マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフ業界情報

2016年03月20日超私的に分析、2016年の最先端ドライバーはどんな特徴があるのか!?

アナライズ製品 試打、体験会  本日15時からやります!

新発売のマジックマリガンフェアウェーを始め、バンスソール採用で打ちやすさを追求したマジックマリガンユーティリティ、グリーン周りで絶大な力を発揮する、マジックマリガンチッピングユーティリティUT35をはじめ、アナライズオリジナルクラブを試していただける試打会を開催します。
他にも、多数のツアープロも愛用している、爆発的な人気の練習器、【ゴルフの竪琴】
今どきの重心距離の長いクラブに対応出来る様に、シャットフェースなスイングを身につける為の短い長さの練習機【スーパーシャットくん】等が実際に手に取り体験して頂けます。
開催日時
・本日        3月20日(日) 15:00~18:00
・来週         3月27日(日) 11:00~13:00
開催場所 アナライズ神田スタジオ

上記開催時間は、ご予約無しでご来店頂けます。
当日、在庫のある商品につきましては、その場で販売も行っております。
(お支払いは現金のみとなります)
マジックマリガンフェアウェー、ユーティリティのカスタムのご相談等も承ります。
是非この機会に、実際にお手に取り試して頂きその打ちやすさ、練習機の効果を体感してみてください。
ご不明な点等は、下記までお問い合わせ下さい。
TEL 03-5294-0160


 

今日は3連休の2日目。アナライズのセミナーも2日目で、今日はインパクトセミナーと、シャフトセミナーを実施します。セミナーの受講時間は90分で定員6名。講師は、もちろんマーク金井が務めます。ゴルフに関するセミナーですからレクチャーだけでなく、受講者には実際にボールを打ってもらいます。90分というと長いように感じるかも知れませんが、やることが沢山あるのであっという間に終わります。

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この3連休は練習場やゴルフショップでも様々なイベントが開催されていますが、六本木ではクラブメーカーのピンが大々的なイベント「ピン Gフェス」を開催してます。六本木ヒルズのけやき坂の広場、打ちっ放しの練習場とパッティンググリーンを作り、実際にクラブを試打できます。毎日、ゲストを招いてのイベントも開催されており、マーク金井も金曜日にトークショーさせていただきました。本日日曜日も13時から、男子ツアープロの塚田好宣プロがデモンストレーションを担当しています。その後も21時までピンの新製品を試打できます。

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マーク金井は1時間のトークショーを行いましたが、その時のお題のひとつに、

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ピンのクラブは最先端!!!!

 

というのがありました。最先端という言葉は非常に魅力的なワードです。温故知新という言葉にも力強さを感じますが、買い物心をくすぐるのは最先端の方でしょう。ちなみに、最先端と言う言葉を辞書で調べてみると、、、、

 

 1 細長いものや突き出たものなどのいちばん先のはし。
 2 時代・流行などのいちばん新しいところ。また、ある分野で現在いちばん進んでいるところ(デジタル大辞泉より引用)

 

 

では、ゴルフクラブの分野で一番新しい流行、一番進んでいるところとはどんなモノなのか?

 

2016年モデルのドライバーに関して、超私的に解説するならば、以下の要素を上げることができます。

ヘッド体積がルール最大級(460CC)
 慣性モーメントが大きく、重心距離が長い
 ヘッド重め(198g以上)
 低重心でかつ深重心
 調整機能が付いている
 ヘッド重量を調整できる
 ヘッドに空気抵抗対策(空力対策)がなされている

 

この7つの要素が多く含まれているドライバーほど、最先端と言えるでしょう。ピンのドライバーに関しては、ヘッド重量を調整できる項目を除くと、すべて含まれています。
7つの要素の内、6つ含まれているから最先端なドライバーであることは間違いないでしょう。

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さて、この最先端なドライバー。ピン以外にもいくつかありますが、共通していることがあります。それは、ミスに強く、直進性が高いショットが打ちやすいこと。昔のドライバーに比べると、左右に曲がりづらいのが特徴です。ピンのGフェスではGシリーズのドライバーでデモンストレーションした時も、とにかく真っ直ぐ飛びました。インパクトでフェースをスクエアに戻せばアドレスの向き対して真っ直ぐ飛び、インパクトでフェースを開けば、構えた方向よりも右に打ち出されて真っ直ぐ飛び(プッシュアウト)、インパクトでフェースを閉じれば、構えた方向よりも左に打ち出されて真っ直ぐ飛び(プル)ました。

