マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2015年07月13日なぜ、アマチュアゴルファーの多くはここ一番でボールが曲がるのか!?

昨日は神田のスタジオで「自転車に乗るセミナー」を2本立てで実施しました。午前の部、お昼の部とも定員6名でしたがどちらも満員御礼。そして、参加者の方々の悩みは共通していました。今回は12名のゴルファーのスイングを拝見しましたが、10名が同じ悩みを抱えていました。ダウンスイングでクラブがプレーンから外れているために、ひざ立ちでスイングするとボールをちゃんと打てません。引っかけて強いフック回転がかかるショットを打ったり、ボールのかなり手前をダフっていました。普通にアドレスしてボールを打った時にはちゃんとボールを打てる人も、ヒザ立ちでスイングした途端、何度打っても同じミスを繰り返してしまうのです。

 

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さて、このヒザ立ち打ち。なにもマーク金井の専売特許な練習法でありません。マーク金井は42年前にヒザ立ちでボールを打つことをプロから教わりましたが、昔からのスイング上達法ドリルです。昔のプロはビデオを使ったレッスンなどやってませんでしたが、スイングの善し悪しを見極めるために、経験則からヒザ立ちドリルを編み出したのだと思われます。そして、ヒザ立ちドリルを上手く打つために必要なこととして、

 

右手は上、左手は下

 

というアドバイスをしています。実際、ヒザ立ちでボールを打つ時、ダウンスイングで「左手が上、右手が下」になってしまうとクラブはプレーンから外れ(いわるシャフトが寝てしまい)、ボールの手前を大きくダフったり、強い引っかけ球が出てしまいます。対して、ダウンスイングで「右手が上、左手が下」の位置関係をキープできていると、クラブはプレーンに沿って下り、ヒザ立ちでもボールを上手く捕えることができますし、ほぼ真っ直ぐに飛ぶようになります。そして、右手を上にしたままスイングできると、普通のスイングに戻してもボールが引っかかりづらくなります。セミナーで右手を上にするレクチャーをしたお陰で、赤羽での薄暮ハーフでは普段よりもフックの度合が半分くらいに減りました(笑)。

 

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では、なぜ昔も今もアマチュアの多くは、ダウンスイングで「右手が上、左手が下」をキープできないのでしょうか? アマチュアの多くは本人の自覚がないままに「左手が上、右手が下」になってしまうのでしょうか?

 

いくつも要因があると思いますが、最大の要因はクラブの構造によるものだと思います。
ゴルフクラブは野球のバットやテニスラケット違って、シャフトの軸線上に打球面がありません。シャフトから離れた場所にヘッドがあり、シャフトから離れた場所にフェースがあります。いわゆる重心距離があるのです。加えて、野球のバットやテニスラケットに比べるとヘッド側が極端に重い構造になっています。棒状の道具としてはかなり特殊な構造ですが、この特殊な構造のお陰で、野球のバットやテニスラケットよりもはるかにボールを遠くに飛ばすことができます。

重心距離

 

ゴルフクラブは遠くに飛ばすのに適した道具ですが、反面、遠心力が大きく働きます。加えて、ヘッドが重くて、重心距離があるためにスイングした時には、ダウンスイングでヘッドが下がりやすくなり、これが「シャフトが寝る」とか「左手が上、右手が下」という好ましくない動作を引き起こしているのです。例えば、クラブを逆さまにしてスイングしてみて下さい。ヘッドのネック部分を持って、グリップエンドでボールを打つような感じでスイングすると分かります。このように先端側が軽くて、なおかつ重心距離がゼロの状態ならば、多くのゴルファーは「右手が上、左手が下」の状態でダウンスイングできます。クラブを逆に持っただけで、自転車に乗れるスイングが劇的にしやすくなるのです。

 

ゴルフクラブはかなり特殊な道具で、今どきのクラブ(進化したクラブ)はさらに特殊な度合が大きくなっています。なぜなら昔よりも今の道具の方が、ヘッドが大きくて重心距離が長いからです。このためスイングがちゃんとしていないと(ダウンスイングで右手が上、左手が下)、クラブの挙動が不安定になり、ボールが大きく右にプッシュアウトしたり、左に大きく引っかかります。飛距離をまったく気にしないのであれば、昔の木製のパーシモンヘッドのドライバーを打てば分かります。パーシモンドライバーは重心距離が短いため、スイートエリアは狭いですが、クラブの挙動は安定します。そしてコースに出た時に一番避けたい、逆球(持ち球と逆方向に飛ぶ球)が出づらいのです。

