カテゴリー: シャフト情報
2018年03月11日超私的な提案 シャフトを賢く選ぶために本当にやるべきこととは!?
来週月曜21時 YOUTUBE ANALYZEチャンネルで
マーク金井ここだけの話配信します
お見逃し無く!!
2018年度アナライズのプライム会員の募集ですが・・・
受付が 15日 14時で締め切りです!
(銀行振込をご希望されている方入金の締切も同じです)
追加募集はしない予定です、ご希望の方はお急ぎを
女子ツアー第2戦、ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスは2日目を終えてアン・ソンジュ選手が7アンダーで単独首位。2打差の2位には横峯さくら選手がつけ、3打差の3位タイには申ジエ選手と鈴木愛選手、そしてテレサ・ルー選手がつけてます。大会会場は真冬なみに気温が低くて厳しい条件になってますが、寒さをもともせず上位選手はスコアを伸ばしています。ちなみに予選のカットラインは3オーバー。トップとちょうど10打差です。
国内男子ツアーに先がけて女子ツアーは熱い戦いが繰り広げられてますが、ここ神田では毎週土曜日、熱いセミナーを繰り広げてます。昨日も午前11時からアプローチセミナー、午後1時30分からシャフトセミナー(ウッド編)開催。どちらも90分間ですが、始まるとあっという間に90分が経過します。YouTubeでもアップしてますが、マーク金井が喋りたおすだけでなく、セミナー受講者を質問攻めするからです。
昨日もたくさん質問しましたが、受講者が回答に困ったのはこんな質問です。
シャフトに関する問い合わせで多いのは、「自分は何グラムのシャフトがちょうどいいのか」とか「先調子と元調子はどちらが自分に合っているのか」「SとRとではどちらを使った方がいいのか」。これらの質問が多いのですが、なぜこのような質問するアマチュアが多いのでしょうか?
マーク金井がこう質問を投げかけたら、、、
みなさんはどんな風に答えますか?
この手の質問をする人に共通しているのは、手っ取り早く「答え」を求めているのです。そして、シャフト選びについて明確な「答え」があると信じています。しかしながら、質問をはぐらかすようで申し訳ないのですが、シャフト選びに明確な「答え」はありません。そして、誰かに「答え」をもらおうとしている限り、シャフトを上手に活用することからも遠ざかってしまいます。
では、シャフトを選ぶ時には何を考えて、どんな行動をすればよいのか?
まずは答えを求めるのではなくて、「問い」を自分で作って、その問いを実際に行動に移してみることです。先ほどの質問項目を問いに変換すると、、、
- 50gと60gでは何が違うのか、打ち比べて調べる
- 先調子と元調子とでは何が違うのか、打ち比べて調べる
- SとRとでは何が違うのか、打ち比べて調べる
もしも打ち比べてみて差が分らない場合、そんな時は「自分はシャフトの違いを感じ取る能力に欠けている」と落ち込む必要はありません。そうではなくて、もっと差を大きくしたシャフトを打ち比べればいんです。
- 例えば重さならば、40gと80gを打ち比べる
- 例えば調子ならば、極端な先調子と極端な元調子を打ち比べる
- 例えば硬さならば、L(レディス)とXを打ち比べる
差を大きくすれば、シャフトがスイングに及ぼす影響、シャフトが弾道に及ぼす影響がどんなものかが分ってきます。ちなみにアナライズのシャフトセミナーでは、ムチのようにグニャグニャなシャフトと、鉄の棒をそれぞれワッグルしてもらい、硬さが何に影響を及ぼすのかを体験してもらってます。シャフトを上手く使いこなすために、まずやるべきことは自分の感覚でシャフトの違いを感じ取る能力を磨くことなんです。
