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カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2017年06月19日超私的な考察 昔も今も「100が切れない」ゴルファーが多い本当の理由とは!?

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メジャー第2戦、全米オープンの3日目に凄いスコアを出したのが、ジャスティン・トーマス。なんと、なんと、なんと、1イーグル9バーディ、2ボギーで63(9アンダー)のスコアを叩き出しました。9アンダーは全米オープンの最小記録、これは1937年にジョニー・ミラーが出した8アンダーを1打上回っています。

 

 

厳しいコースセッティングがなされている全米オープンで9アンダーというのは常識外れなスコアですが、トーマスは飛距離も常識外れです。フェアウェイキープ率は79%もありながらも、平均飛距離は322.7ヤード。恐れ入ったのは最終18番の飛距離、600ヤードを楽に超えるパー5で2オンしてイーグルを奪っています。まさにドラコン選手並みの飛距離で、全米オープンの最多アンダーの記録を塗り替えています。ちなみに今回の全米オープンの距離は7845ヤード。これまでの全米オープンの中でも最長の部類です。

 

 

そして、最終日にスコアを伸ばしたのが2位タイに入った松山英樹と優勝したB・ケプカ。テレビ観戦してましたが、2人とも飛距離が尋常ではありません。180ヤードを超えるパー3のティショットは9番アイアン。18番パー5も670ヤードを超えるというのに2打でグリーンまで運べるのです。

 

テレビを見ていて感じるのは、ケプカをはじめどの選手も効率のいいスイング、シャフトのしなりを上手く使ってスイングをしていることです。前回のブログでも書きましたが、プレーンから大きく外れるようなスイングをしている選手は1人もいません。

 

 

ダウンスイングではプレーン感があり、かつフェースをシャット気味に使っています。そして、ドライバーもアイアンもインパクトではややハンドファーストの状態でボールを捕らえていますし、ダウンスイング後半からフォローにかけては肩が上下に動き、左肩が高く、右肩がグイッと下がっています。世界の一流どころには、スイングの共通点が非常に多いのです。

 

対して、アマチュアの場合はどうでしょう。ツアープロに比べると、個性的なスイングをしている人が多々見受けられますが、ことクラブの軌道に関して言えば、共通点があります。具体的に言うと、ダウンスイング前半ではヘッドはプレーンよりも上側に外れ、ダウンスイング後半ではヘッドはプレーンよりも下側に外れています。プレーンに沿ってヘッドが動いている人は非常に少なく、プレーンから外れてヘッドが動いている人が非常に多いのです。

 

アナライズではオンプレーンセミナーを実施していますが、この時、水平振りをやってもらいます。これをやると、ほとんどの人はボールを打つつもりでスイングしているにも関わらず、ヘッドはボールよりもかなり下を通過し、ボールの下にあるパイロンを叩きます。昨日のセミナーでも6名全員、パイロンを叩いてました。

 

 

これまで数百名のアマチュアに水平打ちをやっていただきましたが、ちゃんとボールだけ打てる人は1割弱しかいません。

 

 

前置きが長くなりましが、これこそが今回のブログのタイトルである、 昔も今も「100が切れない」本当の理由です。クラブは進化してやさしく飛ばせるようになりましたが、ヘッドの軌道がプレーンから大きく外れているアマチュアの数は昔も今も変わっていないのです。道具が進化しても、ヘッドの軌道に問題があると、まぐれ当たりでナイスショットを打つことはできても、ミスショットを減らせません。これこそが、100を切れない最大の原因なのです。

 

水平打ち、そしてひざ立ち打ちというのは、正しくプレーンを作れていない人にはとてつもなく難易度が高くなります。そして、ミスしてもその修正方法が分りません。なので何発打っても同じミスを繰り返してしまいます。

 

 

他方、通常のゴルフスイングでは正しくプレーンが作れていなくても、ナイスショットが打ててしまうことがあります。何発も続けては打てませんが、練習を重ねていけばナイスヨットの数は増やせ、コースに出た時は100前後ぐらいでは回れるようになるのです。調子が良ければ80台が出たりもしますが、80台が出た次のラウンドでは100以上叩いてしまうのです。

