが違い過ぎるために、飛距離性能、スピン性能、ボールの打ち出し角を知るのが困難でした。ボールが変わればこれらのデータが変わります。弾道計測器が異なれば、やはりこれらのデータが変わってしまうからです。
クラブ試打のクオリティを上げるには、やはり統一した条件で試打したくなります。異なったクラブの性能比較をするには、クラブ以外はできるだけ統一させたい気持ちがどんどん高じ、クラブを同じ条件で試打できる専用スタジオが欲しくなりました。メディアがコンテンツを作る時代が到来するとも思ってました。
もちろんマーク金井個人が試打スタジオを作ろうなんて思ってません。大手ゴルフ雑誌社に「試打専用スタジオ」を作りませんかと提案しました。それが今から11年ほど前。まだ、今ほどゴルフ雑誌がクラブの試打を頻繁にやってません。だからでしょう。大手ゴルフ雑誌はスタジオ設立を見送りました。実は、大手ゴルフ雑誌が設立を見送ったので、「ならば自分の職場は自分で作ればいいじゃないか」と開き直り、貯金を全部はたいて、神田にゴルフ専用スタジオ「アナライズ」を作ったのです。当時、ラッキーだったのは、米国の弾道計測器「アキュベクター」(米国ではベクター)と業務提携、ならびにアドバイザー契約が決まってて、スタジオの家賃の一部を充当できる目処も立ってました。
それからはいろんな出会いが合って、いろんなご縁があって、なんとか10年経過しました。そして、10年経過した今、11年前に考えていたことをゴルフ雑誌「EVEN」が、ついにやってくれました。昨日、レセプションパーティーに参加しましたが、3月1日から、
EVEN GOLF LABO(ゴルフラボ)がオープンしました。
11年の時を経て、ついにゴルフメディア(ゴルフ雑誌)が自前のゴルフクラブ実験室、ゴルファーのための秘密基地を作ったのです。いただいたパンフレットを見ると、フィッティングが中心のようですが、その設備たるや世界トップクラス。考えうる最新の弾道・スイング解析環境が整っています。弾道計測器は「フライトスコープ」が完備し、ノルウェー製「スイングカタリスト」という荷重移動を分析する装置も完備しています。カタログを拝見する限りでは、打席スペースもかなり広々しています。
パンフレットにはゴルフクラブ実験室、フッティング工房と書かれていますが、当然、これからは「EVEN」のゴルフクラブ試打は自前の実験室で行われることになるでしょう。
他のゴルフ媒体がこれに追従するかどうかは分かりませんが、少なくとも現時点では、「EVEN」はクラブに関するコンテンツ(記事)を自前で作れるようになり、これは大きなアドバンテージになるでしょう。
アナライズも自前でクラブに関するコンテンツを作り続けていますが、10年経過した今、実は別のことも考えています。それは、今あるゴルフクラブを計測&測定、分析&試打することよりもこれからはゴルファーの離脱率を下げるための、まったく新しいゴルフクラブを作ることを積極的に考えていこうと思っています。
進化は変化。変化は進化。
これからの10年は、「初心者が本当にやさしいクラブとは何か」をテーマに、初心者でもゴルフを気軽に楽しめるゴルフクラブの設計、開発を積極的に手がけていこうかと思っています。まずは、初心者がコースに出てもすぐに打ててしまうドライバーを手がけます。どんなプロトタイプを作るのかは、このブログでアップしていきたいと思います~。
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人数:6名
料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)
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アナライズよりお知らせ
本日、14時より・・ゴルフの竪琴販売再開!(WEBのみ先行受付)
販売再開します!
日本で発売されるゴルフクラブを格付けする「ホットリストジャパン2015」ですが、今年は4月1日に発表することが決まりました。今年で4年目を迎えますが、今年のエントリー数は25メーカー、223モデルと、主力商品を網羅しています。
・ドライバー53本
・フェアウェイウッド35本
・ユーティリティ36本
・アイアン53本
・ウェッジ20本
・パター26本
マーク金井は初年度から特別審査員を務めており、今年もすべてのクラブをじっくり打ち、じっくりと評価しました。結果については現時点で申し上げられませんが、新製品をこれでもかってぐらい様々な角度から分析させていただきました。
そして、様々な角度から分析すればするほど、大きな疑問が持ち上がります。それは、
今どきのゴルフクラブはどれぐらい進化したのか?