そして、シャフトがスイングに及ぼす影響を知るのに役立つのが、グニャグニャに軟らかいシャフトで実際に素振りし、実際にボールを打つことです。シャフトセミナーではテンポマスターというグニャグニャの練習器具(ドライバー)で、スポンジボールを打ってもらいます。テンポマスターでスイングすると、90%以上のアマチュアゴルファーは普段のスイングをしません。スイング中にシャフトがしなり過ぎるからです。90%以上のアマチュアゴルファーは自分のタイミングではなくて、シャフトがしなり戻るタイミングに合わせてスイングします。そして、シャフトがしなり戻るタイミングでスイングすることができると、これでもかってぐらい左右に曲がらないナイスショットを打ちます。
テンポマスターでナイスショットを打ったセミナー受講者に、打った感覚を質問すると、これまた90%以上の人は「グニャグニャしているのにちゃんと当たるのが不思議」と答えます。ちゃんと芯を喰っているのにも関わらず、それが納得できないでいる人が非常に多いです、、、、
テンポマスターは非常に軟らかいために、ダウンスイングで待たないとヘッドが戻ってこないというのが直感的に分るのえす。無意識にしなり戻りを待つと言ってもいいでしょう。インパクトゾーンで待つことができるので、シャフトのしなり戻りを使うことができ、それがナイスショットにつながっているのです。
硬いシャフトで打つと曲がらないと思っているアマチュアゴルファーが圧倒的に多いですが、実は、硬いシャフトというのは真っ直ぐ打つよりも、左右に曲がる球が打ちやすいシャフトなんです。軟らかいシャフトは真っ直ぐ打つのが難しいと思っている人が多いですが、実は、軟らかいシャフトというのは左右に曲がる球が打ちづらいシャフトなんです。硬さが弾道に及ぼす影響を理解していれば、シャフトを正しく選びやすくなるのです~。
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ANALYZEの超柔らかシャフト↑の練習器具オススメです
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マーク金井の打たずにいられない ピンG400MAXドライバー編
2017年12月26日超私的な考察 ドライバーのシャフトの「硬さ」は何を基準にして選べばいいのか?
アナライズの年末年始の営業のお知らせ
本年度の営業は28日木曜日までです
12月29日(金)~1月4日(木)まで
商品の発送、電話、メールのお問い合わせ対応、お休みします。
来年の1月5日より通常営業を開始します
WEBショップは365日、24時間ご注文いただけます。
メリークリスマス~。今年のクリスマスはリアルホワイトクリスマスで、このブログがアップされる時間は今シーズン2度目のスノボ、そしてスキーの初滑りにいそしんでます。スノボは本格的に初めて5シーズン目を迎えてますが、まだまだ発展途上。スキーに関しては、小学生から大学2年生までやっており、18歳でバッヂテスト2級合格。1年間で1級を目指すのを目標に楽しみたいと思っています。もちろんホームゲレンデは新幹線でサクッと行けるガーラ湯沢です。
スノボもスキーも道具を一揃えしてますが、実は、板はゴルフのシャフトと共通点がかなりあります。スノボの板もスキーの板も、シャフトと同じく薄いシートをミルフィーユのように何層も重ねて成形します。そして、シャフトと同じく、スノボ(スキー)の板にも、、、
重さ
フレックス(硬さ)
トーション、トルク(ねじれ)
反発(しなり戻り)
