マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2020年07月27日超私的な提案  ボールを飛ばさないハーフスイングを練習することのメリットとは!?

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4連休が明け、7月も残すところ数日となりました。昨日は久しぶりにSONYのデジカメを新宿のマップカメラで衝動買いしましたが、これはYouTubeやライブ配信に特化したコンデジ。カメラなのに高性能なマイクが標準装備されてますし、外部マイクも接続可能。スマホとどれぐらい違うのかじっくりとテストしてみたいと思います。

 

 

さて、4連休中は赤羽の早朝薄暮を控えましたが、神田のスタジオでセミナーとマーク塾の座学を予定通り行いました。新しい講座「球筋セミナー」は近々YouTubeにアップ致しますが、セミナー中に改めて感じたことがあります。

 

 

それは、フルスイングよりもハーフスイングの時の方が、どこどう動かしてスイングしているのかが如実に出ることです。例えば、手打ちになっている人ほどハーフスイングでは手打ちの度合いが大きく、下半身を上手く使えてません。手先から始動する人の場合も、ハーフスイングの時の方が手先の動きが顕著になります。

 

 

 

ハーフスイングは文字通り「フルショットの半分のスイング」です。振り幅が小さいので手や腕だけでもスイングできますが、手や腕でスイングすると軌道が安定しづらくなるだけでなく、スイングリズム(スイングテンポ)も安定しづらくなります。

 

 

ハーフスイングで大事なことは手や腕の動きをできるだけ少なく(手や腕をまったく使わないという意味ではありません)、フットワーク(下半身主導)でスイングし、骨盤(股関節)を必要な分だけ動かすことです。

 

 

 そしてもうひとつポイントとなるのはグリップを動かし続けること。

 

 

ダウンスイングからフォローにかけてはグリップが先行して動き、ヘッドがやや遅れた状態になっていること。グリップが動くことでヘッドが動かされる。これがちゃんとできていると、アーリーリリースにならずハンドファーストの状態でボールを捕らえることができます。

 

 

ハーフスイングというとアプローチの練習という感じがするかも知れませんが、超私的なことを言わせてもらると、フルスイングを良くするための練習になります。また、ハーフスイングならばボールを遠くに飛ばしたくならないので、力まないでスイングしやすくなります。

 

 

 ハーフスイングもフルスイングもインパクトゾーン(ダウンスイングからフォロー)の動きはまったく同じです。ハーフスイングが上手くできない人はフルスイングも上手くできないと思って間違いないです。

 

 

そしてハーフスイングならば部屋の中でも練習可能。スーパーシャットくんのような短いクラブを使い、パイロンとスポンジボールを使えば、わざわざ練習場に行かなくても練習できます。

 

 

マーク金井もハーフスイングの練習を欠かさずやりますが、欠かさないのがスマホを使った自撮りです。ボールを打った手応えではなく、動画で動きをチェックすることの方がスイングを客観的に評価できるからです。

 

 

ボクシングでは「ジャブを制する者は世界を制する」と言われてますが、ゴルフは「ハーフスイングを制するものはスイングを制する」ことができます。

 

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2020年07月13日超私的な提案 スイングの悪癖を修正するのに役立つボールとは!?

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土曜日は赤羽ゴルフ倶楽部早朝で9ホール、続く日曜日は千葉市民ゴルフ場で18ホールプレーしてきました。両日とも普段通りの担ぎセルフの歩きです。血糖値が上がってきたので、毎日1万5000歩を課している人間にとってゴルフは非常にありがたく、9ホールで約8000歩、18ホールだと約1万6000歩稼げます。

 

 

日曜日のラウンドでは三菱ケミカルの新作シャフト「ディアマナTB」と、グラファイトデザインの新ブランド「Gシリーズ」を試打しました。

 

「ディアマナTB」についてはすでにブログでもインプレッションを書いてますが、コースで試打しても弾道安定性が高く、そして先端剛性が高いので左のミスが出づらく仕上がっています。対して、「Gシリーズ」は典型的な先調子でシャフトのしなりが大きめ。先端のしなりが大きいので捕まりが良く、高弾道が打ちやすく設計されているのが確認できました。

