カテゴリー: クラブセッティング
2022年05月09日超私的な考察 パターのようにドライバーを使うことの意味とは!?
これは神ドリルかもしれません
GWが終わりました。マーク金井は赤羽ゴルフ倶楽部の早朝9ホールに5回、仙台の仙塩ゴルフ倶楽部(宮城県)にて18ホールプレー。GWに都合6回もゴルフ場に足を運び、6回のプレーともすべてのパー3でドライバーを使いました。
パー3でドライバーを使った写真をFacebook、Twitter、Instagramにアップしたのですが、いくつかコメントをいただきました。
ひとつは、、、
ドライバーを使うことにはどんな意味があるのでしょうか?
ひとつは、、、
練習の一環なんですか?
ひとつは、、、
ごまかしのゴルフはもう終わりにしましょう、、、
200ヤード以下の距離のパー3でドライバーを手にしただけで、いろんなコメントをいただいてます。別言すれば、150ヤード以下の距離をドライバーで打つということは、かなりイレギュラーなために、コメントしたくなったのだと思います。
確かに、150ヤード以下のパーでドライバーを使うというのはかなり尋常なことではないかと思います。実際、ドライバで200ヤード以上の飛距離を出せるゴルファーが、わざわざ150ヤード以下のパー3でドライバーを手にする人はめったにいませんし、今のところ見たこともないです。
しかしながら、超私的にはイレギュラーな事をやっているという自覚もありませんし、奇をてらっているわけでもありません。パー3でドライバーを使うようになった理由はいくつかありますが、ひとつ上げるとすれば、それはパターのようにドライバーを使いたくなったからなんです。
説明するまでもありませんが、主にグリーン上で使うために作られたパターは様々な距離を1本のクラブで打ち分けます。1メートルも5メートルも10メートルも、そして20メートルの距離もパター1本で打ち分けます。
アイアンやウエッジのように距離に応じて、パターを変えるという人はまずいません。
そしてパターというクラブを手にした時、ほとんどのゴルファーはクラブの最大飛距離を出すこともありません。グリーンの大きさが限られているということもありますが、パターでフルショットをすることはなくて、パターを手にした時は、すべてコントロールショットをしています。
ゴルフに対する考え方はいくつもありますが、超私的に感じるのはパターを引き合いに出すまでもなく、1本のクラブで距離のコントロールが上手い人、1本のクラブで距離感が出せるようになるほど、スコアメイクが簡単になると思っています。
ならば、パターだけでなくパター以外のクラブでも1本でコントロールショットを打てるようになった方が、フルショットだけでゴルフを組み立てるよりも距離感のセンスを磨け、それは自分のゴルフの幅を広げられるのではないかと思っているのです。
パターで距離を打ち分けるのと、ドライバーで距離を打ち分けるのは同じことではないのか。そして、ドライバーで距離を打ち分けられるようになれば、ウエッジだけでなくFWやアイアンにおいても距離を打ち分けるのがたやすくなると思うようにもなり、パー3でドライバーを使うことが当たり前になったのです。
フルショットでプレーを組み立てるのもゴルフ
コントロールショットでプレーを組み立てるのもゴルフ
ゴルフにはいろんな楽しみ方がありますが、パターのようにドライバーを使う感覚が馴染んでくるメリットは、すべてのクラブを手にしてもフルショットしないこと(距離をコントロールすること)が当たり前になり、それはスイングに余裕がでてきます。手前味噌ですが、パー3でドライバーを手にするようになってから、パー4やパー5のティショットでドライバーを手にした時、フェアウェイキープ率が格段に上がりました。
そして何より、ドライバーを手にした時「飛ばしたい」「遠くに飛ばさなければ」という心持ちがなくなり、パターを手にした時と同じ感覚でドライバーをスイングできるようになったのです。
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2022年04月25日超私的な考察 短尺スチールドライバーを使うことの本当のメリットとは!?
君は諦めることができるか?