 

言い替えると、ピンのGシリーズに限らず、最先端のドライバーというのはインパクト時のフェース向きに対して、真っ直ぐ飛び、サイドスピンが大きく掛かりづらいのが特徴です。強いフックや、強いスライスを掛けるのが難しいクラブです。ドライバーで球を意図的に左右に曲げたい人の場合、最先端なドライバーよりも、最先端ではないドライバーの方が使い勝手がいいと思います。

 

最先端なドライバーが球を曲げづらい要因、それは慣性モーメントの大きさと、重心距離の長さにあります。昔のドライバーはヘッドが小さく、それに応じて慣性モーメントが小さく、かつ重心距離が短くなっていました。このためスイートエリアが狭く、芯を外すと距離が落ちるだけでなく、サイドスピンがかかりやすい分だけ左右に曲がりやすかったのです。

 

では、最先端なドライバーは誰にでも簡単に打てるドライバーなのか?

 

答えはイエスでもあり、ノーでもあります。

 

その理由については、次回じっくり説明しましょう~。

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いつもアナライズをご利用いただきありがとうございます。
アナライズでは、原材料費の高騰にともない、やむを得ず4月から以下の商品の価格を変更させていただきます。
今後もお客様にご満足いただけるよう、より良い商品開発に努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。

価格変更前の3月中にぜひお買い求めください〜(▼▼)b

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3月末まで:¥21,600
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マーク金井ブログ更新しています最新ドライバーの特徴とはhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=15527

マーク金井のアナライズさんの投稿 2016年3月19日


2016年03月16日ゴルフインストラクター(指導者)のスキルアップを図るとっておきの方法とは!?

昨日、3月15日は自営業者にとって避けて通れない日です。理由は単純、3月15日は確定申告の締め切り日。マーク金井は1990年からフリーになったので、今年で確定申告したのは27回目。夏休みの宿題も学校が始まる直前にやってましたが、確定申告も毎年ギリギリ。例年と同じく、今年も最終日に決算書と申告書を提出してきました。

 

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そして、毎週火曜日と言えば、インターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。今回はゴルフに熱中している、モデルの三枝こころさん。ゴルフにはまった理由、そして競技ゴルフに目覚めた理由についてじっくりと話を伺いました。三枝さんは現在ゴルフネットワークで放映中の「あすゴル!」にレギュラー出演、楽天GORAが提唱する、インターネットサイトの「楽ゴル」の初代イメージガールも務めてられてます。10ヶ月前にもゲスト出演していだきましたが、前回と比べると、ゴルフに対する熱の入り方が一気に増しているのには驚きました。

 

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マーク金井も1級のテストに合格したことでスノボに対してますます熱が入ってますが、
今回、バッジテストを受けて強く感じたことがあります。スキーもスノボも競技ではタイムを競うだけで、フォームの善し悪しはまったく関係ありません。その一方で、スキー、スノボには技術を検定してもらうバッジテストがあります。これはタイムを競うのではなく、滑りの善し悪し(技術)をジャッジが判定して合否が決まります。イメージ的にはフィギュアスケートに近いです。

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今回はスノーボーダー(プレーヤー)として1級のバッジテストを受験しましたが、技術認定の場はインストラクター(指導者)向けのモノもあります。技術選と呼ばれており、これはインストラクターが、滑りの技術を競う場です。毎年開催されており、毎年技術選で優勝した人が、デモンストレーターのトップに立ちます。

 

このバッジテストと技術選。

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ウインタースポーツだけでなく、ゴルフの世界でやってみるのもいいと思います。ゴルフもプロの試合は数字(スコア)を競います。フォームの善し悪しは関係ありません。アマチュアにしても、ゴルフの上手さを競うのは数字(スコアやハンデキャップ)です。いいスコアが出せる人が上級者となるわけですが、必ずしも、、、、、

 

 いいスコア=美しいスイング

 

とは限りません。スイングに問題あってもアプローチやパットが上手ければいいスコアが出ます。逆もしかりで、いくらいいスイングをしていても、アプローチやパットでミスをしでかす人は、いいスコアは出ません。なので、スコアやハンデだけではスイングの善し悪しを正確にジャッジすることは難しいのです。

 