 

かなり前置きが長くなりましたが、コースに出た時にボールが曲がる、それもここ一番で致命的なミスショットが出たり、ここ一番でチーピンが出やすい人の場合、それはメンタル面だけが原因ではありません。スイングそのものにも原因があり、大抵はダウンスイングで「左手が上、右手が下」になっていて、シャフトが寝ているのです。なので、ここ一番でボールが曲がってしまう人、ここ一番で信じられないミスが出る人は、メンタル面を強化することも大事ですが、それ以上に自転車に乗れるスイングを身につける練習が必要不可欠です~。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年7月12日


2015年07月10日自分のスイングを客観的に分析するのに役立つクラブとは!?

 

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ちょっと前ですが、えい出版(ゴルフ雑誌イーブン)が経営している「EVEN GOLF LABO」に行ってきました。ここに行くのは2度目ですが、とにかく計測器が充実している場所です。弾道計測器のトラックマンをはじめ、パッティングの計測器「パットラボ」も完備。恐らく、日本で一番計測にこだわる場所だと思いますが、そこに新たな計測システムのデモンストレーションがあると伺い顔を出してきました。仕掛け人はアジアジュニア協会 代表理事の吉岡徹治さん。吉岡さんは自らもトラックマンを所有しており、ゴルフの計測機器に関するプロフェッショナルです。

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で、見てきたというか、実際に体験(モルモット)したのが、
モーションキャプチャー!!!!!!!!!!!!!

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 モーションキャプチャーとは、

モーションキャプチャとは、人や物の動きをデジタル化するシステムです。動きをデジタル化することにより、主に次のような目的で使用されています。
●スポーツパフォーマンスやリハビリテーション等の医療分野における
 身体の動きのデータ収集・評価・フィードバック
●映画やゲーム、PV等などの映像制作において、
 CG(コンピュータグラフィックス)で作られるキャラクタの動きを、
 人間らしく再現
●自動車部品や機械製品の挙動、
 ゴムや布等の素材の伸縮や反応のデータ化・評価

(以上、Opti Trackジャパンのホームページから引用)

 

モーションキャプチャには、光学式・機械式・磁気式・ビデオ式等、複数あるりますが、今回、体験したのは光学式モーションキャプチャーです。光学式ですから、カメラを使って撮影します。ゴルフの場合、使われるカメラは8台。人間、およびゴルフクラブには数多くのポインターが装着され、装着された状態でスイングします。人間は頭のてんぺんから足元まで。関節各部にもポインターが付けられます。ゴルフクラブはシャフトに数カ所、そしヘッドのクラウン部分にも数カ所。これらによりスイング中のシャフトのしなり具合、フェースの向きがかなり正確に計測されます。キャリブレーションに少し時間がかかりますが、それが終われば、後は打つだけ。8台のカメラが牡丹灯籠(萩原新三郎に貼り付けられたお札)のように身体の至る所に付けられたポインター、クラブにくっつけられたポインターを撮影し、それがパソコンにキャプチャー(取り込み)されます。

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打ったら、数十秒後にモニター画面に自分のスイング、そしてクラブの挙動が3Dグラフィックで表示されます。モーションキャプチャーのすごい所は、3Dグラフィックがぐりぐりと動き、スイング(クラブの挙動)をどんな方向からでも動画再生できること。正面、飛球線後方はもとより、背中からでも、頭の上(俯瞰)からでもスイング(クラブの挙動)の動画再生が可能です。モーションキャプチャーと言えば、テーラーメイドのマットシステムがゴルフ業界で先駆けてユーザー向けに実施してますが、同社のシステムは数千万円規模。対して、今回経験したモーションキャプチャーシステムGEARS GOLFは750万円ほどのシステムだそうです。

