マーク金井blog

カテゴリー: クラブセッティング

2021年10月22日超私的な考察  チッパーはランニングアプローチに特化したウエッジです!!

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ゴルフが変わる。ドライバーのバント!


先週までは半ズボンで薄暮プレーしていましたが、昨日は長ズボンと長袖シャツにウインドブレーカーを着込んで薄暮9ホールプレー。この一週間で気温が10度以上下がりましたが、フェアウェイ、グリーンともコンディションは上々。フェアウェイは青々で、高麗グリーンも夏場に比べると転がりがスムーズになっています。

 

 

 

いつものように担ぎセルフ7本プレーでしましたが、エキストラでヘッドが非常に軽いドライバーも試打しました。MOE86という超レアなドライバーでシャフトは軽量スチールのNS950が装着。4ホールほどティショットで使いましたが、ロフトが多い割には低弾道が打て、捕まりのいいドローが打てました。ヘッド重量は女性用ドライバー並に軽い(190g未満)ですが、打った感じでは当たり負けも感じませんでした。

 

 

 

お一人様でのプレーで9ホールに費やした時間は1時間40分ほど。スコアは12番でボギーを叩き、14番でバーディー。パー3はお約束のドライバーしばりですが、パープレーで上がれました。

 

 

 

キャディバッグの中にはクラブが7本入ってますが、赤羽GCでプレーする時はパターが入ってません。グリーン上ではアプローチで使うR25を使ってパットを打っています。

 

 

 

このR25。

 

 

 

ヘッド形状はピン型パターに似ていて、ロフトは25度。ネーミングとなったR25のRはランニング(Runnig)の意味。ランニングアプローチ、いわゆる転がすためのクラブで、カテゴリーとしてはチッパーに属します。

 

 

 

チッパーがいつ頃から登場したのかは定かではありませんが、マーク金井がゴルフを始めた頃(49年前)にはゴルフショップに並んでましたし、今も、ゴルフショップにいけばチッパーが売られています。

 

 

 

さて、このチッパーというカテゴリー。

 

 

 

チッパーは低く打ち出して転がせるためのクラブ。グリーン周りで使うことを考えればウエッジのジャンルにも属します。クラバーさんの「耕す」でチッパーについて書いていただきましたが、使用率が伸びない理由のひとつは、、、

 

 

 

 チッパーというとなんとなく初心者向けみたいな「目」で見てしまう、、、というのがあると思います。

 

 

 

しかしながら、チッパーは決して初心者向けではありません。クラバーさんの言葉を拝借さえていただくならば、、、

 

 

 

 

R25は、、、、、

 

 

 

 

決して初心者向けとかではないと思う。サンド、ロブと同じ。転がし寄せるための専用ウェッジなのだ。

 

 

 

 

だったら、チッパーではなくて「ランニングウェッジ」とかにすればいいのに、とちょっと思う。これはチッパーじゃなくて、ウェッジなんだぞという意識改革が必要。私自身も、みんなも、である。個人的には「R-25」は、【赤羽ウェッジ】と呼ぶことにする。(耕すより引用)。

 

 

 

 こんな素敵なネーミングをいただいたわけですから、今日からR25はチッパーではなく「赤羽ウエッジ」(ランニングウエッジ)とします。

 

 

 

赤羽ウエッジは転がしで寄せるのに特化しているのに加え、フェースにボールが乗る感覚を養えるスグレモノです。グリーン周りからミスを減らせるだけでなく、チップインも狙えるウエッジです。

 

 

 

 

今、シャフトとグリップの供給が遅れていますが、近々、マーク金井が使っているのと同じ仕様を「プロトタイプ」として市販致します~。

 

 

 

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2021年10月06日超私的な考察  短尺スチールドライバーを使うことのメリットとデメリットとは!?

