カテゴリー: 新製品情報
2015年03月29日自分にぴったり合ったゴルフシューズの選び方とは!?
今週は火曜日と金曜日、2回もスノボに行ってきました。火曜日から寒の戻りがあってガーラ湯沢にいい雪が降ってくれたからです。火曜日は吹雪でしたが、金曜日は今年一番の快晴の中、早朝からノンストップで3時間滑ってきました。生まれて初めてど派手な前転転倒をやってしまいましたが、ラッキーなことに今のところ、首も背中も足も大きな痛みはありません(笑)
スノボはそろそろシーズンオフとなりますが、今シーズンはスノボ用ブーツを4足も衝動買いしました。靴フェチだと言うこともありますが、自分にはどんなブーツが適しているのか知りたかったからです。それともうひとつ知りたかったのが、足をフィットさせるシステムの優劣。ゴルフシューズも増えてきましたが、スノボもワンタッチで締め具合を調節できるボアシステムがあります。ボアシステムが自分に適しているのか、それとも従来からの紐締めシステムが適しているのかをじっくり試したかったのです。ちなみに、スノボショップのスタッフに聞くと、ボアシステムを勧める人と、あまり勧めない人に別れます。両方販売しているから致し方ないのでしょう。購入モデルは‥‥
・ナイキ ルナ(クラシックな紐締めタイプ)
・ライド (ボアシステム、2ボア)
・K2 (ボアシステム、3ボア)
・サロモン マラミュート(今どきの紐締めタイプ)
スノボ用ブーツの場合、上位モデルになるとボアのダイヤルの数が増えてきます。ダイヤルが増えると面倒ですが、実際に履いてみて理由が分かりました。ボアは紐よりも締め付けの調整がしやすい反面、締め付けられる場所が結構限定されるということです。ボアシステムの場合、締め付けダイヤルから遠い所は締め付けづらく、締め付けダイヤルから近い場所が強く締め付けられます。あくまで個人的なフィーリングですが、ボアシステムだと強く締め付けられる反面、しめつける部分が靴全体だけでなく、締め付けダイヤルに近い部分だけがホールド感が強くなるのです。なので、靴全体が足を包み込むという感覚にはなりません。
対して、紐締めタイプのブーツはボアに比べると締め込むのに力が求められます。これはかなり面倒です。比べものにならないくらい面倒です(笑)しかしながら、上手く締め込むことができると靴全体が足を包んでくれる感覚を得られます。これはボアシステムのブーツでは得られない感覚です。手間はかかりますが、足全体をフィットさせたい人は、ボアシステムのブーツよりも従来からの紐締めタイプのブーツの方が、履き心地が良いと感じるでしょう。履き比べた種類が少ないですが、現時点ではマーク金井は紐締めタイプのブーツに軍配を上げたいです。
4足履き比べて分かったことは、自分に適したブーツとは‥‥
紐を緩めた状態でも足と靴に密着感があってフィットしていること。
紐を緩めた状態で足と靴の間に妙な隙間がないこと、一部がぶっつかったりしていないこと。
自分にとって履き心地の良いスノボ用ブーツとは、紐やボアを緩めたままでもフィット感があり、なおかつ紐やボアをきつく締めないでも一体感があることです。言い換えると、紐やボアをがっちり締めないと緩んだ感じのブーツは木型(足形)が自分に合ってません。4足も衝動買いしてみて、自分に合っているブーツの基準が具体的に分かりました(笑)。
かなり前置きが長くなりましたが、実は、ゴルフシューズの選び方も同じです。ボアシステムは締め付けの調整が容易で便利。締め込みも強くできるメリットがありますが、締め込み過ぎると、足の一部だけを強くホールドすることになる恐れがあります。ゴルフシューズにおいてもフィット感というは締め付けを強くするだけでは生まれません。自分の足型と、シューズの木型がまっちしているかどうかが大事です。紐(ボア)を緩めたままでも、フィット感が良く、スイングしても靴の中で足が遊ばないようなシューズこそが、その人にとってぴったり合ったゴルフシューズです。
ちなみに、マーク金井がフィット感で求めているのは、
・足幅
・甲の高さ
・くるぶし付近
・蹴ってかかとを浮かせた時
この4つにこだわり、靴が足全体を包み込んでくれるシューズが100点満点。いままで200足以上ゴルフシューズを購入してますが、これまでのベストはナイキのTW13です。デザインは従来のゴルフシューズとあまりにもかけ離れていたために、好き嫌いがはっきり分かれていましたが、履き心地の良さは他に類がありません。この履き心地を超えるゴルフシューズが登場してくれるのを、今か今かと心待ちしてます。
今回、ナイキはTW15を登場させてきました。TW13を上回ったかどうか、これからじっくりテストしてみたいと思います~。
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4月5日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始
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売り切れ中だったカーボンシャフトも販売再開!!
