アナライズのクリスマスプレゼントセール
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プロ野球のペナントレースはまだまだ序盤戦ですが、ここにきてセリーグが団子状態になってきました。開幕するや連戦連勝だった広島が負けが増えてきたこともあって、現在は首位広島と最下位ヤクルトとのゲーム差は5.5ゲームに縮まってます。昨日は巨人の菅野が広島に完封勝ち。横浜も阪神に完封勝ちを収め、これで首位広島と2位巨人のゲーム差はわずか0.5ゲームとなりました。阪神もなんとか首位と1.5ゲーム差で3位にいますが、4位の横浜が1.5ゲーム差で近づいています。
野球の場合、調子の善し悪しを見極めるポイントはいくつもありますが、そのひとつに打順があります。バッティングが好調なチームほど打順が固定されてますし、バッティングが不調なチームほど打順がしょっちゅう変わっています。打てないから打順を変えざるを得ないのですが、打順を変えたからと言ってすぐに打てるほどプロ野球の世界は甘くありません。当たり前過ぎますが、やはり打つべき人、中軸バッターが打たないと打線は上向きにならないです。
さて、この打順。
野球と違って、ゴルフの打順は固定ではありません。ゴルフの打順はかなり流動的です。原則としては、、
ずっと昔からこれが当たり前でしたが、スロープレーを解消するということで、新たなルールが生まれようとしています。そのひとつが、
レディゴルフ(Ready golf)
「レディゴルフ」とは、これまで2打目以降は「ホールから遠い人から先に打つ」とされてきた打順を「準備できた人から先に打つ」にするというものです。今回ルールで定めようとしてますが、実は、欧米ではすでに実施している所も少なからずあります。マーク金井が主宰する日本ハーフコース振興協会も、協会設立時からレディゴルフは実施しています。
「レディゴルフ」を試していただくと分りますが、これを試すだけでハーフ10分くらいはプレー時間を短縮できます。特に、乗用カートでのセルフプレーの時は、カートの近くにボールがある人から打つようにすれば、カートから遠い人が打つのを待たなくていい。カートから遠い人もボール地点まであせって走らなくて済むので、助かります。
そして、本気でスロープレーを解消したいと思うならば、「レディゴルフ」をさらに拡大解釈してやってもらいたいのが、、、、
ティショットは打順固定!!!!
ティショットは良いスコア順というのをやめて、固定打順にするのです。どんな風に固定してもいいですが、例えば、同伴競技者のドライバーの飛距離が大きく異なる場合ならば、、、
飛ばない人から順番に打つ
という風にするのです。飛ばない人から打てば、前の組の人に打ち込むリスクが減ります。また、前の組が遠くにいかないてもティショットを打てる分だけ、ティグラウンドでの待ち時間を短縮できます。ティショットを固定打順にするだけで、ハーフ10分くらいはプレー時間を短縮できると思います。
それだけではありません。実は、打順をクルクル入れ替えるよりも、打順を固定にした方がいい人がスコアアップしやすくなります。打順を固定すると、ティショットを打つ順番があらかじめ分ります。そうすると、プレーのリズムが良くなるのです。1番バッターはホールアウトすれば、すぐに自分が打つ番だと分るのでジタバタしません。4番バッターは4番バッターで自分の番がいつも遅いのが分るので、イライラもしなくなるのです。
ゴルフはリズムが大事だと言われてますが、スイングのリズムだけがリズムだけではありません。
・構えてから打つまでのリズム
・歩くリズム
・プレーとプレーのインターバルのリズム
・打順のリズム
これらのリズムが一定になると、実はスイングのリズムも良くなるのです。そしてこれらのリズムが良くなるほどにスコアも良くなるのです。
スロープレー防止のために「走る」ことを求められる場合がありますが、ゴルフは「走る」と息が乱れてミスショットが出やすくなります。ミスショットが出たら、当然ながらプレータイムは長くなります。スロープレーを減らすには、慌てることよりも無駄な時間を省くこと、そしてリズムが良くなることを推奨することです。レディゴルフとティショットの打順固定。この2つを採用すれば、走らなくてもプレー時間は確実に短縮できるのです~。
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マーク金井設計
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(申し訳ありません すでに注文殺到のため、発送にお時間いただいております。来週月曜日以降となる予定です)
基本性能の高い『ミスがミスになりにくいウエッジ』です
昨日は、世界最小プロトーナメントMMT9の本大会が赤羽ゴルフ倶楽部(都内、北区)で開催されました。今回で第6回目です。競技ルールはこれまで同様、9ホールの短期決戦。加えて、プロにもアマチュアにもクラブの本数制限があります。
