マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2017年04月16日なぜ水平打ちをするとボールではなく、ボール下のパイロンを叩いてしまうのか!?

昨日は今シーズン3度目の18ホールプレーをしてきました。場所は飯能くすの樹CC(埼玉県)。名前はくすの樹ですが、桜が至る所に咲いている素敵なゴルフ場です。ちょうど機能が散る寸前の満開。ホールによってはグリーンが桜の花びらだらけのところもあったりして、存分に花見を楽しむことができました。

 

コースはアウトが全体的にフラットで、インは起伏に飛んだホールが続きます。どちらもベントのワングリーンは巨大で奥行き50ヤードを超えるグリーンもいくつかありました。加えて、2段3段グリーン、ポテトチップスのような起伏があり、普段平坦な高麗グリーンに慣れている人間にとっては、かなりシビアでした。今年初めてパー4でワンオンし、今年初めて4パットしました(笑)。

 

さて、この時期はまだゴルフよりもスノボの回数の方が多いですが、その割にはドライバーショット、アイアンショットとも安定しています。昨日のラウンドでも隣のホールまで曲がるようなショットは1発もありませんでしたし、ティショットに関しては、飛距離も方向性も安定してました。ボールはほとんど打ってませんが、好調を維持できているのは、神田のスタジオで、オンプレーンセミナーを定期的に実施しているからです。

セミナーではいろんなやり方でオンプレーンなスイングをデモンストレーションしていますが、ます最初にやっているのが水平打ちです。FBで何度もアップしていますが、胸の高さぐらいにティアップしたボールを、ボールだけクリーンに打ちます。

 

水平打ち(水平振り)はセミナー受講者にも必ずやってもらいますが、ほとんどの参加社はボールを打つつもりでスイングしているにもかかわらず、ボールのはるか下側のティを叩き、ボールではなくてボールの下に置いてあるパイロンを「パコーン」と小気味よく飛ばします。だからでしょう。水平打ちはボールを打つのではなく、ボールしたのパイロンを飛ばす練習だと勘違いしている人もいます。

さて、この水平打ち。

 

セミナー受講者がボール下のパイロンを飛ばしてしまうのは、ダウンスイングでクラブヘッドがプレーンよりも下、いわゆるアンダー星人になっています。そして、自分がアンダー星人になっている自覚がないから、パイロンが飛ぶと「えっ、どうして?」と、困惑してしまっています。

 

水平打ちは2回やってもらいますが、セミナー受講者の多くは、2回目もパイロンを飛ばします。ボールがイメージよりもヘッドが下を通過しているのが分かり、そうならないように注意しているにもかかわらず、同じミス(同じ過ち)を繰り返すのです。

 

対して、この水平打ちをプロゴルファーやハンデ5以下の人にやってもらうと、最初はボール下のパイロンを叩く人もいます。しかしながら、パイロンを叩くや「なるほど~」「マークさん、面白いこと考えるねぇ」と言い、2球目になればパイロンは叩きません。ボールをクリーンに打ちます。もちろん、マーク金井もセミナー講師をやっているわけですから、ボール下のパイロンを叩くことはありません。ボールだけをクリーンに打つ事ができます。

 

では、なぜアマチュアの多くは分っていても、何度も水平打ちでボール下のパイロンを叩いてしまうのか?

 

プロでも1球目はパイロンを叩きますが、これには理由があります。地面の上でボールを打つ時よりも水平打ちの時の方が、ダウンスイングでヘッドが下がる力が強く働くからです。普通にアドレスした時に比べると、水平打ちでは腕を伸ばし、シャフトも水平に近くなります。このため、重力の力で普段よりもヘッドが下がる力が強く働きます。加えて、スイングしてスピードが付くと、ますます外力(重力)が強く働き、スイング中にヘッドの重みが増すために、ヘッドが下がる(ヘッドがプレーンよりも下に位置する)方向に動いてしまうのです。プロでも1球目ではパイロンを叩くのは、このヘッドが下がる力が想像以上に大きいからです。

 

ただし、プロやハンデ5下の人達は、同じミスは2度繰り返しません。ヘッドが下がる力が強くなった時、「どうすればヘッドが下がるを防げるのか」の仕組み(理屈)を知っているから、2発目になると軌道修正が働いてボールだけクリーンに打てるのです。

 

対して、アマチュアゴルファーの多くは何回やってもボール下のパイロンを叩き続けます。本人はヘッドが下がらないように意識しながらスイングしているにも関わらず、、、

 

