カテゴリー: ゴルフ業界情報
2016年10月09日超私的な海外レポート、アジアパシフィックアマチュア選手権2016
アナライズからお知らせ! 10月4日に、今年2冊 目の著書「一生役立つ ゴルフ超思考法」(マイナビ出版1380円+税)が発売され ました。スコアアップに必要な練習の仕方に始まり、コースに出た時のスコアの まとめ方について、具体的な方法を紹介してます。レッスン書ではなく、ゴルフ 上達の指南書です。 マーク金井は前々から「スコアメイクにはナイスショットは必要ない」と言って ますが、その理由もかなり詳しく書いてますので、ご一読いただけますと嬉しい です。 さて、今回は単行本の出版を記念したキャンペーンを実施致します。期間は10月 10~20日迄。アナライズの商品を1万5000円(税込)以上お買い上げのお客様、先 着50名様に著者サイン入り「一生役立つゴルフ超思考法」を1冊プレゼントさせて いただきます。ぜひともこの機会にスコアアップに役立つ練習器具、クラブのご 購入をお待ち申し上げます。
金曜日から1泊2日で韓国に行ってきました。目的はこれっ!!
2016 Asia-Paccific Amateur Championship
JACK NICKLAUS GOLF CLUB
(2016 アジアパシフィックアマチュア選手権)
10月6~9日
アジアの大会ではアジアアマが歴史ある大会です。このアジアパシフィックアマチュア選手権は2009年からの開催。まだ歴史はそれほど長くありませんが、優勝するととてつもない資格を得られます。優勝すると、なんと、なんと、なんと、翌年の
マスターズに出場できます!!
米ツアーで活躍する松山英樹選手は、2010年、2011年にこの大会に優勝してマスターズに出ました。ちなみに、優勝者と準優勝者は翌年の全英オープンの最終予選に出る資格を得ることができます。マスターズ運営委員会、R&Aもこのアジアパシフィックアマチュア選手権の運営にかかわっているからなせることですが、逆に言うと、この2つの団体は、アジア、オセアニア地域を強く意識していることも窺えます。もちろん、現地にはマスターズ委員会のお偉いさんも足を運んで観戦してました。
大会会場となるジャック・ニクラウスGCですが、場所は仁川空港から約20分。埋め立て地の海岸そばに18ホールが配されたシーサイドコース。東京都の若洲GLと同じようなロケーションですが、コースの雰囲気はこれでもかってぐらい違います。ニクラウス設計のコースは典型的なアメリカンスタイル。池、バンカーがダイナミックに配されて、フェアウェイは英国リンクスのように凸凹。グリーンはポテトチップスのようなうねりがあります。現地のアマチュアからは「難し過ぎる」と評判のコースだそうです。
コースの雰囲気は今週国内男子ツアーが開催されている石岡GCに似ていますが、難易度は石岡よりも3割増しぐらい。距離は7062ヤードと長くはありませんが、ティショットは池が効いてて気楽に打てません。セカンドショットは点で狙うことが求められ、アンジュレーションの大きなグリーンを攻略するスキルが求められます。
そして日本のコースと決定的に違うのが芝。グリーンだけでなく、フェアウェイ、ラフとも洋芝。高麗芝や野芝と違って、洋芝はダフりのミスにシビアです。加えてラフ洋芝なれではの粘りがあるので、距離感、方向性をコントールするのが厄介です。コースを歩いた感じだと、フェアウェイは洋芝で地面が固め、ラフはそれほど深くありませんが、洋芝ならではでヘッドが芝に絡みやすい。グリーンは適度に早く、スティンプメーターで10.5~11.5フィート前後ぐらいに感じました。
日本選手が世界で活躍するには難易度が高いコースで試合することが必要だと言われてますが、それ以上に大事なのは芝への対応能力でしょう。国内では北海道はフェアウェイもラフも洋芝です。北海道での試合が増えれば、日本選手も海外での適応能力が高くなると思います。
