マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2020年02月05日超私的な冬ゴルフのお勧め プロゴルファー猿になってショートコースを回ってみませんか!?

マーク金井チャンネル 2月の生配信は
2月10日21時からです お見逃し無く


体調不良からようやく立ち直り、昨日(火曜日)から日常生活を送れるようになりました。体調不良中は外出を控え、もっぱら睡眠と読書、、、そしてYouTube三昧YouTubeはゴルフ関係だけでなく、ゴルフ外のジャンルも手当たり次第観てました。

 

 

 

紙の本には紙の本の良さがあり、YouTubeにはYouTubeならではの良さを再確認しつつ、超私的に感じたことがあります。本の良さは文脈を読み取る能力、語彙力を磨くことができること、YouTubeは短時間で目と耳から情報を取り入れられることです。そして、YouTubeに関していえば話す時の間とテンポが大事なことです。アナウンサーのようになめらか(流暢)に話すのもいいですが、ブレスをどこ入れるのか、声の強弱、話すスピード、、、、これらはコンテンツの内容と同じか、それ以上大事だと思いました。

 

 

体調回復したので今週からスキー、スノボ、時々ゴルフの生活に戻りますが、今年の冬場はショートコースを積極的に行こうかと思っています。ショートコースの魅力はいくつもありますが、ざっとあげると、、、

 

 値段が手頃
 短い時間でプレーできる
 ショートアイアンをたくさん打てる
 グリーンが小さいのでアプローチを打つ機会が増える
 少ない本数でプレーできる
 何周もできる(たくさんのホールをプレーできる)
 歩いてプレーできる

 

 

 そしてショートコースで「使用クラブの制約」をすると、コースマネジメント力をつける練習もできます。たとえば、プロゴルファー猿のようにクラブ1本だけでプレーするのです。グリーンはパターで打つことが定められているので実際は2本になりますが、とにかくグリーン以外は1本だけでプレーする。SWだけでもいいですし、7番アイアンだけでもいいです。そして許せば、パター1本だけでプレーしてみるのもいい。9ホールのコースなら9ホール、6ホールのコースなら6ホール。とにかく1本とパターだけ。これをやると、否応なしに頭を使ってプレーします。

 

 

 

 

もうひとつお勧めなのが、ワンオンさせないでの全ホールプレー!!!!

 

 

150ヤードのホールも50ヤードのホールも、とにかくワンオン禁止。ティショットではワンオンさせないでプレーし、それでどうすればスコアがよくなるのかを実際に試してみるのです。これをやれば、寄せワンルートがどこにあるのかがわかってきますし、なによりもワンオンさせることよりもティショットで頭を使うようになります。

 

ショートコースを普通にプレーするものもちろんいいですが、ショートコースもプレーの仕方をちょっと工夫すれば、普通のコースと同じかそれ以上に楽しむことができ、かつコースマネジメントの練習の場になってくれます。特にパターとクラブ1本だけのプレーは、コントロールショットの練習になり、これはアプローチの距離感、林からフェアウェイに脱出する時の距離感を磨く練習になります。

 

 

超私的にお勧めなのが逆スクランブルです。

 

 

スクランブルという競技は同伴競技者の1番良いショットを選択していってホールアウトしますが、逆スクランブルはその逆。同伴競技者の1番悪いショットを選択していって、最後のパットを全員が決めることでホールアウトとなります。逆スクランブルはミスショットをつないでいくわけです。ホールアウトにこぎ着けるのは相当大変なことになりますが、これまたコースマネジメントを磨く練習にもなるのです。

 

 

やさしいコースをやさしくプレーするのもゴルフならば、やさしいコースを難しくてプレーするのもゴルフです。そして、遊び感覚でコースで練習することを重ねた方が、ゴルフ上達につながると超私的に思っています~。

 

追伸 練馬区にある豊島園が閉園するというニュースをネットで見ました。都営の大型公園になるとのことですが、できうるならばそこに6ホールでもいいからショートコースを作ってもらいたいです。ショートコースならば老若男女
、誰もがサクッとゴルフを楽しめるからです。

 

 

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2020年02月03日超私的な考察 ゴルフがすぐに上手くならない本当の理由~序章

