カテゴリー: 新製品情報
2014年06月13日USTマミヤ、アッタス6(ロックスター)をマーク金井が試打してみたら‥‥
先週末に梅雨入りしてからというもの、関東地方は毎日のように雨が降っています。気温はそれほど高くありませんが、湿度はかなり高くなってきました。ぜんそく持ちで乾燥肌のマーク金井にとってはこのモイスチャー(湿度)は、苦手ではありません。湿度がある方が喉も肌も潤うからです。ちなみに神田のスタジオは地下二階ですが、ここにいると不思議なことに湿度がそれほど高くありません。なので、毎日快適にクラブやシャフトを試打することができます。今週はドライバーを2本、そしてミニドライバーを2本試打。そして、試作品を含めてシャフトも3本試打しています。
そしてシャフトと言えば、今、もっとも注目されているのがUSTマミヤのアッタス6でしょう。アッタスはネーミングも凝っていて、6代目のアッタスは
ロックスター!!!!
ロックなシャフトということは、性能もさぞやとんがっているのかと思いきや、そうでもないそうです。USTマミヤの植木さんによると、剛性分布、しなり感には癖がなく誰にでも扱いやすいシャフト、そして飛距離性能にとことんこだわって作り上げたそうです。今までのアッタスよりもヒューマンテストを繰り返し、ヒューマンテストから導かされてできあがったのが、今回のアッタス6(ロックスター)だそうです。
アナライズには昨日の午後2時にアッタス6が届きました。スペックは一番、需要が多い60g台のSです。シャフトはノーカットで46インチ、重量はノーカットで‥‥
65.2g!!!!
45~46インチに仕上げるとシャフト重量は63gぐらいになるでしょう。シャフトが届けば、もちろん即、組み上げです。どんなヘッドに装着するかあれこれ迷った末に選んだのは3代目のVG3~。アッタス6は鮮やかなブルー。VG3もブルーが基調色になっているので迷わずチョイスしました。他では、テーラーメイドのSLDRともマッチングが良さそうな感じです。VG3はヘッドが少し軽めなので、今回は46インチで仕上げました。
アッタス6s+VG3(10.5度)
長さ46インチ(ヒールエンド計測)
バランスD2.5
振動数261cpm
センターフレックス値4.20
フェース向き-1.25度
リアルロフト9.5度
スペック的には、振動数に対してセンターフレックス値が硬くもなく、軟らかくもない感じです。センターフレックス値が高いアッタス4Uと、センターフレックス値が低いアッタス5の中間という感じです。
では、実際に打ってみてどうだったのか?
しなり感がとにかくスムーズで、捕まりが良く打ち出しが高めな弾道が出ます。ワッグルすると手元側も少ししなりますが、手元調子という感じではありません。センター部分は少し軟らかいですが、中調子というほど中が大きくしなりません。メーカー側もコメントしてますが手元から先端にかけて滑らかにしなるシャフトです。全体調子という印象のシャフトです。今までいろんなシャフトを打ってきましたが、ここまで挙動に癖がないシャフトは初めてかもです。トルクも適度にあり、これがタイミングの取りやすさにつながっている感じがします。
インパクトゾーンでは先端側もしなやかにしなるので捕まりが良く、そして打ち出しが上がります。スピンを減らして飛距離を伸ばすシャフトというよりは、ボール初速を上げて飛距離を伸ばすタイプのシャフトでしょう。
弾道計測すると、予想通り打ち出しがやや高めでボール初速が出ます。今回は60g台だったので46インチで組み上げましたが、高弾道でキャリーを稼いで飛距離が出ました。シャフトの挙動に癖がないので、浅低重心のドライバーでも深重心のドライバーでも相性が良さそうです。具体的には
テーラーメイド SLDR
ヤマハ インプレスRMXシリーズ
タイトリスト VG3
タイトリスト 913シリーズ
ダンロップ ゼクシオ
キャロウェイ ビッグバーサ
ナイキ コバート2.0
あたりに装着して使ってみたいシャフトです。
シャフトに癖がないと言うと特長が無いような感じがするかも知れませんが、ここまで癖が無いと、癖がないことが大きな特長になっています。そいて、シャフト全体のしなりを感じ取りやすいので、ストライクゾーンが非常に広いシャフトです~。
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6月22日
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10時、13時開始 定員6名ずつ
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6/29(日)
11時開始!満席 15時開始分受付開始
