マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2014年05月02日アイアンでハンドファーストなインパクトを迎えるコツとは!?

昨日から男子ツアー「中日クラウンズ2014」が開幕。初日を終え松村道央プロが10アンダーでぶっちぎりの首位。スコアはなんと60で、パット数に至っては20パット。ハーフではなくて18ホールで20パットということは‥‥平均、1.11111。スタッツを調べてみると、2パットでホールアウトしたのがわずに3ホール。14ホールで1パット、そしてチップインで0パットが1ホールです。ショットが良かったのが窺われますが、それにしても20パットはツアープロでも簡単にできることではありません。ここまでパットが入ると明日がちょっと心配ですが、松村プロはディフェンディングチャンピオン。和合との相性の良さを考えると、このまま最終日までトップを維持する可能性が高いでしょう。

さて、今日のエントリーはハンドファーストなインパクトについてです。

大事なことなので繰り返しますが、アイアンを上手く打つ基本、風の影響を受けづらいショットを打つためには、ハンドファーストな状態でインパクトを迎えることが必要不可欠です。プロ、そしてアマチュアの上級者は例外なく、アイアンではハンドファーストな状態でインパクトを迎えています。対して、アマチュアの多くは、特に向かい風になるとガクンと距離が落ちてしまうアマチュアはハンドファーストなインパクトになっていません。インパクトでは左手首が甲側に折れ(右手首が伸びきり)、ハンドファーストとは逆な状態、いわゆるヘッドファーストなインパクトになっています。

では、どうすればプロのようにハンドファーストなインパクトを作れるのか?

マーク金井が学生時代の頃は、練習場が土でした。土の上に薄いマットが敷かれていたので、マットの左端にボールを置き、マットの先の土をアイアンで削り取るように教わりました。ボールの先を削り取るためには、ハンドファーストなインパクトが求められるからです。しかし、これは理に適っている反面、やさしい練習ではありません。泳げない人をいきなりプールに放り投げたり、スノボ未経験者をリフトに乗せて、いきなり滑らせるようなモノです。実際、マーク金井は学生時代これを何度かトライしましたが、ボールの先の地面を削りとることは上手くできませんでした。

では、どんな練習をすればいいのか。

お勧めしたいのはティアップしてボールを打つ練習です。ドライバーの高さぐらいにティアップしたボールを、ウエッジとか7番アイアンで打ってみる。マットの先の土を削り取るのに比べると難易度は高くありませんが、実は、これもダウンブローに打つのに役立つ練習です。

もちろん、ティアップしたボールをただ打てば良いというわけではありません。この練習で大事なことはボールを打つことではなく、ハンドファーストな状態でボールをヒットすること。それが練習時における優先順位の一番にくるようにしなくてはなりません。

そのためにやるべきことは、iPhoneやスマホで1球づつ自撮りしながらインパクトの形をチェックすること。ボールが上手く打てたかどうかを評価基準するのではなく、インパクトの形がどうなっているかにこだわって練習することです。それには、とにかくゆっくりスイングすること。例えば、7番アイアンのフルスイングするなら、70~100yぐらいの距離を打ちましょう。ゆっくりスイングすることで、インパクトの形を意識しやすくするのです。

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そしてもし、どうしてもインパクトがハンドファーストにならないならば、インパクト直後にスイングを止めてみるのもいいでしょう。テニスのボレーみたいに、ボールをヒットした直後にいったんスイングを止める。そして、止めた後に、とってつけたようにフィニッシュまで振り切るのです。

止めたフォローの位置で
左腕とシャフトが一直線になっている!!

これを徹底的に意識して下さい。フォローで止めるのは言葉でいうほど簡単ではありません。多くのゴルファーはインパクトゾーンでヘッドを走らせることになれているため、止めよう思っても止まらないからです。どうしてもインパクト直後に止まらないならば、スイングの速度を落としましょう。それこそ、7番アイアンで20ヤード飛ばすぐらいでもかまいません。とにかく、インパクト直後のフォローで止める。そして止った時の形をiPhone、スマホでチェックして下さい。ボールの行方については低く、まっすぐ飛ぶのが理想です。ハンドファーストにした時、振り遅れて右に飛んだり、シャンクしているのは、嘘のハンドファーストです。

多くのアマチュアは素振りだとハンドファーストなインパクトを簡単に作れますが、ボールを打つとなると、途端にヘッドファーストな形になります。ボールを前にするとボールをヒットすることが優先順位の一番になるからです。スイングの形を変えられるかどうかは、ボールを前にした時、優先順位の一番をボールを打つことをしないこと。これが、スイングを変えるための基本であり、極意です~。

もうひとつの練習法としては、インパクトの寸止めもお勧めです。寸止めした時にハンドファーストな状態を作る。ハンドファーストな状態で寸止めし、シャフトを逆しなりさせられるようになると、実際にボールを打つ時もハンドファーストになってきます~。

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2014年05月01日風の影響を受けづらいショットを打つ極意とは!?

