マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2019年05月02日超私的な考察 ドライバーが飛ぶ人と飛ばない人は一体どこが違うのか!?

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元号が平成から令和になりました。マーク金井は昭和33年生まれなので、昭和を30年、平成を30年生きたことになります。昭和47年からゴルフを始めてますから、かれこれ半世紀近くゴルフをやっています。そして、半世紀近くたった今も、ゴルフをプレーする日々を過ごしています。

 

 

令和に入りGWも半ばに突入しました。このブログがアップされる頃には東北最古のゴルフ場、仙塩ゴルフ倶楽部でプレーする予定です。昭和10年に開場されたコースで、9ホールでパー36。ティを交互に使うことで18ホールプレーが楽しめるようになっています。

 

日本では9ホールのコースは非常に数少ないですが、歴史的なコースには9ホールが多いです。例えば小樽の旧コースは北海道最古、例えば雲仙ゴルフ場神戸ゴルフ倶楽部に次いで日本で2番目に古いゴルフ場です。ゴルフは18ホールプレーしなくてはならない決まりはありません。これからも9ホールプレー、そして9ホールのゴルフ場を超私的にレポートしていくつもりです。

 

さて、GWの序盤、4月28日に「ゴルフスイング物理学」の著者である小澤康祐さんとコラボセミナーを実施しました。3時間の長丁場にも関わらず、始まるやあっという間に終演時間。ゴルフスイングを物理的に解説するだけでなく、ゴルフスイングで欠かせない3つの要素についてじっくりと話を伺い、具体的な練習方法も教わることができました。

 

 

小澤さんのメソドットについてはYouTubeでも詳しく説明がなされていますが、今回、マーク金井が「なるほど~」と思ったのが、このくだりです、、、、

 

「ゴルファーには『飛ぶ人』と『飛ばない人』との間に明確な線引きがなされ、中間ぐらい飛ぶという人はまずいません。そして、『飛ばない人』はいくら筋トレをしたとしても、『飛ぶ人』のグループに昇格することはできないのです」(小澤さん)

 

では飛ぶ人と飛ばない人の違いはどこにあるのか?

 

 

一般的には手打ちの人は飛ばないと言われてますが、小澤さんの答えも同じです。ただし、小澤さんの答えは漠然と手打ちが飛ばないなんていいません。物理的な理由があり、それは、、、

 

「トップからダウンの切り返しや、ダウンスイングで身体の中心から動くのではなく、末端(手先や腕)が先に動くスイングをしているとパワーが出ません。末端が先に動くスイングのことを手打ちと言い、そして末端が先に動くスイングをしている人の場合は、いくら身体をしっかり動かしても、いくら一生懸命スイングしても効率良くパワーが発生しません。末端から先に動く、すなわち手打ちだと力を出そうとしても力が出ず、その結果、ヘッドスピードも上がらず飛ばないのです」(小澤さん

 

では、なぜ飛ばない人は、末端が先に動くスイングになってしまうのか?

 

これにも物理的な理由があります。それは、、、、、、

 

 

 切り返しやダウンスイングで末端(手先や腕)が先に動く人は、例外なくダウンスイングでフェースを閉じようとする動きをしている!!!!!!

 

 

フェースを閉じようとする(フェースを変えそうとする)動きをするほど、身体の中心(大きな筋肉)は動きません。末端の筋肉が積極的に動き、その結果、自分の意思(気持ち)とは裏腹に手打ちになってしまうのを避けられないのです。言い換えると、「飛ばない人」ほど、ダウンスイングでフェースを閉じようとする動きを、意識するしないに関わらずやっているのです。

 

 

スライサーが飛ばないのも同じ理由で、スライスに悩む人ほどスライスを嫌がってダウンスイングでフェースを閉じようとする動きをしてます。結果、末端の筋肉が積極的に動くために手打ちになるべくして手打ちになり、それが原因でヘッドスピードが思うように上がらず飛距離が出ないのです。

 

 

一方、「飛ぶ人」の場合は、切り返しやダウンスイングでフェースを閉じようとする動きをしてません。誤解を恐れずに言うと、、、、

 

 

おーっと、これ以上は私の口からは言えません、、、。小澤さんのYouTube講座で飛ばすために必要な動作について詳しい説明がなされてれますので、そちらをご覧になって下さい~。

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アナライズからお知らせ

アナライズでは、4月27日(土) 〜 5/6日(月) まで休業とさせていただきます。

ご注文は随時承っておりますが、ご対応(メール返信)・発送等は休み明け、5月7日からとさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

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2019年04月14日超私的な提案 アイアンをダウンブローに打つのに必要不可欠なアクションとは!?