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マーク金井はフッカーでインサイドアウトの軌道が強いことを自覚してましたが、モーションキャプチャーで再生された3D動画もインサイドアウトの軌道が強め。トップでフェースはシャットの度合が強く、そして切り返し直後ではほんの少しヘッドが上に動きます。手元側がしなるシャフトが好きな理由も、モーションキャプチャーのお陰で再確認できました。加えて、計測精度の高さを感じたのがシャフトのトウダウン量。ドローで打った時はトウダウン量が多めで、フェードで打つとトウダウン量が少ないことが3D動画でハッキリと確認できました。お世辞抜きで、スイング中の身体の動き、クラブの挙動を正確に計測&分析するには、このモーションキャプチャーがベストな機器でしょう。高級外車が1台買えるぐらいのお値段なので、ゴルフショップに設置するのは難しいかも知れませんが、かなり魅力的なスイング分析の計測機器だと思います。

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そんな貴重なキャプチャー体験をしたマーク金井ですが、実は、アナライズの神田スタジオでもゴルファーのスイングをキャプチャーすることができます。モーションキャプチャーのようなハイテク機器ではありませんが、ある練習器具を使うことで、かなり正確にゴルファーのスイング、そしてクラブの挙動を分析することができます。

 

 それがこれっ!!!!!

 

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通常のアイアンに比べるとヘッドが20倍ぐらい大きなアイアン、正式名称は「XLアイアン」と言いますが、これを振ると、普通のゴルフクラブを振るよりも、ゴルファーのスイングの本質的な部分があからさまになります。加えて、ヘッドが特大なので普通のビデオで録画してもスイング中のフェースの向きがかなり正確に確認できます。テークバックでフェースの開きが大きいのかどうか、トップでフェースが開いているのか(閉じているのか)などが、簡単にチェックできるのです。かなりというか相当アナログな方法ですが、ヘッドが大きくなるというのは、望遠レンズで撮影するのと同じく、見えづらい部分を拡大できるメリットがあるのです。

 

XLアイアンはかなり特殊な練習器具ですが、ここまでヘッドが大きいと重心距離がスイングに及ぼす影響も分かります。自分のスイングがどうなっているのかを知っていれば、質の高い練習もできますし、スイングの勘違いも防止できます。自分のスイングを客観的に知りたい人は、ぜひ神田のスタジオに足を運んでみて下さい~。

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脱アンダー星人!自転車に乗れるスイングを作るセミナーやります!

7月12日の11時の部 キャンセル出ました!  13時 まだ間に合います!

時間は1時間30分  お値段は3000円  人数は6名限定です。

参加資格は、スーパーシャット君(もしくはレッスンワン)をお持ちの方。当日お買い上げいただける方となります。(同類他社製品はNG) そして確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)

講師はもちろんマーク金井です。場所は神田アナライズ

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年7月9日


2015年06月15日練習場シングルから卒業するために必要な練習とは!?

一昨日の土曜日は、日本にいながら米軍基地内のゴルフ場で18ホールプレーしてきました。米軍関係のゴルフ場でプレーするのは2コース目です。最初のコースは多摩ヒルズで、今回は厚木ゴルフクラブ。米軍基地内はアメリカですから、出入りする時はパスポートが必要。加えて入る時は入国審査のようなものがあり、出る時も出国検査のようなものがありました。

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米軍厚木ゴルフクラブは、コースもさることながら練習場もかなり立派です。17番ホールの横に広々として打ち放しのドライビングレンジ。その脇にはバンカー&アプローチ練習場。もちろん天然芝から打てます。そしてパッティンググリーンが完備。練習場のボールはドル(現金のみ)で買うシステムで、1ドルで数十球打てます(ドリンクの自動販売機は円でした)。多くの日本人ゴルファーも1ドル払って、スタート前に一生懸命ボールを打ってました。

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さて、このスタート前の練習。同じコンペでプレーしているゴルファーのショットを見ていると、「楽に80台が出そう」な人も結構いました。しかし、ホールアウトしてスコアを聞いてみると、スイングの割にスコアが出ていません。シングルに近いスイングをしているのに、スコアを聞いてみると80台後半から90台という人もいました。ボールを打つのはそこそこ上手いのに、スコアが伴っていない人が少なからずいたのです。

 

そこで今回は、「練習場シングルが抜け出せない」「ショットが上手いのに、スコアが今ひとつ良くならない」人の共通点を超私的に書いてみたいと思います。

 

まずはスタート前の練習。スタート前にボールを打つ人を見ていると、「練習場シングル」な人ほど、気持ち良くボールを打っています。そしてナイスショットを打つことに一生懸命です。そして、ノープレッシャーでボールをを打っています。練習場だから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、コースでボールを打つ時と全然違います。その証拠に、スタートホールで練習場と同じ気分でボールを打っている人をまず見たことがありません。

