X – マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2016年07月27日超私的な提案、100y以内の距離感を磨くために本当にやるべき事とは!?

毎週火曜日はGDO試打インプレッション更新日。今回はコブラの最新ドライバーをじっくりレポートしています。そして、火曜日の夜はインターネットラジオ、ソラトニワ、「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア日。ゲストはUSTマミヤの植木さんと、シャフトマイスターの浅谷さん。新しいアッタスパンチのこと、そしてクラブセッティングについてじっくり話を伺いました。加えて、ダブルゲストでキープペダリングのトンプソン智子さんにも出演いただき、今年の全英オープンについて、そしてニューカレドニアのゴルフの魅力について話を伺うことができました。

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ラジオは生放送で90分間。音楽をかけることはめったになく、最初から最後まで喋りっぱなしです。生放送は何が飛び出すか分らないのが面白いですが、同時に、アドリブ力が求められます。「こうすればこうなる」という考え方は一切通用しません。場面場面で正解が異なります。杓子定規な話をしているだけでは、ゲストとの話は盛り上がらないし、聴いているリスナーにも、生放送のライブ感は伝わりません。

 

実は、これはゴルフでも同じです。

 

日曜日に千葉市民ゴルフ場でラウンドセミナーを実施しましたが、ゴルフも場面場面で正解が異なります。その典型的なのが100y以内の距離感です。マーク金井は100y以内を得意にしていますが、それはマニュアルだけに頼らずにプレーしているからです。例えば、100yを打つ場合も、「こうすれば100y飛ぶ」なんていいう決まり事は持ってません。なんとなく、こんな風に打ったら100y飛ぶというのはありますが、あくまで何となくです。何故かと言うと、練習場で何発も続けて打つのと違って、コースで打つ場合はいつも1発勝負。加えて、コースでは、、、

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ボールのライ
 地面の硬さ
 傾斜
 芝の長さ
 風向き
 グリーンの硬さ
 そして、気分(テンション)

 

が異なるからです。例えば、こう打てば100y飛ぶという基準があっても、ラフからだとフライヤーで飛びすぎるのを差し引く必要があります。また、フェアウェイでも地面が固い時はボールが飛びやすく(インパクトでロフトが立ちやすくなるため)なるので、これまた差し引く必要があります。また、気分が高揚していて(テンションが高い)と、ボールは飛び過ぎたりします。

 

マーク金井はほとんど素振りしませんし、構えたらすぐに打ちます。しかし、打つ前には、以上ことを瞬間的にジャッジし、「この状況ならば、100yはこれぐらいで打とう」と決めています。マニュアル通りではなく、いわゆる勘をフルに働かせて、100yを打っているわけです。そして何より、しょっちゅうプレーしている赤羽GCはセカンドが130y以内のホールが多く、100y以内の距離を頻繁に打っているので経験量が豊富です。

 

では、どうすれば勘(距離感)を養えるのか?

 

勘(距離感)を養う一番の近道は実経験を積み重ねることです。

 

練習場の100yの看板めがけてボールを打つのも練習のひとつですが、これには問題が2つあります。ひとつは練習場のボールは普段プレーで使うボールと比べると距離が出ません。また、練習場の100yの看板までの距離は、実測100yよりも短いです。ボールが飛ばないのを見越して、看板までの距離も短くなっています。もうひとつは、コースに出た時は、同じ場所から2発続けて打つことはありません。なので、練習場で同じ場所から同じ距離を何発も打つことは、実践とかけ離れていると言わざるを得ないです。

 

では、どこで実経験を積み重ねればいいのか?

 

 コースで実際にプレーすることが、勘(距離感)を養うことにつながります。もしも、100y以内の距離感に問題を抱えているならば、、、

 

P(100y以内の距離感が悪い)
D(100y以内を打てるショートコースでプレー)
C(実際に打ってみて、距離感がオーバーするのかショートするのかチェック)
A(クラブを変えたり、打ち方を変えて距離をアジャストする)

 

距離感を養うには、ショートコースでプレーすることを強くお勧めします。実際にラウンドして、「この状況ならば、これぐらい打てば、これぐらい飛ぶ」というのを実際に経験する。そして、プレーする時に大事なことは、打つ前に「このクラブでこれぐらい打てば、これぐらい飛ぶ」という想定をし、実際に打った時に、ショートしたのかオーバーしたのか、それともちょうど良かったのかをチェックする。これが次に100yを打つ時の距離感の目安となります。実際にコースでプレーし、トライアンドエラーを繰り返すことが経験値となり、それが勘(距離感)のベースになるのです。