をチョイスできます。マーク金井はヘッドスピードの割には軟らかめのシャフトを好んで使いますが、スノボ、スキーの場合も同じ傾向があり、硬い板よりも少し軟らかめの板と相性がいいです。
さて、このフレックス(硬さ)
ゴルフの場合、パワーがあってヘッドスピードが速い人は「硬いシャフト」と相性が良く、パワーがなくてヘッドスピードが速くない人は「軟らかいシャフト」と相性が良いと言われてます。
確かにその通りなんですが、道具を上手く使いこなす感覚を養いたい場合は、硬いシャフトよりも軟らかめのシャフトをお勧めします。ワッグルしたり、素振りした時、「ちょっと軟らかいかな」「ちょっと頼りないかな」と思うぐらいが目安です。シャフトの硬さについてはクラブに表記されており、硬い順に、X、S、SR、R、R2と表記されていますが、これもあくまで目安にすぎません。何故かと言うと、硬さの表記には統一した基準がなくて、SでもRぐらい軟らかいSがあったり、RでもSぐらいしっかり感があるRがあるからです。
軟らかいシャフトを勧める理由をざっと挙げると、
1.軟らかい方がスイング中に「しなり」を感じやすい
2.軟らかい方が力みづらい(力めない)
3.軟らかい方が、直進性が高い弾道が打ちやすい(左右に曲がる球を打ちづらい)
1と2に関しては分かりですが、3に関しては「硬い方が曲がりづらい」と思っている人が少なくありません。シャフトセミナーで受講者に質問しても、8割近くの受講生は硬い方がシャフトが余計な動きをしづらいから「曲がりづらい」と答えます。
しかしながら、シャフトセミナーで「超軟らかシャフト」で打ってもらうと、9割以上の参加者は普段使っているドライバーよりも直進性が高い弾道を打ちます。特に、スライスやフックに悩んでいる人の場合、「超軟らかシャフト」で打つと、絵に描いたようなストレートボールが出ます。そして、ストレートボールを打っているもかかわらず、打った本人は狐につままれたような顔をします。
超軟らかシャフトで打つと真っ直ぐ飛ぶ理由、それは、自分のタイミングでは無くてシャフトのタイミングに合わせてスイングしているからです。硬いシャフトは自分のタイミングで打てますが、超軟らかシャフトだとそれはできません。否応なしにシャフトがしなってしなり戻るタイミングに合わせます。シャフトに会わせないとシャフトの挙動が安定しないのが無意識の内に分るからです。
超軟らかいシャフトに限らず、軟らかいシャフトというのは自分の思い通りに動いてくれません。実は、これが真っ直ぐ打てる秘訣。シャフトに合わせてスイングした方が、ゴルファーは余計な動きをしづらくなり、その結果としてインパクトの再現性が高まり、直進性が高い弾道が打てます。
もちろん軟らかいシャフトにも弱点があって、「自分の意思が伝わりづらく」「挙動が鈍感になる」分だけ、操作性が低くなります。操作性が低くなると、微妙なフェースコントロールはできません。直進性が高い弾道(真っ直ぐ打つ)が打ちやすい半面、球を意図的に左右に曲げづらくなるのです。
大事なので繰り返します。
硬いシャフト=操作性の高さ=球を左右に曲げやすい
軟らかいシャフト=操作性の低さ=直進性が高い弾道を打ちやすい
ゴルフは物理です。
球が左右に曲がるのを抑えたいのであれば、ヘッドスピードに関係なく軟らかいシャフトの方が優位性があるのです。アナライズでは超軟らかシャフトが装着されたドライバー、EF009を発売していますが、これを打つと操作性と弾道の関係を如実に体感できます~。
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よろしくお願いします
2017年10月29日超私的な提案 超軟らかシャフトで練習すると、一体どんなメリットがあるのか!?