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不覚にも金曜日から体調を崩していまい、この週末はどこにも出かけずに仕事部屋に籠もってました。幸いにも薬が効いたので熱はすぐに下がってくれたので、パソコンのOS、Windowsを更新。数年前に購入した手持ちのThinkPadはダウングレードしてWindows7だったので、元々インストールされていた8.1にしたのです。

 

 

購入したThinkPadにはリカバリーメディアが付属してません。まずはWindows8.1のリカバリーディスクを作るための作業。リカバリーディスクのデータをUSBメモリにダウンロードし、それからWindowsの更新作業。新しいOSが立ち上がったら、原稿を書くのに使うテキストエディタ「WZエディタ」と日本語入力システムATOKをインストール。
ブラウザを立ち上げて、グーグルクロームをインストールし、グーグルにログインからのブックマークを引き継ぎ、、、、ようやく元の状態に戻りました。

 

OSバージョンアップに費やした時間は約5時間です!!!!!

 

スマホのアプリのバージョンアップは数分ですが、パソコンのOSバージョンアップは5時間。OSのバージョンアップというのはシステムを入れ替えるのに近いのではないかと超私的に思っていますが、実は、ゴルフスイングを変えることはOSのバージョンアップと同じぐらいか、それ以上時間がかかると思います。

 

 

自分のスイングにどんなに不満を持っていても、アマチュアのゴルファーの多くはすでに自分なりのOS(スイング)をもっているからです。そして、この自分なりのスイングというのが非常に頑固なんです。

 

 

たとえば、無意識の内に目標よりも右を向いている人がいるとしましょう。こういう人が目標に対してまっすぐ向くことをやってもらうと、「目標よりも左を向いている」という感覚になるのです。そして困ったことに、目標よりも右を向いて目標にボールを飛ばせているので、目標に対してまっすぐ向いて構えて打つと、目標よりもボールが左に飛ぶのです。右を向いて左に引っ張るスイングをしているわけですから、、、、

 

 

 まっすぐ構えることを指示されて打って左に飛んでしまうと、多くのゴルファーは「左を向いたから左に飛んでしまった」という風に誤認識してしまうのです。

 

こうなると目標に対してまっすぐ向くことに違和感が強くなり、知らず知らずの内に、自分の居心地がよい右向きアドレスに戻るのです。たかが、体の向きと思うかもしれませんが、実は、アドレス時の体の向きというのは非常に修正(矯正)しづらいのです。

 

 

体の向きだけではありません。テークバックの方向、トップの位置、手首の角度、体重配分、、、、、すべての要素でゴルファーには自分なりのOS(スタンダード)があり、それから外れたことをやろうとすると強い違和感を覚えます。そして、普段やらないことをやって上手くいかないと、すぐに元のOSに戻りたくなる習性も持ち合わせています。

 

 

ゴルフはすぐに上手くならない理由はいくつもありますが、ゴルフ歴が長い人ほど自分のスイング(OS)が強固でゆるぎないです。その一方で今のままでは上手くなれないのもわかっているので、スイングを変えたい(矯正)したい欲もあります。上達したい気持ちがあるからゴルフ雑誌やレッスン書を買ったり、YouTubeを見たりしています。しかしながら、ノウハウをインプットするだけでは、自分のスイング(OS)を変えることは困難を極めます。なぜなら、自分のスイング(OS)にどんなバグがあるのかを知ることが難しいし、自分のゆるぎない感覚を変える方法までは教えてくれないからです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

自分のスイング(OS)をバージョンアップするには、まずは自分のスイングを客観視することが必要不可欠です。そして、これまでの自分の感覚にとらわれないで新しい感覚をインストールする勇気が必要不可欠なんですが、この勇気は並大抵では持てません。並大抵ではないから、100の壁や90の壁、シングルの壁というのが大きく立ちはだかるのだと思います。

 

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2020年01月31日超私的な考察 PRGR銀座でゴルフスイングをモーションキャプチャーすることのメリットとは!?

