カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法
2018年05月08日超私的な考察 手打ちとボディターンは、どちらの方が飛距離が出るのか!?
GWが終わりました。しっかり休みが取れた人、あまり休みが取れなかった人、いつもに増して仕事した人もいたかと思いますが、マーク金井はGWもいつもどおりほぼ毎日、神田におりました。ゴルフには一度も行ってませんが、スタジオで弾道計測器をガッツリテストしたり、新しいクラブ、中古クラブをガッツリ試打しました。GWが明けた今週からは、薄暮ゴルフ三昧するつもりです。
さて、GWでは新たなセミナー「ひざ立ち打ちセミナー」を開催。タイトルが示すとおり、ひざ立ち打ちについてのセミナーです。ゴルフスイングはひざ立ちでやるモノではありませんが、ひざ立ちすると、通常のスイングでは分らりづらいゴルフスイングのメカニズムを体感できます。加えて、ひざ立ちで打った方がヘッドの軌道がどうなっているのかもチェックできるメリットがあります。
では、通常のスイングとひざ立ち打ちはどこがどう違うのか?
・ひざ立ち打ちは下半身(フットワーク)が使えない
・ひざ立ち打ちはスイングプレーンがフラット(横振り)になる
・ひざ立ち打ちは手打ちっぽくなく
・ひざ立ち打ちはダフりのミスが出やすくなる
水平振りほどではありませんが、ひざ立ち打ちは通常のスイングよりも横振りになります。そしてフットワークは使えません。ほとんどの人は手打ちしているような感覚になります。
では、ひざ立ちは飛ばないかどうかと言うと、、、
そんなことはありません。ドライバーでひざ立ち打ちをしてもらうと、男性アマチュアの方でも180ヤード以上飛ばす人がたくさんいます。マーク金井も200ヤード以上飛ばせますし、ヘッドスピードが速い人だと250ヤード近く飛距離が出ます。
対して、ひざ立ち打ちとは逆に、手と腕を完全に固定して(スイング中、ひじを体にくっつけた状態)、下半身をフリーな状態で打つと、ボールはそこまで飛びません。手、手首、腕をまったく使わず、ボディターンだけで打とうとしたら、ドライバーでも100ヤードも飛ばない人がほとんどです。誤解を恐れずに言うと、ドライバーの飛距離の75パーセント以上は、手や腕、そして手首をタイミング良く使うことによって生み出されているのです。これはプロもアマチュアも関係ありません。一生懸命体をしっかり使っているのに飛距離が出ない人ほど、手や腕、そして手首が正しく使えていないのです。
下半身はパワーが出せる部位であることは間違いありませんが、下半身のパワーだけではボールを遠くに飛ばすことはできません。ひざ立ち打ちをすると、手打ちがドライバーの飛距離を生み出していることが如実に体感(確認)できるのです。
ゴルフでは「手打ちは良くない」「手打ちは飛ばない」とかと言われてます。確かに、飛ばない人を見ていると、体を上手く使えてなさそうに見えますが、実は、体よりも手や腕、手首を上手く使えてないことが「飛ばない」要因になっているのです。実際、ひざ立ち打ちセミナーでも、手や腕、手首を上手く使えていない受講者ほど、ひざ立ち打ちした時も飛距離が出てませんでした。
ゴルフは道具の依存度が高く、そして道具を上手く使うことによって飛距離が出る競技です。野球のホームランよりもドライバーショットの方が飛距離が出るのは、道具の依存度が高いからに他なりません。そして、道具を上手く使いこなすには、手や腕、そして手首を正しく使ってやることが必要不可欠なんです。
ひざ立ち打ちは、通常のゴルフスイングで分かりづらいことを色々と教えてくれます。マーク金井は今から45年ぐらい前にひざ立ち打ちを教わりましたが、その時は、ひざ立ち打ちをする理由が分っておらず、そしてひざ立ち打ちがこれでもかってぐらい上手く打つことができませんでした。
45年経った現在は、ひざ立ち打ちも違和感なくできるようになりましたが、それはゴルフスイングのタネと仕掛けが理解できるようになったからです。
ゴルフは練習しないと上手くなれませんが、練習の仕方が間違っていると、その努力は報われません。まずはひざ立ち打ちを試してみて下さい。まずは7番アイアンでひざ立ち打ちしてみて下さい。これで、ボールの手前を大きくダフる人↑、打ったボールがものすごく左に飛んでしまう人は、スイングの仕方にかなり大きな問題があります~。
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2018年05月03日超私的な考察 石川遼プロも実践している水平素振りのメリットとは!? 続編
アナライズのゴールデンウィークの営業について・・・
5月3、4、5、6日は商品の発送、メールの返信、電話でのお問い合わせはお休みです。(もちろんセミナーは開催しております(GW中のセミナーは全て満席となっております)
GWも後半戦に突入しました。アナライズの神田スタジオはお休みをいただいてますが、セミナーは5月5日と6日に開催致します。5日は「アプローチセミナー」と「バンカーショットセミナー」。6日は「ひざ立ち打ちセミナー」と「フレループセミナー」。おかげさまで、いずれのセミナーも満員御礼をいただいてます。
GWは郊外に向かう高速道路は混み合い、ゴルフ場もかき入れ時なので混み合います。プレー中もティグラウンドで待つ時間が長くなると思いますが、そんな時にお勧めしたいのが、フレループを使った水平素振り。石川遼プロもやってますが、フレループを使った水平素振りには、スイング作りに役立つエッセンスが盛り込まれているからです。
では、水平素振りにはどんなメリットがあるのか?
