カテゴリー: 新製品情報
2020年11月18日超私的な試打インプレッション タイトリスト TSi2ドライバー
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2020年も残すところ40日あまりとなりました。コロナ禍の影響で生活スタイルがかなり変わりましたが、超私的には4ヶ月前から長距離散歩を欠かさない生活を続けています。毎日1万5000歩以上、ゴルフに行った日は2万歩以上歩くようになり、おかげでダイエットをまったく意識してないのに体重が6キロ減り、ぽっこり出ていたお腹も凹みました。
毎日の散歩のおかげで血糖値、A1cともほぼ正常値に戻ったことで疲労回復が早くなり、ゴルフにいっても疲れが翌日に残りません。毎日、散歩で3時間以上歩くことが、これほどまで体に良いとは今さらながら驚いています。
2020年を総括すると糖尿病を発病したおかげで生活習慣が改まり、散歩が生活の一部になりました。ゴルフに関しては乗用カートに乗ることがなくなり、キャディバッグを担げる所では担ぎセルフ7本縛りで回っています。
7本でのプレーではドライバーは欠かさず入れてますが、2020年のエースドライバーはキャロウェイのエピックフォージドとピンのG410+。コースに合わせてこの2本を使い分けていますが、これから新たなエース候補として今月に入って購入したのがテーラーメイドのSIM MAXーD とタイトリストのTSi2です。
タイトリストのTSi2は発売初日の11月13日にお買い上げ。タイトの新製品を新品購入するのは本当に久しぶりですが、おそらく2代目のVG3以来かと思います。
さて、このTSi2ドライバー。
ゴルフパートナーのYouTubeコンテンツ「マーク金井の試打職人」で試打して気に入ったので購入しました。スペックはごくごく普通のつるしのままで、ロフトは低い弾道を打ちたいので9度、シャフトは50g台の純正シャフト(TSP322)のSです。
アナライズ神田スタジオのご近所、つるやゴルフ神田駅前店でTSi2を手に入れ、まずはヘッド重量計測。
ヘッド重量はスリーブ込みで約201g。
普段200g前後のヘッドを使っているので、ちょうどいい感じの重さです。クラブ重量も306.4gなので、これまたちょうどいい重量感です。メーカー公称値よりも数グラム軽いですが、超私的にはこの重量でOK。少し前に購入したテーラーメイドのSIM MAX-Dとほぼ同じスペックです。
長さは45.5インチでバランスはD2。
振動数は249cpm。
このスペックに関しても、現在エースのピンG410+とほぼ同じです。
ではG410+と比較してどうだったのか?
ではSIM MAX-Dと比較してどうだったのか?
この3モデルを打ち比べて分ったことは、、、、、
基本的な特性に大きな違いはないということです。メーカーさんには怒られるかも知れませんが、一言で言えば今どきの外ブラのドライバーは同質化しているのです。具体的に言うと、
・慣性モーメントが大きくてミスに強い
・直進性が高い弾道が打てる
・吹き上がりづらい弾道(スピンがかかり過ぎない弾道)がオートマチックに打てる
・重心距離が長いのでフェースの開閉が少ないスイングと相性が良い
では、違いはどこにあるのかと言えば、、、、、
明らかな違いはデザインです。ソールの形状、ロゴのデザインは誰がみても違いが一目瞭然でしょう。超私的にはTSi2は前作よりもデザインが良くなり、かつタイトリストらしさがあります。
この3モデルに関してはヘッド重量がほぼ同じですし、重心特性も極端な違いはありません。ヘッドに関して違いを挙げるとすれば、、、
・打感(打音)
・アドレスした時の顔つき
・ヘッド(ソール)の座り具合
・フェースの形状
・スリーブの形状
この4つの要素に関しては好みが分かれると思います。超私的には、ヘッドの座り具合はSIM MAX-Dが一番しっくり来ます。フェースの形状、アドレスの顔つきに関してはTSi2が一番安心感があり、打感(打音)に関してはG410+が心地よいです。スリーブの形状に関しては、G410+とSIM MAX-Dはスリムで軽量でgood。TSi2は調整のバリエーションを豊富な反面、太くて重いのがちょっと残念です。