 

試打で使ったヘッドはピンのG410+(ロフト9度)。同じロフトでしたが、シャフトで球の高さはロフト1度分ぐらいは異なり、「ディアマナTB」は抑えた効いた弾道が打て、「Gシリーズ」は高打ち出しで適度にスピンが入り、キャリーを稼げる高弾道がオートマチックに打てるシャフトではないでしょうか。

 

 

さて、土曜日、日曜日ともアマチュアゴルファーとのラウンドでしたが、改めて感じたのが素振りと実際のスイングとのギャップの大きさ。

 

 

素振りではヘッド軌道がインサイド・インなのに、いざボールを打とうとすると極端なアウトサイド・インになってしまう人が少なからずいます。また、素振りではヘッド軌道がインサイド・インなのに、いざボールを打とうとすると極端なインサイド・アウトになる人もいます。

 

 

 腕前によって程度の差はありますが、ショットが不安定な人、コースに出るとミスが出やすい人ほど、素振りと実際にボールを打つ時とでスイングがガラッと変わってしまう、、、、、。

 

 

 

素振りはボールを打たない、、、、
実際に打つ時はボールを打つ、、、、

 

 

ボールが無ければ気楽にスイングできるけど、いざボールを前にすると気楽に打てない。結果、ボールをなんとか上手く打ちたいという意識(欲)が余計な動きを発生させることになり、素振りとは似ても似つかないスイングになってしまうのだと思います。

 

 

 

 では、どうすれば素振りとは別人のスイングから抜け出せるのか?

 

 

「ボールが無いと思ってスイングする」なんてアドバイスもありますが、これは絵に描いた餅でしょう。視界の中にボールがあるわけですから、視界からボールを消すなんて芸当は到底無理です。

 

そこでお勧めなのが、実際のゴルフボールを打つのではなく、素振りに近い感覚で打てるボールを打つ練習です!!!!

 

 

アナライズの神田スタジオには通常のゴルフボールの他に、テニスボールぐらいの大きさのスポンジボールが多数あります。このスポンジボールはサイズが大きいので見た目に安心感があります。加えて、非常に軽いのでインパクトの衝撃はゴルフボールに比べると非常に少ないため、手に衝撃がありません。素振りのように振り抜きやすく作られているのです。

 

 

マーク金井は普段の練習ではこのゴルフボールよりも大きなスポンジボールばかり打ってますが、スポンジボールだとまさに素振りをする感覚で打てます。ことさら意識しなくても素振りにに近いスイングが出来るのです。

 

 

アナライズ 「パイロン&ボール」(練習用)

 

 

ボールのサイズが大きいだけでかなりの安心感があり、チョロや打ち損じの心配をしなくていいのです。スイング改造している場合も、空振りの心配がないのでちゃんと打ちたい欲をかなり軽減できるメリットがあります。

 

 

今までのゴルフの練習だと、素振りと実打(実際にボールを打つ)の2つしかありませんでしたが、この大きなスポンジボールは素振り実打の間を埋めてくれる練習になってくれるのです。ぜひ一度、この大きなスポンジボールを打って見て下さい。打てば、違いがすぐに分りますし、スイング作りに役立つことを実感できます。

 

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2020年07月01日超私的な考察 ゴルフスイングが難しい理由をカントの純粋理性批判的に考えてみると、、、

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先週の米ツアー、トラベラーズ選手権はDJことダスティン・ジョンソンが通算19アンダーで逆転優勝。これでツアー通算21勝目、2008年から13年連続でツアー優勝を重ねました。

DJが最初に勝った頃はかなり個性的なスイングと評されていましたが、今や彼のスイングは「今どきのクラブ」に合った合理的なスイングとして認めらています。トップのシャットフェース(猫手)、ハンドファーストなインパクト、骨盤の開きについては、マーク金井も正しいゴルフスイングに不可欠な要素ではないかと日々の練習でも、この3つのポイントを意識しながら練習に励んでいます。

 

 

 ・トップのシャットフェース(猫手)
 ・ハンドファーストなインパクト
 ・骨盤の回旋

 

