マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2022年02月09日超私的な提案  ドライバーが飛ばないと悩む人は○○○のように打ってみるといい!!

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昨日は朝一番のスタートで赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレー。日の出よりも10分ほど前に10番ホールのティショットを打ちました。当たり前ですが、日が出てませんので、ボールが飛び出した直後から行方はまったく見えません(笑)。マーク金井は手応えを信じてフェアウェイセンターを歩いてましたら、吹き流しの10ヤード手前ぐらいにボールがありました。

 

 

 

 

オンラインサロンのメンバー2人とのラウンドでしたが、11番と17番のパー3はドライバーでティショット。11番は約135ヤードでピン右横1.5メートルにワンオン。17番は約120ヤードでグリーン中央の花道(グリーンまで3ヤード)に運ぶことができました。

 

 

同伴の1名もパー3ではドライバーでティショットを打ちました。50ヤードはランが出ますと伝えたことが功を奏し、どちらもグリーン脇までボールを運んでいます。本人は「絶対ショートする」と思ってたそうですが、実際は距離はワンオンできる所までボールを運んでいるのです。

 

 

 

さて、このドライバーでわざとボールを飛ばさないショット。

 

 

 

 

ドライバーを手にしたら、「1ヤードでも遠くに飛ばしたい」という人と、真逆なことをやっているわけです。例えるならば、パターで1mの距離を打つのと同じことをドライバーでやっているわけですが、これをやるとドライバーというクラブは、一体どんなクラブなのかが分ってきます。

 

 

 

具体的に言うと、ドライバーを手にした時、パターを打つ時のように飛距離を求めないでスイングすると、ほとんどのアマチュアゴルファーは「自分が思っているよりも距離が出る」ということが分ります。例えば、130ヤードのパー3をドライバーでティショットを打つと、大抵の人はこれでもかってぐらいグリーンオーバーします。そして、ボールがイメージよりも遠くに飛んでしまうことに驚いているのです。

 

 

 

 

ちなみにマーク金井の場合、ドライバーで150ヤードを打つ時は、サンドウエッジで50ヤードの距離を打つのと同じぐらいの力加減、スイングの大きさをイメージするぐらいでちょうどいいです。

 

 

 

 

別言すれば、パターを打つような感じのスイングをしていても、ドライバーはサンドウエッジの3倍の距離がオートマチックに打ててしまうクラブなのです。サンドウエッジの50ヤードの距離ですから、もちろんヘッドを走らせることはやりません。フィニッシュまでハンドファーストの状態をキープしていても、ボールはサンドウエッジの3倍ぐらい飛んでしまいます。

 

 

 

昨日の同伴者もパー3でわざと飛ばさないスイングでドライバーを打った時の距離と、一生懸命にスイングした時の距離とが大きく変わらないことに驚いてました。

 

 

 

試していただくとわかりますが、ドライバーで飛ばさないように打つのは簡単ではありません。14本のクラブの中で最も飛距離性能が高いから、飛ばさないようにスイングしてもボールが勝手に飛んでしまうのです。

 

 

 

察しのいい人はもうお分かりでしょう。ドライバーは飛ばそうとして力んでスイングした時、わざと飛ばさないようにスイングした時とでは、飛距離の差というのはそれほど大きくありません。力んでミスショットする人の場合ならば、わざと飛ばさないようにした方が、力みが抜けてスムーズに振り抜け、ミート率が良くなってもくるのです。

 

 

 

 

ドライバーが苦手な人、思ったほど飛ばない(飛んでくれない)と感じている人は、頑張らなくてもいい距離を設定し、その距離を打ってみてください。7番アイアンよりも、3wよりもドライバーの方がやさしく飛ばせる(飛んでしまう)ことを、きっと体感できるはずです。

 

 

 

 

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2022年01月07日超私的な考察  両手を離して素振りすると一体どんなメリットがあるのか!?

