マーク金井blog

カテゴリー: アナライズからお知らせ

2015年03月02日4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性は良いのか!?

北海道帯広出張に続き、先週末は山口県にてゴルフの竪琴セミナー&竪琴検定を開催しました。山口県と言えば今年のNHK大河ドラマのご当地。マーク金井はテレビをほとんど観ませんが、山口のイメージは萩、津和野、秋芳洞、吉田松陰、そして中原中也です。

11028001_10202765768665209_6312674550002860308_n

 

土曜日の午後3時から2時間、ナイスゴルフ262さんで竪琴講習会を実施しましたが、質問コーナーで出たのが、

11021146_799833696769881_2675554872725298746_n

 

4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性はどうなんですか?

 

4スタンス理論とは、レッシュ・プロジェクトを主宰している廣戸聡一さんが提唱している理論で、人は「4つのタイプ」に分かれ、各タイプには特有の動き(癖)あるという考え方です。例えば、人間には効き目がありますが、これと同じく、人間には普段は意識していなくても、個体定理があると廣戸さんは提唱されています。その個体定理は4つに分かれ、それが4スタンス理論です。具体的に言うと軸のありかによって4つに分けられ、、

 

A1タイプ(つま先内側)
A2タイプ(つま先外側)
B1タイプ(かかと内側)
B2タイプ(かかと外側)

 

とがあります。マーク金井はB2タイプですので、軸がかかとの外側。そしてB2とA1はクロスタイプとなり、体幹を斜めにねじると力を出せるタイプです。4スタンス理論はゴルフ専用の理論ではありませんが、「個体定理」があるので、ゴルフスイングもそれぞれのタイプによって理想的なスイングが異なると提唱しています。

 

他方、ゴルフの竪琴ですが、これはスイング習得の練習器具です。4スタンス理論を意識した練習器具ではありませんし、ゴルフスイングを4つに分けて使い方もレクチャーしてません。ゴルフスイングで必要不可欠な動きを習得してもらうための練習器具です。なので、冒頭のような質問が出たのでしょう。大事なことなので繰り返しますが、

 

4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性はどうなんですか?

 

4スタンス理論で自分の身体のタイプを知っている人ならば、至極当たり前な質問です。また、ゴルフの竪琴は4スタンス理論のどのタイプと相性が良いのかを知りたいと思うゴルファーも数多くいるでしょう。

 

そこで今回のテーマは4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性についてです。いきなりですが、結論を先に言うと、

ゴルフの竪琴は4スタンス理論のどのタイプの人にも相性がいいです。

 

何故かと言うと、ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言うところの、「個体定理」ではなく、「全体定理」に基づいた練習器具だからです。「全体定理」とは、万人共通の身体の使い方のことで、5ポイント(関節)部位を駆使して軸を形成し、動作することです。
4スタンス理論バイブル、廣戸聡一著、実業之日本社)

ダウンロード (9)

 

実は、竪琴セミナーを開催した土曜日の夜、4スタンス理論の廣戸さんのセミナーが山口県であり、マーク金井もそのセミナーに参加しました。2時間ほどのセミナーでしたが、1時間40分ぐらいは「個体定理」(4スタンス)の話しではなく、「全体定理」の話しでした。ざっと紹介すると、正しく立つこと、正しく座ることについてじっくり説明して下さり、どちらも土踏まずの使い方、仙骨と肩胛骨のポジションが大事、この3つのポジションが揃うと、バランス良く立てるし、バランス良く座れるそうです。そして、「全体定理」については、誰とも共通しているので例外はないそうです。

11043223_10202765768465204_6094464145515866737_n

 

ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言うところの「全体定理」を学べる練習器具です。具体的に言うと、ゴルフスイングで必要不可欠な動きは

 

・スイング中に両手の位置関係を正しく保つ(右手を上、左手を下)
・ひじと手首の関節を正しいタイミングで曲げ伸ばしする
・ダウンスイングで手元を減速させる
・ハンドファーストな状態でインパクトを迎える
・ダウンスイングで手首のコックをキープする

 