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2019マスターズの予選ラウンドが終わりました。トップは7アンダーでアダム・スコットジェイソン・デイフランシスコ・モリナリブルックス・ケプカの5選手。1打差の6アンダー、6位タイにタイガー・ウッズを始め4選手がつけています。

 

 

マーク金井が優勝争いで予想したタイガー、そしてフィル・ミケルソンも3打差の12位タイといいポジションにいます。バッバ・ワトソンは通算イーブンパーで今ひとつ調子が上がっていませんが、爆発力がある選手。3日目にビッグスコアで一気に上位に絡んでくる可能性を秘めています。このブログがアップされる頃には3日目の結果が出ているかと思いますが、優勝争いは12~14アンダーぐらいになりそうな感じがしてます。

 

 

さて、昨日(土曜日)はアナライズセミナーデー。神田のスタジオにて、「NEOフレループセミナー」と「お尻セミナー」を実施。「NEOフレループセミナー」は撮影が入ったので、近々、YouTubeセミナーの模様を包み隠さずオンエア致します。もちろんYouTube動画はYouTubeですので無料です。無料でも出し惜しみも一切ありません(笑)

 

さて、この「NEOフレループセミナー」ではフレループを使ってスイングの根幹となるクラブの動かし方についてかなり細かくレクチャーします。セミナーでも最初に説明していますが、ゴルフクラブの動かし方は2種類あって、ひとつはパターでのクラブの動かし方。もうひとつはフルスイングでのクラブの動かし方についてです。

 

 

パターとフルスイングでクラブの動かし方は異なり、どこが異なるのかと言うと、シャフトの回転があるかないかです。

 

パターではストローク中にシャフトの回転というのはほとんどありません。対して、フルショットではスイングしている最中、シャフトはかなり回転します。と言うよりは、例えば、テークバックではシャフトが回転していないとクラブを振り上げることはできません。ダウンスイングからインパクトにかけてもシャフトが回転していないと、オンプレーン(プレーンに沿って)に振り下ろすことができないのです。もちろん、シャフトを回転させるためには、左腕の回旋という動きが必要になります。

 

 

 このスイング中のシャフトの回転。

 

 

シャフトが反り曲がっているフレループを使って素振りすると、必要不可欠な動きであることが視覚で確認できます。シャフトの回転(左腕の回旋)が入ることで、クラブをプレーンに沿って振り下ろせるのもすぐに分ります。

ちなみに「NEOフレループセミナー」は普通にスイングするのではなく、かなり独特な方法で素振りします。フレループを地面に置き、地面に沿って二次元に近い状態でクラブを動かします。アドレスではフレループの先端はシャフトが沿っている分だけ浮いています。

 

この状態からシャフトを地面から浮かせないようにテークバックしますが、途中からシャフトを時計回りに回転させ、トップでは先端部分の丸い球を地面にくっつけます。ダウンスイングでは、前半では先端の丸い球は地面にくっついたままですが、後半からはシャフトを反時計回りに回転させ、先端のボールを上に起こしていきます。そして、インパクトではアドレス時と同じく、シャフトが上反りした状態に戻します。

 

地面に沿ってクラブを動かすと、普段のスイングよりもシャフトの回転というのがどのように発生させるのが分ります。そして、そして、アマチュアゴルファーの多くが勘違いしているインパクトを迎えるためのクラブの動きを知ることができます。

 

ダウンスイング後半からインパクトを迎える時、クラブヘッドというのはシャフトの反時計回りの動き(左腕の外旋)を伴って下から上に動くのです。下から上とは即ち、アッパーな動きで、

 

(左腕の回旋については↑こちらの動画でも詳しく説明しています)

ヘッドは下から上に動くことでボールに対してヘッドは厚く当たり、アイアンにおいてはダウンブローの軌道でヘッドを入れていけるのです!!!!!!!!!