 

100を切るのが難しい理由、安定して80台のスコアが出ない本当の理由は、ゴルフは効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でも、ナイスショットが打ててしまうことにあるのです。そして、効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)をしていると、ナイスショットの直後にとんでもないミスショットが出ます。例えるならば、背中に時限爆弾を抱えたままプレーしているのと同じ状態。コースに出たら、いつも出たとこ勝負。ナイスショットとミスショットを繰り返すべくして、繰り返しているのです。

 

ゴルフは効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でもナイスショットが打ててしまうので、練習場では効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でナイスショットの数を増すことをやっている人が多いです。これもまた、100が切れそうで切れない原因になっています。

 

練習しても上手くなれない、何年やっても100が切れない。この悪循環を断ち切るためにやるべきことは練習量を増やすことではありません。効率の良いスイング(プレーンに沿ってクラブを動かすこと)を会得すること。オンプレーンセミナーでは、自分がいかに効率が悪いスイングをしているかを自覚してただくために、水平振りをやってもらっているのです~。

7月のセミナーは6月20日より募集を開始する予定です

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2017年06月18日超私的な提案 オーバースイングを解消するための、とっておきの方法とは!?

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メジャー第2戦、全米オープンが開幕しました。松山英樹選手は初日2オーバーと出遅れましたが、2日目に7アンダーとスコアを一気に伸ばして8位タイ(通算5アンダー)で決勝ラウンドに進みました。7アンダーのスコアはもちろん海外メジャー自己ベストを更新。2日目を終えて、トップとはわずか2打差に迫ってます。国内勢では、宮里優作選手と小平智選手が通算2アンダーで予選を通過しています。

今回の全米オープンを見ていると、一昨年開催されたチェンバーズベイに感じが似ています。大きな木々はなく英国リンクス風なレイアウトですが、リンクスと違って高低差がかなりあります。加えて、グリーンの傾斜(起伏)もかなり強め。スコアを伸ばしていくにはショットの精度もさることながら、パッティングの精度が求められるコースセッティングな感じがします。

このブログがアップされる頃には3日目の順位がほぼ決まっていると思いますが、テレビを見ていて改めて感じたのが、メジャーで戦っている選手のスイングには共通点が多いこと。

 

どの選手もトップはレイドオフ気味でオンプレーン感が強いこと、そしてフェースをシャット気味に使っている選手が目立ちます。当たり前と言ってしまえばそれまですが、ヘッドが垂れ下がったオーバースイングや、トップでシャフトクロスになっている選手はいません。プロとアマチュアの飛距離格差は広がっていますが、トップの形の格差も広がっていると思います。

 では、なぜアマチュアはオーバースイングになったり、シャフトクロスになりやすのでしょうか?

 

ひとつはテークバックでフェースを開いてしまうことでしょう。テークバックでフェースを開いてしまうと、左手首が甲側に折れ曲がります。左手首が甲側に折れ曲がるほどにトップが緩みやすくなって、オーバースイングやシャフトクロスになってしますのです。

もうひとつはテークバック前半でヘッドをインサイドに引きすぎること。テークバック前半でヘッドをインに引きすぎると、途中でクラブを担ぎ上げる動きがどうしても入ります。その結果、右ひじが高く浮き上がり(いわゆるフライングエルボー)、オーバースイングやシャフトクロスになってしまうのです。

 

 オーバースイング、そしてシャフトクロスを矯正するためには、、、

 

テークバックでフェースを開かない(左手首を甲側に折らない)
テークバック前半でヘッドをインに引きすぎない

 

この2つを徹底的に修正することです。自分の感覚だけでは修正するのは難しいので、理想はレッスンを受けることです。レッスンを受けない場合は、スマホで自分のスイングを録画し、それを1球打つごとにチェックしながらスイングすることです。今までと違う方法でテークバックするわけですから、ものすごく違和感が出ますが、その違和感を受け入れることがスイングを変えることにつながります。