ゴルフはスコアを競うスポーツであることは重々承知していますが、ゴルフの楽しみ方を広げるという意味では、スコア以外で競えるモノがあってもいいと思います。スキーやスノボと同じく、ゴルフでも1級とか2級のバッジテストをやれば、それを励みにしてゴルフのモチベーションを上げる人が増えてくると思います。

 

加えて、インストラクター(指導者)に対して技術選を実施すれば、インストラクター(指導者)も技術選が目標になって、自分のスイングを極める気持ちが高くなると思います。また、綺麗なスイングとはどんなものか、理にかなったスイングとはどんなものなのかを世に知らしめることもできます。

 

もちろん、バッジテスト、技術選は誰でも実施できるわけでありません。ゴルフに根を下ろし、ゴルフのプロフェッショナルの団体が実施してこそ意味があります。日本国内でバッジテスト、技術選を実施するのに適している団体は、多くのインストラクターを抱えているPGA(日本プロゴルフ協会)だと思います。

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PGAはゴルフ人口を増やすべく、様々な試みにチャレンジすると表明しています。いろんなアイデアが出ていると思いますが、スキー、スノボを見習ってバッジテストや技術選を実施の方向で考えていただけると嬉しいです。もちろん、ゴルフでバッジテストが採用されれば、マーク金井もまっさきに受験するつもりです~。

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新発売のマジックマリガンフェアウェーを始め、バンスソール採用で打ちやすさを追求したマジックマリガンユーティリティ、グリーン周りで絶大な力を発揮する、マジックマリガンチッピングユーティリティUT35をはじめ、アナライズオリジナルクラブを試していただける試打会を開催します。

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開催日時
3月19日(土) 15:00~18:00
3月20日(日) 15:00~18:00
3月27日(日) 11:00~13:00
14:30~18:00

開催場所 アナライズ神田スタジオ
http://www.analyze2005.com/?page_id=21

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e-mail yoyaku@analyze2005.com
担当 赤坂宛て

皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

マーク金井ブログ更新していますゴルフのバッジテスト っていうかこころちゃんカワイイhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=15492

マーク金井のアナライズさんの投稿 2016年3月15日


2016年03月10日超私的に検証!! 世界で一番難しいスプーンとは、どんなスプーンなのか?

屋内型 世界連盟公認のミニゴルフ(バーンゴルフ)、越谷パットサル36がいよいよオープンしました。昨日(3月9日)にオープニングセレモニーがあり、越谷市長もテープカットに出席。マーク金井もプレス席に座らせていただき、セレモニーに参加してきました。

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ミニゴルフ(バーンゴルフ)はパターゴルフと似ているようで、かなり違います。ホールは変化に富んでおり、通常のゴルフでは考えられないような障害物が数多く配されています。

 

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ミニゴルフはバーンゴルフとも呼ばれ、ゴルフのパターでカップインを狙うスポーツです。パターゴルフと異なるのは、コース上にさまざまな障害物が設置してあるため、ビリヤードのように障害物をクッションにして、カップを狙うことが出来ます。競技人口は世界で2000万人を超え、ヨーロッパを中心に20,000コースが設置されており、世界的人気が高まっています。「パットサル36」は、世界認定チャンピオンコース※1 を18ホール2コース(フェルトコース、エタニートコース)常設した、国内最大規模のミニゴルフ施設です。屋内型のため、天候や季節に左右されることなく、快適にミニゴルフを楽しんで頂けます。今後、日本選手権やアジア選手権大会日本代表選考会も、「パットサル36」での開催が予定されています。
(以上、越谷コミュニティプラザ株式会社からのリリースを引用)

 

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ミニゴルフは米国でプレーしたことが何度かありました。これが日本にあればいいなぁと思ってたのですが、ついに屋内でプレーできるようになりました。越谷ゴルフサル36はその名前の通り、36ホールのコース。どちらも本格的な世界連盟公認チャンピオンコースです。ちなみに国内でのミニゴルフ(バーンゴルフ)場はこれが2番目だそうで、最初にできたのが横浜バーンゴルフ場。こちらは屋外施設になっています。

 

ミニゴルフ(バーンゴルフ)場はまさに回転寿司のような感じです。道具はすべてレンタルできますし、普段着でプレーできます。越谷フットサル36での18ホールのプレー料金は大人800円、中学、高校、大学生600円、小学生が400円(レンタル料含む)。未就学児は保護者(大人)同伴ですと、無料でプレーできます。今回はお試し用の練習ホールと、1番ホールをプレーしてきました。

