マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2015年03月11日ツアープロがゴルフの竪琴を積極的に使う理由とは!?

毎週火曜日は午前中がガーラ湯沢でスノボ。午後は日刊ゲンダイの連載執筆。そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の公開生放送オンエア。12月下旬から昨日(3月10日)に至るまで、判で押したような生活が続いています。規則的な生活とは縁遠い生活を日々送っていますが、ラジオがあるおかげで火曜日だけはA型人間らしいタイムスケジュールをこなしています(笑)

 

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ちなみに昨日は全国的に寒波。日本海側は大雪の予想通り、ガーラも朝から吹雪。3月の中旬に入ろうかというのにパウダースノーを存分に楽しむことができ、ゲレンデコンディションにも助けられて、いろんな練習ができました。マーク金井は何事も習うのが大好き人間で、今回も最初の1時間は初心者ゲレンデ(緩斜面)でじっくり基礎トレ。正しい動きがある程度できてから、中級者ゲレンデでマンツーマンのレッスンを受けながら滑り込んできました。本格的にスノボを始めて2年弱で、2級の検定が受かったのは、ひとえにガーラの石川コーチのおかげです。我流だったら、こんな短期間で2級なんて受からないと思います。これだけの回数滑れば、転ばないで滑ることは覚えても、我流で癖のある滑りしかできないでしょう。

ゴルフもしかりです。アナライズの女子スタッフ、カッキーは昨年のGWぐらいからゴルフを始めました。最初に手にしたのは練習器具「ゴルフの竪琴」です。ゴルフクラブを持ってボールを打つようになったのは、竪琴で正しいスイングが身についてからです。そのおかげで、ゴルフクラブを手にしてボールを打っても、いきなりドローボールが打てました。我流でゴルフを始めていたら、恐らく、今のような理に適ったスイングは身に付いてないと思います。

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 さて、このゴルフの竪琴

 

本来は初心者、そして正しいゴルフスイングを会得するアマチュア向けの練習器具として4年ほど前からアナライズが独占販売しています。ところが、昨年秋ぐらいからツアープロも使い始めました。片山晋呉プロを筆頭に、石川遼プロ細川和彦プロ北田瑠衣プロ成田美寿々プロ。他にも数多くのプロがゴルフの竪琴を使っています。正直、ツアープロがここまで竪琴を使って練習するなんて予想がつきませんでした。

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 では、なぜツアープロはゴルフの竪琴を使うのか?

 

昨年12月、ゴルフ日本シリーズの練習日、石川遼プロと少しだけ話しをすることができましたが、プロでも調子が悪くなるとイメージ通りのスイングが出来なくなるそうです。石川プロは「ダウンでシャフトが寝ちゃうんです」と自分の欠点を話して下さいました。毎日、毎日ボールを打っているプロですら、クラブを手にしてボールを打つ練習だけではスイング修正が難しいそうです。どんなに技術レベルが上がったとしても、ゴルフスイングというのは日々変化し、それを修正する練習が必要なのです。

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 加えて、プロ、アマチュアを問わず、ゴルフスイングで陥りやすいエラーは、

ダウンスイングで左手浮いてしまい、クラブがプレーンから外れること。

 

マーク金井のゴルフの師匠、山本信弘プロは、「プロでも調子が悪くなると、ダウンで左手が浮いてシャフト寝る」と教えて下さいました。「右手を上に、左手を下に使う」ことを重要性を説いてますが、ゴルフの竪琴のメリットは両手が縦に離れていること。これにより、両手の位置関係をダイレクトにチェックできます。加えて、石井忍プロによると、

 

ゴルフの竪琴だと左右の手の関係性を、面でイメージできます」

 

 

ゴルフクラブだと左右の手の関係性を面でイメージすることができませんが、ゴルフの竪琴は面でイメージできるので、正しい動き(型)を短時間で会得できるのです。

 

ゴルフはゴルフクラブをいかに正しくコントロールできるかが大事ですが、クラブを正しくコントロールするためには、左右の手の関係性を理解し、左右の手の関係性を正しくキープしながらスイングすることです。アマチュアと比べるとプロは体をしっかり使ってスイングしますが、体を使ってスイングしても左右の手の関係性が悪くなる場合がある。プロはそれが嫌というほど分かっているから、ゴルフの竪琴で左右の手の関係性をチェックしているのです。