察しのいい人はもうお分かりでしょう。水平打ちでパイロンを叩き続ける人は、ヘッドが下がらないように振ってもヘッドが下がってしまうのです。ヘッドを下げない仕組み(理屈)を知らないから、修正方法を間違っているから、修正動作を入れてもパイロンを叩いてしまうのです。

 

 ゴルフスイングにはタネと仕掛けがあり、オンプレーンに振るためにもタネと仕掛けがあるのです。そして、このタネと仕掛けというのは、ボールを沢山打っても会得できる確率は非常に低いのです。

 

そして、ゴルフはオンプレーンに振れていなくてもナイスショットが出ますし、ホールインワンも出ます。これもまた、オンプレーンに振るためのタネと仕掛けを会得しづらい要因になっているのです~。

 

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2017年03月19日超私的な考察、なぜアマチュアゴルファーは我流だと悪い癖が付きやすいのか!?

一昨日の金曜日は、今シーズン22回目の早朝スノボに行ってきました。スノボシーズンもいよいよ終盤に迫ってきていますが、今年は昨年に比べて降雪量が多いのでまだまだ滑りに行けます。4年目のシーズンの目標はバックサイドのターンの精度を上げることですが、一昨日もひたすらバックサイドを練習しました。練習ではビデオを積極的に使い、自分の感覚と実際の動作のズレをかなり細かくチェックしています。ゴルフスイングでもそうですが、感覚だけに頼ってしまうと「やりたい動きと、実際にやっている動き」に大きなズレが生じやすいし、そのズレを感じ取ることができないからです。

そしてズレと言えば、アナライズの「オンプレーンセミナー」では参加者にこれでもかってぐらい、自分のイメージと実際のスイングのズレを感じてもらっています。昨日も水平振り(胸の高さにあるボールを打つ)をしてもらいましたが、ボールだけを正しく捕らえることが出来た人はひとりもいません。ほとんどの受講者はボールではなくて、ボール下のパイロンをこれでもかってぐらい叩いて飛ばしています。この水平振りは2回やってもらうのですが、2回目で修正してボールだけを打てる人はほとんどいません。受講者の中には、修正しているつもりなのに、実際は2回目の方がインパクトでヘッドがさらに下がってしまいます。

 では、なぜセミナー受講者はボールではなくてボール下のパイロンを気持ち良く打ってしまうのか? ぜは、なぜ受講者はパイロンを打った直後にスイングした時も(自分では修正してスイングしているはずなのに)、続けてパイロンを打ってしまうのか?

 

修正方法に問題があるから続けて同じミスを繰り返すわけですが、パイロンを打ってしまう本人は、「パイロンを打たないように、ボールだけで打つ」方法を探ってスイングしています。客観的に見て正しい選択をしているという意味ではありません。あくまで本人にとって正しい選択をしているのです。

 

 スノボでも同じで、生まれて初めてスノボをする人、スノボ経験が浅い人ほど、立った瞬間に転んだり、少し進んだだけですぐに転んでしまいます。しかしながら、転んでしまう人を見ていると、「本人は転ばないようにしている」方法を選択しているのです。

 

どちらにも共通していることは、本人は正しい選択をしているつもりなのに、実際は誤った選択をしている。誤った選択をしているから、結果が改善されないし、同じ失敗を繰り返してしまうのです。スノボもゴルフも上達が難しいのは、この「負のスパイラル」が出やすいからに他なりません。

 

加えて、ゴルフもスノボも我流で練習している人ほど、本来の動作からかけはなれたフォームになっています。いわゆる悪い癖、変な癖が付いてしまいます。例えば、ゴルフならばインパク直後に左ヒジが引けたり(左ヒジが曲がったり)、すくい打ちになったり、トップで左ヒジがぐにゃりと曲がったり、アウトサイド・インのカット打ちになったりしている人がいます。

これらの悪い癖は、誰が見ても悪い癖に見えます。スマホで自撮りして自分のスイングがそうなっていたとしたら、「なんだこりゃ」、自分のイメージしているスイングと全然違うと思うはずです。

 

では、これらの悪い癖は、「本人がわざと悪い動作をしようとしている」のかと言えば、そうではありません。わざとインパク直後に左ひじを引く人はいませんし、わざとすくい打ちする人もいません。バンカーショットやアプローチを除き、わざとカット打ちする人もいません。悪い癖、変な癖がついてしまうのは、「自分では良かれと思った選択」をした結果生じているのです。我流な打ち方をしている人ほど、自分では北海道に向かっているつもりなのに、実際に車が進んでいる方向は九州になっているのです。

 

では、我流なアマチュアゴルファーは、自分では正しい選択をしているのに、実際は間違った選択をしてしまうのでしょうか?

