マーク金井blog

カテゴリー: アナライズからお知らせ

2013年12月26日スイングが確実にレベルアップする究極の練習法とは!?

昨日は神田から電車で約30分、神田からの電車賃は210円の赤羽GCにて薄暮ハーフしてきました。河川敷なのに風も無く、絶好のゴルフ日和〜。25日ということもあってコースは空いていて、担ぎセルフで1時間55分ほどでプレーできました。もちろんマーク金井のことですから、ただプレーするなんてことはありません。ヤマハの最新ドライバー、インプレスRMXツアーモデル。ブリヂストンのツアステGRのユーティリティをじっくりテスト。そして、ナイキの新しいボール。レジンシリーズ3機種も試打してきました。

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RMXツアーモデルにはアナライズW65、ヤマハカラーのシャフトを装着。色のマッチングは良いのはもちろんのことヘッドとシャフトのマッチングもいい感じです。今回のツアーモデルは前々作のインプレスVのリニューアルという感じで、ヘッド形状はVシリーズを踏襲してます。歴代のVシリーズ同様、リアルロフトが少なめで上がりやすさよりも、弾道の強さを意識して設計されています。そして左に行きづらい。重心距離は短いですが(メーカー値、34mm)、その短さを感じません。ヘッドの返りづらさが手に伝わります。ヘッドスペックを計測すると、捕まりに影響が出る重心アングルが19度と非常に小さく、それがヘッドの返りづらくさせているのでしょう。

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GRのUTはライ角がアップライトで捕まりが良く、そしてボールが上がりやすいのが印象的でした。リアルロフトは表示ロフトよりも1度ぐらい少ないのですがボールが気持ち良く上がりキャリーが出ます。ただし、上がりやすい分だけスピンも多め。低スピンで風に強い球を打つのはやや難しく、スピンをかけてグリーンに止まりやすい球が打ちやすいUTです。テーラーメイドのグローレやロケットボールのUTに比べると、やや重心位置が高い感じがしました。

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ナイキのレジンシリーズは、インパクトの打感がガラリと変わり、すべてのモデルとも打感がソフトになっています。マーク金井は201xのxを使ってましたが、これのリニューアルモデルとなるRZNブラックは同じシリーズとは思えないほど打感がソフト。硬い打感が好きなマーク金井にはやや物足りない感じがしましたが、多くのゴルファーはこのソフトな打感を好むでしょう。そして、打感がソフトになった分だけ感覚的には前作よりもボール初速が少し出づらい感じがします。あちらを立てればこちらが立たずという感じがします。

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ちなみに、ディスタンス系のRZNホワイトとRZNレッドはディスタンス系らしさがちゃんとあって、ヘッドスピードが遅めのゴルファーにはかなり重宝するボールです。この2つは打感がかなりソフトですが、それでいてボール初速もちゃんと出ている印象を受けました。ディスタンス系ですがアプローチでもそこそこスピンがかかります(RZNブラック、プラチナほどではないですが)。

さて、レビューはこれぐらいにしておいて今日のエントリーは練習場でぜひとも試してほしい練習法についてです。練習場ではナイスショットを打つことを目標にしているアマチュアゴルファーが少なくありませんが、本当に上手くなりたい、スイングの完成度を上げたいと思うならば、たくさんボールを打つことからそろそろ卒業してほしいです。スイングの完成度を上げるには、完成度を上げるための練習も必要不可欠だからです。

では、どんな練習をすればスイングの完成度が上がるのか?