水平素振りはクラブを胸の高さに持ち上げ、腕は前に習えした状態からテークバックを開始し、ダウンスイングし、インパクトを迎えて、フォローを取ります。この時、そして水平素振りの目的は、「クラブを地面とできる水平な状態をキープし、水平に振り」ます。
通常のクラブでもそうですが、フレループを使って水平素振りすると、
- テークバックではシャフトを時計回りに回転させること
- ダウンスイングでは、シャフトを反時計回りに回転させること
- フォロースルーでは、シャフトを半島計回りに回転させること
水平素振りではシャフト回転させないと、クラブを水平に動かせないことが体感できます。そして、シャフトを回転させるには左腕を回旋(ねじる)させる動きが必要不可欠なのが体感できます。そして、フレループを使って水平素振りすると、シャフトの回転がより分かりやすくなり、左腕をタイミング良く回旋(ねじる)動きを入れることが重要なのことを直感的(無意識の内に)分かり、左腕をタイミング良く回旋(ねじる)できるようになってくるのです。
対して、通常のスイングではシャフトを回転させなくても(左腕を回旋させなくても)、何となくスイングできてしまいます。ただし、シャフトの回転(左腕の回旋)が不足していると、クラブは正しい軌道に上がりませんし、振り遅れのミスも出やすくなります。アマチュアの多くがスライスや、フォローで左ひじの引け(チキンウイング)に悩んでいますが、この悩みをかかえる人の98%以上はシャフトの回転(左腕の回旋)がちゃんとできてません。
フレループはシャフトが反っただけでのシンプルな練習器具ですが、これで水平素振りすると、
- アドレスではシャフトが立っている
- トップではシャフトが寝ている
- ダウンスイングでは寝たシャフトを徐々に立てる
- インパクトではシャフトが立っている(アドレスの再現)
- フォローではシャフトが寝ている
シャフトが反り曲がっていることで、ゴルフスイングとは
「シャフトを寝かせ、寝かせたシャフトを立てて、再び寝かせる」
といのが直感的(感覚的)に体感できるのです。
通常のゴルフスイングはアドレスした状態から、クラブを斜め上に振り上げ、斜め下に振り下ろし、そして再び斜め上に振り上げていきます。実はこの斜めというのがくせ者で、斜めだとシャフト(左腕)の回転(回旋)が正しくできているかどうかをチェックしづらいのです。また、通常のゴルフでは、シャフト(左腕)の回転(回旋)という動きができているかどうかも分かりづらいのです。
水平素振り、特にフレループを使って水平素振りをすると、ゴルフセオリーのひとつである「リストターン」「インパクトゾーンで右手が左手を追い越す」という動きを入れないとスイングできない(スイングしづらい)というのが分かり、そして、通常のスイングよりも「リストターン」「インパクトゾーンで右手が左手を追い越す」という動きをスムーズにできるようになるのです。
水平素振りが上手くできるようになったからと言って、通常のスイングがすぐに良くなる保証はありません。しかしながら、水平素振りをしない人よりも水平素振りをたくさんした人の方が、スイングが良くなる確率はグンと上がりますし、スライスを短時間で矯正できるようになり、飛距離も伸びてくるようになるのです~。
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2018年05月01日超私的な考察 石川遼プロも実践している水平素振りのメリットとは!?