 

練習場シングルな人の共通点 その1

練習場はノープレッシャー
コースに出ると過緊張(プレッシャー)

練習場シングルな人の共通点 その2

練習場では構えてから打つまでの時間が短い
コースでは構えてから打つまでの時間が長い

 

練習場とコースでメンタルの差が大きいと、コースに出た時に力にはミスショットの確率は上がっても、ナイスショットの確率が上がることはまずありません。そして、本人が練習場とコースでメンタルの差があることを自覚していません。たいしたことがないと思うかも知れませんが、実は、これが「練習場シングル」に陥る最大要因なのです。

 

ゴルフの練習はなんのためにするのか?

いいスイングをすること
ナイスショットを打つこと
ボールを飛ばすこと
ボールを真っ直ぐ打つこと

 

これらも大事なことですが、これらだけでは一番肝心なことが抜け落ちています。練習で一番大事なことは、コースでいいスコアが出るようなショットが打てることなんです。
「練習場シングル」と呼ばれている人のほとんどは、プレッシャーがかからない練習場ならばイメージ通りのショットが打てます。しかし、コースに出てプレッシャーがかかると思うようなスイングができなかったり、思うようなショットが打てなくて、スコアメイクに苦労しているのです。

 

コースでいいスコアを出すために必要な練習とは

コースと同じ気分でボールを打つこと
コースに出た時と同じぐらプレッシャーを感じながらボールを打つこと
そしてプレッシャーがかかった時に、どんなショットが出るのかチェックする

 

練習場ならば、ミスショットしてもすぐに次のボールが打てます。これがメンタルの大きな差につながっています。また、練習場にはバンカーも池も、林もありません。これもまたメンタルの大きな差につながっています。しかしながら、想像力を働かせれば、練習場もコースと同じ気分で打てます。演劇ではありませんが、ゴルファーも練習場がコースだと思って演じる(ボールを打つ)ことができません。もちろん最初から上手くいきませんが、強くイメージすれば、メンタルの差を縮めることは十分可能です。

 

練習場シングルから脱出する近道。それは練習場とコースとのメンタル(気分)の差を無くしてしまうこと。練習場で打っている時、スタートホールと同じぐらい緊張し、スタートホールでボールを打つ時ぐらい集中して下さい。そして、スタートホールでは練習場でボールを打つ時と同じメンタル(気分)でサクッとボールを打つ。

 

練習場でもコースでも、「アドレスして構えて打つまでの時間が同じ」になっているかどうかもチェックしてみるのもいいでしょう。練習場シングルを脱出したいなら、スタートホールでもティアップしたらサクッと打てるようになることです~。

 

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6月27日(土)

中越豪 パッティングセミナー

10時開始 (好評なら14時から2回目やります)
参加料8000円

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

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マーク金井ブログ更新しています練習場シングル と自分で言ってる人は、ほんとにシングルとのホントの差を知らないかもしれませんhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12724

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月14日


2015年06月08日雨の日のゴルフでスコアをまとめる極意 実践編

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今週分は6月10日10時に販売開始します

詳しくは このブログとマーク金井ブログをチェックして下さい。必ず事前に告知しています!!

  • 数量限定です
  • 商品のお届けは、一週間前後かかります
  • 転売防止の為お一人様2つまでです

申し訳ありませんがご予約は受け付けておりませんので、この機会にお求めください


 

先週の男子ツアー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」リャン・ウェンチョン選手が(中国)が2位に5打差をつけて逃げ切り優勝。女子ツアー「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」大山志保選手が混戦を抜け出して優勝しました。どちらもテレビは生放送。自宅にいながらリアルタイムで試合を観戦できました。

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写真はGDOより転載 GDOの記事は写真をクリック

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写真はGDOより転載 GDOの記事は写真をクリック

 

そして、米ツアー「メモリアルトーナメント」では初日にトップに立った松山英樹選手が、今日最終日も優勝争いを演じましたが、17番のダブルボギーで脱落。過去、この大会で5回優勝しているタイガー・ウッズは3日目に「85」の大叩き。3日目終わって最下位。タイガーがプロになって以来、最悪のスコアです。バンカーからホームランを打ったり、アプローチでザックリを連発したり、、、信じられないようなミスを連発し、なんと18番ではダブルパーを叩いています。