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昨日はあまりにもポカポカ陽気だったので、急遽スケジュールを変更して赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮プレーをしてきました。午後1時過ぎからPRGR銀座EXでのミーティングを2時前に終えるや、有楽町駅ナカのC&Cカレーをサクッといただいて京浜東北線に乗り込み、午後3時ちょうどにクラブハウスに到着。

 

 

ロッカーで着替えを済ませ、3時15分にインコースをティオフ。次の予定があったので16番でプレー終了。7ホールを55分ほどでプレーして、再び埼京線と京浜東北線を乗り継いで5時30分に神田に戻りました。

 

 

赤羽GCは電車で行けるのが何よりもの魅力です。

 

 

昨日のラウンドは完全なる練習のためのラウンドで、スタジオで出来ていることが、どれだけでコースに出た時に出来ているのか(出来ていないのか)のチェックです。コースに出たら同じ場所から何発も打てませんし、なによりも景色が目に入ります。OBもあれば池ポチャもあれば、赤羽においてはワンペナが必ずあります。ミスが許されない場面で、自分がどんなスイングをしているのかを知るには、コースでの練習が必要不可欠なのです。

 

昨日のラウンドでの練習テーマは、、、、

 

 

インパクトゾーンでの胸(肩)の開き!!!!

 

PRGR銀座EXのモーションキャプチャーで半年前よりもダウンスイング以降、骨盤を開けるようになっています。ただし、自分がイメージするよりは開けてません。骨盤が開けない要因はどこにあるのかを探ったところ、インパクトで胸(肩)が開けていないため、骨盤が開きにブレーキが掛かっていたのが分かりました。実際、モーションキャプチャーしていただいた翌日の練習で胸を開くことを意識したら、いつもよりさらに骨盤の開きが大きくなり、それに伴ってクラブが抜ける方向がそれまでよりもインサイドに抜け、かつ右サイドの屈曲の度合いも良くなったのです。

 

 

昨日の赤羽のラウンドでは、とにかくボールがどこに飛んでもいいからインパクトゾーンで胸を開くことだけ意識して打ったところ、、、、、

 

 

左に引っかかりそうなのに左から左に曲がるミスは皆無。胸を開くタイミングが早くてヘッドが上から入った時はやや強めのフェードになりましたが、タイミング良く胸を開けるとイメージ通りの軽いフェード弾道です。インパクトで骨盤と胸を開くと、左に飛び出しそうな感じがするのですが、実際は、ヘッドがインサイド・インに抜けてくれるので、ボールには強いフック回転がかかることは一度もなかったのです。

 

 

そして、インパクトで胸を開くことを意識すると振り遅れた感じになってボールがスッポ抜けそうな感じになるのですが、右にスッポ抜けるミスも出ませんでした。実は、これには理由があり、マーク金井の場合、元々がフェースをシャットに使うスイング。PRGRのモーションキャプチャーでも、インパクト時のシャットフェースの度合いが大きいことが数値で示されてました。それも半年前よりも、一昨日の時の方がさらにシャットフェース(左手首の掌屈)が度合いが増しているのです。

 

 

モーションキャプチャーでは、これでもかってぐらい個々の部位の数値が出ますが、それぞれの数値というのは他の数値の動きと連動しています。例えば、今はインパクトゾーンで骨盤を大きく開くスイングをするツアープロが活躍していますが、彼らに共通しているのはフェースをシャットに使う度合いも非常に大きいのです。ダスティン・ジョンソンしかり、ブルック・ケプカしかり、渋野日向子選手しかり。

 

 

PRGR銀座EXではモーションキャプチャーした時、まずチェックしているのが捕まり指数で、この指数は手首のコック(縦方向)、手首のヒンジ(横方向)、そして腕のローテーションの3つの数値を元に算出されています。

 

 

宮川プロによると、アマチュアの多くはこの捕まり指数がマイナスになっていることが多く、この指数がマイナスだと、手打ちになるのを避けられないし、ボールを上手く捕まえることが非常に難しくなるそうです。加えて、つかまり指数がマイナスだと骨盤を開いたインパクトをすると、ますますボールが捕まりづらくなるそうです。

 

 

PRGR銀座EXのモーションキャプチャーでは体の各部の動きを計測してくれるだけでなく、この「つかまり指数」を算出してくれます。ゴルフスイングを構築する上での優先順位を考えると、この「つかまり指数」がどうなっているのかを知ることが欠かせないような気がしています。スイングは十人十色と言われてますが、プロを含めてスイングがしっかりしている人ほどこのつかまり指数が大きく、目安としては26以上です。反対に、ボールを上手く捕まえられない人、手打ちになる人、ミスショットが減らない人ほど、この捕まり指数はマイナスになっているそうです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

どんなに性能がすぐれたクラブでも、スイングが不安定なままではその性能を引き出すことはできません。本気でゴルフが上手くなりたい、本気で飛距離アップを目指すのであれば、まずは自分のスイングの「つかまり指数」を知ることではないかと超私的に思っています~。

 

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2020年01月29日超私的な考察 ゴルフスイングをモーションキャプチャーすることの功罪とは!?