マーク金井ブログ更新していますスノーボードの靴とゴルフの靴 共通点がありそうですhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=11961
Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年3月28日
2015年02月26日空気抵抗をアピールするドライバーが抱えるジレンマとは!?
本日2/26 17時よりWEBで販売開始!(売り切れ次第終了)
(すいません予約は受け付けていません)
- 数量限定です(入荷数が限定ですが継続して入荷してきます)
- 売り切れとなっても定期的に入荷しますのでご心配なく!
お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします
昨日のお昼はとんかつ定食をいただきました。神田エリアでとんかつと言えば、秋葉原の名店、「丸五」が有名ですが、とにかくここは並びます。お昼時でも夜でも長蛇の列。1時間待ちはザラです。最初は「丸五」に向かって歩き始めましたが、その道中で偶然見つけたのが、「万平」。場所は神田須田町。蕎麦で有名なまつやのそばです。店構えはシンプルですが、なんとなく美味しそうな感じがしたので入ってみたら、
大当たり~。かつの衣は薄くてサクサク、肉は脂身が適度にあってジューシー。値段は1750円(ロースカツ定食、ご飯、お新香、味噌汁付き)。ランチにしては決して安くはありませんが、「丸五」とは違ってあっさり系。ご飯とお新香、味噌汁もとんかつに負けず劣らず絶品です。ご飯は香りよく一粒一粒が立っています。味噌汁の具は豆腐のみでシンプルですが、白味噌で優しいお味。白菜の漬物は品の良い塩気で、昼ビールと相性抜群。これから何度も足を運びそうな店に偶然出会えてラッキーでした。
そして偶然といえば、店を出た直後に、ムジークの吉本さんとばったりご対面。それもそのはず、ムジークの本社は「万平」の隣のビルの2階。それじゃってことで本社にご挨拶に伺ったら、三つ目の偶然が発生しました。なんとなんと、ムジークの事務所の片隅に前々から手に入れたかったベン・ホーガンのパーシモンドライバーが、マーク金井を待ち受けるかのうようにポンと無造作に置かれていたのです。
パーシモンドライバーだったから欲しかったわけではありません。このベン・ホーガンのドライバーにはスピードスロットと呼ばれる「エアロダイナミクス」機能が搭載されているのです。マーク金井がこのホーガンのドライバーを初めて観たのは高校生の頃。恐らく、これは40年以上前のドライバーです。それがムジークさんには新品の状態で保管されてました。
とまあかなり前置きが長くなりましたが、今日のエントリーはゴルフクラブの空気抵抗についてです。2月4日のブログでも空気抵抗について書きましたが、今回はちょっと切り口を変えてみたいと思います。
まずドライバーのヘッドスピードですが、男性アマチュアの場合は40m/s前後です。秒速40メートルということは、分速2400メートル(2.4キロ)。分速2400メートルということは時速144キロ。ヘッドスピードが45m/sだと時速162キロにも達します。車でイメージしていただけると分かりますが、140キロのスピードで窓から手を出したら、とんでもないことになります。風の抵抗の強さを肌で感じ取れます。なので、ゴルフクラブが空気抵抗のことを考えるのは、至極真っ当です。2015年モデルでは、
ピン G30
キャロウェイ XHOT XR
テーラーメイド エアロバーナー
