マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2017年01月01日超私的な新年の提案、冬場の3ヶ月で上達するとっておきの方法とは!?


新年明けましておめでとうございます。皆様にとって2017年が良き年になりますように心からお祈り申し上げます。

年末年始は地元大阪で過ごしております。マーク金井は25歳まで大阪で過ごし、大学を7年かけて卒業後、ほんの半年ほど米国滞在。1985年から東京で仕事を始めて今に至っています。気がつけば、今年で32年目の東京暮らし。今では東京の方が居心地が良く、大阪がアウェイになっています。納豆はいまだに食することはできませんが、うどんよりも蕎麦を食べることが多くなりました。

ゴルフは中学2年くらいから始め、今に至っています。ゴルフ歴は40年を超えていますが、昨年は生まれて初めてオフシーズンを作りました。1月から3月まで1度もコースに出てませんが、ゴルフはいい感じでした。オフシーズンの間はスノボ三昧のおかげで体幹、そしてバランス感覚を養うことができたからです。もちろん神田のスタジオではクラブを試打してますし、ゴルフの竪琴を振ったりボールも打ちます。オフというのはコースにまったく出ないという意味です。

 

さて、この冬場の時期。ブルブル震えながら凍ったグリーンでプレーするのも大いにアリですが、いいスコアを出すのはかなり厳しいと思います。プロでも夏場に比べると3打ぐらい悪くなるといいます。理由は単純、夏場に比べると冬場の方が距離が出ませんし、グリーンが凍っているとナイスショットしてもボールを止めることが難しくなるからです。

では、冬場のこの時期はどんな風にプレーするのがいいのか?

 

超私的にお勧めしたいのが、「冬場は夏場の練習ラウンド」。コース出て、ラウンド中に練習してみるのです。練習というのはコースで複数球打つことではありません。打つボールは普段と同じく1球だけ。1球だけしか打てない中で、スコアを求めるのではなくて、いろんなことを試しながらプレー(練習)するのです。

 

では、コースでどんな練習をすると、スコアアップにつながる練習になるのか?

 

ヒントは普段とまったく違うことをやることです。コースに出るとアマチュアのゴルファーの多くは、、、

  • 飛ばしたい
  • 乗せたい
  • 入れたい
  • まっすぐ打ちたい

という気持ちが強いはず。飛ばして、乗せて、入れればいいスコアが出ると思っていますし、加えてまっすぐ打ちたい(曲げたなく)という意識が強いはずです。なので、冬場にコースで練習する時は、

  • 飛ばさない
  • 乗せない
  • 入れない
  • 曲げて打つ

ということを強く意識しながらプレーしてみてください。ティショットは飛ばさない、セカンドは乗せない、パットは入れない。どのショットも曲げて打つ(まっすぐ打たない)。
練習場ならともかく、コースに出てこんなことを考えてプレーするのはかなり勇気が必要です。なぜなら、こんなことをしたら、、、、、スコアがますます悪くなってしまうと思うからです。

 

もちろん普通に考えれば、わざと損する方を選択するわけですから、いいスコアは出づらくなります。しかしながら、気分はどうでしょう。寒さでブルブル震えるスタートホールを思い浮かべてください。この場面で、ティショットで250ヤード飛ばそうとするのは至難の業。対して、ドライバーや3Wで150ヤードでいいと思うとどうでしょう。寒くて厚着してても150ヤードならば、かなりというか相当気楽になるはずです。

 

 

セカンドショットもしかり。乗せようとするからゴルフは難しくなります。例えば、セカンドで150ヤード残った場合、グリーン手前にわざと刻もうとすれば、かなり気楽になるはず。

パットもしかり。入れることよりも、どれぐらいの距離を打つかだけに集中すればストロークがスムーズになります。例えば、ツルツルで速いグリーンならば「カップの手前1センチに止める」ことを意識してプレーしてみてください。結果的に入るのは全然かまいません。パターを打つ時、入れることよりも、1センチ手前に止めることに集中してストロークするのです。

 

