カテゴリー: 新製品情報
2016年06月20日超私的な試打 UTSマミヤ アッタスパンチ(ATTAS PUNCH)
昨日はアナライズセミナーデー。前半は1000分の1秒でシャッターが切れる高速度カメラを使っての「インパクトセミナー」。30分の休憩を挟んだ後半は、いろんなシャフトを実際に打っいただき、シャフトの正しい使い方を体験していただく「シャフトセミナー」を実施。どちらも満員御礼。これまで同様、今回の受講者もクラブの使い方に関するタネと仕掛けを肌で感じていただけたかなって思っています。
そして夕方からはゴルフ雑誌の取材でユーティリティの試打&撮影。約2時ほど、打っては喋り、打っては喋りを繰り返しました。
そして、そして、セミナーとユーティリティの試打の合間には、届いたばかりのシャフトをガッツリ試打しました。試打したのは、、、
正式発売は9月2日ですが、限定1000本に限り7月1日(金曜日)に先行発売されます。この先行発売に合わせて、アナライズに試打シャフトが届きました。ちなみに、マーク金井が今回試打するのは、、、、
50g台の5S
55歳を過ぎてからはドライバーのシャフトは50g台にしているので、それに合わせてもらいました。ちなみに、アッタスパンチの5Sは57g。50g台にしてややや重めです。ドライバーで組上げたスペックをざっと紹介すると、、、
ヘッド テーラーメイドM2(ロフト9.5度)
長さ 45.5インチ(ヒールエンド計測)
重さ 308.7g
振動数 246cpm
CF値 3.68
トルク 5.3度
キックポイント ミッド(中調子)
(トルクとキックポイントはメーカ-値、それ以外は実測値)
数値から分るのは、手元側が軟らかい、そしてシャフト中央付近もそれほど硬くありません。実際、ワッグルしてみても「これって手元調子じゃないの?」ってぐらい手元側が「クニャッと」しなります。対してシャフトの先端側はしなる感じはありません。しなりを感じるのは手元から中間部分で、先端側は剛性の高さを感じます。
では、実際に打ってみてどうだったのか?
1発目は軽いフェード、2発目の軽いフェード、そして、3発目の軽いフェード
まるで絵に描いたように3発とも同じ弾道でした。M2のフェースアングルが2.5度オープンなことも影響していますが、インパクトゾーンでフェースがクローズになりにくく、ヘッドもアッパーに動きづらいいシャフトです。シャフト先端側が硬めに仕上がっていることと、トルクがやや多めなことが影響しているのでしょう。捕まり良さを求めたシャフトではなくて、捕まり過ぎを抑えたシャフトです。そして、ヘッドの入射角が安定しているのでミート率が良くなるシャフトです。入射角が安定していることを考えると、ドライバーだけでなく、FWと相性の良さも強く感じました。
メーカー側もコメントしていますが、アッタスパンチのシャフト挙動は、同じ黄色のカラーリングのアッタス参上に似ています。アッタス参上と打ち比べると、アッタスパンチの方がトルクが多い分だけしなりを感じやすく、トップからダウンでの切り返しでタイミングが取りやすくなっています。また、手元がしなるのでシャフトがタメを作ってくれる感じが増しています。手元のしなり感が大きいので、スピーディーに切り返すよりも、ゆったり切り返したい人が振りやすく感じるシャフトです。
しなり戻りのスピードも、アッタス参上と同じく、アッタスパンチもややスローです。このため、ハンドファーストな状態でインパクトを迎えやすく、高弾道よりもやや抑えた弾道が打ちやすく仕上がっています。また、インパクトでフェースクローズになりづらいので、左へのミスを気にせず、しっかり叩いていけます。
インパクトゾーンでシャフトの加速感を求める人には、アッタスパンチはやや物足りない感じがするかも知れません。加速感を求めるならば、アッタス4UやアッタスG7の方がイメージ通りにシャフトが動いてくれるでしょ。対して、左のミスを軽減したい人、切り返しでタメがほどけやすい人(シャフトのしなりを上手く使ってスイングしたい人)や、ミート率を安定させたい人には、アッタスパンチはかなり期待に応えてくれるシャフトになるでしょう~。
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インパクト解析セミナー
6月25日13時
アナタのインパクトをマーク金井が丸裸にします
時間は1時間30分 お値段は3000円 人数は6名限定です。
参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
あっ こちらしばらく売り切れとなっておりましたが入荷しました
スーパーシャット君!!
