カテゴリー: クラブセッティング
2015年06月30日アイアン&ウエッジの性能を100%引き出すのに必要なこととは!?
今日は6月の月末。すでに1年の半分が経過しました。野球は阪神がいつのまのかセリーグの首位に立っていますが、下位チームとの差はそれほど開いてません。まだまだ熱い戦いが続きそうです。熱い戦いと言えば、女子サッカーもなでしこJapanが頑張っています。準決勝の相手はイングランド。勝てば、決勝は米国かドイツ。トーナメントですから何かあるか分かりませんが、彼女たちの動きが止らない流れるようなプレーを観ていると、大きなことを成し遂げてくれる感じがします。キープレーヤーは岩渕選手。メッシのような鋭いドリブルは相手選手に驚異を与え、観ていてワクワクドキドキします。
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そしてワクワクドキドキすると言えば、やっぱり買い物でしょう。最近はカメラとレンズ沼にどっぷりはまってますが(笑)、もちろん、クラブも相変わらず売り買いしています。先日もピンのG30のロブウエッジを中古ショップでお買い上げ。購入するや、すぐにシャフトをカーボンのMCI80(フジクラ)にリシャフトしました。現在のエースアイアンはピンのG30、G25、そしてBSのJ15アイアンです。いずれもヘッドが大きくてミスの許容範囲が大きい強いクラブ。アイアンを選ぶ基準は人によって違うと思いますが、自分の場合はミスショットした時に結果が出るかどうか。ミスした時に距離のロス、左右の曲がりを軽減してくれるクラブ使った方が、確実にスコアメイクできます。難しいアイアンと易しいアイアンを使い比べると、ハーフで1~2打変わってくるでしょう。
さて、このアイアンとウエッジ。
クラブを購入したら、欠かさずやっていることがあります。それはスペックの計測とライ角のチェックです。精密機器であるカメラに比べると、ゴルフクラブは精度がそれほど高くありません。なので、これから使うクラブがどんなスペックなのかは自分で調べる必要があるのです。具体的に言うと、番手毎の‥‥
・重量
・長さ
・硬さ(振動数)
・ロフト
・ライ角
・バランス
精密機器のカメラに比べると、ゴルフクラブには個体差があります。アイアンとウエッジの場合、番手があるのでこれらのスペックが正しくフローしているかどうかを調べる必要があるのです。例えば、ロフト。5番と6番のロフト差が1度しかなくて、6番と7番のロフト差が5度もあったらどうでしょう。これでは、5番、6番、7番の飛距離の階段を作るのがかなり難しくなります。なので、まずは吊しの状態のクラブがどうなっているかを計測する必要があるのです。重さと長さもしかり。番手ごとに長さがフローしているかどうかを確認するする必要があります。バランスに関しては、全番手同じという考え方もありますが、マーク金井の場合は小さい番手(クラブが短くなるほど)、少しバランスが重くなるのが好みです。
ロフト同様、ライ角も個体差があるために、バラつきがあるのかどうかをチェックする必要があります。番手ごとに(長さが短くなるごとに)、ライ角は0.5度ピッチぐらいでライ角が増えていくのが正しいフローです。例えば、5番が61度ならば、6番は61.5度という風に増えているかを計測します。
そして、ライ角に関しては自分でボールを打ってチェックします。ソールにライチェックシールを貼り付け、MYライ角(自分のライ角)とクラブのライ角が合っているかどうかを調べます。ソールにまんべんなく(ソール中央)、地面を擦った(叩いた)跡が残っていればOK。ソールのヒール側やトウ側にしか擦った跡が残っていなければ、ライ角調整します。
今どきのデジタルカメラは、一眼レフでも買ってバッテリーを充電してメモリーカードを入れればすぐに使えます。一部のマニアックなカメラを除けば、面倒な設定はほとんど入りません。しかしゴルフクラブはそうは問屋が卸してくれないのが現状です。最近、ゴルフクラブはフィッティングして買うのが常識となりつつありますが、フィッティングの前にやるべきことはセッティングです。アイアンとウエッジに関しては番手があるので、ミドルアイアン、ショートアイアン、ウエッジというクラブの流れ(フロー)をチェックし、セッティングが正しいかどうかを見極める必要があるのです。
微細な数値にこだわり過ぎる必要はありませんが、アイアン&ウエッジではスペックがフローしていないと、「7番は打ちやすいけど、8番は打ちづらい」とか、「9番だけ引っかかる」なんて事なりかねません。スイングに悪影響を及ぼす可能性も出てきます。
クラブは手に入れたらスペックを計測する。クラブは試打することも大事ですが、それ以上に計測しておくことも大事です。アナライズではクラブ計測も随時行っていますので、お気軽にクラブ持参して下さい~。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月29日
2015年05月08日練習場で打てたショットがコースで打てない理由はどこにあるのか!?