この3モデルが空気抵抗軽減のテクノロジーを採用していると大々的にアピールしてます。車同様、風洞実験を何度も行って空気の流れが良くなるドライバーを開発し、市販化しています。
空気抵抗軽減はゴルフの腕前にあまり関係ないこと、そして何よりも視覚的なアピールができることも、大手メーカーが採用に踏み切った理由だと思われます。しかし、ベン・ホーガンのパーシモンドライバーを引き合いに出すまでもありませんが、空力を意識したドライバーは過去にも何度か登場しているのです。
米国では、他社ライバル商品と比較して自社製品の空力特性の高さをアピールしているメーカーもありますが、そのいずれもこだわっているのがクラウン部分の空気の流れです。これは車に例えるならば、天井部分の空力を意識しているのと同じです。
しかし、空気が一番ぶつかるところはゴルフクラブの場合、クラウンではありません。車の場合も天井ではありません。
ゴルフクラブで一番空気抵抗を受けるのは、
クラウンではなくてフェース面(フェースの厚み)
車で一番空気抵抗を受けるのは、
天井ではなくてフロントグリルとフロントウインド
です。察しのいい人ならばもうお分かりでしょう。そうです、もしも根本的に空気抵抗を軽減したいと考えるならば、クラウン部分の形状よりもフェース面の面積です。例えば、本当に空気抵抗を減らしたいと思うならば、平たいフェースよりも、丸みがあるフェースとか、流線型になっているフェースの方が有利です。ルールで変な形のフェースが作れないならば、単純に、フェースの厚みが60mmよりも40mmの方が、ディープフェースよりもシャローフェースの方が、確実に空気抵抗を減らせます。ただし、フェースを薄くするほど、別のデメリットも発生します。
松山英樹選手は7年前に作られたドライバーを今なお使っているそうですが、彼が使っているZR-30は体積が425CC。塊り感が強い形状なので、アドレスすると体積よりも小さく感じます。フェース面積は今どきのドライバーに比べると、あきらかに小さい。と言うことは、今どきのドライバーよりも空力特性(空気抵抗)は優れている可能性大です。
松山プロが空力を意識してドライバーを選んでいるのかどうかは分かりませんが、少なくともスリクソンはZR-30を発売した時に、空力特性が優れているとはアピールしていません。ZR-30だけに限らず、この頃のドライバーで空力特性を強くアピールしているドライバーはほとんどありませんでした。
ヘッド形状によって空力の有利不利は絶対にあると思いますが、空力特性の違いによって発生するメリットの大きさを体感するのは容易ではありません。現状ではフェース面積が同じで(フェース形状が同じで)、空力特性が異なるドライバーを打ち分けることができないからです。
空力特性は低いよりも高い方が飛びに有利なのは間違いありません。空気抵抗を減らした方が振り抜きやすくなるのは間違いないと思いますが、本気で空力特性を上げようとすると、ディープフェースのドライバーは作れなくなります。クラブ設計者はこのジレンマを抱えているから、モデルによっては空力特性を強くアピールしないのだと思います~。
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セミナーのお知らせ! まだ間に合います
3月1日
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2015年01月23日タイトリストの最新ボール「プロV1」「プロV1x」超私的インプレッション!!
