カテゴリー: アナライズからお知らせ
2014年06月12日今話題のミニドライバー、マーク金井の試打インプレッション!!
昨日はバドミントンのヨネックスオープンを観戦してきました。場所は東京体育館。元々は日本オープンだったそうで、国内選手はもとより世界各国のトッププレーヤーが参加しています。マーク金井は11日もっとも注目のカード、山口茜(勝山高校)とロンドン五輪覇者にして世界ランク1位のリ・シュェルイ(中国)の対戦を間近で観てきました。
第1ゲームを山口選手があっさりが取り、第2ゲームも取って勝ってしまうのでは?と期待したものの、19-19から2点をリ・シュェルイに取られてしまいました。ファイナルも両者拮抗しましたが、終盤に入って力の差がジワジワ出始めリ・シュェルイ選手に軍配が上がりました。山口選手は世界ランク1位のリ・シュェルイと互角に戦い、激しいラリーやきわどいヘアピン合戦など、見応え十分でした。そして改めて感じたのは、スポーツ観戦は生で観るのが一番面白いです。そして野球もそうですが、スタジアムで椅子に座って観戦するのが楽しいです。突拍子もないかも知れませんが、ゴルフの試合もスタジアムで座って観戦できれば、もっとギャラリーが増えるし、もっとエキサイティングな試合が繰り広げられるような気がしました。
さて、今日のエントリーもミニドライバーについてです。マーク金井は現在、ミニドライバーを2本所有しています。
キャロウェイ X2ホット ディープ ロフト12度
テーラーメイド SLDR S ミニドライバー ロフト12度
どちらも並行輸入品を購入して、すぐにリシャフトしました。ヘッドだけ欲しい場合、日本仕様よりも平行輸入品の方が割安だからです。さて、この2本のミニドライバー。ヘッド計測してみると、「嘘でしょ」ってぐらい似ている所と、まったく似ていない所があるのが分かりました。
キャロウェイ
X2ホット ディープ
・重心距離 35.5ミリ
・重心深度 31.75ミリ
・重心高さ 25ミリ
・フェース厚 40ミリ
・ヘッド重量 211.9グラム
テーラーメイド
SLDR S ミニドライバー
・重心距離 35.5ミリ
・重心深度 30.25ミリ
・重心高さ 27.25ミリ
・フェース厚 40.5ミリ
・ヘッド重量 216.4グラム
フェースの厚みと重心距離はまったく同じです。そして、どちらも重心深度が浅くて低重心。数値的にはX2ホット ディープの方がより低重心で少し重心が深め、対して、SLDR S ミニドライバーは少し重心が高めで少し重心が浅めです。基本的には2本とも、
浅低重心で低スピン弾道が打ちやすい!!!!!
今どきのぶっ飛びドライバーと同じコンセプトです。実際、打ってみても両方とも弾道はドライバーと同じ。FWならではのスピンが効いてフワッと浮いた球は出ません。放物線弾道でランもしっかり出ます。しいて違いを挙げれば、キャロウェイの方がスピンが少ないのでランが出やすい感じがします。
キャロウェイ X2ホット ディープはティショット専用
テーラーメイド SLDR S ミニドライバーはティショットにも、FWからでもOK
な感じがしました。ヘッド形状も球筋に連動していて、X2ホット ディープの方がドライバーを小さくしたような形状。テーラーメイド SLDR S ミニドライバーの方は3Wを大きくしたような形状です。球筋的には、どちらもヘッドが返りづらく左のミスが出づらいクラブです。
そして、この2本の1番の違いはヘッド重量!!!!