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GWが開けましたが、今日は金曜日。明日からまた週末です。マーク金井は一昨日、薄暮ハーフプレーしてきました。スタートは4時ごろ。担ぎでツーサムだったこともあり、5時半には最終ホールをホールアウト。ゆっくりお風呂に入って6時にクラブハウスを後にしました。ゴルフは1日仕事と言われますが、9ホールならばサクッと数時間でゴルフを楽しめます。電車ゴルフならば行き帰りも楽ですし、心置きなくビールも飲めます(笑)。
昨日は組み上げたばかりのドライバーを持ち込んでのプレーでした。地クラブのバルド「991S」の10度に、三菱レイヨンのフブキJを装着。長さはヒールエンドで46インチ。いつものことですがラウンド前には1発も打ちません。プライベートで使うクラブの打ち始めはいつもコースです。理由は単純、ゴルフクラブはコースで使う道具。練習場とコースではボールも違いますし、何より気分(気持ち)が異なります。現場(コース)でどんな球が出るかでクラブを評価したいし、現場(コース)でないと分からないことがあるからです。
新しい道具(クラブ)をいきなりコースで打つ。ゴルフを始めて40年以上経ちますが、かなりワクワクドキドキします。ちなみに、新しいクラブをスタートホールで打つ時は、ショットをどう打とうとか、ナイスショットしようとかはほとんど考えません。真っ直ぐ打つことよりも、どんな球が出るのかの方が知りたいからです。
現場(コース)でしかわらないことは、クラブだけではありません。ショットもしかり。多くのゴルファーはラウンド前日(前夜)に練習場に足を運び、予習(練習)をします。ラウンド後の当日に練習(復習)する人に比べると、予習する人の方が圧倒的に多いと思います。そして、明日に備えて真面目にボールを打っています。わざとトップしたり、わざとダフって打ったり、わざとスライスをかけたり、わざとフックをかけようとしている人はあまりいません。芯を喰ったショット、ナイスショットを打とうと頑張ってボールを打っています。ドローやフェードを打とうとする人もいますが、ネットの端から端まで曲げてやろうとする人は、あまり見たことがありません。
そして翌日、現場(コース)に出ると‥‥多くのゴルファーは練習場と同じく、芯を喰ったショット、ナイスショットを期待しています。ティグラウンドに上がっている人の素振りを見ていると、それが如実に出ています。わざとチョロを打とうとしたり、わざとスライス(フック)を打とうとする人はまず、見たことがありません。
でも、現実は甘くありません。スタートホールで期待したショットを打てる人はそう多くないです。本人の期待を大きく裏切るかのような、ミスショットを打ってしまう(打たされてしまう)人が結構多いです。朝イチで期待したショットが打てる人は、恐らく半分もいないでしょう。
では、なぜ練習場で打てたショットがコースで打てないのか?