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写真はGDOより転載 記事は写真をクリック

 

タイガーにとって「85」は信じられないスコアだと思いますが、我々アマチュアも信じられないスコアが出やすいのが雨の日のゴルフです。雨が降るといろんなトラブルに巻き込まれますし、ミスショットも出やすくなります。いつもと同じスイングもさせてくれません。傘を差したり、レインウェアも着ます。視界も悪くなるので、プレーに集中しづらくなります。雨の日はスコアがよくなる要素がほとんどなくて、スコアが悪くなる要素が確実に増えてくるからです。

 

 さて、この雨の日のゴルフ。

 

前回のブログでは雨に「慣れる」ことの重要性について書きました。今回は、実際にプレーする時に、心がけた方がいいことを説明したいと思います。まず心がけてほしことがひとつあります。それは、、、

 

雨の日はスコアが悪くなる!!!!

 

ということを前提にプレーすること。晴れた日と同じことができなから当たり前といえば当たり前なんですが、アマチュアの中には、晴れた日と同じことをやろうとする人が少なからずいます。雨が降ってても、いつもと同じ飛距離を出したい、いつもと同じショットを打ちたい、いつもと同じスコアを出したい。こう思っていると、雨の日のゴルフはものすごく難しくなりますし、いつもと同じことができないのでイライラしながらプレーすることになります。イライラしたら、損するこはあっても得することは絶対ありません。

 

では、雨の日はどんな風にプレーすればいいのか?

 

雨の度合いによっても異なりますが、まず意識して欲しいのは、

雨の日は飛距離が1割落ちる(コースの距離が1割伸びる)
ダフり、ザックリのミスが出やすくなる
バンカーに入れると脱出が難しい
ピン位置は難しい(グリーンの高い所にカップが切られる)

 

晴れた日より飛ばなくて、ミスが出やすくて、そしてピン位置が難しい。普段よりもスコアが悪くなって当然なのが、雨の日のゴルフです。腕前によっても異なりますが、目標スコアは普段よりもハーフ2~3打多く設定してください。これだけでも、ストレスが軽減されますし、イライラする機会も減ります。そして、実際のプレーで心がけたいのは、

 

ティショットは飛ばそうとしない(普段の1割減で100点)
グリーンを狙う時は番手をひとつ上げる
グリーンを狙う時はグリーン中央を目標に定める
クラブを少し短く持つ
アプローチはピッチショットを多用(転がしは距離感がつかみづらい)
バンカーにはできるだけ避ける
ラフに入ったら飛距離を欲張らない(とりあえず前に進む)

そして、カジュアルウオーターの時は救済を受けてドロップする!!!!
(水たまりからショットしない)

 

雨の日は普段よりも飛距離が出ないことに加え、ダフりのミスが出やすくなります。なので、セカンドショットではクラブを少し短く持ち、ハーフトップでもOKなぐらいな感じでショットに臨んだ方がいいでしょう。ちなみにボールの位置はあまり変えないでください。ボール位置を大きく変えるとスイングまで変わってしまうからです。バンカーを徹底的に避けて欲しいのも理由があります。バンカーの砂は水をたくさん吸うと泥になり、ボールが飛びづらくなるからです。加えて、飛ばないのを嫌がるとホームランも出ます。

 

雨の日はとにかく大叩きが出ないようにプレーするのが基本です。ボギーが続くぐらいならば集中力が切れませんが、いきなりトリプルとかダブルパーが出てしまうと、集中力が途切れ、プレーを立て直すことが難しくなるからです。雨の日はとにかく1ホールで叩かないこと。ボギーがパーだと思えるようになれば、雨が降ってもスコアを大きく崩すことを防げます。

 

雨の日は自分だけでなく、すべてのプレーヤーが悪条件になります。ならば悪条件を嫌がってのプレーは損です(笑)。雨に慣れ、悪条件を楽しんだ方が絶対有利です~。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月7日


2015年06月05日なぜゴルフ雑誌のレッスンはプロによって言うことが違うのか!?