 

大事なことなので繰り返します。ダウンスイング後半からインパクトにかけては、ヘッドを下から上に起こすことで(アッパーに動かすことで)、ヘッドは上から下に入れていけるのです。水平振りだとシャフトを反時計回りに回しながらインパクトを迎えるとアッパー軌道にしかなりませんが、通常のゴルフスイングの状態で同じようにヘッドを下から上にせり上げていくと、プレーンに沿ってヘッドを上から下に、いわゆるダウンブロー軌道でインパクトを迎えることができるのです。

 

 

 アッパーに振った方がダウンブロー軌道でヘッドが下りる

 

なんとも矛盾した表現ですが、これがゴルフスイングの真実。この真実を理解し、そして実践すればすくい打ちから抜け出せ、プロのようなダウンブロー軌道でアイアンショットが打てるようになります。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

フレループを振ってスイングすると、ゴルフクラブを振った時では分りづらいクラブの動かし方が分ってきます。アイアンのすくい打ちがなおらない人、ダウンブローに打とうと思っているのにボールの手前をダフっている人は、クラブの動かし方を勘違いしている可能性大です。ダウンブロー軌道でアイアンを打てない人は、ボールを打つことよりもフレループで素振りすることを強くお勧め致します~。

 

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2019年04月09日超私的な考察 ゴルフが上手くなりたい人ほど上手くなれない本当の理由とは!?

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本日18時にまた新しい動画配信予定となっています

 


先週日曜日の幕張メッセは若い女性でごった返していましたが、その合間をぬって出向いたのは「オートモービルカウンシル」。国内外のクラシックカーや旧車が展示されているイベントです。すべてではありませんが、展示されているクルマはその場で購入することもできます。

かつて乗っていたクルマでは、ホンダのシティ、マツダのロードスター、そしてワーゲンゴルフが会場に展示されていました。旧車好きにはたまらないイベントですが、その中で一目惚れしたのは、シルバーメタリックのBMW2002Tii。1972年なので47年前のクルマですが、直線を基調にしたシンプルなデザインは今市販されているBMWよりもワクワクドキドキさせてくれます。加えて、今どきのクルマに比べると横幅がかなりスリムです。
ネットでスペックを調べてみると、、、

 

全長4,230mm×全幅1,590mm×全高1,410mmで車両重量は990kg
(Wikipediaより引用)

 

 

普段乗っている2011年式135iクーペの全幅は1750mmですから、見た目だけでなく数値的にも2002Tiiの全幅はスリム。これなら都心のファミレスの駐車場に止めても隣のクルマが気になりません。47年前のクルマなのでスピーディーな加速を楽しめるわけではありませんが、日本の道を法定速度で走る分には、今でも理想的なスペックのクルマだと思います。

 

さて、幕張メッセには電車で行きましたが、車中でお世話になったのがこの本。

 

 人生は攻略できる(橘玲著)ポプラ社
 君たちはこれからどう生きるか?

 

著者である橘さんが若者向けに世の中の歩き方を指南している本です。現在の、そしてこれからの世の中の仕組みについて詳しく書かれているので、若者でなくても知っておいた方がいいことが分りやすく説明されています。

 

 

この本の中で、まず目にとまったのが前書きのこのフレーズです。

 

 

 ヒトの脳は現実と想像を区別するのは苦手だからだ。夢の実現を強く願うと、君の脳はすでに望みのモノを手に入れたと勘違いして、努力する代わりにリラックスしてしまうのだ。(人生は攻略できるより引用)。

 

 

これをゴルフに当てはめると、、、

 

 ゴルフが上手くなりたいと強く願うと、ゴルファーの脳はすでにゴルフが上手くなったと勘違いして、努力する代わりにリラックスしてしまうのだ。

 

 

どうでしょう。皆さんに当てはまるかどうかは分りませんが、ゴルフが上手くなりたいと切に願っている人で、本当に上手くなっている人はそれほど多くいません。その証拠と言っては何ですが、昔も今も、ゴルフ雑誌は「100切りレッスン」とか「脱スライス」というレッスン記事を大々的に紹介しています。ゴルフが上手くなった人よりも、ゴルフが上手くならない人の方が多いから、これらのレッスン記事は年から年中、手を変え品を変えて掲載されているのです。