究極の上達法として皆さんにお勧めしたいのは、この2つ。

ドライバーの直打ち
ドライバーの高さにティアップしたボールをSWで打つ

どちらも普通にボールを打つのに比べると、10倍以上難しいです。そして結果オーライは絶対に出ません。正しい軌道、そしてミート率が良くないと、どちらもボールはちゃんと飛びません。ちゃんと飛ばないどころか、ちょびっとでも打ち損じればダフり、トップ、チョロが簡単に出ます。

この2つのドリルはかなり昔からありますし、いろんなプロが取り入れてますが、マーク金井は霍本謙一プロから直接教わりました。霍本プロ曰く、この2つがちゃんとできればプロテストに通るレベルになるそうです。

ドライバーの直打ちは横峯さくらプロ、石川遼プロもよくやってますが、ドライバーはクラブの中でパターを除けば、一番ロフトが少ないクラブ。3Wよりもロフトが少ないので芯に当てただけではボールはちゃんと上がりません。浅い入射角でヘッドを入れること、そしてシャフトのしなり戻りを上手く利用しないとボールが上がりません。逆に言うと、これがちゃんと打てるようになれば(ティアップした時に近いぐらいボールが上がり、3Wのナイスショットよりも飛距離が出る)、アマチュアならば確実にシングル入りできます。

続いて、ドライバーの高さにティアップしたボールをSWで打つ。もちろんフルショットで打ちます。これはやさしく感じますが、やってみると非常に難しいドリル。ヘッドの入射角の精度が求められますし、ハンドファーストにインパクトを迎えないとボールを上手くヒットできません。ドライバーの直打ちのようなプレッシャーはかかりませんが、これで100発100中させるのはかなりというか相当難しいです。いい感じでスイングしてもボールの下のティを打ってしまいやすく、ティを打つのを嫌がると今度はハーフトップが出ます。

練習はボールをたくさん打って自信をつけるよりも、ドライバーで直打ちしたり、高いティアップのボールをSWで上手くボールを打てるようになった方が、ゴルフ場に出た時に自信をもってショットに望めます。そしてこの2つの練習は距離の短い練習場、室内練習場でもいい悪いの評価を下せます。寒い冬に屋外の練習場でボールを打つのもいいですが、寒さを感じさせない室内練習場で難易度の高い練習をするのもかなり良いと思いますよ〜。

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クリスマスプレゼントしてます。この機会にぜひ

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2013年12月19日岡本綾子プロの華麗なスイングから学ぶべき本当のポイントは!?

昨日のブログで男子プロトーナメントの新しい形を提案したら、予想をはるかに上回る反響がありました。多くのゴルファーから支援のコメントをいただきましたし、ゴルフ場からも協力したいと連絡をいただきました。ホリエモンこと堀江さんからもTwitterで「賛同します! 応援します!」とリプライをいただきました。SNSの影響力の強さに今更ながら驚いています。詳細は順次ブログでアップしていきますが、マイクロトーナメントは男子ツアーが空白になる真夏の時期に開催を予定してます。場所は、北海道、関東、関西、そして九州の4カ所を考えています。もちろん試合形式は9ホールの短期決戦。出場するプロにはチケットを自分で売ってもらいます。

さて、今日のエントリーは岡本綾子プロのスイングについてです。今年はすでに250本以上のブログをアップしましたが、その中でアクセス数が非常に多かったのが7月21日のブログ岡本綾子プロについて書いた日のブログです。年間ランキングでトップだったので、今日はさらに彼女のスイングについて掘り下げたいと思います。

岡本綾子プロと言えば、現役時代は米ツアーで初の賞金女王に輝き、そして今年賞金女王に輝いた森田理香子プロの師匠です。現役時代は軽く振っているのに(軽く振って見えるのに)、なんであんなに飛距離が出るんだと言われてました。そして、滑らかで美しいスイングの持ち主。マーク金井は大学時代に一度だけ岡本プロと同じ日、同じゴルフ場でプレーしたことがありますが(たまたまプレーした兵庫県のゴルフ場で、前の組で岡本プロがプレー)、その飛距離に驚かされました。大学生のマーク金井よりもドライバーは飛んでて、パーシモンヘッドで楽に250ヤード以上出てました。