そしてスライスやフックに悩んでいるならば、コースに出た時、スライサーならばどスライスを打つ。フッカーならばチーピンを打つつもりでプレーしてみましょう。そんなことをしたら、はちゃめちゃになると思うかもしれませんが、最初から球を曲げようと考えていれば、狙い方も変わってきます。例えば、ティショットでわざと30ヤードスライスをかけたりフックをかけたりするつもりでティグラウンドに立てば、おのずの狙い所も見えてくるはずです。

 

もちろん、飛ばさない、乗せない、入れない、まっすぐ打たないでプレーした場合、パーを取る可能性はほとんどありません。なのですべてのホールはボギーを目標にし、ボギーをパーだと思ってプレーします。パー72のコースであれば、ボギーペースの90がパープレーです。そしてスコアも大事ですが、

 

 

この練習では、わざと損することを選択することで、ゴルフの本質を学んで欲しいのです。

 

90を狙って、90をちゃんと出す。難しく考える必要はありません。年間平均スコアとかをつけてしまうと、こんな遊びのゴルフはできません。もしも年間平均スコアとかつけているのであれば、ショートコースでこんな遊びのゴルフをしてみてください。

 

平均スコアを良くすることも大事ですし、ラウンド回数が少ないゴルファーにとってはコースで練習するのはもったいない感じがするかと思います。しかしながら、コースで練習することは、練習場に10回通うことよりも学ぶことが多いのも事実なんです~。

 

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2016年12月12日超私的な考察、なぜゴルフは「構えた時」に体の向きが狂いやすいのか!?

寒くなってくると欠かせないのがパッチです。パッチとは関東では股引(ももひき)とも言われてますが、正式名称は「アンダータイツ」のことです。パッチをはくと関西では「おじん臭い」と言われたりもしますが、履くと履かないとでは大違い。一度履いてしまうと、3月下旬までは欠かせない保温アイテムになります。

 

パッチが大好きなマーク金井ですが、今シーズンはパッチを履いても保温効果が高くありません。なぜかと言うと、パッチと靴下の間に生足の露出が数センチあるからです。今どきの靴下はくるぶし丈のショートソックスが主流。お洒落番長の石川遼プロも日本シリーズではネックウオーマーをしているのに、靴下はくるぶし丈でした。このくるぶし丈のおかげでパッチを履いているにもかかかわらず、冷えて足元がスースーするのです(笑)

 

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ちなみにスノボの時は、ロングソックスを履いてます。ゴルフと違ってスノボの靴はブーツなので、生足だと心地良くないからです。そしてパッチを履いてロングソックスを履くと、膝下が2枚重ねになるので足元の保温効果も増してきます。ゴルフでも冬場はロングソックスの方が断然いいですね。

 

吐く息が白くなってくるとパッチを履き、パッチを履くとスノボに行きたくなってウズウズしてますが、今年の目標はグーフィー(フェイキー)で2級のバッジテスト合格です。昨シーズンレギュラー(左足前)で1級合格できたので、今年はグーフィーの滑りにチャレンジします。

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↑のイラストは↓こちらのサイトより転載させていただきました

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さて、このスノボですが、実はスタンスの向きが逆になると、途端に滑りづらくなるのです。利き足を使えないからというのもありますが、実はもっと大きな問題なのが視界。
スキーと違ってスノボは横乗り。滑る方向に対して体は正対してないため、側方視界で空間を把握しながら滑ります。このため、レギュラースタンスの時に見える景色と、グーフィースタンスの時に見える景色がまったく違うんです。この目に入る景色の違いが滑りに大きく影響するのです。極端な話、スノボで足の向きを変えたら、同じ景色が同じ景色に見えません。スノボをやっていると、いかに目からの情報が大事なのか思い知らされます。

 

 実は、この側方視界というのはゴルフにも当てはまるのです。

 

ゴルフも目標に対して正面を向いて構えません。スノボと同じで、右打ちの場合はアドレスした時、目標は左側方。側方視界で空間を把握しながらボールを打つことになります。ゴルフでは「目標に対して真っ直ぐ向くのが難しい」と言われますが、難しいのは目標に正対して構えてないからです。