アマチュアの多くはコースに出る機会は多くありません。
練習場に行く機会>コースに出る機会
このため、どうしてもコースはアウェイになってしまい、必然的にプレッシャーがかかります。プレッシャーの影響で身体が思うように動かず、それが原因で期待したショットが打ちづらくなっています。いわゆる「練習場シングル」と呼ばれる人は、特にこの傾向が強いです。言い換えると、コースに出た時にアウェイ感が強く出る人は、
練習場に行く機会<コースに出る機会
こうした方がいいですコースに出る機会を増やすのが理想ですが、もしもそれができないならば練習場に行く機会を減らし、その代わりにショートコースや早朝(薄暮)の9ホールプレーを増やす。コースに出た時のアウェイ感を減らすことができれば、コースに出た時のアウェイ感を減らせます。
もしも、練習場に行く回数を減らせないなあば、予習よりも復習を増やすことです。理想はラウンドした直後。もしくはラウンドした翌日とかにボールを打つことをお勧めします。経済評論家の勝間和代さんもおっしゃってますが、上達に必要なのはPDCAサイクルを回すこと。勝間さんの著書「勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ」(角川書店)にも書いてありますが、
P (Plan)ラウンドの失敗をメモして
D (Do)コーチに原因と改善策を聞いて
C (Check)習場でやり直して
A (Act)再度、ラウンドでチャレンジ
ゴルフは努力が報われにくいスポーツだと言われてますが、予習重視ではなく復習重視にするだけで、現場(コース)に出た時のショットクオリティはかなり変わってきます。いつ練習するのかにこだわって練習場に通えば、コースに出た時、「どうして練習場のショットが打てないんだ~」と落ち込む回数を減らせるでしょう~。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年5月7日
2015年04月17日ティショットに適したぶっ飛び系3W、超私的にランキングしてみたら‥‥
今年のマスターズは21歳の若手、ジョーダン・スピースが初日から最終日まで首位をキープしたまま優勝しました。今日発売の日経新聞にはスピースがらみの全面広告がなんと2ページ掲載。1ページは契約クラブのタイトリスト。もう1ページはROLEX。マスターズに勝ったとはいえ、広告とはいえ、21歳の若者が経済新聞の2ページを独占したというのには驚きました。もしも松山英樹プロや石川遼プロがマスターズを制覇したら、日経新聞をどれぐらいジャックするのか(ジャックしてくれるのか)、大いに楽しみです。
さて、今年のマスターズ。個人的に印象に残ったのはティショットです。スピースをはじめ多くの選手がドライバーではなくて3Wでティショットを打ってました。マスターズが開催されるオーガスタナショナルは全米オープンのような深いラフはありません。フェアウェイも極端に狭いホールもありません。にもかかわらず、出だしの1番、2番、3番、5番、10番、13番、そして18番ではティショットを3Wで打つ選手が目立ちました。
そして目立ったと言えば、やっぱり白ヘッド。テレビカメラに白が映えるのも影響していると思いますが、ひときわ目立ったのがテーラーメイドのエアロバーナー。ジャスティン・ローズ、ジェイソン・ディが多く画面に映し出されたこともあり、白ヘッド健在という感じでした。マーク金井はホットリストジャパン2015で試打しましたが、歴代モデル同様、ぶっ飛び指数が高かったです。マスターズを観て背中を押されて、昨日、つるやゴルフ神田駅前店で衝動買いしちゃいました~(笑)
さて、この3Wのティショット。ツアープロが3Wを使うのはフェアウェイキープを高めるためですが、実は、我々アマチュアも3Wでティショットを打つのは大いにアリです。
特に白ティからプレーする機会が多い人ならば、ティショットにドライバーを使うよりも3Wの方が確実にスコアアップできます。そこで今回のエントリーは、超私的なティショット用3Wランキングです。
まずランキングするための採点基準ですが、通常の3Wとはまったく違います。地面から打つ時のことはまったく考慮してません。あくまでティショットのでの打ちやすさが基準です。具体的に言うと、
・低スピンになるほど高得点
・落下のランが出やすいほど高得点
・ティアップしたときに構えやすいほど高得点
ほとんど言うか、まったくドライバーを選ぶ時と同じ基準です。ちなみに、リシャフトユーザーなので、シャフトについてはまったく考慮してません。
第1位 キャロウェイX2ホット 2Deep
これはもうFWというよりはヘッドが小さいドライバー。フェースも分厚く、フェースプログレッションもドライバー的です。加えて、ヘッドが大きい。地面から打つよりも、ティアップした時の方が構えやすいのもGOODです。日本仕様は黒ヘッドで、米国仕様はダークシルバー。個人的には米国仕様の色が好きなので、米国仕様を所有中。
第2位 テーラーメイド ロケットボールズ ステージⅡ TS
形状的にはFWですが、こちらもヘッドがやや大きくてティショットに適しています。TS(ツアースプーン)はロフト13度なので、まさにティショット用に適しています。初代ロケットボールズに比べるとフェース面の丸み感が少ないので、ティアップして打つ時に構えやすいのが気に入っています。中古ショップに行くと、びっくりするぐらい安く買えます(笑)
