マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2022年11月09日超私的な考察  ゴルフが上手そうに見えないのにスコアが良い人の共通点とは!?

 

本当に?最後の諦め


土曜日と日曜日は早朝、そして月曜日は薄暮で9ホールプレーしてきました。3日連続でのトータルのプレー料金はスタンプカードを利用したこともあって9100円でした。
都内に位置するコースなので、交通費も1回あたり500円ほどです。

 

 

 

 

土曜日、日曜日はいつものメンバー、月曜日は2人組に同伴させていただきスリーサムでのプレーです。決め毎はいつも通りでティショットは短尺スチールで230ヤード以下に止め、グリーンを狙う時はピン位置に関係なくグリーン中央手前です。ちなみに月曜日のスタッツはこんな感じでした。

 

 

 

ーーーーーー△○ー  35(パー35)
212111111  10

 

 

 

 

パーオンしたのは10番と12番と17番の3ホールだけ。それ以外はすべてボギーオン(16番はアプローチをザックリしてダボオン)です。パー3を除くティショットはすべてドライバーで打ってフェアウェイキープしてますが、飛距離は200~230ヤードほどでした。

 

 

 

 

 

 6ホールで寄せワンをしてますが、アプローチで使ったクラブは9番アイアンとPW。SWは一度も使ってません。

 

 

 

 

 

スピンをかけるショットは一度も打たず、寄せはすべて手前から転がすピッチエンドランだけです。

 

 

 

 

 

おおよそ、プロがプレーするのとはまったく違うプレースタイルです。マーク金井のプレーぶりには、プロっぽいところは皆無です。ドライバーは飛ばないわ、セカンドは乗らないわ、アプローチはスピンが利いてないわ、、、、ドライバーに派手さはまったくありませんし、難易度が高いショットは一度も打ってません。

 

 

 

 

プロっぽいショットをまったく打たないでパーを重ねています。そして、難易度が低いショットを打ち続けているだけ。打ち損じのミスは16番のアプローチで一度しでかしてますが、17番で6mほどのバーディパットがコロッと入ってくれてバウンスバックできました。

 

 

 

赤羽のインは距離が短く、難易度も高くありません。難易度が低いコースだから難易度が低いショットを打てるわけですが、実は、難易度が低いショットを打ち続けられるのには理由があります。ティショットはフェアウェイキープし、セカンドは花道。難易度が引く場所にボールを確実に運べているから、難易度が高いショットを打たなくてすむのです。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームですが、確率を上げるには確率が上がる場所にボールを運ぶことです。

 

 

 

 

ドライバーを飛ばさないこと、セカンドショットやアプローチで難易度が低いショットを選択すると派手さはまったくありません。プロのゴルフとはまったく違うので素人目には上手そうに見えないはずです。別言すれば、上手そうに見えないショットを続けられることが、スコアを安定させるコツであり、極意ではないかと思っています。

 

 

 

 

 

いいショットを打っているのにスコアがまとまらない人が少なからずいますが、そういう人ほど難易度が高いショットを打つことが多いように見受けられます。対して、上手そうに見えないのにスコアをまとめるのが上手い人というのは、難易度が高いショットを打つ回数が少ないです。

 

 

 

 

難易度が高いショットと難易度が低いショット。スコアメイクに苦労しているのでしたら、どちらのショットを数多く打っているのかチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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2022年11月04日超私的な考察  ゴルフはフルショットしない方がスコアが良くなるって本当なのか!?

ピンG430気になりますね


先週開催された国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」は、2日目を終えてトップに立った金田久美子が逃げ切って11年ぶりにツアー優勝を手中に収めました。初優勝から11年ぶりのツアー2勝目というのは記録だそうです。

 

 

 

勝負どころとなったのは17番ホール。フェアウェイからのセカンドショットは残り160ヤードで軽い打ち下ろし。ここでピン手前に1メートルにつけるスーパーショットを放ち、バーディーパットを決めて優勝を手元にたぐり寄せました。

 

 

 

 

このショットを含め、金田選手はほぼすべてのショットでフルショットをしてません。最大限の飛距離を出すのではなく、距離を少し抑えたコントロールショット(ハーフショット)を打っていました。メディアの記事では、腰痛と足の捻挫の影響でフルショットを出来なかった頃に積極的に始めたそうです。

 

 

 

 