 

 

ボールの後ろに立って目標を確認しているにも関わらず、アドレス時には「目標よりも右を向く」というアマチュアが少なからずいますが、これは正面視界と側方視界の違いを理解していないからだと思います。正面(ボール後方)から見える景色と、側方(アドレス)から見える景色は違います。真っ直ぐ構えるためには、ボールの前方にスパッと(目印)を作ることも大事ですが、それよりももっと大事なことは、目標に対して真っ直ぐ構えた時(アドレス時)の側方視界がどんなものかを知っておくことが大事です。

 

 インターネットでは、同一レングスアイアンを使うB・デシャンボーがサイドサドルでパッティングしているのが話題になっていますが、サイドサドルはアドレスで目標(カップ)に対して正対してます。この方が目標を正確に把握できます。目標に対してフェースを向けること、そして目標に対してストロークしやすいメリットはあります。デシャンボーがサイドサドルでパットを入れまくれば、かつての長尺パターのように、ツアープロでやり始める人が増えるでしょう。そして、サイドサドルが圧倒的に有利になるのが判明すれば、サイドサドルでパットするのはルール違反になる可能性も出てくるでしょう。

 

側方視界をチェックするのに役立つのは練習場です。練習場の一番左端打席でアドレスして下さい。背中側のネットが気になって狙いよりも右を向きやすくなります。逆もしかり、練習場の右端打席でアドレスしてみて下さい。正面にネットがあるのが気になって狙いよりも左を向きやすくなるはずです。

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目標に正しく構えられたらからと言ってナイスショットの保証はありませんが、自分がどこを向いているのか分らないままボールを打つと、スイングにも少なからず悪影響が出ます。まずは自分はどこを向いているのかを客観的に把握して下さい。そして右を向く癖がある人は、慣れ親しんだ側方視界と決別する勇気が必要です。真っ直ぐ向くために本当に必要なのは、真っ直ぐ向いた時に見える側方視界に慣れ親しむことです~。

 

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2016年12月11日超私的な考察、練習場でアイアンの距離感を養うことの難しさとは!?

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12月もあっという間に10日が過ぎました。気がついたら、今年も残り3週間を切っています。これからゴルフには厳しい季節になりますが、スキー、スノボの季節がいよいよ到来。スノボを本格的にやるまでは「寒さ」とか「雪」はからっきし苦手でしたが、スノボをやるようになってからは、「寒さ」と「雪」が好きになりました。寒い方が、スキー場のゲレンデコンディションが良くなるからです(笑)

 

毎年お世話になっている上越新幹線で行くスノボ、今シーズンのJR SKISKIのキャッチコピーは、「冬が胸に来た」。コピーに「雪」の文字が入ってません。少しもやっとしますが、雪が入っていないのは、恐らく大人の事情があったのでしょう。

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さて、大人の事情と言えば、ゴルフ界にもいくつか大人の事情があります。

 

例えば、練習場のゴルフボール。普段プレーするのと違って練習場のゴルフボール、いわゆるレンジボールは飛距離が出ません。耐久性を重視しているからと思いますが、大体、市販されているゴルフボールと比べると、1割ぐらい飛びません。ユピテルなどのレーダー式計測機器でレンジボールのボール初速を測ってみても、飛距離に換算すると1割ぐらいダウンします(スピン量も市販ボールとレンジボールでは異なることが少なからずあったりします)。

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このため、練習場もレンジボールに合わせて、飛距離の看板を設置しています。

 

例えば、100ヤードの表示板が設置している場所は、打席から100ヤードの地点ではなく、打席から90ヤード前後の地点に設置されています。ブッシュネル(レーザー式距離測定器)で計測してみても、ほとんどの練習場は100ヤードの看板位置までの実際の距離は90ヤード前後です。

 

ボールが飛ばないから、飛ばない分だけ表示距離の看板を少し手前に設置する。これは理に叶っていると言えば理に叶っています。10%の誤差をキャリブレーション(調整)しているわけですが、ゴルファーにとっては打った時の感触とボールが飛んだ距離とをすり合わせられます。

 