フェースを開かないコツは、テークバック前半でフェースを閉じることを意識することと、左手首を手の平側にコックしながらクラブを上げること。ヘッドと手元の軌道に関しては、ハーフバック(シャフトが地面と平行)に達するまでは、手元よりもヘッドが外側に位置する感じをキープすることです。

 

 

そして、もうひとつ大事なことがあります。それはテークバックで時間を掛けすぎないこと。テークバックの時間が長ければ長いほど、手先や腕は余計な時間をすることが増えてくることはあっても減らないからです。

 

テークバックの時間を短くする方法は2つあります。ひとつは動いているボールを打つこと。野球と同じでボールが動いていれば、自分のタイミングでテークバックできません。ボールの動きに合わせてスイングすることになるので、テークバックの時間が短縮され、オーバースイングやシャフトクロスになりづらくなります。

 

もうひとつは、トップとフィニッシュの間を何度も往復する連続素振り。反復横跳びする時と同じような感じでトップとフィニッシュの間を何度も何度も往復するような素振りをすると、テークバックの時間が短縮されます。イチニイ、イチニイと二拍子のリズムで連続素振りすると、オーバースイングやシャフトクロスになりづらいです。オーバースイングやシャフトクロスをしていると、連続してクラブを振るという動作を続けられないからです。

 

オーバースイングやシャフトクロスになっている人の場合、そこまでクラブを引き上げないとダウンスイングのタイミングが合わない(タイミングが取れない)場合が非常に多いです。なので、本気でトップの大きさを変えたいのであれば、それこそチョロが出ても、空振りしてもいいぐらいの覚悟が必要です。その覚悟を持って練習に臨めば、トップの形は徐々に変わってくるでしょう~。


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2017年06月16日超私的な提案 たった2ヶ月でスコア100を切る極意とは!?

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PGAツアーでは、メジャー第2戦「全米オープン」が開幕しました。腰の高さぐらいまである深いラフに圧倒されてますが、国内男子のチャレンジツアー「ザ・ロイヤルゴルフクラブ チャレンジトーナメント2017」はとてつもない長いヤーデージ(距離)に圧倒されてます。なんと、なんと、なんと、、、

 

パー72で総ヤーデージは8024ヤード!!!!!!!!!!!!!

 

 

恐らく、国内はもとより海外のツアー競技でも8000ヤードを超えたゴルフ場での試合は初めてででしょう。通常のツアー競技だと7200ヤードぐらいですが、通常よりもさらに800ヤード以上長いのです。

 

8000ヤード超がどれぐらい長いかと言うと、250ヤードを超えるパー3、500ヤードを超えるパー4、そして700ヤードを超えるパー5があります。トーナメントではパー72になってますが、普通の基準でパー設定するとパー76~78ぐらいになるでしょう。

 

こんなとてつもない長い距離になると、とにかくボールが飛ばなくては話になりません。ドライバーの飛距離が250ヤード以下ならば、パーオンできるホールがほとんどなくなるからです。いくらアプローチ、パットが良くても飛ばないことには、スコアメイクが難しくなります。

 

対して、最小プロトーナメントMMT9「ザ・ロイヤルゴルフクラブ チャレンジトーナメント2017」と真逆で、恐らく、プロの試合としては一番距離が短い大会です。9ホールでの総ヤーデージは3000ヤードを少し下回ります(パー35)。ドライバーの飛距離が200ヤードでもショットが良ければパープレーやアンダーパーで回れるセッティングになっています。ただし、距離は短い反面、コース幅は狭く、グリーンはすべて砲台。グリーンを外すと簡単にはパーで上がれません。距離が短いコースは短いなりに頭を使ってプレーしないと、スコアメイクが難しくなります。

 

 距離の長いコースと距離の短いコース。

 

