マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフ業界情報

2023年03月06日超私的な考察  ドライバーの振りやすさに影響が大きいのは○○○重量です!?

マーク金井のヤングタイマーシリーズ

 


3月に入ってスノーシーズンも終盤戦に入ってきました。スノボはあと数回滑りにいくつもりで、スキーも2回ほど行こうかと思っています。加えて、今週金曜日からはジャパンゴルフフェアがパシフィコ横浜で開催されます。もちろんマーク金井も会場に足を運び、今のところリンクスブッシュネルゴルフのブースでトークショーを予定しています(トークショーはどちらも土日開催です)。

 

 

ゴルフフェアの会場には新しいクラブ、新しいシャフトが展示されてます。来場者向けに試打やフィッティングを行うメーカーもあるかと思いますが、ちょっともったいないなぁと思うことがあります。

 

 

 

 

ゴルフクラブは、ヘッド、シャフト、グリップの3つのパーツで構成されています。

 

 

 

 

シャフトとグリップに関しては重さを選ぶことができますが、ヘッドに関しては重さがほぼ決まっています。

 

 

 

 

可変ウエイトが付いているドライバーも数多くありますが、今の所、ヘッドの重さを選ぶことを推奨している大手メーカーはほとんどありません。

 

 

 

 

 

シャフトの重さに関しては豊富なバリエーションはあるのに、ヘッドの重さに関してはひとつというところばかりです。

 

 

 

 

超私的なことを言わせてもらうと、シャフトの重量と同じぐらいヘッド重量は、振りやすさに大きな影響を与えます。マーク金井の場合、シャフトによっても適正重量がことなりますが、ドライバーのヘッド重量は195~202gの間で調整しています。

 

 

 

 

 ちなみに同じヘッド重量でも、重心距離が短いほど振った時に軽く感じ、重心距離が長くなるほど振った時に重く感じやすくなります。

 

 

 

 

 

 

ゴルフクラブの振りやすさというのは総重量だけでは決まりません。ヘッド重量、シャフト重量、グリップ重量をいかようにするかでも振りやすさは異なってくるのです。

 

 

 

マーク金井が使っている短尺スチールドライバーは総重量が365g前後。タイガー・ウッズが使うドライバーよりも重いですが、振りづらさを感じたことはありません。長さを43.25インチと短くし、ヘッド重量を少し軽めにしています。加えて、グリップ重量も通常よりも15g重くしているので、相対的にヘッドが軽く感じるように調整しているからです。

 

 

 

ゴルフクラブに振りやすさを求めるのでしたら、シャフト重量だけではく、ヘッド重量やグリップ重量にもこだわることを強くお勧め致します。

 

 

 

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2023年02月03日超私的な考察  なぜ今どきのドライバーはカーボン素材を多用するのか!?

 

素人のゴルフのある意味極意かもしれません↓


お正月休みが明けたかと思ったら、もうすでに2月に入っています。この時期は寒さがもっとも厳しく、ゴルフをするのには防寒対策が欠かせません。今年は、ウールの靴下、ウールのタイツ、ウールのシャフトを新たなアイテムとして投入してますが、これが大当たり。ウールは油分を含んでいるからでしょう。かかとのひび割れに悩まされることがなくなました。そして汗をかいた時にも乾きやすく、汗冷えしなくなりました。

 

 

 

 

今さらながらウール(メリノウール)繊維のありがたみを感じておりますが、唯一気になるのは毛玉ができやすいこと。ウール繊維は選択を重ねるごとに毛玉が増えてくるのを避けられません。繊維の特性だから致し方ないとはいえ、この点だけは少しモヤモヤしています。

 

 

 

 

防寒用のアンダーウエアでは化学繊維と天然繊維とを選ぶことができます。どちらにもメリット、デメリットがあるから併売されているのだと思いますが、ゴルフのドライバーに関しても2つの素材がしのぎを削っています。

 

 

 

 

今どきのドライバーヘッドに使われる素材は、、、

 

 

 

 

 ・ひとつは金属素材のチタン
 ・もうひとつは炭素繊維のカーボンです

 

