カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法
2014年10月15日スライス、フックが酷くなった時の的確な対処法とは!?
三連休も終わり、台風も過ぎ去り、いよいよ今週は国内メジャー、日本オープンが開催されます。今年で79回目の開催。場所は千葉県野田市に位置する千葉CC梅郷コース。都心から近いことに加え、今年は招待選手として世界ランク2位のアダム・スコットが出場します。米ツアー参戦中の松山英樹選手、石川遼選手は出場しませんが、アダム効果は絶大。すでにチケットは完売。日本ツアーでチケット完売なんてことは恐らく初めてのことでしょう。マーク金井もチケットが運良く入手できれば、金曜日に観戦したく思ってます。
三連休の最中はいろんな本を読み漁りましたが、もちろんゴルフ雑誌もまとめ読みしました。そんな中で興味深く読ませていただいのが週刊ゴルフダイジェストの連載、
岡本綾子 ゴルフの、ほんとう(連載349)
見出しというかリード文には‥‥
曲がって悩んでいるなら、
あえて曲げて打ってみたら?
そこに本質が隠れていると思うのです
(週刊ゴルフダイジェスト 10月21号より引用)
この連載は、読者からの質問に岡本綾子プロが答えるというもので、この号では突然の不調の対処法についてがテーマでした。そして、どうしてもボールが曲がるならば、いっそボールを曲げてみるという、発想の転換も大事。ただ漠然と、同じことを繰り返すだけでは調子を取り戻すことが難しと、岡本プロは応えています。
そこで、今回のエントリーはスライス、フックの対処法。ボールをわざと曲げてみる方法について説明しましょう。
まずは、スライス。スライサーの多くは、ボールが右に曲がるのを嫌がって(ボールを右に曲げたくないと思って)スイングしています。理由は単純。ボールが大きく右に曲がればOBや池ポチャ、林に打ち込むことになるからです。加えて、スライスの度合が強くなるほど飛距離もロスします。
そして、ボールが右に曲がるのを嫌がって(ボールを右に曲げたくないと思って)スイングしている人には共通した動きがあります。インパクトゾーンで手元を速く振っていること、そして身体の開きが早いことです。スライサーの多くはフォローで左ひじが引けたり、体重が右に残っていますが、こうなるのは、インパクトゾーンで手元を速く振っていること、そして身体の開きが早いからに他なりません。ちなみに、フッカーはフォローで左ひじが引ける人はめったにいませんし、身体の開きが早い人もめったにいません。
なので、スライサーがスライスの度合を強くしたいのであれば、インパクトゾーンで手元を速く振ること、そして身体の開きが早くすればいいのです。これを意図的にできるようになれば、ボールがスライスするメカニズムが分かってきます。
では、どうすればスライスの度合を減らせるのか?
インパクトゾーンで手元を速く振っていること、そして身体の開きが早いことを止めればいいのです。インパクトゾーンで手元を減速させること、そして身体を開かない(左肩を後ろに引かない)ことを意識して下さい。これができると、振り遅れませんし、シャフトの逆しなりを使えるので、インパクトでフェースがスクエアに戻ります。クラブの軌道もアウトサイド・インになるのを防止でき、ストレートからドロー弾道が打てます。アナライズでは超軟らかシャフト「イノベーション」を販売してますが、これを使うと、インパクトゾーンで手元を減速させる感覚を養えます。手元が減速することができると、シャフトの逆しなりを使って、捕まった球が打てることが短時間で会得できます。
続いてフック。フッカーの多くは、ボールが左に曲がるのを嫌がって(ボールを左に曲げたくないと思って)スイングしています。理由は単純。ボールが大きく左に曲がればOBや池ポチャ、林に打ち込むことになるからです。加えて、フックの度合が強くなるほど飛距離もロスします。
そして、ボールが左に曲がるのを嫌がって(ボールを左に曲げたくないと思って)スイングしている人には共通した動きがあります。インパクトゾーンで手元の減速が強いこと、そして身体がクローズになっている(右向き)の時間が長いことです。スライサーの多くはインパクトで詰まった感じになっていますが、こうなるのはインパクトゾーンで手元が減速が強いこと、そして身体をクローズにしている時間が長いからに他なりません。ちなみに、スライサーは手元が減速している人はめったにいませんし、身体をクローズにしている時間が長い人もめったにいません。
なので、フッカーがフックの度合を強くしたいのであれば、インパクトゾーンで手元をさらに減速させること、そして身体をクローズにする時間をさらに長くすればいいのです。これを意図的にできるようになれば、ボールがフックするメカニズムが分かってきます。
では、どうすればフックの度合を減らせるのか?