 

ちなみに、普通のコースでプレーする時は、スタートホールでボールがどれぐらい飛ぶのかをチェックすることも大事です。そして何より、これから打つ距離が実際に何ヤードあるのかを知っておくこと。マーク金井は普段のプレーでスコアをつけることは滅多にありませんが、ボールとピンまでの距離は(特に150y以内)、必ずレーザー式距離計測器、ブッシュネルで距離を測っています。距離をちゃんと測っておくことで、自分が打ったショットが何ヤード飛んでいるのかが分りますし、イメージと実際に飛んだ距離をキャリブレーション(すり合わせ)できます。手前味噌ですが、ブッシュネルを使って距離を計測しながらプレーすることによって、距離感の精度は一気に高くなりました。

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練習場シングルという言葉がありますが、練習場とコースとではシチュエーションがまったく違います。練習場は何発でも続けてボールが打てますし、距離感の精度がそれほど高くなくてもダメージはありません。ボールを遠くに真っ直ぐ飛ばすことが、練習場では良しとされているからです。アプローチの練習をしている人もいますが、その場合も、1球づつ目標を変えている人は多くありません。30yの看板をひたすら狙っている人の方が多く見受けられます。

 

対してコースでは、いつでも1球勝負。セカンドショットやアプローチはボールのライは変わりますし、風の影響もあります。本番の前にリハーサルはできません。打つ前にできるのはライの確認と素振りぐらいです。そして、ナイスショットしても距離を間違えばスコアを崩すことになります。

 

100y以内の距離から確実にグリーンを捕らえることができれば、距離感のいいショットが打てれば、ドライバーや2打目のショットの精度が多少悪くても100は叩きません。90前後のスコアは楽に出ます。対して、ドライバーがプロ並みのショットを打てても、100yからグリーンに乗らないようなショットを打ってしまうと、スコアメイクは途端に難しくなってしまいます。練習しても上手くならない、100が中々切れないと悩む人を見ていると、ドライバーはそこそこ上手く、100y以内でミスをしている人の方が圧倒的に多いです~。

 

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2016年07月20日超私的な旅日記、ニューカレドニア楽園ゴルフ その2

昨日は千葉のオークヒルズCCでサクッとプレー。そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア。ゲストはプロギアの山崎さんと西澤さん。新発売のドライバー、RSシリーズについてじっくりと話を伺いました。今回の開発コンセプトは、、、、

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 Wクラウン設計でGiRiGiRi(ギリ×ギリ)の初速性能を実現。

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クラウンの前側が大きくたわみ、これによりSLEルール(高反発規制)限界の反発性能を得ています。飛びの3要素は「ボール初速」「打出し角」「スピン量」。この3要素の中でもっとも飛距離に影響が大きい「ボール初速」が拡大するエリアが拡大されたのが、SRシリーズの特徴です。

 

さて、今日のエントリーはニューカレドニア楽園ゴルフの後編です。今回は政府観光局からゴルフアンバサダーの役をいただき、天国に一番近い島と称されるニューカレドニアのゴルフ場でプレーすることになりました。ニューカレドニアには現在4つのゴルフ場がありますが、2つめにプレーしたのが、GOLF DE DEVA(デバゴルフ場)。フランス語が公用語ということもあるのでしょう。この地のゴルフ場は○○カントリーとかではなく、GOLF DE○○という風になっています。

 

GOLF DE DEVAは中心地ヌメアからクルマで約2時間半。日本で例えるならば、東京から伊豆の川奈までドライブするのと同じぐらいです。まだ出来たばかりのゴルフ場なのですが、設計はダイ・デザイン(ピート・ダイの会社)。シェラトンホテルがかなり力を入れて作ったゴルフ場です。

 

移動の途中、これぞ満天の星空を眺められるハプニングがありました。ニューカレドニアの夜空は日本で眺める夜空と比べものになりません。同じ地球上にも関わらず、空を見上げると星だらけ。生まれて初めてミルキーウエイ(天の川)をリアルに観ることができたのはラッキーでした。

 

シェラトン ニューカレドニア リゾートスパ&ゴルフに到着したのは夜の10時半。ホテルのメインエントランスは巨大な木造建築でロビーは奥のレストランまで吹き抜け。天井は5メートル以上もあってとにかく壮大。ホテルというよりは、どこかの大富豪が構えた別邸みたいです。でも、ここには宿泊施設はありません。広大な敷地にコテージが建てられており、そこに宿泊します。