4スタンスのタイプが異なっていても、これらは正しいスイング作りに必要不可欠な動作(形)です。これがちゃんとできていないとボールを力強くヒットすることはできませんし、身体を使ってスイングすることもしづらくなります。また、方向安定性を高めることも難しくなるのです。

 

 

 

プロゴルファーのスイングはいろんなタイプがありますが、上記条件から外れたプロゴルファーはまずいません。見た目は異なっていても、上記条件を満たしたスイングをしています。ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言う「全体定理」を会得できる練習器具なので、4スタンス理論とも相性が良いのです~。

 

(▼▼)b


 

bnr_store_pr01 (1)

前回の販売は完売しました ありがとうございます!

次回水曜日ぐらい?!に 販売します!

(すいません予約は受け付けていません)

  • 数量限定です(入荷数が限定ですが継続して入荷してきます)
  • 売り切れとなっても定期的に入荷しますのでご心配なく
  • ご注文からお届けまで1週間前後かかります

お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします


 

3月15日(日)

姿勢美人マイスター「背すじピン助」によるストレッチパッド講習会を開催いたします。
ストレッチパッドを使用して、体幹のほぐし方、肩甲骨、股関節の基本ストレッチを学びます。(90分間)
ゴルフに役立つストレッチパッドの使い方を徹底指導!

3月15日(日)
時間:90分 11時〜12時半
人数:6名
料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

マジックマリガンUT 正式発売開始!

store_blog_header


2015年02月04日2015年のゴルフクラブのトレンドとは!?

昨日(火曜日)は恒例の早朝スノボとインターネットラジオ、ソラトニワの「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。早朝スノボはお一人様で行くのですが、昨日はツーサム。アナライズ神田スタジオのご近所、中古ゴルフショップのカリスマ店長を強引に誘いました。F川さんは30歳ですがスキー、スノボは未経験。ゴルフの腕前はかなりのモノですが、スノボは正真正銘初心者。にもかかわらず、2時間ほどのレッスンでリフトに乗って下まで滑って降りることができてます。初心者ほどレッスンの重要だということを確認できました。

 

10609577_10202641570320328_1635614510670151417_n

 

 

ラジオのゲストはテーラーメイドゴルフの加瀬さんと山田さん。記者発表されたばかりの新製品「エアロバーナー」(3月5日発売)を持ってきていただき、新しいバーナーの魅力を話していただきました。ここ数年、ロケットボールズが販売されてた時はバーナーブランドのクラブはありませんでしたが、今回のエアロバーナーの構造はロケットボールズ、ジェットスピードのテクノロジー「スピードポケット」が継承され、ルール適合ながらフェースの反発を上げた構造で、「飛び」をアピールしたクラブになっているそうです。昨日の番組では、ドライバー、FW、UTを持っていただきましたが、近い将来はアイアンも登場します。

10509516_10202643118279026_2409643744373416485_n

 

そして、このエアロバーナー。名前が示す通り、空気抵抗を意識したデザインが採用されています。テーラーメイドでは空力実験を何度も繰り返した結果、エアロバーナーではクラウンが平面ではなく立体的な形状になっています。偶然かどうか分かりませんが、先日、記者発表されたキャロウェイのXHOT XRも空力抵抗を強く意識したヘッド形状になっています。これで、

 

ピン G30
キャロウェイ XHOT XR
テーラーメイド エアロバーナー

 

P1080652

10502503_10202580370830379_8572542711465423781_n

 

2015011412520824084

 

米国大手メーカーが足並みを揃えるような感じで、空気抵抗軽減をアピールしたドライバーを登場させてきました。1社だけならトレンドは言えませんが、大手3社が空気抵抗軽減を謳えば、新たなトレンドと言えるでしょう。国内メーカーも遅かれ速かれ、空気抵抗軽減を打ち出したドライバーを登場させてくる可能性大です。

 

 では、今になって空気抵抗をアピールするドライバーが増えてきたのか?