昨日は午前中に原稿を1本仕上げ、お昼の新幹線で新神戸に向かいました。向かった先はダンロップゴルフコース。パブリックで手頃な料金だったこともあり、高校生、大学生の頃に何度かプレーさせていただきました。30年ぶりぐらいの再訪ですが、クラブハウスの雰囲気は当時とほとんど変わってません。昔も今も、シンプルな感じで気軽にゴルフを楽しめるゴルフ場です。

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プレーしたのは30年前にプレーした18ホールではなく、30年前はなかったパー3専用コースです。本コースに隣接して作られ、パー3だけで18ホール。最短は52yで最長は136y。距離はそれほど長くありませんが、どのホールも本格的。1ホールづつ林でセパレートされており、隣が気になるホールはひとつもありません。打ち下ろし、打ち上げ、谷越え、池越えとレイアウトは変化に富んでいます。ティショットの精度が求められるホールが多いですし、グリーン周りも起伏や傾斜があります。18ホールをツーサムでプレーしましたが、プレー時間は1時間30分弱。ゴルフの腕を磨くのにはうってつけのコースです。米国ではすでにパー3コースでプロトーナメントが開催されていますが、パー3ならば18ホールでも競技時間は2時間ほど。日本でやるならここでプロトーナメントを開催したくなりました。

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ダンロップゴルフコース par3コース

 

ゴルフを終えて、向かった先は姫路です。新神戸から再び新幹線に乗りましたが、新幹線と言えばゴルフ雑誌。今回も週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフを鞄に入れてます。東京から姫路までは3時間ちょっと。2冊を読むにはちょうどいい時間です。ゴルフダイジェストでのQPさんのシャフトとスイングの因果関係の記事は勉強になりましたし、パーゴルフでのお尻を鍛えて飛距離アップの記事も興味をそそられ一気に読み切りました。

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さて、このゴルフ雑誌。週刊誌は毎週発売ですから、レッスンやギアに関する記事を毎週何本も掲載することになります。そこには様々なプロが、様々なテーマに対して技術的なアドバイスを読者に送り届けています。そして、週刊誌の宿命でもありますが、読者に飽きられないように毎週毎週、記事の切り口を変えてきてます。このため、同じテーマのレッスンでも、プロが変われば言うことがガラッと変わってしまうことが少なからずあります。

 

 そこで今回のテーマは、なぜゴルフ雑誌のレッスンはプロによって言うことが違うのか!?

 

雑誌を出す立場から言えば、答えが全部一緒ならば雑誌を毎週出せなくなります。登場するプロが皆同じ答えならば、レッスンネタはすぐに尽きてしまいます。では、プロは出版社に気遣ってわざと違うことを言っているのか?

 

それも違うと思います。例えば、ドローを打つにしても方法は一つではありません。プロによってドローの打ち方が違いますし、打ち方が違えばアドバイスの内容も変わってきます。ドローを打つ物理のメカニズムは同じでも、その方法論はいくつもあります。方法論が異なれば、同じテーマであっても、プロによって言うことが違ってきます。そして、それらは「どれが正解で、どれが間違い」みたいなことはいえません。すべて正解なのです。

 

加えて、プロによってアドバイスの内容が異なるのにはもうひとつ大きな理由があります。例えば、アドレス。つま先寄りに体重をかけなさいとアドバイスするプロがいるかと思えば、逆に、かかと寄りに体重をかけなさいとアドバイスするプロもいます。どちらのプロの記事を読んでも、その内容に嘘、偽りはありません。そして、この2つの記事を読んだアマチュアは、「一体どちらが正しいのか?」と本当の答えを求めたりします。実際、出版者にはこの手の問い合わせが結構入ってきます。

 

しかし、この場合も「つま先寄り体重」「かかと寄り体重」とも正解です。何故かというと、人間はタイプによって身体の合理的な使い方が異なるからです。つま先寄り体重の方が身体がスムーズにかつバランス良く動く人もいれば、かかと寄り体重の方が身体がスムーズにかつバランス良く動く人もいるからです。

 

どんな人にも共通する動きがありますが、タイプによって適正な動きが変わる場合もあるのです。血液型ではありませんが、人によって適正な動きが変わることもあるから、同じテーマであってもプロによってアドバイスが異なってくるのです。

 

人間の動作をタイプ分けする方法として、最近、4スタンス理論が注目されています。これは人のタイプを4つに分類し、「A1」「A2」「B1」「B2」と呼ばれています。マーク金井は「B2」ですが、このタイプはかかと寄りに体重をかけた方がバランスを保ちやすく、かつ身体の動きがスムーズになるそうです。

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レッシュ・プロジェクトは、廣戸聡一提唱のREASH理論を普及と理論実践者の育成を目指す一般社団法人です。REASH理論を活かした動作の実践をより多くの人に役立てるために『REASHトレーナー』の資格を認証しています。 「5ポイント理論」、「4スタンス理論」など独自の身体理論を体系立てたREASH理論は、ヒトそれぞれの性別、年齢、そして各々の個性など、移ろう身体の特性に応じたケアを実践させるために提唱されました。 みなさんもREASH理論を通じて、自分の身体能力を思う存分発揮させてみませんか!

