カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法
2017年11月19日超私的な考察 時間制打ち放題のゴルフ練習場を上手に活用する方法とは!?
ゴルフの竪琴再入荷します!!!
11月20日午前中から注文受付開始!
(注文再開しますと、注文殺到が予想されますので、発送にお時間かかることが予想されます。何卒ご容赦下さい)
昨日は横浜旭ファミリーゴルフさんのお客様感謝イベントのお手伝いで、上田栄民プロとトークショー。トークショーの後は、1階打席にてアナライズセミナーを実施させていただきました。天気予報は雨、気温が低かったにもかかわらず多数のご来場をいただきありがとうございました。
トークショーでは上田プロと「練習場の上手な活用法」について話をしました。横浜旭ファミリーゴルフさんは平日だけでなく土日も時間制打ち放題。2時間以内ならば何球打っても値段は同じです。そこで、ご来場者に何球打っているのかと質問したら、、、
95%以上のアマチュアゴルファーは2時間で200球以上、400球打つツワモノもいらっしゃいました。
説明するまでもありませんが、時間制打ち放題ならば球数が多いほどお得感があります。加えて、たくさんボールを打った方が汗をかきますし、練習したという達成感もあります。
では限られた時間でたくさんボールを打てば、ゴルフが上手くなるのでしょうか?
「習うよりも慣れろ」という意味では球数が多い方がいいです。しかしながら、練習場と違ってコースに出たら、何発も続けてボールを打つことができません。すべてが1球勝負となります。練習場でたくさん打つことに慣れれれば慣れるほど、コースに出た時、1球勝負に対してプレッシャーがかかることはあっても、慣れることにはなりません。上田プロもおっしゃってましたが、2時間で打つボールの適正数は100~150球ぐらい。球数こだわらない方が上達につながります。
ただし、明確な目的を持ってボールを打つのであれば200球ぐらい打つのもアリです。例えば、同じ距離を違うクラブで狙う。100ヤードのグリーンを狙うとすれば、PWやAWのフルショットで狙うだけでなく、7番や5番アイアン、ユーティリティ、FWやドライバーで100ヤードのグリーンに乗せるのです。遊び感覚で全然構わないので、いろんなクラブを使って同じ距離を打つ練習をする。これをやるとコントロールショットを打つ感覚を養えますし、クラブが変わると弾道の高さが変わることも理解できます。
例えば、わざとミスショットを打ってみる。フェースに打点位置がチェックできる市販のショットマーカーを貼ったら、わざとフェースのトウ寄りで打ったり、わざとフェースのヒール寄りで打ってみる。わざとフェースの上側で打ったり、わざとフェースの下側で打って見るのです。ナイスショットを打つだけが練習ではありません。わざと芯を外す練習をした方が、クラブの挙動をコントロールする感覚を養えます。加えて、フェースのトウ寄りとヒール寄りで打てるようになれば、、、、、この2つが上手く打てるようになってくれば、フェース中央で打つことは造作なくなるのです。
例えば、わざとボールを左右に曲げてみる。スライスを打つならどれぐらいボールを右に曲げることができるのか。フックを打つならばどれぐらいボールを左に曲げられるのか。チーピンに悩んでいる人ならば、どチーピンを打つ練習をするのです。これも打ち放題ならば
気兼ねなく練習できます。そして、何よりボールを意図的に曲げる練習をし、自分の意図通りにボールを曲げることができてくれば、曲がり幅を小さくすることもできるようになってきます。
ボールを左右に曲げるコツはヘッドの軌道に対してフェースの向きを意図的に変えてやることで。ヘッド軌道に対してフェースを開けば開くほどボールにはスライス回転が強くかかり(大きく右に曲がり)、ヘッド軌道に対してフェースを閉じれれば閉じるほどボールにはフックが回転が強くかかり(大きく左に曲がり)ます。どチーピンを打つコツは、普段よりもさらにインサイドアウト軌道を意識してスイングすれば、チーピンが出る度合いが強くなります。
コースでわざとミスショットを打つとスコアメイクが難しくなりますが、練習場ではわざとミスショットを打てば打つほど、クラブをコントロールする技術を磨くことができますし、ミスショットをわざと打てるようになれば、コースに出た時に想定外のミスショットを減らせるようにもなるのです。
ゴルフはミスのゲームです。
「逆もまた真なり」ではありませんが、練習場ではミスを避けようとしてボールを打つよりも、意図的にミスを打つ練習をしてみて下さい。きっと上達につながる発見があるはずです~。
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2017年11月16日超私的な考察 クラブが進化しているのに、なぜアマチュアの飛距離は思ったほど伸びないのか!?