 

https://www.facebook.com/PGATour/videos/618413085460810/

 

 

この3つの形(状態)はそれぞれ連動しているのですが、アマチュアゴルファーのスイングを観察すると、飛距離が出ない人や方向性が不安定な人ほど、これとはまったく逆の形(状態)でスイングしています。具体的に言うと

 

 

 ・トップのオープンフェース(左手首の甲屈)
 ・ハンドレイトなインパクト(逆ハンドファースト)
 ・骨盤が開かない

 

 

DJと真逆なことをやっているアマチュアゴルファーが非常に多いですが、では、なぜアマチュアはDJと真逆なことをやってしまうのか?

 

 

カントの純粋理性批判的に考察するならば、、、

 

 

・なぜ、トップでオープンフェースになってしまうのか?
・なぜ、ハンドレイトなインパクトになってしますのか?
・なぜ、骨盤が開かないのか?

 

 

なぜ、なぜ、なぜと問いを繰り返していく内に超私的に思い浮かんだのが、ゴルフスイングが上手く行かないのには道具(ゴルフクラブ)も少なからず影響しているのではないかということです。

 

 

アマチュアの多くは素振りの時よりもボールを打つ時の方がスイングが悪くなってしまいがちですが、それも道具(ゴルフクラブ)も少なからず影響していると思ってします。

 

 

 

ゴルフクラブは先端に偏重心で重いヘッドが付いてます。似ている道具としては金づちが真っ先に思い浮かび上がります。そして、いきついた問いに対する答え(仮説)は、、、、

 

 

 ゴルフスイングは、金づちのような道具を持って○○さばきが求められる!!!!!

 

と言うことです。

 

 

○○が気になる方は、マーク金井のロジゴルオンラインサロンをご覧下さい~。

 

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2020年06月29日超私的な考察 アプローチが上手い人と下手な人の決定的な違いとは!?

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一昨日の土曜日は朝4時半に起きて赤羽早朝で9ホールプレー。プレー後、神田に戻り、セミナー2連チャン。前半は「NEOアンダー星人セミナー」、後半は「NEOアプローチセミナー」を実施。どちらも新型コロナウイルス拡散防止のために定員を減らし、かつ受講者にはマスク着用をお願い致しました。

 

 

早朝ゴルフからのセミナーと言うことでかなりハードなスケジュールとなりましたが、プレー後のセミナーはよりリアルになります。プレーするとナイスショットとミスショットにはどんな違いがあるのかをつぶさに観ることができ、なおかつアマチュアゴルファーのミスの原因がどこにあるのかも観察できます。

 

 

 

 NHKの番組、「100分de名著 カント 純粋理性批判」でも語られてましたが、

 

 

何かが起これば基本的に何か原因がある、いわゆる因果律があります。ゴルフにおいてもしかりでミスショットにも必ず因果律があるのです。ナイスショットはまぐれでも打てるので因果律があるとは限りませんが、ミスショットはまぐれでは打てません。必ず、「原因・結果」という因果律があるのです。

 

例えば、アプローチの上手下手。

 

 

アプローチが上手い人に共通しているのは、、、、

 

ザックリ、トップのミスが少ない
シャンクもほとんど打たない
距離感、方向性が安定している

 

 

対して、アプローチが下手な人に共通しているのは、、、

 

ザックリ、トップのミスを多発している
シャンクも多い
距離感、方向性が安定してない

 

 

これらの違いが発生する要因はいくつもありますが、アプローチが上手い人と下手な人には決定的な違いがあります。

 

 

 それは、インパクトでフェースにボールが乗っているかいないかです!!!!!