マーク金井のセッティングはこれまで同様、
夏場も冬場も同じセッティングですが、今回もこの7本をフルに使いました。今回9ホールのショット数は18で、パット数は19。それぞれの打ち分けは、
スタッツとしては
◎△◎ ー△ー △○△ 37(+2)パー35
131 232 322 19
12月の予選の時は最終ホールでボギー。+3でトップと1打差でした。今回の本戦も最終ホールでボギーを打ちました。+2でこれまたトップと1打差。どちらも最終ホールでのボギーが悔やまれます。プロの部で優勝した今野康晴プロは最終ホールでバーディーを取って優勝してますし、同組の永松宏之プロも最終ホール、大ピンチの所から寄せワンでパーを取って優勝しています(MMT9はプレーオフがないので、今回3名優勝)。ゴルフは上がってナンボと言いますが、力のある人ほど最終ホールでスコアを崩しません。まだまだ自分の至らなさを痛感しながらホールアウトしました。
ちなみにマーク金井は永松プロと同組でしたが、スタートホールで永松プロはボギー。
ボギー発進からの優勝です。
前置きが長くなりましたが、今回のエントリーは競技ゴルフについてです。競技ゴルフにはいくつものカテゴリーがありますが、昔と違って今は、様々な種類の競技があります。普通のコースでの競技もあれば、ショートコースでの競技もあります。そして、MMT9のような9ホールも。また、アマチュア競技もあれば、プロと一緒にプレーできるオープン競技もあります。
さて、この競技ゴルフ。
ゴルフの上達を本気で考えているならば、ぜひとも競技に出ることをお勧めします。プライベートでプレーするゴルフと比較すると、競技ゴルフには得体の知れないプレッシャー、得体の知れない魅力があるからです。例えば、MMT9やプロギアが主催するRSカップはプロと一緒にプレー。プロのプレーを間近で観るのは勉強になります。プロのプレーはショットに迫力があるだけでなく、緻密です。加えて、崩れそうな時、どんな風に踏ん張るのかを観ると、プレーの幅が広がります。手前味噌ですが、MMT9に参加するようになってから、自分のプレーの質が一気に上がりました。10回プライベートでラウンドするよりも1回競技に出た方がゴルフを学べますし、本当に上手くなるために必要なことが見えてきます。
例えばショット。狭いホール、曲げたくないホールでボールが曲がるのはメンタルだけが原因ではありません。左に曲がるならば、左に曲がるようなスイング(インサイドからあおる打ち方)になっているのです。競技に出ることで、自分のスイングの問題点がはっきりと見えてきます。競技で打つ1発のドライバーショットは、練習場でノープレッシャーで打つ1000球のドライバーショットよりも価値があると思います。
例えばパット。今回も入れ頃外し頃のパットを3回外し、バーディパットは2回決めました。競技で打つ80センチのパットというのは、パターマットで100回連続カップインさせるのと同じか、それ以上のプレッシャーがかかります。100回連続の場合、失敗すればやり直しが利きますが、競技ではやり直しはできません。それ故にプレッシャーがものすごくかかるのです。
ゴルフは人生に似ているとよく言われますが、似ている点は、、、
すべてが一回限り。自分の打ったショットはやり直しができません。このやり直しがきかないことがゴルフの怖さであり、ゴルフの面白さです。この一回性(やり直しができない)が顕著に出るのが競技なんです。
練習量のわりにスコアが出ないアマチュアゴルファーが少なからずいますが、そういう人の多くは、日頃たくさんボールを打つことで、一回性という感覚が研ぎ澄まされてないような気がします。競技に出て悪いスコアが出ると恥ずかしいですが、この恥ずかしさを乗り越えることがゴルフの上達につながるのです~。
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1月14日に開催する、オンプレーンとゴルフの竪琴セミナーはすでに満席となりました。ありがとうございます
15日にやりますこちらは、まだ若干空きがあります
1月15日(日)中越豪パッティングセミナー
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本日12時までの注文分は、年内発送させていただきますが、それ以降は来年1月5日以降の発送となります。ご容赦いただきたいと思います
今シーズン2度目のスノボに行ってきました。場所は新幹線でサクッといけるガーラ湯沢(新潟県)。東京駅から上越新幹線に乗れば最短75分でガーラ湯沢駅に着きます。昨日も6時44分発の直通列車に乗り、7時59分にガーラ湯沢駅到着。そこからゴンドラに乗れば、目の前はゲレンデ、そしてリフト乗り場があります。
昨日はあいにくの雨ということもあって、びしょ濡れになりながら2時間でリフト6本滑ってきました。リフト2本乗っては30分休憩(ウエアを乾かし)という感じでしたが、秘密兵器のおかげで質の高いレッスンを受けることができました。
その秘密兵器というのがこれっ!!