短尺スチールドライバーを頻繁に使うようになってから3年ぐらい経ちました。もちろんカーボンシャフト装着の45インチのドライバーも使っていますが、距離が長くない赤羽ゴルフ倶楽部では出番がほとんどありません。理由は単純、どのホールもティショットは200~230ヤードぐらいがベストポジションになるからです。
そして、短尺スチールドライバーを積極的に使うようになってから変わってきたのがティショットの打ち方です。パー3を含めてすべてのホールのティショットではドライバーを手にしてますが、距離を打ち分けるようになりました。
具体的には130~230ヤードをドライバーで打ち分けています。
こう書くと「わざわざ難しいことをやっている」と思われるかも知れませんが、ドライバーはフルショット専用のクラブという決まりはありません。パターもドライバーも同じゴルフクラブであるならば、ドライバーをパターのように使うというのは何も変なことではないかと思っているからです。
説明するまでもありませんが、パターでフルショットする人はまずいません。パターを打つ時は、すべて距離をコントロールしているはずです。1mの距離も、5mの距離も、10mの距離でも同じパターで、距離を打ち分けています。超私的には、パターを打つかのようにドライバーを打っているので、フルショットはまずしなくなりました。
ドライバーでフルショットをやめるようになってからは、フェアウェイキープ率が格段に上がりましたが、もうひとつ大きなメリットを手にすることができました。
ドライバーでコントロールショットを打つようになると、セカンドやアプローチでコントロールショットを打つのがやさしくなり、そして距離感の精度も上がったのです。当たり前と言ってしまえば、それまですが、ドライバーで距離調節するよりは、アイアンやウエッジの方が距離調節がやさしいからです。
結果、300ヤード以下の距離の短いパー4でのセカンドのショットの精度が上がり、パーやバーディーを取れる回数が劇的に増えました。また、セカンドで中途半端な距離が残っても、まったくストレスなくショットに臨めるようになっています。
ゴルフはボールを遠くに飛ばした方が有利と言われていますが、グリーン上のパッティングだけでなく、どのクラブを手にした時も距離調節が上手くなっていた方が、距離感の精度を上げていった方が、スコアメイクがしやすくなるのです。
ドライバーはボールを遠くに飛ばせるクラブですが、遠くに飛ばさないと行けないという縛りはありません。超私的には、短尺スチールドライバーは方向性が安定するだけでなく、距離感を調節しやすいので重宝しています。
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2022年04月20日超私的な考察 ドライバーに軽量スチールシャフトを装着する本当のメリットとは!?
人気の高価なシャフトが入ってこのお値段!お得だ!!と思うのはちょっとお待ち下さい
昨日は午前中に連載原稿を1本仕上げ、午後から赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホールプレー。フェアウェイには緑が一段と増してきており、元気を取り戻しつつある高麗グリーンの状態をチェックしながら8000歩ほど歩いてきました。
使用したドライバーはキャロウェイのFTツアー。
10年以上前のモデルですが、飛距離性能、方向性はまったく問題はありません。昨日もフェアウェイキープ率は100%ですし、なによりもイメージ通りの弾道が打てるので気に入ってます。
FTツアーに装着しているのは島田ゴルフの軽量スチール(長さは43インチ)。ドライバーにスチールというのはそれこそ30年前まで遡ります。30年前といえばヘッドはメタルが主流で、チタンはまだ登場してません。
10年以上前のヘッドに、今となってはドライバーには超レアなスチールシャフトを装着。どこからどう考えても今どきのドライバーとまったく逆な感じですが、決して懐古趣味で使っているわけではありません。神田のスタジオにはステルスをはじめ今どきのドライバーが10モデル以上、カーボンシャフトに至っては50種類あります。
その中で、フェアウェイキープしやすさを求めた結果として行きついたのが、43インチの短尺スチール。長さ3Wと同じにすることでバランスはC5前後と軽めに仕上がっています。実はこれが短尺スチールを好んで使っている理由のひとつです。