キャロウェイ X2ホット ディープ
・ヘッド重量 211.9グラム
テーラーメイド SLDR S ミニドライバー
・ヘッド重量 216.4グラム
その差は4.5グラムありました。たかが4.5グラムと思うかも知れませんが、同じ長さで組み上げるとバランスが約3ポイント変わってきます。マーク金井はどちらのミニドライバーも43.5インチで組み上げましたが、X2ホット ディープはヘッドの重さがちょうど良くてしっかり振り切れます。対して、テーラーメイド SLDR S ミニドライバーの場合、43.5インチだとヘッドが効き過ぎて、振り遅れてしまいます。こSLDR S ミニドライバーに限らず、最近のテーラーメイドのウッドはヘッド重量がかなりヘビーです。それにも関わらず、テーラーメイドはヘッドが重いことをアピールしていません。加えて、メーカー公式サイトにはヘッド重量の記載が何故か無いです。
重いヘッドが振り切れない場合、クラブを少し短くすると振りづらさが解消されます。短くするとクラブ全体の慣性モーメント(MOI)が下がるからです。マーク金井的にはSLDR S ミニドライバーは43.25インチぐらいがちょうどいいかも知れません。
ミニドライバーはティショット用として使うのにかなり適していますが、とにかくスピンが少ないのが特徴です。なので、ヘッドスピードが遅めの人だと12度のロフトだとボールが上がりきらない可能性が高いです。ティショット用で使う場合でも12度でボールをちゃんと上げるには、ヘッドスピードは44m/s以上は必要でしょう。43m/s以下の人の場合ならば12度より14度の方がキャリーを稼げるし、飛距離も出そうな感じがします。
そして、改めて感じたのがシャフトの重要性です。ヘッドの性能を生かすも殺すもシャフトで決まります。マーク金井が一番最初に作ったシャフトはFWに適したW65ですが、これは60グラム台のシャフト。60グラム台のシャフトはiミニドライバーにもちょうどいい重量帯です。ミニドライバーはクラブの長さが43.5インチ前後と通常のドライバーよりも2インチほど短いです。この長さを考えると、シャフト60g台、そして手元のしなりを感じやすいシャフトがオススメです~。
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6月22日
吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー
10時、13時開始 定員6名ずつ
飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
6/29(日)
11時開始!定員8名
マーク金井が、ゴルフの竪琴の使い方をレクチャーします。時間は2時間 料金は竪琴を買ってくれた人は1000円、買ってない人は2000円(その場で買ってくれたらセミナー代1000円割引です)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします! (セミナーは初めての方を優先して受け付けます)
7月6日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始 14時30分開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
2014年06月09日並行輸入と日本仕様のクラブは一体どこが違うのか!?
先週の男子ツアーは国内メジャー第一戦の「日本プロ選手権」。舞台となったゴールデンバレー(兵庫県)は日本を代表する難コースにも関わらず、1打差の単独首位から出た手嶋多一プロは最終日もスコアをひとつ伸ばし(4バーディ3ボギー)、通算9アンダーで優勝しました。7年ぶりのツアー通算7勝目ですが、2001年「日本オープン」に次ぐ13年ぶりの国内メジャー2勝目を手中に収めました。1打差の2位に終わったのは小田孔明プロはサンデーバックナインでまさかの3連続ボギー。難易度の高いコースとはいえ、終盤でボギー列車に乗ってしまったことで勝利の女神から見放されました。
女子ツアー「ヨネックスレディス」も最後の最後まで勝負がもつれ、成田美寿々プロ、大山志保プロ、大和笑莉奈プロが通算8アンダーに並び、プレーオフに突入。プレーオフの1ホール目でただ1人バーディを奪った成田がプロが今季2勝目を挙げました。ヨネックス所属のアン・ソンジュプロは1打差でプレーオフには加われませんでしたが、4位でホールアウト。ホステスプロとしての存在感をアピールしているのはさすがでした。
週末のマーク金井と言えば、土曜日はゴルフの竪琴講習会を実施し、日曜日は380年の歴史がある江戸意図操り人形「結城座380周年記念公演」を東京芸術劇場で見てきました。そしてその合間にゴルフショップ巡り。お目当てのテーラーメイド、SLDRのミニドライバーを衝動買いし、ゴルフクラブの価格動向、ゴルフクラブの人気動向をチェックしてきました。マーク金井がよく行くのは、
です。新品よりも中古クラブが好きなこと、並行輸入品が好きなこともあってこの4店には週に何度も足を運びます。ちなみにデジタル製品の中古ショップ巡りも大好きで、「じゃんぱら」「ソフマップ」には週に3~4回通っています(笑)
そんな中古品、並行輸入大好きなマーク金井ですが、ゴルフクラブに限らず、価格の安さが目立つのが並行輸入品。一昨日、テーラーメイドのSLDRのミニドライバーを購入しましたが、これも日本仕様向けと並行輸入品とではかなり価格差があります。
SLDRのミニドライバー(平行輸入品) 2万6700円(税込み)
SLDRのミニドライバー(日本仕様品) 4万3200円(税込み)
価格だけを考えると、誰が見ても平行輸入品に軍配があがります。マーク金井も迷わず並行輸入品を買いましたが、実はテーラーメイドの場合は、並行輸入品と日本仕様品では、大きく異なる点があるのです。
それは、シャフトのフレックス(硬度)!!