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2016年06月17日超私的な分析、超高額クラブ「PXG」アイアンの魅力はどこにあるのか?
人気により追加開催決定
インパクト解析セミナー
6月25日13時
アナタのインパクトをマーク金井が丸裸にします
時間は1時間30分 お値段は3000円 人数は6名限定です。
参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
FBにもアップしましたが、昨日は東京アメリカンクラブで開かれた米国クラブメーカー「PXG」の記者発表に行ってきました。PXGの正式名称は、、、、
Persons Xtreme Golf(パーソンズ エクストリーム ゴルフ)
本社はアリゾナ州スコッツデール。2014年にできた新興クラブメーカーで、創業者はンターネットのドメインサポートの会社で財をなしたボブ・パーソンズ氏。巨額の開発費を投入し一流のクラブ設計スタッフを集結させ、PXGを作り上げています。現在はドライバー、FW、UT、アイアン、そしてウエッジのヘッドをラインアップしており、フィッティングを行った上で、シャフトメーカーのシャフトを装着して販売しています。マーク金井はすでにPXGのアイアンを所有していますが、日本の正規代理店である大蔵ゴルフスタジオさんから購入しました。シャフトはフジクラのMCIブラック(80S)です。
PXGのクラブはウッドもアイアンもヘッドに数多くのビスが埋め込まれているのが目を引きますが、ウッドもアイアンもかなり作りが凝っています。アイアンは見た目はマッスルバック風ですが、実際は中空構造。周辺重量設計により慣性モーメントを大きくしていますし、ヘッド内部にはエラストマー(樹脂)が注入されています。これにより肉薄フェースにも関わらずソフトな打感を実現。加えて、複雑なヘッドにも関わらず素材は軟鉄鍛造。これにより、ライ角、ロフト角の調整幅が大きくなっています。マーク金井は購入時に5番のライ角を65度にしてもらいましたが、この調整も簡単にできました。
そしてPXGのクラブは見るからに高級感にあふれていますし、実際にも高額です。標準販売価格は
- ドライバー 1本 12万5000円~(装着シャフトにより変動)
- アイアン 1本 4万8000円~(装着シャフトにより変動)
アイアン1本の値段は中古で程度の良いアイアンセット(6本組)が変える値段とほぼ同じ。パーソンズ氏も記者会見の場で言ってましたが、PXGはクルマに例えるならば、「フェラーリ」のようなものです。コストを度外視してでもいいとのことから作られたクラブだけあって、実際に販売価格も市販品としてはかなり高額です。
今週のパーゴルフでも紹介されましたが、現在、マーク金井は5番からSWまで8本使っています。単純計算すればアイアンセットのお値段は約40万。そして、PXGとして平行して使っているアイアンはピンのG25。このアイアンは2013年モデルということもあり、中古ショップでは3~5万円程度で売られています。値段だけを比較すれば、10倍も値段が違うアイアンを同時に使っているのです。
今まで40年以上ゴルフをやってきましたが、使っているアイアンセットの価格差が10倍というのは初めての経験です。もちろん1セット40万円も初めて。どちらもすごく気に入って使ってますが、PXGがG25よりも10倍性能が良いわけではありません。PXGにはPXGの良さがあり、G25にはG25の良さがあるからです。ちなみに、どちらもシャフトはフジクラのMCIです。ヘッドの大きさ、グースの度合い、ソールのバンス角はどちらも同じ感じです。そしてシャフトが同じということもあって、振り心地はかなり似通っています。
単純に比較すれば、G25とPXGとの間には価格差ほど性能差はないと思います。
しかしながらPXGのアイアンには他のアイアンにない「何か」があります。この先はどうか分りませんが、今、手にしているPXG 0311は、
- オリジナリティにあふれたデザイン
- コストを度外視して作られた高性能ヘッド
- 趣味性の高さと実用性の高さを高次元で両立
この3つの要素を満たしているゴルフ今までありませんでした。PXGよりも高額なアイアンセットはありましたが、それらは「金ぴか」なクラブばかりでした。性能を極めるために作られたアイアンはPXGが初めてだと思います。また、市販のどのクラブにも満足できないゴルファーとって、相当所有欲がそそられるクラブに仕上がっています。