そんな岡本プロですが、スイングの特徴はコンパクトなトップから大きなフォロースルー。ダウンスイングのタメが深さは天下一品。ヘッドを効率良く走らせることができているので、軽く振ってみえてもヘッドスピードが並外れて速く、それが飛距離につながっているのです。森田理香子プロもダウンでタメが大きいですが、アヤコさんの現役時代は森田プロをはるかにしのぐぐらい、ダウンでタメが大きかったです。

そして、そしてアヤコさんと言えばトップがシャットフェースなのもの大きな特徴です。なのにアヤコさんのスイング解説をするプロのほとんどは、彼女がフェースをシャットに使っていることを指摘してません。今年、月刊ゴルフダイジェスト9月号で江連正プロはアヤコさんのスイングを解説してますが、そこでもトップでフェースがシャットなのは一言も触れてませんでした。プロが示し合わせているのかどうか分かりませんが、何か作為を感じてしまうほど、
アヤコさんのシャットフェースはアンタッチャブルな扱いになっています。

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でも連続写真を見ると、アヤコさんはトップでフェースはシャットです。宮里藍ちゃん同様、フェースが空を向いています。そして、このシャットフェースなトップを作っているから、アヤコさんはダウンでタメが深く、そして大きなフォローにつながっているとマーク金井は見ています。

なぜシャットフェースにすると、タメが大きくなるのか?

これはオープンフェースとの比較で証明できます。アマチュアの多くはトップでフェースが開いています。スライスに悩んでいる人の場合でしたら、8割以上のゴルファーはオープンフェース。トップでフェースが正面を向いています。そして、オープンフェースな人ほど、ダウンの早い段階でタメがほどけています。理由は単純、フェースが開いたままではインパクトでもフェースが開きやすくなります。ゴルファーはそれが無意識の内に分かっているから、開いたフェースを閉じたくなる。結果、フェースを閉じようとして右手を使ってしまうから、ダウンの早い段階で手首のコックがほどけてしまうのです。

他方、アヤコさんや藍ちゃんのようにトップでフェースがシャットになっているとダウンでフェースを閉じようとする動きは必要ありません。そんなことをしたらインパクトでフェースが被り、強いフックが出たり、引っかけのミスが出てしまいます。シャットフェースなトップを作れば、フェースを返す必要がありません。結果、ダウンでタメを作りやすくなるのです。実際、シャットフェースのトップを作るマーク金井もダウンでタメはかなり大きいです。タメが大きいから軽く振って見え、それでいてヘッドが効率良く走るので飛距離が出ています。

タメを作ることはどんなプロもレッスンしてますが、シャットフェースを会得するとタメが大きくなるとレッスンするプロは非常に少ないです。理由は分かりませんが、今でも、シャットフェースなトップを毛嫌いするプロが少なからずいます。

スライスが直らない
ダウンでタメが上手く作れない
手打ちになってフォローが小さくなってしまう

これらはトップでフェースが開いているのが原因になっている場合が少なくありません。マーク金井はスーパーシャット君という練習器具を作りましたが、これは重心距離が50ミリ。シャットに上げないと真っ直ぐ飛ばないように仕上げてあります。シャットフェースなトップを作ることを覚えてもらうために、市販クラブよりも重心距離を長く設計してます。

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写真をクリック

シャットフェースなトップはイメージだけでは作れません。自分ではフェースをシャットに使っているつもりでも、実際はフェースが開いてしまうゴルファーが非常に多いのが現実です。

明日はシャットフェースなトップの作り方についてじっくり説明したいと思います〜(▼▼)b

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2013年12月12日宮里優作も使うNEW GR、どんなゴルファーと相性がいいのか?