前々から、米国仕様はシャフトが硬いと言われてましたが(日本仕様に比べて)、テーラーメイドの場合はここにきて硬さの差が広がっています。今回、購入したSLDRのミニドライバーもそうで、Sフレックスを購入するつもりでワッグルしてみたら、シャフトがピクリともしなりません。体感的には振動数が‥‥
280cpm以上ありそうです。
日本の基準で言うとXと同等か、それよりも硬い感じです。なので、迷わずRシャフトを購入しましたが、これも「ウソでしょ」ってくらいハードです。購入後、振動数を測ってみると、
272cpm!!!!!
今までいろんな純正シャフトを打ってきましたが、純正のRシャフトで振動数が270cpmを超えるのは初めてです。アメリカ人は並外れたパワーがあるとはいえ、米国仕様でもここまで硬いRシャフトはめったにありません。ちなみに、国内メーカーのRシャフトの平均的な振動数は
220~250cpm
これを考えると、並行輸入品のSLDRのミニドライバーのRシャフトは、国内メーカーのXシャフトに近い硬さです。マーク金井は最初からリシャフト前提でクラブを購入するのでシャフトが硬くても問題ないですが、純正シャフトで使う人にとって、この並行輸入品のSLDRのミニドライバー(Rシャフト)はかなりハードヒッター向けです。
恐らく、日本仕様のSLDRのミニドライバーの場合、シャフトのフレックスというのは並行輸入品に比べるとかなりソフトになっていると思います。並行輸入品に限りませんが、今どきのゴルフクラブはシャフトの硬さに基準はありません。ドライバーに限らず、クラブを購入する時は、フレックスを鵜呑みにするのは禁物。リシャフト前提でクラブを購入する人(ヘッド買いする人)以外は、必ず購入前にワッグルして、硬さをチェックする癖をつけましょう~。
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アナライズのセミナーのお知らせ
6月22日
吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー
10時、13時開始 定員6名ずつ
飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
7月6日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始 14時30分開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね。
2014年06月08日ゴルフの竪琴を使うと飛距離が伸びるって本当なの!?
昨日は、神田のスタジオでゴルフの竪琴講習会を開催しました。当初は1回で定員8名の予定でしたが、予約開始と同時に満員御礼~。なので午後から追加公演を急遽開催しました。もちろん、こちらもあっという間に8名参加。雨が強かったにもかかわらず、欠席された方は1人もおりません。16名の参加者にゴルフの竪琴の使い方を伝授できました。
これまでのブログでも書いてますが、ゴルフの竪琴の一番の特徴は両手を離してグリップできること、そして通常のゴルフクラブと異なり、右手と左手を握る部分が立体的に離れています。これにより、「右手が上、左手が下」な状態が作られ、スイング中も
「右手が上、左手が下」
な状態をキープしやすくなっています。これにより左右の手の使い方(ハンドアクション)、手首をコックする感覚、インパクトゾーンでのフェースの返し方(正確にはフェースが返る感覚)を養うことができます。ゴルフの竪琴を使ってスイングすると、アマチュアの人に多い、
・緩んだトップ
・シャフトクロス
・ダウンでシャフトが寝る
・アーリーリリース(手首のコックがほどける)
・振り遅れ
・フォローで左ひじが引ける
これらの悪い動きを修正することができます。意外と思うかも知れませんが、両手が離れていることによるメリット、「右手が上、左手が下」になっていることによるメリットは有形無形にあるのです。
ただし、勘違いしてほしくないことがひとつあります。どんなに練習効果が高い器具であっても使い方を間違うと、正しいスイングを会得することはできません。ゴルフの竪琴もしかり。正しく使ってこそスイングの形が良くなり、クラブの軌道が良くなります。そして、飛距離アップも可能になるのです。セミナーでもこの点を強調しながらいくつかのドリルを紹介しました。
そこで今回は、ゴルフの竪琴を使っての距離アップドリルを紹介しましょう~。
飛距離アップをするドリルとしては、かつてこのブログでスイングスピードを上げるドリルを紹介しました。上り坂ではなく下り坂を走るのと同じで、軽い道具(クラブ)を使ってスイングすることでスピードを上げることができます。
ゴルフ竪琴を使う場合は、スピードトレーニングはしません。ダウンスイングで手首のコックをキープする感覚、力が伝わるインパクトの感覚、そしてシャフトのしなり戻りをタイミング良く発生させる感覚を養うためのドリルを行います。
どんなことをやるかというと、
ハーフスイング&インパクト止めのボール打ち!!!!