 

手を使ってスイングするのが手打ちで、体を使ってスイングするのがボディターンと言われてますが、ボディターンでも左右の手の位置関係が間違っていると、正しくクラブをコントロールできなくなるのです。ゴルフの竪琴に限りませんが、ゴルファーは左右の手の関係性を面でイメージできるようになると、クラブの軌道は確実に良くなり、ショットの安定は格段に増してきます~。

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昨日発売分は完売しました

来週また入荷します!発売日が決まりましたらブログで告知します

(すいません予約は受け付けていません)

  • 数量限定です(入荷数が限定ですが継続して入荷してきます)
  • 売り切れとなっても定期的に入荷しますのでご心配なく
  • ご注文からお届けまで1週間前後かかります
  • 転売防止の為お一人様2つまでに限らせていただきます

お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします

 


 

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2015年03月08日練習してもスコアアップしないゴルファーの3つの共通点とは!?

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今週分は完売しました

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今日は3月2週目の日曜日、女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッド」の最終日です。このブログがアップされる頃には優勝争いの選手が絞り込まれてくると思いますが、サンデーバックナインと同じ時間、マーク金井もスキー場でしびれる時間を過ごしています。トーナメントの優勝争いにくらべればちっぽけですが、ガーラ湯沢にてスノボの2級のバッジテストを受けています。スキーは学生時代(38年前)に2級を取りましたが、スノボは初受験。テストというのはジャンルに関わらずプレッシャーがかかります(笑)

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そしてプレッシャーと言えば、多くのアマチュアゴルファーにとってゴルフ場でのプレーはスノボのバッジテストに匹敵するのではないでしょうか。毎週のようにラウンドしている人はともかく、月に1度のラウンドならば毎回少なからずプレッシャーを感じているはずです。その証拠に、

 

練習場のようにリラックスしてスイングできない
コースに出ると実力が発揮できない
ここ一番で信じられないようなミスが出る
スタートホールはドキドキして頭が真っ白になる
練習場のようにナイスショットが続かないのに、ミスショットは何度も続く

 

等々。ほとんどのゴルファーは練習場よりもコースの方がパフォーマンスが落ちていると感じています。練習場よりもコースの方がいいショット打てるなんていう人はほんの一握り、いや一握りもいないのではないでしょうか? そして、競技に出るとなれば、さらにパフォーマンスが落ちるはず。競技でベストスコアを更新できる人となると、ほとんどいないはずです。

 

 

 

なぜ多くのアマチュアゴルファーは
コースに出るとパフォーマンスが落ちてしまうのか?

なぜ多くのアマチュアゴルファーは
コースに出るとスコアメイクが上手くできないのか?

 

 

「努力が足りないから」「プレッシャーに弱いから」「ゴルフの才能がないから」と思っている人が少なくありませんが、これらを言ってしまうとその時点でスコアアップは望めません。ゴルフに限らず、自分で自分に都合の良いいい訳を考えてしまうと、そこで思考停止してしまうのがオチだからです。

 

では、スコアアップできないのはどこに理由があるのか?

・スコアアップに直結する練習をしていない
・スコアアップに直結するクラブを使っていない
・スコアアップに直結するゲームプランを立てていない

 

何年もベストスコアを更新していない人ならば、この3つとも当てはまるのではないでしょうか? 言い換えると、この3つが当てはまる人は、スコアアップのための努力ではなく、自分に都合のいい(自分に心地良い)努力をし、その努力が報われていないと嘆いている可能性が高いと思います。ゴルフは上達するのに時間がかかりますが、上手くなるのに特殊な技能、並外れた体力、そして運動神経は必要ありません。自分で歩けて、自分でキャディバッグを担げるだけの体力があるならば、誰でもボギーペース以内でプレーすることが可能です。70歳ぐらいまでならば、スコアアップにつながる努力をすれば平均スコアが100前後に落ち着くことはありません。

 

では、具体的に何をすればいいのか? 道具(クラブ)については3月6日のブログで詳しく説明しました。今回はひとつめの、「スコアアップに直結する練習」とは何かについて書きます。

 