3日目を終えて、オーストラリア勢が頭一つ抜け出してますが、これは想定内の出来事です。少し前の世界アマチュアチーム選手権でもオーストラリアは優勝。アマチュアの世界では、欧米ではなくオーストラリアが世界を牽引しています。もちろんプロの世界でもオーストラリアには世界のトップランカー、ジェイソン・ディ、アダム・スコットらが活躍しています。
少し前のブログでも書きましたが、マスターズや世界のメジャーを制するためにはプロの活躍もさることながら、アマチュアが活躍しないことには話になりません。日本の女子には世界ランク50位以内に2名の選手がいますが、日本の男子には世界ランク100位以内はひとりもいません。これが我が国のトーナメントゴルフの現実です。
このままでは、日本のゴルフ界は世界のゴルフ界から取り残さることはあっても、世界のトップに君臨することは宝くじに当たるよりも確率は低いでしょう。
3日目を終えて、大阪学院大学4年生の亀代順哉選手が単独3位につけています。現在、彼の世界ランクは160位台です。今年の日本アマに優勝してますが、それでも世界ランク100以内ではありません。明日の最終日、優勝すればマスターズ行きの切符を手に入れられますが、それ以上に大事なこのは上位でフィニッシュし、世界ランク100位以内に入ることです。
そして、もうひとつ強く感じたのが施設です。ジャック・ニクラウスGCのクラブハウスのすぐ隣にはマスターズトーメンと同じくらい立派なメディアセンターの建物があります。プレスルーム、インタビューエリア、大会運営本部、その他、運営に関わる部署がひとつの建物に収まります。昨年、プレジデントカップが開催されたそうですが、この施設があればメジャー競技も開催可能でしょう。メディアに対するリスペクトの大きさを肌で感じ取ることができました。
今回は1泊2日と弾丸スケジュールでしたが、現地に行ってアジアパシフィックアマチュア選手権を観戦できて非常にラッキーでした。世界に通用する選手に必要なことは何かを肌で感じ取れたからです。このブログがアップされる頃には、ホンマツアーワールドカップが開催される石岡GCにいるかと思います。見かけたらお声がけいただけるとうれしいです~。
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2016年10月02日超私的な考察、2020年東京五輪のゴルフ競技で日本は金メダルを取れるのか!?
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あっという間に気がついたら10月です。今年も残すところ3ヶ月になりましたが、野球はこれからクライマックスシリーズ、そして日本シリーズがあります。ゴルフも国内男子ツアーは12月にかけて毎週開催。トップ杯東海クラシック開催中、今週末はホンマツアーワールドカップ、日本オープン、そしてブリヂストンオープンと続きます。マーク金井も今週からはできるだけツアー会場に足を運び、ツアー選手のクラブ、シャフト、練習風景をこのブログでレポートしていくつもりです。
さて、このトーナメント観戦。プロの試合もいいですが、アマチュアの試合にも興味があります。いくつかアマチュア競技も観戦しましたが、見応えあったのが2014年、軽井沢72東で開催された世界アマチュア選手権。これからプロになって活躍しそうな選手を観ることができますし、スイングとお国柄、クラブとお国柄についても生で見聞きできます。アイアンの長さがすべて同じ(同一レングスアイアン)というデシャンボーも、軽井沢で観ました。彼は米ツアーのシード権を取りましたし、今年のブリヂストンオープンにも招待選手として出場します。
野球の世界もそうですが、ゴルフの世界においてもアマチュアのトップ選手はプロの世界でも活躍するケースが目立ちます。言い替えるならば、アマチュアのレベルが高い国は、プロのレベルも高くなる可能性大です。2020年の東京オリンピックではリオに続いてゴルフが正式競技になっていますが、現在、アマチュアで活躍している選手が東京五輪でメダル争いする可能性も高いでしょう。
では、どこの国のアマチュア選手のレベルが高いのか?