日本シリーズで劇的なチップインでツアー優勝した宮里優作プロ。テレビ解説をしていた青木功プロは「あんなにドライバーが飛んで曲がらなかったらゴルフは楽だよね~」とコメントしてましたが、テレビを見ていても優勝争いをしていた谷原秀人プロ、山下和弘プロよりも20ヤード以上、飛距離が出ていました。もともと飛距離には定評がありましたが、日本シリーズでは方向性も抜群に良かったです。

その宮里優作プロが、今シーズン途中から使っているのがNEW GR~。ブリヂストンにはプロ、アスリート向けのブランドとしてXドライブ709シリーズがラインアップしているにもかかわらず、優作プロはあえてやさしさをアピールしているGRを使っています。昔風の言い方をするならば、GRは上級者向けではなくて、中級者向けのドライバーです。実際、メーカー側もアベレージゴルファーでも使える(使ってもらいたい)という位置付けのクラブとしてGRをラインアップしています。

さて、このGR

マーク金井も現在GRを使っていますが(国内メーカーのドライバーがエースになるのは10年ぶりぐらい)、とにかく曲がりません。そして飛距離もかなり出ます。

ブリヂストン ツアーステージGR

ブリヂストン ツアーステージGR

http://www.tourstage.com/gr/trial.html

市販ドライバーで一番飛ぶわけではないですが、飛距離と方向性のバランスが実にいいです。これまで5ラウンド以上使ってますがOBはゼロ。フェアウェイキープ率は75%を越えています。大利根でのラウンドではフェアウェイに点在する松に苦しめられましたが、それ以外ではドライバーがほぼノーミスです。宮里優作プロを含め、シーズン途中で変えたBS契約選手が17名もいたそうですが、打てば納得。ここ2~3年の間に発売されたBSのドライバーと比べると、「1発」で使いたくなるドライバーです。

では、GRは他のドライバーに比べて、どんな優位性があるのか?

ヘッドのスペックを調べてみると‥‥

表示ロフト9.5度
ヘッド重量  197g(スリーブ込み)
重心距離   36.5ミリ
重心深度   34.5ミリ
重心アングル 24.5度
リアルロフト 11.25度
フェース向き +0.75度

アベレージゴルファーを意識しているのでリアルロフトが多めです。そして、フェース向きも+0.75度とフックフェース。この2つのスペックを見る限りでは‥‥アマチュアには良くてもプロが使えるドライバーではありません。加えて、ヘッド重量もプロが使うには少し軽いです。重心距離に対して重心深度はわずかに浅いですが、重心アングルは24.5度とちゃんとあります(浅重心ドライバーの場合、重心アングルが20度以下)。

460CCにしては重心距離が短めで、重心アングルも平均を少し上回っている。フックフェースでこのスペックだと、スライサーにも扱いやすいドライバーと言っていいでしょう。テーラーメイドのドライバーで捕まらないと悩んでいる人ならば、GRを手にするだけでドローが打てるようになると思います。

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GRはカチャカチャ方式の可変ドライバーですが、少なくともノーマルポジションだと、プロが飛ばせるドライバーにはなりづらいです。

でも、ポジションチェンジをするとプロ好みのスペックになります。マーク金井もポジションを変え、そしてシャフトをアナライズオリジナル「W65」を装着してますが、こんなスペックです。

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表示ロフト9.5度
ヘッド重量  197g(ノーマルのまま)
リアルロフト 10.5度
フェース向き ±0度

カチャカチャで捕まらない方向にシャフトを回転させることで、ヘッドのスペックが少しハードになりました。宮里プロの場合はもっとハードにしていると思います。恐らくこんな感じではないでしょうか?

表示ロフト9.5度
ヘッド重量  200~203g(グルー注入)
リアルロフト 9.5度前後
フェース向き -0.5~-1度

ここまでスペックを変えていくと、BSのXドライブ709シリーズにかなり近づいてきます。調整機能付ドライバーならではです。

でも、スペックが近づくだけではGRを使う理由にはなりません。やはりプラスαがあったから、プロたちはこぞってGRを使い始めたのだと思います。

それは何か?