ゴルフに限りませんが、道具は使い倒したくなる道具と、使わないで手元に置いておきたい道具とがあります。PXGのアイアンは価格的には使うのがためらわれる道具(クラブ)にもかかわらず、手に取るとすぐにでもコースで使い倒したくなる道具(クラブ)。マーク金井は、そんな不思議な感覚に一目惚れしてしまい、数発打つや、財布の中身も確かめないで衝動買いしちゃいました~。
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ゴルフの竪琴セミナー
6月25日11時
時間は1時間30分 お値段は3000円 人数は6名限定です。
参加資格は、ゴルフの竪琴をお持ちの方。当日お買い上げいただける方となります。(同類他社製品はNG) そして確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)
講師はもちろんマーク金井です。場所は神田アナライズ。
お申し込みはyoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
セミナーについてはこちらをご覧ください↓
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2016年02月08日超私的に検証!! 2016年ドライバーで飛び指数が高いのは、どのモデルなのか!?
2月11日 11時開催 コチラまだ空席があります!
脱フッカー、チーピン撲滅セミナー
時間は1時間30分 お値段は3000円 人数は6名限定です。
参加資格は、フックで悩んでいる方(スライサーだったら退場してもらいます(汗))チーピンのメカニズムをお教えまします
スーパーシャット君(もしくはレッスンワン)をお持ちの方。当日お買い上げいただける方となります。(同類他社製品はNG) そして確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)
講師はもちろんマーク金井です。場所は神田アナライズ。
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
その他セミナーは↓こちらをご参照ください
昨日は神戸でフル稼働してきました。午前中はダンロップゴルフコースを皮切りに、六甲国際ゴルフ倶楽部、そして菊水ゴルフクラブでミーティング。午後からはつるやゴルフ西神戸店と三宮店でセミナー&イベントのお手伝いをさせていただきました。微力ですが、いずれもゴルフ人口を増やすための試みです。マーク金井は考える前に「動く」のが性分で、「動く」時は、できるだけ「早く動く」こと、できるだけ「すぐに動く」こと、そして「動きながら考え」ています。頭の中でシミュレーションすることを否定するわけではありませんが、「とりあえずやってみる」方が、いろんな事が見えてくるからです。
そしてマーク金井のお家芸と言えば、「とりあえず買ってみる」という衝動買い。昨年からカメラにはまってしまい、先日も単行本の撮影をして下さったカメラマンが「ツアイスのレンズはいいよ~」なんて言われた直後に、ツアイスを2本衝動買い。3年前からはまっているスノボでも、ドライカーボンを採用した超軽量ビンディングと、地クラブならぬ地ボードを衝動買いしました。欲しくなると後先考えないので失敗することも多々ありますが、衝動買いで成功することも多々あります。プロカメラマンからいただいた「ツアイスはいいよ~」はまさにビンゴで、今回の神戸出張ではツアイスのおかげでスナップ写真を撮る楽しさが増しました。
もちろん衝動買いはカメラとスノボだけにとどまりません。ゴルフギアに関しても、衝動買いしたくてウズウズしています。一昨日も出張に向かう直前にナイキの旧作ドライバー、ヴェイパーフレックスドライバーを見つけるやいなや、あまりにもお買い得価格だったので衝動買いしちゃいました。
もちろん値段が安さだけで購入したわけではありません。実は、すでに2016年モデルドライバーの衝動買いリストの中に、ナイキの新作、ヴェイパーフレックス440ドライバーが入っていたからです。このフレックスはナイキのドライバーの中でももっとも低スピン弾道が打ちやすいドライバー、コースで新旧比較がしたくて旧モデルを買いました。
では、新作ドライバーで衝動買い候補なのはどのモデルなのか?