プロと同じく、アマチュアにもワールドランキングがあります。直近(9月25日)のデータを調べてみると、日本選手は上位に1人もいません。男子はトップ100位以内に入っている選手は皆無です。女子は男子よりもレベルが高くて、トップ50位に2名の選手が入っています。そして、このランキングが裏付けているように、先月開催された世界アマチュア選手権(開催国メキシコ)の結果でも、日本は優勝争いに絡んでません。リオオリンピックと同じく、女子選手の方が順位が上です。
女子チームは8位
男子チームは24位
世界ランキング通りの結果です。ここ数年、世界ランキングのトップにいるのは欧州勢と米国。そしてアジア勢です。アジア勢では韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、そして中国の選手が、日本選手よりも上にいます。ちなみに2014年、軽井沢で開催された世界アマチュア選手権での日本の成績は、、、、
女子チームは8位(首位と15打差)
男子チームは29位(首位と26打差)
2014年の世界アマ男子で優勝したのは米国チーム。ブリヂストンオープンに出場するデシャンボーはその1人でした。
2年前も現在も、アマチュアの世界での日本のランキングは変わっていません。日本は世界で3番目にゴルフ場が多い国であるにも関わらず、アマチュアの世界ではゴルフ強豪国ではないのが現状です。プロの世界では、松山英樹選手が世界ランキングの上位に名前を連ねていますが、彼以外では世界ランク50位以内の選手は1人もいません。
ちなみに、アジアナンバーワンのアマチュアを決める「アジアパシフィックアマチュア選手権」の歴代チャンピオンを調べてみると、
2009年 ハン・チャンウォン(韓国)
2010年 松山英樹(日本)
2011年 松山英樹(日本)
2012年 グアン・ティンラン(中国)
2013年 イ・チャンウ(韓国)
2014年 アントニオ・マーダカ(オーストラリア)
2015年 ジン・チェン(中国)
やはり松山選手の活躍が際立っています。東京オリンピックまであと4年しかありません。現状のプロの世界ランク、アマチュアの世界ランクから推測すると、メダルに一番近い選手は松山英樹プロただひとりと言わざるを得ないです。
10月6日から韓国のインチョンにあるジャック・ニクラウスGCにて2016年の「アジアパシフィックアマチュア選手権」が開催されます。日本勢は6名出場。今年の日本アマチュア選手権を制した亀代順哉、同大会2位の比嘉一貴、同大会3位Tの金谷拓実、さらに同大会3位Tの小斉平優和。2年連続出場となる石徳俊樹やアメリカ在住の大西魁斗らが出場を予定しています。松山英樹プロ以来の日本人チャンピオンは誕生すれば、東京五輪でメダルを狙える選手が登場する可能性大です~。
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2016年09月07日超私的な提案、2016年東京五輪、若洲開催を実現するために必要なこととは?
毎週火曜日は、週刊ゴルフダイジェスト、週刊パーゴルフの発売日。両誌とも企画が盛りだくさんで読み応えがありますが、今週、気になったのが週刊GD活版企画、、、
東京五輪 ふさわしいコースとは?
緊急座談会
座談会の参加メンバーは、大西久光氏、タケ小山プロ、佐藤信人プロの3名。大西氏はトーナメントディレクター、小山プロは現役シニアプロ、佐藤プロはリオ五輪では現地でテレビ解説を務めているツアープロです。
記事の中で大西氏は軽井沢72を推挙してます。新幹線を利用すれば軽井沢まで約1時間ほど。加えて、ホテルやレストランの施設が整ってます。小山プロと佐藤プロが推挙しているのが、
現時点では霞ヶ関CCが東京五輪の開催コースになっていますが、若洲の魅力は立地。若洲は都心からもっとも近距離なコースです。立地は申し分ありません。加えて、パブリックコースなので、開催後、誰でもプレーできます。条件的には申し分ありませんが、若洲には決定的な問題点があります。
まずちゃんとした練習場がありません。加えて、ゴルフ競技に必要なメディアセンターを作る場所もありませんし、関係者用の駐車場を確保できる場所もありません。ホールとホールの間のスペースもそれほど広くないので、ギャラリースタンド設置もしづらい。スペース的なことを考えると、現状のでの若洲開催は厳しいと思います。
ただしウルトラCがひとつあります。それは、9ホールでの開催です。18ホールのコースを9ホールのコースに改造すれば、一番のボトルネックである用地が確保できます。9ホールのコースに仕立て上げることで、広大な練習場を作れますし、大きなスタンドも設置できます。メディアセンターも作れますし、協議関係者用の駐車場も作れます。
R&A、そしてUSGAではすでに9ホールゴルフを提唱する運動は始まっています。欧米でもすでに「ゴルフは時間がかかり過ぎる」ことが問題になっており、9ホールプレーを推進しています。時短の流れを考えれば、世界に先駆けて東京オリンピックで9ホールゴルフを提唱するのは大いにありです。