ハーフスイングもインパクト止め打ちも、目新しいドリルではありません。30年以上前も現在もゴルフ雑誌とかでしょっちゅう紹介されています。しかしながら、このドリルもゴルフの竪琴を使うと、普通のクラブを使うよりもはるかに練習効果が高くなり、なおかつ力強くインパクトすることを会得できます。何故かと言うと、ゴルフの竪琴でスイングすると、「右手が上、左手が下」な状態をダウンスイングからフォローにかけてキープしやすいからです。
ハーフスイングのトップを作ったら、そこからダウンスイングしていきますが、ダウンスインのポイントは、手首のコックをキープしておくこと。「右手が上、左手が下」な状態を保っていると、手首のコックをキープしやすいことが分かります。逆に、ゴルフの竪琴を使ってダウンでわざと「左手が上、右手が下」の形を作ると、手首のコックがほどけてしまう(手首のコックをキープできない)ことも体感できます。
そして、インパクトでボールをヒットしたら、その場で完全停止する。
インパクトを迎える時に必要な形は
・左前腕を反時計回りにねじり、左手を引きつけてハンドファーストな状態をキープ
・右ひじは少し曲がり、右手首は甲側に折れている
・左肩が少し高く、右肩が少し低くなっている
インパクト後の完全静止した時も手首はリリースしません。インパク時同様、
・左前腕を反時計回りにねじり、左手を引きつけてハンドファーストな状態をキープ
・右ひじは少し曲がり、右手首は甲側に折れている
・左肩が少し高く、右肩が少し低くなっている
このインパクト直後完全静止ドリルでは、手首のリリースを発生させません。手首のコックを保ったままボールをヒットし、ヒットしたら完全静止します。そのために、ゴルファーがやるべきことは、車の急停止同様、身体全体(特に腹筋)を使ってゴルフの竪琴の動きに急ブレーキを掛けます。そして、急ブレーキを掛けることで、ヘッドがボールに当たるようにするのです。
感覚的には腕のスピードを減速させ、減速させた反動でヘッドが走り、そしてボールをヒットするのです。
スイングスピードはゆっくりでも構いませんし、ボールを遠くに飛ばす必要もありません。
ヘッドがボールに当たりさえすればいいのですが、今回参加した16名で最初から完全静止できた人は2名だけです。他の14名は止めようと思っても止まりません。勝手にフォローまで振っていました。
では、なぜ止めようと思っても止まらないのか?
一番の理由は、「減速が加速を生む」という経験を味わったことがないからです。加速しないとヘッドスピードが上がらない。腕のスピードを上げることでボールを飛ばす癖が付いているために、止めようと思っても止まらなかったのです。ちなみに、このタイプの人は、ダウンスイングで手首のコックがほどける癖がついています。
インパクトゾーンでは腕のスピードが減速することで、身体が生み出したパワーがヘッドに伝わり、ボールに伝わります。加えて、シャフトのしなり戻りが発生して、これまたヘッドスピードを上げることにつながります。
「減速が加速を生む」
これを実践するには、正しいダウンスイングの形が求められ、それは「右手が上、左手が下」なポジションを作っておくことが必要不可欠なのです。そして手首のコックをほどかないことも重要なポイントなのです。
セミナーでは手首のコックをほどかないでインパクトを迎える感覚がピンとこない人がいましが、そういう人には「イノベーション」のように超軟シャフトのクラブを振ってもらいました。これを振ると手首のコックをほどかないでも、シャフトがしなり戻ることが体感できるからです。
スイングを変えるには練習もさることながら、意識改革、スイングに対するイメージを変えることが必要不可欠です。マーク金井は練習器具にこだわるのは、道具を変えた方が、スイングに対するイメージを変えやすいからです~。
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6月22日
吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー
10時、13時開始 定員6名ずつ
飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
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4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始 14時30分開始
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ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
2014年06月06日軟らかいシャフトと硬いシャフトはどちらの方が飛ぶのか!?