ゴルフクラブに関しては、雑誌の企画やインターネットの試打企画のおかげで、新作ドライバーは発売前から打つことができます。そして、衝動買いしたくなるかどうかは、最初の1発で決まります。
自分にとって欲しくなるクラブも、自分にとって欲しくならないクラブも、すべて1発打てばほぼ決まります。ほぼと書きましたが、1発打てば99.999%くらいの確率で欲しいクラブ、欲しくないクラブは決まります。
現在絶賛発売中のゴルフ雑誌「EVEN」でも喋りましたが、今、好きなヘッドは複合素材。カーボン素材や樹脂素材を使ったドライバーはポルシェのキャッチコピーではありませんが「最新が最良」というのがヒシヒシと伝わり、購入候補に上がっています。具体的に言うと、
この2本は発売と同時に購入します。どちらも低重心で低スピン感が図抜けています。スピンが少なすぎるとドロップする怖さもありますが、低スピン感が強いほど飛び指数が上がるからです。加えて、ボールはコアが硬めなタイプが好きなので、これは複合ヘッドと相性がよろしい。硬いボールは初速が上がりやすい反面、スピンが減りづらい特性があります。ボールで初速を上げ、クラブでスピンを減らす。この組み合わせにすると、パワー不足をクラブがかなり補ってくれるからです。
かつてカーボンヘッドで話題になったキャロウェイの「C4」は打感やフィーリングがゴルファーにマッチしなかったことで、今ひとつ浸透しませんでした。でも、今どきのカーボン素材(樹脂素材)はフィーリング面が格段に良くなっています。弁証法で言うところの、らせん的発展を遂げています。
ゴルフは物理です。現行ルールの中で飛距離性能を求めるならば、カーボンや樹脂素材を使ったヘッドは、確実にアドバンテージがあるのです~。
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ゴルフの竪琴 販売再開してます!!↑クリック
ちと注文が殺到しておりまして、発送までのお時間がかかりますが、頑張って発送しています パイロンが売り切れ中ですけど、3月には入ってくる予定です
マーク金井ブログ更新していますマーク金井注目のドライバーとは?!http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=15230
Posted by マーク金井のアナライズ on 2016年2月7日
2016年01月13日PINGの新作、Gシリーズ試打インプレッション~前編!!
本日12時発売!↓クリック
アナライズ マジックマリガンフェアウェイウッド!
マーク金井&アナライズのファンの皆さんに喜んでいただけるように
初回ロットのみ 28000円+税!
売り切れ次第、値上する予定です!(最初が一番安い!! アナライズはマークダウンしません)お急ぎください!
