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カテゴリー: クラブセッティング

2020年09月30日超私的な考察 飛ばないドライバーを使うことのメリットとデメリットとは!?

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9月も今日が最終日。このブログがアップされる時間帯は機中で、恐らく、福岡空港から飛び立った飛行機が羽田空港に到着するかしないかぐらいです。

 

 

福岡では火曜日にグリッジカップの九州予選に出場してきました。まったくもって初めてプレーするゴルフ場なので、初めてのコースに対応できるセッティングです。普段はキャディバッグに7本のクラブを入れてますが、今回は12本。増やした5本は、、、

 

 

 

ドライバー(ピンG410+純正カーボンSシャフト)
21度のUT
8番アイアン
50度のウエッジ
60度のウエッジ

 

 

ドライバーは普段使っている軽量スチール装着のエピックフォージド。ドライバーを2本体制にしたのは、コースのレイアウトに対応するため。フェアウェイが広くて飛ばした方が有利な場合はピンG410+、赤羽のように距離よりも方向性が求められる場合はエピックフォージドを使うためにです。

 

ウエッジに関しては、50度と60度を入れたのはグリーンへの対応。恐らく、60度を使うことはないと思いますが、もしものために入れました。

 

ドライバーを2本にするか1本にするかは少し迷いましたが、2本入れても12本。今回は担ぎセルフでのプレーではないので「迷ったら両方」にしたのです(笑)

 

 

ウエッジを2本入れるのと違い、ドライバーを2本入れるというのは珍しいセッティングと思われるかも知れませんが、スコアメイクの基本は「ドライバーで×(アンフォースドエラー)を打たないこと」です。

 

ドライバーのアンフォースドエラーとは、、、

 

 

チョロ
OB、池ポチャ、ワンペナ
林へ打ち込み

 

 

 

これを避けることがスコアメイクの基本です。そして、ドライバーに求められるのはナイスショットの飛距離よりも、最低飛距離をクリアすること。マーク金井の場合、ドライバーで求める最低飛距離は、、、、、

 

 

220ヤード!!

 

220ヤードでいいのと思うかもしれませんが、これで十分です。短いパー4はもとより、400ヤードを越えるパーでも220ヤード先まで飛んでくれればセカンドでグリーン近くにボールを運べます。ドライバーは飛べば有利という考え方もありますが、飛んでも曲がったら元も子もありません。軽量スチール装着のエピックフォージドは曲がりが少なく、かつ確実に220ヤードは打てます。

 

 

対して、ピンのG410+を手にすれば最低飛距離は230ヤードに上がりますが、方向安定性は軽量スチール装着のエピックフォージドよりも少し劣ります。

 

 

 

 飛ばないドライバーのデメリットは最高飛距離が劣ることですが、メリットは最低飛距離を得やすいこと、そして方向安定性が勝ることです。

 

 

 

 

今年の全米オープンを制したB・デシャンボーはドライバーを飛ばすことでアドバンテージを得られると語っていますが、これはトッププロならではの戦略です。デシャンボーの場合、ドライバーでミスする率はアマチュアとは比べものにならないくらい低いから、飛ばした方が有利になるのです。

Bryson DeChambeau and Matthew Wolff had no problem making eagles on the ninth hole at Winged Foot. 🤯

Golf Digestさんの投稿 2020年9月20日日曜日

 

 

普通のコースの白ティ(6000~6300ヤード)でパープレーまでのスコアが目標の場合、ドライバーでの飛距離のアドバンテージというのはそれほど大きくありません。ドライバーで一番大事なことは、とにかくアンフォースドエラーをしないことと、最低飛距離を確実にクリアすること。この2つがちゃんとできていれば、パーで上がれる確率が上がるだけでなく、1ホールで大叩きする確率を下げることもできるのです。

 

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金井 マークさんの投稿 2020年9月27日日曜日


2020年09月28日超私的な考察 スピンが強くかかるウエッジを使うことのメリットとデメリットとは!?