今週の男子ツアーは日本プロ選手権。国内メジャー第一戦の舞台は「ゴールデンバレーGC」(兵庫県)。ロバート・トレントジョーンズが設計しているコースですが、とにかく難易度が高いので有名です。7223yでパー72ですが、コースレートは軽く72を超えて77.4もあります。そんな難コースにも関わらず、初日トップに立ったのはベテランの谷口徹。、1イーグル3バーディ1ボギーの「68」をマークし、4アンダーで単独首位に立ちました。今季はここまで「中日クラウンズ」の9位がベストでしたが、46歳ベテランが好スタートを切っています。マーク金井が注目しているのが井上忠久。日本プロは予選会を勝ち上がった選手60名も出場している。井上プロはそのランキング51位で資格を得て、初日に2アンダーの3位タイにつけています。
マーク金井もゴールデンバレーは3度プレーしていますが、「なんだこりゃ~」ってくらい難易度が高いのがアウトの1番、2番、3番。3番ホールはパー3ですが、ティーグランドに立つとグリーン以外はすべて池。手前も奥も池なので200yを軽く超えているにもかかわらず、正確な距離感が求められます。井上プロもコメントしてますがコースレートを考えると、ゴールデンバレーはプロでも75くらいがパープレーという感じのコース。それを考えると、谷口プロの4アンダーは7アンダーぐらいの値打ちがあるでしょう。
さて、今日のエントリーはシャフトの硬さについてです。
アナライズでは9年前からクラブフィッティングをやっていますが、それに連動して市販クラブの純正シャフトの硬さを調べています。シャフトの硬さには客観的な基準がないため、メーカーが表記している「R」とか「S」という情報だけでは本当のシャフトの硬さが分からないからです。変な話、市販ドライバーの中には「S」より硬い「R」があったり、「R」より軟らかい「S」があったりします。ゴルフ業界の七不思議のひとつですが、メーカーの純正シャフトは実際に計測してみないと硬さが分からないのです。
ちなみに、この10年くらいの純正シャフトの硬さを調べてみると、モデルチェンジすることにシャフトは軟らかくなっています。純正シャフトに関して言うと、モデルチェンジでシャフトが硬くなることは非常に希(まれ)なことです。そして、クラブメーカーの中には、
シャフトは硬いよりも軟らかい方が飛ぶ!!
と考えているメーカーもあったりします。例えば、ダンロップの山口哲男(工学博士)さんは自著「飛ばすため! 曲げないため! クラブ&ボールの科学」(パーゴルフ新書)で、こんな風に説明しています。
一般的に、軟らかいシャフトの方がヘッドスピードをアップさせる効果が大きいと言えます。スイング中にシャフトがしなり、そのしなり戻ることで先端のスピードが高くなるからです。
シャフトのしなり戻りを上手く使えると、しなり戻りのパワーでヘッドスピードを上げられるのは事実ですが、しなり戻りのスピードは硬さと比例します。これまた一般的に、軟らかいシャフトよりも硬いシャフトの方がしなり戻るスピードが速くなり、先端のスピードが高くなります。物性的な側面で捕らえれば、硬いシャフトの方がボール初速を上げるのに有利な感じがします。
ただし、硬いシャフトにはデメリットもあります。硬いと切り返しでシャフトがしなりづらい分だけ、力みが発生しやすくなります。もうひとつは、ダウンスイングで腕の振りを減速させるのが難しい。マーク金井はムチみたいな軟らかいシャフトが装着された「イノベーション」という練習クラブを頻繁に使って練習していますが、軟らかいシャフトはダウンスイングで腕の振りが早いとヘッドが遅れたままインパクトを迎えることになって、ボールが真っ直ぐ飛んでくれません。右にプッシュアウトが出ます。結果、ゴルファーはシャフトがしなり戻るのを待つ、すなわち腕の振りを減速させながらインパクトを迎えようとします。結果、ダウンスイングで腕の振りが減速してくると、シャフトのしなり戻りがタイミング良く発生しますし、振り遅れないのでボールを真っ直ぐ飛ばせるし、ボール初速も上がるようになってくるのです。
シャフトの硬さはヘッドスピードに比例すると言われています。ヘッドスピードが遅い人は軟らかいシャフト、ヘッドスピードが速い人は硬いシャフトが良いとされますが、マーク金井の場合、硬さ選びの判断基準となるのはヘッドスピードに加え、ダウンスイングでの腕を振るスピードです。ヘッドスピードが速くても、ダウンスイングで腕の振りをタイイング良く減速させられない人、フォローで左ひじが引けたり、アウトサイド・インのカット打ちになりやすい人は、スイングが改善されるまで、ドローが打てるまでは軟らかいシャフトを積極的に使うことを勧めています。
シャフトが軟らかくなれば、腕の振りを減速させないとタイミング良くインパクトを迎えられないのが体感できるからです。
大事なことなので繰り返しますが、シャフトの硬さはヘッドスピードだけで決まりません。
ヘッドスピードが速くても、シャフトのしなり戻りを上手く使えない人、腕の振りを減速させることができない人、そしてフォローで左ひじが引けてしまいやすい人は、自分が思っているよりも1~2ランク軟らかいシャフトを使うことをオススメしたいです。もしくは「イノベーション」のような超軟シャフトが装着されたドライバーで練習することをオススメします。軟らかいシャフトはシャフト自体が生み出すエネルギーは大きくありませんが、ダウンスイングで腕をタイミング良く減速させる感覚を教えてくれるのです~。
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ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
2014年05月28日夏ゴルフの大敵、日焼けを防ぐ極意とは!?