毎週火曜日はGDOの試打インプレッションが更新され、夜はインターネットラジオ、ソラトニワ、「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日です。GDOの試打インプレは、「ミズノJPX EⅢ svドライバー」がアップされ、ラジオでは片山晋呉プロの妹、片山真理プロがゲスト出演して下さいました。
これだけでも盛りだくさんですが、昨日は午前中はガーラ湯沢で早朝スノボ。そして、スノボを終えて神田に戻るって着替えを済ませるや、新宿に出向いてピンの記者発表に顔を出してきました。ガーラでは2時間半でリフト20本ぐらい乗ってガッツリ滑ったので、記者発表では舟を漕ぎそうな感じがしたのですが、杞憂に終わりました。ピンの新製品、Gシリーズはかなり魅力だったからです。プレゼンの時間は結構長めだったですが、長さをまったく感じませんでした。ドライバー3機種、FW3機種、UTとアイアンが1機種、そして、新しいコンセプトのクラブ、「クロスオーバー」。いずれも衝動買いしたくなるほどのプロダクトパワーがあったからです。
ちなみにピンでは「クロスオーバー=ハイブリッド(UT)」という意味で使っています。ちなみに、スノボの世界では「クロスオーバーが上手くできる=上級者」です。
今回は記者発表の場所に試打ブースが設けられてたこともあったので、試打もガッツリやってきました(普段はめったに試打しません)。ちゃんとしたコースボールが打てたことと、ちゃんとした弾道計測器が完備していたからです。スノボでかなりヘトヘトだったにもドライバー、FW、UT、アイアン、そしてクロスオーバー(アイアン型UT)も打ちました。
では、今回のGシリーズはどんな特徴があるのか?
一言で言うと、、、、、、ドライバーからアイアンまですべて、低重心!!!!!!!!!!
GシリーズはG30の後継機種的な位置づけだと思われますが、モデルチェンジで違いを一番感じるのは低重心。低重心ということは、芯で捕らえやすく、そして低スピン弾道が打ちやすくなっています。契約プロである大山志保プロは、ドライバーは「高く上がるのにランが出る」とおっしゃってましたが、確かに、G30ドライバーに比べると、Gシリーズドライバーの方が重心が下がった分だけランが出やすくなっています。
そして、変わってない所はと言うと、ドライバーに関しては、
重心距離が長くて、深い!!!!!!!
メーカー側の思資料によるとG30に比べると、Gシリーズは約5%重心が深く、約4%重心が低くなっているそうです。
GシリーズはG20ぐらいから重心距離が長くなっており、G25、G30も市販トップクラスで重心距離が長いです(43mm越え)。今回のGシリーズも打った感じだと、これまで同様、重心が長く、かつ重心が深くなっています。そして、重心距離が長くて深いのでヘッド慣性モーメントも大きく、ミスヒットに強くなっています。ただし、重心距離が長いドライバーはフェースを返しづらくなります。操作性が高くありません。振り遅れやすい人や、スライスが出やすい人の場合、インパクトでフェースが開いたままになったり、無理にフェースを返そうとしたら、今度はフェースが返り過ぎて引っかけのミスが出るリスクが高まります。実際に試打してみても、重心距離が短くて捕まりがすこぶる良いドライバーと比較すると、捕まりづらく感じました。
ドライバーは3機種出てますが、捕まりを求めるならば迷わずSFテックをお勧めします。Gシリーズ3機種の中では、このSFテックが一番捕まりやすくり作られてますし、実際に打ってみても他の2機種よりは捕まりやすく感じました。
低重心の度合いに関しては、LSテックが一番アドバンテージがあります。実際試打してみると、いい感じでヒットした時、スピン量が2000~2400回転。数ある市販ドライバーの中でも低スピン弾道が打ちやすく仕上がっています。マーク金井が使うならば、迷わずこのLSテック。こちらは、SFテックに比べると捕まりを抑えた感じで、左へのミスが出づらくなっています。
FWもドライバー同様、3機種ラインアップしています。ドライバーは3機種ともヘッドサイズは460CCで同じですが、FWはモデルによってヘッド体積、ロフトが異なります。
G FW 体積169CC 3Wのロフト14.5度
G SFテックFW 体積175CC 3Wのロフト16度
G ストレッチ3FW 体積184CC 3Wのロフト13度
このロフト設定からも分るように、SFテックはヘッドスピードが遅めの人を意識し、ストレッチ3はヘッドスピードが速めの人を意識して設計されています。ノーマルのGはストライクゾーンを広げ、オールマイティになっています。3本とも試打しましたが、いずれも重心が低いのでトップ気味で打ってもボールがちゃんと上がります。個人的には、ヘッドが一番大きくて、ロフトが一番少ないストレッチ3FWでいいデータを得られました。ティショットでも使いたい人にはストレッチ3FWがかなり期待に応えてくれるでしょう。対して、FWでボールが上がりづらい人は、迷わずSFテックの3W。ロフトが多い効果は絶大で、3Wでも高弾道でキャリーを稼げます~。
おーっと、終電の時間が迫ってきました。この続きは明日アップします~。
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1月23日(土曜日)ストレッチパッド講習会
姿勢美人マイスター「背すじピン助」によるストレッチパッド講習会を開催いたします。
ストレッチパッドを使用して、体幹のほぐし方、肩甲骨、股関節の基本ストレッチを学びます。(90分間)
ゴルフに役立つストレッチパッドの使い方を徹底指導!