ヘッドに比べると、シャフトはモデルによって特性の違いが分りやすく、G410+とSIM MAX-Dは先調子感があり、TSi2(TSP322)は手元調子感を感じ取れます。超私的には純正シャフトとして軍配を上げたいのはTSi2です。
今回、TSi2を購入して分ったことは、自分が買いたくなるドライバー、実際にコースで使ってみたくなるドライバーというのはすでに決まっていて、ヘッド重量が200g前後、総重量が305g前後。慣性モーメントが大きくて右にすっぽ抜けないでイメージ通りのフェードが打ちやすい、、、、ということが再確認できました。
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(先日告知しました動画の内容が異なっておりました訂正しました。申し訳ありませんでした!是非御覧ください)
2020年11月13日超私的な試打インプレッション テーラーメイド SIM MAX-Dドライバー
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(先日告知しました動画の内容が異なっておりました訂正しました。申し訳ありませんでした!是非御覧ください)
朝晩は11月とは思えないほど寒くなってきました。夕方5時には真っ暗なので、体感的には12月なのではないのかと思っていたら、毎年お世話になっているガーラ湯沢はすでに冠雪があったとの知らせが舞い込んできました。
ここ数日寒い日が続いています。今朝は車のフロントガラスがガチガチに凍りついてました。
この時期の雪景色なんて滅多にありません。紅葉と雪山のコラボはなんとも言えない美しさです。
ここまで冷え込んでくると、例年だとゴルフよりもスノボやスキーに行きたくなるのですが、今シーズンは冬場も休まずゴルフに行くつもりです。毎日1万5000歩以上あるくことを日課している人間にとっては、ゴルフはたくさん歩くのにもってこいだからです。
昨日も天気が良かったので赤羽ゴルフ倶楽部を薄暮で9ホールプレーしてきましたが、駅からクラブハウスまで歩くのを含めると1万2000歩をサクッと歩けました。
赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮プレーする時はインコースを利用するのですが、昨日はインが混んでたので1年半ぶりぐらいにアウトを回ってきました。
赤羽のアウトはインと違って、右サイドに打球事故防止のネットが広がるホールが続きます。ティグラウンドに立つとこれでもかってぐらい右サイドのネットが目に入りますが、フェードやスライスが持ち球の人には、このネットがあまり気になりません。左サイドを狙うので、アドレスするとネットが気にならなくなるのです。
マーク金井も昨年あたりから持ち球がフェードになったこともあり、スタートホールのネットを気にすることなくティショットを打てました。手にしたドライバーは、まだ1発も打ってないドライバーにもかかわらず、、、(笑)
昨日試打したドライバーは、、、、
テーラーメイドは10年以上前から、モデルによってはノーマルモデルとDモデルの2タイプをラインアップしています。今回のSIMに関してはSIM MAXにDモデルがラインアップされています。ちなみに、前作ではM6にDモデルがラインアップされており、マーク金井は、M6もDタイプを所有しています。
Dとはドローの頭文字を取っており、メーカーの公式コメントはこんな感じです。
ドローバイアス設計
SIM Max-D ドライバーはスライスを抑制するため、ヒール部分にドローバイアスウェイトを搭載。ボールのつかまりやすさに加え、SIM Max ドライバーよりもラージフェース、ワイドスイートエリア設計で高い寛容性を実現します。
*SIM Max-Dのみ
ノーマルではなくDタイプを購入した理由は、まさに「捕まり」を求めてのことです。
今回は新橋のジーパーズにて平行輸入品をお買い上げ。ロフトは9度、シャフトは純正装着しているフジクラのベンタスのオレンジ(50R)です。
購入後、まずチェックしたのがヘッド重量。素振りをした時にそれほど重くないと思っていたのですが、予想通りで、、、、