マーク金井の新しいYou Tube動画公開されました。アプローチが劇的に上手くなりますよ


 

昨日は朝イチで耳鼻科に行ってきました。30年ぐらい前からずっと耳鳴りになやまされていることを主治医に話したことがきっかけで検査を受けてきたのですが、結果は特に「問題なし」とのこと。これからも耳鳴りとの生活は続きそうですが、これまでも何とかなっているので、これからもまあ何とかなるでしょう(笑)。

 

 

 

初診ということもあって、聴力検査というのも初めて受けました。予想通り、低い音に比べると高い音が聞こえづらくなっている結果で、これまた年相応とのことで問題なし。聴取りについて左右差もないとのことなので、これからもまあ何とかなるでしょう。

 

 

 

年を重ねてくればいろんな所が衰えるのは当たり前ですが、この1年3ヶ月で改善しているのが血糖値と体重(体脂肪率)です。血糖値が330まで上がったことがきっかけで毎日2万歩あるいたおかげで、血糖値は113まで下がり、体重は大学生の頃と同じく73キロ台。歩数を稼ぎたいので今まで以上に赤羽ゴルフ倶楽部の薄暮プレーを増やし、短尺スチールシャフトを装着したドライバーをエースにしたらゴルフ雑誌「チョイス」に取り上げていただきました。

 

 

マーク金井にとってゴルフ場で歩くことと、短尺スチールドライバー(短尺スチール5W)というのは欠かせないことになっていますが、この2つのおかげでプレー中に致命的なミスがほとんど出なくなりました。

 

 

 

血糖値が上がったことがきっかけで毎日2万歩あるくようになり、世界一やさしいドライバー「バンパー」軽量スチールシャフトを装着したことがきっかけで、短尺スチールドライバーがエースになりました。どちらのきっかけもまったくもって偶然ですが、
この偶然のおかげで還暦を過ぎても体調がすこぶるよく、ゴルフの調子もすこぶる安定しています。

 

 

短尺スチールを使うようになってから2年以上経ちますが、2年以上使い続けて分ったことがあります。

 

メリットとしては、、、、

 

・物理的に飛びに有利ではないことが分っているので、ドライバーを手にしても飛ばそうという気にならない
・総重量が重いので手打ちになりづらい
・手元側が重いのでインパクトゾーンでヘッドを振りにいかない
・飛距離のコントロールがしやすい

 

 

 

 

もちろんデメリットもあります

 

・物理的に飛びには不利
・物理的にヘッドスピードを上げるのには不利
・短くて重いので飛びそうなイメージが持てない
・軌跡の1発の飛びは得られない

 

 

 

 

ドライバーを1ヤードでも遠くに飛ばしたい人には、短尺スチールドライバーを使うメリットはまずありません。対して、ティショットで死なないショットを打ちたい(致命的なミスを減らしたい)ならば、短尺スチールドライバーはデメリットよりもメリットの方が上回ります。

 

 

 

なんのためにゴルフをプレーするのか?

 

 

なんのためにドライバーを使ってティショットを打つのか?

 

 

 

この問いに対して、ゴルファーはどんな答えをするかでドライバーに適したシャフトはおのずと決まってくるのではないかと思います。

 

 

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2021年10月01日超私的な考察  スコアアップに一番役立つクラブとは一体どんなクラブなのか!?

マーク金井新しいYou Tube動画が公開されました

ナイスショットを諦める実践編


ゴルフはチョイスするスポーツだ! というキャッチフレーズでおなじみのゴルフ雑誌「チョイス」は今日が発売日。創刊から237号目の誌面に少しだけ登場させていただきました。

 

 

 

 お手伝いした企画のタイトルは「続 好事家のゴルフ遊び道具」

 

 

 

 

ゴルフを楽しむために、ゴルフ道具(クラブ)は存在する。
楽しみ方が変れば、理想のゴルフ道具もまた変るものである。
人とは違う道具にたどりついたゴルファーがいる。
注目するのは道具ではない。
その人なりのゴルフ観である。
(以上、チョイス NO.237より引用)

 

 

 