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月曜日の夜から雪予報が出ていた関東エリア。アナライズが位置する神田では雪ではなく冷たい雨が降り、その雨は火曜日の日中も降り続いてました。

そんな雨の最中、マーク金井は午前中は神田のスタジオでピンの新製品、G710アイアンの試打&撮影。お昼にとんかつ定食をいただいた後、午後からはPRGR銀座EXにて、モーションキャプチャーを用いてスイング診断をじっくりとしてもらってきました。担当は、いつもお世話になっている宮川まもるプロ。ここでのモーションキャプチャーは今回で3回目ですが、計測器、データ分析は順次アップデートされており、今回も最新のテクノロジー、最新のティーチングについて話をじっくりと聞いてきました。

 

モーションキャプチャーとは、体のいろんな部分にセンサーを取り付け。センサーを取り付けた状態でスイング。スイング中、センサーがどのように動いたのか(移動量)を3次元でキャプチャーし、それをもとにスイングを数値化します。キャプチャーと動画分析の決定的な違いは、キャプチャーの方が体の各部の動き、位置、角度を具体的な数値として知ることができます。

 

さて、このモーションキャプチャー

 

例えば、骨盤の回旋については、アドレス、ハーフバック、トップ、ダウンスイング前半、ハーフダウン、インパクトと6つの位置での角度を知ることができます。この半年、マーク金井は骨盤の回旋を大きくすることに取り組んできてましたが、昨日まで一度もモーションキャプチャーをしてません。あくまで、自分の感覚と自撮りでチェックしてたのですが、、、、数値もほぼ予想通りでした。

 

 

 2019年6月の骨盤の角度
トップ44度 ダウン前半24度 ハーフダウン22度オープン インパクト31度オープン

 2020年1月の骨盤の角度
トップ25度 ダウン前半18度 ハーフダウン26度オープン インパクト38度オープン

 

この半年間、ダウンスイングで骨盤を早く開くこと、インパクトではおへそを飛球線に向けるくらい開くことを意識したおかげで、ハーフダウンでは以前よりも4度オープン、インパクトでは7度もオープンの度合いが強くなっています。自分の中ではインパクトでは45度ぐらいオープンにしているつもりですが、、、実際は38度オープン。まだ最終目標には達してませんが、以前よりも明らかに骨盤が開く度合いが大きくなっています。

 

 

そして、それに伴って数値が劇的に変わったのがインパクト時の手のポジション。本人はまったく意識していないにも関わらず、インパクトで手の位置がかなり低くなりました。骨盤を開くことが手の位置に影響しているのは知ってましたが、数値にそれが表れたので、「自分がやっていることが的外れではない」ということが確認できました。

 

 

そして、そして、もうひとつ大事なことがつかまり指数が劇的に良くなったこと。このつかまり指数というのはPRGRならではのパラメーターですが、この数値が

 

26

 

つかまり指数は数字が大きいほどつかまりが良くなり、目安としてはプラスになっていること。プロレベルになるとこの数字が26以上になっているそうです。ちなみに、アマチュアの多くは、このつかまり指数がプラスではなくマイナスになっているそうです。

 

今回プロギアの宮川プロからアドバイスを受けたのですが、このモーションキャプチャーはスイングを丸裸にしてくれる反面、使い方を間違えると、スイングがあらぬ方向にいってしまうリスクもあります。例えば、ある体の部位の数値が悪いことが分った時、その数値を改善しようとすることは、、、、、かなり危険なのです。悪い数値を良い数値に変えると言うと「ロジカル」な感じがしますが、実際は「ロジカル」ではありません。数値はあくまで数値で、部分的な数値を整えた所で、スイングの本質が変わるとは限らないからです。数値合わせをしたレッスンというのでは、スイングは良くなるどころか悪くなる可能性が高くなるのです。

 

今回、マーク金井が骨盤を開けるようになった理由、、、、

 

 

 それはつかまり指数が良くなったからです。

 

 