 

一番考えられるのはルールの問題でしょう。ゴルフクラブにはいろんな規制があり、それをかいくぐってクラブは進化しています。フェースの反発しかり、重心位置設計しかり、
調整機能しかり。その結果、ユーザーに強くアピールできるセールルポイントはほとんど出尽くした感があります。ユーザーの心理に刺さりやすく、新製品としての切り札として残っていたのが「空力」だったような気がします。

 

ゴルフクラブはめざましい進化を遂げていますが、その進化は誰でも享受できるわけではありません。空力抵抗軽減はゴルフの腕前にあまり関係ないこと、そして何よりも視覚的なアピールができることも、大手メーカーが採用に踏み切った理由だと思われます。

 

空力を意識したドライバーというのは特別目新しいテクノロジーではありません。過去に空力を狙ったクラブが登場している歴史がありますが、2015年モデルに関して言うと、車の開発並に空力テストを繰り返しています。加えて、米国では、他社商品と比較して自社製品の空力特性の高さをアピールしているメーカーもあります。

 

今の所、ヘッド形状そのものが空気の流れを良くなるようにデザインされているドライバーばかりですが、実は、空気抵抗で一番大きなのはフェースの分厚さ。インパクトゾーンでのヘッド挙動を考えると、フェースが分厚いほど空気と喧嘩することになります。それを考えると、本質的にはフェースは分厚いディープフェースよりも薄べったいシャローフェースの方が、空気の抵抗が少なくなると思われます。空気抵抗のことを考えると、フェースの厚みが60mmよりは40mmの方が、インパクトゾーンで空気と喧嘩しなくなるはずです。ただし、空気抵抗軽減の「本質を追い求めすぎる」と、今度はゴルフクラブの形状の「本質から外れてしまう」というジレンマも発生します。

P1030996

空力だけ見れば、パーシモンのが圧倒的有利ですよね

 

ひょっとしたら今年発売のドライバーの中には超シャローフェースなドライバーが登場するかも知れません。ちなみに、現在発売中の大手メーカー主力ドライバーの中で、一番フェースが薄べったい(シャローフェース)のは、ダンロップのゼクシオ8です~。

main2

(▼▼)b


 

アナライズからのお知らせ

ゴルフの竪琴検定 3級やります!!

2月7日 11時から!(1時間ぐらい)

事前講習からの検定試験

受験料(事前講習代含む) 1000円

受験資格

  • 受験資格は竪琴をお持ちで、練習している方。
  • そしてご自身の竪琴を持ってこられる方

定員6名(先着順)

yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

 

 試打受注会のご案内!

弊社のカリスマクラフトマン 赤坂がガッツリやります!

先日先行販売を始めた、アナライズオリジナル

マジックマリガン ユーティリティ

「ミスに強く、スコアを作れるクラブ」という設計コンセプトの元、打感・打音も心地よいユーティリティーです。
皆さんにも是非、この易しさを実感していただきたく
試打&受注会を開催します。

開催日

2月 7日(土)  14:00~18:00
2月11日(水)祝 11:00~13:00 14:30~17:00
2月14日(土)  15:00~18:00


上記時間内はご予約なしでいつでもご来店いただけます。
マジックマリガン ユーティリティ以外にもアナライズオリヂナルシャフト、MSウェッジ他、アナライズにあるもの全部試打可能です。
他にも今話題のマスダゴルフ CB-01アイアンも試打出来ます
*マーク金井使用クラブです シャフト フジクラMCI-80(S)
番手 5,7,PW

場所は神田のアナライズです! お問い合せは

yoyaku@analyze2005.com 赤坂まで


2015年01月04日冬本番、凍ったグリーンを上手く攻略する方法とは!?