お知らせ
4スタンスセミナー6/1 10時開始 残り僅かです
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いよいよ今週で5月も終わります。最高気温も25度を超え、半袖半ズボンでプレーする季節がやってきました。マーク金井は半ズボン大好き人間ですからすでに半ズボンで薄暮ハーフを楽しんでますが、実は冬場よりも夏場の方が肌の露出が少ないです。
半ズボンの下にはレギンスもしくは、ハイソックス風のレッグガードを着用
半袖シャツの下にはハイネックの機能下着を着用
首もとにはネックウエアを着用
忍者みたいなスタイルですが、肌の露出を可能な限り減らしています。このおかげでゴルフに入っても日焼けするのは右手の甲から先と、膝周辺ぐらい。たまにTシャツで外出すると「腕の白さ」が目立ってしまいます(笑)
では、なぜマーク金井は万全な日焼け対策をするのか?
日焼け=疲労
につながるからです。かつては半ズボンの時にはショートソックス、半袖シャツでプレーしてましたが、日焼けするほどゴルフ後に疲労感が残りました。それが、日焼け対策しづらい服装にかえただけで、ゴルフ後の疲れが半減したのです。日焼け止めもありですが、日焼けしない服装は汗も吸ってくれます。肌の露出が少ない格好は見た目は暑苦しいですが、実際は疲労軽減できる理想的なスタイルなのです。ちなみに、日焼けの原因となる紫外線は、
6~8月がもっとも強くなります。
また、紫外線は目にも影響を及ぼし、雪目(白目の充血、目のゴロゴロ感、涙が多く流れる、ひどくなると強い目の痛み)などの紫外線角膜炎や、白内障(目の中でレンズの役割を担う水晶体が濁る)が起こることがわかっています。
目から日焼けする?疲れも感じる?
意外と思うかも知れませんが、目から日焼けするという説もあります。
紫外線に対する皮膚の主な防御反応は、メラニンの形成です。皮膚に紫外線を照射すると、照射された部位の皮膚が黒くなります。これが、初期の人類の生活場所(紫外線の照射量の違い)による皮膚の色の違いとなっていたのです。
そして近年の動物を使った研究によると、驚くことに目に紫外線を当てることでも全身の皮膚が黒くなるということがわかってきました。紫外線が目に当たると目の表層に炎症が起き、その刺激が脳に伝わります。ここから分泌される、メラニンを増やす作用のあるホルモン(MSH:メラニン細胞刺激ホルモン)が全身に行き渡って、皮膚でメラニンが作られることから皮膚が黒くなる、つまり日焼けするのです。したがって、目にも紫外線予防が必要であり、皮膚の対処だけでは日焼けを防げないということになります。
マーク金井はトレードマークとして、いつでもどこでもサングラスを着用していますが、サングラスはまぶしさを軽減させるだけでなく、紫外線も除去してくれます。サングラスは目にやさしいだけでなく、日焼けを防ぐ効果もあるのです。
サングラスにはいろんなタイプがありますが、価格と性能はかなりリンクしています。ゴルフで着用する場合は、掛け心地とホールド感が大事です。そしてレンズはスモークタイプよりも偏向タイプをお勧めします。オークリーだと値段が倍ぐらい変わりますが、偏向レンズの方がギラつかないし、目にやさしく傾斜や芝目も見やすくなります。
マーク金井は2年前からサングラスの設計を着手してましたが、ようやく自分がなっとくできる製品ができあがりました。こだわったのは‥‥
・フレームの剛性の高さ
・フィット感
・一枚レンズ
・偏向レンズ
・シャープなデザイン
そしてリーズナブルな価格です。アナライズのサングラスは偏向レンズ付きで2万円ちょっとです。これはオークリーの半額以下です(笑)
サングラスというとファッション性に目を奪われがちですが、目の保護、そして日焼け対策にも欠かせません。夏のゴルフにはサングラスはマストアイテムなんです~。
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