確かに、マーク金井は人とは違う道具にたどり着いてます。ドライバーとFWのシャフトは今となっては絶滅危惧種ともいえるスチール(軽量スチール)ですし、グリーン周りで多用しているのはウエッジではなくてチッパーです。加えて、キャディバッグに入っているクラブの本数はルール上限の14本の半分、7本だけ。プロや上級者のセッティングとは真逆です。

 

 

 

ドライバーを短尺スチールにした理由については今日発売の「チョイス」に買いてますのでここでは割愛しますが、チッパーを積極的に使うようになったのは明確な理由があります。

 

 

 

赤羽ゴルフ倶楽部は高麗グリーンでボールが止まりません。上げるよりも転がした方が寄る確率が高く、転がすのに一番適しているのはロフトが25~35度。ソールが広くてこれぐらいのロフトのクラブは何かと思い浮かべると、すぐに出てくるのがチッパーだからです。5番や7番アイアンで転がすのでもいいのですが、アイアンはチッパーに比べるとソールが幅広ではありません。見た目のやさしさを考えるならば、チッパーに軍配が上がります。

 

 

 

さて、このチッパー

 

 

 

初心者やアプローチが苦手な人のお助けクラブという位置付けです。自転車に例えるならば、スピンが良く利くサンドウエッジはスピードが出せるロードレーサー。対してチッパーは街中でノンビリ運転できるママチャリです。スピードを出すのにはまったく適してませんが、乗り降りがしやすくスピードを出さない時に安定感があります。

 

 

 

ロードレーサーに乗っていると格好いいですが、ママチャリに乗っても格好良く見られることはありません。チッパーを手にして「うわっ、ゴルフが上手そう」と見られることはないですし、難易度の高いショットを打っているようにも見えません。難易度が低いショットを打つように見えます。

 

 

 

 

実は、この難易度が低いように見える(感じる)ことがチッパーの最大の魅力であり、チッパーを使う最大の魅力なんです。

 

 

 

 

50年近くゴルフをプレーしたからこそ分ったことがあります。プロと違ってアマチュアがいいスコアを出す秘訣はナイスショットをたくさん打つことよりも、できるだけ難易度が低いショットを多用することにあるのです。

 

 

 

アプローチではパターを使うのが一番安全と言われてますが、それはSWを使うよりもパターの方が難易度が低いからです。説明するまでもありませんが、パターならばダフり、トップすることは劇的に減りますし、シャンクも出ません。チッパーもしかりで、パターの次に難易度が低いクラブです。だからチッパーを手にすると、「ゴルフが下手な人のクラブ」という風に見られてしまうのだと思います。

 

 

 

 

ゴルフは物理であり、確率です。

 

 

 

マーク金井短尺スチールドライバーを使うのは、ティショットの難易度を下げるためにです。グリーン回りでチッパーを使うのは、グリーン周りのアプローチの難易度を下げるためにです。ゴルフはプレッシャーとの戦いとか言われたりもしますが、難易度が低くなるクラブを選択すれば、それだけでプレッシャーが軽減され、致命的なミスショットを減らせるのです。

 

 

 

 

5年まえに世界で一番やさしいドライバー(バンパードライバー)を作り、そして今年はグリーン周りが劇的にやさしくなるチッパーを作りました。シャフトとグリップが入荷次第、発売日をこのブログにて告知いたします。

 

 

 

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2021年09月29日超私的な考察  上手そうに見えてスコアがあまり良くない人の特徴とは!?

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えーーマークさん!正気ですか??