金田選手はコンディション的にフルショットできないことで、コントロールショット(ハーフショット)に磨きをかけたわけですが、超私的にはフィジカルに問題があってもなくても、ゴルフのスコアメイクに役立つのはフルショットよりもコントロールショットではないかと思っています。

 

 

 

何故かと言うと、フルショットしてボールを遠くに飛ばすことよりも、コントロールショットで距離を上手く調整できるようになった方が、距離感が良くなります。

 

 

 

 

距離感が良い方が、前後のミスを減らせますし、なによりもグリーンを確実に捕らえる確率が上がるからです。

 

 

 

 

そして、コントロールショットの最たるものがパッティング。

 

 

 

 

パターでフルショットを打つ人はまずいません。

 

 

 

 

パターを手にした時は誰しもが距離を打ち分けることをやっています。説明するまでもなく、主にグリーン上で使うパターは1本だけ。1本の道具(クラブ)で、任意の距離を打つことになるからです。

 

 

 

 

対して、パター以外のクラブではフルショットが当たり前のアマチュアゴルファーが少なからずいます。ドライバーからアイアン、そしてウエッジに至っても、フルショットありきでプレーしている人が少なくありません。別言すれば、ドライバーやアイアンを手にした時、パターを手にした時のように距離調節(コントロールショット)を多用する人は少ないです。

 

 

 

 

フルショットを多用した方がスイングがシンプルになるという考え方もありますが、
超私的にはパターを手にした時にフルショットをしないことを考えると、パター以外のクラブもコントロールショットを多用した方がゴルフがシンプルになると思います。加えて、力を出し切ったスイング(フルショット)よりも、出力をコントロールするショットを多用した方が、距離をアジャストするスキル(技術)を養えるのではないかと思っています。

 

 

 

手前味噌ですが、短尺スチールドライバーでバントするようになってから(コントロールショット)、飛距離は落ちましたがフェアウェイキープの上がり、なおかつ、アイアン、そしてアプローチでのコントロールショットを精度が上がり、距離感のミスが劇的に減りました。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 

パターを手にした時のように、距離調節を意識してドライバーを打つ。パターを手にした時のように、距離調節を意識してアイアンを打つ。パターでやっていることを他のクラブでも積極的にやった方が、距離感が良いショットを打てる確率が上がり、スコアメイクもしやすくなるのです。

 

 

 

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2022年10月21日超私的な考察  ゴルフ場で「もしドラ」を一度はやってみませんか!?

諦めシリーズ 諦めなかったみたいです・・まだ続くようです!


今から遡ること13年前、2009年に発刊のベストセラー小説と言えば、、、

 

 

 

 

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(岩崎夏海著 ダイヤモンド社)です。

 

 

 

 

高校野球の女子マネージャーがビジネスマネジメントの巨匠「P・f・ドラッカー」から組織論を学び、甲子園出場を目指すというストーリーで、略称は「もしドラ」。この作品は小説だけでなく、マンガやテレビアニメにもなりました。

 

 

 

 

さて、この「もしドラ」

 

 

 

 

超私的には「もしドラ」はスコアメイクの本質を学べるのではないかと思っています。ただし、小説の「もしドラ」ではなく、「もしドラ」のドラはゴルフクラブのドライバーのことです。

 

 

 

そして、ゴルフ版の「もしドラ」とは、もしもゴルファーがドライバーだけでプレーしたらどうなるのか、、、、です。

 

 

 

ドライバーはティショットで打つためのクラブ、とにかく遠くに飛ばすためのクラブと決め込んでいる人が多いですが、そんなことはありません。セカンドショットでもグリーン周りのアプローチでも使ってもいいクラブです。ただし、グリーン上はローカルルールでパター以外使えない所もありますので、グリーン上はパターを使います。

 

 

 

 

決め事としては、ドライバーはティアップして打つのが前提に作られたクラブですので、ティグラウンド以外の場所から打つ時もティアップOK。2打目以降のショットもティアップしたボールを打って行きます。プロゴルファー猿のような感じでプレーするのです。

 

 

 

 

ドライバーを振り回すのが好きな人にとっては、ドライバーをこれでもかって打てるわけです。パー5のセカンドでもドライバーを使えるわけですから2オンの可能性も広がります。その一方で、パー3や距離が長くないパー4のセカンドでは、わざと飛ばさない打ち方、距離をコントロールする技術が求められます。