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9月も残すところあと数日。秋分の日を過ぎたあたりから関東エリアはすっかり秋めいてきて、半ズボンでのゴルフプレーがそろそろ辛くなってきました。例年は10月10日ぐらいで長ズボンに切り替えるのですが、今年は少し早まりそうです。

 

夏のゴルフを振り返ってみると、昨年までと決定的に異なるのはチッパーを多用することになったことです。チッパーはチップショットを打つためのクラブなのでスピンはかかりません。ロフトによっても異なりますが、落下後にランが出ます。スピンで止めるなんてことがそもそもできないクラブですし、スピンがかからない方が距離感が合います。

 

 

先週は月曜日と金曜日に赤羽ゴルフ倶楽部で9ホールプレーしましたが、ついにSWをバッグから抜きました。スピンで球を止めるというショットを選択しなくなったからです。意図的にSWをキャディバッグから抜いてプレーすることは、もちろん初めてです。

 

まだ2回だけなのですが、SW抜くとプレーがシンプルになります。バンカーは絶対に避けますし、スピンで止めないと寄らない場所にボールを打たないようになります。そして、スピンで止めないと寄らない場所に打ったら、、、いさぎよく「ごめんなさい」をしてグリーン中央を狙うようになりました。

 

これで何が分ったかと言うと、スピンがかかるクラブを使うよりも、スピンがかからないクラブ(チッパー)を使った方がアプローチの距離感が劇的に良くなったのです。

 

 

ウエッジ、特にサンドウエッジはスピンが強くかかるのが高性能と言われてますし、プロの評価も高いです。ゴルフショップでもスピン性能が高いサンドウエッジの方が売れています。

 

 

確かに、プロやトップアマが使う場合は、スピンがしっかりかかるサンドウエッジの方が使い勝手が良いと思います。トーナメントコースはグリーンが硬くて速いので、スピンをかけないと寄らないことが多々あるからです。

 

 

しかしながら、普通のコンディションのコースとなるとどうでしょう。スピンを強くかけないと寄らないケースというのはそう多くありません。狙い所さえ間違えなければ、スピンが強くかからなくても寄せられるケースの方が多いことを考えると、超私的にはスピンが強くかかるウエッジをわざわざ使う必要がありません。

 

 

スピンが強くかかるウエッジのメリットを考えると、、、、、

 

 

 スピンがギュギュッとかかると気持ちが良いことです!!!!

 

 

 

 

では、スピンが強くかかるウエッジのデメリットは何か!?

 

 

プロやトップアマのように打点位置がミリ単位でズレないプレーヤーにはデメリットはないかと思いますが、打点位置が数ミリ単位でズレるアマチュアが使った場合、、、

 

 

打点が上下にズレるとスピンが強くかかる時と、スピンがかからない時があります。

 

 

打点が上下にズレると、同じヘッドスピード、同じ距離感で打っても、スピンのかかり具合がガラッと変わります。スピンのかかり方が変われば、落下後のランの距離も変わり、距離感が不安定になってしまうのです。

 

 

 改めるまでもありませんが、アプローチで一番大事なことは距離感です。

 

 

 

スピンが強くかかるウエッジというのは打点が上下にズレると、確実に落下後のランの距離が不安定なるのを避けられないのです。対して、スピンが強くかからないウエッジ(チッパー)ならば打点が上下にズレても、落下後のランが整いやすくなる(一定になる)のではないかと超私的に思っています。

 

 

チッパーを多用するようになってから、とにかくスピンがかからないウエッジを作りたくてウズウズしています。コードネームは「球足が整うウエッジ」で、年内にはこのウエッジの試作を画策しています。

 

 

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2020年08月05日超私的な考察 どうしてクラブメーカーは飛ぶクラブばかり作りたがるのか!?