ヘルメット上部にユニットがついてますが、SONYのヘッドセット式防水無線機(トランシーバー)です。ヘルメットにスピーカーとマイクが付いており、コーチと生徒が無線でやりとりできるスグレモノ。マンツーマンだけでなく、最大4台まで同時通話できます。これを装着すると、リフトに乗っている時、滑っている時、レッスンを受ける時、コーチと生徒が離れていてもクリアな音質で会話できます。昨日も滑りながらコーチとやりとりすることで、適切なアドバイスを適切なタイミングでいただき、そのおかげでターンとターンの切り替え時の身のこなしかたを教わりました。
このヘッドセット式無線機。中上級者向けのレッスンはもとより、初心者にもかなり役に立ちそうです。スノボは滑っている時にアドバイスをもらった方が修正ポイントが分かりますし、修正するタイミングも分かりやすいからです。スキーに比べるとスノボは離脱率(始めてすぐに止めてしまう人の比率)が高いです、このヘッドセット無線機を使ったレッスンが普及すれば、離脱する人を減らせそうな感じがします。
ちなみに、このSONYのヘッドセット式防水無線機、スノボやスキーには重宝するデジタルガジェットですが来年1月ぐらいには市販されるそうです。
さて、雨の日のスノボは辛いものがありますが、ゴルフも冬場の雨の日はかなり辛いものがあります。冬場に雨ゴルフとなると体が濡れるだけでなく寒さで体も思うように動いてくれません。かなり厳しい状況です。
では、冬場のゴルフで雨が降った時はどうすれば楽しめるのか!?
マーク金井は雨が強く降ったら、基本、その時点でプレーを止めます。スノボもそうですが、冬場で雨に濡れたらロクなことはありません。レインウエアを着込んでいても、雨が降れば体が濡れます。プライベートのラウンドで体が濡れて風邪を引いてしまったら、元も子もありません。
そしてプレーしている途中で雨が強くなってしまった場合ならば、9ホールに短縮することを強くお勧めします。コンペも9ホールに短縮しましょう。9ホールでお風呂で温まる。これが冬場の雨ゴルフの一番賢い選択でしょう。無理して雨に打たれて18ホールプレーして得られるモノもあると思いますが、それ以上に失うモノが大きいと思います。
そしてここからは超私的なお願いですが、冬場で雨が降ってて寒い時は、ゴルフ場も特別料金を設定してもらえると嬉しいです。例えば、9ホールでプレーしたらプレー料金を半額にするとか。半額にすればその日の売り上げは半分になりますが、プレーヤーからすれば、「このゴルフ場はゴルファーのことを考えてくれている」という評判が立ち、それはゴルフ場にとってもメリットが大きいと思います。「損して得取れ」ではありませんが、お客様のことを考えたサービスは長い目で見ればメリットがあると思います。
そしてもしも「雨でもプレーしたい」という人が多いのであれば、ティーマークの位置をできるだけ前にしてもらいたいです。ティを前にすることで、プレーがしやすくなりますし、プレーの進行も速くなります。
ちなみに、冬場は厚着しています。厚着していて、その上にレインウエアを着てスイングするというのは、かなりというか相当無理があります。動きづらい状態で無理にスイングしようとすればスイングに悪影響が出ることはあっても、良い影響はありません~。
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昨日はアナライズセミナーデー。クリスマスにもかかわらず満員御礼で、前半は「オンプレーンセミナー」、30分の休憩を挟んで後半は「シャフトセミナー」を実施。どちらも、セミナー形式ですが受講者はじっとしてられません。マーク金井が次々に質問を投げかけますし、実際にスイングしたり、ボールを打ってもらいます。
オンプレーンセミナー、シャフトセミナーどちらも、ゴルフスイングのタネと仕掛けについてじっくり説明します。これでもかってぐらいスイングの構成要素を解体しますが、これには理由があります。
セミナーを開催する時に強く意識しているのが、「言葉」です。昨日のセミナーでも、