198.7g(スリーブ込み)
普段200g前後のヘッドを使っているので、普段よりも少し軽め。テーラーメイドはヘッドにしては、ヘッドが軽めです。
今回、赤羽では前から試したかったグラファイトデザインのツアーAD、XC-5を装着していきました。このシャフトを装着した時のスペックはこんな感じです。
総重量 303.4g
バランス D1
長さ 45.5インチ
振動数 260cpm
50gのS、それも手元調子にしては振動数は高めです。しかしながら、ワッグルすると振動数ほどは硬さを感じず、手元側にしなりを感じます。
1番のホールはコントロールが利いたフェードが求められますが、狙い通り左のクリークから軽いフェードでフェアウェイ左サイドに着弾。1発目からイメージ通りの弾道が打てたこともあって気を良くしたのでしょう。その後も2番、4番、8番で使いましたが、すべてコントロールが利いたフェードが打てました。
今回試打してみて改めて感じたのは、SIM MAX-DはノーマルのSIM MAXよりも右にすっぽ抜けにくです。ドローが打てるほど捕まる訳ではありませんが、ノーマルよりも捕まりが良いので、超私的にはフェードを打つのに適してます。フェードを打ちたい時に、一番避けたいのが右へのすっぽ抜けなのですが、SIM MAX-Dはその心配がないからです。
球が捕まり過ぎても困りますが、コントロールが利いたフェード、球が捕まるフェードを打つのに適しているのは、適度に捕まりがいいヘッドなんです。対して、ドローを打つのに適しているのは、捕まえようとした時に捕まり過ぎないクラブです。
シャフトに関しては、抑えた弾道が打ちやすく、かつコントロール性が高く感じました。
打ち出し角が高くなりづらいので、低い目の弾道がオートマチックに打てます。
いきなりコースで使ってみてノーミスだった訳ですから、SIM MAXーDとツアーAD XCの相性はすこぶる良いと言えるでしょう。
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2020年10月21日超私的な試打インプレッション フジクラ スピーダーSLKーD
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絶好の秋晴れの中、昨日は赤羽GCでサクッと薄暮9ホールプレー。2時45分くらいにスタートし、5時少し前にホールアウト。いつもよりも時間がかかったのが多くのゴルファーが来場していたからです。
クラブセッティングはいつも通り7本ですが、ドライバーはフジクラから新しく登場した、短尺用のスピーダーSLKーDを装着したエピックフォージドです。SLKーDはワンフレックスで40g台、50g台、60g台の3つの重さを選べます。今回は60g台で組上げました。
長さ 44.5インチ(ヒールエンド計測)
総重量 312.1g
ヘッド重量 約194g
バランス D2.5
振動数 244cpm
センターフレックス値 3.69
SLKーDは短尺でもバランスが軽くならないような設計がなされてますが、まさにその通りです。通常設計のシャフトの場合、194gのヘッドで44.5インチの長さにしたらここまでバランスは出ません。シャフトのバランスポイントは普通のシャフトよりもかなりチップ(先端側)に偏っていることが窺えます。MCIアイアン同様、シャフト先端側に金属管を複合していることでなしえているのでしょう。
SLKーDは短尺用としては2代目ですが、末尾のDはディスタンス(Distance)の略。高弾性カーボンを採用することで初代のSLKよりもトルクを抑えた設計がなされています。
組上げてまず感じたのがバット側(手元側)の太さ。数値的にはコンマ数ミリの違いですが、実際にクラブを手にするとグリップの太さが手に伝わります。同社のスピーダーエボⅦに比べると、一回り以上太く感じます。
ワッグルすると中間部分がわりと大きめにクイッとしなり、シャフトのたわみ量は大きめ。短尺でもシャフトのしなりを感じやすく、体感的にはSRぐらいの感じです。
9ホール中、6ホールで使って見ましたが、このシャフトを一言で言うと
日本オープンを制した稲森佑貴選手のようなショットが打てるシャフト!!!!