アナライズのゴールデンウィークの営業について・・・
4月28、29、30日、5月3、4、5、6日は商品の発送、メールの返信、電話でのお問い合わせはお休みです。(もちろんセミナーは開催しております(GW中のセミナーは全て満席となっております)
先週の国内男子ツアー「中日クラウンズ」は首位と2打差で出たY.E.ヤン選手(韓国)が5バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算12アンダーで逆転優勝しました。ヤン選手は2009年にアジア勢として初のメジャーに優勝(全米プロ)しており、今年から国内ツアー本格復帰。46歳のベテラン選手ですが衰えはまったく感じられません。賞金王争いに絡んでくるのは間違いないでしょう。
さて、今週はGWの真っ只中。男子のレギュラーツアーもお休みですが、マーク金井はとセミナー三昧。4月28日、29日、5月5日と6日はセミナー講師を務め、ゴルフスイングのタネと仕掛けについてレクチャーしています。
セミナーでは座学だけでなく、様々なドリルを受講者にやってもらいます。ドリルの種類は10種類以上ありますが、中でも、頻度が高いのが、、、
水平素振りとひざ立ち打ち!!!!!
まったくもって偶然だと思いますが、石川遼選手もツアー会場のドライビングレンジで水平素振りとひざ立ち打ちをやってます。
さて、この水平素振りとひざ立ち打ち。
実際にコースでプレーする時、水平素振りのようなスイングでボールを打つことはありませんし、ひざ立ち打ちでボールを打つこともありません。この2つのドリルは、あくまでドリルに過ぎませんが、実は、オンプレーンに振る感覚を養うのには、非常に役立つドリルなんです。
では、水平素振りとひざ立ち打ちにはどんなメリットがあるのか?
今回は水平素振りのメリットについて超私的に説明したいと思いますが、ヒントはクラブの軌道にあります。
普通にスイングする場合、背の高さとかアドレスの仕方、クラブによっても多少異なりますが、スイング中のヘッド軌道は水平でも垂直でもなくて、斜めです。テークバックでは斜め上に振り上げ、ダウンスイングでは斜め下に振り下ろし、インパクト以降は、再び斜め上に振り上げていきます。クラブの軌道を物理的に説明すると、2次元ではなく3次元に動がしています。
対して、水平素振りはどうでしょう。
水平素振りはクラブを胸の高さに持ち上げ、腕は前に習えした状態からテークバックを開始し、ダウンスイングし、インパクトを迎えて、フォローを取ります。この時、そして水平素振りの目的は、「クラブを地面とできる水平な状態をキープし、水平に振り」ます。
クラブを水平に動かすということは、即ち、、、
水平素振りは3次元ではなく2次元でスイングすることになるのです。
通常のゴルフスイングは3次元な動きに対して、水平素振りは2次元の動き。例えるならば、通常のゴルフスイングは飛行機の操縦と同じで、水平素振りは車の運転と同じようになるのです。説明するまでもありませんが、ほとんどの人は例外なく、飛行機の操縦よりも車の運転の方が簡単に感じるし、実際、簡単です。
ゴルフスイングもしかり。
水平素振りはクラブを2次元で動かせるので、通常のスイングよりもシンプルに動きを捕らえることができます。また、クラブが水平に動いているかどうかも目視しやすいし、スマホで自撮りした時も「正しい軌道なのか、間違った軌道なのか」を簡単にチェックできます。初心者セミナーでは、最初に水平素振りを徹底的にやってもらっていますが、ほとんどの受講者は短時間で正しい水平素振りをやれるようになります。クラブを水平に動かそうするのは、3次元ではなく2次元だからです。
そして、そして水平素振りにはもうひとつ大きなメリットがあるのです。石川遼選手は自覚しているかどうか定かではありませんが、水平素振りをするとクラブをオンプレーンに乗せるために必要な動きというのは、直感的に体感できるのです。水平素振りのメリットについては次回じっくりと説明致します~。
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2018年04月24日超私的な考察 ドライバーとパターの打ち方の違いを正しく理解していますか!?