 

 

 

 

加えて、グリーン周りのアプローチでは手前から転がすことが強いられ、バンカーや池越えの時には、わざとハザードを避けるルートを狙わなくてはなりません。かなりストレスフルなショットを打つ場面が増えてくるでしょう。

 

 

 

 

 

 まずは9ホールだけでもいいので試してみて下さい。

 

 

 

 

 

ゴルフの醍醐味はボールを遠くに飛ばすことですが、スコアメイクに本当に必要なのは、狙った方向、狙った距離にボールを運ぶこと、狙った場所にボールを止めることであることを、嫌というほど味わうことができるはずです。

 

 

 

 

そして、スコアメイクするためにはボールを遠くに飛ばすことよりも、距離を正しくコントロールすること、そして距離の打ち分けであることが分ってきます。そして、ドライバーは飛ばそうとしない時ほど、飛んでしまうクラブであることも分ります。

 

 

 

ゴルフはいろんな楽しみ方がありますが、スコアメイクという観点から考えれば、ボールを遠くに飛ばす人よりも、距離のコントロール(距離感)が上手い人の方がゴルフ巧者になります。そして、ドライバー(ティショット)の飛距離というのはスコアに及ぼす影響は大きくありません。

 

 

 

 

今も昔もゴルフのスコアを最終的に決めるのはグリーン周りのアプローチとパッティングです。だからこそ今も昔もゴルフの本質は、、、

 

 

 

 

「ドライバー・イズ・ショー、パット・イズ・マネー(スコア)」なんです。

 

 

 

 

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2022年10月17日超私的な提案  初心者用ゴルフコースに設置してほしいサークルとは!?

今回はレアなクラブ


土曜日は18ホール、日曜日は9ホール、担ぎセルフで千葉市民ゴルフ場をプレーしてきました。土曜日はスタート時点では小雨でしたが、4ホール目ぐらいから雨が上がり絶好のコンディション。日曜日はスタート直後から汗ばむ陽気の中、サクッと8000歩ほど歩くことができました。

 

 

 

両日ともベントグリーンは素晴らしく、いつでもプロの試合ができるんじゃないかというぐらいの仕上がり。おかげで日曜日は9ホールで4つもバーディーを量産することができました。27ホールでのスコアは36、35、そして33ストローク。尻上がりにスコアが良くなってますが、ひとえにコンディションの良いグリーンのおかげです。

 

 

 

さて、この千葉市民ゴルフ場。初心者にも楽しめるコースであることがアナウンスされています。実際、コースの難易度も高くないように設計されており、1ホールで大叩きの危険性があるのは最終ホールぐらい。OBはコースの外周だけですし、アゴが高いバンカーもありません。癒やし系のレイアウトなのでベストスコアが出やすいです。

 

 

 

 

超私的にはこのような初心者向けのコースがもっと増えてくることが、ゴルフ業界の活性化になると思っています。加えて、初心者向けコースにやっていただきたいことがあります。

 

 

 

 

 それは難易度を低くするだけでなく、ゴルファーの上達につながる楽しさの演出です。

 

 

 

 

具体的、かつお金もかけずにすぐに取り組めるのが2つのサークル(輪)作りです。

 

 

 

ひとつのサークルはグリーン上。ホールカップ(ピン)を中心にして半径1メートルぐらいのサークル(円)を描きます。そして、ボールがこの円内に入ればOKと見なします。コロナ禍ではこのようなサークル(円)を描くゴルフ場がいくつかありましたが、サークル(円)があれば、アプローチやパットが狙いやすくなりますし、プレーの進行も早くなります。

 

 

 

もうひとつのサークルはフェアウェイ上。多くのゴルフ場がセルフプレーになっており、それにともないフェアウェイのIP地点に吹き流しが立っています。この吹き流しを中心にして半径10メートルぐらいサークル(円)を描くのです。

 

 

 

 

IPポイント(吹き流し)にサークル(円)を描き、そこがティショットのベストポジションであるとアナウンスし、そこを狙ってもらうのです。

 

 

 

 

このブログで何度も書いてますが、ティショットはテニスのサーブと同じ。野球の1番バッターと同じです。

 

 

 

 