今年最初のマーク金井のYou Tube動画配信開始
冬ゴルフのセオリー


昨日は、朝イチの新幹線に乗り込み、ガーラ湯沢(新潟県)で早朝スノボ。青空が広がる中、サクッと2時間ほど2022年の初滑りを満喫してきました。スノボを本格的に始めて9シーズン目に入りますが、今年も週一ペースで滑りに行くつもりです。

 

 

スノボを終えて、午前11時26分発の新幹線に乗りこんで東京に戻ってみると、そこは雪景色。上越エリアが晴れると都心部は天気が崩れることが多いですが、それにしても昨日の降雪量には驚かされました。傘を持っていなかったのですが、スノボウエアを着込んでいたおかげで、雪まみれにならず神田のスタジオに戻ることができました。

 

 

 

スノーボードは毎回1時間、専属コーチにレッスンを受けています。目下の課題はバックサイド(ヒールサイド)のターンで、ボードのズレをいかに抑えるかをマンツーマンで教わっています。スノボもゴルフも「自分の感覚」は当てになりません。客観的に動きを見てもらい、どこを勘違いしているかを指摘してもらうことが上達につながるからです。

 

 

 

さて、この勘違い。

 

 

 

ゴルフスイングにおいても勘違いしやすいことが多々ありますが、超私的に勘違いしゃすいのがダウンスイングにおけるシャフトの角度です。

 

 

 

ダウンスイングでシャフトを寝かせる、いわゆるシャローイングという動作を意識して練習していますが、スノボのバックサイドのターン同様、自分のイメージと実際の動きにギャップがあります。具体的に言うと、シャフトを寝かせることを意識してダウンスイングすると、インパクトの手前でシャフトの角度が変わり、インパクトでシャフトが縦に動いてしまいます。いわゆるインパクトで手元が浮き、シャフトが地面と垂直に近づいてしまうのです。

 

 

 

説明するまでもなく、インパクトでシャフトの角度が変わってしまうのは正しいシャローイングではありません。ダウンスイング後半でシャフトが垂直方向に動くというのは、クラブを縦に振っていることになり、トウダウン量を増やすことになるからです。

 

 

 

シャローに振るために不可欠なのは、シャフトを寝かせるだけでなく、ダウンスイングからフォローにシャフトの角度を変えないこと。ライ角通りに振り下ろし、ライ角通りに振り抜くことが正しいシャローで、そう振ることがショットの安定につながると思っています。

 

 

 

そこで、昨年12月から積極的に取り組んでいるのがゴルフの竪琴を使った素振り。
ゴルフの竪琴は両手を離して持ち、なおかつ左手と右手の高さが変わります。これにより、両手の位置関係を意識しやすく、どのような位置関係になればシャフトの角度を一定に保てるのかを直感的に学ぶことができます。

 

 

ゴルフの竪琴での素振りをiPhoneで自撮りしてチェックしてみると、ダウンスイングからフォローにかけて、左手の上に右手が位置していると、シャフトの角度を一定に保てることが分ります。切り返しでシャフトを寝かせても、右手が上をキープしているとシャフトの角度が垂直方向にズレません。

 

 

 

 

対して、切り返しでシャフトを寝かせた後、ダウンスイング後半で右手を下にしてしまうとシャフトは垂直方向にズレ、シャフトの角度が変わってしまいます。

 

 

 

 

超私的には、ダウンスイング後半からフォローにかけては、できるだけクラブを横に振る意識を持ち、そのためには右手は左手の上にあることを意識しています。そうすることで、シャフトの角度はライ角通りの状態をキープできることが分ってきたからです。

 

 

 

スノボもゴルフスイングも円運動です。なおかつ外力(遠心力)が発生し、それをプレーヤーがいかにコントロールするかで表現される動作が決まります。

 

 

 

 