 

 

フェースにボールが乗るというのは抽象的な表現であり、感覚的な表現でもありますが、物理的にもアプローチが上手い人は例外なくフェースにボールが乗っています(ボールがフェースに乗っている)。対して、アプローチが下手な人はフェースにボールに乗っていない(ボールがフェースに乗っていない)です。

 

 

この違いこそがアプローチのスキル(距離感)の差になっているのではないかと超私的に思っています。

 

 

アプローチが上手い人の打ち方を観ていると「手でボールをトス」するような感じでボールが飛んでいき、コロコロッとピンに寄っていきます。対して、アプローチが下手な人のショットの多くは、「突っいたような」感じでボールが飛んでいき、ボールの飛び方が非常に不安定。不安定に見えるのは、フェースにボールが乗っていないからに他なりません。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

アプローチが上手くなるには、まずはフェースにボールを乗せる感覚を養うことが先決です。フェースにボールを乗せる感覚についてはDMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」にてアップ致します。ご覧いただけますと嬉しいです。

 

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7月のセミナー まだこちらは空席ございます。↓クリック

7/11(土) 11:00〜12:30 / ショートアイアンセミナー 撮影無し

7/11(土) 13:30〜15:00 / 脱スライスセミナー 撮影無し


2020年06月24日超私的な提案 ドライバーで飛ばさない練習をしたことがありますか!?

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新型コロナ自粛の影響だと思いますが、今年は例年よりも早く夏至が過ぎました。これから夏本番を迎えますが、日照時間に関しては日に日に短くなります。7月はそうでもないですが、お盆を過ぎると一気に日が短くなるのを感じます。

 

 

これからしばらくは暑さと日照時間が比例しない日々が続きますが、最近、日々続けている練習があります。神田のスタジオで練習する時は、最初にクラブ1本を持って肩を片方づつぐるぐるを回し(20回×2)。それからフレループで入念に素振り。それからPWを1球づつ自撮りをしているのですが、その次にやっているのが

 

 

 ドライバーのバント練習です!!!!

 

バントとは野球のバントと同じで、わざとボールを飛ばさないようにボールを打つことです。ドライバーは飛ばすためのクラブでありますが、飛ばさなくてはならないクラブではありません。ドライバーは最高飛距離を得るために作られたクラブですが、そのクラブでわざと飛ばさない練習をしています。

 

 

マーク金井の場合、ドライバーのフルスイングした時の距離は240~260ヤードぐらいですが、バントをする時のドライバーの飛距離は、、

 

 

 200~230ヤード!!!!

 

フルスイングした時よりも2割ぐらい距離を落とすのがドライバーのバントですが、これはやさしいようでやさしくありません。2割ぐらい軽く振ってもドライバーは2割も距離が落ちません。感覚的には普段の半分ぐらいの力加減でスイングするくらいで、距離は2割程度落ちるのです。感覚的には150ヤードぐらいの感じでスイングした時に200ヤードぐらい飛び、200ヤード打つ感じでスイングすると230ヤードぐらい飛びます。

 

 

もちろん個人差はありますが、皆さんも試してみていただくと分ります。150ヤードぐらいでいいやと思ってスイングしたら180ヤードぐらいは勝手に飛んでしまうことを体感できるでしょう。

 

 

さて、このドライバーのバント練習。

 

 

目的は2つあります。ひとつは狭いホールのティショットで使えること。飛ばさない方が有利なホールでも使い勝手が良く、ドライバーでバントすることを覚えれば、ティショットでわざわざ3Wやユーティリティを使わないですみます。

 

 

もひとつのメリットは、ドライバーでバントできるようになると他のクラブでも距離調節がたやすくなるのです!!!!

 

 

 

試していただくと分りますが、ウエッジで距離調節するのに比べるとドライバーで距離調節するのはたやすくありません。距離調節が一番たやすくないクラブで距離調節を練習すれば、他のクラブで距離調節するのはたやすくなるのです。手前味噌ですがドライバーのバントを練習しているおかげで、7番アイアンやPWのコントロールショットの精度が良くなり、そのおかげで8番アイアンやAWが要らなくなりました。

 

 

ちなみにドライバーのバントのスイングというのは、フルショットの時よりも体の動きが大きくなり、手や腕の動きが小さくなります。野球の場合も手先だけでバントしたら失敗するのと同じく、ゴルフスイングにおいても手先だけ打ちにいくとバントは失敗しますし、狙った距離、狙った方向に打てないのです、、、、。

 

 

ドライバーのバントの仕方については、マーク金井のロジゴルオンラインサロンにて動画をアップしてます。ご覧いただけますと嬉しいです~。

 

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