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お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします! (セミナーは初めての方を優先して受け付けます)
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10時開始 14時30分開始
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2014年03月18日長尺シャフトを使いこなすためのウソのようなホントの話、その2
昨日は確定申告提出の最終日。マーク金井は朝イチで商工会議所に書類を提出し、神田のスタジオ経由で薄暮ハーフしてきました。コースは神田から電車でサクッと行ける赤羽GC。ドライバーはナイキの2代目コバートツアーとキャロウェイのX2ホットを試打し、アイアンはロイコレからパーツ販売が予定されているソナーテックのアイアンを試打してきました。
ナイキのコバートはヘッドが209gと重ヘッド。重心はそれほど低くありませんが、ヘッドの重さで強い球が打てます。見た目通り左へのミスが出づらく、引っかけを恐れないでしっかり叩けた。ロフト調整式ですが、12度ぐらいにしてフェース向きがちょうどスクエア。12度に設定してリアルロフトが10〜10.5度くらいです。
対して、キャロウェイのX2ホットは外ブラですがヘッドはそれほど重くありません。コバートツアーに比べると捕まった球が打ちやすくなっています。重心もそれほど高くなく、スピンが少ない球が打ちやすく仕上がっています。ただし、ソール形状の影響だと思うのですが、アドレスした時、ヘッドをポンと地面に置くとヘッドがゴロッと時計回りに回転してしまい、ロフトが多く見えてしまいます。これはX2ホットに限ったことではなく、タイトの913シリーズ、そしてピンのドライバーも同じような感じになります。示し合わせたのかどうか分かりませんが、最近の外ブラのドライバーは、ヘッドの座りに関して好みが分かれそうな感じがします。
アイアンのソナーテックは軟鉄鍛造でヘッドが大ぶり。かつてヒットしたSFIフォージドを上手くリファインした感じで仕上がっていました。弁証法の螺旋的発展の法則に乗っ取って、「復活、復古」がなされています。かなりいい感触だったので、アナライズでもオリジナルシャフトを装着して、発売したいと思っています。
さて、今日のエントリーもヘッドスピードを上げる基本と極意の続きです。
ドライバーで300y飛ばすためにはヘッドスピードは最低でも50m/s以上必要です。
道具においては長尺シャフトはマストアイテム。45インチよりも47インチ以上の方がヘッドスピードを上げやすいからです。
ただし、長くしてもそれを上手く使いこなせないとヘッドスピードを効率良く上げることはできません。「長尺はゆっくり振った方がいい」とか、「長尺は振り遅れやすいからコックを早くほどいた方がいい」とアドバイスする人もいますが、それでは長尺を使う意味はありません。長尺を長尺として意識することなくスイングしてこそ、長尺を使った時にヘッドスピードを上げていけるのです。実際、長尺を使っているドラコン選手でゆっくり振る人は皆無。皆が皆、長尺でマン振りしています。
長尺で思い切り振っても振り遅れないコツと技(技術)は、
長いシャフトを短く使う!!!!
これが長尺でヘッドスピードを上げるための基本であり、極意です。トップからダウンにかけてヘッドがポンと上がってしあまう、いわゆるコックがほどけると‥‥
長いシャフトが長くなります。
対して、トップからダウンの切り返しでヘッドがポンと上がらない、いわゆる手首のコックがキープされた状態でダウンスイングが開始されれば、
長いシャフトを短く使える
のです。マーク金井はスローモーションのようなスイングをよくやりますが、スローモーションでやると、切り返しでシャフトを短く使えているのかどうかが明確にチェックできます。そしてその時、「軽いヘッドを重く使う」こと強く意識しています。
具体的に言うと、切り返した直後にヘッドが少し下に下がり、それを感じてからダウンスイングしています。ヘッドが下に下がってダウンを開始できるとシャフトを短く使えるからです。対して、普通のスピードでスイングすると、切り返しでヘッドがポンと上がっても、それが自覚できないからです。EPSONのMトレーサーを使うと、切り返しでのクラブの挙動を正確にチェックできますが、ヘッドスピードが上がらない人ほど、切り返しでヘッドがポンと上に上がり、シャフトを長く使ってしまっています。一生懸命振っても飛ばない人、一生懸命振ってもヘッドスピードが上がらない人の大半は、切り返しでシャフトを長くしている(コックがほどけている)と思って間違いないでしょう。
では、どんな練習をすればシャフトを短く使う感覚を養えるのか?