昨日は久しぶりに朝から晩まで取材と撮影に明け暮れました。朝イチに平川CC(千葉県)にてタイトリストの主力ボール「プロV1」と「プロV1x」の最新ボールを試打。コースで実際にラウンドしながら、ドライバーからアイアン、アプローチ、そしてパッティングでじっくりと打ち比べてきました。すでに昨年秋から多数のツアープロが使っいますが、今日が正式な記者発表日です。
そして午後からは、キャロウェイの最新ドライバー「XRドライバー」を神田のスタジオにて試打。こちらは2月下旬発売。同社のX2ホットのモデルチェンジという位置付けのクラブです、主にアベレージ向けのカテゴリーだそうです。マーク金井は最近、キャロウェイのビッグバーサα815を使っていますが、815と比べるとオフセンターヒット(芯を外して打った時)で、飛距離の落ち込みが少ないのが特徴だと、メーカー側はアピールしています。
夕方からは、大阪のシャフトメーカー「レーブ アーマード レディ」をこれまた神田のスタジオで試打&撮影。さすがに3本目となるとテンションが下がり気味になるのですが、動画のカメラが回るとテンションが一気に上がりました(笑)。カメラが回ると、ヘッドスピードは通常通り46m/sに上がり、飛距離データも満足行くモノでした。シャフトのインプレについては、ゴルフ雑誌「アルバ」で詳しく語りますが、スピン量が実に安定しくれるのが気に入りました。70g台と普段よりも重いのですが、振るとそれほど重さを感じません。45インチと普段よりは少し短めのセッティングにしたのですが、振り遅れない、イメージ通りのスピードでシャフトがしなり戻るのが気にいりました。
1日に3つも試打をすると何が何だか分からなくなりそうですが、マーク金井の場合は全然平気です。1日3人と名刺交換すると名前を覚えられないくせに、試打では100本でも、全部記憶に残ります。人間の脳は都合良く出来ていると聞いたことがありますが、自分の興味があるジャンルでは、脳内ハードディスクが正確にデータを記憶します。
そこで今回のエントリーは、プロV1&プロV1Xの試打インプレッション。
まずは、従来のプロV1&プロV1Xとどこがどう違うのか?
一番の違いはカバーです。
従来のプロV1&プロV1Xに比べると、当たらしいプロV1&プロV1Xはカバーが軟らかさが手に伝わります。ドライバーで打っても、アイアンで打っても、ウエッジで打っても、パターで打ってもカバーが軟らかい。そして、軟らかいからかも知れませんが、従来よりもカバーが少し分厚く感じました。プロV1&プロV1Xは従来モデル同様、新しいボールもウレタンカバー。そして、サーモセット・ウレタン(熱硬化性ウレタン)。金型にウレタンを流し込み、キャスト成型で熱を加えてウレタンカバーに成形しています。
カバーが変わったことで、プロV1&プロV1Xともスピン性能が向上しています。
従来モデル同様、新しいボールもウレタンカバーですが、新しいプロV1&プロV1Xは従来のボールよりも打感がソフトになり、そしてスピンがかかりやすくなりました。打ち比べると、従来モデルよりも10%ぐらいスピン性能がアップしています。それでいて、ボールの反発は落ちてません。マーク金井はプロV1Xを使っていますが、新しいプロV1Xはドライバーでもアイアンでも打感が0.5ランクほど打感がソフト。硬さの順序を作ると、
従来のプロV1X(一番硬い)
新作のプロV1X
従来のプロV1
新作のプロV1(一番軟らかい)
こんな感じです。これまでのプロV1Xがちょっと硬く感じる人には、新しいプロV1Xはちょうどいいでしょう。ブリヂストンの新しいB330もそうですが、アスリート向けのスピン系ボールは、打感がソフトにしていくのがトレンドのような気がします。
硬さに関してはプロV1XはブリヂストンのB330に比べると少し硬めで、スリクソンのZ-STAR XVに比べると少し軟らかく感じます。もちろん硬さの差は微妙です。
プロV1に関しては、従来モデルよりもさらに軟らかくなっており、インパクトでボールのつぶれが大きめです。インパクトで重い手応えがあり、従来モデル同様、プロV1Xに比べるとやや低めの弾道が打ちやすく仕上がっています。
マーク金井は打感がハードなボールが好きなので、プロV1とプロV1Xを打ち比べたら、すぐにプロV1Xが気に入りました。従来品よりも少し軟らかくなりましたが、ドライバーやアイアンでフルショットするとコアのソリッド感(硬い感じ)があって、ボール初速が気持ち良く出てくれます。打ち方によっても変わってきますが、ドライバーの飛距離性能はプロV1Xの方が高弾道でキャリーを稼ぎやすい分だけ、プロV1よりも少し有利な感じがしました~。
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1月25日(日)
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2015年01月18日ショートパットのミスを減らせるパターとは!?