マーク金井は14歳からゴルフを始めました。初めてゴルフクラブを手にしたのは今から42年前、昭和47年(1972年)です。当時は、ドライバーは木製ヘッドで、アイアンはブレードタイプ(いわゆるマッスルバック)が主流です。チタンヘッドもありませんし、キャビティアイアンもほとんどありません。シャフトはドライバーからアイアンまですべてスチールのみです。ドライバーの重さは350g以上が当たり前で、長さは43インチ前後だったと記憶しています。その頃のアマチュアゴルファーはどんなだったかというと、
アマチュアの場合
・ドライバーの平均飛距離は230~200y
・ミドルアイアン(5番)の平均飛距離は140~150y
・ショートアイアン(9番)の平均飛距離は100y前後
・ミスの傾向はダフりが多い。ゆえにアマチュアのことをダッファーと言ってた
・アイアンでシャンクを打つアマチュアも多い
・アベレージゴルファーは100がなかなか切れない
プロの場合
・ドライバーの平均飛距離は230~260y
・ミドルアイアン(5番)の平均飛距離は150~170y
・ショートアイアン(9番)の平均飛距離は110~120y
・プロゴルファーはパープレー以下で回ると賞金が稼げる
かなりアバウトですが、40年前はこんな感じでした。今から思うと、当時は飛距離が出てません。そういう意味では、今どきのゴルフクラブは‥‥
飛距離性能が劇的に進化しています。
今どきはドライバーで250y飛ばすアマチュアは結構います。アイアンに関しては7番で150y飛ばすのが当たり前になっています。ドライバーもアイアンもこの42年で30y以上伸びています。プロに至っては30y以上飛距離が伸びている人も少なくありません。ゴルフクラブは「飛び」については、まぎれもなく進化しています。その証拠と言っては何ですが、マーク金井が昔のパーシモンドライバー(スチールシャフト)で打つと、マン振りしても220~230yが精一杯。対して、今どきのドライバーでマン振りすると270yを超えてきます。昔のドライバーに比べると、今どきのドライバーは40y飛距離が出ます。
しかし、スコアメイクとなるとどうでしょう。
42年前は100を切ることを目標にしているアマチュアゴルファーが多かったですが、今でも100切りを目標にしているアマチュアゴルファーが多いです。その証拠と言っては何ですが、ゴルフネットワークでは「100切り選手権」というトーナメントを実施しています。アマチュアゴルファーの場合、クラブが進化したことで飛距離は劇的に伸びても、スコアは劇的に良くなってないのが現実です。言い換えると、
飛ぶクラブ≠スコアが良くなるクラブ
とも言えます。ゴルフの目的は何かと聞かれたら、皆さんはなんと答えるでしょう。ゴルフという競技の主旨を考えると、「1打でもスコアを縮めること」だとマーク金井は思っています。例えば、ハンデキャップが30の人が20になること、ハンデ12の人が8になることがゴルフの目的ではないでしょうか。それを考えると、今どきのクラブは進化したとは言い切れない部分もあると感じています。
ではどんなクラブがスコアが良くなるクラブなのか?