今度の週末↓11月18日こちらマーク金井が横浜に登場!
トークショーとセミナーやります
お問合わせは 横浜旭ファミリーゴルフ 045-954-3587 へお願いします
インターネットでは様々なコンテンツを無料で視聴できますが、その中でも注目を浴びているのがYouTubeとインターネットTV。AbemaTV(アベマTV)では元SMAPのメンバーが出演して72時間オンエアしていますし、YouTubeではありとあらゆるコンテンツを無料で視聴できます。そして、どちらもインターネット回線を使っているので、iPhoneやスマホで手軽に観ることができます。
マーク金井も数ヶ月前からYouTubeにゴルフコンテンツをアップしています。最初に始めたのが、アナライズセミナーの実況中継、続いて、クラブ試打と練習器具のインプレッション。先週は、アスリート系ゴルファーの三枝こころさんが神田のスタジオにやってこられたので、ゴルフの竪琴の使い方をコンテンツとしてYouTubeにアップしました。
(注 今回はスーパーシャットくんの動画です。ゴルフの竪琴が再入荷してからゴルフの竪琴編をアップします)
三枝さんは自他共に認めるアスリート系ゴルファーだけあって、ゴルフの竪琴の使い方をすぐにマスターし、同時にスイングも劇的に良くなりました。当たり前と言えば当たり前ですが、スイングが良くなれば飛距離が伸び、かつ方向性も安定してきます。言い換えると、クラブがどんなに進化しても、良いスイング(理に叶ったスイング)をしないことにはボールを遠くに飛ばすことはできません。
身も蓋もないことを言ってしまいますが、今どきのゴルフクラブはパワーもさることながらスキル(技術)がある人の方が飛ばせるように作られています。その証拠と言ってはなんですが、40年前に作られたパーシモンドライバーには重いスチールシャフトが装着されています。総重量は360gを超えてました。この時代はスキルがあってもパワーがなければ、ボールを遠くに飛ばせません。対して、今どきのドライバーは300gを下回っているモデルもたくさんあります。パワーがなくてもスキルがあれば遠くに飛ばすことができるのです。
では、今どきのドライバーを使っても飛距離が今ひとつ伸びない人は、スイングにどんな問題を抱えているのか?
飛ばない人に共通していることは、
・インパクトゾーンで手元が減速していない
・ダウンスイングの前半で手首のコックがほどけている(アーリーリリース)
・インパクトでフェースが開いている
振り方については人それぞれ違いますが、飛ばない人のスイングを観察すると、この3つがスイングに含まれています。対して、プロ、アマチュアを問わず、今どきのクラブを上手く使いこなして飛距離を出している人は、
・インパクトゾーンで手元がタイミング良く減速している
・ダウンスイングでタメがちゃんとできている
・インパクトでフェースが開いていない(スクエアもしくはややクローズ)
ダウンスイングでタメを作る、インパクトゾーンで手元を減速する、そして、インパクトでフェースを開かない。実はこの3つのことは互いに関連しているのです。ダウンスイングでタメがほどけやすい人ほど、インパクトゾーンでは手元が加速しやすくなり、インパクトゾーンで手元が加速する人ほど、インパクトでフェースが開きやすくなるのです。
対して、ダウンスイングでタメがちゃんとできる人ほど、インパクトゾーンで手元を減速しやすくなり、そしてインパクトでフェースが閉じづらくなるのです。なぜなら、ダウンスイングでタメが作れると(その結果、ヘッドが遅れて下りてくるため)、インパクトゾーンで手元を減速しないと振り遅れるのが分るからです。そして、インパクトゾーンで手元が減速すれば、シャフトのしなり戻りが発生し、インパクでフェースが開きづらくなるのです。
アナライズでは「飛距離アップセミナー」を実施していますが、このセミナーでは飛ばすために必要な動作をどうして会得するのかをレクチャーしています。そして飛距離アップセミナーについては、誰でも無料で視聴できるように近々YouTubeにアップするつもりです。
ゴルフは物理です。物理的に理に叶った動きをするためにはパワーは必要ありません。必要なのはスキル(技術)です~。
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2017年11月14日超私的な提案 ゴルフの調子が悪い時にやった方がいい練習とは!?