 

 

ここまで書いたら、察しのいい人はもう言いたいことはお分かりでしょう。

 

 

そうです。ゴルフが本当に上手くなりたいと思っているならば、夢(ゴルフ上達)の実現を強く願うのではなく、上手くならない理由を明確にあぶり出し、そして橘さんの言葉を借りるならば、

 

 ゴルフには必勝法はないけど、ゲームと同じように、「こうした方がいいこと」と「やってはいけないこと」があるんです。

 

 

具体的に言うと、ゴルフ上達の具体的な計画を作り、その計画をひたすら忠実に実践することです。100切りしかり、90切りしかり、シングルを目指すことしかり。

 

今回紹介した「人生は攻略できる」という書籍には一切ゴルフについては触れられていませんが、ゴルフ上達に欠かせないエッセンスが数多くあります。もうひとつだけ橘さんの言葉を引用させていただくと、、

 

 

「幸福の土台」を手に入れるために必要なのは、新しい時代のルールを理解して、大事なところで正しい選択をすることだけだ。これで人生は「攻略」できる。
人生は攻略できるより引用)

 

これをゴルフに置き換えると、

 

 

「ゴルフの土台」を手に入れるために必要なのは、ゴルフのルール(特性)を理解して、大事なところで正しい選択をすることだけだ。これでゴルフは「攻略」できる。

 

 

本当にゴルフが上手くなりなったかったら、上手くなりたいと願わないこと。ゴルフの上達を実現するのに必要なのは、上手くならない理由(原因)を洗いざらいあぶり出すこと。そして、自分には何が足りていないのかに対して向き合うことが、必要不可欠です。ここを素通りしてしまうと、、、、練習場にせっせと通ってもその努力はほとんど報われないでしょう~。

 

 

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2019年04月07日超私的な考察 初心者向けのゴルフスクールはたくさんあるのに、中上級者向けのスクールが少ない理由とは!?

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持病の喘息がぶり返し金曜日にかかりつけのクリニックに行ってきました。このクリニックは呼吸器の専門なので、診断時に肺年齢を調べて下さいます。今回の検診では、マーク金井の肺年齢は、、、、

 69歳!!!!!

 

 

実年齢よりも9歳老けています(汗)。ちなみに、半年前に検診してもらった時の肺年齢は72歳でしたから、ほんの少しですが肺機能は若返りました。

 

 

喘息持ちなので肺機能を若返らせることは容易ではありませんが、これ以上悪化させないことはできます。スノボ、そして9ホールプレーの担ぎセルフは適度な運動になりますし、新鮮な空気を肺に送り込むこともできます。クルマ大好き人間ですが、毎日1万歩以上は歩いています。運動を続けることが肺にも良いとのことなので、一病息災状態を維持していくつもりです。

 

 

さて、毎日FB、Instagram、Twitterはチェックしていますが、最近、気になったのがゴルフ業界人のFBでのこの問いかけです。

 

 

初心者向けのゴルフスクールは超沢山あるけど、
中上級者向けのゴルフスクールがないのはなんでだろう?

 

 

 

確かに、ゴルフ雑誌はネットを検索しても初心者向けとか、100を切いたいゴルファー向けのスクールは数多くあります。反面、シングルになるためのスクールとか、70台のスコアを保証します、なんてスクールはほとんどありません。

 

 

では、なぜ中上級者向けのゴルフスクールの数が非常に少ないのか?

 

 

この答えを導き出す前に、他のスポーツの事例を考えてみましょう。スキー、スノボの場合は、初心者向けが多くありますが、中上級者向けのスクールもそれなりにあります。

 

例えばスキー界を代表する渡辺一樹さんのグループレッスンは、1級レベル(ゴルフだとシングルに近いレベル)でないと受けることができません。また、1級取得のためのスクールレッスンはいろんなゲレンデで受講できますし、スキーだと「ポールレッスン」や「コブ斜面レッスン」があり、スノボだと「グラトリレッスン」や「カービングレッスン」と言った中上級者向けのレッスン(スクール)があります。

 

 

言い換えると、スキー、スノボにおいては独学ではレベルアップするのが難しいという共通認識があって、その共通認識があるからこそ中上級者向けのレッスン(スクール)があるのです。もちろん、お金をちゃんと払って習いたい人がいることも見過ごせません。

 

 

では、ゴルフの場合はどうなのか?