 

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関東エリアは梅雨が明けた途端、最高気温が連日の30度越え。7月は夜になると肌寒かったのに、8月に入るや、、、、うだるような蒸し暑い日が続いています。そんな中、昨日はほぼ1年ぶりぐらいにテニスをしてきました。

 

ゴルフと違ってテニスはズブの素人ですが、ラケットに違いはそれなりに分ります。ボールが飛びやすいタイプなのか、飛びづらいタイプなのかは見極められますし、スイートエリアの広さの違いも体感できます。超私的には反発が良くてスイートエリアが広ラケット、バボラの厚ラケ、「ピュアドライブ」が気に入ってます。

 

テニスラケットにもモデルによって飛距離性能の違いはありますが、テニスの場合はボールが飛ぶことがいいとは限りません。説明するまでもありませんが、テニスコートのサイズは決まっています。ボールが飛び過ぎてベースラインをはみ出すようなショットを打つのはNGだからです。なので、ラケットも飛び重視のモデルもあれば、飛びを抑えたモデルも発売されています。

 

対して、ゴルフクラブの中でもドライバーとなるとどうでしょう。

 

テニスラケットのように飛びを意図的に抑えたモデルというのは、メーカーはまず作りません。国内外を問わず、すべてのメーカーは「飛び」を強くアピールしているモデルばかりです。ゴルフショップに飛ばないことをアピールしているドライバーは並んでいません。

 

では、なぜクラブメーカーは「飛ぶ」ドライバーばかりを作るのか?

 

 

ティショットに関しては飛ばないよりも飛んだ方が有利ですが、飛べばスコアが良くなるとは限りません。100が切れない、90が切れない、80が切れないアマチュアの場合、距離が落ちてもフェアウェイキープできるドライバーを使った方が、確実にスコアが良くなります。そんなことはクラブメーカーも重々承知しているはずです。

 

しかしながらスコアメイクしやすい「飛ばないドライバー」を作るメーカーは今のところひとつもありません。「飛ばないドライバー」の方がスコアが良くなることを分っていても、そんなドライバーを作って販売するメーカーはまず出てこないでしょう。

 

 

 では、なぜクラブメーカーはかたくなに「飛ぶドライバー」を毎年、毎年、作り続けるのでしょうか?

 

 

ゴルファーの多くは飛ぶのと同じぐらい、スコアメイクを求めているのにも関わらず、「飛ばないドライバー」を作ろうとしないのでしょうか?

 

考えられる理由は2つあります。

 

ひとつは、今、市場で売れているドライバーは「飛び」をアピールしているからです。売れているドライバーをベンチマークにして「さらなる飛び」をアピールした方が、売りやすいし、そして作りやすいのです。「飛ばないけれどスコアが良くなるドライバー」というのはどこもやってません。

 

 

どこもやっていないドライバーを作るというのはかなりの勇気が必要ですし、もしも、売れなかった時のことを考えると怖くてできないからです。100が切れない、90が切れない、80が切れない人の場合、飛ばなくてもフェアウェイキープしやすい方がスコアメイクしやすいのは分っていても、もしも売れなかった時のことを考えると、、、開発スタッフも、営業スタッフも怖くてリスクテイクできないのだと思います。

 

 

 超私的なことを言わせてもらうと、今のクラブメーカーは「飛ぶ」クラブを作っているのではなく、作らされているのかも知れません、、、、、

 

もうひとつの理由については、明日21時からのDMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴル」ライブ配信でじっくり喋らせていただきます。

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2020年06月22日超私的な考察 アプローチ専用クラブ「チッパー」が上手く使いこなせない人の共通点とは!?

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先々週に引き続き、土曜日、そして日曜日と早朝9ホールプレーをしてきました。土曜日は晴れ、日曜日はスタート時間が土砂降りだったので30分ほどスタートを遅らせてティオフ。10番ホールこそ傘を手放せませんでしたが、11番でパットを打つ頃くらいには雨がすっかり上がり、曇り空の中でプレー。地面がぬかるんでいるのでセカンドショットはもとよりグリーン周りのアプローチも油断するとザックリがでやすくなります。

 

 

このぬかるんだフェアウェイでも威力を発揮したのがチッパーです。

 

 

日曜日のラウンドではテストを兼ねて3本のチッパーをバッグに入れてプレーしたのですがアプローチの打ち損じは皆無。ロフトが異なるチッパーを交互に使ったので距離感は多少合わない時もあったりしましたが、チッパーを使えばアンフォースドエラーは出ません。ボールを確実にグリーンに運べます。