9ホールでもゴルフの場合、競技時間は2時間あります。これはマラソンとほぼ同じ。柔道やレスリングは1試合数分。陸上の100Mならば10秒ちょっとで勝負が決まります。これらの競技と比べれば、ゴルフは9ホールでもかなりの長時間競技です。
ちなみにボクシングは世界タイトルマッチは10ラウンド以上しますが、オリンピック(アマチュアボクシング)では、たった3ラウンド。たったの3ラウンドで金メダルが決まるのです。それを考えてみても、ゴルフが9ホールに短縮されても、ゴルフをやらない人からみれば、十分に競技時間が長いと思います。
そして、そして若洲を9ホールにすると、もうひとつ大きなメリットがあります。9ホール専用、ナイタープレーが可能になれば、練習場に行くような感じでゴルフプレーを楽しめます。ゴルフに行くハードルが下がります。これぞゴルフ人口を増やすことにもつながるのです。ちなみに、関係者用の駐車場やメディアセンターの跡地には、初心者が手軽に楽しめる、パー3コースを作ればいいんです。これもまた、ゴルフのハードルを下げることににつながると思います。
今の所、若洲開催をアピールする有識者で9ホール開催を提言している有識者はひとりもいません。ボクシングはプロの場合、10ラウンド以上しますが、オリンピックはわずか3ラウンドの試合で金メダルが決まります。ゴルフの未来を考えるならば、世界にさきがけて日本が9ホールプレーを提唱するのは大いにアリだと思います~。
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2016年08月29日超私的なランキング、今でも戦闘能力が高いナイキのゴルフクラブ トップ5
昨年のこの時期はカメラ収集に嵌まり、中古カメラ屋でしょっちゅう買ったり売ったりしてました。カメラに興味を持つまでは「値段=性能」「レンズの明るさ=性能」「センサーの大きさ=性能」と思ってましたが、実際はそうとも限りません。メーカーによって色の再現性は異なりますし、同じF値でも、レンズによって写り方がかなり異なることが分りました。カメラの場合、スペックは大事な要素でありますが、スペックに現れない要素があることも知ることができました。
今、メインで使っているカメラはコンデジのRX-1R。現行モデルのひとつ前ですが、コンパクトなサイズ感、レンズの明るさ、接写性能、そして解像感が気に入って使っています。RX-1Rには最新モデルのRX-1R2というモデルがありますが、今の所、購入予定がありません。このカメラは解像度が高すぎて、画像サイズが最小でも10メガを超えてしまうからです(でも、実物を手に取ったら衝動買いしてしまいそう、、、笑)
さて、今回のエントリーは超私的なナイキのゴルフクラブ・ランキングです。タイガー・ウッズのプロ入りとともにゴルフクラブ業界に参入したナイキが、今年限りでゴルフクラブ・ボール・バッグから撤退することを発表しました。現在販売されているVAPOR FLYシリーズが、ナイキの最終モデルとなります。
そこで、これまで発売されたナイキのクラブの中から、超私的にトップ5をランキングしてみたいと思います。
第5位 ナイキ プロコンボアイアン(2003年)
ロング、ミドルアイアンはキャビティ構造で、ショートアイアンになるとブレード形状。時代を先取りしたアイアンす。ヘッドは軟鉄鍛造構造でライ、ロフトが調整できます。番手でデザインが変わる、凝ったアイアン。バックフェースのデザインもシンプルで、ナイキらしさを感じるアイアンです。
第4位 初代サスクワッチ460ドライバー(2006年)
発売直後に購入し、2年ぐらい使ってました。同じラインにツアーというモデルもありましたが、何故か普通のサスクワッチの方が重心が低く、低スピン弾道が打ちやすく仕上がってました。クラウン後方がツートンカラーになっており、視覚的に投影面積が小さく見えるようにデザインされてました。やさしさは今でもトップクラスです。
第3位 T-100ユーティリティ(2004年)
ソールにタングステンが100gも埋め込まれた低重心ユーティリティ。フェースが面長で重心距離が長めなのが気に入って使ってました。かなり昔のモデルですが、フッカーには相性がすこぶる良いです。
第2位 メソッドコンセプトパター(2012年)
独特な異形デザイン。ワザと売れないパターをだしたのか?と突っ込みを入れたくなります、、、、、
この形状、人間が本質的に好むシンメトリーとは無縁ですが、非常に構えやすく、カッコイイと感じます。まるで故岡本太郎に通じるかっこ良さ。先入観を持たず、このパターを持つと実に構えやすいんです。そしてストロークしやすいのだ。フェイスバランスであり、シャフトのベント(曲げ)の具合もGOODです。シャフトを2ヶ所曲げて(ダブルベント)ライ角と、オフセットをつけるのだが、ライ角は僕の好きなアップライト。オフセットは、シャフト1本分、とシャフト半分というモデルが多いが、これはシャフト三分の二のオフセット。非常にいい具合に曲げてあります。これまでのナイキのゴルフプロダクトの中で、もっともナイキらしい革新性を感じるのが、このパターです。もちろん、現在も所有してます。