ただし、ひとつだけ問題点があります。それは、目で観た距離感を養いづらくなる点です。例えば、100ヤードまでの距離はどこでも100y。練習場でもコースでも100ヤードの距離は同じです。100ヤード先の景色に見慣れることで、「ここからピンまでは100ヤードなんだな」という経験値が生まれます。マーク金井はラウンドでレーザー距離計測器のブッシュネルを欠かさず使っていますが、これはピンまでの距離を測ると同時に、ピンまでの距離と実際に目で感じる距離をすり合わせるのに使っています。これによって、ブッシュネルを使わない時(使えない時)でも、目で見た時の距離の精度を高められるからです。

 

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しかし、練習場では90ヤードの位置に100ヤードの看板があります。練習場で100ヤードの練習をすればするほど、「90ヤード先の景色を100ヤードの景色」として認識してしまう(勘違いしてしまう)のです。そして、練習場で90ヤードの先の景色を100ヤードだと認識してしまうと、コースに出た時に、、、

 

100ヤードが妙に遠くに感じたり
100ヤードが110ヤードに感じてしまう恐れがあります。

 

練習場とコースとでは見える景色が全然違いますが、1割の距離のズレは決して小さくありません。この1割のズレがある人とない人を比較すれば、前者の方が距離感をミスジャッジしやすくなると言わざるをえないでしょう。

 

「目は口ほどにものを言う」ではありませんが、コースでプレーする機会よりも練習場でボールを打つ機会の方が多いと、練習場で見える景色、見える距離の方が馴染んでくると思います。距離感のズレを防ぐならば、練習場でもレーザー式距離測定器を持っていき、実際の距離を測ることをお勧めしたいです。ちなみにマーク金井はキャディバッグのポケットの中にブッシュネルを入れてるので、初めて行く練習場では、打つ前に距離表示板までの距離を必ず計測しています~。
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2016年12月07日超私的な提案、インサイド・アウト軌道を矯正するコツとは!?

 

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先週は国内男子ツアー最終戦「JTカップ 日本シリーズ」が行われ、そして昨日までは来シーズンのJGTOツアー出場権をかけてQTファイナルが白山ヴィレッジで行われてました。QTファイナルは通常のツアーよりも過酷で6日間競技。最初の4日間でスコアが悪い選手はカットが入るというなんとも厳しい戦いです。

そのQTファイナルですが、嬉しい知らせが入りました。MMT9にも出場いただいている永松宏之プロが3位タイでフィニッシュ。スコアはなんと23アンダー。これで来シーズンのツアー前半戦の出場権を手に入れました。永松プロとはMMT9でも一緒にプレーしたことがありますが、フェードボールで300ヤード飛ばしてきまし。赤羽の10番ホールもティショットでグリーンオーバーするロングヒッター。それでいて、得意クラブはパター。昨年のチャレンジツアー、エリートグリップでも2日目に61のビッグスコアを出しており、爆発力がある選手です。

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さて、今日のエントリーも前々回、前回のつづきです。販売再開したプレーンくんの使い方についてです。

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ゴルフスイングのガイドラインとなるプレーン(シャフトプレーン)は傾いた円です。プレーンは垂直でもなければ水平でもありません。クラブによっても角度は変わりますが、斜めです。プレーンくんはこの斜めの円を視覚化してくれ、なおかつガイドラインにもなってくれます。

 

 

片山プロもスターと前の練習で欠かさずやってますが、このプレーンくんを右足前ぐらいにセットすると、インサイド・アウト軌道(インから下ろし過ぎる)になるのを矯正できます。「プレーンくん」を右足前に置くと、インサイド・アウト軌道になりすぎていると、ヘッドが「プレーンくん」に当たってしまいます。ダウンスイング後半でヘッドを「プレーンくん」に当てないように心がけることで、インサイド・アウト軌道(インから下ろし過ぎる)を矯正できます。加えて、アドレス時に「プレーンくん」が目に入れば、視覚効果としてもインサイド・アウト軌道(インサイドから下ろし過ぎる)を矯正できます。

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ただし、ここで注意してほしいことがあります。手先の動きだけでヘッドの軌道を修正するのは好ましくありません。インサイド・アウト軌道になり過ぎているのを矯正するためには、「インサイド・アウト軌道」を誘発している動きを矯正する必要があります。

 

では、なにが「インサイド・アウト軌道」を誘発しているのか?