昨日はコンペに参加ということもあって久しぶりにゴルフで18ホールプレーしてきました。場所は茨城県南部のフレンドシップCC。左右が林で、高低差もほとんどありません。典型的な和風林間コースで、2年ぶりに訪れました。グリーンはベントと高麗の2グリーンで、昨日は高麗。夏場と違って冬場の高麗はツルツル滑りるので、ベントと同じぐらい転がりがスムーズです。入れたくなってパンチが入るとツツーっと滑って転がるので2~3mオーバーします。
マーク金井は高麗大好き人間ですが、この冬場の高麗は特に好きです。高麗はアプローチでスピンがかかりません。ボールが止らないのを前提で打つアプローチは落下後のランを予想するスキル(技術)が求められるからです。加えて、下りのショートパットはタッチ(距離感)を合わせるのが難しく、1mでもハラハラ、ドキドキできるからです。昨日のラウンドでは80cmの下りのパーパットを右に押し出して外してから、パットのフィーリングがおかしくなってしまい、パットの乱れがショットの乱れを誘発し、ボギー列車、ダボ列車から降りられなくなりました(笑)。
そこで今回のエントリーは自戒の意味を込めて「ショートパットのミスを減らせるパター選び」について書きたいと思います。ロングパット違い、ショートパットでは距離感のミスはほとんど出ません。ミスの9割以上は右に押し出したり、左に引っかけたり‥‥方向性のミスです。言い換えると、方向性を安定させることができれば、ショートパットでミスすることは劇的に減ってきます。
では、なぜゴルファーは右に押し出したり、左に引っかけたりするのか?
ショット以上に、パットの方向性というのはインパクト時のフェース向きで決まります。
インパクトでフェースが狙いよりも左を向けば引っかけますし、インパクトでフェースが狙いよりも右を向けば押し出します。フェースの向きが狂うことで、方向性が狂うのです。
では、何が原因でインパクト時にフェースの向きが狂うのか?
原因は2つあります。ひとつは打ち方。インパクトでフェースが被るような打ち方になっていれば引っかけが出ます。逆もしかりで、インパクトでフェースが開けば押し出します。アドレスでフェースの向きを正しくセットしても、ストローク中にフェースの向きが変わってしまうと(インパクトでフェースの向きが狂うと)、ショートパットのミスを減らすことはできません。打ち方を安定させるには練習も必要ですが、道具選びも大事です。
ヘッドを真っ直ぐ引いて真っ直ぐ振り抜く打ち方をするタイプならばフェースバランスのパターがオススメ。ショット同様、丸い軌道でストロークするタイプの人はフェースバランスよりも非フェースバランスのパターの方をオススメします。自分のストロークタイプと同じ動きをしてくれるパターを使った方が、フェースの向きをコントロールしやすいからです。マーク金井はフェースバランスのパターを好んで使うのは、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ振り抜きたいからに他なりません。
フェースバランスかどうかは、シャフトをフリーな状態にして支えるとチェックできます。フェースが真上を向くのがフェースバランス、フェースが斜めを向くのが非フェースバランス(ヒール・トゥ・バランス)です。
フェースの向きが狂うもうひとつの原因、それは打点位置です。ショットもそうですが、パットに置いても打点位置が狂うと、インパクトの衝撃でフェースの向きが変わります。スイートスポット(芯)よりもトウ寄り(先寄り)でヒットすると、インパクトの衝撃でフェースが開く方向に回転し、押し出しのミスが出ます。スイートスポット(芯)よりもヒール寄り(シャフト寄り)でヒットすると、インパクトの衝撃でフェースが閉じる方向に回転し、引っかけのミスが出ます。ショートパットのミスは打点位置がブレたことによっても生じ、実は、ミスの多くはこちらの方が多いのです。例えば、慢性的に引っかけている人の場合、ミスしている時の大半は打点位置がヒール寄りに偏っています。なので、引っかけやすい人も、打点位置がトウ寄りになれば、それだけで引っかけのミスを軽減できるのです。