 

 

 

 

 近年はチタンとカーボンを組み合わせたドライバーヘッドが多いですが、フルチタンもあります。対してフルカーボンのドライバーはかつてはありましたが、今はありません。

 

 

 

 

テーラーメイドのステルス2にしてもキャロウェイのパラダイムにしてもカーボンとチタンの両方の素材を使っています。ちなみに、ステルス2は前作よりもカーボンの専有面積を増やし、パラダイムは極薄カーボンを筒状にしてヘッドの中央部分に採用しています。

 

 

 

 

 

カーボンは比重が軽く設計の自由度が上がるとメーカー側はアピールしています。たしかに、金属のチタンに比べるとカーボンの方がはるかに比重が軽く、カーボンの専有面積を増やした方が余剰重量を生み出せ、設計の自由度を上げられます。

 

 

 

 

ただし、カーボンとチタンを組み合わせてヘッドを作れば、それだけで慣性モーメントが大きくなるとは限りません。物体(ヘッド)の外周に重量を多く配することで慣性モーメントの数値は大きくなりますが、カーボン素材を採用せずとも数値を大きくすることは可能だからです。

 

 

 

 

実際、かつてのナイキのドライバーはフルチタンのヘッドでルール上限の慣性モーメントを達成しています。

 

 

 

 

では、なぜヘッド素材にカーボンを多用するドライバーが増えているのか?

 

 

 

 

超私的に設計の自由度に加え、新しさをアピールできるからではないかと思っています。別言すれば、フルチタンだと目新しさを出すのが困難になってきたのでしょう。フルチタンドライバーが市場を席巻したのが1993年前後。すでに30年以上経過しているわけですから、、、、、

 

 

 

 

ゴルフクラブに限りませんが、新製品には目新しさが欠かせません。カーボン素材というのは素材そのものにもメリットがありますが、加えて、チタンよりも目新しさをアピールしやすいという点も見逃せないのです。

 

 

 

 

2023年の新作ドライバーは足並みを揃えるかのように、チタンとカーボンを組み合わせたヘッドになっています。もちろん各社とも、それぞれ独自性を出したモノ作りがなされてますが、慣性モーメントの数値や重心特性を計測してみると、見た目ほど大きな差はありません。ヘッドの性能に関しては、30年前よりも現在の方が同質化しつつあるのです。

 

 

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2023年01月09日超私的な考察  2023年新作ドライバーはますます「1発の飛び」に特化する!?

禁断予想しています! メーカーさんゴメンナサイ


1月4日に赤羽ゴルフ倶楽部にて初打ちをすませ、1月6日にガーラ湯沢にてスノボの初滑りをすませてきました。ちなみに、1月5日は中山競馬場にて金杯をライブ観戦してきました。

 

 

 

この3連休が終わると、米国メーカーの新製品記者発表が立て続けに催されます。テーラーメイドキャロウェイ、そしてG430を出したばかりのピンからも新しいクラブが出るみたいです。

 

 

 

 

すでにSNSで画像がアップされていますが、テーラーメイドはステルスシリーズの2代目となるステルス2、キャロウェイからはまったく新しいブランドとなるパラダイムが出ます。

 

 

 

画像を見る限りではステルス2は初代同様、カーボンフェースが採用されたカーボンウッドでしょう。パラダイムに関してはフェース側がチタンで、ボディがカーボンのコンポジット構造でしょう。画像を見る限りでは、2010年に登場したFTツアーと構造が非常に似ている感じがします。ちなみにピンは今の所、SNSには何の画像もアップがなされていません。


 

 

2023年もテーラーメイドキャロウェイがクラブ業界を牽引すると思われますが、どちらも強くアピールするのは「さらなる飛び」でしょう。これまでもそうですが、飛距離性能が高いクラブの方が売れるからです。

 

 

 

 

 

では、どんな風に飛びの性能をアップさせているのか?