第1位 T-40ツアーFW(2003年)
タイガーも愛用した超低重心ぶっ飛び系FW。ソールにタングステンが40gも埋め込まれ、恐らく市販FWの中でももっとも低スピン弾道が打てるFWでしょう。ロフト15度でティアップして打つと、スピン量は2500回転前後。ドライバーのような弾道が打てます。地面から打つと、これでもかってぐらいボールが上がりづらいFWですが、アゲンスト風が吹いても吹き上がらない強い弾道がオートマチックに打てます。15度はティショット専用って感じですが、19度の5Wは地面からでも打ちやすく、低スピンでぶっ飛ぶ弾道が打てます。5年ぐらい使いましたし、もちろん、現在も所有しています。
こうやって振り返ってみると、少し前のナイキのクラブが相当好きでした。オールマイティーな感じではなく、オリジナリティ溢れるモノ作りがなされていたからです。ナイキがゴルフクラブ事業から撤退するのはものすごく残念ですが、これからもナイキのゴルフクラブは多くのゴルファーから愛されて使い続けられるでしょう~。
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- 9月4日
- (日)4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円
- レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
- 9月22日
(木)ストレッチパッドセミナー カラダが変わればスイングも変わります11時開始〜時間は1時間30分 / 料金:5,000円 (当日ストレッチパッドをお買い上げ頂いた方は2000円引き)/ 人数:6名限定 - 参加資格は、確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)
- 講師はもちろん、ストレッチパッド開発者の背筋ピン助先生です。場所は神田アナライズ。
お申し込みは yoyaku@analyze2005.comお名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
2016年08月28日超私的な試打インプレッション、ナイキ ヴェイパーフライ 3+(13度)
台風の影響で多くのゴルフ場が被害を受けていますが、マーク金井がしょっちゅうお世話になっている赤羽ゴルフ倶楽部にも大きな傷跡を残しています。18番ホールには大きな木が何本かありますが、その1本が無残にも真ん中からぐにゃりと折れ曲がっていました。高さ10メートルを超える木が折れるなんて、、、、改めて自然災害の脅威を強く感じました。
さて、今週は2度、薄暮で9ホールプレーしました。水曜日は9月末に発売予定のゴルフ単行本の撮影後にラウンド、金曜日はアナライズから発売予定のクラブの最終テストでラウンド。どちらも、もちろん14本なんて使いません。ハーフセットです。その中には、テスト用クラブが必ず入っています。水曜日にバッグに入れたクラブは、、、、。
つるやゴルフ神田駅前店で購入。お値段はなんと、、、1万2000円。ナイキがゴルフクラブ事業(アパレル、フットウェアは継続)から撤退することもあって2016年モデルなのにもかかかわらず超バーゲン格安価格です。値段がとびきり安かったのも魅力ですが、買い物心をくすぐったのがスペックです。
ロフト13度(可変式12~14度)
フェース向き1度オープン
総重量 325g
シャフト重量 60g
ライ角 スタンダート57度、アップライト60度。
ロフトが立っている3Wが好きなのに加えて、重い方の純正シャフトの重量が60g。FWに軽いシャフトが装着するメーカーが多い中にあって、ナイキはかなり骨太なクラブを純正品としてラインアップしています。これならわざわざリシャフトしなくても使える点が気に入りました。加えてライ角を調整できる点もGOOD。FWは地面から打つクラブ。ライ角が合っていないと打ちづらいからです。
購入後、すぐに神田のスタジオでクラブを計測してみると、
リアルロフト11.75度(表示13度)
フェース向き1度オープン
総重量 324.5g
ライ角 スタンダード57.25度、アップライト60.25度
振動数 265cpm
ロフトはメーカー値よりも少ないですが、それ以外はメーカー公称値と、実測値に差がありません。かなり真面目に作られたクラブであることが、数値から窺えます。シャフトは純正の重い方をチョイスしました。重さが60gと適度にあるのに加えて硬めです。アフターマーケット用のSとほぼ同じ硬さ。スペック的には50歳以上のシニアゴルファー向けではなく、一般男性若者向けに仕上がってます。
では、肝心の打ち心地、ボールの飛び方はどうなのか?