 

さて、今回のエントリーは世界一やさしいドライバーの第二弾で、世界一難しいスプーンについてです。先日、赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレーしてきましたが、その時、ドライバー3本に加え、スプーンを1本テストしてきました。それがこれっ、

 

マジックマリガン、3+プロトタイプ

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マジックマリガン3+は今年の2月からアナライズで市販していますが、この3+は似ているようで少し違います。見た目はソールのロゴが赤になっているぐらいですが、違いは他にもあって、世界で一番難しいスプーンです。

 

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マジックマリガン3+好評発売中

 

では、世界で一番難しいスプーンとはどんなクラブなのか?

 

スプーンはドライバーの次に飛距離が出る(出せる)クラブであり、地面から打つ時には一番飛ぶクラブです。言い替えると、スプーンに求められる性能は2つ

 

 

 飛距離性とボールの上がりやすさ

 

です。この2つの性能が高いほど、スプーンとしての戦闘能力が高くなります。しかしながら、ティアップしないで地面から打つスプーンの場合、飛距離性能とボールの上がりやすさというのは背反する要素で、飛び指数を上げるほどにボールが上がりづらく、そして上がりやすく設計するほどに飛距離が出づらくなるというジレンマを抱えています。飛びに特化すればボールは上がりづらく、それは「難しさ」につながります。逆に、やさしく上がることに特化すれば飛距離が出づらくなるのです。クラブメーカーも、この相反するジレンマを抱えながらクラブを設計、開発しています。

 

なので、世界で一番難しいスプーンというのは、、、、、

 

 ロフトがドライバー並みに少ないスプーン!!!!!

 

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のことです。ロフトをドライバー並みに少なくすれば、低スピン弾道がオーチマチックに打てます。加えて、ドライバーと同じく、スプーンも低重心に設計するほど、有効打点距離が長くなって、低スピン弾道で飛距離を伸ばせます。ただし、どちらも地面から打った時には、ボールが上がりづらくなってしまいます。

 

今回、試作したスプーン(マジックマリガン3+ プロトタイプ)は、極限までロフトを減らし、極限まで低重心に設計しました。ソールには3の数字が刻まれていますが、

 

 リアルロフトは11度!!!!!!

 

通常のスプーンのロフトは15度です。飛び系のスプーンで13度です。このマジックマリガン3+ プロトタイプはそれよりもさらにロフトが2度少なくて11度。これはアベレージ向けドライバーのリアルロフトと同じか、さらに少ないです。なので、ティアップして打ったら、ドライバーのような弾道でぶっ飛びます。アイアンもそうですが、スプーンもティアップして打つ場合は、ロフトが少ない方が飛び指数が上がります。

 

そして、マジックマリガン3+ プロトタイプは超低重心。ティアップして打つと、スイートスポットよりも上に当たりやすく、上に当たるとスピン量は2000~2300回転。ドライバーと比較してもスピンが少ないので、ティアップして打つとドライバー並みに飛びます。

 

反面、地面から打つとなると、ボールを上げるのが難しくなります。ロフト11度というのは、スプーンを打つというよりは直ドラとほぼ同じ。直ドラでボール上げられるぐらいのヘッドスピードがあるか、女子プロのように浅い入射角でヘッドを正確に入れる技術がないと、ボールは浮き上ってくれません。ヘッドの入れ方が悪いと、ボールは全然上がってくれませんし、飛距離も出ません。

 

今回、世界一難しいスプーンを作ったのは、実は、偶然の産物です。ロフト13度の飛び系スプーンを試作している時、偶然、そのひとつの金型から出来上がった試作クラブのロフトが11度だったのです。本来ならば製品化する予定ではありませんでしたが、ヘッド形状の出来映えがすばらしかったので、製品化に踏み切りました。それに、これで地面から打つ練習をすれば、普通のスプーンが5Wよりもやさしく感じるようになり、FWが上手くなると思ったからです。

 

世界で一番難しいスプーンは難しい反面、飛距離性能は特化しています。ティショットを3Wで打つ人や、3Wでティショットを打つのが好きな人にとっては、世界で一番飛ぶスプーンになってくれるのです~。

 

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マーク金井ブログ更新しています今度は世界で一番難しいスプーンって??http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=15448

マーク金井のアナライズさんの投稿 2016年3月9日


2016年03月09日世界で一番やさしいドライバーは飛ぶのか? それとも飛ばないのか?

