マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2020年01月08日超私的な考察 なぜゴルフはすぐに上手くならないのか!?

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【おしえてマークさん】最新作は”アイアンの番手ずらし”です。
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1月6日にガーラ湯沢で初滑りをし、そして今日(1月8日)もガーラで2回目の早朝スノボに勤しんでます。ガーラ湯沢の魅力はなんと言っても地の利で、東京駅から上越新幹線を利用すると最短75分。ガーラ湯沢駅の改札口を出ると、そこはスキーセンターがあり、ロッカールームがあり、そしてゴンドラ乗り場があります。このおかげで、朝イチの新幹線に乗って、2時間ガッツリ滑って、帰りの新幹線に乗れば、午後1時には東京駅に戻れます。アナライズがある神田駅は東京駅のお隣りなので、午後1時15分には何食わぬ顔で仕事ができちゃいます。

 

スノボも今年で7年目となりましたが、滑りを覚えてからはシーズンインの直後でもブランクをほとんど感じなくて滑ることができます。自転車に乗るのと同じで、いったん乗り方を覚えてしまうと、かなり時間が空いても違和感がないのです。

 

 

スノボの行き帰りは新幹線ですから、いつでも寝ることもできますし、本や雑誌も存分に読めます。今日、新幹線のお供として鞄に入れたのはこの本。

 

 

 絵はすぐに上手くならない
 デッサン・トレーニングの思考法
 成富ミヲリ著(採流社 1600円+税)

 

タイトルに一目惚れして衝動買いしました。世の中、なんでもすぐに上手くなるというようなキャッチコピーが多い中、まったくの逆張りのタイトルが付けられています。そしてなにより、マーク金井はまったくもって絵の素養がなく、中学、高校の美術の成績は5段階評価で「2」が最高でした。加えて、本の帯に書かれている、「絵を学ぶための思考法を教えます」というコピーが気に入って買っちゃいました。

 

 

まだ前半部分しか読んでませんが、ゴルフに通じると感じたのが、、

 

絵を上手く描けない人とゴルフスイングが上手くできない人にはかなりの共通点があるということがです。

 

 

ざっくり紹介すると、絵を上手く描けない人(上手く描けない時)というのは、、、

目→脳→手 これらをつないでいる部分に問題がある。

描こうとしているモノを見ているようで見てない

よく見ているけど整頓されていない

何を描けば「らしく」なるか分っている

 

 

というプロセスを踏むことで絵が徐々に上手くなり、そして個性が出てくるそうです。そして、「うまい人は元からうまいという考え方は、思考停止でしかありません」と筆者の成富さんはおっしゃってます。

 

 

この考え方はゴルフにも通じます。ゴルフスイングがうまく出来ない人ほど、正しいスイングを見ているようで見ていません。対して、上級者やプロになってくるほど、スイングをじっくりと見る能力に長けています。

 

プロのスイングをじっくりと見て研究しているのに、自分のスイングはプロと似てもにつかない、、、、

 

 

こういうアマチュアゴルファーが少なからずいますが、超私的なことを言わせてもらうとこの悩みを抱えている人の多くは、見てるようで見ていない。見えていないから、体で表現できていない場合が多いです。もしくは、見てはいるけれど、見ているのは細部で、本当に大事な部分を見落としている可能性が高いと思います。

 

真似るは学ぶに通じるという格言がありますが、ゴルフスイングに限らず動作を真似るためには、「見る」という能力が求められ、そして「見た」ものを脳が正しく整頓することが求められるのです。

 

 

「見た」ものを脳が正しく整頓するためには、細部よりも、根幹的な動きや形を見定める能力が求められます。例えば、ゴルフスイングにおいては、ハンドファーストのインパクトや、ダウンでタメを作るというのを見た時、それはどんな要素によって出来上がった形なのかを「観る」能力が求められるのです。

マーク金井は絵を描くこと、楽器を演奏することがこれでもかって苦手で、苦手な故にこれまでずっと避けてきました。この「絵はすぐに上手くならない」という本に出会ったのも何かの縁なので、今年は絵を描くことにも挑戦したくてウズウズしています~。

 

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mmウェッジ にアナライズオリジナル 80g台カーボンシャフト「MM88」と70g台「MM77」装着モデルが追加されました

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2020年01月03日超私的な提案 ドライバーのコントロールショットを打つことのメリットとは!?