とっておきのドリルがあります。写真のようにクラブを逆に持って体の前でクラブを振り上げてたら‥‥ゆっくりと振り上げたクラブを真下に振り下ろして下さい。
これをiPhoneやスマホで自撮りして下さい。振り下ろしを開始した直後にシャフトが体がから離れてしまう人はクラブを短く使う感覚がありません。このドリルでシャフトがポンと上に上がる人は、ゴルフスイングでもシャフトを長く使ってしまっています。
振り下ろしを開始してもシャフトが体から離れない、手を下ろしてもシャフトが上に動かない。これがシャフトを短く使う、基本であり、極意的な身体の使い方です〜。
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2014年03月17日長尺シャフトを使いこなすためのウソのようなホントの話とは!?
女子ツアー第二戦、ヨコハマタイヤゴルフトーナメント、PRGRレディスカップは一ノ瀬優希選手がプレーオフの1ホール目でバーディで制して優勝。アマチュアの森田遙選手が優勝争いに絡んで大いに盛り上がりました。
さて、今日のエントリーもヘッドスピードを上げる基本と極意について。
これまでも書いてきましたが、ドライバーで300y飛ばすためにはヘッドスピードは最低でも50m/s以上必要です。飛びの最低弾道を打っても(高打ち出し+低スピン)、ヘッドスピードが46m/sでは300yヤード飛ばせません。言い換えると、ゴルファーはヘッドスピードが上がる道具(クラブ)を手にし、ヘッドスピードが上がる技(技術)が求められます。
道具においては長尺シャフトはマストアイテムで、実際、ドラコン選手は例外なくルールギリギリの長尺(48インチ)を使っています。そして、長尺をちゃんと振り切っています。振り切るためには、いくつかのポイントがありますが、昨日はテークバックについて書きました。極意は
軽いクラブを重く使う!!
ことです。長尺ドライバーは軽くすることで振り切りやすくなりますが、軽いクラブを軽く使ってしまうとヘッドスピードを上げられません。禅問答のような感じがするかも知れませんが、ここを理解しておかないと長尺は無用の長物になります。
今日は、トップの位置と切り返しについて書きます。
このブログでも何度も書いていますが、長尺を上手く使いこなすためには
シャットフェースなトップ
レイドオフなトップ
この2つの型を覚えた方が有利です。トップでフェースを開いていたり、トップでシャフトクロスになっているとクラブの長さを持て余し、振り遅れやすくなるからです。ドラコン選手の中にはオープンフェースやシャフトクロスでとてつもなく飛ばしている選手もいますが、彼らに共通しているのは並外れたパワーがあります。普通の体力の人が長尺を使いこなすには、シャットフェースとレイドオフのトップを作った方がインパクトの再現性が高まりますし、振り遅れづらくなります。
そして、トップからダウンの切り返しで求められる動き(形)とは‥‥
長いシャフトを短く使う!!!!
これが長尺でヘッドスピードを上げるための基本であり、極意です。これまた禅問答のような言葉ですが、この意味を理解し、実践できるようになると、ことさらパワーがなくても、長尺でヘッドスピードを効率良く上げることができます。
スイング中、物理的にはシャフトが伸びたり縮んだりはしません。47インチならば、アドレスでもトップでもインパクトでもフィニッシュでも47インチのままです。
ですが、スイングの仕方によっては47インチが50インチになったり(感じたり)、40インチになったり(感じたり)するのです。
では、シャフトの長さはどこで変わるのか?
これはトップからダウンの切り返し時、ヘッドの挙動で決まります。トップからダウンにかけてヘッドがポンと上がってしまう、いわゆるコックがほどけると‥‥
長いシャフトが長いままです。
対して、トップからダウンの切り返しでヘッドがポンと上がらない、いわゆる手首のコックがキープされた状態だと
長いシャフトを短く使う
状態になっています。これは言葉でいうほど簡単ではありません。ヘッドを上に動かさないでダウンを開始すると言うのは、技(技術)が求められます。マーク金井はスーパーシャットくんを使い、スローモーションのようにクラブを操りながらボールを打つことで、長いシャフトを短く使う感覚を養っています。
パワーが無くても長いシャフトを短く使うことは可能ですが、技(技術)がなければ長いシャフトを短く使うことはできません。
そして、長いシャフトを短くつかうコツは‥‥
軽いヘッドを重く使う!!