休みが過ぎるのは早いもので、あっという間に三が日が終わりました。ゴルフの打ち始めをした人も多いかと思いますが、マーク金井はまだコースに出てません。昨日は初打ちではなく、頭上の初芝刈りをすませてきました(笑)。そして芝刈りの帰り道、ゴルフパートナー日本橋店でクラブを物色。今年も衝動買いのお世話になるので、名物店長に新年のご挨拶をしてきました。このお店は売れ筋クラブだけでなくレア物も豊富です。ミズノの「TN87」を見つけた時は、思わずレジに持ち込みそうになりましたがグッと堪えました。TN87は典型的なマッスルバックですが、今のマッスルに比べるとグースネック。グースの度合が絶妙です。

1555444_10202453009486425_9092584558794761850_n10897044_10202453037167117_6044012470999041694_n

 

さて、今日のエントリーは冬のゴルフに欠かせない「凍ったグリーン」の攻略法についてです。これから2月にかけては最低気温が0度を下回るために、午前中はグリーンが凍っているのが当たり前。グリーンだけでなく、フェアウェイ、そしてティグラウンドもカチンコチンに凍ってしまいます。凍るような寒さでもプレーできるのがゴルフの魅力ですが、グリーンが凍っているとスコアメイクが一気に難しくなります。理由は単純、グリーンが凍っていると、

1511536_606959586025367_1048019073_n

ナイスショットしてもグリーンにボールは止まならい!!!!!!

コーンと勢いよく跳ねてしまいます。グリーンオーバーするのはもちろんのこと、下手をすると奥のOBまでボールは飛び跳ねてしまいます。グリーンが凍っていると、ナイスショットがナイスショットになりません。タイガー・ウッズが打っても凍ったグリーンにボールを止めることは不可能です。

 

では、どうすれば凍ったグリーンを上手く攻略できるのか?

 

答えは「攻略しないこと」です。例えば、グリーンがコンクリートでできているとイメージして下さい。コンクリートだとボールは絶対に止まりません。止めようと考えないはずです。凍ったグリーンもしかり。まずは、グリーンに直接キャリーさせないことです。凍ったグリーンの攻略の基本は手前に刻むことです。例えば、グリーン中央まで150y残っているとしましょう。グリーンエッジまでは135yだとするならば、120~125yキャリーさせます。25~30y手前を狙えばショートすることはあってもグリーンオーバーのミスをかなりの確率で回避できます。クラブ選択で言うならば、7番でグリーンに届くケースならば、2番手下げて9番で打って下さい。2番手下げることで、凍ったグリーンにボールがキャリーするのを防げます。

 

当たり前過ぎて拍子抜けしたかも知れませんが、ほとんどのゴルファーはグリーンを狙える場所にボールがあるとグリーンを狙っています。そして、ボールを凍ったグリーンにキャリーさせて、トラブルに巻き込まれています。手前でいいと思っていても、ついついゴルファーの性(さが)で、グリーンを狙ってしまいます。なぜなら、

 

グリーンをわざと狙わないことは、
グリーンを狙うよりも抵抗感があるからです。

 

ゴルファーにとって一番やさしいこと、それは‥‥

 

ピンを狙うこと
グリーンを直接狙うこと

 

まずはこれを理解しておかないと、凍ったグリーンを攻略できません。例えば、ティショットの当たりが良くて、ピンまで残り100yだとしましょう。100yで70yしか打てないと思うと‥‥どうですか‥‥かなり抵抗があるはずです。しかし、100yでわざと手前に刻むことが凍ったグリーンでの正しい選択肢なのです。多くのゴルファーは自覚がありませんが、

 

ピンを狙わないこと
グリーンを直接狙わないこと

 

これは非常に難しいのです。例えるならば、これは大きな練習場に行ってわざと10yのアプローチを打つようなもの。グリーンを狙えるのにわざと狙わないというのは「もったいない」という感覚がつきまとい、これが凍ったグリーンに対して、ゴルファーの判断を狂わせてしまうのです。

 

グリーンをわざと狙わないわけですから、当然、凍ったグリーンでプレーする時はパーオン率はゼロです。ゼロを最初から念頭に置いて、ボギーオンの確率を上げることを意識して下さい。凍ったグリーンではボギーオン100%がベストプレーだと思えるようになれば、凍ったグリーンで想定外のトラブルに巻き込まれる確率は非常に低くなりますし、交通事故(大叩き)に巻き込まれるリスクも減らせます。

 