ドライバーにスチール(軽量スチール)を装着すると総重量が350gを超えてきますが、バランス(スイングウエート)がC5ぐらいになります。加えて、バランスポイントが通常のドライバーよりも手元側になるために、持つと重いのに、振ると軽く感じるようになるのです。
バランスがC5というのは男性用ドライバーではありえない軽さですが、総重量が350g超えというのも男性用ドライバーではありえない重さです。数値的にはアンバランスに思えるかも知れませんが、ヘッドの重さは通常のドライバーと変わってません。変わっているのは、バランスポイントが手元側にあるとうことです。
超私的なことを言わせていただくと、クラブの振りやすさに少なからず影響しているのはバランスポイントではないかと思っています。
カーボンシャフトだと43インチに仕上げても軽量スチールと同じバランスポイントにならないと思っているので、あえて軽量スチールをドライバーに装着しているのです。
クラブの振りやすさというのはゴルファーによって異なりますが、スイングの安定感を求めるという意味ではバランスポイントはヘッド側に偏り過ぎるよりも、手元側にあった方が良い感じがしてます。
スチールシャフトはアイアン用と決めつけるのはちょっともったいないないです。ドライバーが不安定なゴルファーゴルファーには、ぜひともアナライズの短尺スチールを試していただきたいです。
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2022年04月15日超私的な考察 本数を多くしないと初心者用セットは売れないというのは本当なのか!?
気になっているかたいらっしゃいますか?是非御覧ください
火曜日は赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝と薄暮を9ホールづつ、水曜日は薄暮で9ホールプレーしてきました。9ホールに慣れると物足りなさはまったくありません。というよりは担ぎセルフで9ホールプレーすれば約8000歩歩けます。これは乗用カートに乗って18ホール回るよりも運動量が多いです。
水曜日のラウンドはツーサムで、同伴者はクラブ5本でプレー。マーク金井はいつもと同じく7本。2人合わせても12本ですから、フルセット(14本)でプレーしている人よりもクラブの本数が少ないのです。
ゴルフはルールでプレーで使えるクラブ本数は14本以内と定められていますが、14本使わなくてはならないわけではありません。7本でも5本でもOKですし、本人が納得していればもっと少なくても構いません。
にも関わらず、赤羽ゴルフ倶楽部でプレーされているゴルファーはもちろんのこと、その他のゴルフ場でプレーしているアマチュアゴルファーの本数を観察すると、7本や5本の人はほとんどいません。12本以上が当たり前で、ルール上限の14本入れている人が圧倒的に多いです。
さて、このクラブの本数。
マーク金井がゴルフを始めた頃(1970年代)、当時はフルセット(14本)の人もいましたが、ハーフセット(7本)の人も結構いました。というのも、初心者はハーフセットから始めるというのがごくごく当たり前だったからです。もちろん、ゴルフショップ(スポーツ店)にはハーフセットがいくつも陳列されており、初心者でいきなりフルセットを購入する人はほんの一握りでした。
対して、現在は初心者はもとより、これからゴルフを始める人に対するセット売りのゴルフクラブを調べてみると、ハーフセットというのはほとんど見当たりません。9本以上というのが当たり前で、12本以上(14本以内)というのがほとんどです。
同じ値段ならば、本数が少ないよりも多い方がお得感がある!!!!
例えば、7万円の初心者用セットの場合、7本よりも12本の方がお店は売りやすいそうです。確かに、同じ値段ならば本数が多い方がコスパが良く感じます。
しかしながら、1本あたりの単価を考えると本数が多い方が1本あたりの単価が変わります。7万円で7本セットならば1本あたり1万円ですが、7万円で12本ならば1本あたり5833円となります。
説明するまでもありませんが、1万円で売られるクラブと5833円で売られるクラブとでは、1本あたりにかけられるコストは同じではありません。後者の方が否応なしにコストダウンされています。
これからゴルフを始める人にとって必要なのは、本数は多いけれどコストダウンされたクラブなのか、それとも本数は少ないけれどコストダウンされていないクラブなのか?