ことです。プロのレッスンで「ヘッドの重さを感じる」というのがありますが、それと同じです。切り返しでヘッドが重く感じるようになっていれば、ヘッドはポンと上に上がりません。逆に言うと、切り返しでヘッドを軽くしてしまうとヘッドはポンと上に上がってしまっています。
禅問答のようなフレーズを連発してしまいましたが、ゴルフの技(技術)を極めるには一見矛盾するような動きが求められるのです。
おーっと、原稿締切の催促が入りました。300yシリーズはまだまだ続きます〜。
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2014年03月05日軽く振っているのにボールが飛ぶ人と、一生懸命振っても飛ばない人の違いとは!?
昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。ゲストは女子プロゴルファーの別府有里子さん。ティーチングプロとしてレッスン活動をしながらも、自ら会社を経営しておられるバリバリのプロフェッショナルです。いろんな話を伺いましたが、その中でも勉強になったのが、ダウンスイングからフォローにかけての腕の振り下ろし方。ビジネスゾーンと呼ばれる所で、腕をどんな風に振るかでボールが飛んだり、飛ばなかったりするそうです。番組アシスタントのアリエルのスイングを分析してもったら、
「一生懸命スイングしていますが、これだと飛ばないですねぇ」
と。飛ばない原因はどこにあるかと訪ねたら、即座に腕の振り下ろし方について言及されました。アリエルだけに限らず、一生懸命振っても飛ばない人というのは、
ダウンスイング途中からインパクトにかけて腕を振るスピード、手元(グリップ)スピードが減速します。対して、アリエルだけでなく、一生懸命振っても飛ばない人、一生懸命振ってもヘッドスピードが上がらない人は、ダウンスイング途中からインパクトにかけて腕を振るスピード、手元(グリップ)スピードがほとんど減速していません。インパクトゾーンで腕を振るスピードが速い。そして腕を速く振っているがために一生懸命振っているように見えてしまうわけです。要するに‥‥
腕、手元、グリップスピードが減速しない=飛ばない、一生懸命振って見える
腕、手元、グリップスピードが減速する=飛ぶ、軽く振って見える
そうです。軽く振って見える人というのは、腕、手元、グリップスピードが減速しているために、無駄な力感がなく、それが軽さを演出しているわけです。
マーク金井は回りから「軽く振って見えますね〜」と言われますが、本人は軽く振っている自覚は一切ありません。かなり目一杯なスイングをしていてもそう見えないのは、ダウンからインパクトにかけて腕、手元、グリップスピードが減速する度合いが並外れて大きいからです。そして、シャフトを使うのが上手いとも良く言われますが、これも理由は同じです。別府プロもラジオでコメントされてましたが、ダウンからインパクトにかけて、
腕、手元、グリップスピードが減速するのが上手いほど、
シャフトのしなり戻りを効率良く使えるのです。
ちなみに、ダウンスイングで腕、手元、グリップスピードが減速している度合いというのは、昨日このブログでも紹介したスイング解析システムEPSONの「エム・トレーサー」でかなり正確にチェックできます。一生懸命振って見えるアマチュアの多くは、グリップスピードの減速がほどんどなくて、減速の度合いの数値は20%を下回ります。対して、男子プロ、上級者、ロングヒッターになるとこの数値が30%を上回ってきます。マーク金井は気合いを入れてスイングするほどのこの数値が高くなり、マン振りすると、
ヘッドスピードは47.1m/s
ナチュラルアンコックは55.1%
(グリップスピード減速率)
という数値。気合いを入れれば入れるほど、ダウン途中からインパクトにかけて腕、手元、グリップスピードが減速する率が高くなってきます。シャフトを上手く使うことばかり考えた結果、腕を速く振らない方がシャフトを上手く使えることを理解したのでしょう。
では、どんな練習をすれば、ダウン途中からインパクトにかけて腕、手元、グリップスピードが減速するようになるのか?
いくつかの練習法がありますが、別府プロは極端に軟らかいシャフトを使ってボールを打つことを提唱しています。アナライズにも「テンポマスター」という練習器具がありますが、これもムチみたいにクニャクなシャフト。マーク金井はシャフトのしなりを感じてもらうためにウソでしょってくらい超軟らかいシャフトを振ってもらっていますが、実は、これを振るとスイング中のシャフトのしなりを感じ取りやすくなります。加えて、超軟らかいシャフトはダウン後半からインパクトにかけて、腕、手元、グリップスピードが減速しないと上手く打てないことも体感できるのです。
道具(クラブ)でスイングは変わります。
一生懸命振っても飛ばない、一生懸命振ってもヘッドスピードが上がらない人は、身体を鍛えたりすることも大事ですが、もっと大事なことはダウンスイング途中からインパクトにかけて腕、手元、グリップスピードが減速する感覚を養うことが必要不可欠です。それには超軟らかいシャフトのクラブで実際にボールを打つことが非常に効果的です。別府プロが考案した超軟らかいシャフトが装着されたドライバーは、実際打ってみると、まさにうってつけの練習器具です。もちろん、アナライズでも近々販売を予定するつもりです。ボールが飛ばない人、シャフトを上手く使いこなせない人は、ボールをたくさん打つよりも、グニャグニャシャフトで練習した方が確実に努力が実を結ぶでしょう〜。
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2014年02月27日ロフトアップはドライバーだけでなくパターにも効果絶大!!