ちなみに、アプローチに関しては可能な限りパターがベストです。グリーンが凍っていても、パターで打てばコーンと大きく跳ねません。そして、凝っている時というのはグリーン自体はそう早くないので(霜で転がりが悪くなるので)、案外、距離感も出しやすくなってます。パターで打つには遠い時は7番ぐらいで転がすか、チッパー形状のクラブや、MS48のようなランニングウエッジを使うと、跳ね上がるのを最小限に防げますし、距離感も合わせやすくなります。手前味噌ですがMS48はパター感覚で使えるので冬ゴルフに大活躍してくれるウエッジです。

wg00006-300x300 (1)

 

凍ったグリーンはアンフェアな状況ですが、アンフェア自体を楽しむこともゴルフの楽しみです。マーク金井の冬の目標はパーオン率が0%でハーフ39(+3)です~。

 

(▼▼)b

アナライズよりお知らせ

新年あけましておめでとうございます

アナライズは1月4日までお休み。ご注文はWEBで24時間365日受け付けておりますが、発送は1月5日までお休みさせていだきます。6日より通常通り発送開始します。よろしくお願いします!!

※ご注文が殺到しているため、営業開始後も発送にお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。


 

お待たせしました

売り切れ中だった

スーパーシャット君

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header


2014年12月31日マーク金井が選んだ、超私的クラブ・オブ・ザ・イヤー2014 ウエッジ&パター編

アナライズよりお知らせ

今年もアナライズをご利用いただきありがとうございます。

アナライズの営業日は本日までとなっております。営業開始は新年5日から。注文は年末年始かかわらず、24時間365日受け付けておりますが、発送は29日から5日までお休みさせていだきます。6日より通常通り発送開始します。よろしくお願いします!!

※ご注文が殺到しているため、営業開始後も発送にお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください


 

 

一昨日は40年ぶりに地元大阪で高校の同窓会に参加してきました。40年前に机を並べた友人もマーク金井も56歳。その当時はゴルフのゴの字も知らなかった友人がゴルフにはまっているに驚き、当時の同級生はオイラがマーク金井になっているのにかなり驚いてました。ちなみに40年前のマーク金井はゴルフに夢中で、学校では帰宅部。毎日のように地元の練習場に通っていました。

 

40年前はすでにゴルフ歴は2年ほどで、最初に手に入れたゴルフクラブはミズノ。当時ミズノにはエントリー向けのブランドが3つあり、

 

マスターフラッグ(値段が一番高い)
センターフラッグ(値段が中間)
ファイナリスト(値段が一番安い)

$_12

ミズノ センターフラッグ!

 

 

この中のセンターフラッグを購入。当時はウッドもアイアンも1本づつ購入でき、最初に手に入れたのはハーフセットです。2つめのセットは当時、大人気だったパワービルドのスーパーサイテーション。ジャンボ尾崎プロ、青木功プロ、杉原輝男プロ、そして当時のあこがれだった山本善隆プロが使っていたのにあこがれて、キャディでバイトして貯めたお金で購入しました。今でも覚えているのは、アイアンに装着されいたグリップは革製で手巻き。シャフトの裏側にはピアノ線が入っていて、これがバックラインの役割を果たしてました。

10347162_10202421040207213_7989974865716632726_n

 

ちなみに、コースデビューは「淀川パブリック」。今でも営業してますが、淀川の河川敷にあるショートコースです。本格的なコースとして初めてプレーしたのは「くずはパブリック」。こちらも淀川の河川敷コースです。当時のくずはパブリックは中学生料金というのがあって、18ホールを2000円弱でプレーできました。始発電車にのってプレーしたのを記憶しています。当時のくずはは、男子のレギュラーツアー開催コースでもあり、グレッグ・ノーマンをはじめ海外招待選手が出場してましたし、デビューしたばかりのジャンボ尾崎プロも出てました。レギュラーツアーだったので、もちろん地上波でテレビ放映もやってました。河川敷のパブリックコースで継続的に男子のレギュラーツアーをやっていたのは、後にも先にもくずはだけでしょう。加えて、当時はプロ協会(PGA)は東西に分かれており、くずはは西日本のプロテスト会場でもあったのです。

img20

現在の名称は 樟葉パブリックゴルフコースです

 