昨日は恒例の早朝スノボ。いつものように朝イチの新幹線に飛び乗り、ガーラ湯沢に行ってきました。今シーズン19回目のスノボでしたが、昨年とかなり様子が異なります。シーズン当初から降雪が少なかったのですが、3月に入って急激に気温が上がっています。昨日も気温は10度近くあって、4月中旬並みの暖かさ。スノボウエアを着ているだけで汗をかくような陽気でした(笑)

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そんなわけですから、雪はザラメ。かき氷を溶かしたような上で滑るのですが、これが案外楽しめます。表面に水気がある方が板が気持ちよく滑ってくれるからです。転ぶと水浸しになるのが厄介ですが(笑)、転ばなければ春のザラメ雪はサーフィン気分で気持ち良くターンできます。

 

そして火曜日と言えば、インターネットラジオ、ソラトニワのレギュラー番組、「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア。昨日のゲストはブリヂストンゴルフ。新しいウレタンボール、ツアーB330xとB330sについてじっくりと話を伺いました。マーク金井はブリヂストンゴルフだJOKERを愛用してますが、JOKERは飛距離最重視のウレタンボール。対して、B330シリーズ飛びだけでなくスピン性能にもこだわったボール。前作に比べると、今回のB330シリーズは少しコアが硬くなり、打感がしっかりしています。330xと330sの違いは硬さの違いで、JOKERに近いのはB330xだそうです。今シーズンのボールはまだ決まっていませんが、打感がしっかりしているB330xはエース候補になりそうです。

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さて、今日も昨日の続きです。日曜日の赤羽薄暮ハーフで「重心距離がほぼゼロ」の試作ドライバーをコースでテストしてきました。打ったボールの数はたった2発でしたが、どちらも芯を喰い、絵に描いたようなドロー弾道。今までのクラブの常識から大きく外れた設計なので見た目は独特ですが、打つと、ビックリするくらい簡単に芯に当たり、簡単にドローが打てました。

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設計段階から「世界一やさしいドライバー」になると思ってましたが、実際に打ってみても、「世界一やさしいドライバー」でした。試作のファーストサンプルですが、修正点はほとんどありません。このままでも完成品になる仕上がりです。

 

 この世界で一番やさしいドライバー。

 

重心距離を極端に短いことで(10mm以下)、野球のバットやテニスのラケットのような状態に近づきます。その結果、芯で当てるのが簡単になるだけでなく、振り遅れづらくなります。構造的にインパクトでフェースが開きづらいので、簡単にドローが打てるのです。

 

ただし、ルールでセンターシャフトみたいなドライバーは「違反クラブ」とみなされます。パターはセンターシャフトでも適合クラブですが、ドライバーの場合、センターシャフトみたいな位置にネックを着けると非適合。R&AUSGAも「重心距離がほぼゼロのクラブはやさし過ぎる」から、ルール違反にしてしまっているのです。

 

 では、この「重心距離がほぼゼロのドライバー」にはデメリットはないのか?

 

やさしさという意味ではデメリットはありませんが、実は、飛びの性能に関してはデメリットがあります。ドライバーを含め、ゴルフクラブは、

 

重心距離は短いよりも、長い方が飛びに有利です!!!!!!!!!

 

例えば、同じヘッド体積、同じヘッド重量でも、重心距離が10mmのドライバーと、重心距離が40mmのドライバーを打ち比べると、どちらも芯を喰っても、重心距離が10mmの方が飛びません。マーク金井が打ち比べると(ヘッドスピード45m/s)と

 

 飛距離差は約5~10y!!!!!!

 

同じルール違反のクラブでも高反発は誰が打っても飛距離アップを望めますが、重心距離がほぼゼロのドライバーは決して飛ぶドライバーではありません。言い替えると、重心距離が長いドライバーを上手く使いこなせるゴルファーには、重心距離がほぼゼロのドライバーというのは「やさしいけれど飛ばないドライバー」なんです。

 

しかしながら、ミート率が悪い初中級者、スライスで飛距離を大きくロスしているゴルファーの場合、重心距離がほぼゼロのドライバーは飛ぶドライバーになる可能性を大いに秘めています。芯で当たらない人が芯に当たればボール初速が上がりますし、スライスの度合いが大きい人の場合、真っ直ぐ飛ぶ分だけエネルギーロスを軽減できます。なので、重心距離がほぼゼロのドライバーはやさしく飛ばせるドライバーになってくれます。