YouTube マーク金井チャンネル 今年第一回目の生配信

1月6日21時から配信します 生配信のみですので、生でご覧下さい

 


新年明けましておめでどうございます。2020年も今日で3日目となりましたが、今年も超私的なブログを引き続きよろしくお願いいたします。

マーク金井はと言うと大晦日から1泊2日で大阪で過ごし、1月2日からはぼちぼちと仕事を始め、神田のスタジオで初打ちをすませました。フレループの素振りを10分、そしてショートアイアンを10発打ち、仕上げにスチールシャフト装着のドライバーを3発打っておしまいです。もちろん、すべてのショットはiPhoneで動画を撮ってじっくりとイメージと実際の動きのギャップを確認しています。昨年末から、「右に引っ張る」ことを意識してスイングしていますが、このイメージを持つと外からクラブが下りづらく、引っかけのミスが劇的に減りました。

2019年の打ち納めは、12月30日に川崎国際生田緑地ゴルフ場で18ホールプレー。井上誠一氏が設計した最初のコースだけあって、距離は短いもののどのホールも戦略的なレイアウトでグリーンは小さくて砲台形状。ルーズなショットを打つと、必ずといっていいほど罠が待ち受けています。特に、ティショットはポジショニングだけでなく、正確な距離感も求められるホールが多いです。白ティからだと6000ヤードちょっとなので、ティショットでは210~230ヤードぐらいでちょうどいいホールが結構あります。1番短いパー4(15番)は265ヤードしかありませんが、ここはティショットで180ヤード以上飛ぶクラブは使用禁止です。

 

スタッツは、、、

ー△ー△ーー○ーー  37
222222122  17

ーー△△ーー△○○  37
222222211  16

 

 

今15番以外のホールでは、パー3を除くすべてのホールでドライバーを使いました。ドライバーをしっかり振ったのは1番、11番、18番の3ホールで、その他のホールでは220ぐらい先めがけて打ちました。3Wをキャディバッグに入れてこともありますが、意図的にドライバーで飛ばさないスイング、コントロールショットを打つようにしたのです。

 

 

同伴者からは「軽く打つのは難しくないですか?」と何度も尋ねられたのですが、ドライバーのコントロールショットはそれほど難易度は高くありません。ショートアイアンを打つよりは難しいですが、ロングアイアンを打つよりははるかに簡単です。

 

 

 さて、このドライバーでのバント(コントロールショット)。

 

 

どんな風にやっているかと言うと、ショートアイアンを打つのと同じ感覚でドライバーを振っています。具体的に言うと、

 

 

・コンパクトなトップを心がける
・スイング全体のスピードを少し落とす
・インパクトゾーンでヘッドを必要以上に走らせない(グリップエンドを止めない)
・インパクトゾーンで力を緩めない
・右に引っ張るイメージで振り抜く

 

ドライバーでコントロールショットを打つことのメリット、ドライバーでコントロールショットを打つ練習をすることのメリット、それは、、、、、、、

 

 

 インパクトゾーンでは支点を作って(体の回転を止めて)ヘッドを振るのではなく、体を回転させながら(骨盤を開きながら)ボールを捕らえる感覚、クラブ全体を動かせるようになります。

 

加えて、ドライバーの距離調節というのはウエッジの距離調節にも相通じ、ショートアイアンのコントロールショット、アプローチショットの距離感を磨くことにもつながってくるのです。

 

試しにドライバーで150ヤードとか180ヤードとか、210ヤードを打ち分けることをやってみて下さい。ウエッジで80ヤード、50ヤード、30ヤードを打ち分けるよりも難しいし、微妙な感覚が求められることを体感できるはずです。

 

 

加えて、ドライバーの距離調節のコツは体をしっかり使って(しっかり動かして)、ボールを飛ばさないようにすること。これは寒さが厳しくなる冬場にもってこいの練習です。飛ばそうとしないでスイングするわけですから、肘や手首を痛める危険がありませんし、意外にも体をしっかりと使う感覚をも養えるのです。

 

ドライバーは1ヤードでも「遠くに飛ばすクラブ」と位置付けられていますが、ドライバーで3Wの距離を打ったり、ロングアイアンの距離を打つこともできるクラブでもあるのです。

 

ドライバーのコントロールショットは冬場にうってつけの練習です。是非試してみてはいかがでしょうか?