どちらの方がアマチュアはスコアが出しやすいのかと聞かれれば、圧倒的に距離が短いコースの方です。飛ばさなくていいとなればスイングに余計な力みが発生しません。やるべきミッションは左右に曲げないことと、チョロやグリーンオーバーをしないこと、そして3パットや4パットをしないことです。本気で100を切りたいのならば、できるだけ距離が短いコースでラウンドすること。そして、距離の短いコースに出た時にどんなミスでスコアを崩しているのかを分析して下さい。恐らくほとんどの人は、状況判断のミス、クラブ選択のミスによってスコアを崩しているのが分るはず。逆に言うと、今のスイングのままでも、状況判断が的確になり、クラブ選択が的確になれば、それだけでも100を切れるようになります。

 

最近、何かと注目されているライザップゴルフでは「たったの2ヶ月でスコア100を切る」と謳って生徒を集めてますが、超私的なスコアアップの近道は「距離の短いコース」でプレーすること。そして、もうひとつのポイントはスコアアップにつながる練習メニューを作って、それを地味に積み重ねることだと思います。

 

 

 では、どんな練習メニューを作れば「2ヶ月でスコア100を切る」ことができるのか?

 

ライザップゴルフでも指摘してますが、基礎練習の放置とプレッシャーのかからない練習はNGです。これを続けていると「練習場シングル」にはなれても、スコアアップはかないません。確実にスコアアップを手に入れるには、地味な練習と、プレッシャーをかけた状態でボールを打てば、確実にスコアアップできます。

 

では、どんな練習がスコアに直結する地味な練習なのか?

 

まずは練習の時間配分が大事です。週に1回、練習場の打ち放題で2時間ボールを打つよりも、毎日15分、欠かさず練習することです。例えばアウトサイドインのスライスが治らない、フォローで左ひじが引けてしまうのならば、練習場でボールを打つよりも、ゴルフの竪琴を使って素振りしたり、スポンジボールを打った方がいい。短い時間でもいいから、毎日続けた方がスイングが良くなってきます。

 

ボールを打つ時に心がけてほしいことは、ナイスショットではなくてミスショットを正しく記憶すること。人間の記憶というのはあやふやで、指向性があります。ナイスショットを増やすことは地味な練習ではありません。自分が打ったミスショットにコミットすること。自分が打ったミスショットのレベルを引き上げることが、地味な練習です。

 

そしてもうひとつ心がけて欲しいのが、ラウンド後の練習。スタート前に練習場でボールを打ったり、パッティンググリーンでボールを転がすのは地味な練習ではありません。ラウンド後に練習場でボールを打ったり、パッティンググリーンでパット練習をするのがスコアアップにつながる地味な練習。スタート前に1時間練習するよりも、ラウンド後に1時間練習をした方が努力が報われるのです。

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばすと気持ち良いですが、遠くに飛ばす気持ち良さだけを追い求めるとスコアアップが難しくなります。本気で100を切りたいと考えているのならば、100を切るまではドライバーを封印する覚悟を持って下さい。その覚悟と地味な練習を重ねていけば、打たなくていいミスショットが減り、確実にスコアアップできるでしょう~。

 

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2017年06月14日超私的な提案、シャフトの逆しなりを上手く使ってボールを飛ばすコツとは!?

 

昨日の神田エリアは梅雨らしい天気でした。傘が手放せない1日でしたが、マーク金井はプロ野球、交流戦を観戦。雨の影響を受けない快適な東京ドームで、巨人vsソフトバンク戦を観てきました。先発は巨人が菅野でソフトバンクが東浜。交流戦で負けが続いている巨人でしたが、菅野が強力ソフトバンク打線をヒット3本に抑え、巨人が連敗脱出しました。

さて、毎週火曜日はゴルフ雑誌の発売日。昨日も週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフが発売されましたが、マーク金井が注目したのはこの記事(この漫画)。

オーイ! とんぼ
 第136話 感覚論

 

 