練習で大事なことは、自分が気持ち良くなれる練習ではなく、スコアに直結する練習を徹底的にやること。自分がスコアを作れる所を見極めて、その見極めた場所を徹底的に練習することです。他のショットは上手くならなくてもいいから、「スコアを出せる所を見極める」。これがスコアアップの基本であり鉄則です。

 

100前後でプレーしている人の場合、平均スコアを10打縮めるために必要なのは、

130y以内のセカンドショット
30y以内のアプローチショット

 

この2つのショットで凡ミスがなくなる練習を重ねて下さい。例えば、毎回100球打つのであれば、この2つのショットで95球。残り5球がドライバーショットという感じです。

 

130y以内でグリーンを捕える確率、ミスしてもピンから30y以内にボールを運ぶ。30y以内のアプローチは5m以内に寄せる。ミスしてもグリーンに乗せる。この2つのショットのクオリティを高めていけば、ダボ以上の大叩きは確実に減らせますし、ボギーオンの確率が上がります。パットの練習も必要ですが、パットはプロでも水ものです。なので、パットに頼らないでもスコアをまとめるスキル(技術)を磨くことが、平均スコアを引き上げることにつながるのです~。

 

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2015年03月02日4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性は良いのか!?

北海道帯広出張に続き、先週末は山口県にてゴルフの竪琴セミナー&竪琴検定を開催しました。山口県と言えば今年のNHK大河ドラマのご当地。マーク金井はテレビをほとんど観ませんが、山口のイメージは萩、津和野、秋芳洞、吉田松陰、そして中原中也です。

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土曜日の午後3時から2時間、ナイスゴルフ262さんで竪琴講習会を実施しましたが、質問コーナーで出たのが、

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4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性はどうなんですか?

 

4スタンス理論とは、レッシュ・プロジェクトを主宰している廣戸聡一さんが提唱している理論で、人は「4つのタイプ」に分かれ、各タイプには特有の動き(癖)あるという考え方です。例えば、人間には効き目がありますが、これと同じく、人間には普段は意識していなくても、個体定理があると廣戸さんは提唱されています。その個体定理は4つに分かれ、それが4スタンス理論です。具体的に言うと軸のありかによって4つに分けられ、、

 

A1タイプ(つま先内側)
A2タイプ(つま先外側)
B1タイプ(かかと内側)
B2タイプ(かかと外側)

 

とがあります。マーク金井はB2タイプですので、軸がかかとの外側。そしてB2とA1はクロスタイプとなり、体幹を斜めにねじると力を出せるタイプです。4スタンス理論はゴルフ専用の理論ではありませんが、「個体定理」があるので、ゴルフスイングもそれぞれのタイプによって理想的なスイングが異なると提唱しています。

 

他方、ゴルフの竪琴ですが、これはスイング習得の練習器具です。4スタンス理論を意識した練習器具ではありませんし、ゴルフスイングを4つに分けて使い方もレクチャーしてません。ゴルフスイングで必要不可欠な動きを習得してもらうための練習器具です。なので、冒頭のような質問が出たのでしょう。大事なことなので繰り返しますが、

 

4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性はどうなんですか?

 

4スタンス理論で自分の身体のタイプを知っている人ならば、至極当たり前な質問です。また、ゴルフの竪琴は4スタンス理論のどのタイプと相性が良いのかを知りたいと思うゴルファーも数多くいるでしょう。

 

そこで今回のテーマは4スタンス理論とゴルフの竪琴の相性についてです。いきなりですが、結論を先に言うと、

ゴルフの竪琴は4スタンス理論のどのタイプの人にも相性がいいです。

 

何故かと言うと、ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言うところの、「個体定理」ではなく、「全体定理」に基づいた練習器具だからです。「全体定理」とは、万人共通の身体の使い方のことで、5ポイント(関節)部位を駆使して軸を形成し、動作することです。
4スタンス理論バイブル、廣戸聡一著、実業之日本社)

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実は、竪琴セミナーを開催した土曜日の夜、4スタンス理論の廣戸さんのセミナーが山口県であり、マーク金井もそのセミナーに参加しました。2時間ほどのセミナーでしたが、1時間40分ぐらいは「個体定理」(4スタンス)の話しではなく、「全体定理」の話しでした。ざっと紹介すると、正しく立つこと、正しく座ることについてじっくり説明して下さり、どちらも土踏まずの使い方、仙骨と肩胛骨のポジションが大事、この3つのポジションが揃うと、バランス良く立てるし、バランス良く座れるそうです。そして、「全体定理」については、誰とも共通しているので例外はないそうです。