 

昨日は午前中にサクッと仕事を切り上げ、午後から赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレー。クラブハウスで着替えて10番ホールに行ってみたら、「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」のメンバーがいらっしゃったので、3サムでティオフしてきました。

 

 

 

オンラインサロンのメンバー、Mさんはなんと短尺スチールドライバーの筆下ろし。スタートホールこそ慣れずにプッシュアウト気味の弾道でしたが、その後は安定したショットでフェアウェイキープ。マーク金井ももちろん、ドライバーは43インチの短尺スチールです。

 

 

 

11番のパー3(約130ヤード)ではドライバーのコントロールショットでグリーン右サイドのエッジに運び、そこからチッパーでアプローチ。しらない人がみたら、ティショットは地を這うような低い弾道、アプローチはパターみたいなクラブで転がし。その他のホールでも「ゴルフって球を低く打つことが求められる競技」だと思ってしまうようなプレーぶりを続けました。

 

 

 

ドライバーからアプローチまでマーク金井の弾道が低いですが、低く打とうと思ったり、低く打つようなことを意識してスイングすることもありません。ごくごく普通に打っているのですが、結果的に弾道が低くなっているだけです。

 

 

 

 

 では、なぜオートマチックに低い弾道が打ててしまうのか?

 

 

 

ロフトの少ないクラブを選択し、フルショットをしていないからです。

 

 

 

 

先ほども書きましたが、130ヤードの距離をドライバーで打ってますが、ドライバーのロフトは9.5度。9.5度のロフトで130ヤード(キャリーは約100ヤード)を打とうとすれば、テンプラのミスでもしない限り、誰が打ってもこれでもかってぐらい弾道が低くなります。

 

 

 

セカンドショットもしかり。例えば110~130ヤードぐらいだと7番アイアンを短く持ってコントロールショットを打ちます。100~110ヤードの時には、9番を短く持ってコントロールショットします。大きめのクラブを選択し、クラブを短く持って軽くスイングしている結果、同伴プレーヤーから見たら「低い球をうっているなぁ」と思われるのです。

 

 

 

ちなみにドライバーではフルショットした時も、弾道は低め。これは43インチとクラブが短いことと、ドライバーを手にしてもアイアン同様、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えるようにしているからです。

 

 

 

赤羽に限りませんが、マーク金井はどのクラブを手にしてもフルショットというのはほとんどやりません。9ホールプレーだと19~23ショットぐらい打ちますが、フルショットをするのは3回あるかないかです。

 

 

 

 

そして、フルショットよりもコントロールショットを増やすようにしたら、風が強い日でもスコアをまとめやすくなりましたし、風が吹かない日でもスコアメイクがやさしくなりました。

 

 

 

 

赤羽のように距離が短いコースではティショットを打った後は、100ヤード以内のコントロールショットの距離が残ることが多いからです。加えて、パー5の3打目とか距離の短いパー4では、セカンドは100ヤード以内。コントロールショットを打つ機会が多く、コントロールショットを上手く打てるほどにスコアが安定してくるからです。

 

 

 

かなり前置きが長くなりましたが、表題の答えはもうお分かりだと思います。

 

 

 

上手そうに見える人というのは、フルショットが本当に上手い。フルショットを打つと目を見張るようなショットを打ちます。その反面、コントロールショットがあまり上手くありません。加えて、微妙な距離感が要求される40~80ヤードの距離とかのショットもフルショットほど上手く打ててません。

 

 

 

 

コースに出ると、フルショットだけでは通用しません。ゴルフはボールを飛ばすことも大事ですが、それ以上大事なのは距離をコントロールすること。距離をコントロールするというのが上手い人、フルショットしない距離を上手く打てる人の方が、コースに出た時にいいスコアを出せる確率が高くなるのです。

 

 

 

 

大事なことなので繰り返します。スコアメイクに本当に必要なのはフルショットの精度よりもコントロールショットの精度です。そして、練習でもフルショットよりもコントロールショットに時間を割いている人の方が、ベストスコアを更新しやすくなります。

 

 

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2021年09月27日超私的な考察  ドライバーの適正な長さは本当に45インチなんだろうか!?