原作のかわさき健さんとは一度だけ一緒にプレーしたことがありますが、元研修生だけあってゴルフの腕前はそうとうなもの。ゴルフが上手いだけでなく技術についても見識が深く、それが作品にあふれています。今回の感覚論にしても、技術を論理的な側面から、そして感覚的な側面から見事に説明されています。スピードラーニングは「聞く」だけで英語が上手くなるそうですが、オーイ! トンボは「読む」だけでゴルフが上手くなれる漫画だと思います。

 

 

今回のテーマは球の高低の打ち分けでしたが、例え話が秀逸でした。シャフトのしならせ方で球の高低を打ち分けるのですが、シャフトのしならせ方を、電車に乗っている乗客で例えられてます。

 

マーク金井シャフトセミナーでは、例え話でシャフトのしならせ方(逆しなり)について説明してます。具体的に言うと、

 

  • クルマを運転中に急ブレーキを踏むと、急ブレーキの反動で体は前につんのめる。
  • クルマを急発進させると、急発進のエネルギーで体はシートに押しつけられる。

 

要するに、シャフトというのは手元側が加速状態から減速すると、その反動でシャフトは逆しなりが発生し、ヘッドを効率良く走らせることができるのです。逆に、インパクトゾーンで手元が加速し続けると、シャフトはヘッドが遅れた方向にしなったままの状態なので、シャフトの逆しなりは発生しづらくなり(ヘッドが遅れた状態になったまま)、ヘッドスピードも上がりません。

シャフトの逆しなりというのはダウンスイング後半からインパクトにかけて発生させますが、インパクトゾーンで手元を速く動かしてしまう人の場合、頭では分っていてもいざボールを前にすると、上手くできない人が少なからずいます。ボールがあるとどうしても手元に力が入ってしまい、手元の力でヘッドを走らせたくなるからです。

 

漫画でも描かれてますが、手元を減速させる感覚が今ひとつ上手くできないならば、ボールに当たると同時に手元を引き戻すドリルがお薦めです。これは40年ぐらい前ぐらいから、林由郎プロがバンカーショットの極意としてレッスンされてますが、引き戻しを意識すると、インパクトゾーンで手元が減速し、その反動でシャフトがしなり戻ります。こうやってバンカーショットを打つとボールが高く上がるだけでなく、スピンもしっかり効くようになるのです。

(こちらの動画、22分49秒ぐらいに引き戻しのバンカーショットが実際に観れます)

この40年でゴルフクラブは劇的に進化し、そして変化しています。ただし、クラブの基本的な構造は変わってません。ゴルフクラブはグリップ、シャフト、ヘッドという3つのパーツによって作られ、そしてシャフトの延長線上から離れた位置にヘッドがくっついてます。基本構造が変わっていないので、シャフトのしならせ方についても、昔も今もなんら変わらないのです。

 

ちなみに、オンプレーンセミナーで実施している水平振り、ひざ立ち打ちというのも、40年前からあったドリルです。恥ずかしながら、40年前のマーク金井はどちらも上手く打てなくて、特にひざ立ち打ちは50センチ以上手前をダフってばかりでした(汗)

今、セミナーでは水平打ちもひざ立ち打ちも、何の問題もなくデモンストレーションできますが、それは理由があります。たくさんボールを打ったから出来るようになったのではありません。スイングのタネと仕掛けが分ったからです。スイングのタネと仕掛けについては、アナライズオンプレーンセミナーで常時レクチャーしています~。

 

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2017年06月09日超私的な考察、安楽プロも推奨「軟らかシャフト」にはどんなメリットがあるのか!?

関東地方も梅雨入りしましたが、今のところ天気は大きく崩れてません。昨日も雨予報でしたが、日中は傘を差すような雨はほとんど降りませんでした。今日も雨が降る気配が全然ないので、神田から電車に乗って赤羽ゴルフ倶楽部へ薄暮ゴルフに行くつもりです。

 

神田から赤羽駅までの所要時間は約30分。ちなみに電車通勤している時は、約50分間電車に乗ってます。平均すると1日2時間前後は電車に乗ってますが、長いと思ったことは一度もありません。クルマと違って電車ならばスマホもあるし、本や雑誌も読めるからです。今週は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフアルバ、そしてチョイスを電車に乗っている時に読みましたが、注目したのはこの記事です。