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1棟がワンルームで、外からみるとメラネシアの民家風。まん丸くてサイロのような感じですが、一歩中に入るとそこは別世界。外見とは裏腹に、部屋の中は最新設備が施され現代的で西洋風。部屋の中も当然円形ですが、ベッドルーム、バスルーム、リビングエリアがセパレートされていますし、バスタブは広くて深く、身長183センチのマーク金井もゆったり肩まで湯に入れました。コテージの外観と部屋の中のギャップは小洒落てて、このセンスには脱帽です。

 

南国情緒~

南国情緒~

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映画のセットみたいなバスルーム~

映画のセットみたいなバスルーム~

 

では、肝心のコースはどうなのか?

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乗用カートに数分揺られてスタートホールに到着してんみると、そこは別世界。ニューカレドニアにいるはずなのに、前方に広がるのは英国リンクスの風景。フェアウェイはそこら中がうねっていますし、フェアウェイの両サイドにはススキのような深いラフ。バンカーもこれでもかって配され、グリーンはポテトチップのような強い傾斜が付いています。加えて、近くの山はスコットランドの山々と同じく荒涼感があるのです。

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今回は、GOLF DE DEVAのクラブプロ、グレッグがガイド役として一緒にラウンドしてくれましたが、とにかくどのホールも変化に富んでいます。全体的にはリンクス風ですが、バンカーやグリーンの形状はアメリカンスタイルで、プレーしていると米国や英国のコースにいるような錯覚に陥りました。どのホールも戦略性が高く、挑戦意欲がかき立てられるホールが次々と続きます。

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コースの芝は、フェアウェイがバミューダで、グリーンがパスパラム。どちらも洋芝ですが、暖地系なので暑さに強い芝です。最初にプレーしたGOLF DE TINAに比べるとグリーンは少し遅めですが、転がりはスムーズです。

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全体的にはリンクス風ですが、リンクスと違って池も要所要所に配されてます。9番ホールの左サイドはティからグリーンまで巨大なビーチバンカーありましたし、11番と14番も「何だ、こりゃ」って感じるぐらいバンカーが多いホールでした。

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そして圧巻なのが18番。それまでと打って変わり、ここは林間風。フェアウェイの両サイドには大きな木が立ちはだかり、かつフェアウェイ右サイドには巨大なバンカー。それまでとは打って変わって、重厚な雰囲気がありました。

 

GOLF DE DEVAは練習環境も充実しており、芝から打てる巨大なドライビングレンジ、そして広々としたアプローチ&バンカー練習場も完備。プレーの前後に、思う存分好きなだけ練習できます。

もちろん打ち放題~

もちろん打ち放題~

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このGOLF DE DEVAはフランスはもとより、南半球を代表するコースになり得る資質を持っています。今回はイルデバン島へのツアー、無人島ツアーといったアクティビティもあったためゴルフは2ラウンドだけでしたが、海と大自然を堪能できるホテルでの時間、フレンチの食事のひととき、そして挑戦欲をかき立ててくれるコースでの時間。そして、5日間の滞在を24時間態勢で支えて下さったガイドの大川さんのおかげで、ニューカレドニアをこれでもかってぐらい存分に満喫できました。

 

ニューカレドニアでの楽園ゴルフ。

 

 

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このブログを書いていたら、飛行機が大の苦手なのにも関わらず、GOLF DE DEVAの難関18番ティに立ちたくてウズウズしてきました~。

 

 

 

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2016年07月17日超私的に提案、アゴが非常に高いバンカーショットを上手く打つコツとは!?

男子メジャー第三戦、全英オープンも今日が最終日。今年の舞台はスコットランドの西海岸に面するロイヤルトゥルーン。典型的なリンクスコースで、プレーヤーを苦しめているのが深いラフと至る所に配されるバンカーです。息が抜けるホールはひとつもありませんが、中でも、難易度が高いのが8番ホール。「Postage Stamp」と命名されてますが、距離はたったの

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イラストはGDOより転載。ロイヤルトルーンのコースガイドはイラストをクリック

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メジャー開催コースとしては、もっとも距離が短いパー3です。にも関わらず、多くのプレーやここで大叩きしています。このホールは風の影響を受けやすく、加えて縦長の小さなグリーンの左右には深いポッドバンカーが配されています。グリーン周りはバンカーに転がり落ちるようなレイアウトなので、少しでも左右にブレると、バンカーにボールが転がり落ちてしまいます。国内勢では宮里優作選手が初日に「7」を叩き、2日目には今平周吾選手が「7」。2人ともバンカーからの脱出に苦労し、それが大叩き(+4)につながっています。ちなみに、トリプルボギー(+3)よりもさらに1打悪いスコアのことを、正式にはクアドラプルボギー(+4)というそうです。