今年もあっという間に4ヶ月が経過。今日から5月に突入しました。マーク金井はこの冬、スノボ三昧ということもあって「右見て、左見たら」4月が終わっていたという感じです。そしてスノボの終了とともに、今では河川敷の薄暮ハーフ三昧。神田から電車で30分ほどで行けるので、サクッと9ホールプレーエーして、それから再び執筆活動やしてます。GW中もそのペースは変わらず、天気が良ければ河川敷の薄暮ハーフに行くつもりです。

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さて、今日のエントリーも風対策について。アマチュアのショットに比べると、プロのショットは風でも飛距離が落ちないと言われます。実際、プロの場合、向かい風が吹いても距離の落ち込みが大きくありません。対して、アマチュアの場合どうでしょう。向かい風が吹くとガクンと距離が落ちたり、何番で打ってもグリーンまで届かない人もいたりします。

この違いはどこにあるのか?

ヘッドスピードやパワーの違いもありますが、実は一番大きな違いはインパクトの迎え方です。アマチュアの多くは、ダウンでコックがほどけてしまっているためにインパクトの手前ですでにクラブがリリースされています。結果、インパクトではヘッドファーストになっています。いわゆるすくい打ちの状態でボールを捕らえているために、ボールに必要以上のスピンがかかり、なおかつ弾道が高いために、向かい風の影響を強く受けてしまうのです。無風の時に比べて、向かい風になるとガクンと飛距離が落ちる人は、99%以上の確率でインパクトゾーンでは左手手首が甲側に折れ(右手首が伸びきり)、ヘッドファーストな状態でボールを捕らえています。

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対して、プロの場合は例外なくハンドファーストな状態でボールを捕らえています。インパクトでは手首のコックがほどけていません。グリップがヘッドよりも少し前に出た状態、いわゆるハンドファーストな状態でボールを捕らえています。ロフトを減らした状態でボールを捕らえているために。打ち出し角が低く、そして無駄なスピンも入っていません。結果、向かい風の影響受けづらい球が打てるのです。

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数日前に吉田一尊プロコーチのレッスン会がアナライズでありましたが、

レッスン後に吉田さんも「アマチュアの9割はハンドファーストになっていませんね」とおっしゃってました。アナライズでは年間数百名のアマチュアのスイングを分析していますが、その9割以上はハンドファーストではなくヘッドファーストな状態、いわゆる払い打ち、すくい打ちな状態でボールを捕らえています。なおかつアウトサイド・インのカット打ちになっている人が多く、これもまた向かい風に弱い弾道を打つ要因になっているのです。

風に強い球を打つ基本であり極意は、

ハンドファーストな状態でインパクトを迎えること。

ハンドファーストなインパクトというのは、マーク金井がゴルフを始めた頃、今から44年前にはすでに「アイアンはハンドファースト」に打つことが提唱されていました。この44年間でアイアンは劇的に進化していますが、クラブがどんなに進化しても、アイアンの打ち方の基本は変わりません。ヘッドファーストなインパクトでは進化したクラブの性能を100%引き出せないし、風に強い球も打てないのです。

では、なぜアマチュアの多くはハンドファーストに打てないのか?
ハンドファーストに打ちたいと思って練習しても、多くのアマチュアは
ヘッドファーストなインパクトになってしまうのか?

いくつか理由がありますが、一番考えられる要因は箸の持ち方と同じではないかと思っています。箸は正しい持ち方をしている人もいますが、正しくない持ち方をしている人も少なからずいます。マーク金井も35歳までかなり怪しい箸の持ち方をしていて、箸で豆をちゃんとつまめませんでした。それで35歳の時に、正しい箸の持ち方に変えたところ、一週間ぐらいは左手で箸を持ったかのような違和感が生じ、食事を満足に口に運ぶことができませんでした。食事の度にフラストレーションが溜まりましたが、必死のパッチで新しい持ち方をしていたら‥‥一週間ぐらいで違和感が無くなり、それ以降は箸で豆をちゃんとつまめるようなりましたし、今までとは比べものにならないくらい箸捌きが良くなりました(笑)