出だしの10番はフェアウェイ中央のイエローフラッグを狙ったらベタピン。1発目から左右にねじれる気配がない弾道です。13番からもイメージ通り狙った方向にボールが打ち出すことが出来き、とにかくフェアウェイキープしやすく感じました。捕まりに関してはニュートラルで、どちらかというと左のミスが出づらく仕上がっています。
そして印象に残ったのがトルクの少なさ(トルク2.9)。シャフト自体は軟らかいのですが、トルクが少ないのでシャフトの挙動には遊び(ねじれ)が少なく、それがヘッドの追従性を向上させているのでしょう。ヘッドスピードが38~43m/sぐらいまでならば、しなり感と追従性のバランスが良く、安定したリズムで振っていけるシャフトです。
軽量スチール装着の43.5インチのエピックフォージドよりは長いですが、もう1本のエースドライバー、ピンのG410+(45.5インチ)と比較すると、44.5インチの長さは短さによる安心感がかなりあります。加えて、短い方が身体をしっかり使っていけるメリットもあると思います。
超私的には慣性モーメントが巨大なドライバーよりも、エピックフォージドのようにヘッドサイズがやや小ぶりなタイプ、慣性モーメントの大きさにこだわらないタイプのドライバーと相性が良さそうな感じがしました。
スコアメイクの観点から見れば、ドライバーに求められるのは確実にフェアウェイキープをすることと、安定した飛距離(致命的なミスをしないこと)です。ドライバーショットの精度を上げてくれるシャフトを求めてる人には、SLKーDは試してみる価値が大いにあるシャフトです。
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【リニューアル復活!】アナライズ MSウェッジ 軟鉄鍛造CNCミルド
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2020年10月19日超私的な試打インプレッション タイトリスト TSi3ドライバー
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昨日は赤羽早朝で9ホールプレー。スタートホールでは真冬のような寒さでしたが、日が出てくるとともに気温が少しづつ上がり、7ホール目ぐらいからは秋らしい天気の中でプレーを楽しむことができました。
プレー後は神田の事務所に戻り、サクッと原稿を1本仕上げてお昼。神田の金子半之助で天丼をサクッといただいてから日本オープンをテレビ観戦。谷原選手と稲森選手の息詰まる優勝争いを見ながら、このブログを書いています。
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JGTOimagesさんの投稿 2020年10月18日日曜日
18番パー5でバーディーを奪った稲森選手が一昨年の横浜に続いて、2度目の日本オープンを制しましたが、改めて感じたのがティショットの精度。5年連続でフェアウェイキープ率トップを証明するかのように、稲森選手はティショットでのミスがほとんどありません。飛距離よりもフェアウェイを外さないことがスコアメイクにつながることを見事に証明しました。
稲森選手ではありませんが、スコアメイクを考えるとドライバーに求められらるのは飛距離と方向性の両立です。超私的にはイメージ通りの弾道が打てるドライバー、打点位置が揃うドライバーを使うことが両立につながると思っています。
今、エースドライバーとして使っているのは
エピックフォージド(シャフトは島田の軽量スチール)長さ43.5インチ
ピンG410+(シャフトは純正アルタJCBレッド)長さ45.5インチ
そして、新たにエースドライバーに加わる候補になりそうなのが、、、
歴代タイトリストのドライバーでは2代目のVG3がエースになったことがありますが、VG3を打った時以上に手応えを感じました。イメージ通りの弾道が打て、なおかつ打点位置が安定していたからです。
スペック的に気に入ったのがヘッドの重さです!!!!