 

この8番のバンカーには小型カメラが設置されていますが、形状は蛸壺(たこつぼ)で、アゴは直角で非常に高くなっています。真上にボールを上げるような感じのショットを打たないと、バンカーから脱出できません。アゴまでの距離が近い時は、プロでもピンとはまったく関係方向に打つことが余儀なくされます。

 

我々が普通にプレーするコースには、この8番ホールのようなアゴが直角にそびえるバンカーはまずありません。しかしながら、アメリカンスタイルのコースやリンクス風のコースには、「なんだこりゃ」ってぐらい高いバンカーもあったりします。そこで今回はアゴが非常に高いバンカーの脱出法について超私的に説明したいと思います。

 

アゴが非常に高いバンカーからショットを打つ時、まずチェックしたいのがアゴの高さと角度、そしてボールからアゴまでの距離です。例えば、アゴの高さが2mで、ボールからアゴのまでの距離が1mしかなかったとしましょう。この場合、どんなに上手く打ってもアゴを超えるショットを打つのは不可能です。アゴまでの距離が近すぎると上手く打ってもアゴの途中に突き刺さります。前方のアゴをクリアするためには、

 

アゴの高さ<ボールからアゴまでの距離

 

これが絶対条件です。例えば、アゴの高さが2mの場合、ボールからアゴまでの距離は2m以上あれば脱出可能です。ただし、ここでも条件があります。ボールが砂に沈んでいないこと、そしてボールのライが平坦、もしくは左足上がりになっていることです。ボールが少しでも砂に沈んでいたり、ライが左足下がりだと、上手くスイングしてもボールがちゃんと上がってくれません。ライに問題がある時はアゴが低いエリア、もしくはボールからアゴまでの距離が離れているエリアを狙って下さい。

 

 バンカーからボールを高く打ち出す打ち方のポイントは2つです。

 

ひとつは極端なぐらいフェースを開く(ロフトを寝かせる)こと。シャフトを右に倒しリーディングエッジをかなり右に向け、フェースが真上を向くぐらいフェースを開きましょう。フェースを開くほどロフトが増えて、ボールが高く上がりやすくなります。

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写真はGDOより転載 記事は写真をクリック

もうひとつのポイントはインパクトゾーンでシャフトのしなり戻り(逆しなり)を強く発生させることです。シャフトが逆にしなった状態でインパクトを迎えると、ボールの下にヘッドが入りやすくなります、かつインパクトでロフトを増やせます。しなり戻らせるコツは、インパクトで手元の動きを急減速させること。手元が急減速すると、その反動でシャフトがしなり戻り(逆しなり)が強く発生します。

 

通常のショットではハンドファーストな状態でインパクトを迎えますが、アゴが高いバンカーショットの時にはハンドファーストではなくてヘッドファーストになるぐらいの感じを意識するのもいいです。ボールをすくい上げようとするのではなくて、インパクトでロフトを増やしながらインパクトを迎える。これがボールを高く上げるコツです。

 

ちなみに、ボールを高く上げようとすればするほどボールは前に飛びません。ボールを高く上げるバンカーショットは通常のバンカーショットよりもボールが飛ばない分だけ、オーバー目の距離感が求められます。

 

バンカーショットはアゴが高くなるほど、そしてボールとアゴの距離が近づくほど難易度が増します。バンカーに入ってみて「これは越えない」と少しでも感じたならば、無理せず、潔く横に出しましょう。人間の直感はほぼほぼ当たります~。

 

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是非宜しく


2016年07月07日超私的な考察、海外のゴルフ場でスコアを上手くまとめるコツとは!?

本日発売開始!