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ゴルフもしかり。

ヘッドファーストの形がしみついてしまうと、ハンドファーストなインパクトというのは、それこそ左打ちするくらい違和感があります。この違和感を乗り越えられないアマチュアが圧倒的多数だから、頭では分かっていてもインパクトがハンドファーストな形にならないのです。

次回は、ハンドファーストなインパクトの作り方について、じっくり説明しましょう~。

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2014年04月30日強い風が吹いた時に、アイアンの距離感を合わせるコツとは!? その2

GWのまっただ中ですが、マーク金井は特にゴルフの予定がありません。というか、予定を立ててゴルフを行くことがほとんどなくて、天気が良ければ都内の河川敷コースで薄暮9ホールしています。スノボもそうですが、ゴルフでも丸一日時間を使ってしまうよりも、スポーツを生活の一部としたいと思っているからです。

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さて、さて今日の関東地方はあいにくの雨模様ですが、今日のエントリーも風対策についてです。マーク金井は河川敷コースでしょっちゅうプレーしますが、かつては英国のリンクスが大好き人間。セントアンドリュースはもとより、いくつかのリンクスでプレーし、そして日本では考えられないような強風下でプレーしました。例えば、フォローが吹けば7番アイアンで210y飛んだり、アゲンストが吹けば、ドライバーでも150yというのを経験しています。そして、リンクスでプレーしてからは、風のゴルフが苦になりません。というか、風のゴルフが楽しくてしょうがなくなりました。

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全英オープンは風との戦い 写真はGDOより転載 JJ田辺撮影

では、どんなことに注意すれば風に翻弄されないのか?
どこを意識すれば、強風下で距離感のいいショットを打てるのか?

風が吹いている時、頭を使わなくてはいけないのは打ち方ではなくて、クラブの番手選びです。9番で低い球を打とうとするよりも、7番で9番の距離を打った方が弾道が低くなって風の影響を減らせます。加えて、9番よりも7番の方がロフトが少ない分だけスピンも減ります。これまた風の影響を減らせるメリットがあるからです。

そのためには日頃からの練習で、いろんなクラブでいろんな距離を打つこと。
例えば、100yの距離を‥‥

ドライバー
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5W
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5番アイアン
6番アイアン
7番アイアン
8番アイアン
9番アイアン
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これらのクラブで打つのです。クラブごとに距離差をちゃんとつけることも大事ですが、同じ距離を違うクラブで打てるようになることも、ゴルフに求められる技術なのです。

大きいクラブで短い距離を打つ。

これにはちょっとしたコツがあります。

ひとつはクラブを思い切って短く持つこと。右手の指がシャフトに触れるか触れないくらい短く持つと、普通に打っても飛距離が少し落ちます。そして、短くもつと、オートマチックで弾道が低くなります。短く持つことでシャフトのしなり量を減らせるからです。

スイング的に意識したいのが力が加減。飛ばしたくなり時にやりがちなのが、「インパクトを緩める」ことですが、これはお勧めしません。インパクトを緩めてヘッドスピードを落とそうとすると、インパクトの再現性が低くなり、方向性が悪くなります。加えて、ダフりやトップのミスが出やすくなります。

例えば、100yの距離を5番で打つならば、テークバックの大きさを調節して打つか(トップを小さくして打つか)、もしはスイング全体のテンポを落として下さい。どちらの方法でもかまいません。インパクトを緩めないで距離を落せるようになることが大事です。テンポを落とすコツもあって、ボールをゆっくり飛ばすイメージを持って下さい。普段よりもボールをゆっくり飛ばそうとすれば、スイングスピードは上がりませんし、早打ちのミスも減らせます。ゆったりとしたテンポになり、距離調節がしやすくなります。

マーク金井Facebookにスローモーションのようにスイングする動画をしょっちゅうアップしていますが、スローモーションのように打つと、ボールは吹き上がりません。スピンが減るのでゆっくり飛びながらも風の影響を受けづらい、いわゆる強い弾道が打てるようになります。

向かい風が強くなるほど、風に負けまい球が打ちたくなって、インパクトでガツンのパンチを入れたくなります。気持ちは分かりますが、インパクトの力感を上げてしまうと、スピン量が増えてかえって風に弱い弾道になります。対して、ボールをゆっくり飛ばそうとすればするほど、実は風に負けづらい球を打てるのです。

そして、ゴルファーは向かい風の影響を受けづらいショットが打てる人と、向かい風の影響を強く受けるショットを打ってしまう人がいます。この違いについては、次回じっくり説明しましょう~。

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2014年04月28日強い風が吹いた時に、アイアンの距離感を合わせるコツとは!?