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昨日は、久しぶりに六本木ミッドタウンに行ってきました。神田から六本木までというのは新宿までとほぼ同じ距離なのですが、体感的には遠く感じます。六本木という場所に不慣れなことに加え、駅から目的地まで迷うことが多いからです。昨日もミッドタウンまでは迷わなかったのですが、そこからリッツ・カールトンホテルに行くのに迷ってしまいました(笑)
リッツ・カールトンは世界を代表するホテルですが、そこで開かれたのが、超高級ブランドPXGの記者発表。創設者のボブ・パーソン氏がプライベートジェットで来日し、これからのPXGのあり方についてコメント。そして質疑応答からのフォトセッションです。日本におけるPXGの販売方針も刷新されるみたいですが、なぜかこの記者発表ではアナウンスがなされてません。
そして、夜はYouTube生放送「マーク金井のここだけの話」をオンエア。
ここでも調子が悪い時の練習法について話をしましたが、調子が悪い時にやって欲しいことは、、、
- ゆっくりスイングする
- ボールをわざと飛ばさない
- ボールをわざと曲げる
- 練習器具を積極的に活用する
ゆっくりスイングするのに役立つのが超軟らかシャフトです。シャフトが軟らかい方がゆったりとテークバックできますし、ゆったりスイングしたくなるからです。米ツアーで活躍したリー・トレビノやフレッド・カプルスは「調子が悪くなったら女性用クラブで練習するといい」と言ってますが、女性用クラブはシャフトが軟らかい。軟らかいシャフトで練習した方が、スイング全体のバランスを整えやすくなるのです。
わざと飛ばさないのも、スイング全体のバランスを整えやすくなります。手打ちではなく体(特に下半身)をしっかり使ってスイングし、それでボールを飛ばさない。例えば、ドライバーでナイスショットしたら250ヤード飛ばせる人ならば、200ヤード飛ばすつもりでスイングするのです。50ヤード飛距離を落とそうとすれば力もうと思っても力めません。力まないでゆったりスイングしたくなるからです。
ゆっくりスイングするとスイング全体のバランスを整えることができるのに加え、もうひとつチェックできることがあります。
それは、スイング中のフェースの向きをチェックしやすいことと、インパクトゾーンでのフェース向き(フェースtoパス)をチェックしやすくなることです。
ショットを安定させるには、ヘッド軌道もさることながら、ヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールすることが大事。ヘッド軌道に対してフェースの向きがスクエアになっていれば、スピン軸が左右に傾きません。スピン軸の傾かなくなれば、ボールは左右に曲がらなくなりますし、弾道も非常にコントロールしやすくなるからです。
ボールを曲げるという練習もヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールする感覚を養えます。ヘッド軌道に対してフェースが開いていればスピン軸は右に傾き、ボールにはスライス回転がかかります。逆に、ヘッド軌道に対してフェースが閉じていればスピン軸は左に傾き、ボールにはフック回転がかかります。わざとスライスやフックをかける練習をし、イメージ通りにボールを曲げられるようになれば、ヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールできたことになります。
ゴルフは感覚やフィーリングが大事ですが、調子が悪い時ほど感覚やフィーリングは鈍ってきます。感覚やフィーリングが鈍っている時は、良かった時の感覚やフィーリングを求めるのではなく、ドリルや練習器具を積極的に活用し、新たな感覚を構築した方が不調から脱出しやすくなるのです~。
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2017年11月12日超私的な提案 ゴルフの調子が悪い時、やった方がいい練習、やってはいけない練習とは!?