 

 

さて、このチッパー

 

 

ヘッド形状はパターに近い形とアイアンに近い形とがありますが、どちらもソール幅が広く、ライ角がアップライト。ウエッジでアプローチするよりもミスが出づらく設計されています。パターのような感じでストロークすればいいのですが、実は、打ち方を間違えると、ウエッジほどではありませんがアンフォースドエラーが出ます。日曜日に一緒にプレーした人の中にも、根本的に打ち方を間違えているために、ハーフトップを連発してました。

 

 

 では、どんな打ち方をしているとチッパーを上手く使いこなせず、ミスを連発してしまうのでしょうか?

 

 

チッパーが上手く使いこなせていない人に共通しているのはインパクトでフェースにボールが乗ってません。出っ張ったリーディングエッジで打っているため、ボールが強く転がりすぎてオーバーのミスが出ています。また、オーバーを嫌がるとインパクトが緩んでザックリしています。

 

 

 チッパーに限りませんが、ゴルフクラブでボールを打つ時に一番大事なことはインパクトでフェースにボールが乗っていることです!!!!

 

 

フェースにボールが乗るというのか感覚的な所もありますが、ヘッドの入射角が正しければインパクトでフェースにボールが乗ります。そして、フェースにボールが乗ることで正しいキャリーが出て(バックスピンもかかり)、距離感を出しやすくなるのです。

 

 

チッパーでフェースにボールが乗らない人(リーディングエッジでボールを打つ人)の場合、2つパターンがあります。

 

 

ひとつはフェースにボールを乗せようとして、インパクトゾーンで右手首が手のひら側に曲がっています。いわゆるしゃくり上げようとして、インパクトでヘッドが上向き方向に動き過ぎてリーディングエッジがボールに当たっています。この場合、オーバーも出ますが、チョロのような当たりにもなるので大ショートも出ます。

 

 

もうひとつはハンドファーストに打とうとし過ぎ(手元が前に動き過ぎ)、かつフェースが開いた状態でインパクトを迎えています。この場合、フェースが開いているために狙いよりもボールが右に飛び出すトップが出ています。こちらの場合はショートは少なく、ほとんどがオーバーのミスが出ます。

 

 

やさしいはずのチッパーでミスが出てしまうのは、元も子もありません。また、チッパーでミスを連発すると「チッパーは使いづらい」「チッパーは自分には合わない」という風にジャッジすることにもなります。

 

 

 どんなにやさしい道具(クラブ)であっても使い方を間違えてしまうと、やさしさの恩恵を受けることはできません。

 

 

チッパーをずっと使っていて分ったのが、ウエッジやアイアンよりもチッパーが一番フェースにボールが乗るという感覚が手に伝わるクラブだということです。

 

 

チッパーを使うとアプローチが下手になるという人もいますが、これは完全なる誤解です。チッパーを使ってフェースにボールを乗せる感覚を養えると、ウエッジでアプローチを打つ時もフェースにボールが乗りやすくなって、アプローチのスキル(技術が)が向上します。

 

 

チッパーを上手く使いこなすコツ、フェースにボールを乗せるコツについてはDMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」に動画でレクチャーします。ご覧いただけると嬉しいです~。

 

 

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2020年06月19日超私的な考察 アプローチ専用クラブ「チッパー」を使うとスコアが良くなるって本当なの!?

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飛距離が出るクラブに興味がなくなったこともあって、最近はゴルフクラブを衝動買いすることが減りました。今年に入ってドライバーを購入したのは、マークダウンされているエピックフォージドを2本だけ。エピックフォージドは昨年からずっと使っていますが、あまりにも気に入っているので予備で買い足しました。

 

 

そんなわけでクラブの試打インプレの機会も減っていますが、今週は同じジャンルのクラブを2本衝動買い。

 

 

 1本はオデッセイのマークスマンXーACT
 1本はクリーブランドのスマートソール

 

 

どちらもチッパーと呼ばれるジャンルのクラブで、アプローチ専用のお助けクラブです。これでステップオーバー25と試作のクラブを含めると、手元にチッパーが4本になりました。