国内男子の第2戦、つるやオープンはプレーオフで藤田寛之プロがプレーオフで優勝。同年最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」以来、約1年5ヶ月ぶりのツアー通算16勝目を達成しました。藤田プロはつるやオープンと相性がすこぶる良くて、これで通算3勝目。山の原GC山の原コース(兵庫県)は6,804ヤード( パー71)と男子ツアーにしては距離が短め。グリーンが速くて、今年はラフが深かったそうですが、藤田プロにとって山の原はスコアメイクしやすいフィールドなんでしょう。

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写真はGDOから転載、記事は写真をクリック。撮影はブログが人気の内田眞樹カメラマン

第8戦目となった女子ツアー、「フジサンケイレディスクラシック」は台湾のフェービー・ヤオ選手がツアー初優勝。2012年から日本ツアーに参戦して3年目、21歳の新鋭が2位に5打差をつけて栄冠を手にしました。

マーク金井はテレビ観戦でしたが、最終日の川奈は風が強くて、優勝争いしえいる選手も、そうでない選手も終盤スコアを崩してました。優勝したヤオ選手を除けば、ほとんどの選手が上がり3ホールでパーセーブできてません。川奈はアウトにバーディが取りやすいホールがありますが、17番、18番はどちらも強い打ち上げ。高く上げて止まるショットが打てないと、プロでもパーが非常に取りづらいレイアウトになっています。

さて、今日のエントリーは風対策です。マーク金井は河川敷コースでしょっちゅうプレーしますが、河川敷はしょっちゅう風が吹いています。河川敷でいいスコアを出すには風に翻弄されないショットが求められます。

では、どんなことに注意すれば風に翻弄されないのか?
どこを意識すれば、強風下で距離感のいいショットを打てるのか?

風が吹いている時、頭を使わなくてはいけないのは打ち方ではなくて、クラブの番手選びです。フジサンケイでは優勝したヤオ選手は、16番の3打目、残り100yから7番で打ってベタピンに付けてましたが、これがまさに風対策の基本であり極意です。9番で低い球を打とうとするよりも、7番で9番の距離を打った方が弾道が低くなって風の影響を減らせます。加えて、9番よりも7番の方がロフトが少ない分だけスピンも減ります。これまた風の影響を減らせるメリットがあるからです。

言い換えると、風に強い球を打つ、強風下で距離感のいいショットを打つためには、同じ距離をいろんなクラブで打てる技術を磨くことが必要不可欠です。

例えば、100yを打つとしましょう。

100yの距離を‥‥

ドライバー
3W
5W
UT
5番アイアン
6番アイアン
7番アイアン
8番アイアン
9番アイアン
PW
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これらのクラブで100yの距離を打つのです。これをやるとボールを飛ばすことと同じぐらい、

ボールを飛ばさないことが難しい!

ってことが分かります(笑)。加えて、飛ぶクラブで飛ばさないよう打つと、

弾道がオートマチックで低くなる!!

ということも確認できます。残り150y、7番アイアンで押さえて低く打って風に勝つというのも技術的にはアリですが、それよりは5番アイアンを短く持って、距離調節をした方が低い弾道が打てます。

繰り返しますが、風に翻弄されない極意、風に負けない球を打つ方法、強風下でショートさせないコツは‥‥

クラブを持つ番手の選択肢を思い切って広げることです。マーク金井の場合、例えば、残り150yを打つクラブというのは、風が吹くと‥‥

PW(44度)~UT(22度)

まで変わってきます。フォローとアゲンストでは、22度もロフトが変わります。残り150yでもフォローが吹けばPWで普通に打ち、強いアゲンストが吹けば5番アイアン、5番で届かないと少しでも感じたらUTに持ち替えてショットに臨みます。そして、大きいクラブで打つ時に心がけているのはクラブを短く持つこと。そして、インパクトが緩まないようにスイングすることです。

150yだと、無風ならば8番を使って打ちますが、アゲンスト風の中、5番で打った時にベタピンに付くと何とも心地良い手応えが手に残ります。打感のいい軟鉄鍛造アイアンで芯を喰ったショットよりもはるかに気持ちいいですね~。

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2014年04月18日19歳でメジャー初優勝を遂げたレクシー・トンプソンに学ぶ飛ばしの極意!!