IMG_0032

くずは国際トーナメントの軌跡 (樟葉パブリックゴルフコースのホームページから転載)

 

 

40年前と今とでは世の中はすっかり様変わりしてますが、すっかりゴルフクラブもすっかり様変わりしてます。ということで、今回のエントリーはクラブ・オブ・ザ・イヤー2014の最終回、ウエッジ&パター編です。

 

まずはウエッジから。いきなりですが大賞は

ピン カーステン

P1060192

 

セット物のウエッジです。アイアンでもクラブ・オブ・ザ・イヤー2014に選びましたが、これは本当にやさしいクラブです。世界で一番やさしいウエッジを作りたくてMSウエッジ、SSウエッジを作りましたが、これはかなり形状が独特。対して、カーステンは通常形状にもかかわらず、ダフりに対するやさしさは群を抜いてます。ピンはピンアイ、ピンアイ2の頃からセット物のウエッジを作るのが上手いメーカーですが、それが脈々と続いています。

wg00005-300x300

2位 ピン G30
3位 クリーブランド RTX2.0 CB
4位 キャスコ ドルフィンウエッジ
5位 該当なし

P1070138

2位は PING G30

 

2位もピンのセット物のウエッジです。3位のクリーブランドもオートマチックに打てるやさしいウエッジですが、なぜか日本では人気がありません。中古ショップのスタッフに聞いてもリセールバリューが高くないそうです。4位のドルフィンウエッジはゴルファーによって評価が分かれますが、バンカーショットのやさしさはかなりのモノです。

 

588_rtx20_cb_satin_image_01

3位のクリーブランド588 RTX 2.0 CB

 

P1050551

4位のドルフィンウエッジ

 

続いてパターの大賞は

テーラーメイド ARC1

1653862_10202124653197723_7549387077034485378_n

IPP13_hero_wide_D4

かなり特殊なデザインですが、ストロークのしやすさ、そして打点がトウやヒール側に外れた時でも、直進性が高い転がりを得られます。フェースインサートの打感もこれまでのテーラーメイドの中では、音とボールの転がりが一致しやすいのも受賞理由になりました。

 

2位 オデッセイ ハボック
3位 ナイキ モダンクラシックメソッド MOD90
4位 該当なし
5位 該当なし

ハボックも慣性モーメントが非常に大きく、ミスヒットの強さは際立ってます。2位に甘んじたのはグリップ。慣性モーメントが巨大なパターにも関わらず、グリップが細い。ヘッドとグリップのバランスの悪さが減点材料になりました。

P1070973

オデッセイのパターで最大の慣性モーメント

 

3位のナイキ モダンクラシックメソッドMOD90は、クラシックなT型(キャッシュイン)。重心深度が深いパターに慣れてしまった人間には、重心深度が浅いパターというのは新鮮で、かつストロークのしやすさを感じます。夏場の高麗グリーンでパチンと打ちたい時はモダンクラシックメソッドのように重心が浅いパターの方が扱いやすいです。

940x640q80-587x400

940x640q80-1-587x400

2014年はドライバーの当たり年だったのに比べると、アイアン、ウエッジ、パターは衝動買いしたくなるクラブが少なかったです。衝動買いしたクラブが少なかったことも、該当なしが増えた要因になっているかも知れません。

 

今日で2014年が終わります。2015年はどんなクラブが出てくるのか大いに楽しみにしたいです。

 

本年もブログを読んで下さりありがとうございました。来年も元旦からブログアップしたいと思いますのでよろしくお願いします〜。

(▼▼)b

アナライズよりお知らせ

お待たせしました

売り切れ中だった

スーパーシャット君

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header

 