先週の国内男子ツアー「パナソニックオープン選手権」は最終日に3アンダーでプレーしたインドのラリヒ・ガンジー選手が1打差で逆転優勝、国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」はプレーオフの末、永峰咲希選手がツアー初優勝しました。昨日は久しぶりに男女ツアーをテレビ観戦しましたが、どちらも手に汗握る展開で、なおかつ生放送。なおかつプロ野球の巨人阪神戦も同時にやっていたので、数秒刻みにチャンネルを切り替えながら観戦してました。
プロ野球は巨人が大量得点を重ねたので早々と観るのを止めましたが、男女ツアーは最後の最後まで勝負がもつれました。男子ツアーは18番のティショットが勝負の分かれ目になり、女子ツアーはプレーオフでのパッティングで優勝者が決まりました。テレビを観ていて改めて思ったのですが、ゴルフは大胆さと繊細さの両方が求められるスポーツです。
大胆さとはボールを遠くに飛ばすドライバーショット、繊細さとはボールをカップに沈めるパッティングですが、ここで皆さんに質問があります。「ドライバーとパッティングの違いは何?」と聞かれたらなんと答えますか?
アナライズのセミナーでは、必ずこの質問をします。受講者の多くは、、、、
・ドライバーは飛ばす、パターは飛ばさない
・ドライバーはスイングが大きい、パターはスイングが小さい
・ドライバーはリストターンがある、パターはリストターンしない
・ドライバーは速く振る、パターはゆっくり振る
ドライバーは遠くに飛ばすクラブで、パターは遠くに飛ばさないクラブ。これは至極真っ当な答えですし、実際、そういう風に作られています。ドライバーで1mのパットを打つことはまずしませんし、パターで200ヤード以上飛ばすのは不可能に近いです。ドライバーもパターも使用目的に応じて設計がなされています。だからでしょう。受講者の多くは、振り幅やスピードのことについて言及します。
そして、ここからが大事なポイントですが、ドライバーとパターはクラブの構造が違うだけでなく、打ち方も大きく違います。ドライバー(アイアン)とパターというのは、クラブの動かし方が根本的に異なるのです。どこが根本的に異なるのかと言うと、
スイング中のシャフトの運動方向です!!!!!!!!!!
パターは振り幅が小さいだけでなく、ストローク中、シャフトはほとんど回転しません。それに対して、ドライバー(フルショット)というのは、スイング中、シャフトが回転します。シャフトを回転させないと、クラブを正しく振り上げることができませんし、クラブを正しく振り下ろすことができません。
ドライバーショット(フルスイング)においては、テークバックでシャフトが時計回りに約80~110 60~80度ぐらい回転し、ダウンスイングではシャフトが反時計回りに約80~11060~80度ぐらい回転します。このシャフトの回転があってこそ、クラブは正しい軌道、すなわちオンプレーンに沿ってクラブを動かすことが可能になるのです。
このシャフトが回転することの重要性を知るのに役立つのが、片山晋呉プロ、石川遼プロも使っているシャフトが曲がった「フレループ」。マーク金井もセミナーでは「フレループ」を積極的に使ってますが、シャフトが反っていると(曲がっていると)、シャフトを回転させないことにはクラブがトップに上がらないこと、そしてオンプレーンに振り下ろせないことが、体感できますし、かつ可視化できます。フルショットにおいては、シャフトをタイミング良く回転させることが、正しい軌道を生み出すことを即座に体感できるのです。
ゴルフスイングはできるだけ手や腕を使わない方がいいと言われてます。確かに使い過ぎると手打ちになったり、スイング軌道が不安定になります。しかしながら、手や腕を全く使わないでいると、スイング中にシャフトを回転させることはできません。スイング中にシャフトを回転させるためには、腕(特に左腕)の回旋(ねじれ)が必要不可欠だからです。
ゴルフスイングには数多くのセオリーがありますが、シャフトが反っている(曲がっている)フレループを振ると、ドライバーショット(フルスイング)を成立させるには、シャフトの回転(腕の回旋)が必要不可欠であることが即座に分ります。また、シャフトの回転(左腕の回旋)させた方がボールを真っ直ぐ飛ばせることも分ってきます。シャフトを反時計回りに回転(左腕を反時計回りに回旋)させるとリストターンした感じになって、ボールが左に飛びそうな感じがしますが、これも勘違いであることが分ってきます。
ゴルフは物理です。
ドライバーショット(フルスイング)とパターはまったく別物です。ここを正しく理解していないと、スイング作りが難しくなるだけでなく、クラブの軌道が不安定になるリスクも高まるのです~。
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2018年04月22日超私的な考察 ゴルフ雑誌やYouTubeを観てもスイングが変らない本当の理由とは!?