昨日から国内男子ツアー「東建ホームメイトカップ」が開幕しました。初日を終えて、トップは谷口徹プロら5選手が5アンダー。1打差の6位タイには池田勇太プロを含めた6選手がつけています。そしてニュースとなっているのが最下位に大津将史プロ。スコアはなんと101。3桁の大台のスコアはプロツアー史上2番目のワーストスコアです。ちなみにワースト記録は122。これは実際に叩いたスコアではありません。スコアカードに余計な数字が記入されており、それが合算されたことで、122になっています。

レギュラーツアーで102というスコアは信じられない記録ですが、信じられないという意味では今週の週刊ゴルフダイジェストのカラーグラビアに登場しているレクシー・トンプソンも引けを取りません。

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19歳55日でメジャー競技「クラフトナビスコ選手権」に優勝。こちらも史上2番目という記録です。180センチの長身を活かし、ドライバーの飛距離はなんと‥‥

275ヤード超!!!!

そのスイングを観てみると、特徴的なのが下半身の使い方。ダウン後半からインパクトにかけてジャンプするような感じで両足がつま先立ちになっています。かつて、女子ツアーでロングヒッターだった、ローラ・デービースと同じような感じのスイングをしています。

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スイング中に飛び上がるのは彼女だけではありません。ジュニアゴルファーや、男女を問わずヘッドスピードが並外れて速いプロの中にも、ジャンプする人が少なからずいます。

さて、このインパクトゾーンでのジャンプ。

ジャンプするということは下半身のパワーを最大限使ったことになりますが、実は、ヘッドスピードを上げるのに役立つだけでなく、今どきの道具(クラブ)を使いこなすのにも役立つ動きなのです。3日ほど前に、トンプソンのスイングを解説した吉田一尊プロがアナライズの神田スタジオにこられて、ジャンプのメリットについてこう説明してくれました。

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「ジャンプするとパワーを最大限出せますが、もうひとつメリットがあるんです。
飛び上がると腰の回転が止まり、振り遅れのミスを防げます。腰の回転が止まることで、タイミング良く腕の振りにブレーキがかかって、クラブを体の前に振り出すことが出来ます」

今どきのドライバーは重心距離が長くて振り遅れのミスが出やすいが、ジャンプアップしてインパクトを迎えると、重心距離が長くても振り遅れないでインパクトを迎えられると吉田プロは言う。実際、トンプソンもそうで彼女が使っているのはコブラのバイオセル。このドライバーは重心距離が非常に長く、振り遅れるとプッシュアウトが出やすいドライバー。彼女の場合、ジャンプして体の回転に急ブレーキをかけることでヘッドをタイミング良く戻しています。

では、我々アマチュアもジャンプアップすれば、ヘッドスピードが上がり、今どきのドライバーでも振り遅れのミスを減らせるのか?

「スイングにプロもアマチュアもありません。ジャンプアップをマスターすれば、飛んで、振り遅れないスイングが身につきます」(吉田プロ)

マーク金井はインパクトゾーンで右ひざが前に出てしまう癖があります。トンプソンのように両膝ひざが伸び上がりません。インパクトで両足カカトを宙に浮かせようとしても、上手く浮き上がりません。吉田プロにジャンプアップするコツを聞いてみたら‥‥こんなドリルを紹介されました。

「前ではなく、後ろ(背中側)にジャンプすればいいんです。その前段階としてお勧めしたいのがインパクトで右足つま先を浮かせて下さい。これを意識して練習すると正しくジャンプアップできるようになります」

そう言うや、吉田プロはスタジオの打席に入るや、右足つま先を浮かせるドリルをデモンストレーション。iPhoneで動画を撮ると、確かに右足つま先を浮かせると、両足のヒザがピンと伸び、足の裏側の筋肉を使ってジャンプアップできています。

吉田プロの解説、そしてドリルを実践するとマーク金井はさらに飛距離を伸ばし、夢の315ヤードも達成できそうな気がしました。実際、吉田プロからも「マークさんはまだまだ伸びしろがありますよ」と。

これはもう飛ばしのレッスンを聞かずにいられません。このブログを読んで下さっているゴルファーにも吉田プロのレッスンを紹介せずにいられません。

ということで、急遽4月29日にアナライズで吉田プロのレッスンセミナーを開催しますが・・予約殺到してすでに満席。好評なので5月も開催したいと思っています。(5月開催日は未定、決定次第ブログで告知します)

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