 

 

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スリーブ付きスチールシャフトとバンパースチール販売再開しました。こちらの商品の発送は年明け1/6から順次行っていきます。よろしくお願いします。

 


2019年12月15日超私的な考察 ショートアイアンはなぜ左に引っかけるミスが出やすいのか!?

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昨日(土曜日)はアナライズセミナーデー。午前中は新たに始めた「ショートアイアンセミナー」、1時間の休憩を挟んだ午後からは「NEOアプローチセミナー」を実施しました。どちらのセミナーともおかげさまで満員御礼。どちらも約90分かけてやってますが、始まりから終わりまでノンストップで身振り手振りで喋り、デモンストレーションあり。一方的に話をするだけでなく、受講者にも実際にボールを打ってもらっています。

 

 

さて、新たに始めた「ショートアイアンセミナー」ですが、冒頭ではショートアイアンではどんなミスが出やすいのか受講者に尋ねました。出てきたコメントは、、、

 

・ダフり
・ザックリ
・トップ
・シャンク

 

 

打ち損じに関してはこの4つ。続いて、ちゃんと打てた時に出やすいのミスについて尋ねると、、

 

 

・距離感のミス(ショート、オーバー)
・引っかけ(狙いよりも左に飛んでしまう)

 

 

打ち損じのミスに関しては、一言にまとめると、、、

 

 

打点位置の狂いです!!!!!!

 

 

打点位置が安定してくれば打ち損じは出ません。まあこれはショートアイアンに限らず、すべてのクラブについて言えます。

 

そしてちゃんと打った時に出やすいミスに関しては、方向性に関しては右よりも左へのミスが多いです。ドライバーだと右にスライスする人でも、ショートアイアンとなるとドライバーとは逆に左に外すミス、引っかけが出やすい人の方が多いです。ドライバーの持ち球がフックの人ならば、ショートアイアンの方向性のミスのほとんどは左に引っかけるミスです。そして、引っかけた時には、大抵、ショートよりもオーバーです。

 

 

 では、なぜショートアイアンは引っかけが出やすいのか? 右よりも左に曲がるミスが出やすいのか?

 

 

ショートアイアンはクラブの構造、即ち、物理的にボールが左に飛びやすいクラブだからです。ショートアイアンは、、、

 

 

  •  ロフトが多いので捕まりやすい
  •     重心角が大きいので捕まりやすい
  •     クラブが短いのでクラブの軌道がアウトサイド・インになりやすい

 

捕まりやすいクラブを手にしてアウトサイド・イン軌道で振ると、フェースtoパスはクローズになります。結果、ボールは左に飛びだして左に曲がってしまうのです。ショートアイアンはやさしいクラブだと思っている人が少なからずいますが、そんなことはありません。ロフトがあるのでボールが上がりやすく、シャフトが短いので心理的に当てやすいクラブであるのは間違いないですが、狙った所にボールを運ぶという観点から見ると、ショートアイアンは皆さんが思っている以上にミスが出やすいクラブなんです。

 

 

その証拠と言っては何ですが、ドライバーをナイスショットした後、残り100ヤードぐらいからグリーンをちゃんと捕らえられない、左に引っかけてバンカーに入れたり、ラフに打ち込んでしまうアマチュアゴルファーはかなりいるはずです。

 

 

では、どうすればやさしいはずのショートアイアンで引っかけのミスを減らせるのか?

 

その答えは、、、、

 

 右に引っ張る球を打てるスイングをすることです。

 

 

左に引っ張るではなく、右に引っ張る。これができるようになるとショートアイアンで引っかけのミスを劇的に減らせますし、距離感も安定してきます。加えて、打点位置の狂いも減らすようになるのです。右に引っ張るスイングについてはYouTubeにて近々アップ致します~。

 

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シャフトスタビライザー

よろしくおねがいします。


2019年12月12日超私的な考察 今平周吾プロのように意図的にクラブを短く握るメリットとは!?