誤解を承知で言うならば、「飛ばないけれど曲がらないクラブ」「ミスした時に結果オーライが出るクラブ」というのがスコアが良くなるクラブかも知れません。実際、アマチュアがスコアを浪費する要因は、
・チョロ、OB、池ポチャ、
・ダフり、ザックリ
・3パット、4パット
とりあえず真っ直ぐ前に前進することができれば、ナイスショットが1発も打てなくても100を切ることができます。プレーしていて楽しいかどうかは別にして、ミスの度合を軽減できれば、100以上叩くことを確実に減らせます。
では、クラブメーカーは「飛ばないけれど曲がらないクラブ」「ミスした時に結果オーライが出るクラブ」を開発していないのかと言うと、そんなことは無いと思います。手前味噌ですが、マーク金井もアプローチが劇的でミスを減らせる「MSウエッジ」「SSウエッジ」を設計し、発売しています。しかし、不思議なことにアマチュアゴルファーは手放しにミスに強いクラブを使おうとはしません。ホントに不思議なんですが、ミスに強いクラブよりも、飛ぶクラブを求める人の方が圧倒的に多いのです。
スコアが本当に良くなるクラブよりも、飛ぶクラブを求める人の方が多い。
これがすべてを物語っています。今どきのクラブはモデルチェンジする度に「飛び」をアピールするのは、それが売り上げにつながるからに他なりません。ユーザーが求めているのは「スコアよりも飛距離」。アマチュアゴルファーが飛距離を求めるのを止めない限り、スコアが良くなる方向に進化するゴルフクラブの数は増えてこないでしょう~。
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正式販売開始です!
スーパーシャット君 在庫あります
こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい
通勤電車で新聞を広げる人はほんとに少なくなりました。マーク金井は車大好き人間ですが、実は、車での移動が少ない人間です。通勤、都内での移動はもちろんのこと、ゴルフの時も電車で行きやすい時は、好んで電車で行きます。スノボも毎週行ってますが、東京駅から新幹線に乗ってます。昨日も、電車通勤してましたが、そんな時に手放せないのがiPhoneやスマホ。これさえあれば、新聞も本も読めますし、SNSもチェックできます。
iPhoneでFBをチェックすると、いろんな情報が目にとまりますが、そんな中、気になったニュースがこれです。(日本経済新聞の記事↓クリック)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83266650W5A210C1000000/
ゴルフ場の倒産は珍しくはないですが、実は、倒産した千葉国際は25年ぐらい前までメンバーでした。月例にも出てましたし、少しですが研修会にも入ってました。そして、何より生まれて初めて購入したゴルフ会員権が千葉国際CC。当時は、バブル時期だったので、外車が一台買えるぐらいのお値段。3年ぐらいメンバーになってましたが、栃木県のゴルフ場のメンバーになったので売却しました。売却時のお値段は、1200CCぐらいの国産車ぐらいのお値段でした(笑)
この記事を読んで驚いたのが、売り上げの急激な下落です。
92年3月期には約25億7600万円の売上高を計上した。ただ、その後はバブル崩壊による利用低迷から業績は下降線をたどり、2014年3月期の売上高は約8億円まで落ち込んでいたという。こうした状況に加えて、預託金の返還問題が周回遅れで浮上してきたのが今回の破綻の原因だ(日本経済新聞オンライン版、2月18日付けより引用)
千葉国際は45ホールと、非常に規模が大きいゴルフ場です。京葉高速道路の蘇我インターから18kmと立地条件も悪くありません。にもかかわらず、売り上げは3分の1以下になっています。ここまで売り上げが落ちていることに対して驚きました。ゴルフ場のプレー料金が値下がってますが、安くなったと行っても3分の1にはなてません。ゴルフ場の来場者が減ったことが、ここまで売り上げ減につながってのだと思います。日経の記事でも、倒産の原因は預託金の償還ができないことに加え、ゴルフ人口の減少していることを取上げています。
そこで今回も前回に続き、ゴルフ人口の減少に歯止めをかける具体策、ゴルフ業界の活性化の具体策についてについて書きたいと思います。
活性化するためには、まずは活性化しない要因を考える必要があります。思いつくままに書いてみると‥‥
・ボウリングや卓球に比べると気楽に始めづらい(ハードルが高い)
・お金がかかる
・プレー時間が長い
ボウリングや卓球は始めたくなれば、さくっと始められます。普段着で始められるからというのもありますが、始めるためのハードルが低いのは身近な所で始められるのと、プレー時間が短いからです。ボウリングにしても卓球にしてもプレー時間は1~2時間ぐらいでしょう。そして、どちらも初心者でも比較的ストレスなくプレーできます。
では、ゴルフはどうか?