10月30日月曜日21時生配信決定
マーク金井 ここだけの話
こちらの動画も配信開始です
練習場ミシュランの2回目です 今回はイージーフレックスEF009 アイアンとウエッジです
是非ご覧いただいて、チャンネル登録してくださいね
今週はアナライズセミナーウイーク。水曜日は広島のゴルフ工房「オキコバランス」さん、木曜日は広島の中古ショップ「レプトンゴルフ地蔵通り店」で超上達セミナーを実施。そして、昨日土曜日は、神田のスタジオにて「初心者セミナー」、1時間の休憩を挟んで「シャフトセミナー ウッ ド編」を実施しました。一週間で4回のセミナーを実施したのは初めてのことですし、広島県でセミナーを実施宇するのも初めてのことでした。
セミナーでは毎回「お題」が決まっていますが、マーク金井が一方的に喋りたいことを喋っているわけではありません。セミナーの主役は受講生の方々ですから、毎回、受講生に合わせて内容をアレンジしています。広島のセミナーでは「ここ一番でボールが曲がり理由について」時間をかけて説明し、昨日の神田のスタジオでのセミナーではシャフトとスイングの関係について時間をかけて説明しました。
さて、このシャフトとスイングの関係。
多くのアマチュアゴルファーは、「自分に合ったシャフト」「自分が打ちやすいシャフト」「自分がタイミング取りやすいシャフト」を使うことが良いことだと思っています。
これらの要素を満たすシャフトでスイングすれば、遠くに飛んで、かつ方向性も安定すると信じて疑ってません。
しかし、打ちやすいシャフトというのはメリットばかりではありません。例えば、スイングに問題を抱えているゴルファーの場合、「自分にぴったり合った」シャフトを使うということは、、、、
スイングに問題を抱えた状態から抜け出せません。
もうスイングを変えてはいけないことになるんです!!!!
クラブ設計家の竹林隆光さんもおっしゃってますが、
「自分にぴったり」のクラブやシャフトを手にすると、努力してスイングが良くなってしまったら、皮肉なことにその時はもう、「自分にぴったり」なクラブやシャフトは、自分に合わなくなってしまうのです。(以上、「ゴルフクラブの真実」パーゴルフ新書から引用)
では、どんなシャフトを使つのがゴルファーには好ましいのか?
アナライズのシャフトセミナーでは、釣り竿のようにグニャグニャに軟らかいシャフトが装着されたドライバーを打ってもらいます。これを手にしたセミナー受講者は、「なんだこりゃ~」「こんな軟らかいシャフト打ったことがない」といい、上手く打てない不安感をあらわにします。
しかし、いざ打ってみると、、、、
ほぼ例外なく、ボールは真っ直ぐからやや左に飛びますし、3発も打てば芯を喰った当たりが出ます。全員とはいいませんが、9割ぐらいの受講者は普段使っているシャフトよりも、このグニャグニャシャフトの方がいい結果が出るのです。そして、上手く打てたにも関わらず、皆さん、不思議な顔をしています。
では、なぜグニャグニャなシャフトを使うと、上手く打てるのか?
シャフトが超軟らかいと、スイング中にシャフトの状態を窺いしることができます。シャフトがしなり、そしてしなり戻るタイミングが分るから、上手く打ててしまうのです。言い換えると、自分のタイミングではなく、シャフトのタイミング(シャフトの挙動)に合わせてスイングするから、上手く打ててしまうのです。
シャフトセミナーでは、釣り竿のようにグニャグニャなシャフトの次に、女性用よりも軟らかいシャフト「EF009」が装着されたドライバーを打ってもらいます。このシャフトも自分のタイミングではなく、シャフトのタイミング(シャフトの挙動)に合わせて巣インすると、芯で捕らえられますし、真っ直ぐボールが飛びます。タイミングが合っていないと、ボールが右に飛んだり、左に飛んだりするので、シャフトが正しいタイミングを教えてくれるのです。
ゴルフはゴルファーが主役ではなく、クラブ(シャフト)が主役です。
シャフトを上手く使えるようになると、飛距離が伸びるだけだけでなく、方向性も安定します。スライスやフックに悩んでいる人ならば、左右に曲がりづらい弾道を打てるようにもなってくるのです。スイングを良くしたいならば、左右の曲がりを軽減したいならば、超軟らかいシャフトで練習して下さい。本気でスイングを変えたいと思っているならば、クラブ(シャフト)が変えることが一番の近道で、一番確実な方法です~。
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マーク金井が、世の中の様々な練習器具をインプレッションします 今回は手前味噌ですいません・・・ アナライズのイージーフレックスEF009ドライバーです
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2017年09月17日超私的なシャフト試打 USTマミヤ アッタスクール!!!!