打点の位置のブレに関しては、道具でもある程度カバーできます。ドライバーやアイアンがそうであるように、パターの場合も重心が深く、ヘッド慣性モーメントが大きいほど、ミスヒットした時(芯を外した時)、ヘッドがブレにくく、その分だけ方向性が安定します。マーク金井のエースパターは現在3本‥‥
テーラーメイド ARC1
オデッセイ ハボック
リンクス ナチュラルパターDM
いずれもフェースバランスで、深重心&慣性モーメント大になっています。この3つの要素が満たされているとミスヒットしてもフェースの向きがブレにくく、打ち損じてもカップインの確率が高くなるからです。
ショートパットはメンタルの要素が大きいですが、ミスに強いパターを使えば、確実にプレッシャーを軽減できます。ショートパットは道具に大いに頼った方が、確実にミスを減らせるのです~。
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1月25日(日)
中越豪 パッティングセミナー
ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい
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2014年12月11日キャロウェイ「ビッグバーサアルファ815」ドライバーの超私的試打インプレ!!
昨日は久しぶりに、赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮ハーフ回ってきました。仕事であたふたしてて神田を出たのが午後2時頃。赤羽駅で親子丼をサクッといただいて、クラブハウスに到着したのが午後2時45分。ロッカーでささっと着替えて10番ティに立ったのが午後3時。スルッとプレーして18番グリーンに上がったのが午後4時25分。なんとか日没までにハーフを回ってこられました。
もちろんマーク金井のことですから、走ったりなんか絶対にしません(笑)。早りリズムで歩くこと、素振りをしないこと、構えたらすぐに打つこと、グリーンでラインを読むのに時間をかけないようにすれば、キャディバッグを担いで目土をあちこちしながら歩いてのプレーでも、9ホールは約90分でプレーできます。走ったりあわてなくも、余計なことをしなければ「プレーファースト」になるんです。
薄暮ハーフでは、必ずといっていいほど試打をしますが、昨日は衝動買いで手にいれたキャロウェイの「ビッグバーサアルファ815」ロフト9度をガッツリとテストしました。シャフトはわざと純正のSです。このドライバーに限らず、今どきのドライバーはカスタムシャフトが豊富ですが、ゴルフショップに並んでいるカスタム装着モデルは長さが決まっています。長さを自分好みに調整したいから、リシャフト前提で純正Sにしました。ちなみにビッグバーサアルファ815は45インチ(60度法計測)。46インチぐらいで使いたい人間にとっては、長さが物足りません。
そこで今回のエントリーは「ビッグバーサアルファ815」の超私的な試打インプレッション。通常のインプレッションはGDOの人気コンテンツ” マーク金井の試打インプレッション”でガッツリやってますし、今発売中のゴルフ雑誌「EVEN」と「アルバ」でもインプレやっています。
ビッグバーサアルファと名前が付くドライバーはこれで2作目で、2作目はヘッドが2種類ラインアップされています。
ビッグバーサアルファ815(ヘッド体積460CC)
ビッグバーサアルファ815ダブルダイヤモンド(ヘッド体積460CC)
どちらも体積は同じですが、見た目の印象はかなり変わります。815はシャローフェースで丸形ヘッド、タイトの915D2と同じタイプで。見た目にやさしさがあって、アスリート向けですがアベレージゴルファーにも扱いやすい形状です。対して815ダブルダイヤモンドはディープフェースで洋なし形状。タイトの915D3よりも硬派で、バリバリのアスリート向けです。初代ビッグバーサアルファに近いのは、815ダブルダイヤモンドです。
見た目にやさしいドライバーが好きなので、マーク金井は迷わず815をチョイスしました。
では、肝心の性能はどうなのか?