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えーーマークさん!正気ですか?ぜひご覧ください


 

先週は、木曜日、金曜日、土曜日と3日連続でゴルフでした。木曜日と金曜日は朝4時過ぎに起きて赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホール。金曜日は朝5時に起きて、大千葉カントリー倶楽部で18ホールプレー。全ホールとも歩きで3日連続は久しぶりでしたが、いつも2万歩歩いているおかげ疲れを持ち越すこともなく、日曜日を迎えることができています。

 

 

毎日、2万歩歩くようになってから1年以上経っていますが、それ以上に長く続いていているのが短尺スチールドライバーです。SNSにもアップしていますが、普段プレーしている時は43インチの軽量スチールを装着したドライバーでプレーしています。もちろん、カーボンシャフトを装着したドライバーを使う時もありますが、その時の長さは今どきの市販ドライバーも若干短めの45インチです。かつては45.5インチで組上げていましたが、短尺(43インチ)のドライバーを使うようになってからは、0.5インチ短くしています。

 

 

 

 

ちなみにカーボンシャフトのエースはフジクラのスピーダーNX。60g台のSRと、50g台のSを使っています。大千葉をプレーした時は状況に応じて、短尺スチールとカーボンシャフトを使い分けてプレーしてました。

 

 

18ホールプレーする時は長さが異なるドライバーを使い分けることが多いですが、短尺スチールはいわばミニドライバーのようなポジションであり、距離よりも方向性を重視したい時に使っています。テニスに例えるならば、短尺スチールシャフトはセカンドサーブを確実に決めるための道具(クラブ)です。

 

 

 

さて、今回のテーマはドライバーの長さについてです。

 

 

 

現在、43インチと45インチのドライバーを使い分けていますが、厳密に言うと45インチの方は0.5~1インチ短く握っています。43インチに慣れてしまうと、45インチが妙に長く感じてしまうからです。ちなみに43インチの短尺ドライバーを使う前までは、45.5インチの長さのドライバーを目一杯の長さに握っていました。

 

 

マーク金井の場合、43インチに慣れたことでドライバーの長さの基準が変ったわけですが、短くしたことでのメリットはこんな感じです。

 

 ・短い方が振り切りやすい
 ・短い方が弾道が低くなる
 ・短い方が他のクラブとのつながりが良くなる
 ・短い方が車のトランクに入れやすい(笑)

 

 

 

クラブは短くなるほど物理的にヘッドスピードが上がりづらくなり、飛距離を得るという意味ではマイナス要素になります。1ヤードでも遠くに飛ばすことを考えると振り切れる範囲で長い方が有利です。

 

 

 

反面、方向性、安定性を考えるとドライバーは長いよりも短い方が圧倒的に有利ではないかと超私的に思っています。もしも短尺にアドバンテージがなければ、ここまで長い間、使い続けていません。

 

 

 

クラブは14本の流れが大事ですが、他のクラブはドライバーほど長くはなっていません。ドライバーの次に長いクラブである3Wの平均的な長さは42.5~43インチであることを考えると、セッティングの流れから考えると、ドライバーの長さは44~44.5インチぐらいにしておいた方が扱いやすいのではないかと思います。

 

 

 

 では、なぜ市販ドライバーの多くは45インチ以上なのか?

 

 

 

一番の要因は「飛距離」でしょう。前述したように長い方が物理的にヘッドスピードを上げやすいわけですから、飛距離を優先するならば短くすることはできません。振り切れる範囲で長くしたくなるのは当然のことで、その結果、市販ドライバーは45~46インチになっているのです。

 

 

 

飛距離を求めるならば長い方が有利なのは間違いありませんが、もしもドライバーショットに不安を抱えているならば、ドライバーショットの安定感を求めているならば、一度、長さについて考え直してみるのもいいかと思います。

 

 

 

テーラーメイドのミニドライバーがすごく売れ行きが良いとのことですが、このミニドライバーの長さは43.75インチ。ミニというネーミングですが、長さ的にはこれぐらいの方がアマチュアゴルファーには使い勝手が良いのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 

100が切れない、90が切れないという人はもとより、白ティから70台のスコアを出すのに本当に必要なのは飛距離よりも安定性です。ドライバーで死なないことが、スコアの浪費を減らすことにつながるからです。

 

 

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