第3位 ブリヂストン J15 3+
形状的にはFWですが、こちらも3+ならばロフトは13.5度。ヘッド体積は180CCとやや大きめで、ティショットでも使いやすくなっています。フェースの弾き感が良くて、澄んだインパクト音がGOODです。重心位置が移動しづらいソール中央に重量調整ネジが埋め込まれているので、ヘッド重量が調整できるので、長さを調整できるのが気に入っています。
第4位 フォーティーン ゲロンディCF115 #2
ヘッド体積はなんと230CC。昔のチタンドライバーと同じぐらい大きなヘッドのFWです。ヘッドが大きいのですが、形状はFWタイプ。シャフトとリーディングエッジのつながり型はFW的なので、ティアップして打つことだけでなく地面からの打ちやすさも考慮されています。個人的にはここまでヘッドが大きいならば、もう少しドライバーみたいなヘッド形状の方が好きです。
推定第5位 ピン ラプチャーFW
推定と書いたのはまだ実物を見ていないし、実際に試打もしていないからです(笑)。ヘッドは大きくて、ロフトは13度。スペック的にはまさにティショット用。日本未発売なので、フェアウェイゴルフさんでポチッとして購入するつもりです~。
ドライバーに比べるとFWは割安感があります。ティショットはドライバーで打たないと「男らしくない」とか、「セコイ」とか、はては「ゴルフをした気がしない」なんていう人もいるみたいですが、そんなことはありません。スピースは3Wを多用することで、あの距離が長いオーガスタナショナルのコースで72ホール最小スコアを叩きだしています。今回紹介したドライビングFWは、ベスト更新にきっと役立つでしょう~。
ちなみに、FWはシャフト重量が極めて大事です。ドライバーと同じ重さのシャフトは適してません。FWはドライバーよりも2インチ前後短いことを考えると、FW用のシャフトはドライバー用よりも5~10gほど重いモノをお勧めします。アナライズが最初に作ったシャフトはFW用で60g台後半。これぐらいの重さがあるとスイングに安定感が出て、
ミート率、方向性が良くなります~。
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ゴールデンウィークセミナー祭りですが・・・
ゴルフの竪琴セミナー、自転車に乗れるセミナーですが・・・追加分も満席となりました!! ありがとうございます。キャンセル待ち受け付けます
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マーク金井ブログ更新してますティショット専用スプーン?ミニドライバー??スコアアップする可能性がありますhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12143
Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月16日
2015年04月15日ツアープロがティショットで3Wを多用する本当の理由とは!?
本日4月15日15時から販売します
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今年のマスターズは21歳の若手、ジョーダン・スピースが初日から最終日まで首位をキープしたまま優勝しました。スコアはなんと18アンダー。これはタイガー・ウッズと同じく4日間での最小スコアです。ちなみに3日間で16アンダーを出していますが、これは3日間での最小スコアの新記録です。マスターズはアウトとインでスコアがガラッと変わる選手が多いのですが、スピースにはそれがまったくありませんでした。
初日 32、32
2日目 33、33
3日目 35、35
4日目 35、35
スピースは、4日間ともアウトとインが同じスコアでした。ひょっとしたら、これもマスターズでの新記録になっているかも知れません。スピースとは対照的に、優勝できなかったマキロイとかミケルソン、タイガーとかは、アウトとインでスコアが大きく違ってました。オーガスタはアウトには池がひとつもありませんが、インは池絡みのホールが増えてきます。そして、アウトはフェアウェイバンカーが多いのに対して、インはフェアウェイバンカーがあるホールが多くありません。アウトとインでガラッとコースの雰囲気、レイアウトが変わります。ただし、アウトもインも共通しているのはフェアウェイが広く見える割には、ティショットの落とし所が決して広くありません。
オーガスタは全米オープンのような深いラフこそありませんが、実はスコアメイクに欠かせないのがティショットの精度です。今回、松山プロは単独5位に入りましたが、惜しいパットが数多くあっただけでなく、ティショットのミスが原因でスコアが伸ばせなかった場面も多かったです。特に最終日は、アウトの2番と15番でティショットを曲げてしまい、パー5の2ホールで2オンを狙えなくなっています。対して、スピースはパー5のホールできっちりフェアウェイキープしていました。
スピースはティショットで3Wを多用していましたが、彼以外でもティショットで3Wを多用している選手は結構いました。これまた昔のマスターズでは考えられません。マーク金井が現地取材した1993年の頃に、ティショットを3Wで打つ選手はほとんどいませんでした。
では、なぜ今どきのツアープロはティショットで3Wを多用するのか?