 

 

ゴルフの場合、初心者がボールをちゃんと打てるようになるまでのハードルが非常に高い競技です。まったくの初心者がいきなりナイスショットを打てるということはめったになく、ほとんどの人は空振りしたりチョロしたり。そして何より、一体どうやってスイングしたらいいのか分らない人がほとんど。

 

 

初心者にとって非常にハードルが高いということ、そして我流でボールに当てられるようになるまでは時間がかかる。この問題をクリアするには、「スクールに入ってレッスンを受けた方がいい」という人が少なからずいれば、当然、そこにはマーケットがあり、マーケットがあるからゴルフスクールがたくさんあるのです。超私的なことを言わせてもらえば、何年やっても安定して100を切れない人というのは、キャリアに関係なく中級者ではなくて初心者です。

 

 

そして100を楽に切れるようになって、90前後でプレーできる人、もしくは80台のスコアが出るようになってくると、このレベルの人は中級者。調子が良いと70台のスコアが出るようになる人は、中上級者に当てはまります。

 

 

この中級者、中上級者というのは、実は、2つの大きな問題を抱えており、それがスクールができない大きな理由になっていると超私的に思っています。

 

 

2つの問題とは、、、、

 

 ナイスショットした時は上級者と同じようなショットが打てる
 ↓
 だからわざわざレッスンを受ける必要がない

 調子が良い時は上級者と同じようなスコアが出る
 ↓
 だからわざわざレッスンを受ける必要がない

 

 

中級者、そして中上級者はなまじナイスショットが打ててしまうため、調子さえ上げていけば上級者になれると思っています。

 

中級者、そして中上級者は調子が良くければ良いスコアが出てしまうために、スコアが悪いのは調子のせいにしています。

 

 

何年やっても中級者、中上級者から抜け出せない人に関して言えば、もっと具体的に言うとゴルフの頻度が多いにも関わらずハンデが12~10ぐらいで止まっている人に関して言えば、スイングに大きな問題を抱えています。並大抵の練習ではこのスイングの大きな問題を解消することができません。

 

 

そして、今野一哉プロがFBでコメントされていますが、

体感的には120から90になるより80を78にする方がキツイですからね。
今野プロのコメントを抜粋)

 

 

超私的なことを言わせてもらうと、90ぐらいのスコアまでにするのはそれほど労力はいりません。逆に言うと、スイングに問題を抱えていても90ぐらいのスコアを出すことはできてしまいます。

 

 

しかしスイングに問題を抱えている人、コースマネジメントに問題を抱えている人の場合、そこから先は茨の道。そして、どちらにも問題を抱えていない人の場合であっても、
80を78にするのは大変ですし、78を77にするのはもっと大変。77を76にするのにはさらに大変なんです。ちなみに平均スコアが76点台というのはハンデ0に相当します。調子が良ければアンダーパーを普通に出せる腕前です。

 

 

中級者、そして中上級者のスクールが増えることはゴルフ業界にとって喜ばしいことですが、そのためには中級者、中上級者にはどんな問題点があるのかを浮き彫りにし、その問題点をクリアするためには自分ひとりの力では無理だということを分らせる必要があります。それには、スキーやスノボのように技術検定が必要不可欠でしょう。日本のPGAがそこに気づけばビジネスチャンスは一気に広がり、中級者、中上級者向けのスクールを増やすことにもつながるでしょう。

 

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来週(4月8日)月曜日21時から

Youtube生配信やります!マーク金井ここだけの話

ブログやゴルフ雑誌では言えない書けないことを、ここだけの話として1時間喋りまくります。生でしかご覧いただけ無いので、お見逃し無く

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2019年03月26日超私的な提案 インパクトで腰(骨盤)を開くとっておきの練習法とは!?