2014年12月26日何でこんなに似ているの!! スノボとゴルフの共通点ギア編

あっという間にクリスマスも終わり、今日は東京都営の若洲GL(東京都)でコンペに参加しています。若洲は東京湾に隣接するシーサイドコースで、コースからディズニーランド、お台場、そして東京湾を存分に見渡せます。2020年の東京オリンピックでの開催コースからは外れていますが、もしもコース変更が可能ならば、若洲でやってもらいたいです。

2012-12-28 09.03.20

若洲ゴルフリンクスは東京ベイブリッジがすぐ近くに見える

 

 

MMT9が開催された赤羽GCほどは駅から近くはありませんが、最寄りの新木場駅からならば頑張れば歩ける距離。銀座から新木場までは地下鉄で15分ほど。コースはそれほど難易度が高くありませんが、ギャラリーが観戦しやすい立地なのがいいです。加えて、若洲ならばナイター設備も設置しやすいので、世界で初めてのナイター試合も可能です。ナイターになれば、日本のゴルファーが応援にも行きやすいですし、テレビで視聴しやすくなります。

courseImage

 

そんなこんなで、今日のブログはゴルフに行く前に書き上げました。今回もエントリーは、スノボとゴルフの共通点。今回はギア編です。

 

スノボはボード(板)で雪の上を滑り、ゴルフはクラブでゴルフボールを打ちます。使われる道具で、共通点があるのは競技専用のシューズを履くことぐらいです。しかし、しかし、実はスノボとゴルフのギアには共通点があります。それは‥‥

 

Snowboard - Winter Olympics Day 4

 

スノボのボード(板)とゴルフクラブのシャフト。

 

P1080123

この2つのパーツは実に良くにています。どこが似ているかと言うと、

 

・シートを重ねて作られている(例外もあります)
・フレックス(硬さ)を選べる
・ねじれ(トーション、トルク)がある
・しなる
・しなり戻り(反発)がモデルによって異なる
・長さを選べる

 

どうですか、結構似ているポイントがあるんです。スノボはシャフトのように丸くはありませんが、シートを重ねたモデル(サンドイッチ構造)があります。クラブのシャフトもシートが何枚も重ねられ、重ねた後に丸く成形されています。実は、このシートの素材、重ね方、硬さ、しなり具合、そしてねじれ(トーション、トルク)のスペックが決まるのです。

 

そして、スノボの板もゴルフシャフトも硬いほどパワーが求められ、軟らかいほど非力な人でも扱いやすく仕上がっています。ねじれに関しては、どちらもねじれが大きい製品ほど、追従性(応答性)が低くなりますが、ミスの許容範囲が大きくなる分だけ、人間のミスを道具がカバーしてくれます。

 

長さについては、スノボもゴルフシャフトも操作性(取り回し)に影響が出ます。スノボの場合は長い方が安定感がありますが、ゴルフの場合は長いよりも短い方が安定感が出ます。スピードに関しては、スノボもゴルフシャフトも長い方がスピードが出ます。

 

マーク金井のボード(スノボ)の好みは少し長めでしなりを感じやすいタイプ、ゴルフシャフトも少し長めでしなりを感じやすいタイプです。トーション(トルク)はスノボもゴルフもやや多めが好み。トーション(トルク)が多くなると、追従性が悪くなりますが、タイミングが取りやすいし、大きな失敗をしづらくなるからです。

 

しなる、ねじれるという点においては、スノボもゴルフも共通点があるのです。そして、初心者なほど、自分の技術(スイング)に良い影響を与えてくる道具を使うことも重要なポイントになるのです~。

そしてスノボのボード(板)もゴルフシャフトも比較しないと本当の性能をチェックできません。例えば、ボードで初めてゲレンデを滑る人、クラブを生まれて初めてスイングする人にとっては、何が硬いのか、何が軟らかいのかの判断基準です。ゴルフにおいては同じシチュエーションで比較することで、シャフトの本当の硬さ、しなり具合を伺い知ることができるのです~。

 

スノボの板もゴルフシャフトも、しなりを上手く利用し、上手くコントロールすることが大事です~。

 

(▼▼)b

アナライズよりお知らせ

お待たせしました

売り切れ中だった

スーパーシャット君

 

パイロン&ボールが再入荷!

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header