 

スノボもゴルフスイングも、正しい動作というのは、日常生活の動作とかなりかけ離れているからだと思います。そして、どちらも道具が動作に与える影響が強いからだと思います。スノボもゴルフクラブも何もしなければ道具はじっとしていますが、いざ動作が始まると、道具が発生するエネルギーが大きくなります。そして道具の動きをコントロールするのが難しいがために、我流な人ほど本人の意識(気持ち)とは裏腹な選択をさせられていると思います。例えば、インパク直後に左ひじが引けてしまう人の場合も、その動作を必要に迫られて「させられている」のです。

 

スノボもゴルフスイングも、正しい動作をするには練習が必要ですが、その前にやるべきことは、自分が選択している動作が、客観的に見て正しい選択をしているのかどうかをチェックする必要があります。オンプレーンセミナーでやっている水平打ちもそのひとつですし、ひざ立ち打ちもそのひとつです。

 

練習しても上達しないと嘆くアマチュアゴルファー、悪い癖を直そうと思っても治らないで苦労しているアマチュアゴルファーが少なからずいますが、そこから抜け出す確実な方法は、自分の選択していることが間違っているという体験をリアルにすることです。癖を治すことは、それからでも決して遅くないのです~。

 

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2017年03月10日超私的な考察、正しいリストターンと間違ったリストターンはどこが違うのか!?

3月に入ると日の出の時間が早くなり、関東エリアも6時前には空が明るくなっています。昨日は今シーズン20回目の早朝スノボでしたが、家を出る頃(6時前)にはすでにお日様が出ています。日の出が早くなるのにつれて、今シーズンのスノボが終わりに近づいているのをじわじわ感じている次第です。このペースで行けば、今年はあと8回ぐらい滑ってスノボはシーズンオフになりそうな感じです。

マーク金井はほとんど1人でスノボに行きますが、決して1人で滑っているわけではありません。ホームゲレンデのガーラ湯沢では常設スノーボードスクールの石川校長に教わってますし、他で滑る時も、スノボの達人と呼ばれている人に教わりながら滑っています。このおかげで4年弱でカービングターンを会得し、ゲレンデをスイスイ滑れるようになりました。そして何より、スノボで正しくターンするために不可欠な、

 

  • 谷回りターン
  • クロスオーバー
  • 体軸の入れ替え

 

という動作を短時間で会得できました。独学でも数をこなせば転倒せずに滑られるようになりますが、独学では「谷回り」「クロスオーバー」「体軸の入れ替え」を数年で会得するのは不可能だと思っています。ゴルフと同じでスノボも、自分のイメージと実際にやっている動きとの間のギャップが大きく、そしてこのギャップを認知しづらいからです。

 

スノボをガッツリやるようになってから、中級者が上級者になるためには、会得すべきコツ(極意)があることを再認識できました。中級者が上級者になれない要因も見極められるようになりました。そして、ゴルフにおいても、中級者が上級者になるためには、会得すべきコツ(極意)があることを確信しました。

 

前回までのブログでも書きましたが、ゴルフスイングにおいて、中級者が上級者になるためには、オンプレーンに近い状態でクラブをビュンと振れるようになること。そのためにはインパクトゾーンで、

 

・リストターン
・手の返し

 

と言う動作が必要不可欠です。リストターン、手の返しはインパクト直後から発生しますが、ゴルフのインパクトは1万分の5秒。2000分の1秒と一瞬です。この一瞬の直後に、リストターン(手の返し)の動作が入ります。

 

ただし、リストターンという言葉はかなり抽象的なために、間違った方法でリストターンしているゴルファーが少なくありません。なのでマーク金井はリストターンと言う言葉ではなく、「クラブ捌き」とか「手の入れ替え」という言葉を使います。どちらの動作にもリストターン(手の返し)は入りますが、リストターンよりも動作を勘違いしづらいと思っているからです。

 

では、正しいリストターンと正しくないリストターンはどこがどう違うのか?