前述したように、ゴルフは始めるのにハードルが高いこと、お金がかかること、そして何よりもの問題はプレー時間が長いことです。18ホールプレーするとなると、最低でも4時間半、途中食事休憩をすると6時間前後かかります。ここまでプレータイムが長いス競技(スポーツ)は他にありません。実は、これが最大のネックです。逆に言うと、プレータイムを短くすれば、
・始めるハードルを下げられる
・お金を安くできる
・プレー時間を短くできる
のです。マーク金井は5年以上前から9ホールプレーを楽しむ「日本ハーフコース振興協会」を設立してます。そして、昨年からは世界最小プロトーナメント「MMT9」を実施してますが、実は、この2つは「ゴルフ業界活性化」の意味も込めているのです。いろんなスポーツがありますが、競技時間が4時間を超えるスポーツはゴルフを除いてありません。競技として考えるならば、特に観客を動員して見せる競技として考えるならばゴルフは時間がかかり過ぎます。長くても2時間半ぐらいが、観るスポーツして限界です。芝居もそうですが、3時間以上になると、トイレの問題もありますし、なによりも観るのに疲れます。
しかし、ゴルフの単位が9ホールになれば、いろんな問題が一気に解決します。プレーするホールが半分になれば、(18ホールから9ホールになれば)、始めるハードルが下がりますし、プレー料金も下がりますし、プレー時間も短縮できるのです。ゴルフの競技単位が9ホールになれば、いいことずくめ。そして、9ホールならば歩いてプレーしても疲れません。実はスポーツ性も高められるのです。
そして、ゴルフ業界を活性化させるためにもうひとつ大事なことがあります。それは、初心者でもすぐにゴルフを楽しめるような仕組みを作ること。ゴルフはボールがちゃんと打てるようになるまで時間がかかりますが、それを短縮化できる仕組み(メソッド)も必要不可欠です。ゴルフを簡単にするための道具(クラブ、ボール)も必要です。具体的に言うと、初心者にとって必要なのはスイングをマスターしやすい練習器具。初心者でもボールがやさしく打てるボールが必要です。
手前味噌で恐縮ですが、ゴルフの竪琴は初心者がスイングを覚えるのに、非常に役立つ練習器具です。最初からこれで練習をすれば、いきなりクラブでボールを打つよりもはるかに効率良く(短時間)で正しいスイングが身に付きます。初心者がスイングを覚えるための仕組み(メソッド)を確立させること。ゴルフ練習場がこの問題に真面目に取り組み、そして、初心者が短時間でボールを打てるようになることが提供できれば、若い人にもゴルフの魅力を確実に伝播できますし、それがゴルフ業界活性化につながることは間違いないと思います。
微力ですが、ゴルフの竪琴を使っての初心者スイング会得メソッドも考えております。ご協力いただける練習場施設がございましたら、ご連絡いただけますと嬉しいです。長らく欠品してましたゴルフの竪琴も再入荷のめどが立ちました。明日、2月20日から弊社ホームページで発売再開を予定しております~。
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スーパーシャット君 在庫あります
こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい
毎週火曜日はガーラ湯沢で早朝スノボ。昨日ももちろん始発の新幹線に飛び乗り、今シーズン11回目のスノボを楽しんできました。関東地方はみぞれや雨が降ってましたが、越後湯沢エリアは薄曇りから晴天。関越トンネル(谷川岳)を境に、天気ががらっと変わります。トンネルの手前(関東側)とトンネルの向こう側(新潟側)とでは、天気が正反対なこともザラです。