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OUTUBEアナライズチャンネル 名物の生配信
マーク金井ここだけの話
11月13日21日からの配信決定
録画ありません。生でしかご覧いただけませんので是非!
今回は、あの・・プロの不調の原因をマーク金井が超私的に分析する予定です
今週は三井住友VISA太平洋マスターズが開催されます。現在賞金ランクトップのC・キム選手は途中棄権。3日目を終えて賞金ランク3位の宮里優作選手、4位の小平智選手がともに3位につけています。宮里選手、小平選手とも優勝すればキム選手を抜いて賞金ランク1位に立ちます。
賞金王争いが大いに気になりますが、それと同じぐらい気になっているのが石川遼選手の低迷です。三井住友VISA太平洋マスターズでは2日間ともスコアがまとまらず下位で予選落ち。これで男子ツアー5週連続の予選落ちとなりました。どんな一流選手でも好不調の波はありますが、これまでの戦績を考えると誰もが予想しなかった事態に陥ってます。
そこで、今回は不調時における練習の仕方について超私的に書いてみたい思います。アマチュアゴルファーの中には好調時よりも不調時の方が長いという人も少なくありませんが、そうなってしまう理由についても超私的に書きます。
前述したようにゴルフには好不調の波がつきものですが、不調時に多くのアマチュアゴルファーがやってしまいがちなのが、、、
- 調子を取り戻すためにボールをたくさん打つ
- 調子を取り戻すために一生懸命練習練習する
- 調子を取り戻すためナイスショットを増やす練習をする
- 力強い球、ボールを遠くに飛ばす練習をする
こういうパターンに陥りがちですが、実は、これらは不調から抜け出すのにはあまり役に立ちません。誤解を恐れずに超私的に言えば、こういうことを続けるほど、ゴルフの場合、不調から抜け出しづらくなります
なぜなら、ゴルフというのは、、、、
たくさんボールを打てば、間違ったスイングをしていてもナイスショットが打ててしまうからです。
また、ボールをたくさん打てば打つほど、ナイスショットの数も増えてくるからです。ナイスショットが増えれば調子が良くなるとも言えますが、練習と違ってゴルフのプレーはいつも「1球勝負」。打ち直しはできません。たくさん打つ癖がついてしまうと、「たくさん打てばナイスショットが何発か打てる」ということにはなれても、「唯一無二の1球でナイスショットを打つ」という領域にたどりつく保証がないのです。
そして、調子が悪い時にボールをたくさん打ってしまうと、ナイスショットが出ることの引き換えに
間違ったスイングでナイスショットを打つということがプログラミングされる恐れがあるのです!!!!!
では、どんな練習をすれば不調から脱出できるのか?
これまた超私的なことを言わせてもらえば、
- ボールをたくさん打たない
- 一生懸命練習しない(遊び心を持って練習する)
- わざとミスショットを打つ
- わざとボールを遠くに飛ばさない
- わざとボールを曲げる
- わざとゆっくり振る
スキーやスノーボードは調子が悪くなると、急斜面ではなくて緩斜面、いわゆる初心者ゲレンデで練習をします。緩斜面の方がスピードが出ません。スピードが出ない方が、動きを正しく、かつ客観的にチェック(フィードバック)できるからです。緩斜面はゴルフに当てはめれば、ゆっくり振る(ボールを飛ばさない)というのに相通じるのです。
ボールをたくさん打たない方がいいのは、型や形を修整する時は、ボールを打つよりも素振り(シャドースイング)や練習器具を使ったりドリルをした方が効果的だし、間違った打ち方でナイスショットが出るのを防げるからです。
ゴルフは勘違い、錯覚が生じやすいスポーツです。そして、調子が悪くなるほど、勘違いや錯覚の度合いが大きくなることはあっても、小さくならないのです~。
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2017年11月05日超私的な考察 ヘッドをインサイド・イン軌道に振る極意とは!?