手前味噌ではありますが、超私的には正しいシャローイングを会得するにはゴルフの竪琴はうってつけの練習器具。この冬は、スノボのバックサイドターンとゴルフのシャローイングを会得すべく、練習を続けていきます。

 

 

 

 

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2021年12月29日超私的な2021年の総括その2  今年、もっとも練習量が多かったのはフレループの素振りでした。

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スイング矯正の早道は

 


毎日に2万歩以上歩くのが習慣になって1年6ヶ月経過しました。糖尿病になったことがきっかけですが、今では、2万歩歩かないと風呂にも入れませんし、眠ることもできない体質になっています(笑)

 

 

どこを歩くかと言うと、まずは神田のスタジオから5キロ以内の移動は徒歩。そして食後は必ず3000歩以上歩くようにしています。雨が降ってたり、寒い(暑い)時は、東京駅の地下街、新宿の地下街を練り歩くことで歩数を稼いでいます。

 

 

 

 

糖尿病は完治しない病なので、2022年も引き続き2万歩ライフを続けますが、歩き始めた時の同じタイミングで続いているのが、、、、

 

 

 

 

フレループの素振り!!

 


 

毎日スタジオではフレループを欠かさず振っていますし、ゴルフの時もスタート前にフレループを振っています。

 

 

 

 

そして、フレループと同じぐらい最近振っているのがNEOスーパーシャットくんと、バット型の練習器具。NEOスーパーシャットくんスポンジボールを打ったりもしますが、基本は素振りです。ゴルフボールを打つことはまずやってません。

 

 

 

さて、この素振り。

 

 

 

 

ボールを打つよりもスイング作り、スイング矯正に役立ちます。説明するまでもありませんが、素振りはボールを打たなくていい。ボールがなければ「振る」という動作に集中できるからです。加えて、今年に入って意識しているのが、

 

 

 

 自分に対して「丸く振る」。

 

 

 

 

ボールを打つよりも素振りをした方が、この自分に対して「丸く振る」ということがやりやすいです。

 

 

 

ボールを打つのに比べると素振りは地味な練習ですし、結果(ボールの行方)を見ることもできません。大多数のアマチュアゴルファーは積極的に素振りをしていないかと思いますが、素振りをしないのは「なんとももったいない」と思ってしまいます。

 

 

 

 

もちろん、素振りにも良い素振りと悪い素振りとがありますが、少なくともボールを打つよりは素振りの方が力んだスイングになりづらいですし、手打ちにもなりづらいです。スマホで自撮りしながら素振りすれば、クラブを振り込んだ分だけスイングが良くなってくる確率が高いです。

 

 

 

 

毎日30回素振りすれば、1週間で210回、1ヶ月(30日)で900回。そして、1年続ければなんと1万950回もスイングしたことになるのです。1万回を越えれば、かなりの練習量です。

 

 

 

 

毎日30回の素振りと、週に1回の練習場で200球のボール打ち。どちらがスイングが良くなるかと聞かれたら迷わず前者です。特に、ゴルフを始めたての初心者、100が切れない人に関しては、フレループを使っての素振りの方が練習効果が高いです。

 

 

 

もちろん素振りもどんな風にやるかが大事です。YouTubeで「素振りセミナー」や「フレループ」の使い方をアップしてますので、ご覧になっていただけると幸いです。

 

 

 

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2021年11月01日超私的な考察  ボールを打つよりも素振りをした方がスイングが良くなる本当の理由とは!?

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またまた大胆な提案ですが、効果は絶大かも?!