そして正反対と言えば、昨日、初めて観てきた「ジャパン スノーエキスポ2015」(横浜パシフィコ)は「CP+ショー」(カメラショー、こちらも横浜パシフィコ)と正反対。CP+はコンシューマー向けで、実際、多くのカメラマニアが来場してました。入場料は有料で、中に入るのには1500円必要です。他方、スノーエキスポは一般の人は入場できません。業界関係者、そしてスノーショップの店員さん、オーナーさんのみが入れるクローズドなフェアです。マーク金井はガーラ湯沢さんの枠で入場しましたが、会場は落ち着いた雰囲気で、どちらかと言うとひっそりした感じです。ど派手な演出はなくて、どのブースも受注会の展示会場という雰囲気でした。とにかく来場者数を増やそういうイベントではなく、ショップさん向けの巨大な展示会場という感じがしました。
ゴルフフェアも再来年からパシフィコ横浜での開催です。ゴルフフェアの出展者でCP+とスノーエキスポを観た人は何人いるかわかりませんが、東京ビックサイトとパシフィコ横浜は立地が異なるだけでなく、会場の雰囲気も異なります。今から再来年のゴルフフェアがどんな風になるのか、大いに楽しみです。
さて、今夜のエントリーは「ゴルフ業界活性化」について。業界活性化については色んなところで議論、提案がなされていますが、マーク金井はガーラ湯沢に業界活性化のヒントがあるとにらんでいます。なぜなら、ガーラ湯沢は数あるスキー場の中でも、新規参入者(初心者)にすこぶる快適な空間だし、新規参入者を受け入れる体制がしっかりしているからです。具体的に言うと、
・アクセスがすこぶる良い(電車で行け、駅の上にスキーセンターがある)
・レンタルが充実している(スキーセンターの入り口に巨大なレンタルエリアを完備)
・料金が安い(JRがリフト券付き、格安パックを発売している)
・スキー、スノボ未経験者に格安スクールを毎日数回提供している(1回1500円)
かつて船橋には巨大な室内スキー場「ザウス」がありましたが、このザウス同様、手ぶらでスキー、スノボが楽しめます。加えて、駅からほとんど歩かないし、屋外をまったく歩かないでゲレンデに出ることができます。加えて、スキー場の方針として、
初めて来た人でもスキー、スノボを楽しめるようにさせてあげたい
というホスピタリティがあるのです。では、ゴルフは動なのかというと、上記条件を満たすゴルフ場は今のところ無いのが現状です。交通アクセスが良いところはいくつかありますが、アクセスが良い所は総じて値段が安くありません。加えて、レンタルの充実や、ゴルフ未経験者向けのレッスンを大々的に行っているゴルフ場、ゴルフ練習場となると、ほとんど無いのが現状でしょう。これで、ゴルフ業界活性化を目論むのはかなり難しいと思います。
なので、ここからは超私的な具体策です。
スノボもゴルフも上手くなるのにハードルが高いスポーツです。そして、どちらも道具にお金がかかります。この2つをクリアするのに、とっかかりとして頑張って欲しいのがゴルフ練習場です。ガーラ湯沢みたいな練習場が増えてくれば、新規参入者が増える可能性が増しますし、ひいてはゴルフ業界活性化します。具体的に言うと、
・駅から専用バスの運行
・レンタルの充実
・新規参入者向けのレッスン
・ショートコースの併設(3ホールぐらいがベスト)
マーク金井が知っている限りでは、現状、ガーラ湯沢みたいなことが出来るのは、関東エリアならば東宝調布練習場、戸田橋ゴルフ練習場、青梅リバーサイドパーク、ジャパンゴルフスクール。これらの施設はショートコース(ゴルフコース)が併設されてますし、交通アクセスも良いです。結構混雑していますが、あえて新規参入者を意識した試みをやってもらえるとすごく嬉しいです。もちろん、国内にはショートコースが併設された練習場もあるかと思いますので、そういう所も、ガーラ湯沢のような新規参入者に対するホスピタリティを実施してもらえると嬉しいです。
ゴルフ業界を活性化させるための討論やフォーラム、会議を行うことは大事ですが、即効性がある活性化を実施したいと思うならば、まずはゴルフ業界の人達がガーラ湯沢に足を運んでみることです。スキー業界はゴルフ業界よりも先にプレー人口が減少しています。言い換えれば、ゴルフ業界よりも先に活性化を実施しています。そういう意味でも、ガーラ湯沢はゴルフ業界活性化の格好のお手本なんです~。
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