 

スイング理論はいくつもありますが、理論の前にまずチェックが必要なのは、自分の身体はどのタイプなのかを正しく知ること。そして、アドバイスしているプロは、どのタイプなのかを知っておくことです。例えば、「A1」タイプのプロが、自分に適したアドバイスをゴルフ雑誌で紹介した場合、それが役にたつのは「A1」タイプのアマチュアゴルファー。もしも「B2」タイプのゴルファーがそのアドバイスを鵜呑みにしてしまうと、アドバイスが役に立たない可能性が高くなるのです。

A1(イチロータイプ)

石川遼, 片山晋呉, 矢野東, 松山英樹, 江連忠, 近藤共弘, 古閑美保, 上田桃子, 木戸愛, 富山聡, 黄重坤, 犬井潔, 河野高明, 陳清波
Adam Scott, Vijay Singh, Greg Norman, Nick Faldo,  Karrie Webb, Johnny Miller, Sang-Moon Bae, I.J.Chang, Mike Bennett, David Leadbetter

 

A2(王貞治タイプ)

中嶋常幸, 倉本昌弘, 伊沢利光, 谷口徹, 宮里藍, 宮里聖志, 宮里優作, 渡辺司, 久保谷健一, 谷昭範, 松村道央, 山下浩和, 東尾理子, 申智愛, 全美貞, 佐藤精一, 内藤雄士
Tiger Woods, Annika Sorenstam, Ben Hogan, Arnold Palmer, Curtis Strange, Michelle Wie, Han Lee, Henri Reis, Brian Mogg, Kevin Smeltz, Brendan Jones, K.J.Choi, S.K.ホ

 

B1(長嶋茂雄タイプ)

青木功, 横田真一, 藤田寛之, 手嶋多一, 有村智恵, 不動裕理, 岡本綾子, 馬場ゆかり, 今田竜二, 深堀圭一郎, 高橋勝成, 牧野裕, 安田春雄, 武市悦宏, 立山光弘, すし石垣, 小山内護, 河井博大, 増田伸洋, 中井学, 羽川豊
Luke Donald, Rory McIlroy, Darren Clarke, Jim Furyk, Lee Westwood, Sergio Garcia, Seve Ballesteros, Byron Nelson, John Daly, David Duval

 

B2(松井秀喜タイプ)

ジャンボ尾崎, 尾崎健夫, 尾崎直道, 池田勇太, 丸山茂樹, 横峯さくら, 諸見里しのぶ, 横尾要, 田中秀道, 宮本勝昌, 中村寅吉, 杉原輝雄, 杉本英世, 坂田信弘, 川岸良兼, 室田淳, 飯合肇, 須貝昇, 湯原信光, 丸山大輔, 小田龍一, 佐藤信人, 鈴木亨, 甲斐慎太郎, 今野康晴, 薗田峻輔, 武藤俊憲, 富田雅哉, 西野貴治, 河野晃一郎
Jack Nicklaus, Tom Watson, Phil Mickelson, Ernie Else, Fred Couples, Retief Goosen, Sam Snead, Jose Maria Olazabal, Matt Kuchar

アナライズではいろんなセミナーを開催していますが、最近はこの4スタンス理論のセミナーを定期的に開催しています。ゴルファーはスイング理論を学ぶことも大事ですが、その前に、自分の身体がどんなタイプを正しく知っておくことが大事だからです。そして、自分のタイプが分かれば、どのプロのアドバイスが自分に役立つかもおのずと分かってくるのです〜。

 

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6月7日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始  まだ間に合います!ぜひご参加ください

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

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マーク金井ブログ更新しています4スタンスセミナー6/7にやりますよ 是非ご参加くださいhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12636

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月4日