 

 

 

 

 

 超私的に予想するのは、ショップで試打した時に「1発の飛び」が出るドライバーが増えるような気がしてます。

 

 

 

 

近年はゴルフショップで試打するのが当たり前になり、ショップには弾道計測器が完備されています。このため、ゴルファーは一番飛ぶクラブはどれなのかが、感覚ではなくて数値で分ってしまうからです。

 

 

 

 

そして、多くのアマチュアゴルファーは、今まで打ったことがない飛距離が出るクラブに魅力を感じ、今まで打ったことがない飛距離が出るクラブを買い求めるからです。

 

 

 

 

 

弾道計測器が普及したことにより、感覚ではなく数値で飛距離に関するパフォーマンスを比べることができるようになりました。クラブメーカーは当然のことながら、それが分っているから「1発の飛び」をいかに出せるかに注力せざるを得ないとも言えます。

 

 

 

 

これまでもそうでしたが、この2023年も「一発の飛び」に特化したドライバーが増えてくることが予想されますが、その結果として市販ドライバーの多くは「同質化」が避けられなくなるでしょう。

 

 

 

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2022年12月28日超私的な考察  コスパとタイパが良いゴルフとは一体どんなゴルフなのか!?

素人のゴルフ最新作


 

2022年も残すところ数日となりました。このブログがアップされる頃、マーク金井は今シーズン2度目の早朝スノボに出かけておりますが、午後1時には東京駅に戻っています。

 

 

 

スノボやスキーと言えば丸一日時間を取られると思われがちですが、JRが運営しているガーラ湯沢(新潟県)はその限りではありません。朝イチの新幹線に乗れば、1時15分ほどでゲレンデに到着。8時30分くらいから2時間ガッツリ滑って11時台の新幹線に乗れば、ゴルフに行くよりもタイパ(タイムパフォーマンス)が良いです。加えて、JRのパックを利用すれば、往復の新幹線代とリフト券込みで1万円弱。平日にゴルフを18ホールプレーするよりもコスパ(コストパフォーマンス)も良いのです。

 

 

 

 

さて、このコスパとタイパ。

 

 

 

 

Z世代と呼ばれる若者にとっては非常に重要なワードになっているそうですが、一部の施設を除けばゴルフもスノボもコスパとタイパも良いとは言い難いです。どちらも施設は郊外にあるので、施設に向かうまでに時間がかかりますし、交通費もかかります。加えて、ボウリング等に比べるとプレー時間そのものが長いからです。

 

 

 

 

 

コスパとタイパを考えるならば、スノボもゴルフも圧倒的に不利です。

 

 

 

 

ただし、歩くのを省いてボールを打つこと、ボールを遠くに飛ばすことがゴルフの目的になれば、コスパとタイパが良くなる可能性があります。

 

 

 ・ひとつは室内でシミュレーターを使ってのバーチャルラウンド

 ・ひとつはトップトレーサーなどが設置された練習場でのバーチャルラウンド

 

 

 

どちらもリアルではなくバーチャルでのプレーとなりますが、ゴルフ場行くのに比べると移動に時間がかかりません。プレー時間も実際のゴルフ場でプレーするよりも短時間で楽しむことができます。ボールを打つこと、ボールを遠くに飛ばすことが目的のゴルフならば、実際のゴルフ場に行くよりもタイパが良いですし、コスパも良くなります。ゲームになれたZ世代ならば、シミュレーターとの親和性も良いかと思います。

 

 

 

 

乗用カートに乗ってプレーするのが当たり前になった昨今、ティからグリーンまでフェアウェイを歩きたいからゴルフ場に行くという人は、これからは減ることはあっても増えることはないでしょう。乗用カートがゴルフ場に完備されているゴルフ場でコースデビューしている人にとっては、歩くという選択肢そのものがないと思います。

 

 

 

 

 

2022年のブログも今回が最終回となりました。ゴルフ界もYouTubeが席巻していますが、2023年も引き続くブログを更新していく所存です。よろしくお願い致します。

 

 

 

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

 

 

 

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2022年11月25日超私的な考察  クラブは劇的に進化したのに、なぜアマチュアのスコアは良くならないのか!?