3連休に入りました。関東地方は台風が直撃していますが、今日日曜日はアナライズセミナーデー。第1部は1秒1000コマ撮影できるディテクトの高速度カメラを使った「インパクトセミナー」、30分の休憩を挟んだ第2部は打点位置をコントロールするコツをレクチャーする「打点コントロールセミナー」を実施します。このブログがアップされる時間は、ちょうど休憩時間に突入しています。
さて、3連休の前日(金曜日)、赤羽ゴルフ俱楽部でサクッと薄暮9ホールプレーしてきました。9ホールに慣れると、9ホールがちょうどいい案配。使うクラブは7本以内なので、手引きカートは使いません。担ぎセルフで約5000歩くらい歩くので、カートに乗って18ホールプレーするよりもエネルギー消費があります(笑)。
さて、ラウンドの時にはクラブやシャフト、そしてボールをテストしていますが、昨日テストしたのが、これっ。
・長さ45.5インチ
・振動数250cpm
・センターフレックス値3.6
メーカーのキャッチコピーは
「かつてない初速があなたたのゴルフをCoooLにする」
セールコピーは
「シャフト全体の”走り”がかつてないつかまりとを生む」
走りと捕まり。このキーワードが出てくるシャフトの場合、大抵は、手元側の剛性が高く、中間剛性が低く、かつ先端側が軟らかい場合が非常に多いです。手元を硬くして先の動きが大きいシャフトを使った時、多くのゴルフは「走り」を感じます。また、先端側の剛性を低くする(軟らかくする)ことで、インパクトゾーンでヘッドが返りやすくなって捕まった球が打ちやすくなるからです。キャッチコピー、セールスコピーを読む限りでは、前作のアッタスパンチとはまったくキャラクターが異なるシャフトであることが伺い知れます。コピーを読む限りでは、歴代アッタスの中ではアッタスロックスターに近い感じがします。
では、実際に打ってみてどうなのか?
シャフトの中間部分が軟らかく、ムチのような挙動で捕まりが良い!!!!!
前作アッタスパンチは切り返しで手元がしなりますが、アッタスクールは手元側の剛性が高いので、手元のしなりは控えめ。その代わり中間部分がグイグイッっと大きめにしなり、インパクトゾーンではシャフト先端が走ります。アッタスパンチが叩けるシャフト、叩いても左に行きづらいシャフトでしたが、アッタスクールはヘッドが走るシャフト、右へのミスが出づらく捕まりがいいシャフトです。
そして、アッタスロックスターに比べると、シャフト全体のしなり量が大きい。同じフレックスだとアッタスクールの方が少し軟らかく感じますし、挙動もムチのような粘り感が増してます。手元側と中間部分の剛性変化量が大きいの、シャフトがしなり戻るタイミングが合う人にはヘッドスピードが上がってボール初速が上がり、「飛び」を得られます。対して、タイミングが合わない人が使うと、右へのプッシュアウトが出たり、捕まり過ぎる場合があるでしょう。
アッタスパンチとアッタスクール。USTマミヤのホームページでもマッピングされていますが、シャフトの特性はまったく違います。アッタスパンチは参上(アッタス3)と同じカテゴリーで、アッタスクールはアッタスT2、アッタスロックスターと同じカテゴリーのシャフトです。
ゴルフは物理です。
シャフトの特性は剛性分布でほぼほぼ決まりますが、今回のアッタスクールは剛性部分通りの素直なシャフトでした~。
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2017年09月10日超私的な考察 シャフトのしなりを使ってスイングする一番簡単な方法とは!?