 

重心距離がほぼゼロのドライバーは高反発ドライバーと違って、誰が打っても飛ぶドライバーにはなりません。また、重心距離が長いドライバーを上手く扱える人には、メリットが少ないドライバーです。これらを考えると、近い将来、重心距離がほぼゼロのドライバーはルール違反から、ルール適合になる可能性も秘めていると思います。

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なぜなら、R&AUSGAもゴルフ人口の減少に歯止めをかけたい、ゴルファー人口を増やしたいと真剣に考えているからです。R&AUSGAも重心距離がほぼゼロのドライバーが飛ばないことを証明できれば(従来のドライバーに比べて)、クラブもボールと同じく初速制限でルールを定めるようになれば、重心距離がほぼゼロのドライバーがルール適合になってもおかしくないからです。

 

ゴルフはルールで使用クラブは14本以内と定められていますが、これとて昔からずっと同じだったわけではありません。もっとクラブの本数が多くてもよかった時代もありました。クラブに関するルールは時代によってけっこう柔軟に変わっていることを考えると、規制だけでなく規制緩和も大いにありえると、勝手に思っています。

 

重心距離がほぼゼロのドライバーは世界一やさしいですが、世界一飛ぶわけではありません。ゴルフの敷居を下げるのに飛び抜けた飛距離性能は必要ありません。ゴルフの敷居を下げるのに本当に必要なのは、初心者でも空振りしたり、チョロしないドライバー。初心者でもスライスに悩まないで打てるドライバーです。ボウリングのガーターを塞いだレーンのことをバンパーレーンといいます。それにちなんで、今回試作した重心距離がほぼゼロのドライバーをバンパーと名付けました~。

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ROUND1 webサイトより転載

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2016年03月07日超私的な仮説、世界で一番やさしいドライバーとは、どんなドライバーなのか!?

1月、2月はスノボに明け暮れ、ゴルフは一度もプレーしませんでした。そして昨日、今年の初打ちに行ってきました。神田から電車に乗って向かった先は、荒川河川敷の赤羽ゴルフ倶楽部。赤羽の駅ナカで鳥カツ丼をいただき、埼京線に乗り換えて浮間舟渡駅で下車。そこから徒歩7分ほどでクラブハウスに到着。スタート前に20分ほどアプローチ練習を行い、9ホールプレーしてきました。

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9ホールのプレーでしたが、持参したドライバーは3本。バッグの中には9本しかクラブが入っていないのに、その3分の1がドライバー(笑)。今年衝動買いしたナイキのヴェイパーフレックス(2015年モデル)テーラーメイドのM2、そして現在進行中の試作ドライバーのファーストサンプルです。ドライバーが振れるホールは6ホールだったので、それぞれ2ホールづつティショットで使いました。

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コースに出れば1発勝負ですので、それぞれのドライバーで打ったボールの数はたった2発です。たったの2発ですが、練習場で20発打つよりもクラブの性能をジャッジできます。理由は単純。練習場では打ち直しができる(何度も打てる)というメンタリティがありますが、コースではそうは問屋が卸してくれません。1ホールで打てるティショットは1発だけです。このメンタリティで打たないことには、クラブのポテンシャルを見極めることができないからです。

 

ナイキのヴェイパーフレックスM2は、予想通り低重心で低スピン弾道が打てました。
風が強かったこともあり、スピン性能、方向性をシビアにチェックでき、2本ともかなり戦闘能力が高いことが確認できました。どちらも気に入ったので、今シーズンのエースドライバーになりそうです。

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そして試作ドライバーのファーストサンプルですが、これは打つ前にかなりドキドキしました。というのも、今までのクラブの常識から大きく外れた設計をしているからです。一般的に市販されているドライバーというのは、ヘッドの端っこにネックが位置していますが、今回の試作ドライバーはヘッドのほぼ中央にネックが位置しています。いわゆるセンターシャフトのパターと同じような位置に、ネックが付いているのです。

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 なので見た目はかなり違和感があります!!!!!!

 

ですが、打ってみると、、、、、

 

 とてつもなく簡単で、なおかつとてつもなく簡単にドローボールが打てました!!!

 

設計段階から「世界一やさしいドライバー」になると思ってましたが、実際に打ってみても、「世界一やさしいドライバー」でした。試作のファーストサンプルですが、修正点はほとんどありません。このままでも完成品になる仕上がりでした。

 

では、何故にセンターシャフトみたいなドライバーは世界一やさしくなるのか?