5月のセミナー募集開始しています
すでに満席のセミナーもありますので、お申込みはお早めに
昨日はアナライズのセミナーデー。午前中は「アプローチセミナー」、1時間の休憩を挟んで午後からは「シャフトセミナー ウッド編」を実施しました。どちらもおかげさまで満員御礼でしたが、受講者の顔ぶれが変ってきました。かつてはブログを読んだ人が多かったのですが、最近は「YouTubeを見て来ました」という人が増えてきました。YouTubeはスマホで手軽に観られるのに加え、検索のしやすさも魅力です。アナライズは昨年夏ぐらいから本格的にYouTubeに動画をアップしてますが、ようやく認知度が上がってきました。
セミナーの内容についてはYouTubeにすべてアップしてますが、マーク金井のセミナーは毎回やることが異なります。大筋は変えませんが、受講者に応じてドリルや説明の仕方を変えています。昨日のセミナーでもフレループを使って新しいドリルを2つほどやりました。
アナライズのセミナーはスイングのタネと仕掛けについての説明、受講者への質問、そして実技(実際にスイングしてもらう)の3つで構成されています。実技ではスポンジボールを打ってもらうことが多いですが、時にはゴルフボールも打ってもらいます。ボールを打ってもらうのは、ほとんどの人が素振りと、実際のスイングとで動きが異なってしまうからです。
加えて言葉での説明というのは「頭で理解」する半面、感覚として理解するのが難しい。実際にボールを打ってもらうことで、言葉だけでなく感覚も体験してもらってます。昨日のセミナーでは、極端にインサイド・アウトに振る受講者がいました。この受講者に手取り足取りで「正しいダウンスイングの軌道」を体験してもらったのですが、その時、「こんなにアウトサイド・インに振るんですか」と。体験することで、初めて自分の感覚がいかにズレているかが分るのです。
ゴルフ雑誌は文字情報(言葉)と写真でゴルフスイングを理解し、YouTubeでは説明(言葉)と動画でゴルフスイングを理解することになります。どちらも主たる情報源というのは言葉と視覚です。
さて、前述したように最近のセミナー受講者はYouTubeをご覧になってから参加して下さってます。にも関わらず、いざセミナーに参加して実際にボールを打ってもらうと、ほとんどの受講者は正しい動きになってません。頭では分ったつもりになっているのですが、行動が伴わないのです。
ではなぜ、頭には正しい情報が入っているにも関わらず、実際にスイングすると自分が思い描くスイングからかけ離れてしまうのか?
言葉や視覚情報では正しい知識を知ることはできますが、いざ具現化(実際できるようになる)することが難しいからです。
知るということはすごく大事ですが、その次に立ちはだかるのは「行動の壁」。頭で分ったことが実際にできるようになるためには、この「行動の壁」を乗り越える必要があるのです。これはゴルフに限らないことで、例えば、クルマの運転の仕方を言葉や視覚情報で知っても、それだけではクルマを運転できないのと同じことです。スノボにしても、本やYouTubeを観ただけで、上手にターンできるようにはなりません。「行動の壁」を乗り越えるには知識を理解した次に、正しい感覚を養うことが求められるのです。
感覚は言葉によって置き換えられますが、言葉によって置き換えられた感覚は言語化された瞬間に、言葉になります。感覚を養うために本当に必要はことは、実際にやってみて動作を感じこと、そして自分のイメージしている感覚と実際の感覚のズレを実際に身をもって経験することが必要不可欠なんです。
ゴルフ雑誌もYouTubeも、ゴルフ上達に有益な情報が満載されています。しかしながら、これらの情報を正しく活用するためには、「行動の壁」を乗り越える体験が必要なんです。本を読んだり映像を見ただけではクルマの運転はできませんし、スノボも滑ることはできません。クルマの運転を会得するには教習所に通って実際にクルマに乗った練習が必要ですし、スノボが上手くなるには実際にゲレンデに出て滑ること、そしてレッスンを受けて正しい感覚がどんなものかを体験することが必要です。
スノボもそうですが、ゴルフも我流で上手くなる確率は非常に低いです。ゴルフ上達を本気で考えているならば、迷わずちゃんとしたインストラクターからレッスンを受けることをお勧めします~。
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