おーっと、原稿締切りの催促の電話が入りました。この続きは明日じっくり書きましょう~(▼▼)b

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というわけで、マーク金井仕様作っちゃいました!!←写真をクリック


2013年11月09日マーク金井 ゴルフ大好きステッカーを配布中~

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今週は取材ラッシュでした。月曜から水曜日までは千葉県のゴルフ場で新作クラブの試打と撮影。昨日、金曜日は神田のスタジオにて中古クラブの試打&撮影~。1週間で試打クラブ&シャフトは約100本!!!! 打ちも打ったり、喋りも喋ったりの1週間でした。

試打した中でマーク金井が一目惚れしたのは‥‥

ドライバー
ツアーステージGR(BS)
ヤマハインプレスリミックス2(ヤマハ)
イーゾーンXP(ヨネックス)

アイアン
S55(PING)
TC777(フォーティーン)
AP2(タイトリスト)

シャフト
ツアーAD MT-6(グラファイトデザイン)
スピーダー661(フジクラ)

さてさて、今日のブログは告知です。

アナライズは11月1日にゴルフ情報ポータルサイトを立ち上げました。そして8周年を迎えています。日頃の感謝の意味を込めて、オリジナルステッカーを作りました。もちろん、マーク金井のことですからただのステッカーではありません。ゴルフ大好きな熱いメッセージを込めてます!!!!

「YOU WORK? I GOLF!」

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ステッカーご希望の方はこちらのページから

ゴルフが大好きで大好きでたまらない人、
ゴルフが三度の飯よりも好きな人、
ゴルフなしでは生きられない人、
ゴルフのことばかり考えている人、
ゴルフならば早起きできる人、
ゴルフを生き甲斐にしている人

数え上げたらキリがありませんが、とにかくゴルフが好きな人が張りたくなるようなステッカーを作りました。デザインはゲーリー久永画伯。マーク金井は自分のクルマ、ノートPCにこのステッカーを自慢気に貼っています(笑)

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ステッカー御希望の方はこちらのページから

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ステッカーご希望の方はこちらのページから

このステッカーは非売品です。ご自身のブログ、Facebook、ツイッターに、このステッカーを貼った写真を投稿していただける方に、無料でお配りしています。当初は先着50名の予定でしたが、サイトリニューアルを記念してどーんと大盤振る舞い~。先着500名にお配りいたします。

ご希望の方はこちらにアクセスして下さい~。

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ステッカーご希望の方はこちらのページから

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2013年11月03日新作アイアン28モデル一気に打ってみて感じたこと‥‥

MSN産経ニュースより転載

MSN産経ニュースより転載

野球は「何があるか分からない」と言われてますが、昨日の日本シリーズ第6戦はまさにそんな試合でした。今年一度も負けなかった樂天の田中将大がまさかの4失点。巨人先発の菅野は樂天を3安打2失点に抑え、これで勝敗は樂天、巨人とも3勝。勝負の行方は今日の第7戦に持ち込まれることになりました。

そして、「何があるか分からないと」言えば、アナライズの新しいサイトも想定外のことが発生しました。一昨日(11月1日)にゴルフの情報ポータルサイトを立ち上げましたが、想像をはるかに超えるアクセスがあり、一昨日、そして今日もサーバーのアクセス制限がかかってつながりにくくなっています。。これまでは毎日1万ぐらいのPVだったのですが、一昨日は半日で約4万PV。昨日もアクセス制限があったにも関わらず2万5000ものPVがありました。特に夜はアクセスが集中し、サイトをクリックしてもアクセスまったくできない時間帯がありました。

この場をお借りしてユーザーの皆様にお詫び申し上げるとともに、アクセス改善すべく(昨日深夜にサーバーを移管)、本日からは大容量専用サーバーでサイトを運営しています。これでアクセスのしづらさはかなり解消できるかと思っています。今、テストしてみたら‥‥サクサクつながりました。