 

Twitterでチッパーを立て続けに衝動買いしたことをつぶやいたからでしょう。フォロワーから、こんなメンションをいただきました。

 

マークさんにチッパー必要なのですか? なぜ衝動買いですか?」

 

恐らく、このメンションを下さった方は「チッパー」というのは初心者やアプローチを苦手にしている人向けのクラブで、パープレーで回る人には必要ないと思われているのでしょう。

 

 

確かに、チッパーは初心者向けであり、アプローチが苦手な人のお助けクラブという風にメーカーもアナウンスしています。プロや上級者でチッパーを使う人はまずみたことがありません。

 

 

しかしながら、マーク金井にはそんな固定観念はまったくありません。スコアアップに役立つクラブであるならば、「使わないと損」「使わないともったいない」と思っています。約一月前のブログ(5月22日)でも書きましたが、ステップオーバー25というパター型チッパーを使うようになってから、ずっとキャディバッグにチッパーを入れてプレーしています。

 

 

理由は単純。

 

 

ウエッジでアプローチをするよりも、チッパーでアプローチをした方がスコアが良くなるからです。手前味噌ですがこの1ヶ月で9ホールのラウンドを6回以上していますが、
平均スコアが1打以上良くなり、なおかつアンダーパーのスコアが出る回数も増えているのです。

 

では、なぜチッパーを使うとスコアが良くなるのか??

 

ナイスショットを比較すればウエッジで打ってもチッパーで打っても違いはありません。どちらも上手くうてばピンに寄ります。対して、上手く打てなかった時、ちょっとミスした時を比較すると、圧倒的にチッパーの方がピンに寄り、なおかつアンフォースドエラーが減ります。

 

 

チッパーはアプローチが上手くない人が使うよりも、アプローチが上手い人が使った方が、よりクラブの性能を引き出せ、より良い結果を手に入れることができるのです。

 

 

もちろん、チッパーならばどんなチッパーでもやさしいわけではありません。チッパーのヘッド形状は大別すると2つあり、ひとつはアイアン形状(クラブ形状)のタイプで、もうひとつはパター形状のタイプです。個人差はあると思いますが、超私的にはパター型の方がパターの感覚で打てるのでやさしく、ミスが出づらい。ステップオーバー25はパターと同じヘッド形状のためにルール不適合ですが、アイアン型のチッパーに比べると、「嘘でしょ」ってくらいやさしく、かつパターとしても使えます。

 

 

今の所、ウエッジに比べるとチッパーは「何それ」「そんなクラブ使っているの」とか言われてます。チッパーを使うことが「恥ずかしい」と思っているアマチュアゴルファーも少なからずいたりしますが、チッパーはまさにスコアに直結するクラブ。そして、
初心者だけでなく上級者にとってもスコアアップにつながるクラブです。

 

今、チッパーを衝動買いしているのは単に打ち比べのためだけでなく、新たにチッパーを設計するための研究材料して集めているのです。すでに頭の中では「世界で一番やさしいチッパー」「ルール適合でステップオーバー25に匹敵するチッパー」の青写真ができています。

 

ゴルフは物理です。

 

少し前に、DMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴル オンラインサロン」のライブ配信にて、初心者からプロまで使える(使いたくなる)チッパーを設計することをアナウンスしました。そして、アマチュアゴルファーのスコアが1打でも良くなるための研究機関、「スコアアップ研究所」も設立します。

 

 

今は、どこのメーカーも「飛び」をアピールするゴルフクラブやボールを世に送り出しています。「飛ぶ」ことがクラブ、ボールの売れ行きに直結するかだと思いますが、「飛ぶ」ことはスコアメイクに直結するとは限りません。

 

 

スコアメイクを最優先して考えれば、「飛び」よりも大事なことがたくさんあります。チッパーはまさにスコアメイクに直結するユーティリティクラブですが、まだまだ改善の余地があります。誰しもがスコアが良くなるチッパーをこれからじっくりと作り上げますの楽しみにしていただけると嬉しいです。

 

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