1月23日(土曜日)
時間:90分 12時〜13時半
人数:6名
料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)
参加資格は、確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)
お申し込みはyoyaku@analyze2005.comに名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
2016年新春クラブメンテ企画
ドーンと行きますよ
新年です! 新しいグリップ!に変えませんか?
アナライズオリジナルグリップに交換 13本まで(このグリップのみで、グリップの指定はできません)
アナライズオリジナルグリップ マーク金井のアナライズショップでのみ購入可能なオリジナルグリップです。適度な質感で多くのゴルファーにマッチするオーソドックスなつくりです。 |
2016円!
(もちろんグリップ代、交換代込です。下巻き◯重巻きとか、下巻き指定などややっこしいのはご勘弁下さい)
アイアン計測!!8本まで
2016円!
ウッド計測!!3本まで
2016円!
(基本的に、アナライズに持ち込める場合のみです。持ち込めない遠方の方、往復の送料はお客様のご負担となります。その場合お支払い方法は、銀行振込か代引きとなります。銀行振込の場合、2016円振り込みいただき、返送は送料着払いにて返送します。代引きの場合は、2016円+送料+代引き手数料を、ヤマト運輸の配達員の方にお支払いください。
アナライズは誰も居ない時がありますので、yoyaku@analyze2005.com 宛てに にまず予約メール下さい。
セミナーにご参加の方は、その時間に合わせて予約するといいですね!!
(1月いっぱいやります。予告なく終了することもあります)
マーク金井ブログ更新しています注目のピンの新製品を試打インプレhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=14993
Posted by マーク金井のアナライズ on 2016年1月12日
2015年12月14日2016年のドライバー、超私的に「ぶっ飛び」指数をランキング!!!!
12月のこの時期は忘年会のシーズン真っ只中ですが、今年のアナライズはセミナーシーズン真っ只中。昨日は高速度カメラを使った「インパクトセミナー」を実施し、来週以降も12月20日と12月23日にもセミナーを開催します。嬉しいことに、今年は忘年会の回数よりもセミナーの回数の方が上回りました。
忘年会は12月にやるから忘年会ですが、12月の恒例行事としては欠かせないのがランキングでしょう。そこで今回のエントリーは、今年試打したドライバーの飛びの性能を超私的にランキングしてみたいと思います。超私的とわざわざ書くぐらいですから、誰が打っても飛ぶという意味ではありません。あくまでマーク金井本人が打った時に、飛び指数が高いドライバーのランキングです。
では、早速発表します。今年打った中で飛んだトリプルスリーは、、、、
この3モデル。このブログでも紹介してますが、M1、エアロバーナーともに2本購入してますし、今年のラウンドで使う機会が多かったのもこの2本です。昔からテーラーメイドのドライバーを使うことが多かったですが、今年は、特にこの2モデルが不動のエースドライバーでした。M1については昨日のブログでも書きましたが、低重心効果で低スピン弾道が打てて飛びます。ナイキのヴェイパー フレックス440もコースで打ちましたが、これも低重心で低スピン弾道で飛距離を稼げます。発売は来年3月4日。すでに購入リストに入っています。