ボールを捕まえられる状態、いわゆるフェースをシャットにしている度合いが大きくなったことで、その結果として骨盤を以前よりも開けるようになっていると宮川プロは分析して下さいました。ちなみに、シャットの度合いを強めるようになったのは、昨年から何度かコラボさせてもらっているゴルフスイング物理学の小澤康祐さんのアドバイスのおかげです。

 

ゴルフは物理です。

 

 

物理ですが、モーションキャプチャーしてスイングを数値化すれば物理的に理に叶ったスイングができるわけではありません。どんなに精巧で精密な計測機器であっても数値だけに囚われてしまうと、数値ありきでスイングづくりをすることになり、本当にやらなくてはならないスイングからかけ離れてしまう可能性が高くなるのです、、、、。

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2月のアナライズセミナー 募集開始しました。


2020年01月15日超私的な考察 ゴルフスイングにおける「遠心力」とはどんな力なのか!?

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3連休の最終日、月曜日は神田のスタジオでセミナーを開催しました。前半はゴルフスイングに求められる「遠心力」がテーマで、後半は正しいスイング軌道に求められる「オンプレーン」をテーマにしたNEOオンプレーンセミナーを実施しました。後半のセミナーはカメラが入っていますので、近々、YouTubeで公開致します。

 

どちらのセミナーともゴルフスイングを構築する上で必要不可欠な動作についてレクチャーしていますが、遠心力セミナーで一番時間を割いて説明したのが、、、、

 

 

 遠心力とはいったいどんな力なのか?
 遠心力が働いた状態とはどんな状態なのか?
 実際に遠心力を感じた経験があるならば、その時に経験した感覚はどんなものか?

 

 

「遠心力」についてスマホでググってみると、

 

Wikipediaの冒頭はこんな感じです、、、、

 

遠心力は、慣性系に対して回転している回転座標軸径において作用する慣性力の一つである。慣性系において回転運動をしている物体には、何らかの力が向心力として働いている
(以上、Wikipediaから引用)

 

うーん、まったくもってイメージが分りません。遠心力というのは言葉で説明するとかなり難解ですが、感じることはできます。

 

 

昭和の時代の公園とかに置かれていた遊具のひとつに地球儀みたいな形でクルクル回るのがありました。これに乗ってグルグル回してもらうと自分は外に外に放り出されそうな力が働くことを感じ取れます。他では、ある程度スピードを出してクルマに乗っているとクルマも身体も外に外に放り出されそうな力が働きます。遊園地にある空中ブランコにのった時もしかりで、グルグル回りだすと乗っている人は外に外に放り出される力が働いているのを感じ取れます。

 

 

回転運動をしている外側に自分がいて、そして外に外に働いく力を感じた時、この感じた力が遠心力ではないかと思っていますが、超私的なことを付け加えると、遠心力とは、

 

 円の外に外に放り出されそうな力が働いているが、実際は外に放り出されない。外に放り出されそうな力を感じながらも、実際は外に放り出されないで回転して元の位置に戻っている。これが遠心力(向心力)正しく働いている状態ではないかと思っています。

 

ゴルフスイングで遠心力というと、円運動の外に放り出される力だと思っている人が少なからずいますが、外に放り出される力だけを意識すると、クラブヘッドは正しい円運動になりません。インサイド・アウトの軌道になってしまいます。加えて、外に放り出される(外に放り出す)のが円運動だと思ってしまうと、インパクトゾーンで体の回転が止りやすくなります。体の回転が止ると、チーピンや引っかけのミス、そしてアマチュアゴルファーが一番忌み嫌うシャンクも出やすくなるのです。

 

 

月曜日(1月13日)に開催した遠心力セミナーでは、遠心力を出すためにゴルファーがやるべき動作について詳しくレクチャーしています。遠心力を出すために必要なこと、それはヘッドを支配するのではなくグリップの動きを支配することです。

 

 

インパクトゾーンでグリップの動きを止めないで、グリップを丸く動かすことがヘッドを丸く動かすことにつながり、遠心力を正しく発生させることにつながるのです。そして、正しく遠心力が働くと、インパクトゾーンでヘッドが手元を追い越さないイメージでスイングしても、実際はインパクト直後にタイミング良くヘッドは手元を追い越すようになり、ヘッドスピードを効率良く上げていけます。

 

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