 

谷原秀人も惚れ込んだ
安楽拓也の飛ばしのメソッド連載21
ボールはぼんやり見て打とう。
「軟らかいものを振るメリットをお教えします!」
週刊ゴルフダイジェスト 6月20日号より引用)

 

この連載の中で、ドラコンに出ていた安楽プロは、自分が使うドライバー用のシャフトを「5XからR」まで軟らかくし、軟らかいシャフトでも300ヤード以上、楽に飛ばせると述懐されています。

加えて、硬いシャフトよりも軟らかいシャフトの方が球がバラつかないことを「クルマのハンドル操作」に例えて、説明されています。

 

マーク金井シャフトセミナーで超軟らかシャフトを使ってますが、これで打つと、セミナー受講生のほとんどは普段よりも球が左右にバラつきません。加えて、力まかせに力んでスイングする人もいません。超軟らかいシャフトだと、力んだらスイング中にクラブが暴れてしまうのを察知するからです。

ゴルフクラブはシャフトの先端にヘッドが付いてますが、シャフトは棒と考えるよりもムチだと思ってスイングした方が、確実にスイングが良くなりますし、シャフトのしなり戻りを使う感覚を養えます。そして何より、アマチュアゴルファーの慢性病とも言われているスライスを矯正するのにも役立つのです。

 

 では、なぜ軟らかいシャフトはスイングが良くなり、スライス矯正に役立つのか?

 

スライスしている人の多くはボールが右に飛ぶのを嫌がって(ボールが捕まえようとして)、インパクトゾーンで手元が加速しています。ところが軟らかいシャフトを手にすると、インパクトゾーンで手元が加速したらちゃんと打てないのが分ります。結果、インパクトゾーンで手元を減速させる動きになり、そしてシャフトのしなり戻りを使えるようになるのです。

 

インパクトゾーンで手元を減速させてシャフトのしなり戻りを発生させることができると、シャフトのしなり戻り(逆しなり)によってフェースが閉じる方向に動くようになるのです。シャフトのしなり戻り(逆しなり)がタイミングが良く発生すれば、ボールを捕まえようとしなくても捕まる。シャフトのしなり戻りを発生させることによって、スライスの最大原因である「インパクトでフェースが開く」という動きが出なくなるのです。

インパクトでフェースが開くから、ボールは右に飛び出す

 

軟らかいシャフトを使うと「タイミングが合わない」と感じるゴルファーが少なからずいますが、実は、「タイミングが合わない」方がいいんです。誤解を恐れずに言えば、スライサーや弾道が不安定なゴルファーの場合、自分のタイミングでスイングするよりも、シャフトが求めるタイミングでスイングした方が、クラブの軌道が良くなりますし、インパクトのタイミングも合ってくるのです。

 

 軟らかいシャフトを使うと、インパクトゾーンでは「手元を減速させる感覚」を肌で感じ取れるようになります。

 

手元を減速させることでヘッドを加速させる感覚というのは、こんな練習器具を使うことでも体感できます。手元側のハンドルを持って、シャフトやパイプをグルグル回転させる。簡単そうに見えますが、やると見るとは大違いで、インパクトゾーンで手元を加速させる癖がついている人や、作用と反作用をタイミング良く発生させる感覚が鈍っている人は、回そうと思っても回りません。

ゴルフは物理です。

 

 インパクトゾーンでは「減速が加速につながる」こと、そして「作用と反作用」を発生させることが求められるのです。

 

アナライズでは超軟らかシャフトが装着された練習器具「EF009」がありますが、これはシャフトのしなりを覚えるのに役立つだけでなく、スライス矯正、引っかけやフック矯正にも役立ちます~。

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イージーフレックスEF009を使った寸止めドリル!

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売り切れになっていました

アナライズのシャフト W60、W65UT70が再入荷!!!

こちらマジックマリガンUTもフルラインナップ揃いました

この機会に是非