アナライズバンパードライバー

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ゴルフルールに残念ながら不適合なので、競技では使えませんが・・・


ひょんなことから観光親善のお役をいただきニューカレドニアに滞在しています。ニューカレドニアと言えば「天国に一番近い島」というキャッチフレーズでお馴染みですが、場所は南半球。オーストラリア西海岸とフィジーのちょうど中間ぐらいに位置し、日本(成田)から直行便で8時間30分。ハワイへ行くよりは少し遠く、アメリカ西海岸に行くよりは少し近い感じでした。

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日本とニューカレドニアの時差は2時間。日本よりも東に位置するので、時計は日本よりも2時間進んでいます。このブログは現地時間の9時過ぎから書いてますが、日本時間だと7時過ぎ。世界基準の地図だと本当に東端(右端)に位置しています。この時期、こちらは冬ということもあって朝晩は涼しく18度あるかないか。日中は25度前後に気温が上がり、半袖、半パンでプレーできます。日差しは強いですが、湿度が低いので蒸し暑くありません。日陰に入るとひんやりとした風が舞い込みます。この時期だと、北海道でプレーしている感じに近いです。

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初日にプレーした「GOLF DE TINA」は海沿いにインコースがレイアウトされており、透明感が際立つニューカレドニアの海を見ながらショットを楽しめました。天国に一番近い島の景色を見てしまうと「スコアなんてどうでもいいじゃないか」という気分になりますが、スコアカードを眺めた途端、「いいスコアを出したい」と思ってしまうのがゴルファーの性(さが)です。

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そこで、今回は海外のゴルフ場でいいスコアを出すコツについて超私的に書いてみたいと思います。

 

海外のゴルフ場といっても国や地域によって様子は異なりますが、変わらないこともあります。それは、、、、

 ホールカップの大きさは同じ

 どこにいっても1ヤードは1ヤード

 スコアカードに距離とパーの数と、ホールの難易度が書かれている

変わっているのは、、、

芝の種類

 地面の固さ

 グリーンの速さ(硬さ)

 風の重さ(風の度合い)

 バンカーの砂

 

グリーンの速さについては、練習グリーンでボールを転がせば、おおよそのスピードが分かります。おおよそとわざわざ書いたのは、コースによっては練習グリーンと実際のコースとでグリーンの速さが異なることがあったりするからです。

 

芝の種類と地面の固さについては、実際にプレーしてみないとわかりませんが、事前にチェックすることも可能です。スタートホールのティグラウンド付近で少しダフり気味に素振りすると、「どれぐらいソールが滑るのか」「地面の固さはどんなものか分かります」

そして、実際にプレーする時は、最初の3ホールぐらいでコースと自分のショットをキャリブレーション(すり合わせ)します。

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50ヤード以内のアプローチの距離感

100ヤードの距離感(100yは何番で打つとちょうどいいのか)

150ヤード前後の距離感(150yは何番で打つとちょうどいいのか)

200ヤード前後の距離感(200y前後は何番で打つとちょうどいいのか)

パターの距離感(10yはどれぐらいで打つとちょうどいいのか)

 

前回も書きましたが、このキャリブレーションを行うのに必要不可欠なのはレーザー式距離測定器。マーク金井はブッシュネルを使ってますが、海外に限らず、初めてプレーする場合、ブッシュネルでコースの距離を測るだけでなく、自分で打ったショットの距離も測ります。何故かというと、場所や気候、そして体調が変われば、アイアンだと10ヤードぐらい飛距離が簡単に変わってしまうからです。

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コース攻略においての基本は、、、

 ティショットはドライバーと決めつけない

 落下地点が見えない場所には打たない

 ミドルのセカンド、ショートのティショットはグリーン中央を狙う

 パー5のセカンドは基本、7番アイアンでレイアップ

 バンカーは可能な限り避ける

 ドッグレッグはショートカットを狙わない

 

安全策過ぎるぐらい安全にプレーしますが、これは「ナイスショットしたのに結果が最悪」というのが嫌だからです。これをやってしまうと、その1打がミスになるだけでなく、プレーの流れが悪くなり、ミスの連鎖が生じやすくなるからです。ゴルフにはミスがつきものですが、ダフってグリーンをショートしてもプレーの流れはそれほど悪くなりません。しかし、いい手応えでピンに一直線に飛んだボールがグリーン奥のバンカーに突き刺さったら、プレーの流れは悪くなり、裏目裏目の展開になってしまうのです。

 

ゴルフはいい流れを意図的に作ることはできませんが、悪い流れを意図的に作らないようにするこは可能です。そして、悪い流れを作らないようにプレーした方が、ゴルフのプレーがスムーズになり、スコアも良くなる確率が確実に上がってくるのです~。

 

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2016年07月05日超私的な提案、旅先のゴルフ場で賢くプレーするためのコツとは!?