ゴルフのセミナーなのか日本語セミナーなのか分らないぐらい、受講者に「言葉」を発してもらいます。ゴルフのスイングも「言葉」なくしては理解できなし、ロジック(論理)が見えてこないから。
「言葉」なくしては理解できないと言えば、落語です。落語は話芸、話芸ですから「言葉」は落語には不可欠だからです。その落語界の中でもっとも「言葉」とロジック(論理)を大事にんしているのが立川談志家元でしょう。Twitterで談志家元の名言集がありますが、その中でマーク金井が「セミナー」で肝に銘じているのが、これっ。
よく「芸を盗む」とかいうが、あれは嘘だ。盗む方にもキャリアが必要だ。時間がかかるんだ。教える方に論理力がないから、そういういいかげんなことを言うんだ(立川談志 名言集より引用)
ゴルフの世界でも、かつては「技は盗む」ということがまことしやかに言われてました。
目で見て盗めというわけですが、これはかなり高度なテクニックですし、時間もかかります。少なくとも初心者や中級者は目で見て盗むことは不可能に近いと思います。
アナライズのセミナーでは、目で見て盗むことと逆のことをことをやっています。例えば、オンプレーンセミナーで必ずやっている水平打ち。胸の高さぐらいにあるボールを打ってもらうのですが、ほとんどの受講者は空振りします。ヘッドはボールよりも10センチ以上下側を通過してしまい、ボールではなくボールを乗っけているパイロンをスパーンと打っています。
マーク金井はセミナーで水平打ちのお手本もやりますが、これはあくまでデモンストレーションです。水平打ちでパイロンを叩く人に対しては、なぜにヘッドが自分の意図した所を通らないのか、なぜにヘッドが自分のイメージよりもはるか下を通過するのかについて具体的に説明しますし、ヘッドが下がる動きもデモンストレーションします。
ヘッドがイメージよりも下がるならば、ヘッドを下げないように振ればいい。という考え方もありますが、これで上手くいく人はまずいません。不思議なことに、ヘッドを下げないように振ろうとすればするほど、余計にヘッドが下がってしまい、ボール下のパイロンを打つ人がほとんどです。自分の意図と実際の動きが合致しないのは、、、、
ヘッドがイメージよりも下がる本当の理由が分っていないのと、
ヘッドをイメージ通りに振る本当の方法を知らないからです。
では、なぜ水平振りをすると、多くのアマチュアはインパクトゾーンでイメージよりもヘッドが下がってしまうのか?
最大の理由は、水平に振ると物理的にヘッドが下がりやすく、その下がったヘッドを支える動作が欠如しているからです。具体的に言うと、多くのアマチュアはダウンスイング後半からインパクトにかけて左手が浮き、左手が浮いた反動でヘッドが下がっています。ダウンスイングで左手の使い方(軌道)が間違っているために、左手が浮かされてしまっているのです。その結果、左手が浮いた分だけヘッドが下がってしまっています。
では、ダウンスイング後半からインパクトにかけて左手を下げれば、ヘッドが下がらず水平打ちでボールをクリーンに打てるのかというと、それで上手くいく人もいれば、上手くいかない人もいます。
ダウンスイングで左手を下げることだけを意識するだけでは、左手の正しい軌道を作れるとは限らないからです。なので、セミナーではダウンスイングからインパクトにおいて、左手の正しい使い方(正しい軌道)を、言葉でまず説明し、次に、手取り足取りで正しい軌道を体感してもらっています。
セミナー中に左手の正しい軌道を会得すると、ほとんど人は水平打ちで構えた位置にヘッドが戻りやすくなり、ボールをクリーンに打つことができます。ヘッドが下がる、いわゆるプレーンよりもアンダーの位置にヘッドが下がる癖がある人も、ヘッドが下がる度合いが劇的に減り、オンプレーンでヘッドが動くようになるのです。
ゴルフ雑誌を読んで学ぶことは良いことだと思いますが、写真を見て学ぶというのは、目で見て盗むことと同じぐらい難しいです。そして、写真を見て学ぶためには、学び手のスキル(技術)が求められるのです~。
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ゴルフの竪琴!
販売再開!!!