 

それは重心距離がほぼゼロに近くなるからです。今回の試作ドライバーの重心位置を計測してみると、、、

 

 重心距離は10mm!!!!!!

 

ヘッド体積460ccで重心距離が10mmしかありません。完全なフェースバランスではありませんが(こういう風に設計しました)、シャフトの延長線とスイートスポット位置(重心位置)のズレは非常に少なくなっています。実は、これこそが「世界で一番やさしいドライバー」のタネと仕掛けなんです。

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体積460CCのドライバーの場合、重心距離は33~45mmぐらいあります。このためシャフトの軸線とスイートスポット位置はかなりズレています。重心距離は長い方がヘッドの回転エネルギーを利用でき、飛距離性能を高めることができます。反面、重心距離が長くなるほど振り遅れてインパクトでフェースが開きやすくなったり、シャフトから芯の位置がズレている分だけ芯で捕らえることが難しくなるのです。

 

重心距離を極端に短くすれば(10mm以下)、ゴルフクラブも野球のバットやテニスのラケットのような状態に近づきます。この方が振りやすいし(振り遅れづらいし)、芯で捕らえやすいと思ってました。実際、10年ぐらい前、地クラブメーカーのカムイさんから重心距離がほぼゼロのテストドライバーをお借りして打ってみたら、驚くほど簡単に打てましたし、芯で捕らえる確率もアップしました。そのヘッドはあまり大きくありませんでしたが(400cc以下)、やさしさが際立ってました。

 

カムイさんの試作ドライバーを元に、今回は体積アップして460cc前後で作ってみたら、
さらにやさしくなりました。見た目にヘッドが大きいので安心感があります。加えて、少しフックフェースにしたことと、リアルロフトが12度前後になるように作りました。この結果、やさしくボールが上がり、やさしくドローが打てました。シャフトを取り付ける位置を大胆に変更すると、嘘みたいに簡単に打てるドライバーが出来上がります。

 

 

では、なぜこんなにもやさしいドライバーを大手メーカーは市販しないのか?

 

ルールでセンターシャフトみたいなドライバーは「違反クラブ」とみなされます。パターはセンターシャフトでも適合クラブですが、ドライバーの場合、センターシャフトみたいな位置にネックを着けると非適合クラブになるのです。高反発ドライバーと同じく、センターシャフトみたいなドライバーは競技で使えません。なので、大手メーカーはセンターシャフトみたいなドライバーは「世界一やさしい」ことを分っていても、市販化に踏み切らないのです。

 

では、なぜマーク金井はルールに適合しないドライバーを作ったのか?

 

大手メーカーの中には、飛びに特化した高反発ドライバー(ルール非適合)を作りました。飛距離を求めるシニア層の夢を叶えるためです。対して、マーク金井はゴルフの離脱率を下げるためにセンターシャフトみたいなドライバーを作ることにしたのです。ゴルフを始めたばかりの人でも、簡単に打てるドライバーがあれば、離脱率を下げることができます。空振りやチョロが出にくいドライバー、スライスが出にくいドライバーがあれば、ゴルフを続けたくなる人が増えると思っているからです。

 

ゴルフを始めたばかりの人にとって、本当に必要なのはゴルフが楽しくなると思えるクラブではないかと思っています。もちろんこれも仮説です。仮説ですが、トライする価値は大いにあると思ったから、試作し、そして打ちやすいことが検証できれば、制作販売することにしたのです。

 

ちなみに、この「世界一やさしいドライバー」は、今のところ、ゴルフショップに並べてもらって販売する予定はありません。ゴルフショップよりも初心者が訪れる場所、ゴルフ練習場の「レンタルクラブ」として置いてもらうと考えています。ゴルフの超初心者に使ってもらいたいと思っているからです。

 

ゴルフの新規顧客を増やす方法はいくつもあると思いますが、新たにゴルフを始める人にとって一番必要なのは、やさしく打てるクラブは必要不可欠だと思っています。今日、テストしてみて、このセンターシャフトみたいなドライバーは新規顧客にきっと喜んでもらえると確信しました。

 

ちなみに、このセンターシャフトみたいなドライバーは、将来的にルール適合になる可能性も秘めています。その理由は、折を見て説明したいと思います~。

 

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