インパクトゾーンで手元を速く振ること。フォローで左ひじが引けるぐらい手元を早く振ればフックの度合が確実に減ります。また、インパクトからフォローにかけて身体を早く開けば(左肩が後ろに引けば)、軌道がアウトサイド・インになってボールにスライス回転がかかりやすくなります。また、手元を早く振ればシャフトの逆しなりが使いづらくなるので、インパクトでフェースがオープン気味になって、ボールは右に飛び出しやすく、かつスライス回転がかかりやすくなります。フック防止の練習も、超軟らかシャフト「イノベーション」を使って行うと、ボールが曲がる原理が短時間で会得できます。
スライス、フックの矯正法はいくつもありますが、超軟らかシャフト「イノベーション」を使ってボールを打つと、ボールを真っ直ぐ打つためのコツ(ヒント)をシャフトが教えてくれます。そして、シャフトの使い方を理解すると、ボールを真っ直ぐ打つために必要なことも分かってくるのです~。
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2014年10月13日ゴルフスイングは形にこだわって練習した方が短時間で上手くなれる!?
3連休もいよいよ今日が最終日です。せっかくの祝日ですが、日本列島は台風直撃。今日は九州南部に接近し、その後日本列島を縦断するおそれがあります。西日本はすでに大雨、暴風雨。関東エリアも明日14日(火)には大荒れの天気になりそうです。マーク金井は大雨を見越して、今日は読書三昧を決め込んでいます。11時からのゴルフの竪琴&超軟らかシャフトセミナーが終わったら、立川談春師匠から話術について、高城剛さんからは世界情勢について学びたいと思っています。
さて、談春師匠を知るきっかけになったのは「赤めだか」(講談社刊)という書籍です。この本を読んで落語に興味を持ち、そしていろんな勉強できました。この本の中に、
型(基本)がある人間が型を崩すのは「型破り」
型(基本)がない人間が型を崩すのは「形無し」
歌舞伎の中村勘三郎さんも、
「型があるから型破りが出来る」「型が無ければ単なる形無し」と名言を残されています。
落語や歌舞伎などの芸事の世界では、新人は有無を言わさず型を徹底的に叩き込まれます。わずかなアレンジも許されません。そんなことをしたら師匠から怒られるだけでなく、下手をすれば破門になります。自分に合っているかどうかなんて考える余地はまったくありません。とにかく決められた型にすっぽり入ることを余儀なくされます。
こんな風に書いてしまうと、「型に嵌めるのは非合理的」「個性を無視した指導」と思う人もいるでしょう。しかし、型というのは実は非常に合理的で、無駄がありません。型というのは即興でできたモノではなくて、何十年、いや百年以上かけて築き上げられているからです。芸事、稽古事の世界では、「型に嵌る」ことを積極的に練習した方が、回り道しないでいい分だけ、早く上達できるのです。
例えば、型に嵌めるメリットで分かりやすいのが漢字を覚えるドリル。幼稚園児や小学1年性の頃、誰しも文字を覚える時、マス目に文字が点線で描かれた漢字帳を使っていたはず。鉛筆で点線をなぞって書くことで漢字の書き方を覚えますが、これぞまさに型に嵌めるドリルです。この練習をしないで、いきなりフリーハンドで思いのまま真っ白なノートに漢字を書いたらどうでしょう。よほど器用な子供をのぞけば、文字の大きさ、文字のバランスがかなりデタラメになるはずです。気持ち良く文字を書けば、お手本通りの文字がかける子供というのはほとんどいないでしょう。
ゴルフも同じです。ビギナー(初心者)の時に、自分を基本という型にはめ込む練習をすると、スイングの形が良くなるだけでなく、ミート率も上がってボールを上手く打てます。アナライズの女子スタッフ、カッキ-はクラブを握って5ヶ月ほどで、ほぼ理想的なスイングを身に付けましたが、これも最初頃、型にはめこむ練習をだけをしたからです。最初の3ヶ月は一度も気持ち良くボールを打たせませんでした。ただひたすら「型に嵌める」練習だけです。その成果が3ヶ月後には出はじめ、トップの形はピシッと決まっていますし、ダウンスイングでタメが作れています。ハンドファーストな状態でインパクトも迎えています。球筋もストレートからドローです。誤解を恐れずに言えば、ゴルフを始めたての時、自分がやりたいようにやらなかったから、ボールをたくさん打たなかったから、正しいスイングが短時間で身に付いたのです。
個性的なスイングをしてもゴルフは上達できますが、型を無視したスイングで上手くなるのには時間とお金がかかります。また、型(基本)を無視した打ち方が身に付くと、調子を維持するのにも時間とお金がかかります。もちろん、誤解無きように言うと、正しい型が身についたら、そこからは型を破って「型破り」なスイングをするのは大いにアリだと思います。