 

正しくないリストターンとは誤ったタイミングで手を返したり、誤った方法で手を強引に返しています。対して、正しいリストターンとは、ダウンスイング後半、インパクトゾーン、フォロースルー前半において次の3つの動作が入っています。アマチュアの上級者やプロゴルファーのスイングを観察すると、必ず次の3つの動作が入っているのが確認できます。

 

 

・左右の手の力を使う方向
・左右の手の軌道
・左右の手を動かすスピード

 

オンプレーンセミナーでは、この3つの動作を詳しくレクチャーしています。そして、この3つの動作を正しいタイミングで行えば、正しいリストターンが発生し、かつクラブヘッドがオンプレーンに動くことを体験してもらっています。

 

ヘッドをビュンと走らせて、ヘッドをオンプレーンに動かすためには、、、

・ダウンスイング後半からフォローにかけて左右の手の力を使う方向が違うこと
・ダウンスイング後半からフォローにかけて左右の手の軌道が違うこと
・ダウンスイング後半からフォローにかけて左右の手を動かすスピードが違うこと

この3つがヘッドをビュンと振るためのコツ(極意)であり、そしてヘッドの軌道をオンプレーンにするためのコツ(極意)となるのです。左右の手の使い方に興味がある方は、ぜひともオンプレーンセミナーを受けてみて下さい~。

(申し訳ありません 今月のオンプレーンセミナーは全て満席となっております。次回の予定はまだ決まっておりません 3月20日に決定し告知させていただきます)

 

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2017年03月06日超私的な考察、ゴルフが難しい本当の理由とは!? 続編

只今、北海道の旭川にいます。プロスノーボーダーの後藤さんに誘っていただき、昨日はサンタバレー、そして、このブログがアップされるころには富良野で滑っています。昼はスノボ、そして夜は旭川で食べ歩き。メンバーは8名で、なんとその中にはホリエモンこと、堀江貴文さんも一緒です。

 

スノボは雪面を滑りながら(落下しながら)ターンをしますが、落下という外力と遠心力を上手くコントロールできるようになってくると、カービングターンで綺麗な弧を描けます。対して、外力を上手く使えない内は、ターンがちゃんと決まりません。カービングターンではなく、板を自分の力(内力)でコントールすることになります。内力を使っている内はたとえ曲がることはできても、カービングターンで弧を描くことは永遠にできません。マーク金井は、昨年のシーズンの後半ぐらいから外力を上手く使えるようになり、カービングターンの会得、そしてバッジテスト1級に合格できました。

 

 

では、ゴルフは何ができれば一人前のスイング(自転車に乗れた状態)になり、何ができていなければゴルフが難しいまま(自転車に乗れていない状態)なのか?

 

100が切れたら一人前、スライスが治ったら一人前、ドローが打てたら一人前、等々ありますが、スイングを評価する上でひとつの目安となるのが、ヘッド軌道です。アナライズではオンプレーンセミナーをやっていますが、オンプレーンに振れているかどうかは、スイングが一人前になっているかどうかのひとつの目安になります。

 

 

ただし、このオンプレーンというのはジャッジが難しい要素があります。ひとつはオンプレーンに振れていなくてもナイスショットが打ててしまうからです。プレーンから大きく外れるスイングをしていてもすべてミスショットになるわけではありません。ナイスショットも出ますし、パー3ならばホールインワンも出ます。オンプレーンじゃなくても長くゴルフをやっていると、そこそこボールが打ててしまいます。その結果、自分のヘッド軌道は正しいと勘違いしやすいのです。

 

ただし、プレーンから外れる度合いが大きい人の場合、ここ一番でボールが曲がったり、ナイスショットの直後に致命的なミスショットが出やすくなります。また、オンプレーンセミナーでやっている、水平打ち、ひざ立ち打ちをすると、これでもかってぐらい手前をダフったり、空振りも出ます。オンプレーンに振れていないと、ミスしか出ない状況を作ると、そのゴルファーの腕前がかなり正確にジャッジできます。

 

 

アマチュアゴルファーの多くは「ゴルフは難しい」と言いますが、難しいのは正しいスイングを会得するのが難しいのに加え、正しくないスイングをしていてもナイスショットが打ててしまうことにあるのです。ちなみにスノボにはこの勘違いがありません。ある程度の斜度があるゲレンデを滑れば、外力を正しく使って滑っているかどうかジャッジできるからです。外力を使わず内力でターンしようとするとボード(板)がズレ、プレーヤーはそのズレを感じ取れます。

 

  •  では、どんな動作を身に付ければゴルフが難しくなくなるのか?
  •  では、どんな動作を身につければオンプレーンに振れるようになるのか?

 

アマチュアゴルファーの多くがゴルフが難しくなってしまう理由、オンプレーンに振ろうと思っても振ることができない理由は、それはパットにあります。ゴルフはショットとパットがありますが、ショットとパットは別物です。ご存知ように、パットはボールを空中に飛ばしません。地面(グリーン)の上を転がします。そしてショットのように遠くに飛ばすこともありません。

 

パットはボールを転がし、そして打つ距離も短い。当然、スイングの大きさもショットに比べると小さい。

 

 

だからショットに比べてパットが簡単(ボールに当てるのが簡単)だと思っている人がほとんどです。オンプレーンセミナーに参加していただいた9割以上のゴルファーはこう答えています。

 

しかしながら、ショットに比べてパットがやさしい理由はこれだけではありません。というよりは、これらの答えの中には、パットがやさしい本当の理由は含まれてないのです。

 

では、なぜパットがやさしくて、ショットは難しいのか?