 


あっという間に2021年も残すところ2ヶ月となりました。今年を振り返るのには少し早いですが、超私的には毎日2万歩歩いているおかげで体調がかなり良くなり、ゴルフの時も乗用カートにまったく乗らなくなりました。

 

今年もゴルフはほとんどが9ホールの担ぎセルフです。18ホールプレーしたのは10回もありません。9ホールだと1日を有効に使えますし、赤羽ゴルフ倶楽部ならば神田からサクッと電車で行けます。ラウンド後にビールも飲めますし、町中華や町洋食に立ち寄れます。

 

 

そして、2021年は練習の仕方も変わりました。神田のスタジオではボールを打つことよりも素振りの時間が増えました。晩ご飯後に30分ほど練習しますが、ボール(スポンジボール)を打つのは5~10球ほど。それ以外はいろんな道具を使って素振りを繰り返してます。

 

 

 ・野球のバット
 ・カウンタースイング
 ・モメンタムス
 ・フレループ
 ・スピードスティック

 

 

 

日によって違いますが、大体、3~5種類の道具で素振りし、素振りの時もスマホで自撮りをしてスイングを確認します。自分のイメージと実際の動きにどれぐらいズレ(ギャップ)があるのかを確認し、修正が必要な時は修正します。

 

そして、素振りを終えた仕上げとしてスポンジボールを5~10球ほど打って練習を終了。もちろん、スポンジボールを打つ時はスマホで自撮りして自分のイメージと実際の動きのズレ(ギャップ)をチェックします。

 

 

 

ほぼ毎日練習していますが、ボールを打つのは週に40~60球ほど。週1回、練習場に通っている人よりもボールを打つ数は少ないかと思います。対して、素振りの数は週1回、練習場に通っている人の100倍以上でしょう。そして手前味噌ではありますが、ボールを打つよりも素振りを増やすようになってからの方が、コースに出た時、ショットが安定するようになりました。

 

 

 

では、素振りにはどんな効用があるのか?

 

 

 

 当たり前ですが、素振りはボールを打ちません。

 

 

 

 

ボールがないので「打つ」とか「叩く」とか「当てる」、、、、いわゆるボールを打ちにいく動作が入りません。クラブを振るということ専念できます。別言すれば、ボールを打つという練習は、ボールを打つことが優先順位の1番になりやすく、イメージ通りにクラブを振るということに専念しづらくなります。なので、ボールを打つ練習だと、フォームの矯正やクラブの軌道を修正するのが非常に難しくなるのです。

 

 

 

 もうひとつ素振りのメリットは自分に対してクラブを「丸く」振る感覚を養いやすくなります。

 

 

 

超私的には、ゴルフスイングというのは3つのスイングがあると思っています。

 

 

 

 

 ・ひとつはボールに対してスイングする
 ・ひとつはターゲットに対してスイングする
 ・そしてもうひとつは自分に対してスイングする

 

 

 

ボールがあれば、ボールに向かってクラブを振りたくなります。また、打ちたい方向やうちたくない方向が気になる時は、ターゲットに対してクラブを振りたくなります。
この2つをやってしまうと、自分に対して丸く振ることがしづらくなり、その結果、力んだり(緩んだり)、アウトサイド・イン軌道になりすぎたり、インサイド・アウト軌道になりすぎたりします。

 

 

 

超私的には、自分に対してクラブを丸く振るということにこだわって素振りをすれば、
おのずとクラブの軌道はインサイド・インになりやすく、ボールを打ちにいくようなスイングにもなりづらいのではないかと思っています。

 

 

 

素振りは効果覿面な練習ですが、もちろん決定的な弱点もあります。

 

 

 

ボールを打つのに比べると結果がすぐに分りません。自分がやっている事が可視化しづらく、ボールを打つ練習よりも「面白くない」「退屈」だと感じてしまう練習であることです。

 

 

 

ゴルフに限らず、人間は誰しも退屈を好みません。超私的には「素振りは退屈じゃない」と思えるかどうかがゴルフ上達の鍵を握っているような気がしてなりません。知らんけど。

 

 

 

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2021年10月13日超私的な考察  ゴルフスイングで一番大事なことって一体なんだ!?