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カッキ-が型を覚えるためにやったことは、ゴルフの竪琴とスーパーシャットくんでスイングの基本型を徹底的に反復練習したこと。そして、実際のゴルフボールでは、テニスボールとほぼ同じサイズのスポンジボールを使って練習したことです。型を覚えるにはいくつか方法がありますが、ゴルフの竪琴もスーパーシャットくんも、実際のゴルフクラブよりもクラブの長さが短く、そして重くなっています。これにはちゃんとした理由があって、短い重たいクラブの方が身体の動きをチェックしやすく、そして型作りに役立つからです。
ゴルフは練習したから上手くなる保証はありませんし、たくさん練習してもスコアが良くなると限りません。しかし、同じ練習をするならば上手くなる確率が高い方、即ち、型を覚える練習を選択した方が、努力が実を結ぶ確率がグンと高くなるのです~。
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10月18日(土)
中越豪 パッティングセミナー
ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい
お値段は8000円です
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
開催場所
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階
アナライズ 神田スタジオ
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2014年10月12日アマチュアの多くがダウンブローに打てない本当の理由とは!?
昨日は久しぶりに神田のスタジオでイノベーション&竪琴セミナーを実施しました。ゴルフの竪琴&超軟らかシャフト(イノベーション)を使って、受講者の皆さんに正しいインパクトの形、そして正しいシャフトの使い方について体験していただきました。ゴルフレッスンでは「インパクトは通過点」という考え方がありますが、ボールを捕らえる瞬間の感覚が間違っていると、正しくボールを捕らえることはできません。インパクトを通過点にするためには、その前段階として、正しいインパクトの形を理解すること。そして頭で理解するだけでなく、身を以て体験する必要があります。FBでアナライズの女子スタッフ、カッキーのスイング動画をアップしてますが、彼女が短期間で理想的なスイングを身につけられたのも、最初に正しいインパクトの形を身を以て体験したからです。
シャフトの正しい使い方については、インパクトゾーンでの「加速と減速」についてレクチャーしました。インパクトゾーンではヘッドはシャフトのしなり戻り(逆しなり)を利用して加速させることが求められますが、そのためには手元側が減速する動きが求められます。
手元が減速することでヘッドが加速する
手元が減速するこでシャフトが逆方向にしなる
シャフトが逆方向にしなることでフェースをスクエアに戻せる
インパクトゾーンはほんの一瞬の出来事ですが、超軟らかシャフト(イノベーション)を使って練習すると、手元を減速させることの重要性(必要性)が即座に分かります。また、手元を減速させるタイミングについても理解できます。インパクトゾーンで必要以上に減速させると、インパクト前にフェースが被って、引っかけ、チーピンが出ることが分かります。対して、手元側を減速させないでインパクトを迎えると、プッシュアウトすることが分かります。また、リストターンをしなくても、フェースをスクエアに戻すことができることも体感できます。マーク金井のセミナーは不定期開催ですが、これからは月に1~2回ぐらいは開催したく思っています。
さて、今回のセミナーではアマチュアゴルファーから、「アイアンがダウンブローに打てない」「どうすればダウンブローに打てるのか」という質問をいただきました。そこで、今回は、なぜアマチュアはダウンブローに打てない(打ちたくても打てない)かについて説明しましょう。
まずはダウンブローについておさらいしましょう。ダウンブローとは、クラブが最下点に達する少し手前でボールをヒットし、ボールの前側のターフが取れる軌道のことです。言葉を換えると、クラブヘッドが下降状態でインパクトを迎えるのがダウンブロー軌道です。ボール手前の地面を叩いてターフを取れるのはダフりですし、最下点よりも先でボールをヒットするのはアッパーブロー(すくい打ち)となります。
そして、ダウンブローの状態でインパクトを迎えるには、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えることが求められます。プロのアイアンショットを見ると、例外なく、ハンドファーストの状態でボールを捕らえています。
では、なぜアマチュアはアイアンショットでダウンブローに打つことができないのでしょうか?