メーカー側のコンセプトは
さらなるとびをかなえるR-MOTOフェース搭載。
打ちやすさも手に入れた、
キャロウェイのツアーモデル。
セールスポイントはまさに見た目通りです。実際、メディア向けの試打クラブを打った時も、初代ビッグバーサアルファよりもボールが上がりやすく、スイートエリアが広く感じました。そして、なによりモデルチェンジで気に入ったのが重心距離が長くなったこと。
重心距離を比較すると‥‥
初代ビッグバーサアルファ 38.3ミリ
ビッグバーサアルファ815 41.75ミリ
重心距離は実に3ミリ以上長くなっています。重心距離が長いドライバーが好きな人間にとって、これは願ったり適ったり。重心距離が長くなったことで、前作よりもタイミングが取りやすく、これが衝動買いの大きな動機になりました。ちなみに、重心深度を比較してみると、
初代ビッグバーサアルファ 34.1ミリ
ビッグバーサアルファ815 36.0ミリ
こちらもビッグバーサアルファ815の方が2ミリほど深くなっています。捕まり係数的には2代目の方が捕まりづらくなっていますが、重心深度が2ミリ深くなったことで、初代よりもボールが上がりやすく(スピンがかかりやすく)なっていますし、実際に打ってもスピンが適度に入ります。初代はドロップする怖さがあるので9度は使える気がしませんでしたが、2代目はドロップする怖さがなくなったので迷わず9度を選びました。
では、実際にコースで打ってみたらどうだったのか?
赤羽の10番はティからグリーンを見渡せるストレートなホール。風はほとんどありません。慌てていたので、ロッカールームでシュリンクを剥がしました。10番ティで打つのが1発目です。純正のSシャフトは軟らかめなので、軽めにスイングしたら‥‥いきなり狙い通りストレート弾道。球の高さは高過ぎず低過ぎず。スピン量は2700回転ぐらいと程よく、イメージ通りの球が出ました。インパクト音はキャロウェイならではの弾き感があります。テーラーメイドのドライバーは「ゴツン」という硬質な手応えですが、キャロウェイのドライバーはこのビッグバーサアルファ815も打感がややソフト。それでいて弾き感が心地良いです。
コースでは5ホール使いましたが、明らかに初代ビッグバーサアルファよりも2代目ビッグバーサアルファ815の方がスイートエリアが広く、そしてミスした時、飛距離の落ち込みが少なく、左右の曲がりも控えめ。初代はインからあおって打つと左に大きく曲がるボールが出ましたが、2打目はそれが出ません。チーピンも出づらいので、プレッシャーがかかった場面でもしっかり振り切ることができます。左のOBが近い14番ホールでも軽いドロー弾道が打てました。見た目通り、オートマチック感が強くなっています。左へのミスも出づらいのが大いに気に入りました。
初代ビッグバーサアルファは低スピン弾道が打ちやすく「飛び指数が高い」ドライバーですが、ドロップ球が出たり、チーピンで出る怖さがありました。それに対して、2代目となるビッグバーサアルファ815は、安定感が格段に増しながらも、市販ドライバーの中では低スピン弾道が打ちやすく仕上がっています。重心距離が長めなのでスライサーよりもフッカー向けですが、ヘッドの挙動はニュートラルです。
ヘッドの特性が気に入ったので、ラウンド終えて神田のスタジオに戻るや、店長にリシャフトを依頼しました。どんなシャフトにしたかは、クラブが仕上がったらFBでアップしたいと思います~。
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[お詫び]
弊社の商品「ゴルフの竪琴」ですが現在注文が殺到しており、弊社からの商品発送はお支払い完了から
早くても一週間前後
とお時間をいただいております。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます
ゴルフの竪琴
よろしくお願いします。
ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね
アナライズもおかげ様で10周年!記念セール第一弾
大変お安くなっております