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国内男子ツアー「2019年ゴルフ日本シリーズJTカップ」をもって、今年のツアー競技はすべて終了しました。令和最初の年に賞金王に輝いたのは、今平周吾プロ。これで平成最後の年に続き、2年連続の賞金王。2年連続で賞金王というのはジャンボ尾崎青木功中島常幸片山晋呉プロについで史上5人目だそうです。

 

 

今平プロの今年のスタッツをざっと紹介すると、、、

 

 

 平均ストローク 69.73(1位)
 平均パット数 1.7424です(6位)
 パーキープ率 88.16(1位)
 パーオン率 72.04(1位)
 バーディー率 4.22(4位)
 イーグル率 13.14(39位)
 ドライビングディスタンス 292.93(28位)
 フェアウェイキープ率 54.22(46位)
 サンドセーブ率 54.40(15位)
 トータルドライビング 74(19位タイ)

 

 

平均スコアが69点台というのは今平プロただ一人です。スタッツから分るのは、パーオン率が高く、バーディーを沢山取っていてボギーを叩いていないこと。イーグルが少なくてバーディーが多いことを考えると手堅いプレーをしていることが窺い知れます。

 

 

今平プロのスイングについてはゴルフメディアが取り上げるかと思いますが、一番の特徴はクラブを、、、

 

 

 これでもかってぐらい短く握っていることでしょう!!!!!

 

ドライバーでもアイアンでも、短く握りすぎているんじゃないのと突っ込みを入れたくなるほど、どんな時もクラブを短く持っています。例えば、ドライバーだと1インチ以上短く持っている感じです。

 

クラブを短く握ることを英語では「チョークアップ」と言いますが、歴代の国内ツアープロもチョークアップしていたのが、鈴木規夫プロと杉原輝男プロ。それに続くのが今平周吾プロではないかと超私的に思っています。

 

さて、このチョークアップ。

 

 

アイアンとかドライバーで距離を少し落としたい時にはやっている人が結構いますが、ドライバーでフルスイングする時にやっている人はそう多くありません。特に、今平プロほど短く握っている人はかなり少数派です。

 

 

 では、チョークアップにはどんなメリットがあるのか?

 

 

ひとつは短く握るということは振りやすくなりますし、短い分だけミート率も良くなる可能性が高まります。短く持つことでボールと体の距離が近づき、心理的な安心感も出てきます。

 

 

そして、もうひとつは短く持つとグリップエンドが余ることにより、カウンターウエイト(カウンターバランス)効果も得られることです。カウンターウエイト(カウンターバランス)と言えば、10代目となるゼクシオ11ゼクシオXでも採用されていますが、グリップエンド側を重くすることでテコの応用により、クラブを支えやすくなってトップの位置が安定するメリット、そしてインパクトゾーンで手元を低く抑えやすくなるメリットがあります。

 

 

カウンターウエイト(カウンターバランス)については、グリップエンドをかなり余らせて短く握ることの他に、ダンロップのゼクシオのようにグリップのエンド側を意図的に重くすることでも実現します。手前味噌ですが、10年以上前からアナライズで販売しているシャフトスタビライザーはカウンターウエイトの先駆者で、装着するとカウンターウエイト(カウンターバランス)になってスイング、特にダウンスイングを安定させられる効果があります。

 

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

クラブを短く握ってスイングするのにも物理的なメリットがあります。スイングに安定感を求めるならば今平プロのようにチョークアップしてグリップする、もしくはシャフトスタビライザーを試してみてはいかがでしょうか?

 

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2019年12月05日超私的な提案 アマチュアに多い右向きアドレスを矯正するとっておきの方法とは!?

マーク金井チャンネルの生配信!12月の1回目は

12月9日月曜21時から配信します

録画配信はございません 生でごらんください


ちょうど2年ぶりにiPhoneの機種変更をしました。iPhonexからiPhone11Proへの機種変更で、キャリアはソフトバンクを継続。支払う料金はこれまでのプランを継承ですが、パケット容量が20GBから50GBに増えました。ストレージはどちらも256GB。機種変更の時に512GBも考慮しましたが、、、、止めました。ストレージを増やすほどにバックアップの時間、そしてデータ移行の時間がとてつも長くなってしまうからです。

 

 

思い起こせば最初に購入したMacintoshclassicのハードディスクの容量は20M。メモリに至っては2Mくらいだったと思います。それでもなんとかかんとか使っていたことを考えると、今どきのスマホの256GBというのは空恐ろしい容量です。ちなみに、手持ちのThinkPadのストレージはSSDで256GB。PCもスマホもストレージ容量が同じだなんて、10年前ならまったく想像できないことだと思います。

 

iPhoneXからiPhone11Proへの移行は時間こそ相当かかりましたが、移行自体はスムーズでした。2台のiPhoneを横に並べるだけで後はポチッとするだけ。有線ではなくワイヤレス接続ですが、接続の手間もありません。簡単過ぎて拍子抜けしました。

 

 

さて、今回は前回の続きです。

 

 

アマチュアゴルファーのミスショットを観察すると、ミスショットの多くがアドレスの向きの悪さによって発生しています。アドレスの向きの悪さで一番多いのが、、、、

 

 

 自分では真っ直ぐ向いているつもりでも、実際はかなり右を向いている!!!!