 

 

まずは、手になにも持たないでエア素振りでパットのストロークとショットのスイングをやってみてください。そしてやってみて、その違いを考えて言葉にして下さい。多くのゴルファーは違いを体で体現できていますが、言語化できてません。もったいぶって申し訳ありませんが、この違いを言語できないままでいると、ゴルフは難しいままになりますし、オンプレーンに振るのも難しくなるのです〜。

 

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2017年03月05日超私的な考察、ゴルフスイングが上手くできない人が、まず考えるべきこととは!?

 

昨日はアナライズセミナーデー。前半は正しいヘッド軌道をレクチャーする「オンプレーンセミナ-」。30分の休憩を挟んだ後半は練習器具「ゴルフの竪琴」の正しい使い方をレクチャーする「ゴルフの竪琴セミナー」を実施しました。

 

どちらのセミナーもマーク金井は汗だくになりながらやっています。話をするだけでなく、実際に身振り手振り、そして受講者の背後に回り込んで二人羽織のような感じで、正しいクラブの扱い方を体験してもらっています。セミナーの時間は90分。90分と言えば決して短い時間ではありませんが、いざ始まってしまうと、時計の針がいつもの倍ぐらいの速さで動き、あっと言う間に90分が経過します。

 

 

では、セミナーではどんなことをレクチャーしているのか?

 

まず受講者に質問することが、、、

  • セミナーを受講するきっかけ、理由
  • 現在のスイングの悩み
  • なぜゴルフは難しいのか

 

セミナーに来られるゴルファーはゴルフに悩んでいます。そして悩みの答え(解決法)を強く求めています。

 

しかしながらセミナーでは答えを説明するのは後半に入ってからです。出し惜しみしてるわけではありません。答えにたどり着く前の課程が大事だからです。加えて、答えを説明する前にかならず考えてほしいことがあるからです。

 

 なぜゴルフが上手くいかないのか? なぜ思ったようにクラブを振れないのか? なぜミスショットが出るのか? 答えを知る前に、なぜ(問い)をしっかり作って欲しいからです。ゴルフに限らず、良い「問い」が作れたら、もう答えは出たも同然だからです。

 

 

受講者が抱えているスイングの悩み(問題点)を伺ったら、マーク金井はすぐに次の質問をします。

 

  • パットとショットはどちらが難しいのか(どちらが簡単なのか)
  • パットとショットの打ち方は同じなのか、違うのか。
  • パットの方が簡単だと答えた人には、なぜパットの方が簡単なのかを聞きます。

 

そして、とどめの質問としてパットとショットの打ち方はどこがどう違うのか?

 

 

このブログを読んで下さっている皆さんも、ぜひともこれらの問いに自分なりの答えを考えて下さい。特に大事なのは最後の質問です。パットとショットの違いについて、考えられることをいくつでもいいから書いてみて下さい。

 

誤解を恐れずに言うと、パットとショットはまったく別物です。にも関わらず、ゴルフスイングが上手くできない人、ゴルフスイングに悩んでいる人、何年やっても上達できないと悩んでいる人ほど、パットとショットの違いを正しく理解していません。また、ショットもパットも同じような動きになっています。

 

 

大事なことなので繰り返します。パットとショットは動作がまったく別物です。なにがどう違うのかをじっくり考えて、言葉にしてみて下さい。この言葉が間違っていると、いくら練習しても、いくらレッスン書を読んでも、いくらボールを打っても、正しいショット(ゴルフスイング)を会得することは困難を極めます。逆に言うと、パットとショットの動作の違いを正しく理解し、正しく言葉にすることができれば、「自分はなにを勘違いしているのか」「スイングのどこをどう間違っているのか?」「なぜボールが飛ばないのか」「なぜスライスするのか」「なぜここ一番でチーピンが出るのか」の理由が具体的に分ります。上手くいかない理由が分った段階で、上手くいかせるための答えを知ると、練習でやるべきことが分りますし、練習すればするほど上手くなれます。

 

 

PDCAのサイクルに例えるならば、パットとショットの違いを正しく理解することは、PDCAのサイクルを回す、その前段階になるのです~。

 

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