ボールを上げたいからすくい打ちになっている場合もありますが、実は、ダウンブローに打ちたくても打てない人もかなります。自分では打ち込んでいるつもりなのに、実際はすくい打ちになっている人が少なくありません。
では、なぜダウンブローに打ちたくても打てないのか?
考えられる理由は2つあります。ひとつは、アーリーリリース。ダウンスイングの早い段階で手首のコックがほどけてしまうと、ダウンブロー軌道でボールを捕らえることはできません。手首のコックがほどけるのが早いほど、ダウンスイングで左肩が浮き過ぎてしまうからです(アーリーリリースになった場合、左肩を浮かせないとボール手前の地面を叩いてしまうから)。昨日のセミナーでも、ダウンブローに打てない人のスイング動画をチェックすると、インパクトを迎えるかなり手前で手首のコックがほどけ、アーリーリリースになっていました。プロのようにダウンブローに打ちたいならば、まずはアーリーリリースを矯正する必要があります。
もうひとつの理由は、ダウンスイングの軌道です。ダウンスイング後半でシャフトがプレーンよりも下に垂れ下がっていると、これまたダウンブローに打ちたくても打てません。ダウンスイング後半でシャフトが寝るほど、ヘッドが下から入る、いわゆるあおり打ちになるからです。昨日のセミナーでも、ダウンブローに打ちたくても打てない人のスイング動画をチェックすると、ダウン後半でシャフトが寝ていました。ちなみに、シャフトが寝ると、その反動で左手が浮いてしまい、これがすくい打ちを誘発しています。
シャフトが寝ているかどうかは、自分で自覚しづらい部分です。そして、シャフトを立てようと練習してもシャフトは立ってくれません。シャフトを立てて下ろしているつもりでも、シャフトが寝てしまうのがゴルフの難しい所です。ちなみに、昨日のセミナーではスーパーシャットくんを使って、ヒザ立ち打ちをやってもらいました。ヒザ立ち打ちをすると、シャフトが寝ているかどうか即座に分かります。これでボールの手前を大きくダフったり、引っかけ球やチーピンのような球が出てしまう人は、シャフトが寝ています。逆に言うと、ヒザ立ち打ちでちゃんとボールを真っ直ぐ飛ばせる、ボールがちゃんと上がるようになれば、ダウンスイング後半でシャフトが寝ていません。オンプレーンもしくは、アウトサイド・イン軌道になっており、ダウンブローな状態でボールを捕らえられるようになります。
大事なことなので繰り返しますが、打ちこむ意識を持つだけでは、たくさんボールを打つだけではダウンブロー軌道は身につきません。本当にダウンブロー軌道を身に付けたいと思うならば、打ち込むことを意識するよりも、たくさんボールを打つことよりも、正しいダウンスイングの形(軌道)を身に付けることが先決です~。
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2014年10月10日練習場を上手く活用するちょっとしたコツとは!?