どちらにもメリット、デメリットはありますが、初心者には超私的には本数は少なくてもコストダウンを強いられていないクラブを使ってもらいたいと思っています。ただ、残念なことには、50年前と違って、現在のゴルフショップで売られる初心者向けのセット物のほとんどは12本以上ばかり。5~7万円台でのハーフセットは販売されていません。
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2022年04月08日超私的な考察 ドライバーの飛距離が伸びたらスコアは本当に良くなるのか!?
マーク金井ワールド爆発!
あなたも諦めてみませんか?
昨日は恒例の赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホールプレー。クラブセッティングはいつものように7本で、ドライバーは短尺スチールシャフトを装着しているテーラーメイドのM1(430)。これまたいつものようにパー3を含めて、すべてのホールでティショットはドライバーを手にしています。
赤羽のインのパー3は135ヤードと125ヤード(Bグリーン)です。この距離をドライバーで打つというのはかなり飛ばさないスイングをする必要がありますが、他のホールでも距離を求めてスイングすることはまずありません。ホールによっても異なりますが、ティショットで打っている距離は180~220ヤードほどです。
赤羽で頻繁にプレーするようになって10年近く経過してますが、超私的にはドライバーを飛ばさないようになってからスコアが安定しています。理由は単純で、左右に曲げて1ペナをほとんど打たなくなり、ほとんどのホールでフェアウェイキープしているからです。昨日のラウンドでももちろんフェアウェイキープ率は100%でした。最初の頃に比べるとドライバーの飛距離は20ヤードぐらい落としてます。
昨日は2サムでのラウンドでしたが、ラウンド中に同伴者からこんなコメントをいただきました。
「マークさんて、一般のアマチュアゴルファーが求めることと逆をやってますよね」
確かに、アマチュアゴルファーのプレーを観ていると、ドライバーを手にしたら1ヤードでも遠くに飛ばそうとしている人の方が圧倒的に多く、わざとドライバーでバントするような人はまず観たことがありません。ドライバーは飛ばすクラブという風に決めつけている人がほとんどで、クラブ選びに関しても飛距離が出るクラブを求める人の方が圧倒的に多いです。
対して、マーク金井はと言うと、ドライバーに43.25インチの短尺スチールシャフトを装着。この時点ですでに飛ばすクラブを選択してませんし、コースに出た時はまずフルスイングをしていません。距離をコントロールしています。普通のアマチュアゴルファーと逆のことをしていると言われれば、確かにそうです。
では、なぜドライバーに飛距離を求めなくなったのか?
プレーしているコースの距離が長くないというのが一番の理由ですし、バックティではなく白ティからプレーすることがほとんど。赤羽をプレーする回数が増えてくるほどに、ティショット(ドライバー)は飛ばすことよりもフェアウェイキープすることの方がスコアメイクできると心底分ったからです。
赤羽のパー4はすべて400ヤード以下。それを考えると、ドライバーは200ヤードちゃんと飛べば、セカンドでグリーンを狙えます。このブログでも何度か書いてますし、YouTubeでも発信してますが、ティショットというのはテニスのサーブと同じという考えになってくると、ダブルフォルト(OB、ワンペナ、チョロ)しないように打つようになったのです。
別言すれば、「ドライバーを遠くに飛ばさないとゴルフは面白くない」という考えがまったくなくなりましたし、1ヤードでも遠くに飛ばそうとする気もなくなったのです。
今年でゴルフを始めて50年になりますが、50年前も現在もアマチュアゴルファーの腕前はほどんど変わってません。50年前も現在もアマチュアには100の壁、90の壁が立ちはだかり、シングルになれる人はほんのわずかです。
ゴルフクラブは劇的に進化し、アマチュアゴルファーの飛距離も50年前よりは劇的に伸びていますが、飛距離が伸びたにもかかわらずスコアが良くなってはいません。
「飛距離アップ=スコアアップ」ではないというのが、アマチュアのゴルフの現実ではないかと超私的に思っています。
ゴルフは確率のゲームです。
特に確率が求められるのは一番最初に打つティショット。ドライバーで致命的なミスを減らすことができれば、飛距離は180ヤードでも楽に100が切れ、90も切りやすくなるのではないかと思っています。
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