Youtube アナライズチャンネル こちらの動画も配信開始

『おしえてマークさん』次の更新は、明日(3月26日)午後6時を予定しています。


3月23日~3月25日、ジャパンゴルフフェア2019が開催されました。パシフィコ横浜での開催はこれで3年目となりましたが、来場者記録は過去最高の6万人を越え。連日、多くのゴルファー、ゴルファー予備軍で賑わってました。

 

 

マーク金井ブッシュネルのブース、そしてゴルフフェア主催のトークショーをやらせていただき、持ち時間を忘れるぐらい喋ってきました。ブッシュネルブースではレーザー距離計の魅力について、ゴルフフェア主催の方で物理的なアプローチで今どきのドライバーの選び方、打ち方について超私的に話をさせていただきました。幸いなことにセミナーは連日満員御礼、立見の方も多数いらっしゃったのが嬉しかったです。

 

 

ゴルフフェアが終われば、いよいよお花見シーズン到来。首都圏では桜の花も咲きはじめ、桜を観るとそろそろスノボ、スキーもシーズンオフ。マーク金井もゴルフモードに切り替わりつつあり、神田のスタジオでのコソ連の回数も増えてきました。

 

 

今、コソ連でのテーマは、、、、

 

 

 インパクト時の腰(骨盤)の開き!!!!

 

飛球線後方からスマホで自撮りした時、インパクトでお尻がふたつ見えるようになっていること、そしてお尻が前(ボール方向)に突き出ていないかをチェックしています。お尻をふたつ見せるためには腰の切れが必要不可欠で、自分がイメージするよりもかなり早い段階で腰(骨盤)を開くことが求められます。

 

 

 

腰(骨盤)を早く開くためには、「腰(骨盤)を開く」イメージを持っていますが、イメージだけでは動きは中々変りません。そこで思いついたのが、この練習法です。

 

 

 

 

 

Facebookのファミリーゴルフタイのスイング動画を観てヒントを得たのですが、男性ゴルファーもスカート履いてスイングしたら、普通にスイングをした時よりも腰(骨盤)の動きを意識しやすいと思い浮かびました。そして、マーク塾の塾生に「男性ゴルファーでも履けるスカート」を用意してもらったところ、一番、スイング作りに役だったのがこれです。

 

 

用意して下さったのは塾生Tさん。スカートの代わりに用意したのがフラダンス用の腰みので、これは素材が非常に軽く、かつひらひらしてます。腰(骨盤)を鋭く回転させた時、遠心力で腰みのの裾がフワリと浮き上がり、そしてひらひらします。遠心力がどれぐらい働いたのかが視覚化できるのです。

 

 

腰みの(スカート)の裾が浮くぐらい腰を回転させようとすれば、より具体的に動きがイメージしやすくなるのです。当たり前ですが、回転速度がおそければ裾は浮き上がりませんし、回転速度が速くなるほどに裾は浮き上がり、ひらひらします。

 

 

手前味噌ですが、このアイデアはかなり効果がありました。普通にスイングする時よりも腰みの(スカート)を履き、裾をフワリと浮かせることを意識した時の方が明らかに腰(骨盤)の動きがダイナミックになっています。効果てきめんなので、インパクトでしっかりお尻がふたつ見えるまでは、このフラダンス用の腰みのをつけてスイングします。

 

このフラダンス用の腰みの。値段は数百円で手に入ります。腰(骨盤)の動きを理解するのに役立ちますし、これをつけてスイングして自撮りしたら、より正確に腰(骨盤)の動きを正確にチェックできます。ボールを打つ時だけでなく、素振りでも役立つスグレモノです。ただし、かなり注目されるアイテムなので練習場でやるのにはかなり勇気が必要でしょう。

 

 

もしもマーク金井がゴルフ雑誌の編集者ならば、この腰みのをツアープロに着けてもらって動画や連続写真を撮影してみたいです。ヘッドスピードの違いによって、どれぐらい腰みのの裾が浮き上がるのが、どれぐらいひらひらするのかをじっくり検証してみると、ビジュアルとして面白いだけでなく、プロの腰の切れの鋭さを具体的に観ることができるからです~。

 

 

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