昨日はオープンしたばかりの成田ヒルズ(旧、カントリークラブ・グレンモア)でラウンドしてきました。元GDOのK村さんと、I村さん。そしてPGAの元会長、森静雄プロと18ホールプレー。全面改修されたコースは手入れが行き届き、ピート・ダイならではのレイアウトは圧巻でした。特に池の配置が絶妙なインの17番、アウトの9番ホールは、ティグラウンドに上がると身震いする景色が目の前に広がります。
もちろんマーク金井のことですから、ただプレーを楽しんだわけではありません。やさしさ満点の新しいウエッジ、そして新しいアイアンをコースに持ち込み存分にテストしてきました。3年前に作ったSSアイアンの進化形のウエッジ、そしてアイアンを作りましたが、芝から打つと予想以上の出来栄え。初代SSアイアン同様、幅広ソール&ハイバンスの効果は絶大で、アイアン(ウエッジ)の性能はソールで決まることが今回も実感できました。そして、ダフりに強いアイアンというのはスイングも良くなる効果があります。ダフって打ってもいいと分かると、その安心感からすくい打ちを軽減でき、ダウンブローに打ちたくなるからです。
元GDOのK村さんとは10年来の仕事仲間ですが、ゴルフをご一緒するのは初めて。安定感あるプレーをされてますが、ナイスショットが出やすいホールと、ナイスショットが出やすいホールがありました。左サイドが広く使えるホールではナイスショットの確率が高く、左サイドが狭くなっているホールではナイスショットの確率が低くなってました。
では、なぜホールの景色でナイスショットの確率がガラッと変わってしまうのか?
スイング軌道と持ち球が大いに関係してます。K村さんの場合、アウトサイド・イン軌道で、持ち球がスライス系。このため、ボールを左に打ち出せるホール(左サイドが広いホール)では、気持ち良くスイングできてますし、スイングに余計な細工も入りません。結果、ナイスショットの確率が上がります。対して、ボールを左に打ち出しづらいホール(左サイドが狭いホール)では、気持ち良くスイングできないし、悪い癖が助長された感じでスイングしていました。K村さんに限りませんが、アウトサイド・イン軌道でスライス系のボールを打つ人の場合、トップからダウンの切り返しで身体が早く開きます。これが原因で軌道がアウトサイド・インになり、ボールを左に打ち出しています。左サイドが狭いホールでは、この動作がスムーズにできないから、ミスが出る確率が上がるのです。
では、どんな練習をすればアウトサイド・インの軌道を修正できるのか?
スイングを変える方法はいくつかありますが、効果が高いのは道具を変えることと、練習場の打席にこだわることです。道具については、例えばドライバーならば、フックフェースの度合が強く、なおかつ重心距離が短くて捕まりがいいドライバー。具体的には、かつてキャロウェイが出していた、FT-iQ ドライバー。四角形の独特な形状ですが、重心距離が31ミリで、約3度のフックフェース。中古ショップに行けば1万円以下で手に入りますが、これは捕まりが非常に良く、スライサーでもドローが打ちやすいドライバー。これを使うと、ボールが右に飛ばないので、左に引っ張り込むような動きが出づらくなり、クラブがアウトサイド・インの軌道を矯正してくれます。
そして、練習場ではできるだけ中央よりも左サイド、可能ならば背中にネットが迫っている一番左側の打席で練習して下さい。一番左側の打席に立つと、ボールを左に打ち出せません。そんなことをしたら、打った直後にボールがネットに当たります。構えた方向よりもボールを右に打ち出したくなります。結果、ボールを右に打ち出したくなれば、トップからダウンの切り返しで身体が早く開くのを我慢しようとします。それでインサイドからヘッドを入れる感じになり、アウトサイド・インの軌道が徐々に矯正されてくるのです。
「ニワトリが先か、卵か先か」ではありませんが、スイングを変えるには「動きを意識するよりも、ボールが飛び出す方向を意識する」方が、スイング軌道を短時間で変えていけます。そして、身体の使い方を意識するよりも、道具(クラブ)を変えた方がスイングを短時間で変えていけます。これはお亡くなりになられた、クラブ設計家の竹林隆光さんも強くおっしゃってました。
練習場が混んでいる時は打席の確保するのが大変だと思いますが、本当に上達を望んでいるならば、スイングを変えたいと思っているのであれば、待つ時間が長くなったとしても、打席選びにこだわることをお勧めしたいです~。
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2014年10月09日大型ドライバー(重心距離が長いドライバー)で球を捕まえるコツとは!?