毎週火曜日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア日ですが、今日はお休みさせていただきます。と言うのも、今週は日曜日から海外出張。ひょんなことからゴルフ親善大使の指名をいただき、南半球のニューカレドニアに滞在しています。今年はこれで海外出張3度目ですが、いずれも日本よりも南のエリア。1月はユーラシアカップの取材でマレーシア、5月はタイゴルフExpoに出展でタイに滞在、そして今回はニューカレドニアの魅力を伝える超私的な親善大使として、ニューカレドニアに滞在しています。

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ニューカレドニアには4つのゴルフ場があって、海や自然に加え、ゴルフも存分楽しめまます。昨日は、首都ヌメアから車で15分ほどの場所にある「GOLF DE TINA」でプレーしてきました。ロケーションは海の側なんですが、アウトは海とは無縁のレイアウト。スタートホールは強い打ち下ろしで、2番はセカンドから打ち上げ、3番はまたまた強い打ち下ろし。アウトはフラットなホールが少なく、打ち上げ打ち下ろし、そしてドッグレッグと変化に富んでます。雰囲気的には川奈の富士コースに似た感じでした。対して、インはレイアウトがガラッと変わり、海沿いにそってホールが続きます。インはフラットなホールが続き、ティからでもフェアウェイからでも、そしてグリーンからでも海が非常に近く、典型的なシーサイドコース。今までいろんなコースをプレーしてきましたが、アウトとインの雰囲気がここまでガラッと変わるのは珍しいです。18ホールのコースなのに、違うコースをプレーしているような感じがしました。

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そして、驚いたのがグリーン。見た目は遅そうに見えるのに、実際はツルツル。ティフトン系なんですが、転がりが非常に早く、ボールが止まりそうになってからツツーッと球足が伸びます。体感的にはスティンプメーター9.5フィートぐらいで、高速グリーンでした。グリーンが思いのほか早いので、ショートパットはかなり神経を使います。アウトはいつになくショートパットが決まってバーディーを3つも取れましたが、インはいつも通りにショートパットを外しまくり(3パット2回)ました。上がってみれば、スコアは38.42の80といつも通りに落ち着きました(笑)

 

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さて、今日のエントリーは海外のゴルフ場で賢くプレーする方法について、超私的に書いてみたいと思います。

 

まず、クラブについてですが、可能な限り本数を減らしましょう。例えば、普段、キャディバッグに14本入れているならば8〜10本ぐらいをお勧めします。海外旅行はただでさえ荷物が多いです。ゴルフクラブを持って行くとなるとさらに荷物が増えます。クラブの本数を減らせば、それだけで荷物を軽量化できます。加えて、クラブの本数を減らせば小さいキャディバッグを使えます。これでかなり移動が楽になります。ちなみに、今回マーク金井のセッティングは

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ドライバー
 UT2本(19度、21度)
 6番、7番、8番、9番、PW、SW、パターの10本。

 

普段、9ホールでプレーしている時は7本なので、これでも普段よりはクラブの本数が増えてます(笑)。FWを入れていないのは、知らないコースでは2打目で距離を稼ごうとしたくないから。UTが2本と多いのは、ティショットで刻みたい時に、刻めるクラブが欲しいからです。実際、「GOLF DE TINA」でプレーした時も、この本数で全然打以上でした。

 

次に海外のゴルフで欠かせないのが、、、、

 

 レーザー式距離測定器です。

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「GOLF DE TINA」はフランス領ということもあって、コース表記はすべてメートル表示です。距離表示杭もありますが、やっぱり知りたいのは正確な距離(ヤード表示)。マーク金井はブッシュネルを長年使ってますが、これがあるとティショットの落下地点までの距離、セカンドをレイアップしたい時の距離、グリーン手前のバンカーを越したい時の距離、そして、もちろんピンまでの距離を正確に計測できます。知らないコースでプレーする時でも、土地勘がまったくなくても、100ヤードはどこのゴルフ場でも100ヤード。距離がちゃんと分かっていた方が、迷う要素が減り、それが迷いのないスイングにつながり、スイングが迷わない分だけいい結果が出やすくなるのです。

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  他では、日焼け止め、虫さされ防止薬&虫さされ薬、そしてアームカバーとサングラス。小さく折りたためるウインドブレーカー。

 

これらは持ってるとかなり重宝します。南半球はこの時期は冬となりますが、赤道にちかいこともあって冬でも日中はそれなりに暑く、そして日差しが強いです。日焼け対策は過剰なぐらいやっておいた方が、安全に楽しくプレーできますし、疲労軽減にもつながります。

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ちなみに写真を綺麗に撮りたいならば、スマホよりもセンサーサイズが大きめ(1インチ以上)のコンデジもお勧めです。今回は、ソニーのRX100Ⅱをキャディバッグに入れてプレーしました〜。

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