昨日はアナライズセミナーデー。第1部はシャフトの正しい使い方をレクチャーする「シャフトセミナー」、30分の休憩を挟んだ第2部はダウンスイングでヘッドが垂れ下がるのを解消する「脱アンダーセミナー」を実施しました。受講者は多岐にわたり、ゴルフ歴が3年未満の人から、30年以上の人までいます。年齢層も多岐にわたり、30歳代から60歳代まで。ゴルフは老若男女が楽しめるスポーツですが、アナライズセミナーも老若男女が受けることができます。
さて、アナライズのセミナーでは、開始時、受講者に「セミナーに来た理由」をひとりひとりに伺います。できるだけ参加者のリクエストに応えたいと思っているからですが、シャフトセミナーの場合、ほぼすべての受講者が、、、
・シャフトのしなりを感じたことがない
・シャフトを逆しなりさせるという感覚が分らない
・自分にはどんなタイプのシャフトが合うのか教えてほしい
野球のバットやテニスラケットと比べると、ゴルフクラブのシャフトはしなるように作られてます。にも関わらず、「シャフトのしなりを感じたことがない」というアマチュアゴルファーが数多くいるのです。このブログを読んで下っている方の中にも、今ひとつシャフトのしなりを感じたことがないという人も少なからずいると思います。
では、なぜシャフトのしなりを感じ取れないゴルファーが後を絶たないのか?
理由は2つあります。ひとつはシャフトのしなりを感じ取れない(感じ取りづらい)スイングをしていること。もうひとつはシャフトのしなりを感じ取りづらいクラブ(シャフト)を振っていることです。なので、シャフトセミナーでは誰でも簡単にシャフトのしなりを感じ取れるクラブ(シャフト)で素振りし、実際にボールも打ってもらいます。
まず最初に振ってもらうのが、テンポマスター!!
20年以上前から発売されている練習器具ですが、シャフトは超軟らかく、グニャグニャしています。軽くワッグルしただけでシャフト全体がムチのようにしなりますが、これを振っていただくと、ほとんどのゴルファーはスイング中に「しなり」を感じ、しなりを感じながらスイングします。そうです。しなりを感じる一番簡単な方法は、しなりを感じ取りやすい「超軟らか」なシャフトでスイングすればいいのです。逆に言えば、シャフトは硬くなればなるほど、スイング中にシャフトのしなりを感じ取りづらくなります。セミナー受講者が持参したクラブを拝見すると、ほとんどの人が硬いシャフトを使っています。
そして、超軟らかいシャフトを使ってスイングすると、もうひとつメリットがあります。それは、インパクトゾーンで「逆しなり」を発生させることができるのです。逆しなりとは、正面から見て「ヘッドが前に出るようにシャフトがしなった状態」のことですが、超軟らかシャフトを使うと、これがほぼオートマチックにできます。理由は単純、超軟らかシャフトでスイングした場合、インパクトゾーンで逆しなりを発生させないと、ボールを上手く捕らえることができないからです。
テンポマスターでスイングすると、ほとんどのゴルファーは普段よりもかなりゆっくり振ります。何も言わないのに、セミナー受講者はゆっくりスイングします。ゆっくり振らないと「クラブが暴れる」「タイミングが取れない」と無意識に分るのでしょう。そして、ダウンスイング後半からインパクトにかけて「待つ」ことを無意識に行ない、待つ(手元の動きが減速する)ことで、シャフトが逆しなりを発生してインパクトを迎えます。
シャフトの硬さというのはヘッドスピードに比例すると言われてます。確かに、その通りなんですが、「シャフトのしなりを感じたいことがない」とか「シャフトを逆しなりさせる感覚が分らない」人には、ヘッドスピードに関係なく軟らかいシャフトの方が、しなりを感じ取りやすくなります。
ゴルフは物理です。
ゴルフは人間が主役ではなくて、クラブ(シャフト)が主役です。アナライズでは超軟らかシャフトが装着されたアイアン、イージーフレックスEF009をラインアップしています。これはテンポマスターほどは軟らかくはありませんが、通常のシャフトに比べると女性用よりも軟らかく、そしてやや重めになっています。現在はアイアン用だけですが、近々、ドライバー用もライアップに加わります~。
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