このヴェイパーフレックス440の特徴は、ヘッドの60%に軽量素材のRZN(樹脂素材)が採用されていること。チタン素材が使われているのはフェースとボディの前側だけです。これによりに大きなフリーウエート生み出してます。加えて、ソールには重心を前後に移動できるスティック(フレックスフライト)を搭載。これで重心深度を浅くする方向に調整して打つと、低スピンのぶっ飛び弾道が打てました。
3位に入ったエアロバーナーは、重心距離が長めで浅低重心。シャットフェースなトップを作ってインサイドからヘッドを入れると、ドロー弾道で飛距離を稼げます。M1に比べるとややヘッドが軽い(それでも200g弱あります)ので、45.5インチの長さで飛距離を稼げます。
トリプルスリーには入りませんでしたが、その次に飛び指数が高かったのは以下の3モデルです。
Fly-Z+もヘッド上部(クラウン)はカーボン素材。ソールには重心の深さを調整できるウエートが配され、重心を浅くする方向に調整すると低重心効果で低スピンで飛距離を稼げます。重心距離はエアロバーナーよりもさらに長いので、ヘッドの飛び指数も高いです。Fly-Z+はエアロバーナーとM1を足したようなハイテクドライバーで、リッキー・ファウラーも使っているにも関わらず、何故か日本でスマッシュヒットしませんでした。今は、マークダウンされているのでかなりお買い得価格で手に入ります。テークバックでフェースを開いてしまう人には向きませんが、シャットフェースのトップを作れる人には、飛び指数が高いドライバーです。
初代グローレは発売されたのが2012年。今から3年以上前のドライバーですが、現在も飛び指数はかなりのモノです。テーらメイドにしてはヘッドがやや軽め(それでも日本製ドライバーに比べれば軽くありません)なので、46インチの長尺仕様に作れ、46インチ効果でヘッドスピードを上げて飛距離を稼げます。フェースは鍛造で弾き感、そしてインパクト音が澄んでいます。ことさら低重心ではありませんが、46インチ効果で飛び指数が高くなります。ヘッドはノーマルポジションだとややフックフェースになるので、マーク金井が使う時はフェースを開く方向に調整して使っています。
JGRは出たばかりの新製品。ブリヂストンのモデルの中では重心距離がやや長めで、シャットフェースなトップを作る人間にも振りやすくなっています。ルール適合モデルですがフェースの弾き感が良くボール初速が出ます。ヘッドがやや軽めなので46インチぐらいに仕上げると、長尺効果でヘッドスピードを上げて飛ばせるドライバーです。
選んだドライバーの6本の内、3本がフルチタンではなく、カーボンや樹脂素材とのコンポジット構造。コンポジット構造の方が低重心に設計しやすいことを考えると、2016年に発売されるドライバーは、ますますコンポジット構造が増えてくるでしょう~。
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お待たせしました
アナライズマジックマリガンUT
27度 12月1日より受注開始!!!
24度も受注再開!!
よろしくお願いします
こちら発売されています↓
「一生役立つ」シリーズの最新作「一生役立つゴルフクラブの見極め方」全5巻がKindleストアで発売開始になりました(各巻162円/税込)。
本書はメールマガジン「マーク金井の書かずにいられない」に連載された「ゴルフクラブの正体を紐解く」を1冊にまとめたもの。重心距離や重心高、シャフトの硬さやキックポイント等々、個々の特性はもちろん、それぞれがどう影響し合っているのかも詳しく解説しています。
雑誌やWebに氾濫するゴルフクラブの情報は、正しい知識を持っていないと間違ったクラブ選びにつながる恐れがあります。ぜひとも本書を読んでゴルフクラブの正体(本質)を理解し、様々な情報に惑わされずにクラブの良し悪しをジャッジしてください。
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