アナライズのサイトにアクセスが集中する最中、マーク金井は連休初日、神田のスタジオで28機種の最新アイアンを試打しました。いずれもこれから発売されるモデルばかり。打たずにいられないクラブを矢継ぎ早に打って、矢継ぎ早にコメントしました。1モデル当たりに打つボールの数は10球前後ですが、実はクラブの良し悪しとうのは最初の1球でほぼ分かります。ドライバーもそうですが、アイアンも自分と相性が良いクラブは1球目からいい球が出ますし、自分と相性が良くないクラブは1球目にいい球は出ません。10球前後打つのは、1球目に感じたことの確認作業のためです。

フォーティーンの「TC777」

フォーティーンの「TC777」

では、マーク金井はアイアンを試打する時、
どこをどんな風に事細かくチェックしているのか?

  1. 打点位置(ミートしやすいかどうか)
  2. つかまり(ヘッドの返りやすさ)
  3. 重心の高さ(スピンの掛かり具合)
  4. 重心の深さ(当たり負けに強いのかどうか)
  5. スイートエリアの広さ(ミスに強いのかどうか)
  6. バンスの利き具合(ソールの挙動)
  7. 見た目(デザインの良し悪し)
  8. ヘッドのシャフトの相性

見た目はパッと見ただけで分かりますし、他の項目については1球打てばほぼ分かります。重心の深さ、スイートエリアの広さについてはわざとミスショットを打って確認し、バンスの利き具合についてはわざとダフり気味に打って確認します。神田のスタジオは人工芝ですが、意外なことに人工芝の方がバンスの利き具合を正確にチェックできます。

1本1本のレビューについては、もうしばらくお待ち下さい。ゴルフ雑誌の企画で試打したので‥‥雑誌で詳しくコメントします。昨日FBで少しだけコメントしましたが、マーク金井が試打で一目惚れしたのはフォーティーンのTC777と、ナイキのVRフォージド(コンボアイアン)、ピンのS55、そしてタイトリストのAP2。いずれも軟鉄鍛造ですが、軟鉄鍛造が好きだから選んだわけではありません。マーク金井の場合、アイアンの適正ライ角が65度前後(5番)。ライ角調整できないアイアンだと、そのクラブの性能を100%引き出せないからです。ここだけの話ですが、マーク金井はアイアンを試打する時、ネックが曲げられるアイアンはライ角調整して試打してます。

では、今回試打した28本の中でどれが良かったのか?

昔と違って、今どきのアイアンはいずれも打ちやすく出来てます。打ちづらいアイアンはひとつもありません。ドライバーに比べると目立たないですが、アイアンも確実に進化してます。ただし、モデルによって飛距離はかなり異なります。理由は単純。アイアンの場合、モデルによってロフトがかなり異なるからです。今回は7番アイアンの試打でしたが、ロフトが一番立っているモデルと、ロフトが一番寝ているモデルとを比較すると‥‥

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Nike VR PROコンボ  34度

なんと7度も差がありました。ロングアイアンを除けば、アイアンの飛距離は
ロフトでほぼ決まります。限度はありますが、ロフトが立てば立つほど飛距離が伸びます。その証拠に、飛距離をアピールしているアイアンのほとんどは7番アイアンのロフトが30度以下。対して、プロ、上級者向けのアイアンはロフトが立ってません。7番のロフトは32度以上あります。

たかがロフト、されどロフト。

今回も試打して強く感じたことは、一部のプロ、上級者向けモデルを除き、7番アイアンはかつての5番アイアンのロフトとほぼ同じ。なぜ、メーカーはこぞってロフトを立てるのかについては次回じっくり説明しましょう~。

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PS.アナライズのサイトはサーバー補強で現在つながりやすくなっております。オープニングセールもまだまだやってますので、お気軽にアクセスしてみて下さい~。

アナライズ 新WEBサイト
http://www.analyze2005.com/