 

インサイド・アウト軌道になっている場合、大きくは2つの要因があります。ひとつはダウンスイングでのシャフトの角度。ダウンスイング後半でシャフトが寝過ぎてしまうと、ヘッドがプレーンよりもインサイド側に回り込みます。結果、ヘッドがプレーンよりも下にいるために、ヘッドはインサイド・アウト方向にしか動かせなくなるのです。このヘッドがプレーンよりも下に垂れているのを矯正できれば、インサイド・アウト過ぎる軌道を矯正できます。

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具体的に言うと、ダウンスイング後半でシャフトを寝かせすぎない(ヘッドがプレーンよりも下に垂れる)の矯正するコツは、「左手は下、右手は上」を意識すること。もうひとつは、左手を体に引きつけ、右手を伸ばしながらクラブを前に振り出すことを意識することです。インサイド・アウト軌道になっている人の場合、ヘッドをプレーンに近づけるという感覚というのは、ヘッドを早く体の前に振り出すという感じが必要です。アウトサイド・イン軌道の人とは逆で、ヘッドが背中側にいる時間が短くなってくれば、ヘッドはプレーンに沿って下ろせるようになってききます。

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「左手は下、右手は上」の感覚を養うには、「ゴルフの竪琴」で素振りをするのが一番効果的です。「ゴルフの竪琴」はアドレス時にすでに両手が離れていますので、「左手は下、右手は上」の感覚でスイングすることはどんなことかすぐにつかめます。ツアープロの間でもゴルフの竪琴使用者は多いですが、プロでも調子が悪くなると、ダウンスイングで右手が下になりやすいのです。

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左手を体に引きつけ、右手を伸ばしながらヘッドを前に振り出す。この感覚をやしなうには、以下のドリルがお勧めです。棒やゴルフクラブを用意したら、グリップエンドをみぞおちにくっつけ、左手はグリップエンド側を握り、右手はピンと伸びる位置に握って下さい。アドレス時には左腕は極端に短い状態(ヒジが曲がった状態)、右腕は極端に長い状態にします。

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そして、テークバックではグリップエンドを体から離し、左腕を伸ばして、右腕を短くします(右ひじをたたむ)。いわゆるゴルフのトップを作って下さい。ダウンスイングでは、再び、グリップエンドがみぞおちにくっつくように、左腕を縮め、右腕を伸ばします。構えた状態に戻すのです。

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ダウンスイングで伸びた左腕を縮め、右腕を伸ばすと、その動きにつられて棒の先端は体の前に振り出されます。この時、棒の先端はオンプレーンに沿って動きます。絶対にプレーンよりも下に垂れ下がりません。

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実際のスイングでも動きは同じです。ダウンスイングで両手が同じ方向に動くほどに、
ヘッドはプレーンよりも下に垂れ下がり、インサイド・アウト軌道になってきます。逆に、
このドリルように両手が動く方向が異なってくると、ヘッドはプレーンに沿って動き、インサイド・アウト軌道(インサイドから下ろし過ぎる)にもならなくなるのです。プレーンくんを設置していても、プレーンくんに当たらないでインパクトを迎えられます。

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プレーンくんはヘッド軌道のガイドライン、オンプレーンに振るためのガイドラインになりますが、プレーンくんに当てないように心がけるだけでは、手先だけでヘッド軌道を修正する危険性があります。これでは本末転倒ですので止めて下さい~。

 

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この機会に是非!!