スリーブ無しで194g。スリーブを装着すると約200g。
現在エースのG410+と同じ重量です。
モデルチェンジによってTSi3は重量調整ウエートがバックフェース側に収まってます。前作よりも見た目がすっきりしただけでなく慣性モーメントの数値が上がり、なおかつヘッドの重量バランスもgoodです。50g台の純正シャフトもしなり感がニュートラルで、打点位置が安定します。
そして何より気に入ったのが弾道の高さ。クラブの重量が適度にあること、適度な低重心が影響しているのでしょう。打ち出し角度がイメージ通りで、弾道はやや低め。いい意味でボールが上がり過ぎません。ヘッドスピードが43m/s前後でキャリー235ヤード、ランが15~20ヤードぐら弾道が打てるのです。
今回は神田のスタジオでの試打ですが、TSi3は1発目からイメージ通りの弾道が打てました。一日でも早く、コースでピンG410+と打ち比べてみたいです~。
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【リニューアル復活!】アナライズ MSウェッジ 軟鉄鍛造CNCミルド
最後まで観たい方は、マーク金井オンラインサロンに是非ともご入会ください。
2020年09月02日超私的な試打インプレッション ピンG425MAXドライバー
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月曜日、そして火曜日と2連チャンで赤羽薄暮でプレーしてきました。日没時間が早まってきたこともあり、夕方4時を過ぎると少しひんやりとした風が吹いてくれ、夏の終わりを感じながらフェアウェイを歩くことができました。
月曜日はお一人様、火曜日はスリーサムでのプレーでしたが、この2日間に使ったドライバーは、、、、、
月曜日(8月31日)に発表されたばかりのドライバーで、G410シリーズの後継機種です。前作同様、今回も3つのモデルがラインアップされており、その中でもっともヘッドの慣性モーメントが大きいのが、このG425MAXです。ちなみに、他の2モデルは捕まり重視のSFTと低スピンを重視したLST。G410+の後継機種となるのが、G425MAXです。
「クラブはコースで打ってみてなんぼ」というのがマーク金井のモットーですが、赤羽の10番は真っ直ぐなホール。右がOBで左がワンペナなので、方向性が求められます。スタート前にやるのは素振りだけで、いきなり実戦投入します。
持ち球が軽いフェードということもあって、フェアウェイ左サイドを狙って構えて打ってみました。ボールはこれでもかってぐらい真っ直ぐ飛び出し、そこから軽いドロー弾道。狙い通りフェアウェイ左サイドに着弾し、落下後のランで少しだけラフに入って止まりました。フォロー風ということもあり、軽めのスイングで約255ヤードです。
第一印象はG410+よりもさらに直進性が高く、そして捕まりが良いこと。捕まりに関してはロフトが10.5度というのも影響していると思いますが、慣性モーメントが巨大なドライバーにありがちな右にすっぽ抜ける感じはありません。捕まりが良くなっているので、ヘッド後方に配されるウエートがかなり重くなっているのが影響しているものと思われます。移動できるウエート重量を比較すると、、、
G410+のウエート重量 16g
G425MAXのウエート重量 26g
ヘッド後方のウエートを10g変えることで、G410+よりも重心が深くなり、これにより慣性モーメントを増大させただけでなく、重心アングルも大きくなっていると思われます。重心アングルを大きくすることでヘッドが返りやすく、捕まりの良さに貢献しているようです。
ただし、重心を深くするとスイートスポット位置は上がり、スピンが少し増えてきます。普段使っているG410+はロフト9度。今回試打したG425MAXのロフトは10.5度。ロフトが違うので比較が難しいですが、2日間試打した感じではG425MAXは低スピン弾道を打つことよりも、安定したキャリーが出やすい設計がなされていると思います。
スピン量に関しては同じロフトで比較しないと意味がありません。近々、ロフト9度のG425MAXを入お借りして打ち比べます。
G425MAXもG410シリーズ同様、純正はアルタJCB。ただしコスメはガラッと変わりブルー系でマット仕上げです。しなりのフィーリングは少し変わり、G410の時よりも手元側がしなり中調子感が強まっています。
G425MAXのさらに詳しいインプレについてはDMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」にて詳しくやってます。こちらもご覧いただけますと幸いです~。
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