ドライバーよりも3Wの方がフェアウェイキープしやすいから使っているのですが、実は、クラブの進化が影響していることも大きな理由になっています。昔の3Wと異なり、今どきの3Wは‥‥
低スピン弾道で飛距離が出る!!
昔の3Wと比べると今どきの3Wは低重心で低スピン弾道が打てます。加えて、フェースの反発も高いので、ドライバーと遜色ないほど飛ぶ3Wが増えてきてます。実際、3Wでティショットを打っていても、飛距離が260y以上は当たり前。280yぐらい飛ばす選手も数多くいます。3Wはドライバーよりも2インチ短いのでコントロールしやすいのに加え、飛距離も出るからティショットで使う選手が増えているのです。
そして、もうひとつ大きなポイントがあります。それは、
ドライバーに比べると、3Wの重心距離は短い!!!!
米ツアーの選手は460CCドライバーを使っている選手が多く、なおかつ460CCでも重心距離が長め(40mm以上)のクラブを使っている選手が多いです。このため、アイアンとドライバーの重心距離が大きく異なっています。結果、ドライバーとアイアンで同じ球を打つには、ドライバーとアイアンとで異なるスイングが求められます。
他方、3Wはヘッドが小ぶりなこともあって、米ツアー選手が使っているアイアンと重心距離がほぼ同じ。3Wとアイアンとでは重心の深さは異なりますが、重心距離が揃っています。結果、ドライバーを使ったときのようなスイングのアレンジが求められません。アイアンとほぼ同じスイングをすれば、アイアンと同じ球が打っていけます。アイアン感覚でスイングできるというメリットがあるから、3Wを多用する選手が増えているのだと思います。
たかが重心距離、されど重心距離。
重心距離を揃えたからといってすべてのクラブが上手く打てる保証はありませんが、少なくともショットごとに重心距離が大きく異なるクラブを使い分けるよりは、ショットごとに重心距離が揃っているクラブを使った方が、余計な神経を使わないで済むのは間違いないでしょう~。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月14日
2015年03月30日プレーオフを制して優勝した笠りつ子プロに学ぶゴルフ上達法とは!?
プロ野球のペナントレースが金曜日から開幕しました。セリーグではなんと阪神が開幕3連勝。スタートダッシュを決めています。オープン戦ではからっきし打てなかったゴメスもいざ開幕するとキッチリ仕事してくれてます。オープン戦とペナントレースは別物と言われてますが、まさに今年の阪神はペナントレースに合わせて選手が仕上がっています。
ゴルフでは、すでに開幕4戦目となる国内女子ツアー「アクサレディス in MIYAZAKI」では、最終日、通算7アンダーでイ・ボミプロと笠りつ子プロが並んでホールアウト。国内女子ツアー3戦連続のプレーオフとなり、3ホール目にバーディーを奪った笠プロが勝ち名乗りを挙げました。笠プロの優勝は2012年「ヤマハレディース」以来。これでツアー通算3勝目です。
さて、この笠プロ。マーク金井はフリーのライターをやっている頃に何度か会っています。最初に取材したのが1997年の12月。坂田信弘プロが主宰する坂田塾の取材で熊本県のゴルフ場(くまもと阿蘇カントリークラブ湯ノ谷コース)に訪れた時、ジュニアゴルファーを10名ほど取材しました。その中に、笠りつ子プロ(小学生)がいたのです。熊本の坂田塾には、古閑美保プロ、上田桃子プロ、青山加織プロもいました。
女子ツアー選手を多数輩出している坂田塾ですが、教え方が実にユニークです。塾生は小学生と中学生ばかりですが、とにかくクラブを持っている本数が少ない。練習場では多くの塾生は6番アイアンだけでボールを打ってます。ドライバーも打ちませんし、ウエッジも打ちません。ひたすら6番アイアンだけで練習しています。笠プロも当時は6番アイアンだけで練習してました。
なぜ、坂田塾は6番だけなのか?