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ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言うところの「全体定理」を学べる練習器具です。具体的に言うと、ゴルフスイングで必要不可欠な動きは

 

・スイング中に両手の位置関係を正しく保つ(右手を上、左手を下)
・ひじと手首の関節を正しいタイミングで曲げ伸ばしする
・ダウンスイングで手元を減速させる
・ハンドファーストな状態でインパクトを迎える
・ダウンスイングで手首のコックをキープする

 

4スタンスのタイプが異なっていても、これらは正しいスイング作りに必要不可欠な動作(形)です。これがちゃんとできていないとボールを力強くヒットすることはできませんし、身体を使ってスイングすることもしづらくなります。また、方向安定性を高めることも難しくなるのです。

 

 

 

プロゴルファーのスイングはいろんなタイプがありますが、上記条件から外れたプロゴルファーはまずいません。見た目は異なっていても、上記条件を満たしたスイングをしています。ゴルフの竪琴は4スタンス理論で言う「全体定理」を会得できる練習器具なので、4スタンス理論とも相性が良いのです~。

 

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2015年03月01日練習場に熱心に通っているのにスコアアップできない人の共通点とは!?

あっという間に2月も終わり、今日から3月です。3月ともなれば雪山も気温が上がり、春スキーの時期になってきました。マーク金井は春スキーも大好きなのでスノボライフはまだまだ続きます。もちろん、今週もガーラでガッツリ滑ります。

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そしてガッツリと言えば、昨日は山口県で初めてのゴルフの竪琴講習会をガッツリやってきました。定員8名の予定がなんと17名も集まっていただき、竪琴の正しい使い方をじっくりと説明&デモンストレーションしてきました。今回は練習場のロビーをお借りしての講習会で、お世話になったのがナイスゴルフ262さん。打ちっ放しで二階建て。広々としてて開放感にあふれる施設でした。

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ゴルフの竪琴はスイング作りに役立つ練習器具ですが、使い方を誤解していると(自分勝手な使い方をしていると)練習効果が薄れます。実はセミナーの目的は2つあって、ひとつは竪琴の正しい使い方を指導したいこと。もうひとつは、どんな勘違い(どんな誤用)をしているのかを生で観たいからです。間違った使い方をしている具体例を見ることができると、今後、取説を作る時に大いに役立つからです。

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ちなみに、今回の竪琴セミナーではいい意味で期待を裏切られました。山口講習会を主催されたゴルフ工房カッパーワークスの松崎さんがゴルフの竪琴の正しい使い方を指導されたので、間違った使い方をしていた人がほとんどいませんでした。

 

今回の山口出張は飛行機ではなく新幹線で移動しました。飛行機が大の苦手なこともありますが、新幹線の方が体感的に感じる時間が非常に短いからです。マーク金井は新幹線に乗ったらすぐに眠れる体質なので、今回も一眠りしたら京都、起きて再び一眠りしたら広島。目を覚ましている時間は1時間ちょっとでしたので、長旅をしている感覚がほとんどないのです。起きている時間はスマホでSNSを観ると、あっという間に時間が経過します。FBとTwitter、ブログを読むのが好きですが、今回、すごく勉強になったのが、塚田好宣プロのブログです。ちょっと長いですが、引用させていただきます。

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目的を成し遂げる為の手段が、いつのまにか目的に成り代わっていることがある。目的を高いレベルで成し遂げる為に、その手段を磨き極めようとする。そして、手段を極めることが目的になってしまうんだ。

こういうことはゴルフのプロの世界でも見かけることがある。さらに上のレベルのゴルフを目指すが故に、スイングを直し、それを極めようとする。高いレベルを目指す程にスイングの完成は遠く、いつしかスイングの完成を目指して努力をしていくことになる。

ゴルフというゲームは、人とスコアを競うゲームである。1打でも人より良ければいいのであって、その手段(ルールに則していれば)問われない。

 