飛距離を出すことよりも、初心者が確実にフェアウェイキープする感覚を養うには、吹き流しだけでは心許ないです。小さな吹き流しの回りにグルッと円を描き、そこにティショットを入ることを目指してもらう。これをやると、プレーしながらティショットの精度をチェックできますし、フェアウェイキープの感覚を養うこともできます。

 

 

 

 

グリーンやフェアウェイにサークル(円)を描くなんて邪道と言えば邪道かも知れません。しかしながら、初心者にとってのプレーのしやすさ、ゴルフ上達のしやすさを考えるならば、邪道であってもやらないよりはやった方が、ゴルフの本質を学べますし、上達のスピードも上がるのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

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2022年10月03日難易度が高いコースと難易度が低いコース、どちらでプレーした方がスキルアップできるのか!?

すでに3本持っている・・マーク金井のエースクラブ


10月に入っても半ズボンの生活が続いています。日常生活でもそうですし、ゴルフの時もハーフパンツです。毎日2万歩歩く人間にとっては長ズボンよりも半ズボンの方が動きやすいこともあって、中々、長ズボンには戻れません。

 

 

そして戻れないのが薄暮9ホールです。ゴルフは18ホールプレーするのが当たり前な人にとっては9ホールは物足りないと思いますが、9ホールに慣れてしまうと18ホールはプレー時間が冗長に感じてしまいます。スルーで18ホールならまだしも、お昼休憩が入る時は時間がもったいないくてしかたないのです。

 

 

 

そんな18ホールプレーするのが苦手なマーク金井ですが、先週はカレドニアンGC(お昼休憩あり)とザ・ナショナルGC埼玉(スループレー)とで、2日続けて18ホールを回ってきたのです。

 

 

 

 

 

どちらのコースともベントグリーンの仕上がりは素晴らしく、コースのメンテナンスもしっかりしてました。薄暮プレーでお世話になっている赤羽ゴルフ倶楽部と比べると戦略性が高いホールが多く、総じて難易度も高いです。コースレートはどちらも72を超えています(バックティ)。

 

 

 

 

一般的にコースレートが72を上回ると難易度が高いホールが多くなり、コースレートが72を下回ると難易度が低いホールが多くなります。スキー場に例えるならば、コースレートが72以上のコースは上級者ゲレンデ、コースレートが72以下のコースは初中級者向けゲレンデという感じです。

 

 

 

 

 

では、難易度が高いコースと、難易度が低いコーストでは、どちらの方が自分のゴルフのスキルアップに役立つのでしょうか?

 

 

 

 

ゴルファーの中には難易度の高いコースでプレーした方がスキルアップにつながると思っている人が少なからずいますが、100が切れない、90が切れない人に関しては言えば、この考え方は得策ではありません。100が切れない、90が切れない人が難易度が高いコースをプレーするというのは、スキーに例えるならば初中級者が上級者ゲレンデを滑るのと同じ。スキルに見合っていないゲレンデを滑ると、斜度に対してプレッシャーがかかりますし、怖さが先に立って気持良く滑ることができません。

 

 

 

 

ゴルフもしかり。ショットが不安定な初中級者が難易度が高いコースでプレーするとなると、池やOB、バンカーが必要以上に目に入ってプレッシャーが強くかかります。結果、ミスしたくない気持が強くなって、スイング中にしなくてよい余計なことをしがちになるからです。

 

 

 

 

やさしいコース(難易度が低いコース)でプレーしても上手くならないという考え方もありますが、まずは100が切れない人、90が切れない人というのはコースに慣れていません。コースに慣れるためには、まずは難易度が低いコースでコースに慣れてしまうことです。

 

 

 

 

 

カレドニアンでプレーした時は、ホールアウト後、同伴競技者から「どうしてそんな気楽にプレーできるんですか」と聞かれましたが、マーク金井が気楽にプレーできるのは一にも二にもコースに慣れているからです。

 

 

 

 

練習場でいくら数多くのボールを打っても、数多くのナイスショットを打ったとしてもコースで慣れていないと、思うようなショットは打てません。身も蓋もないことを申し上げますが、それがゴルフなんです。コースに慣れるためには、まずはプレッシャーがあまりかからない難易度が低いコース(初中級者ゲレンデ)でいいスコアを出してしまうことです。

 

 

 

難易度が低いコースで楽に100が切れ、楽に90が切れるようになってきたら、難易度が高いコースにチャレンジすることをお勧めしたいです。

 

 

 

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