ライターとして記事を書いた月刊ゴルフダイジェスト(1998年3月号)で、坂田プロはこう語っています。
「今まで日本では、ドライバーやサンドウエッジから始めて、14本の中で端からスイングを作りにいった。サンドから始めて9番、9番が打てるようになったら7番という風に。
でも、これじゃ1本づつ克服していくのに時間がかかり過ぎるのよ。全部打てるようになるのにまで、最短でも1年はかかっちゃう」
「そこで私は最初に6番アイアンを徹底的にマスターさせることで、その半分の時間で全部のクラブを打てるようにしてます。6番のロフトは35度前後なのですが、これはドライバーとサンドの中間のロフト角。おまけにクラブの長さも真ん中。この6番がマスターできたら、スイングの基礎は出来上がったも同然。次に5番と7番とすんなり進んでいけるんです」
(月刊ゴルフダイジェスト1998年3月号)
当時、マーク金井はハンデ5とか6でした。坂田プロを担当してからは徹底的に6番アイアンを練習。コースに出た時も、セカンドショットでは迷わず6番アイアンを手にする機会を増やしました。坂田塾のジュニア達ほど急激に上達しませんでしたが、1本だけの練習は効果覿面。コースに出た時、それもプレッシャーがかかった場面でも6番を手にすると何とかなるようになり、セカンドでのミスが劇的に減りました。パー3でも6番アイアンを使えるホールでのワンオン率が上がるようになりました。
一芸に秀でる者は多芸に通ず
という諺がありますが、ゴルフにおいても信頼できるクラブが1本あると、コースに出た時にかなり頼りになります。あれもこれもと欲張らず、まずはひとつ、これだけは誰にも負けないという”何か”。ゴルフの場合ならば、得意クラブを1本作ることが、ゴルフ上達につながるのではないでしょうか。
笠プロが育った坂田塾では、ラウンドもクラブ制限があります。ある程度のスコアが出るまでは、コースでは6番アイアンとパターしか使えません。1998年に笠プロを取材した時、彼女もこの2本のクラブでラウンドしてました。6番アイアンでティショットを打ち、6番アイアンでセカンドを打ち、そして6番アイアンでアプローチショットを打っていました。使えるクラブが6番だけなので、必然的にティショットは飛距離を稼げません。バンカーに入れたり、バンカー越えのアプローチを残したら、絶体絶命のピンチになります。それが分かるから、子供の頃からコースマネジメント(コース攻略)についても学習できます。
加えて、クラブが2本しかないのでキャディバッグを担がなくてもプレーできます。クラブ選択も迷わないからスロープレーにもなりません。マーク金井はMMT9で使えるクラブを「プロは4本、アマは7本」と制限していますが、このアイデアは坂田塾からいただきました。
当時の坂田塾では、クラブを握って1年足らずで70台のスコアを出してくる子供達もいました。練習量が豊富とはいえ、練習の仕方、プレーの仕方も良かったからだと思います。
今からでも遅くありません。ゴルフが上手くなるコツは絶対的得意クラブを1本作ること。笠プロがやったように、練習場で使うのは6番アイアンだけ。コースでも6番アイアンとパタープレーしてみてはいかがでしょうか。ちなみにマーク金井が練習で使うのはPW。PWで100yをきっちり打つことばかりやっています~。
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マーク金井ブログ更新しています笠りつ子プロに学ぶ上達の秘訣ですhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=11972
Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年3月29日