練習場でボールを打っている人を見ると、塚田プロが行っているように、「目的に成し遂げる為の手段が、いつのまにか目的に成り代わっている人」がかなり多く見受けられます。改めて説明するまでもありませんが、練習場は練習するための場所です。コースいいスコアを出すための練習の場です。しかし、多くのゴルファーは練習場が発表会の場になっています。ナイスショットを打つことにこだわる人が圧倒的に多く、わざとミスショットを打つ人はほとんど観たことがありません。真っ直ぐボールを打つことにこだわる人は多いですが、わざと曲がるボールを打つ人はほとんどいません。

 

そして一番気になるのが、何発も続けてボールを打っているゴルファー。構えたらすぐに打つことはいいのですが、アドレスをきちんと取らなかったり、目標をきちんと定めないままにボールを打っている人が目立ちます。ボールを芯で捕らえることにはこだわりを感じますが、それ以外では、何のためにボールを打っているのか分からないゴルファーが少なからずいらっしゃいます。

 

では、どんな練習をすればスコアアップできるのか?

 

塚田プロがブログで書いているように目的と手段を明確にすることです。

 

ゴルフの目的は1打でもスコアを減らすこと。その手段としての役割となるのが練習場だと考えればやるべきことは決まってきます。ちょっと抽象的ですが、スコアアップの手段として必要なのは、

 

ナイスショットを増やすことよりも致命的なミスショットを減らすこと

 

例えば、ナイスショットしてドライバーが260y飛ぶとしましょう。このゴルファーがミスした時にチョロして100yしか飛ばないならば、260yを連発させることではなくて、ミスしても200y飛ばせるようになることです。ミスのレベルを引き上げることです。そのためには練習場で打ったナイスショットを覚えるのではなく、一番ひどいミスショットを記憶しておくことです。コースに出たら様々なミスショットが出ますが、そのほとんどは練習場でも打っています。多くのゴルファーはそれを忘れているから、「信じられないようなミスショットが出てしまった」なんて言葉を口にするのです。

 

 

そして、本気でスコアアップしたいと思うならば、1球1球、コースで打つ時と同じ気分、同じインターバルでボールを打つことも大事です。コースに出た時に練習場の時のようにリラックスして打つことはできません。ならば練習場で打つ時、コースに出た時と同じぐらい緊張してボールを打って下さい。練習場で気楽にリラックスしてボールを打てば打つほど、コースに出た時、プレッシャーが強くかかって思うようなスイングができなくなります。それを解消するには、練習場でプレッシャーをかけて打つことです。

 

 

練習場でナイスショットを打つと、気持ちがいいです。練習場で芯を喰ったら、気持ちがいいです。しかし、気持ち良いことばかりやっていると、練習が手段ではなく目的になります。いわゆる練習場シングルにはなれても、本当のシングルになるのはかなり困難になるでしょう〜。

 

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2015年02月11日アマチュアゴルファーの手打ちを矯正するとっておきのドリルとは!?

1週間の中でもマーク金井が一番好きなのは火曜日。朝はガーラ湯沢でサクッとスノボ。夜は19時から銀座松屋デパート屋上で、インターネットラジオ番組「マーク金井の喋らずにいられない」の生放送収録。昼間はビールと昼寝と執筆。朝から晩まで好きなことができるので、早起きだってへっちゃらです。ゴルフでは初心者の時のワクワク感は味わえませんが、スノボの時は、雨でも吹雪でも、「スノボができる」だけで幸せです(笑)。

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今夜のゲストはゴルフ用品協会専務理事の蓋孝さんでした

 

 

そして毎週スノボに行く度に、東京は本当に地の利が良いのと、JR東日本さんには感謝しております。関西エリアでは新幹線の駅がスキー場なんて所はありません。ドアツードアで1時間40分でスノボが滑られる所なんてないからです。スキー、スノボに行くというと1日仕事だと思ってましたが、ガーラがあるおかげで半日仕事でスノボができるからです。

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そんなスノボ大好き人間なマーク金井ですが、滑りがスムーズになるほど、スノボとゴルフとの間には共通点が大きいことを実感しています。昨日も石川コーチに教わり、滑っている時のポジションが良くなった途端、ボードが自分の手足のような感じになってくれ、曲がろうと思わなくても、勝手にターンができます。それだけではありません。いい位置に乗れていると、ギャップやコブで飛び跳ねてバランスを崩しても、逆エッジになっても転倒しません。リカバリーが効いて、何事もなかったように次のターンに入っていけるのです。そして、これまたゴルフと同じなんですが、

 

スノボは、
正しいポジションに乗れていない時は
いくら頑張っても正しいターン弧を描けません。

ゴルフは
正しいポジションにクラブが収まっていないと、
いくら頑張っても正しいスイングが出来ません。
いくら体を使ってスイングしようと思っても手打ちを避けられません。

 

なぜなら、

手打ちしないとボールが真っ直ぐ飛んでくれない!!!!