これは名器かと思います!発売されはや20年近く


毎日2万歩歩く人間にとって、ゴルフは歩数を稼ぐのに格好のスポーツです。昨日も赤羽薄暮でプレーしたおかげでサクッと2万2000歩ほど稼げました。いつもと同じく担ぎセルフの7本縛りでしたが、キャディバッグはアドミラルゴルフのハーフサイズ。ワンショルダーでシンプルな作りですが、軽量かつ担ぎやすいのでgoodでした。

 

 

 

ドライバーは2003年発売のR510TP、5Wは2013年発売のロケットボールズステージⅡ(どちらもテーラーメイド)。ドライバーは19年前、FWは9年前のモデルを使っているわけですが、これには理由があります。赤羽は距離が短いのでドライバーもFWも飛ばす必要はありません。距離をコントロールしやすいクラブを求めた結果、このセッティングに至りました。ちなみに、ドライバーに関しては新しいモデルも使っています。

 

 

 

現在手元にあるのは、テーラーメイドだとステルスプラスピンだとG410プラスと出たばかりのG430LSTです。シャフトはいずれもフジクラベンタスTR、もしくはスピーダーNXグリーンを装着しています。

 

 

説明するまでもありませんが、2003年に作られたR510TPに比べると今どきのドライバーは劇的に進化してます。今どきのドライバーの多くはルール上限のヘッド体積があって慣性モーメントが大きいです。加えて、カチャカチャ式なのでシャフト交換がサクッとできますし、弾道調整機能も付いてます。20年前のゴルファーが見たら、まさに至れり尽くせりになっています。

 

 

 

 では、この20年間でアマチュアゴルファーの腕前が良くなったかというと、そうとはいい切れないと思います。

 

 

 

 

 

20年前も現在も、100切り、50切りが目標になっている人が多いです。シングルの比率が高くなったというゴルフ場もほとんど見聞きしません。クラブが進化しているにも関わらず、アマチュアゴルファーの腕前というのは20年前とほとんど変ってません、、、、。

 

 

 

 なぜ、クラブが(特にドライバーが)劇的に進化したにも関わらず、アマチュアはその進化の恩恵をスコアに反映できていないのでしょうか?

 

 

 

 

ドライバーはミスの許容範囲が広がり、飛距離性能も向上しています。ドライバー以外のクラブもスイートエリアが広がってますし、飛距離が出やすくなっています。20年前のクラブよりもアドバンテージがあるはずですが、そのアドバンテージがスコアに反映されない原因は、いったいどこにあるのでしょうか?

 

 

 

 

 いくつか要因はありますが、超私的に分析するならば、スコアに直結するのは100ヤード以内のショットです。

 

 

 

 

 

ドライバーの飛距離が伸びても、100ヤード以内からのショットでミスを多発するとスコアをまとめることはできません。そして、ティショットに関して言えば、飛距離が伸びるクラブを手にするほどに「もっと飛ばしたくなって」、ミスを連発しているケースが目立ちます。

 

 

 

 

 

誤解を恐れず言えば、アマチュアゴルファーがスコアアップに本当に必要なのは、飛距離を出すことよりも初歩的なミス(アンフォースドエラー)を減らすこと。ドライバーの飛距離が落ちたとしても、確実にフェアウェイキープできるようになった方がスコアをまとめやすくなります。手前味噌ですが、マーク金井はドライバーの飛距離を10~20ヤード落とすようになってから、スコアが劇的に良くなりました。

 

 

 

 

100ヤード以内のショットに関しては、パターと同じで距離感と方向性が求められます。距離感と方向性が悪いといくらナイスショットしても、スコアをまとめることはできません。クラブがどれだけ進化しても、距離感(距離の打ち分け)というのはゴルファーのスキル(技術)が求められるのです。

 

 

 

 

クラブが進化したことは喜ばしいことですが、今のところ最新クラブがスコアアップにつながっているのは、プロゴルファーとプロに近い腕前を持っている上級者だけに限られているような気がしています。別言すれば、アマチュアが本気でスコアアップを目指すのであれば、最新クラブの性能を正しく引き出せるスキル(技術)が必要なのかもしれません。

 

 

 

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