ティアップして打つと、リアルロフトが少ないせいもあってボールはそれほど高く上がりません。極端な低重心ではないので低スピン弾道ではなく、フワッと浮いた浮いた球が打てる3Wです。ティショット用で使うと安定したキャリーが出てくれます。ちなみに、地面からだと低めのライナー弾道。スピンは適度にかかってくれますが、ロフトが少ないのでボールが高く上がる感じにはなりません。地面から高弾道を打つにはかなりのパワーが求められます。
試打して印象に残ったのがフェースの弾き感と上下の打点の強さ。ソールのフェース側に大きな溝があるのが影響しているのでしょう。フェースの弾き感が強く、芯を少々外しても反発が落ちません。フェースの下側でヒットした時でも、ボールの打出し角があまり低くならず、気持ち良く飛んでくれます。
捕まりに関してはニュートラルですが、普段使っているテーラーメイドのM2などに比べると、捕まりが良いです。真っ直ぐ打つ感じでスイングすると軽いドロー弾道。フェースの向きやややオープンですが、ドローが打ちやすいFWと言えるでしょう。
シャフトはかなり骨太です。。手元側の剛性が高く、かつ中間部分も軟らかくありません。スイング中にシャフトがしなり量は少なめで、しっかり叩けるシャフトです。使いこなすにはヘッドスピード44m/s以上必要な感じがします。個人的には、重さはちょうどいいですが、フレックスはもう少し軟らかい方がタイミングが取りやすくなるような木がします。もしくは、切り返し時に手元側が少ししなってくれた方が扱いやすいです。
今回はロフト13度(3+)を購入しまいたが、ヴェイパーフライには3Wだけで、15度と17度がラインアップされています。17度は3HLの表記が示されているように、高弾道が打ちやすい3Wです。
クラブの完成度としては、FWらしいスピンがしっかり入るタイプで、FWらしい弾道が打てます。FWでボールが上がりづらい人、FWで浮いた球を打ちたい人には、安心してお勧めできるモデルです。純正シャフトもSで58gと適度な重量があるので、ドライバーのシャフト重量が50gの人にちょうど良く仕上がっています。
鮮やかなブルーのヘッド色(グリップも同じ色)は好みが分かれそうですが、クラブとしては戦闘能力が非常に高く、コストダウンされて作られた感じも微塵もありません。コストダウンされたクラブはシャフトやグリップを見ればすぐに分りますが、このヴェイパーフライFWに装着されているシャフトは三菱レイヨン製、グリップはゴルフプライド製です。
これほど真面目に作られたFWが1万2000円が手に入るというのはなんともいたたまれませんが、少なくとも日本国内では「ゴルフクラブが供給過剰」になっていることだけは間違いないと思います~。
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- レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
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(木)ストレッチパッドセミナー カラダが変わればスイングも変わります11時開始〜時間は1時間30分 / 料金:5,000円 (当日ストレッチパッドをお買い上げ頂いた方は2000円引き)/ 人数:6名限定 - 参加資格は、確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)
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