注文殺到しており、お届けに若干お時間いただいております
昨日は東京クラシッククラブに行ってきました。先週、メディア向けのお披露目イベントに顔を出せなかったのですが、運良くメンバーの方に誘っていただきました。スリーサムでのプレーだったのですが、もうひとりは男子ツアー選手である、堀川未来夢プロ。ツアープロが一緒ということもあって、ティはフルバック。スノボで全身筋肉痛にも関わらず、必死のパッチでプレーしてきました。
東京クラシッククラブを設計したのはジャック・ニクラス。フルバック(正式にはチャンピオンティ)からだと、7204ヤードでパー72。ドライバーでいい当たりをしても2打目でグリーンに届かないホールはいくつもありましたし、パー3ではドライバーも使いました。
対して堀川プロのプレーを見ていると、距離の長さをまったく感じません。改めて男子ツアープロの飛距離(特にアイアンの飛距離)は、アマチュアとは別次元なことを、これでもかってぐらい味わってきました。
男子プロとプレーすることは珍しくありませんが、スノボの翌日にプレーするのは生まれて初めての経験です。全身筋肉痛でプレーして分ったのは、疲れてくるほどに、ドライバーもアイアンも左に引っかけるミスが出やすくなることです。ドローが持ち球ってこともありますが、身体の動きが悪くなるほど9対1ぐらいの割合で左に引っかけやすくなります。
では、なぜ疲れていると(疲労が蓄積すると)、左に引っかけやすくなるのか?
疲れてくると「手打ちになる」と言われてます。身体が動かない(身体が思うように動かない)から、手先でクラブを操作すると言われてますが、実際は逆だと思います。個人差はあるかも知れませんが、
疲れてくると、手先や腕よりも下半身や上半身、いわゆる身体の大きな筋肉を使い過ぎてしまい、それが原因でスイングのバランスが崩れて左に引っかけやすくなります。筋トレでもそうですが、疲れてくると鍛えたい部位だけでなく、本来動かしてはいけない余計な所が動いてしまいます。ゴルフに関して言えば、下半身が疲れてくるほどに下半身がバタバタ動きますし、上半身に関しては背中や肩が暴れて動きます。
その結果、身体の動きに対して腕が振り遅れ、ヘッド軌道はインサイド・アウトの度合いが強くなり(いわゆるダウンでシャフトが寝てしまい)、その結果、左へのミスが出やすくなってしまうのです。実際、昨日のラウンドでもつかれてくるほどに下半身がバタつくように動き過ぎます。手先だけクラブを振るなんてことは出来ませんでした。誤解を恐れずに言えば、疲れてくるほどに手打ちとは逆に、身体を使い過ぎてスイングのバランスを崩してしまいやすくなるのです。
そして疲れている時ほど、手打ちの意識を持っていた方が身体が余計な動きをするのを防げ、結果的に身体の動きと腕の振りがズレづらくなって左へのミスを軽減できます。
そして左へのミスに関して言えば、ドローが持ち球の人の場合、ティグラウンドの左サイドにティアップするのは傷口を広げることになります。ティグラウンドの左サイドにティアップして、フェアウェイの右サイドを狙うと、理論的にはセーフティゾーンが広がります。しかしながら、左サイドにティアップして右サイドを狙うほどに、ホールに対して右斜めに打ち出すことになります。実はこれがくせ者で、右な斜めに打ちだそうとするほどに、スイング軌道はインサイド・アウトの度合いが強くなり、その結果、ボールに強い左回転がかかりやすくなるのです。
1秒1000コマ撮影できる超高速度カメラでインパクトゾーンを撮影したことで分ったのですが、インパクト時のフェースの向きがスクエアになっていても、インサイド・アウト軌道の度合いが強くなると、実は、ヘッド軌道に対してフェースの向きはクローズ(閉じた)状態が強くなるのと同じになるのです。
例えば、インパクトでフェースがスクエア(±0度)で、ヘッド軌道がインサイド・アウト3度の場合、ヘッド軌道に対してフェースの向きは3度クローズになっていることになります。対して、インパクトでフェースがスクエア(±0度)で、ヘッド軌道がインサイド・アウト6度の場合、ヘッド軌道に対してのフェース向きは6度クローズになってしまうのです。フェースの向きは同じでも、ヘッド軌道がインサイド・アウトの度合いが強くなってしまうと、ボールには強い左回転がかかり、左へのミスが出てしまうのです。
疲れた時、そして左が危険なホールで左のミスが出やすいのは、インパクトでフェースが被っていることよりも、ヘッド軌道がインサイド・アウトの度合いが強くなってしまうことの方が多いのです。この左に曲がる原理を知っているのと知らないのとでは、大違いです。昨日も疲れてヨレヨレになった上がり3ホールは、インパクトでフェースを少し開き気味することを意識することで、左のミスが連発するのをなんとか防げました~。
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