 

からです。アマチュアに手打ちが多いのは、手打ちしないとボールが真っ直ぐ飛んでくれないからです。スコアが100前後のアマチュアの多くは、インパクトゾーンで手先の動きが過剰になっていますが、これは右手を悪者にしてしまうと、手打ちの正体を見誤ることになります。右手を使い過ぎるのは(手先を使い過ぎるのは)、実は、フェースの開きが原因です。テークバックやトップ、そしてダウンスイングで‥‥

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フェースが開いてしまっているから、手打ちになるのです!!!!!

 

今のクラブはヘッドが大きくなってやさしくなっていますが、大きくなった分だけ重心距離が長くなっています(シャフトの軸回りモーメントも大きくなっています)。このため、ダウンスイング後半でフェースが開いていると、インパクトでもフェースが開いてスライスしたり、右のプッシュアウトが出ます。ゴルファーは無意識の内にそれが分かっているから、インパクトでフェースを急激に返すために手先を過剰に使ってしまっているのです。

 

手打ちを矯正するには、スイングを本質から考えないと正しい答えを導き出せません。インパクトゾーンで手先を使い過ぎる人、手首を使い過ぎる人の場合、手打ちの正しい矯正法は、

 

ダウンスイングでフェースが開かない動きを身につけること!!!!

 

スノボの場合は、ボードに対して正しい位置に重心があると極めてスムーズにターンできます。ゴルフの場合は、ダウンスイングでフェースの向きが開いていなければ、手打ちになりません。体をしっかり使って振り抜けるのです。

 

では、どうすればダウンスイングでフェースが開くのを防げるのか?

 

それを説明する前に、ぜひとも試して欲しいのがフェースを開かない状態を作ってからのボール打ち。ダウンスイングでフェースを閉じた状態をわざと作ったら、そこらボールを打ってみて下さい。手打ちになっている人の場合、ダウンでフェースを閉じた状態でスイングを始めると、ほぼ間違いなくボールは狙いよりも左に飛び出します。それで全然構いません。ボールが左に飛ぶのが分かったから、ボールを真っ直ぐ打ち出すように心がけて下さい。個人差はありますが、今までよりもボールを右に打ち出すように心がけるだけで、インパクトゾーンで手先を使わなくなります。インパクトゾーンで手首をこねる動きはなくなります。結果、手打ちではなくて、体をしっかり使って振り抜けるようになってくるのです。

 

 百聞は一見にしかず。

 

まずは、ダウンスイングでこれでもかってぐらいフェースを閉じた状態を作り、そこからスイングを初めてみて下さい。最初はボールが左45度ぐらい飛ぶかも知れませんが、それは全然気にする必要はありません。そこからボールを真っ直ぐ打ち出すように修正をかけてくると、スイングに変化が出てきます。左に行くのを修正しようとするだけで、インパクトゾーンでの手打ちは解消できるのです~。

 

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先日先行販売を始めた、アナライズオリジナル

マジックマリガン ユーティリティ

「ミスに強く、スコアを作れるクラブ」という設計コンセプトの元、打感・打音も心地よいユーティリティーです。
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2月11日(水)祝 11:00~13:00 14:30~17:00
2月14日(土)  15:00~18:00


上記時間内はご予約なしでいつでもご来店いただけます。
マジックマリガン ユーティリティ以外にもアナライズオリヂナルシャフト、MSウェッジ他、アナライズにあるもの全部試打可能です。
他にも今話題のマスダゴルフ CB-01アイアンも試打出来ます
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番手 5,7,PW

場所は神田のアナライズです! お問い合せは

yoyaku@analyze2005.com 赤坂まで