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渋野日向子選手が4人によるプレーオフを勝ち抜き1年11ヶ月ぶりに国内女子ツアー、スタンレーレディスゴルフトーナメントで勝利しました。プレーオフは18番ホールの繰り返しで行われましたが、渋野選手はバーディー、バーディー。3打目のショートアイアンがことごとくピンに絡み、入れ頃の距離をきっちり決めての勝利です。

 

 

優勝インタビューでは、オフの大胆なスイング改造したことにつて「あーじゃ、こうじゃと言っていた人を見返したかった」という心情も吐露したそうですが、この勝利で
外野たちもおとなしくならざるを得ません。むしろ、ゴルフメディアでは新しいスイングについてヨイショする記事も出てくるでしょう。

 

 

 

さて、この渋野選手のスイング改造。誰の目から見ても大幅にスイングが変りました。改造前はトップで手の位置が高めでシャフトは地面と平行に達してましたが、改造後はトップの位置が低く、なおかつコンパクト。テークバックの軌道はフラットで横に振る度合いが強くなり、そしてトップでは左手首が今まで以上に掌屈。これにより、トップではシャフトが飛球線よりも左を向くレイドオフになっています。

 

 

短期間でここまでスイングを変えるというのはツアー選手でも非常に珍しいですが、実は、変っていなこともあります。

 

 

 

ひとつはトップ(トップからダウンにかけて)、左手首の掌屈。
ひとつはドライバーでもハンドファーストの状態でインパクトしている。

 

 

 

 もうひとつはヘッドの軌道を真上から見ると(俯瞰で見ると)、自分に対してクラブを丸く振っていることです。

 

 

 

 

トップからダウンスイングで左手首の掌屈が入るとフェースの向きがシャット(フェースが被った状態)になり、これがインパクトのハンドファーストにつながります。この点が変っていないから、短期間で振り方を変えてもインパクトの再現性が高く、弾道が安定しているのです。

 

 

 

 

そして、改造前の縦振りの時も改造後の横振りの時も、自分に対してクラブを丸く振っているので、クラブが余計な動きをせず、慣性の力を有効に使っています。

 

 

 

今どきのスイングを表すキーワードとして、

 

 

 

・シャット(シャットフェース)
・レイドオフ
・オンプレーン
・シャローイング
・ハンドファースト
・地面反力
・骨盤の回旋
・側屈

 

 

 

いずれも合理的なゴルフスイングに欠かせない要素であるのは間違いありませんが、これらを考える前にやるべきこと、ゴルフスイングで一番大事なこと、一番やるべきこととは、「自分に対してクラブを丸く振る」ことではないかと超私的に思っています。

 

 

 

アナライズセミナーで「ジャイアントスイングセミナー」を開催してますが、ジャイアントスイングをすると誰しもが無意識に自分に対して丸く振ってますし、自分に対して丸く振るので慣性を有効に使え、外力である遠心力が効率良く発生しています。

 

 

 

自分に対して丸く振るというのが今ひとつピンとこない人は、水平振りをやってみるといいでしょう。地面に対してクラブを水平振り回そうとすれば、自分に対してクラブを丸く振りますし、クラブの軌道はアウトサイド・インにもなりませんし、インサイド・アウトにもなりません。水平に振れば軌道インサイド・インになります。

 

 

 

対して、通常のゴルフスイングはクラブを斜めに振り回すことになり、水平振りに比べると自分に対して丸く振る(インサイド・イン軌道)ことが怪しくなりやすいです。ショットが乱れているアマチュアゴルファーのスイングを観察すると、自分に対して丸く振れておらず、スライスに悩む人はアウトサイド・インの度合いが大きく、フックに悩む人はインサイド・アウトの度合いが大きいです。

 

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

渋野選手がなぜフラットな横振りにスイング改造したのかは窺い知ることはできませんが、物理的には縦振りよりは横振りにした方が、水平振りに近づきます。加えて、水平振りに近づくほど、身体を回転のスムーズになり(骨盤を開きやすくなり)、インパクトで手元を低く保てやすくなるメリットもあります。

 

 

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