 

 

目標よりも右向き、それにもかかわらず目標方向にボールを打ち出そうすとするために、トップからダウンの切り返しで肩が早く開き、それが原因で左に引っ張り込むような打ち方になり、引っかけやチーピンのミスを打つべくして打っています。

 

 

加えて、右を向いて左に引っ張るようなスイングをすることでボールを飛ばしている人の場合、正しい向き(目標にスクエア)に構えると、とんでもなく左にボールが飛んでしまうミスが出ます。なぜなら、正しい向きに構えても、スイングは「左に引っ張り込む」動きが抜けないからです。

 

 

右を向く癖を直すというのは、実は、スイングを変えるよりもとてつもなく大変で、困難で時間がものすごくかかります。iPhoneのデータ移行の比じゃありません。

 

 

右向きアドレスになっている人の場合、右を向いた状態の景色に目が慣れているので、向きを変えた途端、気持ち悪さ、怖さがメンタルハザードになるからです。加えて、右を向きたがる人の場合、左のミスが出やすいスイングになているので、目標に対してスクエアに構えると(今までよりも左を向くと)「余計に左にボールが飛んでしまう」怖さがあるので、やりたくてもできないのです。

 

 

では、どうすれば右向きアドレスを修正できるのか?

 

 

前置きが長かったので結論から先に言いましょう。

 

 

 右を向いたら、向いた方向、すなわち右にボールが飛べばいいんです。

 

 

真っ直ぐ向いたら真っ直ぐ飛ぶの前段階として必要なことは、右を向いたら、その右を向いた方向にボールが飛び出す。超私的には、体が向いた方向よりもボールが右に飛び出すようになればいいんです。

 

 

右を向いたら、ボールが右にスッポ抜けてしまう弾道を打ったらどうでしょう。これが何回もつづいたら、無意識の内に右に向かなくなります。右を向いたらゴルフにならないようなれば、おのずと体の向きは目標よりも右ではなく左を向きたくなります。

 

 

ボールの飛ぶ方向が構えた向きよりも左ではなく右に飛ぶようになってしまえば、体の向きを変たくなるのです。極論すれば、これがもっとも右向きアドレスを確実に矯正できる方法です。

 

 では、どうすれば構えた向きよりもボールを右に飛ばせるようになるのか?

 

フェースtoパス(ヘッド軌道に対してのフェース向き)が若干オープンになっていることと、インサイド・インの軌道でインパクトゾーンでグリップエンドができるだけ止らない(グリップエンドが支点にならない)ようにスイングすることです。この2つのことをがちゃんとできてくると、ヘッドが抜けた方向とボールが飛び出す方向が分かれ、このヘッドが抜けた方向よりもボールが右に飛び出すようになります。

 

 

フェースtoパスが若干オープンにすること、インサイド・インの軌道でインパクトゾーンでグリップエンドができるだけ止らない感覚を養うのに役立つのが、超オープンスタンスにしてのアプローチ練習です。

 

 

スタンスは90度オープンの状態、すなはちアドレスでスタンス(下半身)はすでに目標方向と正対した状態で構え、これで10~30ヤードぐらいのアプローチを打つのです。

 

 

この極端なオープンスタンスの状態でスイングすると、インサイド・インに振れるようになりますし、ヘッドを左に振り抜けます。これでボールが目標方向に飛ぶようになってくればしめたもの。ヘッドが抜けた方向に対してボールが右に飛んだことになります。対して、このドリルでボールが目標よりも左に飛んでいる場合は、まだまだヘッドが振った方向とボールが飛ぶ方向がそろっているのでNGです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

右向きアドレスを矯正する極意は、ボールの飛び出し方を変えること。ヘッドを振り抜いた方向よりもボールを右に飛ばせるようになることができれば、目標に対して右を向くのが気持ち悪くなり、右向きアドレスと決別できるようになるのです~。

 

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