YOUTUBEのアナライズチャンネル 先月より始まった初心者セミナーの2回目が配信開始! 初心者の方、初心者の気持ちでやり直したい方!ぜひご覧ください
プロ野球の日本シリーズはソフトバンクが2年ぶりに日本一の座を手に入れました。ソフトバンク初戦から3連勝。このまま一気に行くのかと思いきや、第4戦目からベイスターズが3連敗からの2連勝。勝負の行方は第6戦に持ち込まれ、延長戦の末、ソフトバンクがサヨナラ勝ち。クライマックスシリーズからのポストシーズンはこれで幕を閉じました。
日本シリーズが白熱する最中、マーク金井はアナライズ神田スタジオにてセミナーを実施。ボールが曲がる(真っ直ぐ飛ぶ)しくみ、ゴルフスイングのタネと仕掛けについて、これでもかってぐらい喋り、これでもかってぐらい質問し、そしてこれでもかってぐらい身振り手振りでデモンストレーションします。
講座によってデモンストレーションする内容は異なりますが、最近、よくやっているのがヘッドの軌道のイメージ作り。
ゴルフスイングは円運動と言われてますし、実際、クラブヘッドは円軌道で動きます。そして、正しい円軌道とは、ヘッドはインサイドから下りてきてインパクト後にインサイドに抜けていく、いわゆるインサイド・イン軌道です。
では、インサイド・イン軌道を作るにはどんなイメージを持てばいいのか?
セミナー受講者にこの質問をすると、「ヘッドを丸く振る」「円軌道を意識する」「体の回転を意識する」というのが多いです。ヘッドを丸く動かすには、自分も丸く動くイメージを持った方がいいと思っている人がほとんどです。
しかしながら、円運動の意識やイメージというのは、実は、あまり役に立ちません。その証拠と言ってはなんですが、アマチュアの多くは円運動を意識しているにも関わらず、インサイド・イン軌道でヘッドが円運動していません。アウトサイド・イン軌道になっていたり、インサイド・アウト軌道になっている人が多いのです。
では、どんなイメージを持つとインサイド・イン軌道でヘッドを丸く振ることができるのか?
円ではなくて、直線を意識して下さい!!!!
ヘッドの動きはボールを頂点にしてV字軌道を意識した方が、結果的にインサイド・インの軌道で円運動させやすくなるのです。ダウンスイングからインパクトまではインサイドからの直線、そしてインパクトからフォローにかけてもインサイドの直線、この2つの直線をなぞるようにヘッドを動かすイメージを持つのです。
直線から直線。
これを意識すると、インパクトを境にしてヘッドが動く方向がガラッと変わるのが具体的にイメージできます。直線と直線になれば、曲がり角がはっきりとイメージできるからです。加えて、アウトサイド・イン軌道の人の場合は、ダウンでヘッドをインサイドから入れるイメージが出ますし、インサイド・アウト軌道の人の場合は、インパクト後にヘッドを左に(インサイドに)振り抜きやすくなります。
それだけではありません。
V字軌道を意識すると、どのタイミングでヘッドを左に振り抜くことを意識する必要があるのかも分ります。ドライバーのヘッドスピードが40m/sの人の場合、インパクトゾーンでヘッドは時速114キロ。時速114キロで動いているヘッドをインパクト直後にインサイドに振り抜くためには、インパクトで方向転換するイメージだと間に合いません。インパクトのかなり手前でヘッドの動かす方向を変えなくては「間に合わない」というのも分ってくるのです。
ゴルフは物理です。
ゴルフスイングは円運動を意識するよりも直線運動(V字軌道)を意識した方が、結果的にはヘッドを正しく丸く振れるようになるのです~。
(▼▼)b
こちら是非!!!
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