秋本番、ゴルフがもっとも楽しくなる時期がやってきました。そして、この時期はニューモデルの投入時期でもあり、2105年モデルのドライバーもほぼ出揃いました。すでに発表されているだけで‥‥
ピンのG30
テーラーメイドのグローレF
ダンロップのスリクソンZ545シリーズ
ブリヂストンのJ715シリーズ
ヤマハのインプレスRMXシリーズ
キャロウェイのビッグバーサα815
プロギアのナブラiD RSシリーズ
グローブライドの黒オノフ
タイトリストの915シリーズ
ミズノのMPクラフト
他では、世界ランク1位のローリー・マキロイが使って入るナイキの新しいドライバ-、そして、テーラーメイドからもグローレFだけでなく新しいドライバーが出ると噂されています。国内メーカーではホンマのツアーワールドもモデルチェンジが決まっています。
マーク金井は仕事がら発売前のクラブを試打することが多いですが、改めて感じるのが重心距離が飛距離に及ぼす影響です。飛距離に影響を及ぼすボール初速というのは、
ヘッド重量が重いほど有利!!
ですが、ヘッドが重くなるとヘッドスピードが上がりづらくなります。なので振り切れる範囲で重いヘッドを使うのがベストな選択です。そして、ボール初速に少なからず影響を与えるのが重心距離。同じヘッドの重さでも、
重心距離が長いヘッドの方がボール初速が出やすい!!
です。例えば、460CCの大型ヘッドの場合、
重心距離が33ミリと43ミリを比較すると、43ミリの方がボール初速が出やすい分だけ、飛距離アップを狙えます。ただし、重心距離が長くなるほどインパクトゾーンでヘッドを返しづらくなって(振り遅れやすくなって)、ボールが捕まりづらくなります。このため重心距離が長いドライバーというのは、誰が打っても飛ぶドライバーにはなりません。なので、重心距離に関しては高反発フェースなどと違って、今の所、ルールで制限さていないのです。
そこで、今回は重心距離が長いドライバーで球を捕まえるコツについてお話しましょう。
重心距離が長いドライバーはネック軸回りの慣性モーメントが大きいために、シャフトを軸にしてヘッドが回転しづらくなっています。フェースを急激に開閉しづらく、また、フェースを開閉するのにエネルギー(パワー)が必要です。このため、テークバックでフェースを開いてしまうと、インパクトでフェースが開いたままになりやすい特性があります。
この特性を考えると、重心距離が長いドライバーで球を捕まえるには、2つのポイントがあります。ひとつはテークバック、そしてトップでフェースを開かないこと。いわゆるシャットフェースが求められます。テークバック前半ではフェースを閉じた状態をキープし、トップではフェースが空を向いている。これがシャットな状態です。
もうひとつのポイント。それはダウンスイング後半からインパクトにかけてです。ここではシャフトの逆しなりを発生させ、シャフト(グリップ)の延長線上にヘッドの重心が重なるようにして下さい。フェースを無理に返すのではなく、シャフトの逆しなりを発生させることができると、重心距離が長い、今どきの大型ドライバーでもインパクトでフェースは開きません(振り遅れません)。フェースがスクエアな状態でインパクトを迎えることができます。正面から見た時、しゃふとがひらがなの「く」の時になっていると、シャフト手元側の延長戦上に重心が重なります。そして重心が重なるとフェースはスクエア、もしくは少し左を向いた状態になり、リストターンなどしなくても球を捕まえることができてしまうのです。
では、どうすればシャフトの逆しなりを発生させられるのか?
ポイントは左手でブレーキを掛けること。ダウン後半からインパクトにかけて、グリップスピード(手元のスピード)を減速すると、その反作用でシャフトは逆しなりが発生します。硬いシャフトだと分かりづらいですが、非常に軟らかいシャフトでグリップスピードを減速させると、シャフトが逆方向にしなるのが体感できますし、それがフェースをスクエアに戻すことにつながることも体感できます。アナライズではイノベーションという超軟らかシャフトが装着されたドライバーを販売してますが、これで寸止めドリルをやると、インパクトでフェースがスクエアに戻ることが即座に体感できます。
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ローリー・マキロイは非常に重心距離が長いドライバーを使ってドローを上手く打ってますが、彼もシャフトの逆しなりを上手く利用していることで、スクエアなインパクトを迎えているのです~。
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