プラス1度が、あなたのゴルフを変える。
For More Distance LOFT UP+
ゴルフ雑誌を開くとこのキャッチコピーがやらと目に付きますが、これはテーラーメイドのドライバー「SLDR」のキャッチコピー。ダスティン・ジョンソンをはじめ、「SLDR」を使っている欧米ツアープロの多くはロフトが多いドライバーを使い、ロフトを増やすことで飛距離アップしていると強くアピールしています。
理論上、最も飛ぶとされる”高打ち出し、低スピンボール”その弾道を容易に実現するには、ロフト角を上げた方がいいという考え方です。なぜ「SLDR」の場合、ロフトを増やした方が良いかというと‥‥
重心が浅くて低いドライバーの場合、ボールが上がりづらい!!!!!
からです。「SLDR」の場合、発売当初はロフトを増やすことはほとんどアピールしていませんでした。それが途中からロフトアップを声高に言っているということは、
ロフト不足でキャリー不足に陥るゴルファーが多かったのかも知れません。ちなみに、「SLDR」の場合、日本で発売されているロフトは
8.5度
9.5度
10.5度
の3バリエーション(現在は12,14度もラインナップ)。米国でラインアップされている12度は未発売でした。ロフトを増やせとアピールしているドライバーなのに、12度が無くて8.5度が市販されているなんて、ちょっと変な感じがします。ちなみにマーク金井の場合は、9.5度の顔がすきだったので、9.5度を10.5度にして使っています。
さて、ロフトつながりで言えば、ドライバー同様、パターもロフトを増やすことを強くお勧めしたいです。プラス1〜3度が、あなたのゴルフを変えてくれます。
市販パターの場合、その多くは‥‥
ロフトが3〜4度
このロフトでパットが得意ならば問題ありませんが、ショートパットが苦手だったり、パットの方向性が悪い人の場合は、ロフトを1〜3度増やすことを強くお勧めします。具体的に言うと、
ロフトが5〜7度
のパターを使うと、ショートパットの方向性が格段に安定し、インパクトゾーンでの手首の使い過ぎを道具(パター)で軽減できるようになります。マーク金井はロフト7度のナチュラルパターを設計しましたが、このパターはロフト7度にこだわってつってあります。
では、なぜパターもロフトが多い方がいいのか?
今週発売の週刊ゴルフダイジェストの巻頭カラー企画でも、「パターはロフト大きめがいい。球がつかまる」という記事がありましたが、まさにその通り。ロフトはボールを空中に浮かせる効果だけでなく、球が捕まりやすくなるのです。パターでもしっかり球を捕まえた方が転がりが良くなります。加えて、カップ際で球がヨレにくくなる分だけカップインの確率が上がります。
そして、ロフトが多いパターは少しキャリーが出ます。打ち出し直後に芝目の影響を受けづらい分だけ、ショートパットで直進性がいい転がりを得られるのです。
それだけではありません。ロフトが少ないパターに比べると、ロフトが多いパターは(ロフトが見える分だけ)、ハンドファーストに打ちたくなるのです。ハンドファーストに打つ感じになれば手首をこねる動きが無くなり、これまた直進性がいい転がりを得やすくなるのです。
パター選びというヘッド形状に目を奪われがちですが、ボールの転がり方に強い影響を与えるのはロフトなんです。
たかがロフトと侮ってはいけません。
パターはロフトが命です。ロフトが多いパターはまだまだ種類が少ないので、マーク金井は新たに2モデル設計しました。今年のゴルフフェアでお披露目しましたが、いずれもロフトは7度。自然にハンドファーストに打てるようになっており、なおかつボールが捕まりやすくなっています。パターが苦手な人は、ぜひともハイロフトのパターを使ってみて下さい。ショートパットが格段にやさしくなりますよ〜。
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【オススメポイント!】
ドライバーが苦手な人向けのティショット用がメイン、地面からも打てたりするブラッシー。超シャローフェースでデカヘッド!
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