国内男子ツアー最終戦「JTカップ 日本シリーズ」は韓国の朴相賢プロが、最終18番ホールで劇的なチップインを決めて優勝。3日目を終えて、トップに立っていた小平智プロは最終ホールでボギーを叩き、1打及ばず2位となりました。そして、今年の賞金王に輝いたのは池田勇太プロ。今シーズはツアー3勝を上げ、世界ランクも50位以内につけています。これで来年のマスターズにも出場できます。

日本シリーズで熱戦が繰り広げている最中、ホームグラウンドの赤羽GCを担ぎセルフで18ホールプレ-してきました。普段は9ホールしかプレーしないので、18ホールは長丁場。終わった直後、椅子に座っていたら両脚太もも裏側をつってしまいました(笑)

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ふくらはぎがつるのも辛いですが、太もも裏側をつってしまうのはもっと辛いです。太もも裏側を釣ってしまうと歩けないだけでなく、立ち上がることもできません。まるで金縛りにあったみたいな感じです。

 

さて、今日のエントリーは前回のつづきです。販売再開したプレーンくんの使い方についてです。

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ゴルフスイングのガイドラインとなるプレーン(シャフトプレーン)は傾いた円です。プレーンは垂直でもなければ水平でもありません。クラブによっても角度は変わりますが、斜めです。プレーンくんはこの斜めの円を視覚化してくれ、なおかつガイドラインにもなってくれます。

 

このプレーンくんを左足前ぐらいにセットすると、アウトサイド・イン軌道(カット打ち)も「プレーンくん」で矯正できます。「プレーンくん」を左足前に置くと、アウトサイド・イン軌道になりすぎていると、ヘッドが「プレーンくん」に当たってしまいます。フォローでヘッドを「プレーンくん」に当てないように心がけることで、アウトサイド・イン軌道(カット打ち)を矯正できます。加えて、アドレス時に「プレーンくん」が目に入れば、視覚効果としてもアウトサイド・イン(カット打ち)を矯正できます。

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ただし、ここで注意してほしいことがあります。手先の動きだけでヘッドの軌道を修正するのは好ましくありません。アウトサイド・イン軌道になり過ぎているのを矯正するためには、「アウトサイド・イン軌道」を誘発している動きを矯正する必要があります。

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では、何が「アウトサイド・イン軌道」を誘発しているのか?

 

アウトサイド・イン軌道になっている場合、大きくは2つの要因があります。ひとつはトップからダウンの切り返し。切り返しで肩(身体)の開きが早いと、クラブがアウトサイド側に回り込みます。正確に言うと、ヘッドがプレーンよりもアウトサイド側に動いています。このアウトサイド側にヘッドが動くの矯正できれば、アウトサイド・イン過ぎるのを矯正できます。

 

具体的に言うと、トップからダウンの切り返しで左肩を開かないこと、もうひとつのポイントはヘッドをプレーンに近づけるように心がけることです。ヘッドをプレーンに近づけるという感覚というのは、ヘッドを背中側に倒す、シャフトを寝かせるという感じでもいいです。とにかくヘッドが背中側にいた状態でダウンスイングして下さい。ヘッドが背中側にいる時間が長くなってくれば、アウトサイド側ではなく、インサイド側(正確にはオンプレーン)でクラブを下ろせるようになってきます。

 

もうひとつのポイントはアドレスで思い切りフェースを閉じて下さい。

 

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アウトサイド・イン軌道になっている人の多くは、スライス弾道になっています。ボールがスライスする(右に曲がる)のが嫌だから、ボールを捕まえようとしてヘッドの軌道がアウトサイド・インになっています。言い替えると、アドレスで思い切りフェースを閉じておけば、インパクトでもフェースが開きづらくなります。フェースが開きづらくなってくればボールが捕まります。ボールが捕まるようにになってくればアウトサイド・インに振る必要がなくなるので、アウトサイド・イン軌道が解消されてきます。フェースを閉じる目安は15度以上フェースを左に向け、それからグリップして下さい。

 

プレーンくんはヘッド軌道のガイドライン、オンプレーンに振るためのガイドラインになりますが、プレーンくんに当てないように心がけるだけでは、手先だけでヘッド軌道を修正する危険性があります。これでは本末転倒ですので止めて下さい。次回は、インサイド・アウト軌道になりすぎるのを矯正する方法について説明しましょう~。

 

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今回色は赤のみです(写真と違いますが・・)

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